JP2898745B2 - コマンド/レスポンス表示ビット制御方式 - Google Patents

コマンド/レスポンス表示ビット制御方式

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JP2898745B2
JP2898745B2 JP2327545A JP32754590A JP2898745B2 JP 2898745 B2 JP2898745 B2 JP 2898745B2 JP 2327545 A JP2327545 A JP 2327545A JP 32754590 A JP32754590 A JP 32754590A JP 2898745 B2 JP2898745 B2 JP 2898745B2
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Fujitsu Kansai Communication Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 構内に設置される端末装置をユーザとして収容し、構
外に設置される公衆用サービス総合ディジタル網にユー
ザとして収容される構内サービス総合ディジタル網にお
けるコマンド/レスポンス表示ビット制御方式に関し、 当該構内サービス総合ディジタル網の経済性を損なう
こと無く、公衆用サービス総合ディジタル網および端末
装置との間で転送するフレームのコマンド/レスポンス
表示ビットの論理値を、適正に設定可能とすることを目
的とし、 構内サービス総合ディジタル網が稼働するに先立ち、
構内サービス総合ディジタル網に収容される各通信回線
の接続先が構内サービス総合ディジタル網にユーザとし
て接続される端末装置か、構内サービス総合ディジタル
網に対して網として接続される公衆用サービス総合ディ
ジタル網かの識別情報を保持する識別情報保持手段と、
各通信回線を経由して送受信する、Iシリーズユーザ・
網インタフェースのレイヤ2をプロトコルに準拠するフ
レームの、アドレス部に含まれるコマンド/レスポンス
表示ビットの論理値を、識別情報保持手段により保持中
の識別情報に基づき判定する論理値判定手段とを設ける
様に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、構内に設置される端末装置をユーザとして
収容し、構外に設置される公衆用サービス総合ディジタ
ル網にユーザとして収容される構内サービス総合ディジ
タル網におけるコマンド/レスポンス表示ビット制御方
式に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来ある構内サービス総合ディジタル網の一
例を示す図であり、第5図は第4図におけるデータリン
ク設定過程の一例を示す図であり、第6図はフレーム構
成の一例を示す図であり、第7図はアドレス部の一例を
示す図である。
第4図乃至第7図において、構内サービス総合ディジ
タル網70は、サービス総合ディジタル網としての機能を
具備する構内交換機1と、構内交換機1にパケットの交
換処理機能を付与する為に併設されるパケット交換処理
装置2とから構成されており、内線3を経由して端末装
置4を収容すると共に、局線5を経由して、構外に設置
されている公衆用サービス総合ディジタル網6にも収容
されている。
なお、構内サービス総合ディジタル網70と各端末装置
4との関係は、構内サービス総合ディジタル網70が網、
各端末装置4がユーザの立場にあるが、構内サービス総
合ディジタル網70と公衆用サービス総合ディジタル網6
との関係は、公衆用サービス総合ディジタル網6が網、
構内サービス総合ディジタル網70がユーザの立場にあ
る。
またパケット交換処理装置2は、交換処理部21と、回
線制御部22および23とから構成されており、交換処理部
21は、構内サービス総合ディジタル網70におけるパケッ
ト交換処理を制御し、また回線制御部22および23は、構
内サービス総合ディジタル網70におけるCCITT勧告I8シ
リーズユーザ・網インタフェースレイヤ2プロトコル
(以後LAPDと称する)に基づくフレームの転送を制御す
る。
LAPDに基づき転送されるフレームは、第6図に例示さ
れる如く、フラグ部F、アドレス部A、制御部C、情報
部D、フレームチェックシーケンス部FCSおよびフラグ
部Fから構成されており、またアドレス部Aは、第7図
に例示される如く、サービスアクセスポイント識別子SA
PI、コマンド/レスポンス表示ビットC/R、回線収容位
置LN、および端末終端点識別子TEIを含んでいる。なおE
Aは拡張表示である。
ここでコマンド/レスポンス表示ビットC/Rは、転送
されるフレームがコマンドであるかレスポンスであるか
を識別するものであり、網からユーザに送出されるコマ
ンドフレームにおけるコマンド/レスポンス表示ビット
C/Rは、論理“1"に設定し、また網からユーザに送出さ
れるレスポンスフレームにおけるコマンド/レスポンス
表示ビットC/Rは、論理“0"に設定し、またユーザから
