JP2510280B2 - アクセス情報パスの管理方式 - Google Patents

アクセス情報パスの管理方式

Info

Publication number
JP2510280B2
JP2510280B2 JP5678289A JP5678289A JP2510280B2 JP 2510280 B2 JP2510280 B2 JP 2510280B2 JP 5678289 A JP5678289 A JP 5678289A JP 5678289 A JP5678289 A JP 5678289A JP 2510280 B2 JP2510280 B2 JP 2510280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access information
terminal
node
information path
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5678289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02235460A (ja
Inventor
勇一 岩沢
和裕 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
KDDI Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Kokusai Denshin Denwa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5678289A priority Critical patent/JP2510280B2/ja
Publication of JPH02235460A publication Critical patent/JPH02235460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510280B2 publication Critical patent/JP2510280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 回線交換網に複数チャネルの通信が可能なデータ端末
が収容され、回線交換網への回線を収容したノードを含
む複数ノードからなるデータネットワークのアクセス情
報パスの管理方式に関し、 一元管理のアクセス情報パスの管理データを一時的に更
新できないような事態になっても保守者の介在なしに回
線交換網の端末へのアクセスを正常に制御できるアクセ
ス情報パスの管理方式を提供することを目的とし、 データネットワーク内の一つのノードに回線交換網の
前記データ端末別のノード識別情報と回線識別情報から
なるアクセス情報パス管理データ1を備え、回線交換網
への回線を収容したノードに回線別の端末識別情報から
なるアクセス情報パス管理データ2を備え、データネッ
トワークの端末から前記データ端末への発呼要求情報を
受信する発信ノードは、アクセス情報パス管理データ1
を照合し、当該端末が通信中か否かに対応した情報を設
定した発呼要求情報を作成して送出し、回線交換網への
回線を収容したノードは該発呼要求情報を受信すると、
その内容をアクセス情報パス管理データ2と照合し、そ
の結果に基づいて着信端末により使用中の回線に着呼す
るか、空き回線を用いてアクセス情報パスを形成するよ
う構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は回線交換網に複数チャネルの通信が可能なデ
ータ端末が収容され、回線交換網への回線を収容したノ
ードを含む複数ノードからなるデータネットワークのア
クセス情報パスの管理方式に関する。
近年、データ通信ネットワークが多く構築されてその
利用が普及されつつあるが、そのようなネットワークに
端末を収容する方式には、専用線により端末と通信回線
を固定的に接続する方式と、交換回線により端末と通信
回線を任意に接続する方式がある。そして複数のノード
(パケット交換機)で構成されるパケット交換網のよう
なデータネットワークは、端末を専用線でノードに収容
する方式により構築されてきたが、ネットワークを拡大
するためには在来の電話網などの回線交換網の端末をサ
ポートすることが必須となってきている。
その回線交換網の回線に接続された端末とパケット交
換網との間の通信パスはアクセス情報パスと呼ばれる。
従来は一本のアクセス情報パスは同時には1個所(端末
の通信相手が1個所)の通信にしか使用できなかった
が、近年、同時に複数個所(1つの端末から異なる複数
の相手)との通信が可能な端末(一般的には、CCITT勧
告のX25プロトコルの端末)が普及してきたため、一本
