JP2010093754A - 固体撮像素子及び信号処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画素部から読み出される画素信号を、光信号により高速伝送を可能とすると共に、光通信に起因する光の影響を抑えた固体撮像素子を提供する。
【解決手段】固体撮像素子1Aは、光を電気信号に変換する画素部10Aと、画素部10Aが表面側に形成される基板18と、基板18の表面に配置され、画素部10Aから読み出される信号を、光信号に変換して出力する光通信部12Aと、光通信部12Aの周囲に配置され、光通信部12Aから出力される信号光で画素部10Aに向かう光、及び光通信部12Aから漏れる光を遮光する遮光部200Aとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光の像を電気信号に変換する固体撮像素子及びこの固体撮像素子を備えた信号処理システムに関する。詳しくは、固体撮像素子から読み出される画素信号を、光信号で出力できるようにしたものである。
回路基板の高速化、高集積化が進み、信号遅延、EMIの発生等の問題への対応が急務になってきている。電気配線により問題になっていた信号遅延、信号劣化、及び配線から放射される電磁干渉ノイズについて解決され、かつ高速伝送が可能である光配線技術が注目されている。
このような光配線技術を利用して、カメラ本体部に着脱可能に構成されたレンズに固体撮像素子を備えると共に、固体撮像素子から出力される信号を光でカメラ本体部に伝達できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−196972号公報
光配線技術を利用することで、信号の高速伝送が可能である。しかし、特許文献1に記載の技術では、固体撮像素子が実装されている基板に発光素子が実装される構成が開示されるのみで、発光素子から出力される光や漏れる光が固体撮像素子に与える影響について考慮されていない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、画素部から読み出される画素信号を、光信号により高速伝送を可能とすると共に、光通信に起因する光の影響を抑えた固体撮像素子及び信号処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の固体撮像素子は、光を電気信号に変換する画素部と、画素部が形成される基板と、基板の画素部が形成される一方の面に配置され、画素部から読み出される信号を、光信号に変換して出力する光通信部と、光通信部の周囲に配置され、光通信部から出力される信号光で画素部に向かう光、及び光通信部から漏れる光を遮光する遮光部とを備えたものである。
本発明の信号処理システムは、上述した固体撮像素子を備えるものである。すなわち、入射された光を電気信号に変換する固体撮像素子及び固体撮像素子に光を入射させる光学素子を有した光学装置と、光学装置が接続される信号処理装置を備え、固体撮像素子は、光を電気信号に変換する画素部と、画素部が形成される基板と、基板の画素部が形成される一方の面に配置され、画素部から読み出される信号を、光信号に変換して出力する光通信部と、光通信部の周囲に配置され、光通信部から出力される信号光で画素部に向かう光、及び光通信部から漏れる光を遮光する遮光部とを備えたものである。
本発明では、画素部に光が入射することで光電変換された電気信号が読み出され、光通信部に入力された電気信号は光信号に変換され、信号光が出力される。光通信部から出力される信号光で、画素部に向かう成分は、遮光部で遮光されて画素部に入射しない。また、光通信部から漏れる光は、遮光部で遮光されて画素部に入射しない。
本発明によれば、画素部から読み出された画素信号の伝送を光信号で行うこととし、かつ、光通信部に遮光部を備えることとした。これにより、光通信部から出力される信号光、及び光通信部から漏れる光が画素部に入射することを防ぐことができる。また、画素部に入射する光が、光通信部から出力される信号光に混ざり込むことを防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明の固体撮像素子、固体撮像素子を備えた光学装置、光学装置が接続される信号処理装置、光学装置と信号処理装置を備えた信号処理システムの実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の固体撮像素子の構成例>
図1は、第1の実施の形態の固体撮像素子の一例を示す模式的な平面図、図2は、第1の実施の形態の固体撮像素子の一例を示す模式的は側面図である。また、図3は、各実施の形態における固体撮像素子を実現する機能の一例を示す機能ブロック図である。
第1の実施の形態の固体撮像素子1Aは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、またはCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサで構成される。固体撮像素子1Aは、光を電気信号に変換して出力する画素部10Aを備える。画素部10Aは、光を電気に変換する画素が2次元または1次元に配列され、入射された光LIの強度に応じた電気信号が出力される。
固体撮像素子1Aは、画素部10Aから出力される電気信号をディジタル信号に変換するA/D変換部11Aと、A/D変換部11Aでディジタル化された電気信号を、光信号に変換して出力する光通信部12Aを備える。
光通信部12Aは、電気信号を光信号に変換する光出力部120Aを、1個または複数備える。光通信部12Aは、光出力部120Aの第1の実施の形態として、電圧の印加で発光する例えば半導体レーザ(LD)等の自発光型の発光素子を有する。半導体レーザ等の発光素子は、印加される電圧の変化等による電気信号で光の変調が可能である。これにより、光通信部12Aは、自発光する光を、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換された電気信号に基づき変調することで、画素部10Aから読み出される画素データに基づく信号光Lsを出力する。
また、光通信部12Aは、光出力部120Aの第2の実施の形態として、外部から入力されて透過または反射する光を、電圧の変化等による電気信号に基づいて外部変調する光変調器を有する。光通信部12Aでは、外部からの一定の光が光変調器入力されると共に、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換された電気信号が光変調器に入力される。これにより、光通信部12Aは、外部から入力された光を、A/D変換部11Aから入力された電気信号に基づいて変調することで、画素部10Aから読み出される画素データに基づく信号光Lsを出力する。
固体撮像素子1Aは、動作モードに応じた駆動クロック(CLK)を生成し、画素部10A、A/D変換部11A及び光通信部12Aの各機能ブロックに供給するタイミングジェネレータ(TG)13Aを備える。また、固体撮像素子1Aは、制御信号等の入出力が行われる制御I/O14Aと、電源を供給するDC−DC部15Aと、画素データの読み出しを制御する制御部16Aを備える。制御部16AとDC−DC部15Aとタイミングジェネレータ13Aは、バス17に接続されて、制御信号やデータの送受が行われる。
制御部16Aは、DC−DC部15Aを制御して、固体撮像素子1Aの電源のオンとオフを切り替える。また、制御部16Aは、駆動クロックをタイミングジェネレータ13Aで生成して画素部10AとA/D変換部11Aと光通信部12Aに供給し、駆動クロックに同期させて画素部10AとA/D変換部11Aと光通信部12Aを動作させる。
画素部10AとA/D変換部11Aと光通信部12Aは、タイミングジェネレータ13Aから供給される駆動クロックで、信号の入出力を同期させる。画素部10Aでは、入射される光の像に応じた画素データが、電気信号として読み出される。A/D変換部11Aでは、画素部10Aから読み出された画素データが入力され、ディジタル信号に変換されて出力される。光通信部12Aでは、画素部10Aから読み出され、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換された電気信号が入力され、画素データに基づく光信号に変換されて、信号光Lsが出力される。
固体撮像素子1Aは、画素部10Aと、A/D変換部11Aと、光通信部12Aと、タイミングジェネレータ13Aと、DC−DC部15Aと、制御部16Aが、シリコン(Si)で構成される基板18上に集積形成される。固体撮像素子1Aは、半導体の製造プロセスを利用してこれら構成要素が集積形成されて1チップ化されている。
固体撮像素子1Aは、基板18の一方の面に画素部10Aが形成される。画素部10Aは、基板18の一方の面側から光が入射される。また、固体撮像素子1Aは、画素部10Aとの間で電気信号及び電源の入出力が行われるA/D変換部11Aと、DC−DC部15Aと、制御部16Aが、基板18の一方の面に形成される。更に、固体撮像素子1Aは、光通信部12Aが基板の一方の面に形成される。また、固体撮像素子1Aでは、基板18の裏面に制御I/O14Aと接続される電極部である電極パッド140Aが形成される。固体撮像素子1Aは、画素信号を光通信で伝送するため、画素信号を電気信号で外部へ伝送するための電極パッドは不要となる。このため、電極パッド140Aは少なくとも電源線とGND線と制御線の3本で構成される。なお、電極パッド140Aは、基板18表面に形成される構成でも良い。