網に送出されるコマンドフレームにおけるコマンド/レ
スポンス表示ビットC/Rは、論理“0"に設定し、またユ
ーザから網に送出されるレスポンスフレームにおけるコ
マンド/レスポンス表示ビットC/Rは、論理“1"に設定
することと定められている。
従って、構内サービス総合ディジタル網70と公衆用サ
ービス総合ディジタル網6と間で転送されるフレーム
と、構内サービス総合ディジタル網70と端末装置4との
間で転送されるフレームとでは、コマンド用フレームお
よびレスポンス用フレームにおけるコマンド/レスポン
ス表示ビットC/Rの論理値がそれぞれ異なる。
かかるコマンド/レスポンス表示ビットC/Rの論理値
を判定する為に、パケット交換処理装置2は二組の回線
制御部22および23を具備し、回線制御部22は、端末装置
4との間でフレームを転送する為に設けられ、回線制御
部23は、公衆用サービス総合ディジタル網6との間でフ
レームを転送する為に設けられている。
回線制御部22内には、端末装置4との間で転送するコ
マンド用フレームおよびレスポンス用フレームの、アド
レス部Aに含まれるコマンド/レスポンス表示ビットC/
Rの論理値を示すコマンド/レスポンス論理値表CRT4
設けられており、また回線制御部23内には、公衆用サー
ビス総合ディジタル網6との間で転送するコマンド用フ
レームおよびレスポンス用フレームの、アドレス部Aに
含まれるコマンド/レスポンス表示ビットC/Rの論理値
を示すコマンド/レスポンス論理値表CRT6が設けられて
いる。
かかる状態で、交換処理部21が内線3のDチャネル上
にデータリンクを設定する為に、回線制御部22に対して
リンク設定要求信号a3を伝達すると、リンク設定要求信
号a3を受信した回線制御部22は、図示されぬ共通信号線
を経由して構内交換機1を制御し乍ら、内線3に対応し
て構内交換機1とパケット交換処理装置2との間に設け
られた中継線8と、データリンク設定対象とする内線3
のDチャネルとを構内交換機1を介して接続し、接続さ
れた中継線8および内線3のDチャネルを経由して端末
装置4に送出するリンク設定起動フレームSABMEを生成
する際に、内蔵するコマンド/レスポンス論理値表CRT4
を参照し、網(N)である構内サービス総合ディジタル
網70から、ユーザ(U)である端末装置4に送出するコ
マンド用フレーム(C)に含まれるコマンド/レスポン
ス表示ビットC/Rが論理“1"であることを認識すと、組
立てたリンク設定起動フレームSABMEのアドレス部Aに
含まれるコマンド/レスポンス表示ビットC/Rを論理を
“1"に設定し、中継線8、構内交換機1および内線3の
Dチャネルを経由して端末装置4に送出する。
端末装置4は、構内サービス総合ディジタル網70から
内線3を経由して転送されるリンク設定起動フレームSA
BME(C/R=論理“1")を受信すると、構内サービス総合
ディジタル網70との間に、内線3のDチャネルを経由し
てデータリンクを設定した後、内線3のDチャネルを経
由して構内サービス総合ディジタル網70に、コマンド/
レスポンス表示ビットC/Rを論理“1"に設定した確認応
答フレームUA(C/R=論理“1")を返送する。
該確認応答フレームUA(C/R=論理“1")は、構内交
換機1および中継線8を経由して回線制御部22に伝達さ
れる。
確認応答フレームUA(C/R=論理“1")を受信した回
線制御部22は、中継線8、構内交換機1および内線3を
経由して、端末装置4との間にデータリンクが設定され
たことを確認する。
次に、交換処理部21が局線5のDチャネル上にデータ
リンクを設定する為に、回線制御部23に対してリンク設
定要求信号aを伝達すると、リンク設定要求信号a5を受
信した回線制御部23は、回線制御部22と同様の過程で、
内蔵するコマンド/レスポンス論理値表CRT6を参照し、
ユーザ(U)である構内サービス総合ディジタル網70か
ら、網(N)である公衆用サービス総合ディジタル網6
に送出するコマンド用フレーム(C)に含まれるコマン
ド/レスポンス表示ビットC/Rが論理“0"であることを
認識すると、リンク設定起動フレームSABMEのアドレス
部Aに含まれるコマンド/レスポンス表示ビットC/Rを
論理“0"に設定し、局線5に対応して構内交換機1とパ
ケット交換処理装置2との間に設けられた中継線9、構
内交換機1および局線5のDチャネルを経由して公衆用
サービス総合ディジタル網6に送出する。
公衆用サービス総合ディジタル網6は、構内サービス
総合ディジタル網70から局線5を経由して転送されるリ
ンク設定起動フレームSABME(C/R=論理“0")を受信す
ると、構内サービス総合ディジタル網70との間に、局線
5のDチャネルを経由してデータリンクを設定した後、
局線5のDチャネルを経由して構内サービス総合ディジ
タル網70に、コマンド/レスポンス表示ビットC/Rを論
理“0"に設定した確認応答フレームUA(C/R=論理
“0")を返送する。
該確認応答フレームUA(C/R=論理“0")は、構内交
