JP2001320749A - 構内交換機における緊急呼の接続制御方法および構内交換機 - Google Patents

構内交換機における緊急呼の接続制御方法および構内交換機

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JP2001320749A JP2000140856A JP2000140856A JP2001320749A JP 2001320749 A JP2001320749 A JP 2001320749A JP 2000140856 A JP2000140856 A JP 2000140856A JP 2000140856 A JP2000140856 A JP 2000140856A JP 2001320749 A JP2001320749 A JP 2001320749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構内交換機において、緊急呼に使用し保留さ
れたトランク回路の無効保留を回避することができる接
続制御方法および構内交換機を提供する。 【解決手段】 構内交換機の内線電話機1から緊急呼を
発信した時に、当該緊急通話先からの呼び返しに対応す
るため、該緊急呼に使用したトランク回路6のトランク
番号と対応する内線番号を緊急呼情報メモリ83に書き
込み保留し、前記緊急呼情報メモリ83にトランク番号
を保留中のトランクに着信があった場合、接続制御部8
1は緊急呼番号メモリ82内にある緊急番号と発呼者番
号を参照して緊急呼か一般呼かを判断し接続制御を行
う。また、緊急呼情報メモリ83に内線番号を保留中の
内線電話機1からの他の内線電話機への発信または一般
呼の発信を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構内交換機によ
る緊急通話時の接続制御方法および構内交換機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の構内交換機は、緊急呼発信後に切
断した場合、一定時間トランクを保留し、警察、消防等
の機関からの呼び返し発信に対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
した従来の方法では、警察、消防等の機関で保留状態が
解除されているにも関わらず、構内交換機側でトランク
の保留が継続されている状態があり、トランクの無効保
留となって効率的な接続制御ができていなかった。ま
た、警察、消防等の機関で保留状態である間に、緊急呼
を発信した内線電話機から他の内線電話機へ発信したり
一般呼を発信したりした場合、前記緊急連絡先からの呼
び返しに対処できていなかった。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的はトランクの無効保留を回避す
ることができ、確実に緊急連絡先からの呼び返しに対応
できる構内交換機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、構内交換機における緊急
呼の接続制御方法において、内線電話機から緊急呼の発
信が行われた時、メモリにトランク番号を内線番号と対
応させて書き込み、前記内線電話機の復旧が行われた時
点以後、タイマ計測を行うと共に、前記メモリ内のトラ
ンク番号の接続を規制し、前記タイマ時間が一定時間経
過した時または前記メモリ内のトランク番号のトランク
に一般呼の着信があった時、前記メモリ内のトランク番
号をクリアすることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
構内交換機における緊急呼の接続制御方法において、前
記メモリにトランク番号の書き込みが行われた後におい
て、前記メモリ内のトランク番号のトランクに緊急呼の
着信があった時、前記メモリ内の内線番号の内線電話機
へ呼び出しを行うと共に、前記タイマの時間計測を停止
させることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の構内交換機における緊急呼の接続制御方
法において、前記メモリにトランク番号の書き込みが行
われた後において、メモリ内の内線番号から他の内線電
話機への発信または一般呼の発信があった場合に、接続