のアクセス情報パス上で複数の通信を可能とするような
アクセス情報パスの管理で必要になってきた。
[従来の技術] 第6図は従来例の説明図である。
第6図において、データネットワーク61はパケット交
換機により構成された複数のノード62〜64からなり、各
ノードにはそれぞれパケット交換用の端末(図では端末
60だけ示す)が収容されるとともに、他のノードと接続
するリンクを備えている。そして、データネットワーク
61には電話交換網などの回線交換網66に接続する回線65
が収容されている。回線交換網には複数個所との通信が
可能な(X25端末相当)端末67が複数個収容されている
(図では1個だけ示す)。
また、ノード63はデータベース収容ノードであり、デ
ータネットワーク内に1つ設けられたデータベース630
を備えている。データベース630には回線交換網へのア
クセス情報パスの管理データが格納され、その内容は回
線交換網の端末(複数通信可能な端末)毎のノード識別
情報と回線識別情報である。すなわち、各回線交換網の
端末がデータネットワークのどのノードの、どの回線を
介して接続されているかを表す情報が蓄積され、動作状
態に応じて更新される。
アクセス情報パスの管理は、基本的には回線交換網に
接続された端末との通信を設定する際にアクセス情報パ
スのデータをネットワーク内で一元管理し、その端末へ
の着呼があった場合に、この管理データをもとにルーテ
ィング処理(経路の選択)を行い、該アクセス情報パス
を使用して着呼する。
従来例の動作を説明する。ノード62に収容された端末
60が回線交換網の端末67へ着信することを要求するパケ
ットである発呼要求パケット(CRパケットという:Call
Request)を送出する。CRパケットは、論理チャネル情
報、発呼端末情報,着呼端末情報,ファシリティ等の各
情報で構成され、これを受け取ったノード62は着信端末
情報を識別し、着信先が回線交換網の端末であることが
わかるとデータネットワーク61内のノード63からデータ
ベース630を読み出して、端末60からの要求内容と照合
する。
この結果、現在相手端末67がデータネットワーク61と
通信路が設定されてない場合は、新たにアクセス情報パ
スを設定し(データベースに登録)、回線交換網に対す
る発呼要求情報の中にダイヤル情報を付加して回線交換
網66への回線65を収容するノード64にCRパケットを送出
する。ノード64ではこれを受けると、回線交換網に対し
てダイヤル信号の送出などの処理を行って、回線交換網
における交換動作を経て端末67とのパスを設定する。
前記照合の結果、端末67がノード64に収容された回線
65を介した情報パスが設定され通信中であることが分か
ると、そのアクセス情報パス管理データを用いてルーテ
ィング処理を行い、当該CRパケットをそのアクセス情報
パスに着呼させれば良い。この場合、CRパケットはノー
ド64において既に設定されているアクセス情報パスによ
り送出すると回線交換網66を介して端末67に着呼し、端
末67は以前からの通信と同時に端末60とのパスが形成さ
れる。
なお、アクセス情報パスの設定・解放が行われると、
その都度データベース630内の対応するアクセス情報パ
ス管理データを更新することにより正常な動作を行うこ
とができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来例の方式において、アクセス情報パスの
設定・解放とデータベース内の管理データの更新が、常
に同期がとれていれば問題はないが、同期がとれない場
合がある。たとえば、データベースのノードに接続する
リンクに障害が発生した場合などである。この場合は、
データベース内の管理データが信用できないので問題が
生じてくる。データベースを更新できないタイミングと
して次の2つの場合がある。
アクセス情報パス設定時(管理データの設定ができ
ない) アクセス情報パス解放時(管理データを無効にでき
ない) 上記については、管理データを書込めなかったとい
うことで、アクセス情報パス設定動作を中断すること
で、実際のアクセス情報パスの状態とデータベース内の
アクセス情報パス管理データとを一致させることができ
る。しかし、のように実際アクセス情報パスが解放さ
れたのに、管理データ上は設定状態になっている場合に
ついては、解放されたアクセス情報パスを再設定して管
理データに合わせることが不可能なので、問題となる。
の結果として生じる問題は次のイ),ロ)のとおり
である。
イ)データベース内の該当端末のアクセス情報パス管理
データは有効になっているが、実際にはアクセス情報パ
スは解放されているケース。
ロ)上記ケースに加えてデータベース内に書込まれてい
るアクセス情報パスが、他の端末の通信に使用されてし
まったケース。
本発明は、一元管理のアクセス情報パスの管理データ