換機1および中継線9を経由して回線制御部23に伝達さ
れる。
確認応答フレームUA(C/R=論理“0")を受信した回
線制御部23は、中継線9、構内交換機1および局線5を
経由して、公衆用サービス総合ディジタル網6との間に
データリンクが設定されたことを確認する。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の説明から明らかな如く、従来ある構内サービス
総合ディジタル網においては、ユーザとして収容する端
末装置4との間で転送するフレームに含まれるコマンド
/レスポンス表示ビットC/Rの論理値を適正に設定する
為に専用の回線制御部22と、網として接続する公衆用サ
ービス総合ディジタル網6との間で転送するフレームに
含まれるコマンド/レスポンス表示ビットC/Rの論理値
を適正に設定する為に専用の回線制御部23とを、それぞ
れパケット交換処理装置2内に設け、またパケット交換
処理装置2と構内交換機1とを接続する中継線も、それ
ぞれ端末装置4に対応する中継線8と、公衆用サービス
総合ディジタル網6に対応する中継線9とを独立に設け
ていた為、当該構内サービス総合ディジタル網70の経済
性を損なう問題があった。
本発明は、当該構内サービス総合ディジタル網の経済
性を損なうこと無く、公衆用サービス総合ディジタル網
および端末装置との間で転送するフレームのコマンド/
レスポンス表示ビットの論理値を、適正に設定可能とす
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を示す図である。
第1図において、70は本発明の対象となる構内サービ
ス総合ディジタル網、4は構内サービス総合ディジタル
網70にユーザとして収容される端末装置、6は構内サー
ビス総合ディジタル網70に網として接続される公衆用サ
ービス総合ディジタル網、60は端末装置4または公衆用
サービス総合ディジタル網6を構内サービス総合ディジ
タル網70に接続する通信回線である。
100は、本発明により設けられた識別保持転送手段で
ある。
200は、本発明により設けられた論理値判定手段であ
る。
〔作用〕
識別情報保持手段100は、構内サービス総合ディジタ
ル網70が稼働するに先立ち、構内サービス総合ディジタ
ル網70に収容される各通信回線60の接続先が構内サービ
ス総合ディジタル網70にユーザとして接続される端末装
置4から、構内サービス総合ディジタル網70に対して網
として接続される公衆用サービス総合ディジタル網6か
の識別情報を保持する。
処理値判定手段200は、各通信回線60を経由して送受
信する、Iシリーズユーザ・網インタフェースのレイヤ
2のプロトコルに準拠するフレームの、アドレス部に含
まれるコマンド/レスポンス表示ビットの論理値を、識
別情報保持手段(100)により保持中に識別情報に基づ
き判定する。
従って、構内サービス総合ディジタル網は、ユーザと
して接続される端末装置に対しても、また網として接続
される公衆用サービス総合ディジタル網に対しても、一
組の回線制御部によりフレームを転送可能となり、当該
構内サービス総合ディジタル網の経済性が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第2
図は本発明の一実施例による構内サービス総合ディジタ
ル網を示す図であり、第3図は第2図におけるデータリ
ンク設定過程の一例を示す図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。また転送するフレーム
の構成は第6図に示す通りとし、またフレームのアドレ
ス部は第7図に示す通りとする。
第2図においては、第1図における通信回線60とし
て、内線3が端末装置4との接続用に、局線5が公衆用
サービス総合ディジタル網6との接続用に示され、また
パケット交換処理装置2内には唯一組の回線制御部24が
設けられ、また構内交換機1とパケット交換処理装置2
とは一群の中継線10により接続され、また第1図におけ
る識別情報保持手段100として転送部211が交換処理部21
内に設けられ、また第1図における論理値判定手段200
として判定部241が回線制御部24内に設けられている。
交換処理部21は、構内交換機1に収容される通信回線
60(内線3または局線5)の回線収容位置LNに対応し
て、接続相手がユーザであるか網であるかを示すユーザ
・網識別情報UN(例えばユーザを示す場合には論理“1"
に設定され、網を示す場合には論理“0"に設定される)
を記憶した識別情報表MPTを保有している。
例えば各内線3による接続相手は、構内サービス総合
ディジタル網70に対してユーザである端末装置4である
から、各内線3の回線収容位置LNに対応するユーザ・網
識別情報UNは、何れもユーザを示す論理“1"に設定さ
れ、また局線5による接続相手は、構内サービス総合デ
ィジタル網70に対して網である公衆用サービス総合ディ
ジタル網6であるから、各局線5の回線収容位置LNに対
応するユーザ・網識別情報UNは、何れも網を示す論理
