JP3461858B2 - 少なくとも1つのアントラキノン染料を含有する染料混合物 - Google Patents
少なくとも1つのアントラキノン染料を含有する染料混合物Info
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Description
750nmの波長である少なくとも1つのアントラキノ
ン染料並びに式I、II、III、IVおよび/または
V: 【0002】 【化3】 【0003】{式中、L1は、置換または非置換であり
かつ酸素原子1〜4個によってエーテル官能基中で中断
されていてもよいC1〜C20アルキル基、置換または非
置換のフェニル基またはヒドロキシ基を表し、L2は、
5員または6員の炭素環式またはヘテロ環式基を表し、
L3は、シアノ基、カルバモイル基、カルボキシル基ま
たはC1〜C4アルコキシカルボニル基を表し、L4は、
酸素を表すかまたは式: 【0004】 【化4】 【0005】〔式中、Q1は、それぞれ、場合によって
は酸素原子1または2個によってエーテル官能基中で中
断されているC1〜C8アルキル基を表す〕で示される基
を表し、Xは、CHまたは窒素原子を表し、L5は、水
素原子またはC1〜C4アルキル基を表し、L6およびL7
は、同一かまたは異なり、それぞれ互いに独立に水素原
子、置換または非置換のC1〜C12アルキル基、C5〜C
7シクロアルキル基、置換または非置換のフェニル基、
置換または非置換のピリジル基、置換または非置換のC
1〜C12アルカノイル基、C1〜C12アルコキシカルボニ
ル基、置換または非置換のC1〜C12アルキルスルホニ
ル基、C5〜C7シクロアルキルスルホニル基、置換また
は非置換のフェニルスルホニル基、置換または非置換の
ピリジルスルホニル基、置換または非置換のベンゾイル
基、ピリジルカルボニル基またはチエニルカルボニル基
を表すかまたはL6およびL7は、このL6およびL7を結
合する窒素原子と一緒になって、場合によってはC1〜
C4アルキルによって置換されたスクシンイミド、場合
によってはC1〜C4アルキルによって置換されたフタル
イミドまたは場合によっては他のヘテロ原子を有する5
員または6員の飽和ヘテロ環式基を表し、Yは、シアノ
基または式:CO−Q2、CO−OQ2またはCO−NH
Q2(但し、Q2は、水素原子を表し、置換または非置換
でありかつ酸素原子1または2個によってエーテル官能
基中で中断されていてもよいC1〜C8アルキル基、C5
〜C7シクロアルキル基、フェニル基またはトリル基を
表す)で示される基を表し、L8は、水素原子、フッ素
原子、塩素原子、メチル基を表すかまたは式:−NH−
CO−A1、−NH−CO−OA1、−NH−CO−NA
1A2、−NH−CS−OA1、−NH−CS−NA
1A2、−NH−CO−A3、−NH−SO2−A1、−N
H−SO2−A3または−NH−SO2−NA1A2(但
し、A1およびA2は、同一かまたは異なり、それぞれ互
いに独立に、置換または非置換でありかつ酸素原子1ま
たは2個によってエーテル官能基中で中断されていても
よいC1〜C8アルキル基、C5〜C7シクロアルキル基、
フェニル基またはトリル基を表すかまたは−NA1A
2は、アミノ基をも表し、A3は、ベンゾアネル化されて
おりかつ窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群
から選択された1つまたはそれ以上のヘテロ原子を有す
る5員または6員の芳香族ヘテロ環式基を表す)で示さ
れる基表し、L9は、水素原子、フッ素原子または塩素
原子を表すかまたはL8およびL9は、炭素原子と一緒に
なって、このL8およびL9に結合し、5員または6員の
芳香族の炭素環式またはヘテロ環式環を表し、L10は、
前記の基A3を表すかまたは式:−CO−OA1、−CO
−NH−A1、−CO−NH−CO−A1、−CO−NH
−CO−A3、−CO−NH−SO2−A3、−NH−C
O−A1、−NH−CO−OA1、−NH−CO−NA1
