JP3462309B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3462309B2
JP3462309B2 JP18419295A JP18419295A JP3462309B2 JP 3462309 B2 JP3462309 B2 JP 3462309B2 JP 18419295 A JP18419295 A JP 18419295A JP 18419295 A JP18419295 A JP 18419295A JP 3462309 B2 JP3462309 B2 JP 3462309B2
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holding frame
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frame
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尚樹 藤井
龍男 北澤
達哉 鈴木
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、詳しく
は、本体側に主電源を有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変倍動作あるいは合焦動作に伴い
光軸方向に移動するレンズ保持枠のストロークを吸収し
ながら該レンズ保持枠と撮像装置本体間の電気的接続を
行なうために、フレキシブルプリント基板による接続が
一般的に行なわれており、たとえば、実開昭61−20
6943号に一例が提案されている(第1の従来技
術)。
【0003】この第1の従来技術は、フレキシブルプリ
ント基板の弾性変形を利用することによって、相対的に
位置が変化するもの同志を接続するものであり、電気抵
抗が通常の硬質基板と変わらない等の利点を有する。一
方、鏡筒内の限られたスペースにフレキシブルに変形を
しうるフレキシブルプリント基板を配置するにあたり、
他部材との干渉を効率よく避けフレキシブルプリント基
板のスペースを抑えるということが必要となる。このた
めに、鏡筒と一体的に移動するフレキシブルプリント基
板位置制御用手段を設けるなどの対策が成されているも
のもある。また、フレキシブルプリント基板にはレンズ
保持枠内の合焦機構やシャッタ機構の制御を行なうため
に2本以上の導電ラインが設けられている。
【0004】また、実開昭57−9914号には、変倍
動作に伴い光軸方向に移動するレンズ保持枠内に合焦動
作のために駆動される合焦用レンズ駆動機構あるいはシ
ャッタ駆動機構などが内蔵されている場合にそれらの駆
動制御を撮像装置本体側に固定されたアクチュエータの
動力によって行う技術手段が提案されている(第2の従
来技術)。
【0005】すなわち該第2の従来技術は、撮像装置本
体側に固定されたアクチュエータを、同撮像装置本体側
に固定された電源(バッテリ)により駆動し、その動力
をレンズ保持枠内の駆動機構に伝達するものである。こ
のとき撮像装置本体に対するレンズ保持枠の光軸方向変
移に関わらず動力を確実に伝達できる様動力伝達はレバ
ー,リンク,ギヤー伝達(光軸方向のかみ合いを長くと
った長スパンギヤ)等の機構で行なわれる。
【0006】以上のような構成による技術手段の場合、
レンズ保持枠内の駆動機構を駆動するためのアクチュエ
ータをレンズ保持枠に内蔵する必要がなくなり、可動部
材であるレンズ保持枠が小型軽量化される。また撮像本
体からレンズ保持枠にアクチュエータ駆動用の電力を供
給する必要がなくなり、電気的接続数が小さくなる、あ
るいは不必要になる等の利点がある。
【0007】また、実開昭63−90883号には、電
気機器等のプラスチックボディに設けられた突部に回路
パターンを一体成形し、回路基板の回路パターンと電気
接続することにより配線のスペース効率を向上する手法
が提案されている(第3の従来技術)。
【0008】さらに、実開昭61−206943号に
は、カメラの本体のマウント部に挿入され、マウント部
に対し光軸方向に移動自在に配置される鏡筒とカメラ本
体側双方に発光素子あるいは受光素子とを配置し、信号
伝達を行う技術手段が提案されえている(第4の従来技
術)。
【0009】また、特開昭62−100744号公報に
は、撮影レンズの情報をカメラ本体に伝達するために反
射率が大小2種のセグメントをレンズ側に於ける、本体
と対向する面に複数設ける技術手段が開示されている
(第5の従来技術)。
【0010】この場合、本体側には各セグメントに対応
して発光素子を配置する。以上により、各セグメントの
反射率の大小に対応した2値化信号を電気接続手段を用
いることなく、レンズ側からカメラ本体側に伝達するこ
とができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術においては、フレキシブルプリント基板
は、レンズ保持枠の動きに伴い、常に変形を繰り返して
おり、鏡筒内の軸外光線等を反射することによりフレア
・ゴーストなど光学性能に対する悪影響は避けられな
い。
【0012】また、フレキシブルプリント基板による接
続は移動レンズ保持枠と撮像装置本体の相対位置変化を
フレキシブルプリント基板の変形(たわみ)で吸収しよ
うとするものであり、フレキシブルプリント基板の曲げ
部などに繰り返し応力が発生することは避けられない。
基板の疲労破壊による断線などの不具合を避けるために
曲げ部などのスペースを一定以上確保する必要があると
ともに、基板には2本以上の導電ラインが形成されてい
るために横幅が広くなり、鏡筒の小型化の妨げとなる。
【0013】さらに他部材との干渉防止にフレキ位置制
御手段を設ける事が望ましいが、大型化コストアップの
要因となる。
【0014】以上のごとく、近年のズームレンズの高倍
率化に伴い、レンズ保持枠の移動ストロークも長くなる
傾向にあるのに対し、レンズ保持枠と撮像装置本体の電
気的接続をフレキシブルプリント基板で行おうとするに
は問題が多く困難になってきている。
【0015】また、上記第2の従来技術においては、レ
ンズ保持枠と撮像装置本体との間の電気的接続は不要と
なる代わりに機械部材で動力を伝達しなくてはならない
ので、動力伝達用機械部材のスペースにより鏡筒全体が
大型化してしまう。特にズーム倍率の高倍率化などによ
り、レンズ保持枠の移動ストロークが大きくなるとレン
ズ保持枠と撮像装置本体のメカ的連結を確保するために
連結部が大型化し、鏡筒内でのデットスペースが増大す
る、駆動時の位置制御精度が劣化する等の問題が生じ
る。
【0016】また、上記第3の従来技術は、相対位置移
動する部材間での電気的接続手段としてそのまま利用す
ることはできないという不具合を有している。
【0017】さらに、上記第4の従来技術においては、
鏡筒とカメラ本体間の信号伝達は通信により行なわれる
が、該鏡筒への電源供給を行なうための電気的接続手段
が必要であり、鏡筒の光軸方向移動ストロールが大きく
なるとスペース効率上好ましくない。
【0018】また、ズームレンズ鏡筒における合焦動作
のように鏡筒内部において一部のレンズ群が光軸方向に
移動するような場合に適用すると鏡筒内で別途配線が必
要となる。