“0"に設定されている。
第2図および第3図において、構内サービス総合ディ
ジタル網70が稼働するに先立ち、交換処理部21は転送部
211を起動し、保有する識別情報表MPTを回線制御部24に
転送する。
回線制御部24は、交換処理部21から転送された識別情
報表MTPを、内部に保持する。
なお回線収容位置LNに対応するユーザ・網識別情報UN
が変更になり、交換処理部21に保有される識別情報表MP
Tが更新される度に、交換処理部21は転送部211を起動
し、識別情報表MPTの更新部分を回線制御部24に転送す
る。
識別情報表MPTの更新部分を受信した回線制御部24
は、保持する識別情報表MPTの該当部分を、転送された
更新部分により更新する。
かかる状態で、交換処理部21が内線3のDチャネル上
にデータリンクを設定する為に、回線制御部24に対して
内線3の回線収容位置LN3を含むリンク設定要求信号a3
(LN3)を伝達すると、リンク設定要求信号a2(LN3)を
受信した回線制御部24は、図示されぬ共通信号線を経由
して構内交換機1を制御し乍ら、構内交換機1とパケッ
ト交換処理装置2との間に設けられた中継線10と、デー
タリンク設定対象とする内線3のDチャネルとを構内交
換機1を介して接続し、接続された中継線10および内線
3のDチャネルを経由して端末装置4に送出するリンク
設定起動フレームSABMEを生成する際に、判定部241を起
動して内蔵する識別情報表MPTを参照し、リンク設定要
求信号a3(LN3)により指定された回線収容位置LN3に対
応するユーザ・網識別情報UNが、ユーザを示す論理“1"
であることを識別すると、更にコマンド/レスポンス論
理値表CRTを参照し、網(N)である構内サービス総合
ディジタル網70から、ユーザ(U)である端末装置4に
送出するコマンド用フレーム(C)に含まれるコマンド
/レスポンス表示ビットC/Rが論理“1"であることを認
識すると、組立てたリンク設定起動フレームSABMEのア
ドレス部Aに含まれるコマンド/レスポンス表示ビット
C/Rを論理“1"に設定し、中継線10、構内交換機1およ
び内線3のDチャネルを経由して端末装置4に送出す
る。
端末装置4は、構内サービス総合ディジタル網70から
内線3を経由して転送されるリンク設定起動フレームSA
BME(C/R=論理“1")を受信すると、構内サービス槽デ
ィジタル網70との間に、内線3のDチャネルを経由して
データリンクを設定した後、内線3のDチャネルを経由
して構内サービス総合ディジタル網70に、コマンド/レ
スポンス表示ビットC/Rを論理“1"に設定した確認応答
フレームUA(C/R=論理“1")を返送する。
該確認応答フレームUA(C/R=論理“1")は、構内交
換機1および中継線10を経由して回線制御部24に伝達さ
れる。
確認応答フレームUA(C/R=論理“1")を受信した回
線制御部24は、中継線10、構内交換機1および内線3を
経由して、端末装置4との間にデータリンクが設定され
たことを確認する。
次に、交換処理部21が局線5のDチャネル上にデータ
リンクを設定する為に、回線制御部24に対して局線5の
回線収容位置LN5を含むリンク設定要求信号a5(LN5)を
伝達すると、リンク設定要求信号a5(LN5)を受信した
回線制御部24は、前述と同様の過程で、判定部241を起
動して内蔵する識別情報表MPTを参照し、リンク設定要
求信号a5(LN5)により指定された回線収容位置LN5に対
応するユーザ・網識別情報UNがユーザを示す論理“0"で
あることを識別すると、更に内蔵するコマンド/レスポ
ンス論理値表CRTを参照し、ユーザ(U)である構内サ
ービス総合ディジタル網70から、網(N)である端末装
置4に送出するコマンド用フレーム(C)に含まれるコ
マンド/レスポンス表示ビットC/Rが論理“0"であるこ
とを認識すると、リンク設定起動フレームSABMEのアド
レス部Aに含まれるコマンド/レスポンス表示ビットC/
Rを論理“0"に設定し、中継線10、構内交換機1および
内線3のDチャネルを経由して公衆用サービス総合ディ
ジタル網6に送出する。
公衆用サービス総合ディジタル網6は、構内サービス
総合ディジタル網70から局線5を経由して転送されるリ
ンク設定起動フレームSABME(C/R=論理“0")を受信す
ると、構内サービス総合ディジタル網70との間に、局線
5のDチャネルを経由してデータリンクを設定した後、
局線5のDチャネルを経由して構内サービス総合ディジ
タル網70に、コマンド/レスポンス表示ビットC/Rを論
理“0"に設定した確認応答フレームUA(C/R=論理
“0")を返送する。
該確認応答フレームUA(C/R=論理“0")は、構内交
換機1および中継線10を経由して回線制御部24に伝達さ
れる。
確認応答フレームUA(C/R=論理“0")を受信した回
線制御部24は、中継線10、構内交換機1および内線3を
経由して、公衆用サービス総合ディジタル網6との間に
データリンクが設定されたことを確認する。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、回