を一時的に更新できないような事態になっても保守者の
介在なしに回線交換網の端末へのアクセスを正常に制御
できるアクセス情報パスの管理方式を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理構成図である。
第1図の10はノードに収容された端末、11〜14はデー
タネットワークの各ノード、120は回線交換網の端末別
のノード識別情報と回線識別情報からなるアクセス情報
パス管理データ1,130,140はそれぞれノード13,14に備え
られた回線別の端末識別情報で構成するアクセス情報パ
ス管理データ2、15は回線交換網、16は回線交換網に収
容された複数通信可能な端末を表す。なお、上記の回線
識別情報は、ノードから回線交換網に接続された回線番
号を意味し、アクセス情報パス管理データ1は従来のデ
ータベースに対応する。
本発明は一元管理のアクセス情報パス管理データの他
に回線交換網への回線を収容した各ノードにもアクセス
情報パスの管理データを備えて、アクセス情報パスの決
定時に2つの管理データの整合性チェックを行うことに
より完全なアクセス情報パス管理を実現するものであ
る。
[作用] データネットワークのノード11に収容された端末10か
ら回線交換網に収容された端末16へ着信することを要求
した発呼要求(CR)を発信すると、これを受け取ったノ
ード11(発信ノードという)はデータベースを収容する
ノード12からアクセス情報パス管理データ1を読み取っ
て管理データ1検索手段111により検索を行う。
ここでは着信先端末のノード識別情報と回線識別情報
を検出すると、発呼要求発生手段112によりその内容に
応じて発呼要求情報を作成する。
すなわち、端末16に対しノード13の回線17を介するア
クセス情報パスが使用中であることが検出されると、そ
の回線を使用して着呼させるために読み取ったアクセス
情報パス管理データ1を付加した発呼要求情報を作成
し、管理データにより指示されたノード13(着ノードと
いう)に向けて送信する。
また、端末16へのアクセス情報パスが空き状態であれ
ば、アクセス情報パスが未設定でありネットワーク内の
空回線を選択することを指示する発呼要求情報を発生し
て回線を備えるノードに向けて送信する。
着ノード13では該端末16に対するアクセス情報パス管
理データ1が付加された発呼要求を受け取ると、管理デ
ータ2照合手段131においてその内容と着信ノード13で
管理しているアクセス情報パス管理データ2(130)の
内容を照合し、その結果に応じて着呼手段132により着
呼する。
すなわち、回線が使用中で両者の端末識別情報が一致
していれば、間違いなくそのアクセス情報パスをその端
末が使用していることになるのでその回線を使用して着
呼させる(同じアクセス情報パスを使用して)。
もし、その回線が他の端末で使用していることがアク
セス情報パス管理データ2により分かり、アクセス情報
パス管理データ1と一致してない時は、何らかの原因で
以前使用していたアクセス情報パスの解放時にアクセス
情報パス管理データ1の更新ができなかったことが分か
る。この場合は、端末16へ着信できる他の空回線を選択
してダイヤル動作を行う。また、アクセス情報パス管理
データ2の回線が空きであれば(この場合も、両管理デ
ータは一致しない)、この端末16にはアクセス情報パス
が設定されていないことになるので、この回線を使用し
てダイヤル動作により着呼する。
アクセス情報パス管理データ1が付加されないパケッ
トを受信した場合には、このノード13の空き回線を選択
してダイヤル発信動作により着呼を行う。
上記の基本構成の説明において、発信ノード(着信端
末識別ノード)と一元管理のアクセス情報パス管理デー
タ1を備えるノードおよび着信ノードが別々のノードと
して示されているが、これらは論理的に分類したもの
で、実際の物理ノードとしては、これらの論理ノードが
1つまたは2つに集約されている場合もあり得る。
[実施例] 第2図は本発明が実施されるネットワークシステムの
ハードウェア構成例を示す図、第3図は実施例の構成
図、第4図は着信端末識別ノードの実施例の処理フロー
図、第5図は着信ノードの実施例の処理フロー図であ
る。
第2図において、20はパケット交換網(データネット
ワーク)、21は網内の一つのパケット交換機(ノードを
構成する)、22はパケット用の端末、23aは端末対応の
ライン回路(LCで表示)、23bは回線交換機に接続する
回線用のLC、23cは他のノードに接続するリンク用のL
C、24はパケット交換の処理を行うCPU、25はパケットを
蓄積するメモリ(MEMで表示)、26はパケット交換網と
回線交換網とを結ぶ回線、27は回線交換網内の一つの回
線交換機(例えば電話交換機)、28は回線の切替えが行