【0019】また、上記第5の従来技術では、撮影レン
ズの固有の情報をカメラ本体側に伝達する場合はよい
が、例えばレンズ側の状態変化を情報としてカメラ本体
側に伝達しようとすると、各セグメントの反射率が可変
すると言ったことが必要となる。この場合、セグメント
部がかなり高価なものになってしまう。
【0020】また、レンズの種類の判別程度であればよ
いが、合焦用レンズ駆動制御用あるいは、シャッタ駆動
制御用等の大容量の情報を伝達しようとするとセグメン
トの数、それに対応する発光素子、受光素子の数が多く
なり、コストアップになる。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、小型で信頼性の高い撮像装置を提供すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載の撮像装置は、撮像装置本体側に主
電源を有する撮像装置において、撮像装置本体に対して
光軸方向に移動可能に、レンズ鏡筒内で支持された保持
枠と、記保持枠を上記撮像装置本体に対して光軸方向
に進退可能に摺動ガイドする鏡枠ガイド機構と、上記保
持枠内に配置されたアクチュエータと、上記鏡枠ガイド
機構により上記保持枠を摺動ガイドさせているときに、
光軸方向に離間している上記撮像装置本体側の主電源と
上記アクチュエータとの間上記鏡枠ガイド機構を介し
て常に導電可能に電気的に接続しておき、上記撮像装置
本体側から該アクチュエータに電源を供給もしくは駆動
信号を伝達可能とる接続手段とを具備する。
【0023】上記の目的を達成するために請求項2に記
載の撮像装置は、上記請求項1に記載の撮像装置におい
て、上記鏡枠ガイド機構は、上記保持枠を光軸方向にの
み直進的に進退可能にする直進ガイド部材と、該直進ガ
イド部材に係合する係合部材とを有し、上記直進ガイド
部材及び上記係合部材は、導電部材で形成されている。
【0024】上記の目的を達成するために請求項3に記
載の撮像装置は、上記請求項1に記載の撮像装置におい
て、上記鏡枠ガイド機構は、上記保持枠を光軸方向に進
退可能にするガイド溝と、該ガイド溝に係合するカムフ
ォロアとを有し、上記ガイド溝のカムフォロア係合面に
は、導電部材が一体的に形成されており、さらに上記カ
ムフォロアは、導電部材で形成されている。
【0025】また、請求項1に記載の撮像装置におい
て、保持枠は、撮像装置本体に対して光軸方向に移動可
能にレンズ鏡筒内で支持され、鏡枠ガイド機構により上
記撮像装置本体に対して光軸方向に進退可能に摺動ガイ
ドされ、上記鏡枠ガイド機構により上記保持枠を摺動ガ
イドさせているときに、光軸方向に離間している上記撮
像装置本体側の主電源と上記保持枠内に配置されたアク
チュエータとの間を、接続手段により上記鏡枠ガイド機
構を介して常に導電可能に電気的に接続しておき、上記
撮像装置本体側から該アクチュエータに電源を供給もし
くは駆動信号を伝達可能とする。
【0026】また、請求項2に記載の撮像装置は、上記
鏡枠ガイド機構上記保持枠を光軸方向にのみ直進的に
進退可能にする、導電部材で形成された直進ガイド部材
、該直進ガイド部材に係合する、導電部材で形成され
た係合部材とを有している。
【0027】また、請求項3に記載の撮像装置は、上記
鏡枠ガイド機構がカムフォロア係合面に、導電部材が一
体的に形成されていて、上記保持枠を光軸方向に進退可
能にするガイド溝と、該ガイド溝に係合する、導電部材
で形成されているカムフォロアとを有している。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0029】図1ないし図5は、本発明の第1の実施形
態である撮像装置の構成を示した図であり、図1および
図2は、該撮像装置におけるレンズ鏡筒の分解斜視図で
あり、図3は、該撮像装置における、撮像装置本体と上
記図1,図2に示すレンズ鏡筒との係合部を示す要部斜
視図である。また、図4は、上記撮像装置のレンズ保持
枠におけるカムフォロワを示した要部拡大図であり、図
5は、上記撮像装置において、上側断面がワイド状態、
下側断面がテレ状態を示した要部断面図である。
【0030】図1,図2,図5に示すように、本実施形
態による撮像装置は、通常の機能を有する第1レンズ群
1を備え、該第1レンズ群1はレンズ保持枠3に保持さ
れ、更にレンズ保持枠4に保持されており、合焦動作に
伴って光軸方向に移動可能である。また、第2レンズ群
2はレンズ保持枠6に保持され、さらにレンズ保持枠5
に保持されており、変倍動作に伴って光軸方向に移動可
能である。また、上記レンズ保持枠4,5は、変倍動作
に伴って、光軸方向に移動可能である。
【0031】上記レンズ保持枠4の後端側外周上の3カ
所にはカムフォロワ部4a,4b,4cが設けられてい
る(図1参照)。また、上記レンズ保持枠5の後端側外
周上においても3カ所にカムフォロワ部5a,5b,5
cが設けられている。これらカムフォロワ部4a,4
b,4c,5a,5b,5cは、それぞれカム環8の内
径側にそれぞれの枠に対応して3ヶ所ずつ設けられたカ
ム溝8a,8b,8cと嵌合している。なお、図中、カ
ム溝8cは、省略している。
【0032】すなわち撮像装置本体12に固定されたズ
ーム駆動用モータ9が駆動され、ズーム駆動力伝達部1
0を介してカム環8が回転されると、それぞれのカム形
状に応じてレンズ保持枠4(第1レンズ群1)とレンズ
保持枠5(第2レンズ群2)が光軸方向に駆動され、変
倍動作を行うことになる。
【0033】図5は、図中、上側の断面がワイド状態、
下側の断面がテレ状態を示している。図に示すように、
固定枠7には固定枠端面からレンズ保持枠4,5が光軸
方向に摺動しながら移動する直進ガイド溝7a,7b,
7c(図1参照)に沿って導電部100a,100b,
100cが設けられている。なお、図5においては、3
つの導電部の内、導電部100aのみを図示している
(以下、同様)。さらに、上記導電部100a,100
b,100cは、上記レンズ保持枠4における外側摺動
面から内側サブCPU部11へ至るまで形成された導電
部101a,101b,101cにそれぞれ接続してい
る。
【0034】また、上記導電部101a,101b,1
01cは、上記サブCPU11が配設されているサブC
PU基板11Aに形成された導電部102a,102
b,102cにそれぞれ接続されている。これにより、
上記導電部100a,100b,100cは、サブCP
U11に接続されており、信号線としての役目を果たす
ようになっている。
【0035】なお、上記各導電部100a,100b,
100c,101a,101b,101c,102a,
102b,102cは、MIDによるパタン形成法で形
成されており、詳しくは後述する。
【0036】また、上記固定枠7における、撮像装置本
体12との接合面にも上記導電部100a,100b,
100cが延設されており、レンズ鏡筒が撮像装置本体
12に装着された際に、それぞれ該撮像装置本体12に
形成された導電部103a,103b,103cと接合
するようになっている。よって電力は撮像装置本体12
の電源部13から、固定枠7の導電部100a,100
b,100cを通りレンズ保持枠4の内側のサブCPU
11へ供給される。
【0037】上記レンズ保持枠4のカムフォロワ部4