固体撮像素子1Aは、光通信部12Aの周囲に遮光部200Aを備える。遮光部200Aは、光通信部12Aが自発光型の発光素子を有する構成では、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部200Aは、光通信部12Aから出力される信号光及び漏れ光が直接画素部10Aに入射しないような位置及び形状で、光通信部12Aの周囲に配置される。例えば、遮光部200Aは、光通信部12Aにおける発光部分と、外部との入出力が行われる電極等がある場合は電極を除く部分を覆うような構成とする。また、遮光部200Aは、発振波長の光を反射または屈折させる材質で構成されるものでも良い。例えば、光通信部12Aから出力される信号光で画素部10Aに向かう光、及び漏れ光が入射する位置に遮光部200Aを配置し、入射された光を画素部10Aに向かわない方向に反射または屈折させて離散させる構成としても良い。
例えば、発光素子として、面発光型半導体レーザを使用する構成では、遮光部200Aは、光通信部12Aの発光面である上面の発光部分を除く部分を覆うような構成とする。例えば、光通信部12Aの下面と側面を覆う構成とする。これにより、光通信部12Aの下面から漏れる光を遮光して、基板18を通過しないようにすることができ、光通信部12Aからの漏れ光Lnが、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。同様に、光通信部12Aの下面以外から漏れる光も遮光することができる。
<固体撮像素子の光通信部の構成例>
図4は、固体撮像素子の光通信部の一例を示す構成図である。第1の実施の形態の固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、光出力部120Aとして自発光型の発光素子を備える。自発光型の発光素子としては、例えば、基板の面に対して垂直方向に光を出力する面発光型半導体レーザ(VCSEL)121Aが用いられる。
面発光型半導体レーザ121Aは、p型電極500aとn型電極500bの間に、上方ブラック反射ミラー(DBRミラー)500cと、活性層500dと、下方ブラック反射ミラー(DBRミラー)500eと、n型半導体基板500fが積層される。面発光型半導体レーザ121Aは、活性層500dの上下に、誘電体多層膜で構成された上方ブラック反射ミラー500cと下方ブラック反射ミラー500eが形成されることで、ミラー間で共振器が構成される。
次に、面発光型半導体レーザ121Aの動作原理について説明する。
(1)p型電極500aとn型電極500bに電圧を印加し外部から電流を流すことにより、活性層500dにおけるエネルギー準位において、反転分布状態を生じさせる。
(2)活性層500dにおいて、エネルギーギャップに対応するエネルギーを持つ光子が自然放出し、そのホトンが誘導放出を引き起こすことにより、光を増幅する。
(3)活性層500dの上下のミラーにより光は反射され、その一部は再び活性層500d内へ導かれ、誘導放出により増幅される。
(4)増幅された光の一部がp型電極500a側の端面を通過して外部に出射される。
これにより、A/D変換部11Aから出力されるディジタル信号の1と0を、電圧のオンとオフに対応付けることで光のオンとオフとなり、変調が実現される。なお、自発光型の発光素子としては、端面発光型の半導体レーザやLED(Light Emitting Diode)等も用いられる。
図5は、固体撮像素子の光通信部の他の例を示す構成図、図6は、印加電圧と光の吸収量の関係を示すグラフである。固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、光出力部120Aとして外部変調型の光変調器を備える。外部変調型の光変調器としては、電界吸収型光変調器121Bを備える。電界吸収型光変調器121Bは、量子井戸と呼ばれる半導体の微細構造に電界を印加すると、半導体のバンド構造が変化し、光の吸収量が変化する現象を利用している。
電界吸収型光変調器121Bは、多重量子井戸構造を有する導波路層501を、P層502aとN層502bで挟む構成である。電界吸収型光変調器121Bにおける導波路層501の光吸収量は、バイアス電圧によって、図16に示すように吸収帯域がシフトする。これにより、例えばλ2の波長の光を導波路層501に入力した場合、印加電圧があると光が吸収され、印加電圧が無いと光が透過し、導波路層501に入力された光が、印加される電圧に応じて損失が変化することで強度変調される。
固体撮像素子1Aでは、A/D変換部11Aから出力される電気信号に応じた電圧を電界吸収型光変調器121Bに印加することで、光の変調を実現する。そこで、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換されて出力される電気信号による電圧が、電界吸収型光変調器121BのP層502aとN層502bに印加されるように構成される。
これにより、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、外部から入力された一定の光が、画素部10Aから読み出されてディジタル化された電気信号Dsに基づき変調され、信号光Lsとして出力される。
図7は、固体撮像素子の光通信部の他の例を示す構成図である。固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、外部変調型の光変調器の他の例として、マッハツェンダ型光変調器121Cを備える。マッハツェンダ型光変調器121Cは、電圧を印加することによって屈折率が変わる電気光学効果(ポッケルス効果)を利用している。電気光学効果を利用した光変調器では、印加する電圧によって、光の位相を変調することができる。
マッハツェンダ型光変調器121Cでは、電気光学効果で生じる光の位相差を利用して、マッハツェンダ干渉計を構成する2本の導波路で光路長差を生じさせることで光を干渉させ、光のオンとオフを実現している。
マッハツェンダ型光変調器121Cは、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)等の強誘電体結晶の基板503に、分岐部504aと結合部504bにより第1の導波路505aと第2の導波路505bに分岐結合される光導波路505を備える。また、電圧を印加する電極506を備える。なお、マッハツェンダ型光変調器121Cは、GaAs(ガリウム砒素)やInP(インジウムリン)等の半導体材料を用いて構成しても良い。半導体材料によるマッハツェンダ型光変調器121Cは、半導体プロセスによりInP基板上に作成され、LiNbO3によるマッハツェンダ型変調器に比べて、より小型化が可能である。
マッハツェンダ型光変調器121Cは、第1の導波路505aと第2の導波路505bを通過する光の位相がπだけずれるような電圧V1を印加すると、分岐部504aで分岐した光は、位相がπだけずれて結合部504bで合波される。位相がπだけずれて合波した光は、干渉により互いに打ち消しあい、出力は0となる。
一方、第1の導波路505aと第2の導波路505bを通過する光の位相にずれが生じないような電圧V0を印加すると、分岐部504aで分岐した光は、同位相で結合部504bで合波される。同位相で合波した光は、干渉により強めあい、出力は1となる。
このように、マッハツェンダ型光変調器121Cは、位相がπずれる電圧を印加することで、光のオン/オフ制御が実現される。
固体撮像素子1Aでは、A/D変換部11Aから出力される電気信号に応じた電圧をマッハツェンダ型光変調器121Cに印加することで、光の変調を実現する。そこで、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換されて出力される電気信号による電圧が、マッハツェンダ型光変調器121Cの電極506に印加されるように構成される。
これにより、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、外部から入力された一定の光Lが、画素部10Aから読み出されてディジタル化された電気信号Dsに基づき変調され、信号光Lsとして出力される。
図8は、固体撮像素子の光通信部の他の例を示す構成図である。固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、光変調部として、ミラー部121Dを備える。ミラー部121Dは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を利用して形成されたマイクロミラーデバイス(DMD; Digital Micromirror Device)である。
ミラー部121Dは、例えばシリコン(Si)の基板507上に、反射ミラー508と、反射ミラー508に取り付けられるヨーク509と、反射ミラー508をヨーク509に固定するミラーサポートホスト510を備える。反射ミラー508とヨーク509は、ヒンジ511により基板507に支持される。ヨーク509の先端には緩衝板509aが形成される。ヒンジ511は、変形かつ復元する弾性を有する。基板507にはアドレス電極512が形成される。アドレス電極512は、ヨーク509及び反射ミラー508と対向する。ヨーク509と反射ミラー508は、バイアスリセットバス513に機械的及び電気的に接続される。
ミラー部121Dは、バイアス電圧を印加すると共に、アドレス電極512に電圧を印加すると、静電引力が反射ミラー508とアドレス電極512の間、及びヨーク509とアドレス電極512の間に作用して静電トルクを発生する。これにより、反射ミラー508とヨーク509は、緩衝板509aが着地、停止するまで回転して、反射ミラー508が傾けられる。バイアス電圧が無印加の場合には、ヒンジ511の復元力で、反射ミラー508とヨーク509は水平位置で安定する。