われるスイッチ部、29はLC、30は交換処理を行うCPU、3
1は複数通信可能な端末を表す。
本発明は、第2図の構成においてパケット交換機21に
収容された端末22の一つから、回線交換機27の端末31を
着信端末に指定したCRパケット(発呼要求)が送出した
場合、または他のノードからパケット交換機21に着信し
て、回線交換機27の端末または回線交換機を介して他の
回線交換機(図示されない)の端末に着呼する場合に実
施される。
第3図は実施例の構成図を示す。
第3図のA.はネットワーク構成が示され、30はパケッ
ト端末、31はパケット交換網、32は回線交換網、33〜35
は回線交換網に収容された端末T1,T2,T3を表す。
このA.に示すパケット交換網は3つのノードN1,N2
N3からなり、ノードN1には、第3図B.に示すようなアク
セス情報パス管理データ1がメモリ(第2図のMEM)に
格納されている。また、ノードN2,N3には回線交換網へ
の回線が収容されており、それぞれ第3図C.とD.に示す
ようなアクセス情報パス管理データ2がメモリに格納さ
れている。
B.のアクセス情報パス管理データ1は、回線交換網の
端末識別情報T1,T2,T3毎にアクセス情報パスの状態
(使用中/空き)と、使用中の場合のノード識別情報
(N1,N2,N3の何れかを表し、ネットワーク内でユニー
ク)および回線識別情報(各ノード内でユニーク)が組
みになって構成されている。なお、端末識別情報はネッ
トワーク内でユニークである。
次に、第3図のC.およびD.に示すアクセス情報パス管
理データ2は、回線識別情報(L1,L2,L3)毎に回線状
態(使用中/空き)と使用中の場合の端末識別情報とが
組みになって構成されている。
第4図に示す着信端末識別ノード(発信ノード)の実
施例の処理フロー図について説明する。
第3図A.の例において、着信端末識別ノードはノード
N1に該当し、パケット端末30からのCRパケットを受信す
ると、着信端末(着DTE:Data Terminal Equipment)ア
ドレスを分析する(ステップ41)。この分析の結果によ
り着信端末が回線交換網経由の端末か否かを判別する
(ステップ42)。この分析により着信端末が回線交換網
も経由しないパケット交換網内の端末であれば、従来か
ら行われる通常の着呼のための処理が行われる。
この場合CRパケットの端末アドレスが回線交換網の端
末T1を表しているものとすると、次にステップ43に進
み、データベース(ノードN1で保持)より該当端末に関
するアクセス情報パス管理データ1を読み込む。次に読
み込まれたデータにより該当端末が通信中か否かを判断
する(ステップ44)この例では第3図B.に示すように端
末T1についてのアクセス情報パス管理データ1の内容と
して、パス状態は使用中、ノードはN2、回線はL1である
というデータが読込まれる。従って端末T1は通信中(パ
ス使用中)であるから、YESと判別されステップ45に進
み、ここで発信端末から送られてきたCRパケットのファ
シリティに、端末識別情報(T1)とアクセス情報パスと
して使用している回線番号(L1)を設定し、該当ノード
(N1)に向けてCRパケットを転送する。
上記ステップ44において、該当端末が通信中でないこ
とがわかると(アクセス情報パス管理データ1の該当端
末のパス状態が空きの時)、CRパケットのファシリティ
に、アクセス情報パス未設定を設定し、ダイヤルアウト
可能な回線を収容しているノード(第3図Aではノード
N2またはN3)にCRパケットを転送する(ステップ46)。
このように着信端末識別ノードにおいてCRパケットの
転送を行って処理が終了する。
次に第5図に示す着信ノードにおける実施例の処理フ
ロー図について説明する。
第4図の処理フローにより着信端末識別ノードから転
送されたCRパケットは、着信ノードで受信され、まず転
送されたCRパケットはダイヤルアウト回線(回線交換網
と接続する回線)が指定されているか否かを判別する
(ステップ51)。これは第4図のステップ45において回
線番号が設定されたCRパケットが生成されており、ステ
ップ51ではそのCRパケットか否かを判別する。
ここでNOの場合、すなわち回線番号が指定されていな
い時(第4図ステップ46で発生したCRパケットの時)、
着信ノードでは該当端末へ着信できる空回線を選択し
(ステップ52)、データベース収容ノードに対してアク
セス情報パス管理データ1の設定依頼を行う(ステップ
53)。
ついでアクセス情報パスの設定、即ちダイヤルアウト
を行う(ステップ54)。このダイヤル動作によりパケッ
ト交換網から回線交換網へ接続する回線を介して回線交
換網に発信した状態となり着信端末まで接続が行われ、
アクセス情報パスが形成される。次に接続を行ったノー
ドのアクセス情報パス管理データ2を設定する(ステッ
