JP3088610U - ソフトウェア制御式ｕｓｂ接続切替器およびそれを具えるデータ転送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データが漏れてネットワークの安全上の問題
が生ずることがなく、かつ人手による繋ぎ替えの手間を
省いて切替を行い得るようにすることにある。 【解決手段】 コントローラ７が、ＵＳＢコネクタ２お
よび３がそれぞれ接続される二台のコンピュータの一方
からシリアルポートコネクタ８を介して、そのコンピュ
ータがソフトウェアの実行により出力するＵＳＢコネク
タ２と３との何れをＵＳＢコネクタ４に接続するかを示
す切替信号を受信すると、その切替信号に基づき、ハー
ドディスクドライブ装置１５が接続されるＵＳＢコネク
タ４の信号線４ａに、上記ＵＳＢコネクタ２と３とのう
ちその切替信号が示すＵＳＢコネクタの信号線を切替接
続するように信号線用スイッチリレー５を作動させると
ともに、上記ＵＳＢコネクタ４の電源線４ｂに、ＵＳＢ
コネクタ２と３とのうちその切替信号が示すＵＳＢコネ
クタの電源線を切替接続するように電源線用スイッチリ
レー６を作動させるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、二台のコンピュータを切り替えて電気装置に対しＵＳＢ（ユニバ ーサル・シリアル・バス）接続する切替器に関し、特には、例えば相互にオライ ン接続できない二つのネットワーク間における自動データ転送等に使用され、二 台のコンピュータを相互に電気的に接続せずにそれらを電気装置に切り替え接続 する切替器に関するものである。またこの考案は、その切替器を具えるデータ転 送装置にも関するものである。

【０００２】

【従来の技術および考案が解決しようとする課題】

近年、各企業等においては、社内のコンピュータ同士を繋いだ社内基幹ネット ワークが構築されているが、社外秘情報を含むデータベースをネットワーク内に 保有する関係上、その殆どはプライベートネットワークとして構築され、他のサ ブシステムのネットワークとのオンライン接続は認めない運用とされている。こ のため、別々のネットワークに属する二台のコンピュータで一台の電気装置を共 用する場合には、人手による繋ぎ替え作業が必須となるという問題があった。

【０００３】 また、多くのサブシステムではその活用の際に、社内基幹ネットワークが保有 するデータベースのデータの参照や更新を必要とする場合があり、そのためには 何らかの方法を用いてデータを転送する必要があるが、上記のようにオンライン 接続は認められないため、コンピュータを一旦ネットワークから電気的に切り離 してオフライン接続でデータ転送したり、ＭＯ等の着脱式記憶媒体を差し替えて データ転送したりする必要があり、これも人手による作業が必須となるという問 題があった。

【０００４】 ところで、二台のコンピュータを切り替えてマウス等の電気装置に対しＵＳＢ 接続するのに使用される電気装置ＵＳＢ接続切替器は従来から知られており、か かる従来の切替器は、コンピュータからＵＳＢコネクタへの信号の到達を検出す るコントローラを具え、該コントローラが、信号の到達したＵＳＢコネクタに接 続されたコンピュータに電気装置を自動的に接続する。

【０００５】 しかしながら上記従来の切替器は、二台のコンピュータからの信号線のみを切 り替えて電気装置に接続し、電源線についてはコントローラの電源確保のため二 台のコンピュータに常時接続する構成とされているため、二台のコンピュータ間 で電源線を介してデータが漏れる可能性があり、それゆえ、別々のネットワーク に属する二台のコンピュータの繋ぎ替えに用いるにはネットワークの安全上の問 題があった。