このように、ミラー部121Dは、反射ミラー508に入力される光が反射される方向が、電圧の印加の有無で変化し、受光側では、反射ミラー508の角度によって受光量が変わるので、光のオン/オフ制御が実現される。
固体撮像素子1Aでは、A/D変換部11Aから出力される電気信号に応じた電圧をミラー部121Dに印加することで、光の変調を実現する。そこで、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換されて出力される電気信号による電圧が、ミラー部121Dに印加されるように構成される。
これにより、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、外部から入力された一定の光Lが、画素部10Aから読み出されてディジタル化された電気信号Dsに基づき変調され、信号光Lsとして出力される。
<第1の実施の形態の固体撮像素子の光通信部を構成する要素の内部の配置例>
第1の実施の形態の固体撮像素子では、光通信部は、光出力部として自発光型の発光素子または外部変調型の光変調器と、発光素子または光変調器の駆動部等を備えている。次に、発光素子または光変調器と、駆動部の好適な配置例について説明する。
(1)自発光型の光出力部を1個備えた配置例
図9及び図10は、光通信部を構成する要素の第1の配置例を示し、図9は、光通信部を構成する要素の第1の配置例を示す模式的な平面図、図10は、光通信部を構成する要素の第1の配置例を示す模式的な側面図である。
図9及び図10に示す例では、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、自発光型の発光素子を1個備えた構成で、光出力部120Aとして、端面発光型の半導体レーザで構成される発光部121Eを備えた構成である。
発光部121Eは、一方の側端面が発光面であり、信号光Lsが矢印で示す方向に出力される。なお、発光部121Eは、発光面と反対側の側端面から、若干量の漏れ光Lnが矢印で示す方向に出力される。
光出力部120Aは、発光部121Eを駆動する駆動部120T備える。駆動部120Tは、発光部121Eにおける信号光Lsの出力方向に対して直列させて、漏れ光Lnが出力される側端面と対向する側に、発光部121Eと並べて配置される。駆動部120Tは、直列する発光部121Eと反対側から、例えば矢印で示す向きの駆動信号線120Sによって、ディジタル信号に変換された電気信号が供給される。なお、光出力部120Aは、発光部121Eと駆動部120Tが独立した素子で形成された構成では、駆動部120Tと発光部121Eの間は、ボンディングワイヤ120Wで接続されて、電気信号が供給される。また、光出力部120Aは、発光部121Eと駆動部120Tが集積された構成では、駆動部120Tと発光部121Eの間は、半導体内でアルミニウムやタングステン等による配線層で接続されて、電気信号が供給される。
光通信部12Aは、発光部121Eから出力される漏れ光Lnを遮光する遮光部240Aを備える。遮光部240Aは、少なくとも発光部121Eにおける発振波長の光は透過しない材質で構成され、発光部121Eに対して、漏れ光Lnが出力される側端面と対向して配置される。
本例では、駆動部120Tが発光部121Eと直列に配置されるため、遮光部240Aは、発光部121Eと直列に配置される駆動部120Tに対して、発光部121Eの反対側に配置される。これにより、発光部121Eから出力される漏れ光Lnを、遮光部240Aで遮光することができる。
図9及び図10に示す例では、発光部121Eで光が出力される向きに対して直列して駆動部120Tを配置した。これにより、光出力部120Aをアレイ化する場合には、発光部121Eと駆動部120Tが直列する方向に対して発光部121Eを並列させれば、隣り合う発光部121Eの間に駆動部120Tが配置されず、小型化が可能となる。
(2)自発光型の光出力部を1個備えた他の配置例
図11及び図12は、光通信部を構成する要素の第2の配置例を示し、図11は、光通信部を構成する要素の第2の配置例を示す模式的な平面図、図12は、光通信部を構成する要素の第2の配置例を示す模式的な側面図である。
図11及び図12に示す例では、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、自発光型の発光素子を1個備えた構成で、光出力部120Aとして、図4に示すような面発光型半導体レーザ(VCSEL)で構成される発光部121Fを備えた構成である。
発光部121Fは、上面が発光面であり、信号光Lsが矢印で示す方向に出力される。なお、発光部121Fは、発光面と反対側の下面から、若干量の漏れ光が出力される。
光出力部120Aは、発光部121Fを駆動する駆動部120T備える。駆動部120Tは、発光部121Eと直列に配置される。駆動部120Tは、直列する発光部121Fと反対側から、例えば矢印で示す向きの駆動信号線120Sによって、ディジタル信号に変換された電気信号が供給される。なお、光出力部120Aは、発光部121Fと駆動部120Tが独立した素子で形成された構成では、駆動部120Tと発光部121Fの間は、ボンディングワイヤ120Wで接続されて、電気信号が供給される。また、光出力部120Aは、発光部121Fと駆動部120Tが集積された構成では、駆動部120Tと発光部121Fの間は、半導体内でアルミニウムやタングステン等による配線層で接続されて、電気信号が供給される。
光通信部12Aは、発光部121Fから出力される漏れ光Lnを遮光する遮光部240Bを備える。遮光部240Bは、少なくとも発光部121Fにおける発振波長の光は透過しない材質で構成され、発光部121Fに対して、漏れ光が出力される下面に配置される。これにより、発光部121Fから出力される漏れ光を、遮光部240Bで遮光することができる。
図11及び図12に示す例でも、発光部121Fに直列して駆動部120Tを配置した。これにより、光出力部120Aをアレイ化する場合には、発光部121Fと駆動部120Tが直列する方向に対して発光部121Fを並列させれば、隣り合う発光部121Fの間に駆動部120Tが配置されず、小型化が可能となる。
(3)自発光型の光出力部をアレイ化した配置例
図13は、光通信部を構成する要素の第3の配置例を示す模式的な平面図である。図13に示す例では、発光素子として、端面発光型の半導体レーザで構成される発光部121Eを備え、発光部121Eと駆動部120Tを備えた光出力部120Aをアレイ化した構成である。
上述したように、発光部121Eで光が出力される向きに対して直列して駆動部120Tが配置される。光出力部120Aをアレイ化する場合には、発光部121Eと駆動部120Tが直列する方向に対して発光部121Eを並列させる。
光通信部12Aは、発光部121Eから出力される漏れ光Lnを遮光する遮光部240Aを備える。遮光部240Aは、少なくとも発光部121Eにおける発振波長の光は透過しない材質で構成され、発光部121Eに対して、漏れ光Lnが出力される側端面と対向して配置される。
本例では、駆動部120Tが発光部121Eと直列に配置されるため、遮光部240Aは、発光部121Eと直列に配置される駆動部120Tに対して、発光部121Eの反対側に配置される。これにより、発光部121Eから出力される漏れ光Lnを、遮光部240Aで遮光することができる。
これにより、複数の発光部121E同士及び駆動部120T同士が隣り合って集積され、隣り合う発光部121Eの間に駆動部120Tが配置されず、光通信部12Aの小型化が可能となる。なお、図13の構成で、端面発光型の半導体レーザを面発光型の半導体レーザに置き換えても同様の効果が得られる。
図13の構成では、光通信部12Aは、複数本の信号光Lsが並列されて出力される形態となる。信号光Lsのピッチは、駆動部120Tの配置に制約されずに決めることができるので、アレイ化する光のピッチの自由度が増加する。
(4)外部変調型の光出力部を1個備えた配置例
図14は、光通信部を構成する要素の第4の配置例を示す模式的な平面図である。図14に示す例では、固体撮像素子1の光通信部12Aは、光出力部120Aとして外部変調型の光変調部121Gを1個備えた構成で、光変調部121Gは、図15で説明した電界吸収型光変調器121Bまたは図7で説明したマッハツェンダ型光変調器121Cで構成される。または、光の透過率を制御する液晶等で構成されていても良い。
光出力部120Aは、光変調部121Gの一方の端面側が光の入力端、反対側の他方の端部が光の出力端となり、光導波路等で構成される入光部120Jが入力端に接続される。また、光導波路等で構成される出光部120Kが出力端に接続される。
光変調部121Gは、外部からの一定の光Lが、矢印で示す方向から入光部120Jに入力される。また、変調された信号光Lsが、入力される光Lとは反対側へ、出光部120Kから矢印で示す方向に出力される。
光通信部12Aは、光変調部121Gを駆動する駆動部120T備える。駆動部120Tは、光変調部121Gに入力する光L及び出力する信号光Lsに対して直交するような位置で、光変調部121Gの側部に並べて配置される。これにより、光変調部121Gに入力する光L及び出力する信号光Lsを、駆動部120Tで遮らないような構成としている。駆動部120Tは、例えば矢印で示す向きの駆動信号線120Sによって、ディジタル信号に変換された電気信号が供給される。なお、光出力部120Aは、光変調部121Gと駆動部120Tが独立した素子で形成された構成では、駆動部120Tと光変調部121Gの間は、ボンディングワイヤ120Wで接続されて、電気信号が供給される。また、光出力部120Aは、光変調部121Gと駆動部120Tが集積された構成では、駆動部120Tと光変調部121Gの間は、半導体内でアルミニウムやタングステン等による配線層で接続されて、電気信号が供給される。