プ55)。ついで、ステップ56によりCRパケットを着信端
末に転送することにより通信可能となる。
上記ステップ51において、YESの場合、すなわちCRパ
ケットで回線が指定されていると、着信ノードのアクセ
ス情報パス管理データ2を照合して、着信端末への指定
回線の状態が使用中か否(空状態)かを判定する(ステ
ップ57)。この場合、指定回線が使用中であれば、アク
セス情報パス管理データ2の端末識別情報とCRパケット
に付加されてきたアクセス情報パス管理データ1の端末
識別情報の一致をチェックする(ステップ58)。
ここで一致を検出すると、該アクセス情報パスはまち
がいなくその着信端末により使用していることが証明さ
れたことになり、その回線を使用して着呼させるため、
CRパケットを端末に転送する(ステップ56)。この場
合、該当着信端末は既に他の相手と通信中であるが、複
数通信が可能な端末であるから、このCRパケットに応じ
て新たな通信が可能となる。
もし、ステップ58で一致していない場合は、以前使用
していたアクセス情報パスが、使用終了した時に解放の
設定ができない事態が発生し、その回線が他の着信端末
のアクセス情報パスとして使用されていたことになる。
したがって、この場合は、着信端末(CRパケットにより
指定された)にはアクセス情報パスが設定されてないの
で、ステップ52に処理が移って、着信端末に対するアク
セス情報パスが空の場合と同じ動作が開始される。
また、ステップ57において、アクセス情報パス管理デ
ータ2の回線状態が空きの場合は、上記と同様の事態が
発生してCRパケットに付加されたアクセス情報パス管理
データ1の内容と一致しないことが分かる(アクセス情
報パス管理データ1により指定回線が使用中の時、第4
図のステップ45のCRパケットが転送される)。この場合
は、アクセス情報パスが設定されているはずが、実際に
は設定されてなく指定回線が空き状態であることが判定
されたので、その指定回線を用いてアクセス情報パスの
設定、すなわちダイヤルアウトを行い(ステップ54)、
以下ステップ55,56の処理が行われる。
[発明の効果] 上記したように本発明によればネットワーク内の一時
的な問題により管理データが正常に更新できなかった場
合にも、ネットワーク保守者の介在なしにシステムの運
転が続行できる。
すなわち、従来はアクセス情報パス解放時に管理デー
タを更新できない事態が発生すると保守者の判断により
管理データを書き替える作業を行わなければならない
し、更新が正常に行われるまで通信できなかったが、本
発明によりそのような問題を解消することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、第2図は本発明が実施さ
れるネットワークシステムのハードウェア構成例を示す
図、第3図は実施例の構成図、第4図は着信端末識別ノ
ードの実施例の処理フロー図、第5図は着信ノードの実
施例の処理フロー図、第6図は従来例の説明図である。 第1図中、 10:端末 11〜14:データネットワークのノード 120:アクセス情報パス管理データ1 130:アクセス情報パス管理データ2 140:アクセス情報パス管理データ2 15:回線交換網 16:複数通信可能な端末

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線交換網に複数チャネルの通信が可能な
    データ端末が収容され、回線交換網への回線を収容した
    ノードを含む複数ノードからなるデータネットワークの
    アクセス情報パスの管理方式において、 データネットワーク内の一つのノード(12)に回線交換
    網の前記データ端末別のノード識別情報と回線識別情報
    からなるアクセス情報パス管理データ1(120)を備
    え、 回線交換網への回線(17)を収容したノード(13)に回
    線別の端末識別情報からなるアクセス情報パス管理デー
    タ2(130)を備え、 データネットワークの端末から前記データ端末への発呼
    要求情報を受信する発信ノード(11)は、アクセス情報
    パス管理データ1を照合し、当該端末が通信中か否かに
    対応した情報を設定した発呼要求情報を作成して送出
    し、 回線交換網への回線を収容したノードは該発呼要求情報
    を受信すると、その内容をアクセス情報パス管理データ
    2と照合し、その結果に基づいて着信端末により使用中
    の回線に着呼するか、空き回線を用いてアクセス情報パ
    スを形成することを特徴とするアクセス情報パスの管理
    方式。
