JP3462717B2 - 化合物半導体の電極構造及びその形成方法 - Google Patents
化合物半導体の電極構造及びその形成方法Info
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Description
オードをはじめとするGaN系化合物半導体デバイスに
おけるn型オーミック性を有する化合物半導体の電極構
造とその形成方法に関する。
=1、0≦x,y,z≦1)で表わされるGaN系化合
物半導体は大きなエネルギーバンドギャップや高い熱安
定性を有し、発光素子や高温デバイスを初めとして様々
な応用展開が可能な材料系として期待されている。中で
も発光ダイオード(Light Emitting D
iode;LED)としては青〜緑の波長域で数cd級
のデバイスが既に開発・実用化され、今後は更に長波長
発光を狙うことによるフルカラー化や、同材料系を用い
たレーザダイオード(Laser Diode;LD)
の実現が、研究開発のターゲットとなりつつある。
るオーミック電極としてAl電極や、Al/Ti電極、
Au/Ni/Al/Ti電極などの開発が進められてき
た。Al電極には十分なオーミック特性が得にくいこと
や電極形成後の熱処理工程により電極が変質することな
どの問題点があったが、特開平7−45867号公報に
示されるようにn型GaNとのコンタクトにTiを用い
Al/Ti電極とすることによりこれらの問題点はある
程度解決された。
Appl.Phys.Lett.,Vol.68,N
o.12,pp.1672〜1674に記載されるよう
に、Au/Ni/Al/Ti電極により10-8Ω/cm
2台後半の極めて低いコンタクト抵抗(Specifi
c Contact Resistance)の値が得
られている。
l/Ti電極では、AlやTiの仕事関数が4.3〜
4.4eVであり、約4.1eVの仕事関数を有するn
型GaN(参考:Appl.Phys.Lett.,V
ol.25,No.1,pp.53〜56)と接触した
ときにその界面にショットキー障壁が形成されるため、
電極の高抵抗化あるいはオーミック性が損なわれること
がある、といった不安定要因が存在している。またAu
/Ni/Al/Ti電極では低いコンタクト抵抗値が得
られてはいるが、電極構造中に4種もの異なる金属が用
いられ、デバイスのコストアップにつながるとともに形
成工程が複雑になるという問題点がある。
解決するため、n型不純物を含むGaN系化合物半導体
に対する電極構造において、該電極構造が前記GaN系
化合物半導体から順に、第1の金属とNの化合物からな
る第1層、前記第1層上に前記第1の金属あるいは前記
第1の金属を含む合金からなる第2層を含む多層構造体
により形成され、前記第1の金属は、Sc、Y、Zr、
La、Hfのうち少なくとも一種類以上の金属であり、
前記GaN系化合物半導体表面のストイキメオトリが保
たれていることを特徴とする化合物半導体の電極構造を
提供する。
場合には、電極金属と半導体層の間に中間層が形成され
ることで、機械的強度の向上や、熱的安定性の改善、電
気的特性の向上・安定化を達成することができる。本発
明ではこの中間層を積極的に導入することにより、これ
らの利点をn型電極にもたらす。
Hfは融点が約1500℃以上と高く、熱的安定性に優
れるとともに、Nと化合物を形成して安定し易いという
性質がある。このため中間層として用いられるこれらの
金属のN化合物層との親和性・密着性が極めて高く、ま
た電極形成後の様々な熱サイクルの過程でも変質しにく
い。また中間層、つまり上記金属のN化合物自体も化学
的・物理的特性に優れており、やはり電極形成後も変質
しにくい。したがってこれらの電極金属及び中間層をn
型GaNに対する電極として用いることで、電極の熱的
安定性、機械的強度の向上を達成することができるので
ある。
関数はTiやAlのそれよりも小さく、さらにはn型G
aNのそれよりも小さい。したがってこれらの金属群と
n型GaNが接触した場合の界面には、電子の通過を妨
げるショットキー障壁は形成されない。
半導体に対する電極構造の形成方法では、n型不純物を
含むGaN系化合物半導体上に、第1の金属とNの化合
物を有する第1層を形成する工程と、前記第1層上に前
記第1の金属あるいは前記第1の金属を含む合金からな
る層を形成する工程を有し、前記第1の金属は、Sc、
Y、Zr、La、Hfのうち一種類以上の金属であるこ
とを特徴とする。
であって、n型不純物を含むGaN系化合物半導体の表
面に、第1の金属を含む金属層を形成する工程と、40
0〜700℃のアニーリングを行うことにより前記第1
の金属と前記GaN系化合物半導体との間に前記第1の
金属の窒化物からなる第1層を形成する工程を有し、前
記第1の金属は、Sc、Y、La、Hfのうち一種類以
上の金属であることを特徴とする。
ると中間層を形成せず、また高すぎると中間層形成にと
もなうGaN表面からのNの吸い出しが過度に進み、G
aN表面付近でストイキオメトリが崩れ電極自体の熱的
安定性及び電気的特性に悪影響を与えるため、アニール