(5)外部変調型の光出力部を1個備えた他の配置例
図15及び図16は、光通信部を構成する要素の第5の配置例を示し、図15は、光通信部を構成する要素の第5の配置例を示す模式的な側面図、図16は、光通信部を構成する要素の第5の配置例を示す模式的な平面図である。
図15及び図16に示す例では、固体撮像素子1の光通信部12Aは、上述したように外部変調型の光変調部121Gを1個備えた構成で、光変調部121Gに接続された入光部120Jと出光部120Kに遮光部240Cを備える。
光変調部121Gは、外部からの光Lが、入光部120Jに対して水平方向から入力される。また、変調された信号光Lsが、出光部120Kから水平方向に出力される。遮光部240Cは、入光部120Jの外部からの光の入力部分と、出光部120Kの外部への光の出力部分が形成される端面を除いて、入光部120J及び出光部120Kの側面と上面の全体を覆う構成とする。
なお、入光部120J及び出光部120Kの下面の全体も覆う構成として、光通信部12Aを構成する基板への光の漏れを防止できるようにしても良い。更に、入光部120J及び出光部120Kと、光変調部121Gとの接続箇所からの光の漏れを防止するため、光変調部121Gを含めて入光部120Jと出光部120Kを遮光部240Cで覆うようにしても良い。
これにより、入光部120Jに入力されて光変調部121Gへ導波される光Lが、入光部120Jから漏れることを防止できる。また、光変調部121Gから出力されて出光部120Kを導波される信号光Lsが、出光部120Kの出力部分以外から漏れることを防止できる。
(6)外部変調型の光出力部を1個備えた他の配置例
図17及び図18は、光通信部を構成する要素の第6の配置例を示し、図17は、光通信部を構成する要素の第6の配置例を示す模式的な側面図、図18は、光通信部を構成する要素の第6の配置例を示す模式的な平面図である。
図17及び図18に示す例では、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、上述したように外部変調型の光変調部121Gを1個備えた構成で、光変調部121Gに接続された入光部120Jと出光部120Kに遮光部240Dを備える。
入光部120Jは、外部からの光の入力部分に45度の反射面120Nが形成され、外部からの光Lが、入光部120Jに対して垂直方向から入力される。出光部120Kも同様に、外部への光の入力部分に45度の反射面120Nが形成され、変調された信号光Lsが、出光部120Kから垂直方向に出力される。
遮光部240Dは、入光部120Jの外部からの光の入力部分と、出光部120Kの外部への光の出力部分が形成される上面の一部を除いて、入光部120J及び出光部120Kの端面と側面と下面の全体、上面の残部を覆う構成とする。
なお、入光部120J及び出光部120Kと、光変調部121Gとの接続箇所からの光の漏れを防止するため、光変調部121Gを含めて入光部120Jと出光部120Kを遮光部240Dで覆うようにしても良い。
これにより、入光部120Jに入力されて光変調部121Gへ導波される光Lが、反射等により入光部120Jから漏れることを防止できる。また、光変調部121Gから出力されて出光部120Kを導波される信号光Lsが、反射等により出光部120Kの出力部分以外から漏れることを防止できる。
(7)外部変調型の光出力部をアレイ化した配置例
図19は、光通信部を構成する要素の第7の配置例を示す模式的な平面図である。図19に示す例では、固体撮像素子1の光通信部12Aは、上述したように外部変調型の光変調部121Gを備え、光変調部121Gと駆動部120Tを備えた光出力部120Aをアレイ化した構成である。
光変調部121Gは、上述したように対向する端面の一方に入光部120Jが接続され、他方に出光部120Kが接続されるので、駆動部120Tが光変調部121Gの側部に配置される。光出力部120Aをアレイ化する場合には、光変調部121Gに入力する光L及び出力する信号光Lsに対して直交する方向に、光変調部121Gが並列され、光変調部121Gと駆動部120Tが交互に並ぶ配置となる。
(8)外部変調型の光出力部を1個備えた他の配置例
図20及び図21は、光通信部を構成する要素の第8の配置例を示し、図20は、光通信部を構成する要素の第8の配置例を示す模式的な平面図、図21は、光通信部を構成する要素の第8の配置例を示す模式的な斜視図である。
図20及び図21に示す例では、固体撮像素子1Aの光通信部12Aは、外部変調型の光変調部121Pを1個備えた構成である。例えば、光変調部121Pは、図8で説明したマイクロミラーデバイスであるミラー部121Dで構成される。
光変調部121Pは、外部からの光Lを反射する際に、反射方向を切り替えることで信号光Lsを出力する。図21(a)では、例えば、図8で説明した反射ミラー508が、光通信部12Aを構成する基板130に対して垂直方向に立てられた形態で、光が基板130に対して水平方向から入出射する。このため、光変調部121Pに入力する光L及び反射して出力される信号光Lsが、光変調部121Pから所定の方向以外に漏れないように、光変調部121Pの周囲に遮光部240Eを備える。光変調部121Pの駆動部120Tは、例えば遮光部240Eの裏側に配置される。図21(b)では、例えば図8で説明した反射ミラー508が、基板130に対して水平で、光が基板130に対して垂直方向から入出射する。このため、光変調部121Pに入力する光L及び反射して出力される信号光Lsが、光変調部121Pから所定の方向以外に漏れないように、光変調部121Pの周囲に所定の高さで遮光部240Eを備える。また、光変調部121Pに入力されなかった光を遮光する周辺遮光部240Fを、光変調部121Pの周囲の下部に備える。
<レンズと画素部の関係に応じた光通信部の構成例>
図22は、レンズと画素部の関係に応じた光通信部の第1の構成例を示す模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、画素部10Aの正面にレンズ部20が配置され、レンズ部20から入射した光の像が画素部10Aに結像される。
図22の例では、光通信部12Aがレンズ部20の直径の内側に入る構成である。このような構成では、光通信部12Aから出力される光がレンズ部20内に漏れないようにする必要がある。また、レンズ部20に入射した光が、光通信部12Aから出力される光に混じり込まないようにする必要がある。
そこで、光通信部12Aは、例えば図15及び図16で説明したように、光出力部として外部変調型の光変調部121Gを備えた構成で、光変調部121Gに接続された入光部120Jと出光部120Kに遮光部240Cを備える。遮光部240Cは、入光部120Jの外部からの光の入力部分と、出光部120Kの外部への光の出力部分が形成される端面を除いて、入光部120Jと出光部120K、及び光変調部121Gの側面と上面の全体を覆う構成とする。また、入光部120Jの外部からの光の入力部分、及び出光部120Kの外部への光の出力部分と、レンズ部20を構成する鏡筒との間に遮光部250Aを備える。
これにより、光通信部12Aから出力される光がレンズ部20内に漏れて、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。また、光通信部12Aが外部変調型の光変調部である構成で、光通信部12Aに入力される光がレンズ部20内に漏れて、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。更に、レンズ部20に入射した光が、光通信部12Aから出力される光に混じり、偽信号光となることを防ぐことができる。
図23は、レンズと画素部の関係に応じた光通信部の第2の構成例を示す模式的な平面図である。図23の例では、光通信部12Aがレンズ部20の外側に配置される構成である。光通信部12Aは、レンズ部20及び画素部10Aに対して、図のような相対位置で配置される。以下本発明の図では、わかりやすく撮像動作に影響がでない十分離れた位置に配置されている。
端面発光型の半導体レーザは、一方の端面から信号光Lsが出力される。一方、反対側の端面からも若干の光が出力される。そこで、光出力部として端面発光型の半導体レーザを備える光通信部12Aでは、信号光Lsの出力端と反対側の端面が画素部10Aに向かない方向に傾斜させて配置される。これにより、漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。
<光通信部の構成に応じた遮光部の構成例>
固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aから出力される信号光、及び光通信部12Aから漏れる光が、基板18を回り込む、あるいは基板18内を伝搬される等により画素部10Aに入射すると、撮像に影響を与える可能性がある。そこで、光通信部12Aからの光が画素部10Aに漏れないように遮光部を備える。また、光通信部12Aからの光が、レンズ等で反射して、画素部10Aに回りこまないように遮光部を備える。これにより、画素部10Aに入射される光に、光通信部12Aからの光が混入することを防止できる。
(1)自発光型で集合配置された光通信部における遮光部の構成例
図24は、自発光型で集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。図24の例では、光通信部12Aの配置で遮光を実現し、別部材としての遮光部は備えていない。
