JP3464139B2 - コネクション設定方法 - Google Patents
コネクション設定方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレーションシ
ステムからの設定指示を契機として、一つ又は複数の交
換機を通過し、加入者端末相互間をエンド−エンドで接
続する固定的なコネクション設定を行うコネクション設
定方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来この種の技術においては、オペレー
ションシステムからコネクションの起点となる交換機に
コネクション設定を指示し、交換機間の信号手順により
後段交換機にコネクション設定信号を送信し、加入者端
末相互間のエンド−エンドのコネクションを設定してい
た。この方法を用いた場合、オペレーションシステムか
らは、コネクション設定指示としてコネクションの両端
の加入者端末を識別するための加入者番号とパス情報が
指定されるだけであり、交換機間のコネクションの通過
点は交換機間の信号手順により決定されるため、オペレ
ーションシステムから通過点の指定を行うことはできな
かった。 【０００３】更に、従来のこの種の技術において、オペ
レーションシステムからコネクションの経路上の全ての
交換機に対してコネクション設定を指示し、各交換機毎
にコネクションの設定を行う方法もあった。この方法を
用いた場合、交換機間の信号手順を用いずに、オペレー
ションシステムから各交換機におけるコネクションの全
通過点を指定するため、前述の方法の問題点を解消する
ことはできるが、しかし、オペレーションシステムが交
換機におけるコネクションの全経路情報を持たなければ
ならず、オペレーションシステムからは必ず全通過点を
指定しなければならないという点で、著しく非効率的で
あるという問題があった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コネ
クションの通過点を指定するためにはオペレーションシ
ステムにおいてコネクションの全経路情報を持たなけれ
ばならないという従来技術の問題点に鑑み、オペレーシ
ョンシステムにおけるコネクション情報の管理量を少な
くし且つオペレーションシステムからコネクションの通
過点の指定を可能にする、交換機におけるコネクション
設定方法を提供することにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明のコネクション設
定方法は、上記の目的を達成するため、複数の交換機、
その交換機に接続されている複数の加入者端末、及び、
各交換機と接続してその監視を行うオペレーションシス
テムを具える交換網で、オペレーションシステムからの
設定指示を契機として、一つ又は複数の交換機を通過
し、加入者端末相互間をエンド−エンドで接続する固定
的なコネクション設定を行うコネクション設定方法にお
いて、オペレーションシステムから、コネクションが通
過する任意の交換機を設定開始位置と設定終了位置とし
て指定し、その開始位置と終了位置との間では交換機間
の信号手順により後段の交換機にコネクション設定信号
を送信し、コネクション設定処理を行うことを特徴とす
る。 【０００６】 【発明の実施の形態】このような本発明のコネクション
設定方法が適用される交換網は図１に示すような形態を
有する。図中、１、２、３、４、５及び６は交換機、11
及び14はそれぞれ交換機１及び４に収容されている加入
者端末、７は交換機の監視を行うオペレーションシステ
ムである。 【０００７】本発明によれば、オペレーションシステム
７からの設定指示を契機として、交換機を通過して加入
者端末11と14との間を接続する固定的なコネクション設
定を行う場合、オペレーションシステム７から、交換機
１に対し、設定開始位置として交換機１と加入者端末11
との間のコネクションの通過点を指定し、設定終了位置
として交換機２と交換機３との間のコネクションの通過
点を指定することにより、加入者端末11から交換機２ま
でのコネクションを設定し、更に、オペレーションシス
テム７から、交換機３に対し、設定開始位置として交換
機２と交換機３との間のコネクションの通過点を指定
し、設定終了位置として交換機４と加入者端末14との間
のコネクションの通過点を指定することにより、交換機
３から加入者端末14までのコネクションを設定し、交換
機２と交換機３とを通過する加入者端末11から加入者端
末14までをエンド−エンドで接続するコネクションを設
定する。 【０００８】オペレーションシステム７からは、加入者
端末とその加入者端末を収容する交換機との間のコネク
ションの通過点、及び、交換機２と交換機３との間のコ
ネクションの通過点を指定するのみで、残りの通過点は
交換機に任せて設定を行うことができる。 【０００９】以下、図２及び図３を用いて本発明に係る