規制処理を行うことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかの項に記載の構内交換機における緊急呼の
接続制御方法において、公衆網側の復旧が内線電話機の
復旧より先に行われた場合において、そのトランク番号
が前記メモリに書き込まれていた場合に、前記メモリ内
のトランク番号をクリアすることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、構内交換機におい
て、内線電話機の接続を制御する内線回路と、公衆網と
の接続を制御するトランク回路と、前記内線回路および
前記トランク回路を接続するスイッチ回路と、前記内線
回路、トランク回路、スイッチ回路を制御する制御手段
とを具備する構内交換機において、前記制御手段に、緊
急呼の発信が行われた内線番号とトランク番号が対応さ
せて書き込まれるメモリと、緊急呼の発信が行われた内
線電話機の復旧が行われた時点以後、時間計測を行うタ
イマと、前記メモリ内にトランク番号が保留されている
間において前記トランク番号のトランクの接続を規制
し、前記タイマ時間が経過した時または前記メモリ内の
トランク番号のトランクに一般呼の着信があった時、前
記メモリ内のトランク番号をクリアする手段と、を設け
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態におけ
る構内交換機の構成を示す図である。以下、図面を参照
してこの実施形態を説明する。図1において、符号1、
2は構内交換機に収容される内線電話機であり、3、4
は内線回路、5は主スイッチ、6は公衆網に接続される
トランク回路、7は情報分配装置、8は構内交換機の回
線制御を行う制御装置を示す。
【0011】制御装置8には、接続制御部81と予め緊
急呼番号が蓄積されている緊急呼番号メモリ82と、内
線番号毎に保留トランク番号と保留時間を計測する為の
タイマを備えている緊急呼情報メモリ83とが設けられ
ている。また、構内交換機を構成する主スイッチ5と構
内交換機に収容される内線電話機1,2の接続制御を行
う内線回路3,4と構内交換機に接続される公衆網の接
続制御を行うトランク回路6は情報分配装置7を介して
接続され、各種の情報がこの情報分配装置7を通って授
受される。
【0012】次に図1に示す構内交換機の動作を図2、
図3、図4、図5、図6に示す制御フロー図を用いて説
明する。
【0013】まず、内線電話機1からの外線および内線
発信動作について図2に示すフロー図を用いて説明す
る。構内交換機に収容されている内線電話機1がオフフ
ックしてダイヤルすると内線回路3がこれを検出して情
報分配装置7を介し制御装置8内にある接続制御部81
へ伝えられる(ステップS1)。接続制御部81では、
内線電話機1がダイヤルした番号で外線発信か内線発信
かを判断する(ステップS2)。
【0014】外線発信と判断された場合(ステップS3
の外線発信)、発信した内線電話機1の持つ内線番号で
緊急呼情報メモリ83を検索して緊急呼保留中の内線か
らの発信かどうかを判断する(ステップS4)。
【0015】緊急呼保留中の内線からの発信と判断され
た場合(ステップS5の保留中)、接続制御部81が内
線電話機1の発信した番号と緊急呼番号メモリ82内の
番号とを参照して緊急呼発信か一般呼発信かを判断する
(ステップS6)。緊急呼発信と判断された場合(ステ
ップS7の緊急呼)、発信した内線電話機1が持つ内線
番号で緊急呼情報メモリ83を検索して保留トランクを
選択し(図2のステップS8)、保留タイマを停止する
(ステップS9)。また一般呼発信と判断された場合
(ステップS7の一般呼)、接続制御部81が内線電話
機1の発信を規制する接続規制動作を行う(ステップS
10)。
【0016】緊急呼保留中でない内線からの発信と判断
された場合(ステップS5の保留中でない)、接続制御
部81が内線電話機1の発信した番号と緊急呼番号メモ
リ82内の番号とを参照して緊急呼発信か一般呼発信か
を判断する(ステップS11)。緊急呼発信と判断され
た場合(ステップS12の緊急呼)、空きトランクを選
択し(ステップS13)、発信した内線電話機1の内線
番号に対応させて選択したトランク番号を緊急呼情報メ
モリ83に書き込む(ステップS14)。また一般呼と
判断された場合は(ステップS12の一般呼)、空きト
ランクをトランク回路6の中から選択する(ステップS