固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の1箇所の角部に1つの光通信部12Aが集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば端面発光型の半導体レーザを備える。端面発光型の半導体レーザは、一方の端面から信号光Lsが出力される。一方、反対側の端面からも若干の光が出力される。そこで、端面発光型の半導体レーザを備える光通信部12Aでは、信号光Lsの出力端と反対側の端面が画素部10Aに向かない方向に傾斜させて配置される。これにより、漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、図24では、1個の光出力部を有した光通信部12Aを1個備えた例で説明したが、光出力部がアレイ化された光通信部または複数の光通信部を備えても良い。
(2)自発光型で集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例
図25は、自発光型で集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の1箇所の角部に1つの光通信部12Aが集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば端面発光型の半導体レーザを備える。図25に示す例では、信号光Lsが出力される向きが基板18の辺に対して略垂直となる向きで光通信部12Aが配置される。
固体撮像素子1Aは、光通信部12Aの周囲に遮光部250Bを備える。遮光部250Bは、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Bは、発光素子として端面発光型の半導体レーザを使用する構成では、信号光Lsの出力端と反対側の端面と対向する位置に形成される。これにより、基板18の1箇所に集合して自発光型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aからの漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、図25では、1個の光出力部を有した光通信部12Aを1個備えた例で説明したが、光出力部がアレイ化された光通信部または複数の光通信部を備えても良い。また、遮光部250Bは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
(3)自発光型で分散集合配置された光通信部における遮光部の構成例
図26は、自発光型で分散集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の2箇所の角部に複数の光通信部12Aが分散して集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば端面発光型の半導体レーザを備える。図26に示す例では、信号光Lsが出力される向きが基板18の辺に対して略垂直となる向きで各光通信部12Aが配置される。
固体撮像素子1Aは、各光通信部12Aの周囲に遮光部250Bを備える。遮光部250Bは、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Bは、発光素子として端面発光型の半導体レーザを使用する構成では、各光通信部12Aで信号光Lsの出力端と反対側の端面と対向する位置に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散集合して自発光型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aからの漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、遮光部250Bは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
(4)自発光型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例
図27は、自発光型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の2箇所の角部に複数の光通信部12Aが分散して集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば端面発光型の半導体レーザを備える。図27に示す例では、信号光Lsが出力される向きが基板18の辺に対して略垂直となる向きで各光通信部12Aが配置される。
固体撮像素子1Aは、画素部10Aの周囲に遮光部250Cを備える。遮光部250Cは、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Cは、発光素子として端面発光型の半導体レーザを使用する構成では、各光通信部12Aで信号光Lsの出力端と反対側の端面と対向する位置に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散集合して自発光型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aからの漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、遮光部250Cは、レンズ部20に備えても良い。また、遮光部250Cは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
(5)自発光型で分散配置された光通信部における遮光部の構成例
図28は、自発光型で分散配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の4箇所の角部に1個ずつの光通信部12Aが分散配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば端面発光型の半導体レーザを備える。図28に示す例では、信号光Lsが出力される向きが基板18の辺に対して略垂直となる向きで各光通信部12Aが配置される。
固体撮像素子1Aは、各光通信部12Aの周囲に遮光部250Bを備える。遮光部250Bは、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Bは、発光素子として端面発光型の半導体レーザを使用する構成では、各光通信部12Aで信号光Lsの出力端と反対側の端面と対向する位置に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散して自発光型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aからの漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、遮光部250Bは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
(6)自発光型で分散配置された光通信部における遮光部の他の構成例
図29は、自発光型で分散配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の4箇所の角部に1個ずつの光通信部12Aが分散配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば面発光型の半導体レーザを備える。ここで、図29に示す信号光Lsが出力される向きは模式的であり、基板18に対して略垂直方向に出力される。
固体撮像素子1Aは、各光通信部12Aの周囲に遮光部250Dを備える。遮光部250Bは、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Dは、発光素子として面発光型の半導体レーザを使用する構成では、各光通信部12Aの下面に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散して自発光型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aからの漏れ光が基板18内を通り、画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、遮光部250Dは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
(7)外部変調型で集合配置された光通信部における遮光部の構成例
図30は、外部変調型で集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。図30の例では、光通信部12Aの配置で遮光を実現し、別部材としての遮光部は備えていない。
固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の1箇所の角部に1つの光通信部12Aが集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として例えば外部変調型の光変調部を備える。外部変調型の光変調部は、一方の端面から信号光Lsが出力される。また、反対側の端面から一定の光Lが入力される。そこで、外部変調型の光変調部を備える光通信部12Aでは、入力光Lと信号光Lsが画素部10Aに向かない方向に傾斜させて配置される。これにより、漏れ光Lnが画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、図30では、1個の光出力部を有した光通信部12Aを1個備えた例で説明したが、光出力部がアレイ化された光通信部または複数の光通信部を備えても良い。