は400〜900℃の範囲で行われなければならない。
構造を示す断面図である。最初に、有機金属気相成長
(MOCVD)法によりサファイアウェハ(図示しな
い)上にエピタキシャル成長された5×1018cm-3の
キャリア濃度を有するn型GaN層101の表面を、ア
セトン及びエタノール中で超音波洗浄し、表面の脱脂を
行う。次に、HClと脱イオン水を体積比1:1で混合
したエッチャントに約3分間浸漬し、表面に吸着した酸
素及び表面に形成された酸化物層を除去する。
で混合したエッチャントに約3分間浸漬し、表面に付着
した炭素を含む不純物を除去する。以上の手順でn型G
aN層101の表面を清浄化した後、ウェハを電子ビー
ム(EB)蒸着装置のメインチャンバ内にセットし、チ
ャンバ内を高真空(1〜2×10-6Torr以下)に排
気する。
程度まで加熱し、EB蒸着法によりZr窒化物層10
2、Zr層103をそれぞれ20nm、100nm成膜
する。ここでウェハの加熱は各金属の付着強度を高める
ために行うもので、特に200℃に限定されるものでは
ない。
コンタクト抵抗をTLM(Transmission
Line Model)法により測定したところ、およ
そ1×10-6Ωcm2という低抵抗値を得ることができ
た。また、この低抵抗値はサンプルによるばらつきが少
なく、安定して同様の特性を示す電極を形成することが
できた。これにはZr窒化物をn型GaN層と直接接触
する電極として用いたことによるGaN表面の酸化物層
の破壊の効果が大きく寄与し、コンタクト抵抗を低減す
るとともに特性のばらつきを抑止しているものと考えら
れる。また、従来の電極構造ではしばしば問題になって
きた電極の付着強度に関しても、本実施例の電極構造で
はGaN−Zr窒化物界面、Zr窒化物−Zr界面の各
付着強度が高いので、電極構造全体としての機械的強度
が十分高く保たれ、剥がれなどが生じることはなかっ
た。
形成方法としてEB蒸着法が用いたが、本発明は特にこ
れに限定されるものではなく、高周波スパッタ法や化学
気相成長法など他の成膜方法が用いられても構わない。
構造において各種の金属を検討した結果、本実施例に上
げたZr以外に、Sc、Y、La、Hfを用いた場合に
も5×10-6Ωcm2以下の低いコンタクト抵抗を実現
できることが分かった。また、本実施例ではZrを単体
で電極金属として用いたが、Zr、Sc、Y、La、H
fのうち少なくとも1つを含む合金、例えばAuとの合
金、Alとの合金を電極金属としても構わない。
例に係る電極構造を示す断面図である。第2の実施例で
は最終的に得られる電極構造は第1の実施例と同じであ
るが、第1の実施例がZr窒化物層102を独立した層
として形成したのに対し、第2の実施例では適切な条件
下でのアニールによりZr窒化物層を形成する。本実施
例は詳細には以下の方法にて形成する。
よりSiC基板上にエピタキシャル成長された5×10
18cm-3のキャリア濃度を有するn型GaN層201の
表面を、アセトン及びエタノール中で超音波洗浄し、表
面の脱脂を行う。
2やBCl3などの塩素系ガスによりn型GaN層201
表面に200Wの電力で約30秒間プラズマ照射し、n
型GaN層201表面に吸着した酸素及び表面に形成さ
れた酸化物層やその他の不純物層を除去する。
清浄化した後、ウェハをRFスパッタリング装置のメイ
ンチャンバ内にセットし、チャンバ内を高真空(1〜2
×10-6Torr以下)に排気する。真空度が所定値に
到達後、ウェハの温度を200℃程度まで加熱し、Ar
プラズマによるスパッタリングでZr層203を150
nm成膜する(図2(a))。ここでウェハの加熱は各
金属の付着強度を高めるために行うもので、特に200
℃に限定されるものではない。
より取り出し、大気圧のN2雰囲気下で、約600℃で
約150秒間アニールする。これによりZr層203と
n型GaN層201の界面でZr窒化物層202が形成
され、結果として図2(b)に示すようなZr層/Zr
窒化物層/n型GaN層からなる構造の電極が完成す
る。
コンタクト抵抗を測定したところ、第1の実施例とほぼ
同等の値(〜1×10-6Ωcm2)を得ることができ
た。また、第1の実施例と同様にサンプルごとの抵抗値
のばらつきが少なく、安定して同様の特性を示す電極を
形成することができた。
を300〜800℃の温度範囲で50℃ごとに検討した
結果、300℃、350℃及び750℃、800℃のア
ニール温度ではコンタクト抵抗が10-5Ωcm2台以上
にまで悪化した。これは350℃以下の温度でのアニー
リングではZr層/n型GaN層界面での反応が十分に
進まないためであり、また750℃以上の温度でアニー
ルを行うと界面での反応が過度に進み、n型GaN表面
付近でストイキオメトリが崩れ高抵抗化するためである
ことが分かった。
くZr窒化物層202を形成するためには3分以上の時
間が必要であり、かつ界面反応が進みすぎてストイキオ
メトリを崩し高抵抗化しないようにするにはアニール時
間を30分以下とするべきであることが分かった。
した後アニーリングし、中間層としてZr窒化物を形成