【０００６】

【課題を解決するための手段およびその作用・効果】

この考案は、かかる課題を有利に解決した切替器およびそれを具えるデータ転 送装置を提供するものであり、この考案のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器 は、二台のコンピュータにそれぞれ接続される第１のＵＳＢコネクタおよび第２ のＵＳＢコネクタと、一台の電気装置に接続される第３のＵＳＢコネクタと、前 記第３のＵＳＢコネクタの信号線に前記第１のＵＳＢコネクタの信号線と前記第 ２のＵＳＢコネクタの信号線との何れか一方を切替接続する信号線用スイッチリ レーと、前記第３のＵＳＢコネクタの電源線に前記第１のＵＳＢコネクタの電源 線と前記第２のＵＳＢコネクタの電源線との何れか一方を切替接続する電源線用 スイッチリレーと、前記信号線用スイッチリレーおよび前記電源線用スイッチリ レーの作動を制御するコントローラと、前記二台のコンピュータの何れか一方ま たは別のコンピュータに接続されて、そのコンピュータがソフトウェアの実行に より出力する前記第１のＵＳＢコネクタと第２のＵＳＢコネクタとの何れを前記 第３のＵＳＢコネクタに接続するかを示す切替信号を前記コントローラに伝える シリアルポートコネクタと、を具え、前記コントローラが、前記シリアルポート コネクタを介して受信した前記切替信号に基づき、前記第３のＵＳＢコネクタの 信号線に前記第１のＵＳＢコネクタと前記第２のＵＳＢコネクタとのうちその切 替信号が示すＵＳＢコネクタの信号線を切替接続するように前記信号線用スイッ チリレーを作動させるとともに、前記第３のＵＳＢコネクタの電源線に前記第１ のＵＳＢコネクタと前記第２のＵＳＢコネクタとのうちその切替信号が示すＵＳ Ｂコネクタの電源線を切替接続するように前記電源線用スイッチリレーを作動さ せることを特徴とするものである。

【０００７】 かかる切替器にあっては、コントローラが、第１のＵＳＢコネクタおよび第２ のＵＳＢコネクタがそれぞれ接続される二台のコンピュータの何れか一方または それとは別のコンピュータからシリアルポートコネクタを介して、そのコンピュ ータがソフトウェアの実行により出力する前記第１のＵＳＢコネクタと第２のＵ ＳＢコネクタとの何れを前記第３のＵＳＢコネクタに接続するかを示す切替信号 を受信すると、その切替信号に基づき、電気装置が接続される第３のＵＳＢコネ クタの信号線に、上記二台のコンピュータがそれぞれ接続される第１のＵＳＢコ ネクタと第２のＵＳＢコネクタとのうちその切替信号が示すＵＳＢコネクタの信 号線を切替接続するように信号線用スイッチリレーを作動させるとともに、上記 電気装置が接続される第３のＵＳＢコネクタの電源線に、上記二台のコンピュー タがそれぞれ接続される第１のＵＳＢコネクタと第２のＵＳＢコネクタとのうち その切替信号が示すＵＳＢコネクタの電源線を切替接続するように電源線用スイ ッチリレーを作動させる。

【０００８】 従ってこの考案の切替器によれば、二台のコンピュータを相互に電気的に接続 せずに、しかもソフトウェア制御で自動的に、それらのコンピュータを電気装置 に切り替え接続することができることから、二台のコンピュータで一台の電気装 置を共用する場合でも、それらのコンピュータ間で電源線を介してデータが漏れ てネットワークの安全上の問題が生ずることがなく、しかも人手による繋ぎ替え の手間を省き得るとともに任意の時点で切替を行うことができる。

【０００９】 なお、この考案の切替器においては、前記シリアルポートコネクタは、ＲＳ２ ３２Ｃシリアルポートのコネクタであっても良く、このようにすれば、ＲＳ２３ ２Ｃシリアルポートは汎用性が高いので、多くの種類のコンピュータに対してこ の切替器を使用することができる。

【００１０】 また、この考案の切替器においては、前記電気装置は、データ保持装置であっ ても良く、このようにすれば、二台のコンピュータの一方からのデータをそのデ ータ保持装置で保持し、ソフトウェア制御での接続切替後に他方のコンピュータ に引き渡すことができるので、別々のネットワークに属する二台のコンピュータ 間で、ネットワークの安全上の問題が生ずることがなく、しかも人手による繋ぎ 替えや記憶媒体の差し替え作業なしにデータ転送することができる。

【００１１】 そしてこの考案のデータ転送装置は、上記ソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替 器と電気装置としてのデータ保持装置とを具えていることから、上記のように二 台のコンピュータの一方からのデータをそのデータ保持装置で保持し、ソフトウ ェア制御での接続切替後に他方のコンピュータに引き渡すことができるので、別 々のネットワークに属する二台のコンピュータ間で、ネットワークの安全上の問 題が生ずることがなく、しかも人手による繋ぎ替えや記憶媒体の差し替え作業な しにデータ転送することができる。

【００１２】 なお、この考案のデータ転送装置においては、前記データ保持装置は、ハード ディスクドライブ装置であっても良く、このようにすれば、大量のデータを比較 的安価に転送することができる。