a,4b,4cが固定枠7の直進ガイド溝7a,7b,
7cと摺動する部分にはバネ34が3カ所設置してあり
(図4参照)、常に該レンズ保持枠4のカムフォロワ部
4a,4b,4cが固定枠7の直進ガイド溝7a,7
b,7cの溝の両側に付勢して接し、導電効果を上げる
ようになっている。また、固定枠7の前端にはバネ35
が配設され、カム環8を固定枠7へ付勢している。な
お、上記カムフォロワ部4a,4b,4cには、カム溝
と嵌合するピン30が配設されている。
【0038】また、上記サブCPU部11にも、導電効
果を上げるためにチャタリングを防止する機構等が含ま
れている。なお、上述したように、上記各導電部は固定
枠7,レンズ保持枠4,撮像装置本体12,サブCPU
11にそれぞれ3ヶ所ずつ配設されており、その内2ヶ
所は電源電圧Vcc用に、残りの1ヶ所はグランドGN
D用に使用するようになっている。このように、Vcc
を2ヶ所用いることによりプラス(+)側の導電効果を
上げている。
【0039】カメラの動作ではズーム動作によってズー
ム駆動用モータ9が駆動され、ズーム駆動力伝達部10
を介してカム環8が回動されると、それぞれのカム形状
に応じてレンズ保持枠4と、レンズ保持枠5とが光軸方
向に駆動され、同時に固定枠7とレンズ保持枠4の摺動
部も変倍動作中、導電しながら移動し、常に撮像装置本
体12から、サブCPU11へ電力を供給する。
【0040】上記第1レンズ群1に関しては、該第1レ
ンズ群1を保持するレンズ保持枠3がレンズ保持枠4の
軸25によって、光軸方向移動可能に支持されており、
これらレンズ保持枠3,4の相対的な位置が変化するこ
とにより合焦動作を行う。また、レンズ保持枠4には、
シャッタ機構21も一体的に固定されている。レンズ保
持枠4内でのレンズ保持枠3の駆動(合焦のためのレン
ズ駆動)及びシャッタ機構21の駆動(露出制御のため
のシャッタ駆動)は、やはりレンズ保持枠4に一体的に
固定されたアクチュエータ13と、詳細不図示の駆動力
伝達機構(レンズ駆動とシャッタ駆動に対する動力切換
機構17も含む)により行われるようになっている。
【0041】上記レンズ保持枠4には、アクチュエータ
13の制御を行うための光通信機構が支持されており、
光素子14が配置されている(図2,図3参照)。ま
た、撮像装置本体12側にも光素子15が配設されてお
り、互いに対向した位置に配置されている。上記光素子
14,15は家電製品のリモートコントローラに使用さ
れる光素子と同等のものであり、カメラのズーム移動程
度の変倍動作による距離変化では発光光量及び信号の劣
化に影響はない。
【0042】図13は、上記サブCPU11とメインC
PU16との通信手段を示したブロック図である。以
下、信号の流れに沿って該通信手段を説明する。
【0043】上記サブCPU11からの信号は、変調回
路202で所定の変調方式で変調された後、増幅器20
4を経て上記光素子14に入力される。該光素子14か
ら照射送信された光信号は、光素子15で受信され、該
信号は、図示しない分離回路で所定の信号に分離され、
増幅器208を経て復調回路210で復調されメインC
PU16に入力される。
【0044】一方、上記メインCPU16からの信号
は、同様に、変調回路209で所定の変調方式で変調さ
れた後、増幅器207を経て上記光素子15に入力され
る。該光素子15から照射送信された光信号は、光素子
14で受信され、該信号は、図示しない分離回路で所定
の信号に分離され、増幅器203を経て復調回路201
で復調されサブCPU11に入力される。
【0045】なお、本撮像装置では、光素子14,15
の光の波長は感光材料が感光しない遠赤外線を用いてお
り、また、そのデータ変調は、図21に示すASK方式
あるいはPSK方式で変調するようになっている。
【0046】また、これら変調したデータを上述したよ
うにたとえば分離回路を用いて双方向通信を行う(図1
9,図20参照)。たとえば、図19に示すように、時
分割方式でメインCPU16の信号(図中、M)および
サブCPU11の信号(図中、S)のペアをクロック間
で送受する。あるいは、図20に示すように、クロック
間の最初のブロックをメインCPU16からの信号、後
のブロックをサブCPU11の信号として送受する。
【0047】図1に戻って、カム環8の外周面のズーム
位置と対応した所定位置には、反射板24が設けられて
おり、この反射板24を撮像装置本体12に設けられた
反射型位置センサ23で読みとることにより、ワイド端
へのリセット動作がなされるようになっている。
【0048】また、上記レンズ保持枠4内に設けられた
信号処理部であるサブCPU11は、撮像装置本体12
側に設けられた信号処理部であるメインCPU16か
ら、光通信により伝達されるフォーカス駆動情報、シャ
ッタ駆動情報に基づき、カメラ撮影シーケンスに従って
合焦用レンズ駆動、シャッタ駆動を行うために、アクチ
ュエータ13を駆動制御するようになっている(図2参
照)。
【0049】図2に示すように、このとき上記アクチュ
エータ13の駆動力は動力切換機構17により選択的に
合焦レンズ駆動もしくはシャッタ駆動に伝達されるよう
になっている。このうち、合焦レンズ駆動動作はレンズ
駆動用カム18を介してレンズ保持枠3を軸25に沿っ
て、光軸方向に駆動することにより行われる。なお、該
レンズ保持枠3は、バネ31により、該レンズ駆動用カ
ム18に常に当接するよう付勢されている。また、位置
の制御はレンズ駆動用カム18の位置センサ19の情報
を上記サブCPU11に、フィードバックすることによ
り行われる。
【0050】一方、シャッタ駆動は、シャッタ駆動用レ
バー20を介してシャッタ羽根33A,33Bを駆動す
ることにより行われる。そして、位置の制御は該シャッ
タ駆動用レバー20の位置センサ22の情報を上記サブ
CPU11にフィードバックすることにより行われる。
【0051】上記撮像装置本体12内に設けられた信号
処理部であるメインCPU16は、やはり撮像装置本体
12に設けられた測距センサ、測光センサさらに各種モ
ード(ストロボ発光情報など)入力スイッチから得られ
た情報に基づいてフォーカスレンズ駆動情報、シャッタ
駆動情報を演算し、カメラ撮影シーケンスに従って、レ
ンズ保持枠4のサブCPU11に信号伝達する。なお、
上記メインCPU16は、上記動作の制御のほか、スト
ロボ発光、ズーム駆動、フィルム巻き上げ巻き戻し、表
示等の制御も行っている。
【0052】ここで、上述したMID( Molded inter
connection Device)によるパターン形成方法について
説明する。
【0053】プラスチックなどの部材の表面にメッキを
施す技術は、一般に用いられている。たとえば、コンピ
ュータ関係では、外装部品の内側にメッキを行うこと
で、シールド効果をあげ、またオーディオ機器の操作ボ
タン部品の表面等には、金属光沢を出し、デザイン効果
を上げている。これらは部品前面にメッキを施すが、M
IDとは回路パターンを部品表面に作成する手段であ
る。回路の作成方法は、一般に、電気の硬質プリント基
板に用いられている回路パターンの作成工程と同様であ
るが、異なる点は部品が射出成形された立体形状をして
いるので、三次元回路が可能なため、ハウジング、シャ