JP5678289A 1989-03-09 1989-03-09 アクセス情報パスの管理方式 Expired - Fee Related JP2510280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5678289A JP2510280B2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 アクセス情報パスの管理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5678289A JP2510280B2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 アクセス情報パスの管理方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02235460A JPH02235460A (ja) 1990-09-18
JP2510280B2 true JP2510280B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=13036998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5678289A Expired - Fee Related JP2510280B2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 アクセス情報パスの管理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2510280B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02235460A (ja) 1990-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5544152A (en) Method for setting up virtual connections in packet switching networks
JP2570963B2 (ja) パケット網における中継経路情報を用いたシグナリング方式
US5987521A (en) Management of path routing in packet communications networks
US5548578A (en) LAN-to-LAN communication method, and LAN-to-LAN connecting unit
CA2220790C (en) Automatic learning of network routing using random routes
EP1246477A2 (en) Gateway system and fault management method
US5311502A (en) Method for maintaining connections given an at least partial outage of connecting paths
US5642352A (en) LAN connecting device and LAN connecting system
US5307344A (en) Method for setting up virtual connections in packet switching networks
JP2510280B2 (ja) アクセス情報パスの管理方式
JPH06177962A (ja) シグナリング網の管理システム
JP3465283B2 (ja) 相手認証方法および装置
JP2001320749A (ja) 構内交換機における緊急呼の接続制御方法および構内交換機
JP2723027B2 (ja) Tcapの試験方法
JP3592231B2 (ja) ホテル用構内交換システム
JP3082218B2 (ja) 通信制御装置
JP2001156856A (ja) ネットワーク間情報通信方法及びそのシステム
KR100926229B1 (ko) 차세대 망에서 망요소의 형상정보 자동 수집방법 및기록매체
JP2898745B2 (ja) コマンド/レスポンス表示ビット制御方式
US6980554B2 (en) Method and apparatus for connecting lines in line concentrator of switching system
JP2878375B2 (ja) 通話リンク制御方式
JPS63267053A (ja) 局デ−タ登録方式
JPH04183038A (ja) 呼設定方法
JP2004357209A (ja) マルチノードシステム
JPH11252149A (ja) 通信システムおよび通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees