JP3463581B2 - 自動化処理システム,自動化処理システムに接続可能な補助情報処理装置、及び自動化処理システムのメンテナンス方法 - Google Patents

自動化処理システム,自動化処理システムに接続可能な補助情報処理装置、及び自動化処理システムのメンテナンス方法

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JP3463581B2
JP3463581B2 JP30665498A JP30665498A JP3463581B2 JP 3463581 B2 JP3463581 B2 JP 3463581B2 JP 30665498 A JP30665498 A JP 30665498A JP 30665498 A JP30665498 A JP 30665498A JP 3463581 B2 JP3463581 B2 JP 3463581B2
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analysis
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晃大 山野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動化処理システ
ムに関し、特に血液や尿などの試料の分析を行う分析装
置,遠心分離装置,分注装置等の間に試料の搬送装置を
備えた自動化処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】生化学自動分析装置や搬送装置を備えた
自動化処理システムでは、各装置を制御するコントロー
ラ,パソコン、またはワークステーション等の中央処理
装置を設け、中央集中制御する方式を用いる。この方式
に関連するものとして、特公昭63−179257号公報に記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の自動化処
理システムでは、以下の点に問題がある。一部の分析装
置の故障時やメンテナンス時にはシステム全体を停止し
なければならないため、故障回復やメンテナンス等に時
間をとられることで、システムの停止期間が延び、臨床
検査等の緊急性の高い分析を連続的に行う場合に問題と
なる。
【0004】本発明の目的は、各分析装置の故障回復ま
たはメンテナンス等をシステムと分離して独立に行うこ
とで、ある時点でのシステム稼働率を最大にする手段を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では入出力機能と、記憶機能と、各分析装置
との通信機能と、各分析装置の内部情報を読み出し・修
正・登録する情報処理機能を持つ非固定式のコントロー
ラ,パソコン,ワークステーション等の補助情報処理装
置を自動化処理システムに導入する。
【0006】自動化処理システムに各分析装置の通信ネ
ットワークの遮断と再接続を行うためのソフトウェアを
備えることにより、分析装置をシステム全体から一時的
に切り離すことが可能であり、また、切り離された分析
装置を再接続することも可能である。これにより、一部
の分析装置の状態に依存しないシステムとして動作する
ことが可能となる。
【0007】また、補助情報処理装置に各分析装置の通
信ネットワークの遮断と再接続を行うためのソフトウェ
アを備えることにより、補助情報処理装置とシステムか
ら切り離された分析装置と、を通信ネットワークによっ
て接続することが可能であり、また、通信ネットワーク
の接続を遮断することも可能である。これにより、シス
テムとは独立に補助情報処理装置からの制御によって、
分析装置に対して故障回復やメンテナンス等を実行する
ことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により詳細
に説明する。
【0009】<構成>図1は、本発明による補助情報処
理装置を内蔵した自動化処理システムの概略構成図であ
る。
【0010】本実施例による補助情報処理装置を内蔵し
た自動化処理システムは、血液等の検体の成分分析を行
う分析ユニット20a〜20n,分析ユニット20a〜
20nの制御を行うコアユニット1,通信ネットワーク1
5,16,補助情報処理ユニット34、により構成され
る。
【0011】図2は通信ネットワークの切り離し及び再
接続のアルゴリズムである。
【0012】アルゴリズム(a)はコアユニットと補助
情報処理ユニットのソフトウェアに組み込まれ、アルゴ
リズム(b)は分析ユニットのソフトウェアに組み込ま
れる。
【0013】以下、図1,図2を参照して本実施例を説
明する。コアユニット1と分析ユニット20a〜20n
は相互に情報提供や状態遷移の実行依頼等の制御命令を
送信することで、通信相手を制御する。コアユニット1
より分析ユニット20a〜20nの中の1つを指定する
個体識別情報と、システムから通信遮断の制御命令とが
図2のアルゴリズム(a)によって送信されると、例え
ば、指定された分析装置が20nであった場合、分析装
置20nは図2のアルゴリズム(b)によってコアユニ
ット1に応答を返した後、通信ネットワーク15を遮断
し、システムから独立する。
【0014】コアユニット1は分析ユニット20nから
の通信遮断応答を受け取り、図2のアルゴリズム(b)
によってシステム構成情報から分析ユニット20nを削
除し、通信遮断処理を行う。この時点で、システムオペ
レータが通信ケーブル端子8nから通信ケーブル12n
を取り外し、補助情報処理ユニット34に接続された通
信ケーブル14を分析ユニット20nの通信ケーブル端
子12nに接続する。
【0015】図2のアルゴリズム(b)により、分析ユ
ニット20nは通信接続待機状態に遷移しており、補助
情報処理ユニット34から分析ユニットの固体識別情報
と、通信接続依頼の制御命令を送信することで、補助情
報処理ユニットと分析ユニット20nとの間に通信ネッ
トワーク16が構成される。
【0016】ここで、複数の通信端子を備えた分析装置
であれば、物理的な通信接続はより簡単になる。すなわ
ち、コアユニット1と分析ユニット20a〜20nとの
通信ネットワークを物理的に構成している通信ケーブル
を取り外すことなく、補助情報処理ユニット34と各分
析ユニット20a〜20nとの間に物理的な通信接続を
構成できる。
【0017】補助情報処理ユニット34は構成された通
信ネットワーク16を通して、分析ユニット20nに制
御命令を与えることが可能であり、これを用いて分析ユ
ニット20nの内部情報の読み込み・修正・登録を行う
ことが可能である。これにより、情報処理ユニット34
から分析ユニット20nの故障回復やメンテナンス操作