ーシに回路スルーホール、コネクター部品サポートなど
の機能を一体化した多機能でコンパクトな電子部品がで
きる技術である。
【0054】このように、上記第1の実施形態の撮像装
置によると、撮像装置本体からレンズ保持枠への電力供
給は、機械機構部材を介しての電気的接続手段により行
うため、電気的接続を行うためのフレキシブルプリント
基板が不要となり、スペースの有効利用により鏡筒の小
型化と光学性能の向上が可能となる。
【0055】また、撮像装置本体とレンズ保持枠間の情
報伝達手段は、撮像装置本体からレンズ保持枠へ電源供
給を行う機械部材を介して信号を伝達するので測距情
報、測光情報などの情報伝達専用の電気的接続が不要と
なる。
【0056】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0057】図6ないし図10は、本発明の第2の実施
形態である撮像装置の構成を示した図であり、図6およ
び図7は、該撮像装置におけるレンズ鏡筒の分解斜視図
であり、図8は、該撮像装置における、上記図6,図7
に示すレンズ鏡筒との係合部を示す要部斜視図である。
また、図9は、上記撮像装置のレンズ保持枠におけるカ
ムフォロワを示した要部拡大図であり、図10は、該撮
像装置において、上側断面がワイド状態、下側断面がテ
レ状態を示した要部断面図である。
【0058】図6,図7,図10に示すように、本撮像
装置は、上記第1の実施形態と同様に通常の機能を有す
る第1レンズ群1を備え、該第1レンズ群1は、レンズ
保持枠3に保持され、更にレンズ保持枠4に保持されて
おり、合焦動作に伴って、光軸方向に移動可能である。
第2レンズ群2は、レンズ保持枠6に保持され、さらに
レンズ保持枠5に保持されており、変倍動作に伴って光
軸方法に移動可能である。また、レンズ保持枠4,5
は、変倍動作に伴って、光軸方向に移動可能である。
【0059】上記レンズ保持枠4,5に、上記第1の実
施形態と同様に、それぞれカムフォロワ部が外周上3ヶ
所に設けられ(カムフォロワ部4a,4b,4c,5
a,5b,5c)、カム環8の内径側に、それぞれの、
枠に対応して3ヶ所ずつ設けられたカム溝と嵌合してい
る。すなわち撮像装置本体12に固定されたズーム駆動
用モータ9が駆動され、ズーム駆動力伝達部10を介し
てカム環8が回転されると、それぞれのカム形状に応じ
てレンズ保持枠4(第1レンズ群1)とレンズ保持枠5
(第2レンズ群2)が光軸方向に駆動され、変倍動作を
行うようになっている。
【0060】上記固定枠7の端面の径方向に沿って、カ
ム環8の回転角に相当する範囲だけ3ヶ所の導電部10
4a,104b,104cが設けられており、また、カ
ム環8における上記導電部104a,104b,104
cに対向する位置から該カム環8の内側に形成されたカ
ム溝にかけて導電部104D,104E,104Fが配
設されている。また、カム溝と嵌合するピン30は導電
体であり、レンズ保持枠4のピン挿入部から内側にかけ
て導電部106a,106b,106cが上述したMI
Dによるパターン形成方法で形成され、レンズ保持枠4
に内設されたサブCPU部11の導電部102a,10
2b,102cへ至るまで導電部が形成されている。
【0061】すなわち、上記導電部106a,106
b,106cは、上記サブCPU11が配設されている
サブCPU基板11Aに形成された導電部102a,1
02b,102cにそれぞれ接続されている。これによ
り、上記導電部104a,104b,104cは、サブ
CPU11に接続されており、信号線としての役目を果
たすようになっている。
【0062】また、上記固定枠7における導電部104
a,104b,104cは、レンズ鏡筒が撮像装置本体
12に装着された際に、それぞれ該撮像装置本体12に
形成された導電部105a,105b,105cと接合
するようになっている。よって電力は撮像装置本体12
の電源部13から、固定枠7の導電部104a,104
b,104cを通りレンズ保持枠4の内側のサブCPU
11へ供給される。
【0063】これにより、よってサブCPU部11への
電力は撮像装置本体12から固定枠7の導電部104
a,104b,104c、カム環8の導電部104D,
104E,104F、導電ピン30、レンズ保持部4の
導電部106a,106b,106cを通り、レンズ保
持枠4に内設されたサブCPU11へ供給される。
【0064】また、固定枠7とカム環8の導電効果を上
げるため、バネ35がカム環8を固定枠7へ付勢してい
る。さらに、レンズ保持枠4と導電ピン30との間にも
バネ34A(図9参照)が3ヶ所設置してあり、レンズ
保持枠4に配設された導電ピン30をカム環8のカム溝
へ付勢し、導電効果を上げている。
【0065】また上記サブCPU部11にも導電効果を
上げるためにチャタリングを防止する機構等が含まれて
いる。なお、上述したように、上記各導電部は固定枠
7,レンズ保持枠4,撮像装置本体12,サブCPU1
1にそれぞれ3ヶ所づつ配設されており、その内2ヶ所
は電源電圧Vcc用に、残りの1ヶ所はグランドGND
用に使用するようになっている。このように、Vccを
2ヶ所用いることによりプラス(+)側の導電効果を上
げている。
【0066】このように、本第2の実施形態の撮像装置
は、ズーム動作によってズーム駆動用モータ9が駆動さ
れ、ズーム駆動力伝達部10を介してカム環8が回転さ
れると、それぞれのカム形状に応じてレンズ保持枠4と
レンズ保持枠5が光軸方向に駆動され、同時に固定枠7
とカム環8とレンズ保持枠4の摺動部も変倍動作で導電
しながら移動し、常に撮像装置本体からサブCPU11
へ電力を供給する。
【0067】上記第1レンズ群1に関しては第1レンズ
群1を保持するレンズ保持枠3がレンズ保持枠4の軸2
5によって、光軸方向移動可能に支持されており、レン
ズ保持枠3、4が相対的に位置変化することにより、合
焦動作を行う。また、レンズ保持枠4には、シャッタ機
構21も一体的に固定されている。レンズ保持枠4内で
のレンズ保持枠3の駆動(合焦のためのレンズ駆動)及
びシャッタ機構21の駆動(露出制御のためのシャッタ
駆動)は、やはりレンズ保持枠4に一体的に固定された
アクチュエータ13と詳細不図示の駆動力伝達機構(レ
ンズ駆動とシャッタ駆動に対する動力切り換え機構17
も含む)により行われる。
【0068】本第2の実施形態の撮像装置では、上記レ
ンズ保持枠4には、アクチュエータの制御を行うための
通信手段として有線通信を用いている。この通信手段の
基本構成は、図15に示した家庭用の黒電話の内部回路
図を参考にしており、以下、構成を説明する。
【0069】図14は、本第2の実施形態の撮像装置に
おける通信手段の構成を示したブロック図である。以
下、信号の流れに沿って該通信手段を説明する。
【0070】図に示すように、通信に使用する信号は電
源部13からサブCPU11へ電力をおくるライン上に
混ぜて双方向通信を行うようになっている。サブCPU
11からの信号は、変調回路304で所定の変調方式に
より変調され、増幅器306で増幅されて合成回路30
8に入力される。該合成回路308で電源電圧Vccと
合成された信号はメインCPU16側の分離回路309
で分離され、増幅器311を経て復調回路313で復調