(8)外部変調型で分散集合配置された光通信部における遮光部の構成例
図31は、外部変調型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の2箇所の角部に複数の光通信部12Aが分散して集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として図15及び図16で説明したような構成で外部変調型の光変調部を備える。
固体撮像素子1Aは、光通信部12Aの周囲に遮光部250Eを備える。遮光部250Eは、光通信部12Aに入力される波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Eは、光出力部として外部変調型の光変調部を使用する構成では、図15及び図16に示すように、光変調部への光の入出力部分以外の導波路経路の周囲に形成される。図31の例では、入光部120Jが、光通信部12Aが配置される側と反対側の基板18の端部まで形成される。このため、遮光部250Eは、入光部120Jに対する入力部分以外に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散集合して外部変調型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aに入出力される光が漏れ光となって画素部10Aに入射することを防ぐことができる。
(9)外部変調型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例
図32は、外部変調型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の2箇所の角部に複数の光通信部12Aが分散して集合配置される。光通信部12Aは、光出力部として図17及び図18で説明したような構成で外部変調型の光変調部を備える。
固体撮像素子1Aは、光通信部12Aの周囲に遮光部250Fを備える。遮光部250Fは、光通信部12Aに入力される波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Fは、光出力部として外部変調型の光変調部を使用する構成では、図17及び図18に示すように、光変調部への光の入出力部分以外の導波路経路の周囲に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散集合して外部変調型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aに入出力される光が漏れ光となって画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、遮光部250Fは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
(10)外部変調型で分散配置された光通信部における遮光部の構成例
図33は、外部変調型で分散配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、基板18の周辺部の4箇所の角部に1個ずつの光通信部12Aが分散配置される。光通信部12Aは、光出力部として図17及び図18で説明したような構成で外部変調型の光変調部を備える。
固体撮像素子1Aは、光通信部12Aの周囲に遮光部250Fを備える。遮光部250Fは、光通信部12Aに入力される波長の光は透過しない材質で構成される。遮光部250Fは、光出力部として外部変調型の光変調部を使用する構成では、図17及び図18に示すように、光変調部への光の入出力部分以外の導波路経路の周囲に形成される。これにより、基板18の複数箇所に分散して外部変調型の光通信部12Aが形成された固体撮像素子1Aにおいて、光通信部12Aに入出力される光が漏れ光となって画素部10Aに入射することを防ぐことができる。なお、遮光部250Fは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
<光通信部の配置に応じた遮光部の配置例>
(1)遮光部の第1の配置例
図34は、遮光部の第1の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図、図35は、遮光部の第1の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、例えば画素データのシリアル化に応じた配置で、基板18の周辺部の一の角部に1つの光出力部120Aを有した1つの光通信部12Aが配置される。
画素部10Aから読み出された画素データをシリアル化して伝送する方式では、図3で説明したA/D変換部11Aの後段にシリアルインタフェース122を備え、シリアルインタフェース122の出力に光通信部12Aが配置される。このため、光通信部12Aは、例えば画素部10Aの右側に配置される。
固体撮像素子1Aは、光通信部12Aの周囲に遮光部260Aを備える。遮光部260Aは、光通信部12Aが自発光型の発光素子を有する構成では、少なくとも発振波長の光は透過しない材質で構成される。このため、遮光部260Aは、発光素子として、上述した面発光型半導体レーザを使用する構成では、例えば板状の部材で光通信部12Aの下面及び側面を覆うような構成として、光通信部12Aの発光面である上面を除く周囲を囲む構成とする。
これにより、光通信部12Aからの漏れ光Lnが基板18内に伝搬されず、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。また、光通信部12Aから出力される信号光がレンズ等で反射して、画素部10Aに回り込むことを防止できる。
(2)遮光部の第2の配置例
図36は、遮光部の第2の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図、図37は、遮光部の第2の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、例えばエリア読み出しに応じた配置で、基板18の周辺部の4角部に光出力部がアレイ化された光通信部12Aが配置される。なお、シリアルインタフェースを備えた構成では、1つの光出力部を有した光通信部が配置される。
エリア読み出しとは、画素部10Aを幾つかのエリアに分けて、各エリアにある画素毎に信号の読み出しを行う方式である。例えば、画素部10Aを(1)〜(4)に4分割してエリア読み出しを行う方式では、エリア毎にA/D変換部11Aが接続される。このため、光通信部12Aは、基板18の周辺部の4角部に配置される。
固体撮像素子1Aは、各光通信部12Aの周囲に上述した遮光部260Aを備える。これにより、各光通信部12Aからの漏れ光Lnが基板18内に伝搬されず、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。また、各光通信部12Aから出力される信号光がレンズ等で反射して、画素部10Aに回り込むことを防止できる。
(3)遮光部の第3の配置例
図38は、遮光部の第3の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図、図39は、遮光部の第3の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、例えば画素特性に応じた多線読み出しに応じた配置で、基板18の周辺部の一方の側端部の2箇所に光出力部がアレイ化された光通信部12Aが配置される。なお、シリアルインタフェースを備えた構成では、1つの光出力部を有した光通信部が配置される。
画素特性に応じた多線読み出しとは、画素部10Aを構成する各画素を、色等の特性に応じて分けて信号の読み出しを行う方式である。例えば、画素特性を4種類に種別する場合には、種別された画素に対応して、4個のA/D変換部11Aが基板18の一方の端部に配置される。このため、光通信部12Aは、基板18の周辺部の一方の側端部の上下の2箇所に配置される。
固体撮像素子1Aは、各光通信部12Aの周囲に上述した遮光部260Aを備える。これにより、各光通信部12Aからの漏れ光Lnが基板18内に伝搬されず、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。また、各光通信部12Aから出力される信号光がレンズ等で反射して、画素部10Aに回り込むことを防止できる。
(4)遮光部の第4の配置例
図40は、遮光部の第4の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図、図41は、遮光部の第4の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。固体撮像素子1Aは、例えば観音読み出しに応じた配置で、基板18の上側または下側の周辺部の両端に光出力部がアレイ化された光通信部12Aが配置される。なお、シリアルインタフェースを備えた構成では、1つの光出力部を有した光通信部が配置される。
観音読み出しとは、画素部10Aを左右のエリアに分けて、各エリアにある画素毎に信号の読み出しを行う方式で、エリア毎にA/D変換部11Aが接続される。このため、光通信部12Aは、基板18の上側または下側の周辺部の両端に配置される。
固体撮像素子1Aは、各光通信部12Aの周囲に上述した遮光部260Aを備える。これにより、各光通信部12Aからの漏れ光Lnが基板18内に伝搬されず、迷光となって画素部に10Aに入射することを防ぐことができる。また、各光通信部12Aから出力される信号光がレンズ等で反射して、画素部10Aに回り込むことを防止できる。なお、以上の各例で、遮光部260Aは、漏れ光等を反射または屈折させて離散させ、画素部10Aに入射しないようにする構成でも良い。