原理を説明する。図２は交換機の機能ブロック図であ
り、図３は交換機の動作フローチャートである。図中、
10は交換機、20は交換機10内部のスイッチ部、30は交換
機10内部の主記憶装置、40は主記憶装置30内のルーチン
グテーブルである。交換機10は、オペレーションシステ
ム又は前段の交換機からコネクション設定信号を受信し
た場合 (ステップ110)、ルーチングテーブル40を検索
し、コネクション設定信号として受信した設定終了位置
情報が自交換機に該当するか否かを判定する (ステップ
120)。 【００１０】コネクション設定信号として受信した設定
終了位置情報が自交換機に該当しない場合は、後段とな
る交換機をルーチングテーブル40から検索し、交換機間
の信号手順により、後段の交換機にコネクション設定信
号として設定終了位置情報を送信し、後段の交換機から
のコネクション設定完了信号の送信を待つ (ステップ13
0)。コネクション設定完了信号を受信した( ステップ14
0)後、スイッチ部20にコネクションの通過点を示すパス
情報を設定する (ステップ150)。一方、コネクション設
定信号として受信した設定終了位置情報が自交換機に該
当する場合は、直ちにスイッチ部20にコネクションの通
過点を示すパス情報を設定する (ステップ150)。 【００１１】次に、前段に交換機が存在するか否かを判
定し (ステップ160)、存在する場合は、前段交換機に向
けてコネクション設定完了信号を送信し (ステップ17
0)、コネクション設定処理を終了する (ステップ190)。
一方前段に交換機が存在しない場合は、オペレーション
システムにコネクション設定完了信号を送信し (ステッ
プ180)、コネクション設定処理を終了する (ステップ19
0)。 【００１２】次に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図４は実施例における交換網の構成図、図５は実施
例におけるルーチングテーブルの設定内容を示す図であ
る。図４及び５を用いて、交換機２と交換機３との間の
コネクション通過点をオペレーションシステム７から指
定し、加入者端末11と加入者端末14との間のエンド−エ
ンドコネクションを設定する動作について説明する。 【００１３】ネットワーク内に交換機１〜４があると
き、各交換機内部に、スイッチ部21〜24、主記憶装置31
〜34、各主記憶装置内部のルーチングテーブル41〜44を
保持する。11及び14は、それぞれ交換機１及び４に収容
されている加入者端末、７は各交換機を監視するオペレ
ーションシステムである。図５は交換機１〜４が持つル
ーチングテーブル41〜44の設定内容の例を示す。 【００１４】本発明に係る交換機に対してコネクション
設定を行うためには、オペレーションシステム７が、加
入者端末11を収容する交換機１に対して、コネクション
の設定開始位置情報として加入者端末11を識別するため
の加入者電話番号とパス情報を、設定終了位置情報とし
て交換機２を識別するための交換機番号及び交換機２と
交換機３との間の通過点を示すパス情報を送信する。 【００１５】設定開始位置情報及び設定終了位置情報を
受信した交換機１は、交換機１で保持するルーチングテ
ーブル41を検索し、設定終了位置情報として受信した交
換機番号を基に、設定終了位置が交換機１内に存在する
かどうかを判定し、存在しない場合は後段となる交換機
を決定する。この例の場合は設定終了位置が交換機１内
には存在しないので、方路として後段の交換機２を検索
し、交換機１と交換機２との間の信号手順により、交換
機１から交換機２に対して設定終了位置情報のメッセー
ジ転送を行う。 【００１６】設定終了位置情報を受信した交換機２にお
いても、同様に交換機２で保持するルーチングテーブル
42を検索し、設定終了位置情報の交換機番号を基に設定
終了位置が交換機２内に存在するかどうかを判定し、存
在しない場合は後段となる交換機を決定する。この例の
場合は設定終了位置が交換機２内には存在するので、受
信した設定終了位置のパス情報及び前段の交換機１と交
換機２との間のコネクションの通過点を示すパス情報を
スイッチ部22に設定する。交換機２内におけるコネクシ
ョンの設定が完了した後、オペレーションシステム７か
ら設定指示を受けた交換機１が交換機２の前段に存在す
るため、交換機１に対してコネクション設定完了信号を
送信する。 【００１７】コネクション設定完了信号を受信した交換
機１は、加入者端末11との間のコネクションの通過点を
示すパス情報及び後段の交換機２との間のコネクション
の通過点を示すパス情報をスイッチ部21に設定する。オ
ペレーションシステム７から設定指示を受けた交換機１
におけるコネクション設定処理が完了し、設定開始位置
と設定終了位置との間の全交換機においてコネクション
設定が完了した後、交換機１からオペレーション７に対
してコネクション設定完了信号を送信し、加入者端末11