【００１３】

【考案の実施の形態】

以下に、この考案の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明す る。ここに、図１は、この考案のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器の一実施 例の構成を示すブロック線図、図２は、上記実施例の切替器を具える、この考案 のデータ転送装置の一実施例の構成を示す説明図、そして図３は、その実施例の データ転送装置にデータ転送を行わせる処理を示すフローチャートであり、図中 符号１は上記実施例のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器、１１は上記実施例 のデータ転送装置、１２，１３は別々のネットワークＡ，Ｂがそれぞれ有する通 常のパーソナルコンピュータ、１４はネットワークＡが有する通常のパーソナル コンピュータからなるデータベース、そして１５はデータ保持装置としてのハー ドディスクドライブ装置をそれぞれ示す。

【００１４】 上記実施例のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器１は、図１，図２に示すよ うに、上記二台のパーソナルコンピュータ１２，１３にそれぞれＵＳＢ接続コー ド１２ａ，１３ａおよび図示しないＵＳＢコネクタを介して接続される第１のＵ ＳＢコネクタ（タイプＡ）２および第２のＵＳＢコネクタ（タイプＡ）３と、一 台の電気装置としての上記ハードディスクドライブ装置１５にＵＳＢ接続コード １５ａおよび図示しないＵＳＢコネクタを介して接続される第３のＵＳＢコネク タ（タイプＢ）４と、その第３のＵＳＢコネクタ４の信号線４ａに上記第１のＵ ＳＢコネクタ２の信号線２ａと上記第２のＵＳＢコネクタ３の信号線３ａとの何 れか一方を切替接続する信号線用スイッチリレー（継電器）５と、上記第３のＵ ＳＢコネクタ４の電源線４ｂに上記第１のＵＳＢコネクタ２の電源線２ｂと上記 第２のＵＳＢコネクタ３の電源線３ｂとの何れか一方を切替接続する電源線用ス イッチリレー（継電器）６とを具えている。

【００１５】 さらに上記実施例のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器１は、それら信号線 用スイッチリレー５および電源線用スイッチリレー６の切替作動を制御する、通 常のマイクロコンピュータを持つコントローラ７と、上記二台のパーソナルコン ピュータの一方であるパーソナルコンピュータ１２のＲＳ２３２ＣポートにＲＳ ２３２Ｃコード１２ｂを介して接続されて、そのパーソナルコンピュータ１２が あらかじめ与えられたソフトウェアの実行により出力する第１のＵＳＢコネクタ ２と第２のＵＳＢコネクタ３との何れを第３のＵＳＢコネクタ４に接続するかを 示す切替信号を信号線８ａを介して上記コントローラ７に伝えるＲＳ２３２Ｃシ リアルポートコネクタ８と、上記コントローラ７に給電して上記信号線用スイッ チリレー５および上記電源線用スイッチリレー６を適宜作動させる図示しない電 源回路とを具えている。

【００１６】 ここで、コントローラ７は、シリアルポートコネクタ８から信号線８ａを介し て受信した上記切替信号に基づき、第３のＵＳＢコネクタ４の信号線４ａに第１ のＵＳＢコネクタ２と第２のＵＳＢコネクタ３とのうちその切替信号が示すＵＳ Ｂコネクタの信号線を切替接続するように信号線用スイッチリレー５を作動させ るとともに、第３のＵＳＢコネクタ４の電源線４ｂに第１のＵＳＢコネクタ２と 第２のＵＳＢコネクタ３とのうちその切替信号が示すＵＳＢコネクタの電源線を 切替接続するように電源線用スイッチリレー６を作動させる。

【００１７】 また上記実施例のデータ転送装置１１は、図２に示すように、上記実施例のソ フトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器１と、その第３のＵＳＢコネクタ４に接続さ れた上記ハードディスクドライブ装置１５とを具えており、ここで、ハードディ スクドライブ装置１５は第３のＵＳＢコネクタ４の電源線４ｂから給電されて適 宜作動する。