線制御部24は交換処理部21から転送された識別情報表MP
Tを保持し、交換処理部21からデータリンクの設定要求
を受信した場合に、設定対象回線収容位置LNに対応する
ユーザ・網識別情報UNがユーザ(論理“0")および網
(論理“1")の何れかを認識し、コマンド/レスポンス
表示ビットC/Rの論理値を適正に設定する為、回線制御
部24を各通信回線に対して共用可能となり、また構内交
換機1とパケット交換処理装置2とを接続する中継線10
も一群となり当該構内サービス総合ディジタル網70の経
済性を向上可能となる。
なお、第2図および第3図はあく迄本発明の一実施例
に過ぎず、例えば構内サービス総合ディジタル網70と公
衆用サービス総合ディジタル網6または端末装置4との
間で転送されるフレームは、リンク設定起動フレームSA
BMEおよび確認応答フレームUAに限定されることは無
く、情報フレームI等、他に幾多の変形が考慮される
が、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。また構
内サービス総合ディジタル網70に収容される通信回線60
は、内線3および曲線5に限定されることは無く、中継
線および専用線等、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。更に本発明の
対象とする構内サービス総合ディジタル網70の構成は、
図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、前記構内サービス総合ディジ
タル網において、構内サービス総合ディジタル網は、ユ
ーザとして接続される端末装置に対しても、また網とし
て接続される公衆用サービス総合ディジタル網に対して
も、一組の回線制御部によりフレームを転送可能とな
り、当該構内サービス総合ディジタル網の経済性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例による構内サービス総合ディジタル網を示す図、第
3図は第2図におけるデータリンク設定過程の一例を示
す図、第4図は従来ある構内サービス総合ディジタル網
の一例を示す図、第5図は第4図におけるデータリンク
設定過程の一例を示す図、第6図はフレーム構成の一例
を示す図、第7図はアドレス部の一例を示す図である。 図において、1は構内交換機、2はパケット交換処理装
置、3は内線、4は端末装置、5は局線、6は公衆用サ
ービス総合ディジタル網、8、9および10は中継線、21
は交換処理部、22、23および24は回線制御部、60は通信
回線、70は構内サービス総合ディジタル網、100は識別
情報保持手段、200は論理値判定手段、211は転送部、24
1は判定部、を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊寛 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−272992(JP,A) 特開 平3−50990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/58 H04M 3/00 H04M 11/00 - 11/10 H04L 12/66 H04L 29/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構内に設置される各端末装置(4)をユー
    ザとして収容すると共に、構外に設置される公衆用サー
    ビス総合ディジタル網(6)にユーザとして収容される
    構内サービス総合ディジタル網(70)において、 前記構内サービス総合ディジタル網(70)が稼働するに
    先立ち、前記構内サービス総合ディジタル網(70)に収
    容される各通信回線(60)の接続先が前記構内サービス
    総合ディジタル網(70)にユーザとして接続される端末
    装置(4)か、前記構内サービス総合ディジタル網(7
    0)に対して網として接続される公衆用サービス総合デ
    ィジタル網(6)かの識別情報を保持する識別情報保持
    手段(100)と、 前記各通信回線(60)を経由して送受信する、Iシリー
    ズユーザ・網インタフェースのレイヤ2プロトコルに準
    拠するフレームの、アドレス部に含まれるコマンド/レ
    スポンス表示ビットの論理値を、前記識別情報保持手段
    (100)により保持中の識別情報に基づき判定する論理
    値判定手段(200)とを設けることを特徴とするコマン
    ド/レスポンス表示ビット制御方式。
JP2327545A 1990-11-28 1990-11-28 コマンド/レスポンス表示ビット制御方式 Expired - Fee Related JP2898745B2 (ja)

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