JP3457511B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係り、
特にGaN系半導体装置の低抵抗な電流電極の構造とそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、GaN系半導体装置は、GaNに
Mgを添加することによりp型GaN(以下p−GaN
と略称する)の形成に成功して以来、青色乃至紫外光領
域の半導体レーザとしてその商品化が進められてきた。
しかし、僅かにレーザ発光がみられたものの、まだ解決
すべき多くの問題が残されている。
【0003】主な問題点の1つは、レーザ発光のしきい
値電流と動作電圧が非常に大きいことである。その理由
は、電極材料として仕事関数のもっとも大きい金属を用
いても、なお良好なオーミック特性が得られないためで
ある。したがって、通常オーミック電極の材料として仕
事関数の大きいNi等を用いるが、この他には特に有効
な改善方法がなく、過大な動作電圧の原因となる電流電
極の非オーミック性は、GaN系半導体装置に固有のも
のとして受け入れざるを得ない状況であった。
【0004】オーミック抵抗を低減する方法として、金
属電極を種々の温度で熱処理する試みもなされてきた
が、良好な結果は得られていない(石川他、J. Appl. P
hys.,81 (1997) p.1315参照)。n−GaNへのオーミ
ック電極はp−GaNの場合に比べて抵抗値が約1桁小
さく問題は小さいと考えられるが、それでもなおGaN
の結晶性が阻害されるほど多量のn型不純物を添加しな
ければ良好なオーミック特性が得られないことが知られ
ている(F.Chen et al.; Electrochemical Society Pro
ceedings, Vol 96-11, (1996) p.122 参照)。
【0005】金属電極を蒸着する前にGaN層の表面を
化学処理する方法も報告され(例えばL.L.Smith et a
l.; J. Electronic Materials, Vol.25 (1996) p.805参
照)、HF系の溶液を用いてGaNの表面をエッチング
すれば最良のコンタクトが得られるという説もあるが、
実際には良好な結果が得られていない。
【0006】このため、p型及びn型GaNのオーミッ
クコンタクト特性を改善する方法は、主として下地コン
タクト層に添加するp型及びn型不純物量をさらに増加
するか、またはInGaN系の中間層を用いて金属電極
との間に生じる障壁の高さを低減するか、またはその両
者を組み合わせること等が専ら行われてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
GaN系半導体装置には、特にp型側の低抵抗なオーミ
ック電極の形成が極めて困難であるという問題があっ
た。本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもの
で、従来試みられたオーミック特性の改善方法とは全く
異なる表面準位制御の観点から、金属電極とGaNの間
に生じるキャリアの障壁を除去するオーミック電極の構
造と、その製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のGaN系半導体
装置のオーミック電極の構造は、GaNコンタクト層と
金属電極との間に、厚さが制御された高純度の表面酸化
膜を介在させることにより、GaNコンタクト層の表面
準位を除去し、表面障壁の低減を通じて前記金属電極の
抵抗を大幅に低下させることを特徴とする。
【0009】本発明の半導体装置は、少なくともGa及
びNを成分元素とするコンタクト層と、前記コンタクト
層表面の初期酸化膜のエッチング後に形成され、前記コ
ンタクト層の表面を覆う、厚さが8A乃至25Aである
酸化膜と、この酸化膜の表面に隣接し、さらにこの酸化
膜を覆う金属膜とからなる電流供給用の金属電極を具備
することを特徴とする。
【0010】前記金属電極は、少なくともGa及びNを