【００１８】 かかる実施例のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替器１およびデータ転送装置 １１は、図３に示す如き処理によってデータ転送を行う。ここで、ステップＳ１ 〜Ｓ３は上記パーソナルコンピュータ１２が実行し、ステップＳ４は上記パーソ ナルコンピュータ１３が実行する。すなわちここでは、ネットワークＡのパーソ ナルコンピュータ１２が、上記ソフトウェアを実行することにより、例えば一日 の内の所定の時刻（例えば午前０時）に、先ずステップＳ１で、パーソナルコン ピュータ１２とハードディスクドライブ装置１５とを接続させる、第１のＵＳＢ コネクタ２を第３のＵＳＢコネクタ４に接続することを示す切替信号を上記コン トローラ７に送出し、次いでステップＳ２で、例えばデータベース１４から読み 出した転送すべきデータを、接続されたハードディスクドライブ装置１５に送出 し、転送すべきデータのハードディスクドライブ装置１５への書込みが終了した ら、ステップＳ３で、パーソナルコンピュータ１３とハードディスクドライブ装 置１５とを接続させる、第２のＵＳＢコネクタ３を第３のＵＳＢコネクタ４に接 続することを示す切替信号を上記コントローラ７に送出する。

【００１９】 この一方ここでは、ネットワークＢのパーソナルコンピュータ１３が、上記所 定の時刻（例えば午前０時）から上記転送すべきデータのハードディスクドライ ブ装置１５への書込みに充分な所定時間（例えば１０分間）が経過してから、ス テップＳ４で、上記転送すべきデータを、接続されたハードディスクドライブ装 置１５から読み出して内部に記憶する。これにより、パーソナルコンピュータ１ ２からパーソナルコンピュータ１３へのデータ転送が自動的に行われる。また、 両パーソナルコンピュータ１２，１３のデータ転送処理起動時刻をあらかじめ定 めておくことで、パーソナルコンピュータ１３からパーソナルコンピュータ１２ へのデータ転送も同様にして自動的に行うことができる。なお、両パーソナルコ ンピュータ１２，１３のデータ転送処理の起動は、手動操作で行っても良い。

【００２０】 かくして、この実施例の切替器１によれば、二台のパーソナルコンピュータ１ ２，１３を相互に電気的に接続せずに、しかもソフトウェア制御で自動的に、そ れらのコンピュータ１２，１３をハードディスクドライブ装置１５に切り替え接 続することができることから、二台のパーソナルコンピュータ１２，１３で一台 のハードディスクドライブ装置１５を共用する場合でも、それらのパーソナルコ ンピュータ１２，１３間で電源線２ｂ，３ｂを介してデータが漏れてネットワー クＡ，Ｂの安全上の問題が生ずることがなく、しかも人手による繋ぎ替えの手間 を省き得るとともに任意の時点で切替を行うことができる。

【００２１】 また、この実施例の切替器１によれば、シリアルポートコネクタ８は、汎用性 が高いＲＳ２３２Ｃシリアルポートのコネクタであるので、多くの種類のコンピ ュータに対してこの実施例の切替器１を使用することができる。

【００２２】 さらに、この実施例の切替器１においては、接続する電気装置は、データ保持 装置としてのハードディスクドライブ装置１５であることから、二台のパーソナ ルコンピュータ１２，１３の一方からのデータをそのハードディスクドライブ装 置１５で保持し、ソフトウェア制御での接続切替後に他方のパーソナルコンピュ ータに引き渡すことができるので、別々のネットワークＡ，Ｂに属する二台のパ ーソナルコンピュータ１２，１３間で、ネットワークの安全上の問題が生ずるこ とがなく、しかも人手による繋ぎ替えや記憶媒体の差し替え作業なしにデータ転 送することができる。

【００２３】 そしてこの実施例のデータ転送装置１１は、上記実施例のソフトウェア制御式 ＵＳＢ接続切替器１とその第３のＵＳＢコネクタ４に接続されたハードディスク ドライブ装置１５とを具えていることから、上記のように二台のパーソナルコン ピュータ１２，１３の一方からのデータをそのハードディスクドライブ装置１５ で保持し、ソフトウェア制御での接続切替後に他方のパーソナルコンピュータに 引き渡すことができるので、別々のネットワークＡ，Ｂに属する二台のパーソナ ルコンピュータ１２，１３間で、ネットワークの安全上の問題が生ずることがな く、しかも人手による繋ぎ替えや記憶媒体の差し替え作業なしにデータ転送する ことができる。

【００２４】 またこの実施例のデータ転送装置１１においては、データ保持装置は、ハード ディスクドライブ装置１５であるので、大量のデータを比較的安価に転送するこ とができる。