から交換機２までのコネクション設定処理を終了する。 【００１８】交換機３から加入者端末14までのコネクシ
ョン設定も、同様にオペレーションシステム７から交換
機３に対して、コネクションの設定開始位置情報として
交換機３を識別するための交換機番号及び交換機２と交
換機３との間のコネクション通過点を示すパス情報を、
設定終了位置情報として加入者端末14を識別するための
加入者番号及びパス情報を送信する。 【００１９】設定開始位置情報及び設定終了位置情報を
受信した交換機３は、交換機３で保持するルーチングテ
ーブル43を検索し、設定終了位置情報として受信した交
換機番号を基に、設定終了位置が交換機３内に存在する
かどうかを判定し、存在しない場合は後段となる交換機
を決定する。この例の場合は設定終了位置が交換機３内
には存在しないので、方路として後段の交換機４を検索
し、交換機３と交換機４との間の信号手順により、交換
機３から交換機４に対して設定終了位置情報のメッセー
ジ転送を行う。 【００２０】設定終了位置情報を受信した交換機４にお
いても、同様に交換機４で保持するルーチングテーブル
44を検索し、設定終了位置情報の加入者番号を基に設定
終了位置が交換機４内に存在するかどうかを判定し、存
在しない場合は後段となる交換機を決定する。この例の
場合は設定終了位置が交換機４内には存在するので、受
信した設定終了位置のパス情報及び前段の交換機３と交
換機４との間のコネクションの通過点を示すパス情報を
スイッチ部24に設定する。交換機４内におけるコネクシ
ョンの設定が完了した後、オペレーションシステム７か
ら設定指示を受けた交換機３が交換機４の前段に存在す
るため、交換機３に対してコネクション設定完了信号を
送信する。 【００２１】コネクション設定完了信号を受信した交換
機３は、前段の交換機２との間のコネクションの通過点
を示すパス情報及び後段の交換機４との間のコネクショ
ンの通過点を示すパス情報をスイッチ部23に設定する。
オペレーションシステム７から設定指示を受けた交換機
３におけるコネクション設定処理が完了し、設定開始位
置と設定終了位置との間の全交換機においてコネクショ
ン設定が完了した後、交換機３からオペレーション７に
対してコネクション設定完了信号を送信し、交換機３か
ら加入者端末14までのコネクション設定処理を終了す
る。 【００２２】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、オペレーションシステムから任意に設定開始点
及び設定終了点を指定することを可能とすることによ
り、通過点の指定ができ、更に、その他の経路は交換機
の決定に任せることにより、オペレーションシステムが
保持しなければならないコネクションの経路情報を最小
限に抑えることができるという優れた効果を奏する。
ステムからの設定指示を契機として、一つ又は複数の交
換機を通過し、加入者端末相互間をエンド−エンドで接
続する固定的なコネクション設定を行うコネクション設
定方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来この種の技術においては、オペレー
ションシステムからコネクションの起点となる交換機に
コネクション設定を指示し、交換機間の信号手順により
後段交換機にコネクション設定信号を送信し、加入者端
末相互間のエンド−エンドのコネクションを設定してい
た。この方法を用いた場合、オペレーションシステムか
らは、コネクション設定指示としてコネクションの両端
の加入者端末を識別するための加入者番号とパス情報が
指定されるだけであり、交換機間のコネクションの通過
点は交換機間の信号手順により決定されるため、オペレ
ーションシステムから通過点の指定を行うことはできな
かった。 【０００３】更に、従来のこの種の技術において、オペ
レーションシステムからコネクションの経路上の全ての
交換機に対してコネクション設定を指示し、各交換機毎
にコネクションの設定を行う方法もあった。この方法を
用いた場合、交換機間の信号手順を用いずに、オペレー
ションシステムから各交換機におけるコネクションの全
通過点を指定するため、前述の方法の問題点を解消する
ことはできるが、しかし、オペレーションシステムが交
換機におけるコネクションの全経路情報を持たなければ
ならず、オペレーションシステムからは必ず全通過点を
指定しなければならないという点で、著しく非効率的で
あるという問題があった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コネ
クションの通過点を指定するためにはオペレーションシ
ステムにおいてコネクションの全経路情報を持たなけれ
ばならないという従来技術の問題点に鑑み、オペレーシ
ョンシステムにおけるコネクション情報の管理量を少な
くし且つオペレーションシステムからコネクションの通