<固体撮像素子を備えた信号処理システムの概要>
図42は、固体撮像素子を備えた信号処理システムの概要を示す機能ブロック図で、まず、固体撮像素子を備えた光学装置の概要について説明する。光学装置2Aは、上述した固体撮像素子1Aと、レンズ部20と、固体撮像素子1Aとレンズ部20等が実装されるハウジング21を備え、例えばカメラシステムのレンズユニットを構成する。レンズ部20は光学素子の一例で、1枚のレンズまたは複数枚のレンズを組み合わせて構成される。
光学装置2Aは、固体撮像素子1Aの画素部10Aが、レンズ部20の焦点位置に合うように構成され、レンズ部20から入射した光の像が、固体撮像素子1Aの画素部10Aに結像される。
光学装置2Aは、撮像対象物との距離によらず、レンズ部20の焦点位置を固体撮像素子1Aの画素部10Aに合わせるため、例えば、固体撮像素子1Aに対してレンズ部20を光軸方向に移動させる焦点合わせ機構を備えている。
次に、光学装置が接続される信号処理装置の概要について説明する。信号処理装置3Aは、光信号を電気信号に変換する光通信部30Aと、制御信号等の入出力が行われる制御I/O31Aを備え、例えばカメラシステムのカメラ本体部を構成する。信号処理装置3Aは、光学装置2Aが接続されると、光通信部30Aが固体撮像素子1Aの光通信部12Aと光学的に結合される。また、制御I/O31Aが固体撮像素子1Aの制御I/O14Aと接続される。
信号処理装置3Aは、ユーザによる操作を受ける操作部32Aと、操作部32Aでの操作に基づいて、光学装置2Aの固体撮像素子1Aに画素データの読み出しを指示する読み出し制御部33Aを備える。
信号処理装置3Aは、制御I/O31Aから光学装置2Aの固体撮像素子1Aに画素データの読み出しを指示し、自機の光通信部30Aと固体撮像素子1Aの光通信部12Aとの間で光通信を行って、固体撮像素子1Aから画素データを取得する。
光通信部30Aは、受光部としてフォトダイオード(PD)等の受光素子を有し、固体撮像素子1Aの光通信部12Aから出力される信号光Lsが入力されて、光信号で入力される画素データを電気信号に変換して出力する。
なお、固体撮像素子1Aの光通信部12Aが外部光を変調する光変調器を備える構成では、信号処理装置3Aの光通信部30Aは、固体撮像素子1Aの光変調器に入力される光を出力する発光部を備える。発光部は半導体レーザ等の発光素子を有し、一定の連続した光Lを出力する。
信号処理装置3Aは、固体撮像素子1Aと光通信を行って取得した画素データに所定の信号処理を行い、画像データを生成する信号処理部34Aを備える。また、信号処理装置3Aは、固体撮像素子1Aから取得した画素データを保持するデータ保持部35Aと、信号処理部34Aで生成された画像データから画像を表示する表示部36Aを備える。
信号処理装置3Aは、自機及び光学装置2Aに電源を供給する電源37Aと、電源の供給を制御する電源制御部38Aを備える。電源制御部38Aは、信号処理装置3Aの電源をオンとする操作、及び電源をオフとする操作に基づき、信号処理装置3Aに対する電源の供給の有無と、光学装置2Aに対する電源の供給の有無を、所定の順番で切り替える電源供給制御を行う。
次に、光学装置と信号処理装置を備えた信号処理システムの概要について説明する。信号処理システム4Aは、上述した光学装置2Aと信号処理装置3Aを備え、例えばカメラシステムを構成する。カメラシステムでは、レンズユニットを構成する光学装置2Aが、カメラ本体部を構成する信号処理装置3Aに対して着脱可能で交換できるように構成される。
信号処理システム4Aは、信号処理装置3Aに光学装置2Aが接続されると、信号処理装置3Aの光通信部30Aと、光学装置2Aを構成する固体撮像素子1Aの光通信部12Aが光学的に結合される。また、信号処理装置3Aの制御I/O31Aと、固体撮像素子1Aの制御I/O14Aが接続される。
これにより、信号処理システム4Aは、固体撮像素子1Aの光通信部12Aと、信号処理装置3Aの光通信部30Aによって、光学装置2Aと信号処理装置3Aとの間でデータが光信号で入出力される。
また、信号処理システム4Aは、信号処理装置3Aの制御I/O31Aと、固体撮像素子1Aの制御I/O14Aによって、信号処理装置3Aと光学装置2Aとの間で制御信号が入出力される。更に、信号処理システム4Aは、信号処理装置3Aの制御I/O31Aと、固体撮像素子1の制御I/O14Aによって、信号処理装置3Aと光学装置2Aとの間で電源の供給が行われる。
信号処理システム4Aは、信号処理装置3Aの操作部32Aでユーザの操作を受け、操作部32Aでの操作に基づいて、信号処理装置3Aの読み出し制御部33Aが、画素データの読み出しを指示する制御信号を出力する。
信号処理システム4Aは、信号処理装置3Aの制御I/O31Aと、光学装置2Aの制御I/O14Aによって、画素データの読み出しを指示する制御信号が光学装置2Aの固体撮像素子1Aに入力される。
信号処理システム4Aは、画素データの読み出しを指示する制御信号が光学装置2Aの固体撮像素子1Aに入力されると、固体撮像素子1Aの制御部16Aが、タイミングジェネレータ13Aで駆動クロックを生成する。
タイミングジェネレータ13Aで生成された駆動クロックは、画素部10AとA/D変換部11Aと光通信部12Aに供給され、画素部10Aでは画素データが電気信号として読み出される。A/D変換部11Aでは、画素部10Aから読み出された画素データが入力され、ディジタル信号に変換されて出力される。光通信部12Aでは、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換された電気信号が入力され、画素データが信号光Lsに変換されて出力される。なお、固体撮像素子1Aの光通信部12Aが外部光を変調する光変調器を備える構成では、光通信部12Aでは、信号処理装置3Aから入力された一定の光が、A/D変換部11Aでディジタル信号に変換された電気信号に基づき変調され、信号光Lsが出力される。
信号処理システム4Aは、固体撮像素子1Aの光通信部12Aと、信号処理装置3Aの光通信部30Aによって、固体撮像素子1Aで読み出された画素データが、光通信で信号処理装置3Aに入力される。
信号処理システム4Aは、固体撮像素子1Aで読み出された画素データが、光通信で信号処理装置3Aに入力されると、信号処理装置3Aの光通信部30Aが、光信号で入力される画素データを電気信号に変換して出力する。
信号処理システム4Aは、信号処理装置3Aの光通信部30Aで電気信号に変換された画素データに、信号処理装置3Aの信号処理部34Aが所定の信号処理を行って画像データを生成し、例えば表示部36Aに画像を表示する。
<信号処理システムの具体例>
図43は、信号処理システムの応用例としてのカメラシステムの一例を示す模式的な斜視図、図44は、カメラシステムを構成するレンズユニットの模式的な正面図である。図42で説明した信号処理システム4Aの一例として、カメラシステム401Aが構成される。
カメラシステム401Aは、図42で説明した光学装置2Aとしてレンズユニット402Aを備えると共に、信号処理装置3Aとしてカメラ本体部403Aを備える。レンズユニット402Aは、レンズ部20と、レンズ鏡筒22を備えると共に、上述した固体撮像素子1Aを備える。固体撮像素子1Aは、画素部10Aのサイズが、図44に示すように、レンズユニット402Aのレンズ部20で規定される。
カメラ本体部403Aは、レンズユニット402Aが例えば交換可能に取り付けられ、信号処理基板350を備える。信号処理基板350は、図42で説明した信号処理装置3Aを構成し、レンズユニット402Aが取り付けられると、固体撮像素子1Aの光通信部12Aと光通信部30Aが光学的に結合される。また、固体撮像素子1Aの制御I/O14Aと制御I/O31Aが接続される。
固体撮像素子1Aは、上述したように、基板18の表面側に光通信部12Aが備えられる。固体撮像素子1Aが、光通信部12Aとして、端面発光型の半導体レーザを備えた構成では、信号光は基板18の面と水平な方向に出力される。これにより、レンズユニット402Aがカメラ本体部403Aに取り付けられたときに、固体撮像素子1Aの側方に例えば水平方向に並列して信号処理基板350が備えられていれば良い。
図45は、信号処理システムの応用例としてのカメラシステムの他の例を示す模式的な斜視図、図46は、カメラシステムを構成するレンズユニットの模式的な正面図である。図42で説明した信号処理システム4Aの一例として、カメラシステム401Bが構成される。
カメラシステム401Bは、図42で説明した光学装置2Aとしてレンズユニット402Bを備えると共にカメラ本体部403Bを備える。レンズユニット402Bは、レンズ部20と、レンズ鏡筒22を備えると共に、上述した固体撮像素子1Aを備える。固体撮像素子1Aは、画素部10Aのサイズが、図46に示すように、レンズユニット402Bのレンズ部20で規定される。
カメラ本体部403Bは、レンズユニット402Aが例えば交換可能に取り付けられ、信号処理基板350を備える。信号処理基板350は、図42で説明した信号処理装置3Aを構成し、レンズユニット402Aが取り付けられると、固体撮像素子1Aの光通信部12Aと光通信部30Aが光学的に結合される。また、固体撮像素子1Aの制御I/O14Aと制御I/O31Aが接続される。
固体撮像素子1Aは、上述したように、基板18の表面側に光通信部12Aが備えられる。固体撮像素子1Aが、光通信部12Aとして、面発光型の半導体レーザを備えた構成では、信号光は基板18の面と垂直な方向に出力される。これにより、レンズユニット402Aがカメラ本体部403Aに取り付けられたときに、固体撮像素子1Aの垂直方向に縦向きに信号処理基板350が備えられていれば良い。