成分元素とする発光素子の電流供給用の金属電極である
ことを特徴とする。
【0011】本発明の半導体装置の製造方法は、少なく
ともGa及びNを成分元素とするコンタクト層上に電流
供給用の金属電極を形成する際、前記コンタクト層表面
の初期酸化膜をエッチング工程により除去し、このエッ
チング工程において、コンタクト層の表面に残留した不
純物元素を除去し、かつ、前記コンタクト層の表面に、
再度酸化膜を一定厚さに成長することを特徴とする。
【0012】前記コンタクト層はp型であって、好まし
くは前記金属電極はNi、Pd、Ir、Au、Pt及び
これらの合金のいずれか1つを前記コンタクト層の表面
に堆積したものであり、かつ、前記酸化膜の一定の厚さ
は8A乃至25Aの範囲内であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1、図2及び図3は本発
明の第1の実施の形態に係る半導体装置の電極構成上の
特徴とその機能を説明する図である。本発明はGaN系
半導体装置に動作電流を供給するためのオーミック電極
に関するものであり、図1に示すように電流を供給する
金属電極と、その下地となるp−GaNまたはn−Ga
Nコンタクト層から構成される。
【0014】例えば発光ダイオード、受光ダイオード、
またはトランジスタ等からなるGaN系半導体装置を製
造する際、これらの半導体装置の主要部をなすGaN系
の多層構造は、例えば有機金属気相成長法(MOCVD
法; Metal Organic ChemicalVapor Deposition Metho
d)等を用いて形成される。
【0015】前記コンタクト層は、通常多層構造の最終
段階で形成されるため、気相成長炉から取り出して電極
用金属膜を真空蒸着するまでの間に、ある程度大気中に
さらされることが避けられず、また製造環境からの汚染
物質が表面に取り込まれる機会も少なくない。
【0016】図1(a)は金属膜蒸着前のコンタクト層
の表面状態を模式的に示したものである。前記コンタク
ト層の表面を2次イオン質量分析法(SIMS; Second
aryIon Mass Spectrometry )を用いて分析した結果、
厚さ300A乃至500Aの主として酸素を含む膜(以
下単に酸化膜と呼ぶ)が形成され、汚染物質としてC
(カーボン)等が含まれることがわかった。
【0017】この初期状態のコンタクト層の表面に直接
金属電極を蒸着すれば、厚さ300A乃至500Aの酸
化膜の示す抵抗により半導体装置の動作電圧は高くな
り、本来の動作特性が得られないことが確認された。
【0018】この問題を回避するために、第1段階とし
て図1(b)に示すように、例えばHF系溶液を用いて
前記コンタクト層表面をエッチングし、前記酸化膜を除
去した後、第2段階として図1(c)に示すように金属
電極を蒸着すれば、低抵抗なオーミック電極となり半導
体装置の動作電圧が減少すると考えられる。
【0019】しかし、実際にはこのような2段階の工程
を経ても、なお良好なオーミックコンタクトを得ること
はできなかった。その理由は、図1(b)に示すよう
に、HF系の溶液を用いてエッチングすることにより酸
化膜の厚さは3A乃至5Aとなりほぼ除去することがで
きるが、このままではGaNコンタクト層の表面に自然
に存在する表面状態が除去されないためである。
【0020】また、第1段階で表面汚染物質として存在
したCは酸化膜のエッチングと共に除去されるが、新た
な汚染物質として前記エッチング過程でF(弗素)が表
面に残留することが明らかになった。すなわち、コンタ
クト層と蒸着金属との間の接合特性には、コンタクト層
の表面に自然に存在する表面状態と、HF系の溶液を用
いたエッチング工程で表面に残留したFとの2つの因子
が関与することが明らかになった。
【0021】例えばNaOHやHCl溶液のように、H
F溶液以外のエッチング液を用いる場合にはより厚い酸
化膜が残留し、また汚染物質としてNaOH溶液の場合
にはNaが、HCl溶液の場合にはClが表面に残留
し、同様にコンタクト層と金属電極との接合抵抗を高く