過点の指定を可能にする、交換機におけるコネクション
設定方法を提供することにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明のコネクション設
定方法は、上記の目的を達成するため、複数の交換機、
その交換機に接続されている複数の加入者端末、及び、
各交換機と接続してその監視を行うオペレーションシス
テムを具える交換網で、オペレーションシステムからの
設定指示を契機として、一つ又は複数の交換機を通過
し、加入者端末相互間をエンド−エンドで接続する固定
的なコネクション設定を行うコネクション設定方法にお
いて、オペレーションシステムから、コネクションが通
過する任意の交換機を設定開始位置と設定終了位置とし
て指定し、その開始位置と終了位置との間では交換機間
の信号手順により後段の交換機にコネクション設定信号
を送信し、コネクション設定処理を行うことを特徴とす
る。 【０００６】 【発明の実施の形態】このような本発明のコネクション
設定方法が適用される交換網は図１に示すような形態を
有する。図中、１、２、３、４、５及び６は交換機、11
及び14はそれぞれ交換機１及び４に収容されている加入
者端末、７は交換機の監視を行うオペレーションシステ
ムである。 【０００７】本発明によれば、オペレーションシステム
７からの設定指示を契機として、交換機を通過して加入
者端末11と14との間を接続する固定的なコネクション設
定を行う場合、オペレーションシステム７から、交換機
１に対し、設定開始位置として交換機１と加入者端末11
との間のコネクションの通過点を指定し、設定終了位置
として交換機２と交換機３との間のコネクションの通過
点を指定することにより、加入者端末11から交換機２ま
でのコネクションを設定し、更に、オペレーションシス
テム７から、交換機３に対し、設定開始位置として交換
機２と交換機３との間のコネクションの通過点を指定
し、設定終了位置として交換機４と加入者端末14との間
のコネクションの通過点を指定することにより、交換機
３から加入者端末14までのコネクションを設定し、交換
機２と交換機３とを通過する加入者端末11から加入者端
末14までをエンド−エンドで接続するコネクションを設
定する。 【０００８】オペレーションシステム７からは、加入者
端末とその加入者端末を収容する交換機との間のコネク
ションの通過点、及び、交換機２と交換機３との間のコ
ネクションの通過点を指定するのみで、残りの通過点は
交換機に任せて設定を行うことができる。 【０００９】以下、図２及び図３を用いて本発明に係る
原理を説明する。図２は交換機の機能ブロック図であ
り、図３は交換機の動作フローチャートである。図中、
10は交換機、20は交換機10内部のスイッチ部、30は交換
機10内部の主記憶装置、40は主記憶装置30内のルーチン
グテーブルである。交換機10は、オペレーションシステ
ム又は前段の交換機からコネクション設定信号を受信し
た場合 (ステップ110)、ルーチングテーブル40を検索
し、コネクション設定信号として受信した設定終了位置
情報が自交換機に該当するか否かを判定する (ステップ
120)。 【００１０】コネクション設定信号として受信した設定
終了位置情報が自交換機に該当しない場合は、後段とな
る交換機をルーチングテーブル40から検索し、交換機間
の信号手順により、後段の交換機にコネクション設定信
号として設定終了位置情報を送信し、後段の交換機から
のコネクション設定完了信号の送信を待つ (ステップ13
0)。コネクション設定完了信号を受信した( ステップ14
0)後、スイッチ部20にコネクションの通過点を示すパス
情報を設定する (ステップ150)。一方、コネクション設
定信号として受信した設定終了位置情報が自交換機に該
当する場合は、直ちにスイッチ部20にコネクションの通
過点を示すパス情報を設定する (ステップ150)。 【００１１】次に、前段に交換機が存在するか否かを判
定し (ステップ160)、存在する場合は、前段交換機に向
けてコネクション設定完了信号を送信し (ステップ17
0)、コネクション設定処理を終了する (ステップ190)。
一方前段に交換機が存在しない場合は、オペレーション
システムにコネクション設定完了信号を送信し (ステッ
プ180)、コネクション設定処理を終了する (ステップ19
0)。 【００１２】次に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図４は実施例における交換網の構成図、図５は実施
例におけるルーチングテーブルの設定内容を示す図であ
る。図４及び５を用いて、交換機２と交換機３との間の
コネクション通過点をオペレーションシステム７から指
定し、加入者端末11と加入者端末14との間のエンド−エ
ンドコネクションを設定する動作について説明する。 【００１３】ネットワーク内に交換機１〜４があると