されメインCPU16に入力する。
【0071】一方、メインCPU16からの信号は、変
調回路314で所定の変調方式により変調され、増幅器
312で増幅され合成回路310に入力される。該合成
回路310で電源315からの電圧Vccと合成された
信号はサブCPU11側の分離回路307で分離され、
増幅器305を経て復調回路303で復調されサブCP
U11に入力する。また、該サブCPU11は、メイン
CPU16からの情報に基づき、シャッタ機構301、
合焦(フォーカス)機構302の制御を行うようになっ
ている。
【0072】また、本第2の実施形態の撮像装置では、
データ変調はASK方式、PSK方式のいずれかを用い
て双方向通信を行うようになっている(図21参照)。
【0073】一方、ワイド端へのリセット動作は、上記
第1の実施形態と同様に、図6に示すごとく、カム環外
周面のズーム位置と対応した所定位置に設けられた反射
板24を撮像装置本体に設けられた反射型位置センサ2
3で読み取ることにより行うようになっている。
【0074】上記レンズ保持枠4内に設けられた信号処
理部(サブCPU)11は、撮像装置本体12側に設け
られた信号処理部(メインCPU)16から有線通信に
より伝達されるフォーカス駆動情報、シャッタ駆動情報
に基づき、カメラ撮影シーケンスに従って合焦用レンズ
駆動、シャッタ駆動を行うためにアクチュエータ13を
駆動制御する。このときアクチュエータ13の駆動力は
動力切り換え機構17により選択的に合焦用レンズ駆動
もしくはシャッタ駆動に伝達される。
【0075】また、合焦動作はレンズ駆動用カム18を
介してレンズ保持枠3を軸25に沿って光軸方向に駆動
することにより行われる。また、レンズ保持枠3はバネ
31により、レンズ駆動用カム18に常に当接するよう
付勢されている。位置の制御はレンズ駆動用カム18の
位置センサ19の情報をサブCPU11にフィードバッ
クすることにより行われる。
【0076】一方、シャッタ駆動はシャッタ駆動用レバ
ー20を介してシャッタ羽根33A,33Bを駆動する
ことにより行われる。そして位置の制御はシャッタ駆動
用レバー20の位置センサ22の情報をサブCPU11
にフィードバックすることにより行われる。
【0077】撮像装置本体12内に設けられたメインC
PU16は、やはり撮像装置本体12に設けられた測距
センサ、測光センサさらに各種モード(ストロボ発光情
報など)入力スイッチから得られた情報に基づいてフォ
ーカスレンズ駆動情報、シャッタ駆動情報を演算し、カ
メラ撮影シーケンスに従ってレンズ保持枠4に内設され
たサブCPU11に信号伝達する。なお、上記メインC
PU16は上述した制御のほか、ストロボ発光、ズーム
駆動、フィルム巻き上げ巻き戻し、表示等の制御も行う
ようになっている。
【0078】このように、第2の実施形態の撮像装置に
よると、上記第1の実施形態の撮像装置と同様の効果を
奏する。
【0079】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0080】図11は、上記第3の実施形態の撮像装置
の主要構成を示した要部分解斜視図である。
【0081】図11に示すように、この第3の実施形態
は、通常の機能を有する第1レンズ群51を備え、該第
1レンズ群51は、レンズ保持枠53に保持され、更に
レンズ保持枠54に保持されており、合焦動作に伴って
軸61に沿って光軸方向に移動可能となっている。同様
に第2レンズ群52は、レンズ保持枠55に保持されて
おり、変倍動作に伴って軸62に沿って光軸方向に移動
可能となっている。上記レンズ保持枠54は、軸67に
沿って光軸方向に移動可能である。また、該レンズ保持
枠54の後端側外周部にはネジ部63が形成され、送り
ネジ71が螺合するようになっている。そして、該レン
ズ保持枠54は、上記送りネジ71の回動により、軸6
7に沿って光軸方向に移動するようになっている。
【0082】上記レンズ保持枠55の外周部にはピン部
64が形成されており、該ピン部64の先端部は、カム
ネジ72の溝に係合している。そして、該レンズ保持枠
55は、上記カムネジ72の回動により溝に沿って光軸
方向に移動するようになっている。
【0083】上記カムネジ72、送りネジ71は固定枠
57と上板69とに挟設され軸支されている。また、該
カムネジ72、送りネジ71の基端部には撮像装置本体
58に固定されたズーム駆動用モータ59からの駆動力
を伝達するズーム駆動力伝達部73と噛合するギヤーが
配設されている。これにより、上記カムネジ72は、上
記ズーム駆動用モータ59が駆動されるとズーム駆動力
伝達部73を介して駆動力が伝達され回動する。そし
て、該カムネジ72のカム溝と係合しているレンズ保持
枠55(第2レンズ群52)が、光軸方向に駆動される
ようになっている。また、上記カムネジ72と連動する
送りネジ71が回動することでレンズ保持枠54(第1
レンズ群51)も光軸方向に駆動され、変倍動作を行う
ことになる。
【0084】また、上記送りネジ71の基端部に配設さ
れたギヤーの回転は、位置センサ74で検出されるよう
になっており、これにより、該送りネジ71の回転位
置、すなわちレンズ保持枠54の位置が検出できるよう
になっている。
【0085】なお、上記軸67、送りネジ71は導電性
材料で形成されている。また、上記上板69は、上記固
定枠57から延設された2本の柱部70にビスにより固
定されている。
【0086】図12は、本第3の実施形態の撮像装置に
おける電気的接続状態を示す要部分解斜視図である。
【0087】図に示すように、上記撮像装置本体58か
ら、レンズ保持枠54に内設された上記第1の実施形態
と同様のサブCPU11に電力を供給するにあたり、プ
ラス(+)極またはマイナス(−)極のいずれか一方
(本実施形態では、マイナス極)を該撮像装置本体58
から接片75の摺動部、送りネジ71、レンズ保持枠5
4の接片79の摺動部、レンズ保持枠54に内設した、
上記MID方式で形成された導電部を通り、サブCPU
11へと接続している。
【0088】同様に、他方の極性(本実施形態では、プ
ラス極)を撮像装置58から接片68の摺動部、軸6
7、レンズ保持枠54の接片78の摺動部、レンズ保持
枠54に内設した上記MID方式で形成された導電部を
通り、サブCPU11へと接続している。
【0089】このように構成される本第3の実施形態の
撮像装置は、撮像装置58に固定されたズーム駆動用モ
ータ59が位置センサ74からの信号に応じて駆動さ
れ、ズーム駆動伝達部73を介してカムネジ72、送り
ネジ71が回動すると、レンズ保持枠54が光軸方向に
移動し、それに伴って、軸67と送りネジ71に摺動し
ている接片79,78も光軸方向へ移動し、それぞれ、
送りネジ71、軸67との電気的接続は保たれる。した
がって、撮像装置本体58から、レンズ保持枠54内の
導電部を通り、サブCPU11へと電力を供給すること
ができる。
【0090】なお、上記接片75,68,79,78は
弾性導電部材、たとえば燐青銅で構成されており、常に
送りネジ71、軸67に付勢され、導電効果を上げてい
る。また、上記サブCPU部11にも導電効果を上げる
ためにチャタリングを防止する機構等が含まれている。
【0091】なお、本実施形態の撮像装置における合焦