する。
【0022】図2に示すように、例えばコンタクト層が
p−GaNからなる場合、自然に存在する表面状態と、
表面に残留したF原子との作用により、高密度の表面準
位が発生し、フェルミ準位のピンニングを生じるため、
コンタクト層の表面に正孔電流に対して高い障壁φB1
発生する。
【0023】フェルミレベルのピンニングは、n−Ga
Nに対しては電子電流の伝導を妨げる向きに障壁を発生
するので、p型、n型のGaNに対して共に金属電極と
の間の抵抗を増加させる。
【0024】ここでフェルミレベルのピンニングとは、
半導体表面における禁止帯の中央部に局所的に高密度の
表面準位が存在する場合、半導体内部のフェルミ準位が
前記表面準位が集中するエネルギー値にピン留めされ、
表面障壁の高さが金属電極の種類と無関係に定められる
現象をいう(例えば S.M.Sze, Physics of Semiconduct
or Devices, 2nd Ed., John Wiley & Sons,1981, p.276
参照)。
【0025】本発明の第1の実施の形態の特徴は、図1
に示すHF溶液によるp型またはn型GaNコンタクト
層の表面エッチングを行って、表面の厚い酸化膜を除去
した後、前記エッチングにより表面に残留したF原子を
除去し、再度厚さ8A乃至25Aの純粋な酸化膜を堆積
した後、その上に電極用の金属膜を蒸着することによ
り、ほぼ完全なオーミック特性を示す電流電極を形成す
ることにある。
【0026】エッチングの際の汚染物質であるF原子
は、コンタクト層の表面に自然に存在する表面状態と共
に、前記フェルミ準位のピンニングの原因となる表面準
位の密度を高める作用がある。このため表面にF原子が
存在する場合には、コンタクト層の表面障壁はp型及び
n型共にこの表面準位に強固にピン留めされ、正孔及び
電子の伝導に対して高い障壁を形成するようになる。
【0027】したがって、表面に残留したF原子を除去
すれば、コンタクト層の表面にはGaN結晶の表面に自
然に存在する表面状態に基づく表面準位のみが残留し、
前記ピンニング効果はやや緩和されるが、表面状態は結
晶固有のものであるため単に表面を清浄化するのみでは
これを取り除くことができない。
【0028】表面状態を除去するためには、その発生原
因となるダングリングボンド(結晶表面で切断されたG
a原子とN原子とを結ぶ結合手)を、Ga及びNとそれ
ぞれ強固に結合する第3の原子を用いて終端させる必要
があり、前記第3の原子を表面に隙間なく配置しなけれ
ばならない。例えばシリコンの場合、前記第3の原子は
O(酸素)であり、シリコン表面のダングリングボンド
はSiO2 の形で終端され、表面状態をほぼ完全に消失
させる。
【0029】通常GaAsのようなIII−V族化合物
半導体では、O原子による表面状態の消失効果は小さい
とされてきたが、本発明はGaN系結晶に関しては、O
原子が表面状態をほぼ完全に消失させることをはじめて
見いだしたことによるものであり、前記8A乃至25A
の純粋な酸化膜をGaNコンタクト層上に堆積すれば表
面状態が消失し、金属電極との境界に生じる障壁の高さ
は、金属電極の種類により定まる値まで低減することが
確認された。
【0030】GaNコンタクト層と金属電極との間に介
在させる酸化膜の厚さをさらに大きくすれば、表面状態
低減に基づく障壁高さの減少効果は不変であるが、一方
酸化膜の示す絶縁抵抗が増加し金属電極の示すコンタク
ト抵抗が急激に増加する。
【0031】すなわち、酸化膜の厚さが25A以下であ
れば、電子及び正孔はトンネル効果により酸化膜を通過
することができるので、コンタクト抵抗に何等影響を及
ぼすことはないが、それ以上の膜厚に対してはトンネル
効果が急激に減衰し、酸化膜が電子及び正孔の伝導に対
して障壁乃至絶縁抵抗として作用するようになる。
【0032】また、先に図1(b)に示したように、酸
化膜の厚さが3A乃至5Aの範囲では、F原子を除去し
てもGaNコンタクト層のO原子による被覆が十分にな
されないために、表面状態を完全に除去することができ