き、各交換機内部に、スイッチ部21〜24、主記憶装置31
〜34、各主記憶装置内部のルーチングテーブル41〜44を
保持する。11及び14は、それぞれ交換機１及び４に収容
されている加入者端末、７は各交換機を監視するオペレ
ーションシステムである。図５は交換機１〜４が持つル
ーチングテーブル41〜44の設定内容の例を示す。 【００１４】本発明に係る交換機に対してコネクション
設定を行うためには、オペレーションシステム７が、加
入者端末11を収容する交換機１に対して、コネクション
の設定開始位置情報として加入者端末11を識別するため
の加入者電話番号とパス情報を、設定終了位置情報とし
て交換機２を識別するための交換機番号及び交換機２と
交換機３との間の通過点を示すパス情報を送信する。 【００１５】設定開始位置情報及び設定終了位置情報を
受信した交換機１は、交換機１で保持するルーチングテ
ーブル41を検索し、設定終了位置情報として受信した交
換機番号を基に、設定終了位置が交換機１内に存在する
かどうかを判定し、存在しない場合は後段となる交換機
を決定する。この例の場合は設定終了位置が交換機１内
には存在しないので、方路として後段の交換機２を検索
し、交換機１と交換機２との間の信号手順により、交換
機１から交換機２に対して設定終了位置情報のメッセー
ジ転送を行う。 【００１６】設定終了位置情報を受信した交換機２にお
いても、同様に交換機２で保持するルーチングテーブル
42を検索し、設定終了位置情報の交換機番号を基に設定
終了位置が交換機２内に存在するかどうかを判定し、存
在しない場合は後段となる交換機を決定する。この例の
場合は設定終了位置が交換機２内には存在するので、受
信した設定終了位置のパス情報及び前段の交換機１と交
換機２との間のコネクションの通過点を示すパス情報を
スイッチ部22に設定する。交換機２内におけるコネクシ
ョンの設定が完了した後、オペレーションシステム７か
ら設定指示を受けた交換機１が交換機２の前段に存在す
るため、交換機１に対してコネクション設定完了信号を
送信する。 【００１７】コネクション設定完了信号を受信した交換
機１は、加入者端末11との間のコネクションの通過点を
示すパス情報及び後段の交換機２との間のコネクション
の通過点を示すパス情報をスイッチ部21に設定する。オ
ペレーションシステム７から設定指示を受けた交換機１
におけるコネクション設定処理が完了し、設定開始位置
と設定終了位置との間の全交換機においてコネクション
設定が完了した後、交換機１からオペレーション７に対
してコネクション設定完了信号を送信し、加入者端末11
から交換機２までのコネクション設定処理を終了する。 【００１８】交換機３から加入者端末14までのコネクシ
ョン設定も、同様にオペレーションシステム７から交換
機３に対して、コネクションの設定開始位置情報として
交換機３を識別するための交換機番号及び交換機２と交
換機３との間のコネクション通過点を示すパス情報を、
設定終了位置情報として加入者端末14を識別するための
加入者番号及びパス情報を送信する。 【００１９】設定開始位置情報及び設定終了位置情報を
受信した交換機３は、交換機３で保持するルーチングテ
ーブル43を検索し、設定終了位置情報として受信した交
換機番号を基に、設定終了位置が交換機３内に存在する
かどうかを判定し、存在しない場合は後段となる交換機
を決定する。この例の場合は設定終了位置が交換機３内
には存在しないので、方路として後段の交換機４を検索
し、交換機３と交換機４との間の信号手順により、交換
機３から交換機４に対して設定終了位置情報のメッセー
ジ転送を行う。 【００２０】設定終了位置情報を受信した交換機４にお
いても、同様に交換機４で保持するルーチングテーブル
44を検索し、設定終了位置情報の加入者番号を基に設定
終了位置が交換機４内に存在するかどうかを判定し、存
在しない場合は後段となる交換機を決定する。この例の
場合は設定終了位置が交換機４内には存在するので、受
信した設定終了位置のパス情報及び前段の交換機３と交
換機４との間のコネクションの通過点を示すパス情報を
スイッチ部24に設定する。交換機４内におけるコネクシ
ョンの設定が完了した後、オペレーションシステム７か
ら設定指示を受けた交換機３が交換機４の前段に存在す
るため、交換機３に対してコネクション設定完了信号を
送信する。 【００２１】コネクション設定完了信号を受信した交換
機３は、前段の交換機２との間のコネクションの通過点
を示すパス情報及び後段の交換機４との間のコネクショ
ンの通過点を示すパス情報をスイッチ部23に設定する。
オペレーションシステム７から設定指示を受けた交換機
３におけるコネクション設定処理が完了し、設定開始位
置と設定終了位置との間の全交換機においてコネクショ
ン設定が完了した後、交換機３からオペレーション７に
対してコネクション設定完了信号を送信し、交換機３か
ら加入者端末14までのコネクション設定処理を終了す