動作およびシャッタ動作は、上記第1,第2の実施形態
と同様のため、ここでの説明は省略する。
【0092】本第3の実施形態の撮像装置においては、
レンズ保持枠54で、アクチュエータの制御を行うため
に無線通信を用いている。
【0093】図16は、本第3の実施形態の撮像装置に
おける通信手段の構成を示したブロック回路図である。
以下、信号の流れに沿って該通信手段を説明する。
【0094】図に示すように、レンズ保持枠54に内設
されたサブCPU11からの信号は、アンプ,変調回
路,復調回路401を経てコイル等からなる送受信回路
403で電磁波の入出力を行うようになっている。同様
に撮像装置本体58側にもコイル等からなる送受信回路
404が配設され、上記送受信回路403との間で無線
による送受信を行うようになっている。この送受信回路
404からの信号は、アンプ,変調回路,復調回路40
2を経てメインCPU16に入力される。
【0095】なお、本実施形態においては、無線により
通信を行うので、上記レンズ保持枠54側および撮像装
置本体58側の入出力部、すなわち、送受信回路40
3,404は、必ずしも互いに相対する位置関係になく
てもよい。
【0096】さらに、本実施形態においては、データ変
調はASK方式、PSK方式、FSK方式のいずれかを
用いて双方向通信を行うようになっている(図21参
照)。なお、通信によるカメラの制御も上記第1の実施
形態と同様であるのでここでの説明は省略する。
【0097】このように、第3の実施形態の撮像装置に
よると、上記第1の実施形態の撮像装置と同様の効果を
奏する。
【0098】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0099】図18は、上記第4の実施形態の撮像装置
の構成を示した要部分解斜視図である。
【0100】図に示すように、本実施形態においては、
第1レンズ群1は、レンズ保持枠83に保持されてお
り、更にレンズ保持枠84に保持されており、合焦動作
に伴って光軸方向に移動可能である。同様に第2レンズ
群2は、レンズ保持枠85に保持されており、光軸方向
に移動可能である。上記レンズ保持枠84,85は変倍
動作に伴って光軸方向に移動可能である。
【0101】上記レンズ保持枠84は、後端外周部に突
部84a,84bが突設されており、そのうち一方の突
部84bの上面にはカムフォロワ部84cが形成されて
いる。また、上記レンズ保持枠85の後端外周部にも突
部85a,85bが突設されており、そのうち一方の突
部85bの上面にはカムフォロワ部85cが形成されて
いる。そして、上記カムフォロワ部84c,85cは、
ともにカム環8の内周面側に設けられたカム溝と嵌合し
ている。さらにレンズ保持枠84,85は、軸94a、
軸94bにより光軸方向に移動可能に軸支持されてい
る。
【0102】上記レンズ保持枠84,85は、互いにバ
ネ93a,93b,91a,91bによりカム環8のカ
ム面へ当接されている。カム環8は、上板81により、
スラスト方向を規制されており、回動方向のみ移動可能
である。軸94a,軸94bは該ウエイタ81と固定枠
87で固定されている。なお、上記バネ93a,93
b,91a,91bは、導電部材で形成されている。
【0103】また、上記固定枠87の外周部には導電部
107a,107bが形成されており、該導電部107
a,107bの一端面には、それぞれ上記バネ93a,
93bの一端が当接している。また、該導電部107
a,107bの他端面は、撮像装置本体86に形成され
た導電部108a,108bに接合するようになってい
る。
【0104】また、上記バネ93a,93bの他端は、
レンズ保持枠85の突部85a,85bの一面に形成さ
れた導電部96a,96bに当接し、更に、該突部85
a,85bの他面に形成された導電部92a,92bに
は、上記バネ91a,91bの一端が当接する。また、
該バネ91a,91bの他端は、上記レンズ保持枠84
の突部84a,84bの一面に形成された導電部90
a,90bに当接する。
【0105】なお、上記導電部96aと導電部92a、
また、導電部96bと導電部92bとはそれぞれ電気的
に接続されており、また、上記導電部90a,90b
は、レンズ保持枠84に内設したサブCPU11に接続
されている。
【0106】本実施形態の撮像装置では、撮像装置本体
86に固定されたズーム駆動用モータ9が駆動され、ズ
ーム駆動伝達部10を介して、カム環8が回転される
と、それぞれのカム形状に応じてレンズ保持枠84(第
1レンズ群1)とレンズ保持枠85(第2レンズ群2)
が光軸方向に駆動され変倍動作を行う。
【0107】また、上記撮像装置本体86の導電部10
8a,108bから固定枠87外周部に形成された導電
部107a,107bに電力が供給されると、上記バネ
93a,93b,上記導電部96a,96b,92a,
92b,バネ91a,91b,導電部90a,90bを
介してレンズ保持枠84内サブCPU部11へ電力が供
給される。
【0108】また、本実施形態の撮像装置においては、
ズーム動作によって、ズーム駆動用モータ9が駆動さ
れ、ズーム駆動伝達部10を介してカム環8が回転され
ると、それぞれのカム形状に応じてレンズ保持枠84と
レンズ保持枠85が光軸方向に駆動され、バネ93a,
93b,91a,91bも常に相手部品に当接し導電を
保ち、電力がレンズ保持枠84内が導かれ、常にサブC
PU11へ電源が供給される。なお、上記サブCPU部
11にも導電効果を上げるために、チャタリングを防止
する機構等が含まれている。
【0109】なお、本実施形態の撮像装置においては、
カメラの合焦動作及びシャッタ動作は、上記第1の実施
形態と同様のためここでの説明は省略する。
【0110】本第4の実施形態の撮像装置においては、
上記レンズ保持枠84で、アクチュエータの制御を行う
ために、音声通信を用いている。
【0111】図17は、本第4の実施形態の撮像装置に
おける通信手段の構成を示したブロック回路図である。
以下、信号の流れに沿って該通信手段を説明する。
【0112】図に示すように、レンズ保持枠84に内設
されたサブCPU11からの信号は、アンプ,変調回
路,復調回路501を経てスピーカ等からなる送受波回
路503で音波の入出力を行うようになっている。同様
に撮像装置本体86側にもスピーカ等からなる送受波回
路504が配設され、上記送受波回路503との間で音
波による送受信を行うようになっている。この送受波回
路504からの信号は、アンプ,変調回路,復調回路5
02を経てメインCPU16に入力される。
【0113】なお、本実施形態においては、音波により
通信を行うので、上記レンズ保持枠84側および撮像装
置本体86側の入出力部、すなわち、送受波回路50
3,504は、必ずしも互いに相対する位置関係になく
てもよい。
【0114】さらに、本実施形態においては、データ変
調はASK方式、PSK方式、FSK方式のいずれかを
用いて双方向通信を行うようになっている(図21参
照)。なお、通信によるカメラの制御も上記第1の実施
形態と同様であるのでここでの説明は省略する。
【0115】このように、第4の実施形態の撮像装置に
よると、上記第1の実施形態の撮像装置と同様の効果を
奏する。