ない。したがって、十分に低いコンタクト抵抗を得るた
めに必要な酸化膜の厚さは、8A乃至25Aの範囲に限
定される。
【0033】図3にp−GaNコンタクト層を例とし
て、このように最適化された金属電極のバンド構造図が
模式的に示されている。図2に示す表面準位は完全に消
失し、障壁高さφB2はp−GaNと電極金属の仕事関数
差で決まる値まで減少する。金属とp−GaNの間に介
在する酸化膜の障壁は、厚さ25A以下であればトンネ
ル効果により正孔の伝導に対して障壁として作用するこ
とはない。
【0034】金属電極として例えばPtを用いた場合、
X線光電子分光法(XPS; X-rayPhotoelectron Spect
roscopy)から評価したφB1及びφB2の値は、それぞれ
1.1eVと0.6eVであった。実効的なコンタクト
抵抗の値は、前記障壁の高さに対して指数関数的に増加
するので、障壁高さの減少に基づく半導体装置の動作電
圧低減の効果は極めて大きい。
【0035】次に図4に基づき本発明の第2の実施の形
態について説明する。本第2の実施の形態では、第1の
実施の形態で説明した各段階のGaNコンタクト層表面
の深さ方向のO2 分布を、2次イオン質量分析法を用い
て具体的に評価した結果を示す。
【0036】図4(a)は、GaNコンタクト層をエピ
タキシャル成長し、表面に厚い初期酸化膜が存在する状
態のまま金属電極を蒸着し、これを評価した表面のO2
密度分布を示す図である。この結果からエピタキシャル
成長した初期状態のGaNコンタクト層の表面には厚さ
300Aの酸化膜が存在し、この上に直接金属電極を成
長すれば厚い酸化膜が絶縁層として作用するためコンタ
クト抵抗が高くなることが明らかになった。
【0037】この厚い酸化膜をHF溶液でエッチング除
去し、金属電極を蒸着した後の深さ方向のO2 分布を図
4(b)に示す。信号の半値幅から、このとき表面には
厚さ4A程度の酸化膜が存在すると考えられるが、この
値はGaN結晶の格子定数とほぼ同程度であるため、H
F溶液でエッチングされたGaN結晶の表面は高々O2
の単原子層程度の酸化膜で覆われた状態になっている。
【0038】このようにO2 単原子層で覆われたGaN
コンタクト層の表面に金属電極を蒸着すれば、酸化膜の
抵抗が無視され、かつ表面状態も消失するので最良のオ
ーミック特性が得られるのであるが、実際にはF原子の
汚染やO2 による表面被覆の不完全性があるため、フェ
ルミ準位のピンニングを生じてGaNコンタクト層の表
面に高い表面障壁が形成され、コンタクト特性が阻害さ
れる。
【0039】図4(c)はF汚染の除去後、再度高純度
の酸化膜を成長し、その上に金属電極を蒸着したときの
2 の密度分布を示す図である。前記酸化膜の成長はエ
ッチング工程に引き続き、低酸素分圧のキャリアガス中
で300℃の熱処理をすることにより行った。この方法
によれば、Fの汚染は熱処理過程で蒸発し除去すること
ができる。図4(c)に示すように、酸化膜を厚さ約2
0A成長した後金属電極を形成すれば、低抵抗なオーミ
ック電極が得られることがわかった。
【0040】図4(c)にのべた酸化膜の厚さとこれを
用いた半導体発光装置の動作電圧との関係を図5に示
す。このときの半導体装置の動作電流は50mAであ
る。この図から低抵抗なオーミックコンタクトを得るの
に最適な酸化膜の厚さは8A乃至25Aの範囲であるこ
とがわかった。
【0041】次に図6に基づき本発明の第3の実施の形
態について説明する。図6のテストサンプルを用いた評
価において、GaNコンタクト層の厚い初期酸化膜をH
F溶液でエッチグ除去した後、F汚染を除去することな
く金属電極を蒸着したものを従来法とし、HF溶液によ
るエッチング後、温度70℃乃至95℃の超純水中に約
1分間浸漬する工程を加え、その後金属電極を蒸着した
ものを本発明として表示した。
【0042】この温水中の浸漬処理により、F汚染の除
去と高純度の酸化膜の形成が同時に行われる。図6に示
ように、本発明の温水処理した電流電極の場合には、テ
ストサンプルの電流に対する電圧値は大幅に低下するこ