15)。次に選択したトランクへ情報分配装置7を介し
て情報を伝えて外線発信動作を行い(ステップS1
6)、主スイッチ5を制御して内線回路3と選択したト
ランクを接続し交換動作を行う(ステップS17)。
【0017】内線発信と判断された場合(ステップS3
の内線発信)、接続制御部81は発信した内線電話機1
の内線番号で緊急呼情報メモリ83を検索して緊急呼保
留中の内線からの発信かどうかを判断する(ステップS
18)。緊急呼保留中の内線からの発信と判断された場
合(ステップS19の保留中)、接続制御部81が内線
電話機1の発信を規制する接続規制動作を行う(ステッ
プS20)。
【0018】緊急呼保留中の内線からの発信でないと判
断された場合(ステップS19の保留中でない)、接続
制御部81は発信した内線電話機1の内線番号で緊急呼
情報メモリ83を検索して、緊急呼保留中の内線からの
発信かどうかを判断する(ステップS21)。緊急呼保
留中の内線への発信と判断された場合(ステップS22
の保留中)、接続制御部81が内線電話機1への接続を
規制する接続規制動作を行う(ステップS23)。緊急
呼保留中でない内線への発信と判断された場合(ステッ
プS22の保留中でない)、被呼内線の内線回路4へ情
報分配装置7を介して情報を伝えて内線電話機2の呼出
動作を行う(ステップS24)。
【0019】次に、公衆網からの着信動作について図3
に示すフロー図を用いて説明する。公衆網から着信があ
るとトランク回路6がこれを検出して情報分配装置7を
介し制御装置8内にある接続制御部81へ伝えられる
(ステップS30)。接続制御部81は、緊急呼情報メ
モリ83に該トランクがあるか検索し、緊急呼保留中の
トランクへの着信かどうかを判断する(ステップS3
1)。緊急呼保留中のトランクへの着信と判断された場
合(ステップS32の保留中)、発信者番号が公衆網か
ら通知されたか判断する(ステップS33)。発信者番
号があると判断された場合(ステップS34のYE
S)、接続制御部81は公衆網から通知された発信者番
号と予め緊急呼番号メモリ82内にある緊急呼番号とを
参照して緊急呼番号か一般呼番号かを判断する(ステッ
プS35)。緊急呼番号と判断された場合(ステップS
36の緊急呼)、接続制御部81は緊急呼情報メモリ8
3の該トランク番号を検索して対応する内線番号を読み
出し(ステップS37)、保留タイマを停止する(ステ
ップS38)。
【0020】また、一般呼番号と判断された場合(ステ
ップS36の一般呼)、緊急呼情報メモリ83の該トラ
ンク番号を検索してそのブロックのデータを削除し(ス
テップS40)、構内交換機の局データに従い着信する
内線番号を決定する(ステップS39)。データを削除
することにより該トランクおよび内線の保留状態が解除
される。
【0021】発信者番号がないと判断された場合(ステ
ップS34のNO)、接続制御部81は緊急呼情報メモ
リ83の該トランク番号を検索して対応する内線番号を
読み出し(ステップS37)、保留タイマを停止する
(ステップS38)。保留しているトランクへの着信を
緊急呼発信した内線電話機へ接続する。
【0022】緊急呼保留中でないトランクへの着信と判
断された場合(ステップS32の保留中でない)、接続
制御部81は構内交換機の局データに従い着信する内線
番号を決定する(ステップS39)。着信させる内線番
号に該当する内線回路3へ情報分配装置7を介して情報
を伝えて内線電話機の呼出動作を行う(ステップS4
1)。
【0023】次に、内線電話機側からの切断動作につい
て図4に示すフロー図を用いて説明する。構内交換機に
収容されている内線電話機1が通話中にオンフックする
と内線回路3がこれを検出して、情報分配装置7を介し
制御装置8内にある接続制御部81へ伝えられる(ステ
ップS50)。接続制御部81は外線通話か内線通話か
を判断する(ステップS51)。外線通話と判断された
場合(S52の外線通話)、接続制御部81は復旧した
内線電話機1の持つ内線番号で緊急呼情報メモリ83を
検索して緊急呼保留中の内線の復旧かどうかを判断する
(ステップS53)。緊急呼保留中の内線からの復旧と
判断された場合(ステップS54のYES)、該内線の
緊急呼情報メモリ83の保留タイマを開始し(ステップ
S55)、通話トランクに該当するトランク回路6へ情
報分配装置7を介して情報を伝えてトランクの復旧動作