【0116】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。
【0117】図22および図23は、上記第5の実施形
態である撮像装置の構成を示した図であり、図22は、
該撮像装置における、撮像装置本体とレンズ鏡筒との係
合部を示す要部斜視図である。また、図23は、上記撮
像装置において、上側断面がワイド状態、下側断面がテ
レ状態を示した要部断面図である。
【0118】この第5の実施形態は、その構成は上記第
1の実施形態とほぼ同一であり、ここでは、差異のみの
言及に止め、その他の詳しい説明は省略する。
【0119】図に示すように、本第5の実施形態の撮像
装置は、レンズ鏡筒が撮像装置本体12に設けられたレ
ンズ着脱用マウント98を介して該撮像装置本体12に
対して着脱可能となっており、また、レンズ鏡筒と撮像
装置本体12との間には、中間チューブ部材99が装着
可能としていることを特徴とする。
【0120】レンズ鏡筒内で、光軸方向移動可能に支持
されたレンズ保持枠4,5は、撮影レンズの変倍動作に
伴い、カメラ本体に対する光軸方向位置が変動すること
になる。
【0121】上記中間チューブ部材99は、レンズ鏡筒
と撮像装置本体12との間に挿入し、その光軸方向の間
隔を可変調節することにより、撮影倍率の選択の自由度
を増すために用いられるカメラ用アダプタである。該中
間チューブ部材99には、撮像装置本体12とレンズ鏡
筒との電気的接続を行うための図示しない導電部が設け
られており、該中間チューブ部材99を装着した場合に
も、装着していないときと同様に、撮像装置本体12か
ら、レンズ保持枠4に内設したサブCPU11へ電力供
給が可能となっている。
【0122】上記レンズ保持枠4内の、サブCPU11
と、撮像装置本体12内のメインCPU16との間で
は、測距情報、測光情報等の信号伝達が行われるが、本
第5の実施形態では、上記第1の実施形態と同様の光通
信機構により行われるようになっている。
【0123】また、本実施形態では、レンズ保持枠4の
光軸方向移動ストロークを吸収して信号伝達が可能とな
るよう構成されているが、中間チューブ部材99の長さ
分の余裕を、さらに考慮することで、該中間チューブ部
材99を、レンズ鏡筒と撮像装置本体との間に装着した
ときにも光通信による信号伝達が可能となっている。
【0124】このように、第5の実施形態の撮像装置に
よると、上記第1の実施形態の撮像装置と同様の効果を
奏するとともに、撮影倍率の選択の自由度を増すことが
できる。
【0125】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 本体側に主電源を有する撮像装置において、撮
像装置本体に対して光軸方向に移動可能に支持された鏡
枠と、この鏡枠を上記撮像装置本体に対して光軸方向に
進退させるための鏡枠駆動機構と、上記鏡枠に設けられ
たアクチュエータと、上記撮像装置本体側と上記アクチ
ュエータとを電気的に接続して該アクチュエータに電源
もしくは駆動信号を供給するために、上記鏡枠駆動装置
に設けられた接続手段と、を具備したことを特徴とする
撮像装置。
【0126】(2) 本体側に主電源を有する撮像装置
本体と、この撮像装置に着脱自在に設けられたレンズ鏡
筒とを有する撮像装置において、上記レンズ鏡筒に内設
され、上記撮像装置本体に対して光軸方向に移動可能に
支持された鏡枠と、上記レンズ鏡筒に内設され、上記鏡
枠を上記撮像装置本体に対して光軸方向に進退させるた
めの鏡枠駆動機構と、上記鏡枠に設けられたアクチュエ
ータと、上記撮像装置本体側と上記アクチュエータとを
電気的に接続して該アクチュエータに電源もしくは駆動
信号を供給するために、上記鏡枠駆動装置に設けられた
接続手段と、を具備したことを特徴とする撮像装置。
【0127】(3) 本体側に主電源を有する撮像装置
において、撮像装置本体に対して光軸方向に移動可能に
支持された鏡枠と、この鏡枠に設けられたアクチュエー
タと、上記撮像装置本体側に設けられ、上記アクチュエ
ータを制御する第1の信号処理部と、上記鏡枠に設けら
れ、上記アクチュエータ制御用の信号処理を行う第2の
信号処理部と、上記第1の信号処理部と第2の信号処理
部との間でデータ通信を行う通信手段と、を具備したこ
とを特徴とする撮像装置。
【0128】(4) 本体側に主電源を有する撮像装置
において、撮像装置本体に対して光軸方向に移動可能に
支持された鏡枠と、この鏡枠に設けられたアクチュエー
タと、上記撮像装置本体側に設けられ、上記アクチュエ
ータを制御する第1の信号処理部と、上記鏡枠に設けら
れ、上記アクチュエータ制御用の信号処理を行う第2の
信号処理部と、上記第1の信号処理部と第2の信号処理
部との間でデータ通信を行う通信手段と、上記鏡枠を上
記撮像装置本体に対して光軸方向に進退させるための鏡
枠駆動機構と、上記撮像装置本体側と上記アクチュエー
タとを電気的に接続して該アクチュエータに電源を供給
するために、上記鏡枠駆動装置に設けられた接続手段
と、を具備したことを特徴とする撮像装置。
【0129】(5) 本体側に主電源を有する撮像装置
において、撮像装置本体に対して光軸方向に移動可能に
支持された鏡枠と、この鏡枠を上記撮像装置本体に対し
て光軸方向に進退させるための鏡枠駆動機構と、上記鏡
枠に設けられたアクチュエータと、上記撮像装置本体側
と上記アクチュエータとを電気的に接続して該アクチュ
エータに電源を供給するために、上記鏡枠駆動装置に設
けられた接続手段と、上記撮像装置本体側に設けられ、
上記アクチュエータを制御する第1の信号処理部と、上
記鏡枠に設けられ、上記アクチュエータ制御用の信号処
理を行う第2の信号処理部と、上記第1の信号処理部と
第2の信号処理部との間でデータ通信を行い、上記接続
手段に該データ通信信号を重畳する通信手段と、を具備
したことを特徴とする撮像装置。
【0130】(6) 上記(1),(2),(5)にお
いて、上記鏡枠駆動機構は、上記鏡枠を光軸方向にのみ
進退可能にする直進ガイド部材と、該直進ガイド部材に
係合する係合部材とからなる。
【0131】(7) 上記(6)において、上記直進ガ
イド部材と係合部材との間は、付勢部材によってガタが
取り除かれている。
【0132】(8) 上記(6)において、上記直進ガ
イド部材は、光軸方向に沿って延びるガイドロッドもし
くは送りネジである。
【0133】(9) 上記(8)において、上記ガイド
ロッドもしくは送りネジと、上記鏡枠に設けられ、これ
らガイドロッドもしくは送りネジに係合する係合部材と
は導電部材により形成されている。
【0134】(10) 上記(6)において、上記直進
ガイド部材は、他の鏡枠に設けられた直進溝であり、上
記係合部材は該直進溝に嵌合するピンである。
【0135】(11) 上記(1),(2),(5)に
おいて、上記鏡枠駆動機構は、たの鏡枠に設けられ、上
記鏡枠を光軸方向に進退可能にするカム溝と、該カム溝
に係合するカムフォロワからなる。
【0136】(12) 上記(11)において、上記カ
ム溝の係合面には導電部材が形成されており、上記カム
フォロワが導電性部材で形成されている。
【0137】(13) 上記(12)において、上記カ
ム溝の導電部材は、該カム溝のカム面に形成された導電