とがわかった。
【0043】次に図7、図8に基づき本発明の第4の実
施の形態について説明する。本発明のオーミック電極を
備えたGaN系半導体レーザの断面構造の一例を図7に
示す。この短波長半導体レーザの主要部は、InGaN
・MQW(多量子井戸; Multi Quantum Wellの略称)活
性層6と、その上下に隣接するn−GaN、p−GaN
からなる光ガイド層5、7と、これに隣接するn−Al
GaN、p−AlGaNからなるクラッド層4、8と、
さらにその上下に隣接するn−GaN、p−GaNから
なるコンタクト層2、9により構成される。
【0044】上記GaN系結晶の多層構造からなる半導
体レーザは、サファイア基板1の上に引き続き形成され
るが、前記基板が絶縁物であるため電流電極3、11は
共に装置の片側から図7に示すように取り出される。な
お、SiO2 膜10は上部電極11から注入される正孔
電流を活性層に集中させ、レーザ発光の効率を高める電
流狭窄用のストライプである。
【0045】図7において、酸化膜を介在させた本発明
の電流電極の構造は、上部のp−GaNコンタクト層9
とPt/Au電極11との間、及び下部のn−GaNコ
ンタクト層2とAl/Pt/Au電極3との間に適用さ
れた。本発明の電流電極構造を用いることにより、レー
ザ装置の動作電圧を大幅に低減することができ、高効率
でかつ長寿命なGaN系半導体レーザを実現することが
できた。
【0046】図8は電流狭窄用のn−GaN層12を用
いた内部ストライプ型のGaN系半導体レーザである。
この場合も本発明の電流電極構造の適用箇所は、図7と
同様であるため説明を省略する。
【0047】次に図9、図10に基づき、本発明の第5
の実施の形態について説明する。この実施の形態におい
ては、基板材料としてMgOを用いることに特徴があ
る。図9はp−MgOを基板とするGaN系半導体レー
ザの断面構造の一例を示す図である。このGaN系半導
体レーザは、導電性のp−MgO基板13の上に形成さ
れていること、下部のPt/Au電流電極11がp−M
gO基板の下部から取り出されていること、及びp−G
aN電流狭窄層14の下部にn−GaN層2aを一部残
留させ、その上に再度n−GaNコンタクト層2を形成
する選択埋め込みリッジ(以下SBR; Selectively Bu
ried Ridgeと略称する)構造のp−GaNからなる電流
狭窄層14を有することが図8と異なっている。
【0048】MgO基板は伝導度が大きいp型結晶を得
ることができるので、この上にp型側からGaN系の多
層構造を形成することにより、p−MgO基板13の下
部から電流電極を取り出した生産性の高いレーザを製造
することができる。
【0049】本発明の酸化膜を介在させた電流電極の構
造は、上部のn−GaNコンタクト層2とAl/Pt/
Au電極3との間に適用された。下部のp−MgO基板
とPt/Au電極11との間は、従来法により直接電極
付けを行った。
【0050】このように、p−MgO基板上のSBR構
造を有するGaN系半導体レーザの上部電極に本発明の
電流電極構造を用いることにより、レーザ装置の動作電
圧を大幅に低減し、SBR構造の高効率性と相俟ってそ
の効率をさらに改善し、長寿命なGaN系半導体レーザ
を実現することができた。
【0051】図10は、前記SBR構造において、p−
GaN電流狭窄層14と最終のn−GaNコンタクト層
2の成長を省略し、n−AlGaNクラッド層4の一部
を残すようにn−GaN層2aと前記n−AlGaNク
ラッド層4をメサ加工したリッジ型のGaN系半導体レ
ーザである。上部のAl/Pt/Au電極3は、n−G
aN層2aをコンタクト層としてその上に形成される。
【0052】図9と同様に、本発明の酸化膜を介在させ
た電流電極の構造は、上部のn−GaNコンタクト層2
aとAl/Pt/Au電極3との間に適用された。図1
0に示すメサリッジ型のGaN系半導体レーザは、図9
のSBR構造を形成するためのエピタキシャル工程が大
幅に簡略化されるので、図9に比べてさらに高い生産性