して1×10-6Ωcm2程度の低いコンタクト抵抗値を
得るための最適なアニーリング条件は、アニール温度が
400〜700℃で、アニール時間は3〜30分である
ことが明らかになった。
構造において各種の金属を検討した結果、本実施例に上
げたZr以外に、Sc、Y、La、Hfが、材料ごとに
上下はあるが概ね400〜900℃の範囲で5×10-6
Ωcm2以下の低いコンタクト抵抗を実現できることが
分かった。
に係る電極構造を示す断面図である。最初に、MOCV
D法によりサファイア基板上にエピタキシャル成長され
た5×1018cm-3のキャリア濃度を有するn型GaN
層301の表面を、アセトン及びエタノール中で超音波
洗浄し、表面の脱脂を行う。
で混合したエッチャントに約3分間浸漬し、表面に吸着
した酸素及び表面に形成された酸化物層を除去する。続
いて、HFと脱イオン水を体積比1:1で混合したエッ
チャントに約3分間浸漬し、表面に付着した炭素を含む
不純物を除去する。
清浄化した後、該ウェハを電子ビーム(EB)蒸着装置
のメインチャンバ内にセットし、チャンバ内を高真空
(1〜2×10-6Torr以下)に排気する。真空度到
達後、ウェハの温度を200℃程度まで加熱し、EB蒸
着法によりHf層303、ボンディング用Au電極30
4をそれぞれ150nm、200nm成膜する(図3
(a))。ここでウェハの加熱は各金属の付着強度を高
めるために行うもので、特に200℃に限定されるもの
ではない。
より取り出し、大気圧のN2雰囲気下で、約600℃で
約150秒間アニールする。これによりHf層303と
n型GaN層301の界面でHf窒化物層302が形成
され、結果として図3(b)のようなAu電極/Hf層
/Hf窒化物層/n型GaN層なる構造の電極が完成す
る。
コンタクト抵抗を測定したところ、第1及び第2の実施
例とほぼ同等の値(〜1×10-6Ωcm2)を得ること
ができた。また、第1及び第2の実施例と同様に、サン
プルごとの抵抗値のばらつきが少なく、安定して同様の
特性を示す電極を形成することができた。これは、Hf
窒化物層302の形成によるn型GaN層303表面の
酸化物層破壊の効果が現れたものと考えられる。
300〜800℃の温度範囲で50℃ごとに検討した結
果、300℃〜400℃及び800℃のアニール温度で
はコンタクト抵抗が10-5Ωcm2台以上にまで悪化し
た。これは400℃以下の温度でのアニーリングではH
f層/n型GaN層界面での反応が十分に進まないため
であり、また800℃以上の温度でアニールを行うと界
面での反応が過度に進み、n型GaN表面付近でストイ
キオメトリが崩れると同時に、Au層304が拡散して
GaN層301にまで達してしまい、界面に高いエネル
ギー障壁が形成されて高抵抗化するためであることが分
かった。
Hf窒化物層302を形成するためには3分以上の時間
が必要であり、かつ界面反応が進みすぎてストオイキオ
メトリを崩し高抵抗化しないようにするにはアニール時
間を30分以下とするべきであることが分かった。
成膜したあとアニーリングし、中間層としてHf窒化物
を形成して1×10-6Ωcm2程度の低いコンタクト抵
抗値を得るための最適なアニーリング条件は、アニール
温度が450〜750℃で、アニール時間は3〜30分
であることが明らかになった。
構造において各種の金属を検討した結果、本実施例に上
げたHf以外に、Sc、Y、La、Zrを用いた場合に
も材料ごとに上下はあるが、概ね400℃〜900℃の
範囲で5×10-6Ωcm2以下の低いコンタクト抵抗を
実現できることが分かった。
n−GaN表面の清浄化にウェット系の処理を行った
が、第2の実施例と同様にドライ系の表面処理方法を用
いても構わない。また、電極金属の形成方法としてEB
蒸着法が用いられたが、本発明は特にこれに限定される
ものではなく、RFスパッタ法やその他の成膜方法が用
いられても構わない。また、本実施例ではボンディング
電極用の金属としてAuを用いたが、Alなど他の金属
が用いられても構わない。
合物半導体層としたが、AlGaN層、InGaN層、
AlN層、InN層を用いても同様の効果があった。
導体に対し、単純な積層構造と製作方法を用いて、十分
に低抵抗なオーミック電極を安定して形成することがで
き、このことにより例えばLEDやLDなどの発光デバ
イスの動作電圧を低減することができる。
面模式図である。
極構造を示す工程断面模式図である。
極構造を示す工程断面模式図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
に対する電極構造において、該電極構造が前記GaN系
化合物半導体から順に、 第1の金属とNの化合物からなる第1層、 前記第1層上に前記第1の金属あるいは前記第1の金属
を含む合金からなる第2層を含む多層構造体により形成
され、 前記第1の金属は、Sc、Y、Zr、La、Hfのうち
一種類以上の金属であり、前記GaN系化合物半導体表
面のストイキメオトリが保たれていることを特徴とする