層からなる。
【0138】(14) 上記(1),(2),(3),
(4),(5)において、上記撮像装置本体に対して鏡
枠等の他の構成部材を内設したレンズ鏡筒が着脱自在に
構成されている。
【0139】(15) 上記(2),(14)におい
て、撮像装置本体とレンズ鏡筒との間には中間チューブ
部材が挿脱自在に設けられる。
【0140】(16) 上記(15)において、上記中
間チューブ部材には、上記撮像装置本体側の主電源と、
レンズ鏡筒内のアクチュエータとを電気的に接続するた
めの手段が設けられている。
【0141】(17) 上記(3),(4)において、
上記通信手段は、光通信,有線通信,無線通信,音声通
信の少なくとも一つの手段により行う。
【0142】(18) 上記(3),(4)において、
上記通信手段は、双方向通信を行う。
【0143】(19) 上記(3),(4)において、
上記通信手段は、2対の発光素子および受光素子を有
し、ASK(振幅変調)方式,PSK(位相変調)方
式,FSK(周波数変調)方式の少なくとも一つを用い
て通信を行う。
【0144】(20) 上記(3),(4)において、
上記通信手段は、音声授受手段を有し、ASK方式,P
SK方式,FSK方式の少なくとも一つを用いて通信を
行う。
【0145】(21) 上記(5)において、上記通信
手段は、音声授受手段を有し、振幅変調方式,位相変調
方式,周波数変調方式の少なくとも一つを用いて通信を
行う。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型で信頼性の高い撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の撮像装置におけるレ
ンズ鏡筒の分解斜視図である。
【図2】上記第1の実施形態の撮像装置におけるレンズ
鏡筒の分解斜視図である。
【図3】上記第1の実施形態の撮像装置における、撮像
装置本体と上記図1,図2に示すレンズ鏡筒との係合部
を示す要部斜視図である。
【図4】上記第1の実施形態の撮像装置におけるレンズ
保持枠のカムフォロワを示した要部拡大図である。
【図5】上記第1の実施形態の撮像装置において、上側
断面がワイド状態、下側断面がテレ状態を示した要部断
面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の撮像装置におけるレ
ンズ鏡筒の分解斜視図である。
【図7】上記第2の実施形態の撮像装置におけるレンズ
鏡筒の分解斜視図である。
【図8】上記第2の実施形態の撮像装置における、撮像
装置本体と上記図6,図7に示すレンズ鏡筒との係合部
を示す要部斜視図である。
【図9】上記第2の実施形態の撮像装置におけるレンズ
保持枠のカムフォロワを示した要部拡大図である。
【図10】上記第2の実施形態の撮像装置において、上
側断面がワイド状態、下側断面がテレ状態を示した要部
断面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の撮像装置の主要構
成を示した要部分解斜視図である。
【図12】上記第3の実施形態の撮像装置における電気
的接続状態を示す要部分解斜視図である。
【図13】上記第1の実施形態の撮像装置におけるサブ
CPUとメインCPUとの通信手段を示したブロック図
である。
【図14】上記第2の実施形態の撮像装置におけるサブ
CPUとメインCPUとの通信手段を示したブロック図
である。
【図15】家庭用の黒電話の内部回路図である。
【図16】上記第3の実施形態の撮像装置における通信
手段の構成を示したブロック回路図である。
【図17】本発明の第4の実施形態の撮像装置における
通信手段の構成を示したブロック回路図である。
【図18】上記第4の実施形態の撮像装置の構成を示し
た要部分解斜視図である。
【図19】上記第1の実施形態の撮像装置において、双
方向通信の信号波形の一例を示したタイミングチャート
である。
【図20】上記第1の実施形態の撮像装置において、双
方向通信の信号波形の他の例を示したタイミングチャー
トである。
【図21】上記第1の実施形態の撮像装置において、デ
ータ変調方式の例を示した線図である。
【図22】本発明の第5の実施形態の撮像装置におけ
る、撮像装置本体とレンズ鏡筒との係合部を示す要部斜
視図である。
【図23】上記第5の実施形態の撮像装置において、上
側断面がワイド状態、下側断面がテレ状態を示した要部
断面図である。
【符号の説明】
1…第1レンズ群 2…第2レンズ群 3…レンズ保持枠 4…レンズ保持枠 4a,4b,4c…カムフォロワ部 5…レンズ保持枠 6…レンズ保持枠 7…固定枠 7a,7b,7c…直進ガイド溝 8…カム環 9…ズーム駆動用モータ 10…ズーム駆動力伝達部 11…サブCPU 12…撮像装置本体 13…アクチュエータ 14,15…光素子 16…メインCPU 100a,100b,100c,101a,101b,
101c,102a,102b,102c,103a,
103b,103c…導電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−146208(JP,A) 実開 平5−71809(JP,U) 実開 平5−4117(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/02 G02B 7/04 G02B 7/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置本体側に主電源を有する撮像装
    置において、 撮像装置本体に対して光軸方向に移動可能に、レンズ鏡
    筒内で支持された保持枠と、 記保持枠を上記撮像装置本体に対して光軸方向に進退
    可能に摺動ガイドする鏡枠ガイド機構と、 上記保持枠内に配置されたアクチュエータと、上記鏡枠ガイド機構により上記保持枠を摺動ガイドさせ
    ているときに、光軸方向に離間している 上記撮像装置本
    体側の主電源と上記アクチュエータとの間上記鏡枠ガ
    イド機構を介して常に導電可能に電気的に接続してお
    き、上記撮像装置本体側から該アクチュエータに電源
    供給もしくは駆動信号を伝達可能とる接続手段と、 を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記鏡枠ガイド機構は、上記保持枠を光
    軸方向にのみ直進的に進退可能にする直進ガイド部材
    と、該直進ガイド部材に係合する係合部材とを有し、上
    記直進ガイド部材及び上記係合部材は、導電部材で形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記鏡枠ガイド機構は、上記保持枠を光
    軸方向に進退可能にするガイド溝と、該ガイド溝に係合
    するカムフォロアとを有し、上記ガイド溝のカムフォロ
    ア係合面には、導電部材が一体的に形成されており、さ
    らに上記カムフォロアは、導電部材で形成されている
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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