【００２５】 以上、図示例に基づき説明したが、この考案は上述の例に限定されるものでな く、例えば、電気装置は、データ保持装置以外のもの、例えばスキャナやディス プレイ装置等でも良く、またデータ保持装置は、ハードディスクドライブ装置以 外のもの、例えばＤＶＤ−ＲＷドライブ装置や、ＲＡＭ等の固体記憶素子を持つ もの等でも良い。そして切替信号は、上記二台以外の別のコンピュータからコン トローラに与えるようにしても良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切
替器の一実施例の構成を示すブロック線図である。

【図２】 上記実施例の切替器を具える、この考案のデ
ータ転送装置の一実施例の構成を示す説明図である。

【図３】 上記実施例のデータ転送装置にデータ転送を
行わせる処理を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ 切替器 ２ 第１のＵＳＢコネクタ（タイプＡ） ２ａ，３ａ，４ａ 信号線 ２ｂ，３ｂ，４ｂ 電源線 ３ 第２のＵＳＢコネクタ（タイプＡ） ４ 第３のＵＳＢコネクタ（タイプＢ） ５ 信号線用スイッチリレー（継電器） ６ 電源線用スイッチリレー（継電器） ７ コントローラ ８ ＲＳ２３２Ｃシリアルポートコネクタ ８ａ 信号線 １１ データ転送装置 １２，１３ パーソナルコンピュータ １２ａ，１３ａ，１５ａ ＵＳＢ接続コード １２ｂ ＲＳ２３２Ｃコード １４ データベース １５ ハードディスクドライブ装置

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 二台のコンピュータにそれぞれ接続され
   る第１のＵＳＢコネクタおよび第２のＵＳＢコネクタ
   と、 一台の電気装置に接続される第３のＵＳＢコネクタと、 前記第３のＵＳＢコネクタの信号線に前記第１のＵＳＢ
   コネクタの信号線と前記第２のＵＳＢコネクタの信号線
   との何れか一方を切替接続する信号線用スイッチリレー
   と、 前記第３のＵＳＢコネクタの電源線に前記第１のＵＳＢ
   コネクタの電源線と前記第２のＵＳＢコネクタの電源線
   との何れか一方を切替接続する電源線用スイッチリレー
   と、 前記信号線用スイッチリレーおよび前記電源線用スイッ
   チリレーの作動を制御するコントローラと、 前記二台のコンピュータの何れか一方または別のコンピ
   ュータに接続されて、そのコンピュータがソフトウェア
   の実行により出力する前記第１のＵＳＢコネクタと第２
   のＵＳＢコネクタとの何れを前記第３のＵＳＢコネクタ
   に接続するかを示す切替信号を前記コントローラに伝え
   るシリアルポートコネクタと、 を具え、 前記コントローラが、前記シリアルポートコネクタを介
   して受信した前記切替信号に基づき、前記第３のＵＳＢ
   コネクタの信号線に前記第１のＵＳＢコネクタと前記第
   ２のＵＳＢコネクタとのうちその切替信号が示すＵＳＢ
   コネクタの信号線を切替接続するように前記信号線用ス
   イッチリレーを作動させるとともに、前記第３のＵＳＢ
   コネクタの電源線に前記第１のＵＳＢコネクタと前記第
   ２のＵＳＢコネクタとのうちその切替信号が示すＵＳＢ
   コネクタの電源線を切替接続するように前記電源線用ス
   イッチリレーを作動させることを特徴とする、ソフトウ
   ェア制御式ＵＳＢ接続切替器。
2. 【請求項２】 前記シリアルポートコネクタは、ＲＳ２
   ３２Ｃシリアルポートのコネクタであることを特徴とす
   る、請求項１記載のソフトウェア制御式ＵＳＢ接続切替
   器。
3. 【請求項３】 前記電気装置は、データ保持装置である
   ことを特徴とする、請求項１または請求項２記載のソフ
   トウェア制御式ＵＳＢ接続切替器。
4. 【請求項４】 請求項１または請求項２記載のソフトウ
   ェア制御式ＵＳＢ接続切替器と、前記電気装置としての
   データ保持装置とを具えることを特徴とする、データ転
   送装置。
5. 【請求項５】 前記データ保持装置は、ハードディスク
   ドライブ装置であることを特徴とする、請求項４記載の
   データ転送装置。