が得られる特徴がある。
【0053】次に図11、図12に基づき本発明の第6
の実施の形態について説明する。この実施の形態におい
ては基板材料として不純物を添加しないSi、または不
純物添加により導電性としたSiを用いることに特徴が
ある。
【0054】図11は図8に比べてサファイア基板1の
かわりにSi基板15を用いる点が異なる。Si基板1
5は不純物添加をしない伝導度が低いものを用いている
ため、下部のAl/Pt/Au電極3は下部のn−Ga
Nコンタクト層2の上部から取り出す構造となってい
る。
【0055】本発明の酸化膜を介在させた電流電極の構
造は、上部のp−GaNコンタクト層9とPt/Au電
極11との間、及び下部のn−GaNコンタクト層2と
その上に形成されたAl/Pt/Au電極3との間に適
用された。
【0056】図12は図11に比べて導電性のn−Si
基板16を用い、その下部からAl電極17を取り出す
こと、電流狭窄層が図9で説明したSBR構造を有する
こと以外は、図11のGaN系半導体レーザと同様であ
る。本発明の酸化膜を介在させた電流電極の構造は、上
部のp−GaNコンタクト層9とPt/Au電極11と
の間に適用された。n−Si基板16の下部のAl電極
17は、従来の方法により十分抵抗の低いオーミック電
極とすることができる。
【0057】なお、n−Si基板16のかわりにp−S
i基板を用い、p型側からGaN系の多層構造を成長す
ることにより同様な素子を形成することができる。図1
1、図12に示すGaN系半導体レーザはSiを基板と
して用いるので、サファイアやMgOを用いるものに比
べて製造コストが低く、高い生産性が得られる特徴があ
る。
【0058】なお本発明は上記の実施の形態に限定され
ることはない。例えば第1乃至第6の実施の形態におい
て、コンタクト層はGaNからなるものについて説明し
たが、必ずしもGaNに限定されるものではない。少な
くともGaを含むIII−V族窒化物からなコンタクト
層であれば同様な効果がある。
【0059】また、金属電極の材料として、n型コンタ
クト層に対してはAl、p型コンタクト層に対してはP
tを用いたが、本発明の方法により表面準位が消失すれ
ば、金属電極の種類を選択することにより、障壁高さを
最適化することができるので、必ずしも前記AlとPt
に限定されるものではない。
【0060】また、コンタクト層と電極金属との間に介
在させる材料として、GaNの酸化膜を用いたが、コン
タクト層表面に生じるダングリングボンドを終端するこ
とができる材料であれば、必ずしも酸化膜に限定される
ことはない。
【0061】またGaNコンタクト層表面を酸化する方
法として、低酸素分圧のキャリアガス中における300
℃の熱処理を用いたが、この熱処理はドライまたはウェ
ットのいずれの雰囲気で行っても良い。
【0062】また本発明の半導体装置への適用例とし
て、GaN系半導体レーザの電流電極について説明した
が、必ずしもこれに限定されるものではない。例えばG
aN系の発光ダイオード、受光ダイオード、GaN系ト
ランジスタ等、少なくとも動作電流を供給するオーミッ
ク電極を必要とする装置であれば、全て本発明の適用対
象に含まれる。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々に変形して実施することができる。
【0063】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、GaN
系半導体装置に動作電流を供給する電流電極のオーミッ
ク抵抗を最小にすることができるので、この電極部にお
ける過剰電圧を低減し、GaN系半導体装置の効率と信
頼性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を説明するためのコンタクト層の
処理段階を示す図。
【図2】表面準位と表面障壁の発生との関連を示すバン
ド構造図。
【図3】本発明の電流電極の構成に係るバンド構造図。
【図4】種々の酸化膜厚におけるO2 密度プロファイル