を行い(ステップS56)、復旧内線に該当する内線回
路3へ情報分配装置7を介して情報を伝えて内線電話機
1の復旧動作を行う(ステップS57)。緊急呼情報メ
モリ83にトランク番号が書き込まれており保留状態と
なる。また、緊急呼保留中でない内線からの復旧と判断
された場合(ステップS54のNO)、通話トランクに
該当するトランク回路6へ情報分配装置7を介して情報
を伝えてトランクの復旧動作を行い(ステップS5
6)、復旧内線に該当する内線回路3へ情報分配装置7
を介して情報を伝えて内線電話機1の復旧動作を行う
(ステップS57)。
【0024】また、内線通話と判断された場合(S52
の内線通話)、通話内線に該当する内線回路4へ情報分
配装置7を介して情報を伝えて内線電話機2の復旧動作
を行い(ステップS58)、復旧内線に該当する内線回
路3へ情報分配装置7を介して情報を伝えて内線電話機
1の復旧動作を行う(ステップS57)。
【0025】次に、公衆網側からの切断動作について図
5に示すフロー図を用いて説明する。公衆網側から切断
するとトランク回路6がこれを検出して情報分配装置7
を介し制御装置8内にある接続制御部81へ伝える(ス
テップS60)。接続制御部81は、緊急呼情報メモリ
83に該トランクがあるか検索し、緊急呼保留中のトラ
ンクの復旧かどうかを判断する(ステップS62)。緊
急呼保留中のトランクの復旧と判断された場合(ステッ
プS63のYES)、緊急呼情報メモリ83の該トラン
ク番号を検索してそのブロックのデータを削除し(ステ
ップS64)、通話内線に該当する内線回路3へ情報分
配装置7を介して情報を伝えて内線電話機1の復旧動作
を行い(ステップS65)、復旧トランクに該当するト
ランク回路6へ情報分配装置7を介して情報を伝えてト
ランクの復旧動作を行う(ステップS66)。緊急呼保
留中でないトランクの復旧と判断された場合(ステップ
S63のNO)、通話内線に該当する内線回路3へ情報
分配装置7を介して情報を伝えて内線電話機1の復旧動
作を行い(ステップS65)、復旧トランクに該当する
トランク回路6へ情報分配装置7を介して情報を伝えて
トランクの復旧動作を行う(ステップS66)。
【0026】次に保留タイマの動作について図6に示す
フロー図を用いて説明する。接続制御部81が一定間隔
のタイミングで処理を起動し、緊急呼情報メモリ83に
トランク番号が書き込まれているかを内線番号毎に判断
する(ステップS70)。トランク番号が書き込まれて
いる場合(ステップS71のある)、緊急呼情報メモリ
83内の該トランク番号に対応する保留タイマを+1し
(ステップS72)、一定時間経過したかを判断する
(ステップS73)。一定時間経過したと判断された場
合(ステップS74のYES)、緊急呼情報メモリ83
内のトランク番号、保留タイマを削除し(ステップS7
5)、トランクおよび内線の保留状態が解除される。次
に全てのトランク番号の処理が終了したかどうかを判断
し(ステップS76)、全て終了していない場合(ステ
ップS77のNO)、次のトランク番号で緊急呼情報メ
モリ83のタイマの動作を行う。全ての保留中のトラン
ク番号に対してステップS72〜ステップS75までの
処理が終了した場合(ステップS77の終了)、保留タ
イマの動作を終了する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば内線電話機から緊急呼の発信が行われた時、
メモリにトランク番号を内線番号と対応させて書き込
み、前記内線電話機の復旧が行われた時点以後、前記メ
モリ内のトランク番号の接続を規制し、前記トランク番
号のトランクに一般呼の着信があった時、前記メモリ内
のトランク番号をクリアするようにしたので、トランク
の無効保留を回避することができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば前記メモリに
トランク番号の書き込みが行われた後において、メモリ
内の内線番号から他の内線電話機への発信または一般呼
の発信があった場合に、接続規制処理を行うようにした
ので、緊急連絡先からの呼び返しに確実に前記メモリ内
の内線番号の内線電話機を接続することができる。
【0029】請求項4記載の発明によれば公衆網側の復
旧が内線電話機の復旧より先に行われた場合において、
そのトランク番号が前記メモリに書き込まれていた場合