等を実行できる。
【0018】補助情報処理ユニット34より分析ユニッ
ト20nとの通信ネットワークの接続遮断の制御命令が
図2のアルゴリズム(a)によって送信されると、図2
のアルゴリズム(b)により分析ユニット20nは接続
遮断応答を返し、通信ネットワーク16を遮断し、補助
情報処理ユニット34から分離独立した後、通信接続待
機状態に遷移する。
【0019】この時点で、分析ユニット20nの通信ケ
ーブル端子8nから通信ケーブル14を取り外し、通信
ネットワーク15に接続された通信ケーブル12nを分
析ユニット20nの通信ケーブル端子8nに接続する。
コアユニット1から通信接続依頼の制御命令が分析ユニ
ット20n宛てに送信されると、コアユニット1と分析
ユニット20nとの間に通信ネットワーク15が再構成
される。
【0020】以上の動作により、分析ユニットをシステ
ムから独立して操作可能となり、故障回復や、メンテナ
ンス操作をシステムと並行して実行できる。同時に、シ
ステム側も、一部の分析装置に依存することなく動作可
能である。また、この例では分析装置の電源を遮断する
ことなく、分析装置をシステムから切り離すことが可能
であり、このため分析装置内の揮発性の情報を取得する
ことも可能である。さらに補助情報処理装置が非固定式
であるため、自動化処理システムが大規模になり、中央
処理装置と各分析装置との物理的に長距離になっても、
当該分析装置の側に補助情報処理装置を移動することに
より、当該分析装置を目視確認しながらのメンテナンス
操作を行うことも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、通電状態での分析装置
とシステム間の通信ネットワークの再接続・遮断操作に
より、システムと一部の分析装置の並行動作が可能であ
るため、システムの連続稼働率の増加が図れる。更に、
補助情報処理装置が携帯性を持つため、分析装置の目視
確認をしながらの故障回復やメンテナンス等を実行でき
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動化処理システムの
概略図。
【図2】本発明の一実施例の通信再接続と遮断アルゴリ
ズムを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…中央処理部、2,30…通信制御部、3…コアユニ
ット、4…通信部、5…分析制御部、6…分析部、7…
分析制御ユニット、8a〜8n,9,10,11…通信
ケーブル端子、12a〜12n,13,14…通信ケー
ブル、15,16…ネットワーク、18,33…入出力
部、20a〜20n…分析ユニット、31…情報処理
部、32…情報処理制御部、34…補助情報処理ユニッ
ト。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の分析ユニットと、 該複数の分析ユニットの制御を行う中央処理装置と、 該複数の分析ユニットと該中央処理装置とを接続する通
    信ネットワークと、を備えた自動化処理システムであっ
    て、 前記複数の分析ユニットのうちの指定した分析ユニット
    を、前記通信ネットワークから遮断及び再接続するため
    のソフトウェアが前記中央処理装置と前記分析ユニット
    に備えられており、 更に、前記中央処理装置の通信ネットワークから遮断さ
    れた分析ユニットに対し、個体識別情報と通信接続依頼
    の制御命令を送信することで分析ユニットとの間に通信
    ネットワークを構成可能な補助情報処理装置を備えたこ
    とを特徴とする自動化処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動化処理システムにおい
    て、 前記補助情報処理システムは前記通信ネットワークを介
    して分析ユニットの内部情報の読み込み・修正・登録を
    行う機能を備えたことを特徴とする自動化処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動化処理システムにおい
    て、 前記補助情報処理システムは携帯性を備えたことを特徴
    とする自動化処理システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の自動化処
    理システムにおいて、 前記分析ユニットは複数の通信端子を備え、前記中央処
    理装置との物理的な通信接続を取り外すことなく、前記
    補助情報処理と物理的な通信接続が可能であることを特
    徴とする自動化処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4いずれかに記載の自動化処理
    システムにおいて、 前記分析ユニットは電源を遮断することなく、分析装置
    を前記通信ネットワークから切り離すことができる機能
    を備えたことを特徴とする自動化処理システム。
  6. 【請求項6】複数の分析ユニットと、 該複数の分析ユニットの制御を行う中央処理装置と、 該複数の分析ユニットと該中央処理装置とを接続する通
    信ネットワークと、を備えた自動化処理システムの、前
    記通信ネットワークに接続可能な補助情報処理装置であ
    って、 前記中央処理装置の通信ネットワークから遮断された分
    析ユニットに対し、個体識別情報と通信接続依頼の制御
    命令を送信することで分析ユニットとの間に通信ネット
    ワークを構成可能な機能を備えたことを特徴とする補助
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】複数の分析ユニットと、 該複数の分析ユニットの制御を行う中央処理装置と、 該複数の分析ユニットと該中央処理装置とを接続する通
    信ネットワークと、を備えた自動化処理システムのメン
    テナンス方法であって、 前記複数の分析ユニットのうちの指定した分析ユニット
    に対し前記中央処理装置から通信遮断の制御命令を送信
    するステップと、 前記指定した分析ユニットの通信端子に補助情報処理装
    置に接続された通信ケーブルを接続するステップと、 該補助情報処理装置から該分析ユニットに対し個体識別
    情報と通信接続依頼の制御命令を送信するステップと、 構成された通信ネットワークを介して該分析ユニットの
    内部情報の読み込み・修正・登録を行うステップと、を
    含むことを特徴とする自動化処理システムのメンテナン
    ス方法。
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