A2、−NH−CS−OA1、−NH−CS−NA1A2、
−NH−CO−A3、−NH−SO2−A1、−NH−S
O2−A3または−NH−SO2−NA1A2(但し、A1、
A2およびA3は、それぞれ前記の意味を有する)で示さ
れる基を表し、L11は、フッ素原子、塩素原子または臭
素原子を表し、L12は、水素原子またはC1〜C4アルキ
ル基を表し、L13は、水素原子、フッ素原子、塩素原子
または臭素原子を表す}で示される少なくとも1つの染
料を含有する新規染料混合物並びに該染料混合物の熱転
写法に関する。 【0006】 【従来の技術】熱転写印刷法の場合、熱転写可能な染料
を、1つまたはそれ以上の結合剤中に、場合によっては
適当な助剤と一緒に支持体上に有する転写フィルム(T
ransferblatt)は、エネルギー源、例えば
サーマルヘッドまたはレーザを用いて、短い熱パルス
(時間:数分の1秒)によって裏面から加熱され、この
ことによって、染料が転写フィルムから移行し、記録媒
体の表面被覆中に拡散する。前記方法の本質的な利点
は、転写すべき染料量(ひいては色調)の制御が、エネ
ルギー源から放出されるべきエネルギーの調節によって
用意に可能であることにある。 【0007】一般に、色記録は、減法三原色、黄色、マ
ゼンタ、シアン(および場合によっては黒色)を使用し
ながら実施される。 【0008】若干の染料あるいはまた染料の混合物を用
いて熱転写印刷法を実施することは、公知である。しか
しながらこの場合、使用する染料が、なお使用技術的欠
点を有することが判明した。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、有利な方法で、熱転写に適するシアン領域での新規
染料混合物を提供することであった。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記課題に相応して、冒
頭で詳細に説明された染料混合物が見出された。 【0011】新規染料混合物の混合成分は、アントラキ
ノン染料であり、その吸収最大値は、600〜750n
m、殊に640〜680nmの波長である。 【0012】この場合、式VI、VIIまたはVII
I: 【0013】 【化5】【0014】{式中、aは、0または1を表し、R1、
R2およびR3は、同一かまたは異なり、それぞれ互いに
独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシアルキル
基、アルカノイルオキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルオキシアルキル基またはアルコキシカルボニルアル
キル基を表し、この場合、前記の基は、それぞれ炭素原
子20個までを有し、フェニル、C1〜C4アルキルフェ
ニル、C1〜C4アルコキシフェニル、ハロゲンフェニ
ル、ベンジルオキシ、C1〜C4アルキルベンジルオキ
シ、C1〜C4アルコキシベンジルオキシ、ハロゲンベン
ジルオキシ、ハロゲン原子、ヒドロキシまたはシアノに
よって置換されていてもよく、場合によってはC1〜C
15アルキル、C1〜C15アルコキシ、ハロゲン原子また
はベンジルオキシによって置換されたフェニル基、場合
によってはC1〜C15アルキル、C1〜C15アルコキシ、
ハロゲン原子またはベンジルオキシによって置換された
シクロヘキシル基または式: [−E−O]m−R5、 〔式中、Eは、C2〜C6アルキレン基を表し、mは、
1、2、3、4、5または6を表し、R5は、C1〜C4
アルキル基を表すかまたは場合によってはC1〜C4アル
キルまたはC1〜C4アルコキシによって置換されたフェ
ニル基を表す〕で示される基を表し、R4は、水素原子
またはシアノ基を表し、但し、aが0を表す場合にのみ
R2は水素原子を表す}で示されるアントラキノン染料
が際立っている。 【0015】基L2は、例えばベンゾール列、インドー
ル列、キノリン列、アミノナフタリン列、アミノチアゾ
ール列またはアミノチオフェン列から誘導される。 【0016】式I、II、III、IVおよび/または