化合物半導体の電極構造。 - 【請求項2】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
に対する電極構造において、該電極構造が前記GaN系
化合物半導体から順に、 第1の金属とNの化合物からなる第1層、 前記第1層上に前記第1の金属あるいは前記第1の金属
を含む合金からなる第2層、 前記第2層上にAu層あるいはAl層を有する多層構造
体により形成され、 前記第1の金属は、Sc、Y、Zr、La、Hfのうち
一種類以上の金属である ことを特徴とする化合物半導体
の電極構造。 - 【請求項3】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
に対する電極構造において、該電極構造が前記GaN系
化合物半導体から順に、 第1の金属とNの化合物からなる第1層、 前記第1層上に前記第1の金属あるいは前記第1の金属
を含む合金からなる第2層を含む多層構造体により形成
され、 前記第1の金属は、Sc、Y、Zr、La、Hfのうち
一種類以上の金属であり、 前記第1の金属を含む合金
は、AuあるいはAlとの合金であることを特徴とする
化合物半導体の電極構造。 - 【請求項4】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
上に、第1の金属とNの化合物を有する第1層を形成す
る工程と、 前記第1層上に前記第1の金属あるいは前記第1の金属
を含む合金からなる層を形成する工程を有し、 前記第1の金属は、Sc、Y、Zr、La、Hfのうち
一種類以上の金属であることを特徴とする化合物半導体
の電極構造の形成方法。 - 【請求項5】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
の表面に第1の金属からなる層を形成する工程と、400〜700℃ の温度範囲で前記GaN計化合物半導
体表面のストイキメオトリが崩れないようにアニーリン
グを行う工程を有し、 前記第1の金属は、Sc、Y、La、Hfのうち一種類
以上の金属であることを特徴とする化合物半導体の電極
構造の形成方法。 - 【請求項6】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
の表面に第1の金属を含む電極金属を形成する工程と、400〜700℃ の温度範囲でアニーリングを行う工程
を有し、 前記第1の金属は、Sc、Y、La、Hfのうち一種類
以上の金属であることを特徴とする化合物半導体の電極
構造の形成方法。 - 【請求項7】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
に対する電極構造の形成方法であって、 前記GaN系化合物半導体の表面に第1の金属を成膜す
る工程と、400〜700℃ のアニーリングを行うことにより前記
第1の金属と前記GaN系化合物半導体との間に前記第
1の金属の窒化物からなる第1層を形成する工程を有
し、 前記第1の金属がSc、Y、La、Hfのうち一種類以
上の金属であることを特徴とする化合物半導体の電極構
造の形成方法。 - 【請求項8】 n型不純物を含むGaN系化合物半導体
に対する電極構造の形成方法であって、 前記GaN系化合物半導体の表面に第1の金属を成膜す
る工程と、その後、 前記第1の金属上にAuあるいはAlを成膜す
る工程と、さらにその後、 400〜900℃のアニーリングを行う
ことにより前記第1の金属と前記GaN系化合物半導体
との間に前記第1の金属の窒化物からなる第1層を形成
する工程を有し、 前記第1の金属がSc、Y、La、Hfのうち一種類以
上の金属であることを特徴とする化合物半導体の電極構
造の形成方法。
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JP17082197A JP3462717B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 化合物半導体の電極構造及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP17082197A JP3462717B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 化合物半導体の電極構造及びその形成方法 |
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JPH1117226A JPH1117226A (ja) | 1999-01-22 |
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JP17082197A Expired - Fee Related JP3462717B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 化合物半導体の電極構造及びその形成方法 |
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