に、前記メモリ内のトランク番号をクリアするようにし
たので、トランクの無効保留を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による構内交換機の構成
図である。
【図2】外線および内線発信動作についてのフローチャ
ートである。
【図3】公衆網からの着信動作についてのフローチャー
トである。
【図4】内線電話機側からの切断動作についてのフロー
チャートである。
【図5】公衆網側からの切断動作についてのフローチャ
ートである。
【図6】保留タイマの動作についてのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1、2 内線電話機 3、4 内線回路 5 主スイッチ 6 トランク回路 7 情報分配装置 8 制御装置 81 接続制御部 82 緊急呼番号メモリ 83 緊急呼情報メモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA00 AA61 AA64 AA65 BB04 CC01 DD01 EE01 GG00 GG01 GG03 HH00 5K049 AA04 AA15 BB04 CC01 CC05 CC06 CC11 EE02 EE11 EE17 FF01 FF11 FF12 FF32 FF39 FF43 FF45 GG14 GG17 GG19 HH07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線電話機から緊急呼の発信が行われた
    時、メモリにトランク番号を内線番号と対応させて書き
    込み、 前記内線電話機の復旧が行われた時点以後、タイマ計測
    を行うと共に、前記メモリ内のトランク番号の接続を規
    制し、 前記タイマ時間が一定時間経過した時または前記メモリ
    内のトランク番号のトランクに一般呼の着信があった
    時、前記メモリ内のトランク番号をクリアすることを特
    徴とする構内交換機における緊急呼の接続制御方法。
  2. 【請求項2】 前記メモリにトランク番号の書き込みが
    行われた後において、前記メモリ内のトランク番号のト
    ランクに緊急呼の着信があった時、前記メモリ内の内線
    番号の内線電話機へ呼び出しを行うと共に、前記タイマ
    の時間計測を停止させることを特徴とする請求項1に記
    載の構内交換機における緊急呼の接続制御方法。
  3. 【請求項3】 前記メモリにトランク番号の書き込みが
    行われた後において、前記メモリ内の内線番号から他の
    内線電話機への発信または一般呼の発信があった場合
    に、接続規制処理を行うことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の構内交換機における緊急呼の接続制
    御方法。
  4. 【請求項4】 公衆網側の復旧が内線電話機の復旧より
    先に行われた場合において、そのトランク番号が前記メ
    モリに書き込まれていた場合に、前記メモリ内のトラン
    ク番号をクリアすることを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかの項に記載の構内交換機における緊急呼の
    接続制御方法。
  5. 【請求項5】 内線電話機の接続を制御する内線回路
    と、公衆網との接続を制御するトランク回路と、前記内
    線回路および前記トランク回路を接続するスイッチ回路
    と、前記内線回路、トランク回路、スイッチ回路を制御
    する制御手段とを具備する構内交換機において、 前記制御手段に、 緊急呼の発信が行われた内線番号とトランク番号が対応
    させて書き込まれるメモリと、 緊急呼の発信が行われた内線電話機の復旧が行われた時
    点以後、時間計測を行うタイマと、 前記メモリ内にトランク番号が保留されている間におい
    て前記トランク番号のトランクの接続を規制し、前記タ
    イマ時間が経過した時または前記メモリ内のトランク番
    号のトランクに一般呼の着信があった時、前記メモリ内
    のトランク番号をクリアする手段と、 を設けたことを特徴とする構内交換機。
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