このように、光通信部12Aの構成に応じて、固体撮像素子1Aが接続される信号処理基板350の向き等を決めることができるので、カメラ本体部、固体撮像装置が接続される信号処理装置の自由度が向上する。例えば、レンズユニットとカメラ本体部を一体型とし、レンズユニット内に信号処理基板を収容するような構成も可能である。
<遮光部を配置した固体撮像素子の効果例>
各実施の形態の固体撮像素子では、画素部から読み出された画素信号の伝送を光信号で行うこととし、かつ、光通信部に遮光部を備えることとした。これにより、光通信部から出力される信号光、及び光通信部から漏れる光が画素部に入射することを防ぐことができる。また、画素部に入射する光が、光通信部から出力される信号光に混ざり込むことを防ぐことができる。
本発明は、固体撮像素子を備えた光学装置に適用される。
第1の実施の形態の固体撮像素子の一例を示す模式的な平面図である。 第1の実施の形態の固体撮像素子の一例を示す模式的な側面図である。 各実施の形態における固体撮像素子を実現する機能の一例を示す機能ブロック図である。 固体撮像素子の光通信部の一例を示す構成図である。 固体撮像素子の光通信部の他の例を示す構成図である。 印加電圧と光の吸収量の関係を示すグラフである。 固体撮像素子の光通信部の他の例を示す構成図である。 固体撮像素子の光通信部の他の例を示す構成図である。 光通信部を構成する要素の第1の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第1の配置例を示す模式的な側面図である。 光通信部を構成する要素の第2の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第2の配置例を示す模式的な側面図である。 光通信部を構成する要素の第3の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第4の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第5の配置例を示す模式的な側面図である。 光通信部を構成する要素の第5の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第6の配置例を示す模式的な側面図である。 光通信部を構成する要素の第6の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第7の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第8の配置例を示す模式的な平面図である。 光通信部を構成する要素の第8の配置例を示す模式的な斜視図である。 レンズと画素部の関係に応じた光通信部の第1の構成例を示す模式的な平面図である。 レンズと画素部の関係に応じた光通信部の第2の構成例を示す模式的な平面図である。 自発光型で集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 自発光型で集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 自発光型で分散集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 自発光型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 自発光型で分散配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 自発光型で分散配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 外部変調型で集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 外部変調型で分散集合配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 外部変調型で分散集合配置された光通信部における遮光部の他の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 外部変調型で分散配置された光通信部における遮光部の構成例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 遮光部の第1の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図である。 遮光部の第1の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 遮光部の第2の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図である。 遮光部の第2の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 遮光部の第3の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図である。 遮光部の第3の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 遮光部の第4の配置例を示す固体撮像素子の模式的な側面図である。 遮光部の第4の配置例を示す固体撮像素子の模式的な平面図である。 固体撮像素子を備えた信号処理システムの概要を示す機能ブロック図である。 信号処理システムの応用例としてのカメラシステムの一例を示す模式的な斜視図である。 カメラシステムを構成するレンズユニットの模式的な正面図である。 信号処理システムの応用例としてのカメラシステムの他の例を示す模式的な斜視図である。 カメラシステムを構成するレンズユニットの模式的な正面図である。
符号の説明
1A・・・固体撮像素子、10A・・・画素部、11A・・・A/D変換部、12A・・・光通信部、13A・・・タイミングジェネレータ、14A・・・制御I/O、15A・・・DC−DC部、16A・・・制御部、17・・・バス、18・・・基板、200A・・・遮光部

Claims (10)

  1. 光を電気信号に変換する画素部と、
    前記画素部が形成される基板と、
    前記基板の前記画素部が形成される一方の面に配置され、前記画素部から読み出される信号を、光信号に変換して出力する光通信部と、
    前記光通信部の周囲に配置され、前記光通信部から出力される信号光で前記画素部に向かう光、及び前記光通信部から漏れる光を遮光する遮光部と
    を備えた固体撮像素子。
  2. 前記光通信部は、面発光型の発光素子を備え、前記遮光部は、前記光通信部の下面及び側面に形成される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記光通信部は、端面発光型の発光素子を備え、前記遮光部は、前記光通信部の漏れ光が出力される面に対向する位置に形成される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 前記光通信部は、端面発光型の発光素子を備え、前記光通信部から出力される光が前記画素部の外側に向く配置で前記光通信部が形成される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 前記光通信部は、外部変調型の変調器を備え、前記遮光部は、前記光通信部に入出力される光が漏れる面に対向する位置に形成される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  6. 前記光通信部は、外部変調型の変調器を備え、前記光通信部に入出力される光が前記画素部の外側に向く配置で前記光通信部が形成される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  7. 単一または複数の前記光通信部が、前記画素部の周囲で前記基板の周辺部に集合して配置され、前記遮光部は、集合配置された前記光通信部の周囲に配置される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  8. 単一の前記光通信部が、前記画素部の周囲で前記基板の周辺部に分散して配置され、前記遮光部は、分散配置された前記光通信部の周囲に配置される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  9. 複数の前記光通信部が、前記画素部の周囲で前記基板の周辺部に分散して集合配置され、前記遮光部は、分散集合配置された前記光通信部の周囲に配置される
    請求項1記載の固体撮像素子。
  10. 入射された光を電気信号に変換する固体撮像素子及び前記固体撮像素子に光を入射させる光学素子を有した光学装置と、
    前記光学装置が接続される信号処理装置を備え、
    前記固体撮像素子は、
    光を電気信号に変換する画素部と、
    前記画素部が形成される基板と、
    前記基板の前記画素部が形成される一方の面に配置され、前記画素部から読み出される信号を、光信号に変換して出力する光通信部と、
    前記光通信部の周囲に配置され、前記光通信部から出力される信号光で前記画素部に向かう光、及び前記光通信部から漏れる光を遮光する遮光部とを備えた
    信号処理システム。
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