【図5】酸化膜の厚さとこれを用いたGaN系半導体発
光装置の動作電圧との関係。
【図6】温水処理した本発明の電極の特性と従来法によ
りものとを比較した図。
【図7】サファイア基板上に形成された、本発明のGa
N系半導体レーザの断面構造を示す図。
【図8】サファイア基板上に形成された、本発明の他の
GaN系半導体レーザの断面構造を示す図。
【図9】p−MgO基板上に形成された、本発明のGa
N系半導体レーザの断面構造を示す図。
【図10】p−MgO基板上に形成された、本発明の他
のGaN系半導体レーザの断面構造を示す図。
【図11】不純物を添加しないSi基板上に形成され
た、本発明のGaN系半導体レーザの断面構造を示す
図。
【図12】不純物を添加したn−Si基板上に形成され
た、本発明のGaN系半導体レーザの断面構造を示す
図。
【符号の説明】
1…サファイア基板 2…n−GaNコンタクト層 2a…n−GaN層 3…Al/Pt/Au電極 4…n−AlGaNクラッド層 5…n−GaNガイド層 6…InGaN・MQW活性層 7…p−GaNガイド層 8…p−AlGaNクラッド層 9…p−GaNコンタクト層 10…SiO2 膜 11…Pt/Au電極 12…n−GaN電流狭窄層 13…p−MgO基板 14…p−GaN電流狭窄層 15…Si基板 16…n−Si基板 17…Al電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−129933(JP,A) 特開 平6−5921(JP,A) 特開 平9−129921(JP,A) 特開 平1−268121(JP,A) 特開 平9−129930(JP,A) 特開 平10−335705(JP,A) 特開 平10−270758(JP,A) 特開 平10−98213(JP,A) 特開 平9−293936(JP,A) 特開 平10−93134(JP,A) 特開 平10−41254(JP,A) 特開 平10−209072(JP,A) 特開 平10−23382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 H01S 5/00 - 5/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともGa及びNを成分元素とする
    コンタクト層と、前記コンタクト層表面の初期酸化膜のエッチング後に形
    成され、前記コンタクト層の表面を覆う、厚さが8A乃
    至25Aである酸化膜と、 この酸化膜の表面に隣接し、さらにこの酸化膜を覆う金
    属膜とからなる電流供給用の金属電極を具備することを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記金属電極は、少なくともGa及びN
    を成分元素とする発光素子の電流供給用の金属電極をな
    すことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 電流供給用の金属電極の下地に、少なく
    ともGa及びNを成分元素とするコンタクト層を具備す
    る半導体装置の製造方法において、 前記コンタクト層表面の初期酸化膜をエッチング工程に
    より除去し、 前記エッチング工程において、前記コンタクト層の表面
    に残留した不純物元素を除去し、 かつ、前記コンタクト層の表面に、再度酸化膜を一定厚
    さまで成長することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記コンタクト層はp型であって、前記
    金属電極はNi、Pd、Ir、Au、Pt及びこれらの
    合金のいずれか1つを前記コンタクト層の表面に堆積し
    たものであり、かつ、前記酸化膜の一定厚さは8A乃至
    25Aの範囲内であることを特徴とする請求項3記載の
    半導体装置の製造方法。
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