る。 【００２２】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、オペレーションシステムから任意に設定開始点
及び設定終了点を指定することを可能とすることによ
り、通過点の指定ができ、更に、その他の経路は交換機
の決定に任せることにより、オペレーションシステムが
保持しなければならないコネクションの経路情報を最小
限に抑えることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のコネクション設定方法が適用される交
換網を示す図である。 【図２】交換機の機能ブロック図である。 【図３】交換機の動作フローチャートである。 【図４】実施例における交換網の構成図である。 【図５】実施例におけるルーチングテーブルの設定内容
を示す図である。 【符号の説明】 １、２、３、４、５、６ 交換機 ７ オペレーションシステムである。 １０ 交換機 １１、１４ 加入者端末 ２０、２１、２２、２３、２４ スイッチ部 ３０、３１、３２、３３、３４ 主記憶装置 ４０、４１、４２、４３、４４ ルーチングテーブル
換網を示す図である。 【図２】交換機の機能ブロック図である。 【図３】交換機の動作フローチャートである。 【図４】実施例における交換網の構成図である。 【図５】実施例におけるルーチングテーブルの設定内容
を示す図である。 【符号の説明】 １、２、３、４、５、６ 交換機 ７ オペレーションシステムである。 １０ 交換機 １１、１４ 加入者端末 ２０、２１、２２、２３、２４ スイッチ部 ３０、３１、３２、３３、３４ 主記憶装置 ４０、４１、４２、４３、４４ ルーチングテーブル
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(56)参考文献 特開 平10−341236（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−268254（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−262058（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−181701（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−242284（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 12/56
H04M 3/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 複数の交換機、その交換機に接続されて
いる複数の加入者端末、及び、各交換機と接続してその
監視を行うオペレーションシステムを具える交換網で、
オペレーションシステムからの設定指示を契機として、
一つ又は複数の交換機を通過し、加入者端末相互間をエ
ンド−エンドで接続する固定的なコネクション設定を行
うコネクション設定方法において、 オペレーションシステムから、コネクションが通過する
任意の交換機を設定開始位置と設定終了位置として指定
し、その開始位置と終了位置との間では交換機間の信号
手順により後段の交換機にコネクション設定信号を送信
し、コネクション設定処理を行うことを特徴とするコネ
クション設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4916598A JP3464139B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | コネクション設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4916598A JP3464139B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | コネクション設定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11252175A JPH11252175A (ja) | 1999-09-17 |
| JP3464139B2 true JP3464139B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
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-
1998
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|---|---|
| JPH11252175A (ja) | 1999-09-17 |
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