Vの少なくとも1つの染料を含有する染料混合物は顕著
であり、式中、L2は式: 【0017】 【化6】【0018】 【化7】 【0019】〔式中、nは、0または1を表し、Z
1は、水素原子を表し、場合によっては酸素原子1また
は2個によってエーテル官能基中で中断されているC1
〜C8アルキル基、メトキシ基、エトキシ基、C1〜C4
アルキルスルホニルアミノ基、C1〜C4モノまたはジア
ルキルアミノスルホニルアミノ基を表すかもしくは−N
HCOZ7または−NHCO2Z7(但し、Z7は、フェニ
ル基、ベンジル基、トリル基または場合によっては酸素
原子1または2個によってエタノール官能基中で中断さ
れているC1〜C8アルキル基の意味を有する)で示され
る基を表し、Z2は、水素原子、メチル基、メトキシ基
またはエトキシ基を表し、Z3およびZ4は、同一かまた
は異なり、それぞれ互いに独立に水素原子を表し、置換
または非置換でありかつ酸素原子1または2個によって
エーテル官能基中で中断されていてもよいC1〜C8アル
キル基、C3〜C4アルケニル基、C5〜C7シクロアルキ
ル基、フェニル基またはトリル基を表すかまたはZ3お
よびZ4を結合する窒素原子と一緒になって、場合によ
っては他のヘテロ原子を有する5員または6員の飽和ヘ
テロ環式基を表し、Z5は、ハロゲン原子もしくは置換
または非置換のフェニル基を表し、Z6は、水素原子、
ハロゲン原子、C1〜C8アルキル基、置換または非置換
のフェニル基、置換または非置換のベンジル基、シクロ
ヘキシル基、チエニル基、ヒドロキシ基またはC1〜C8
モノアルキルアミの基を表し、L5は、前記の意味を有
する〕で示される基を表す。 【0020】全ての前記の式中に記載されたアルキル
基、アルキレン基およびアルケニル基は、直鎖状または
分枝鎖状であってもよい。 【0021】前記の式中に置換アルキル基が現れる場合
には、置換基として、別記しない限り、例えばシアノ
基、フェニル基、トリル基、C1〜C6アルカノイルオキ
シ基、C1〜C4アルコキシカルボニル基、C1〜C4アル
キルアミノカルボニルオキシ基またはC1〜C4アルコキ
シカルボニルオキシ基が該当してもよく、但し、最後の
C1〜C4アルコキシカルボニルオキシ基の場合、アルコ
キシ基は、フェニルまたはC1〜C4アルコキシによって
置換されていてもよい。 【0022】前記の式中に置換フェニル基またはピリジ
ル基が現れる場合には、置換基として、例えばハロゲン
原子、C1〜C4アルキル基またはC1〜C4アルコキシ基
が該当してもよい。 【0023】基Eは、例えばエチレン基、1,2−プロ
ピレン基または1,3−プロピレン基、1,2−ブチレ
ン基、1,3−ブチレン基、1,4−ブチレン基または
2,3ブチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン
基または2−メチルペンタメチレン基である。 【0024】適当な基R1、R2、R3、R5、Z1、L1、
L5、L6、L7、L12、A1、A2、Q1、Q2、Z1、
Z3、Z4、Z6およびZ7は、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、第二ブチル基または第三ブチル基である。 【0025】更に、基R1、R2、R3、Z1、L1、L6、
L7、A1、A2、Q1、Q2、Z1、Z3、Z4、Z6および
Z7は、例えばペンチル基、イソペンチル基、ネオペン
チル基、第三ペンチル基、ヘキシル基、2−メチルペン
チル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基またはイソオクチル基である。 【0026】更に、基R1、R2、R3、L1、L6および
L7は、例えばノニル基、イソノニル基、デシル基、イ
ソデシル基、ウンデシル基またはドデシル基である。 【0027】更に、基R1、R2、R3およびL1は、トリ
デシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、ペンタ
デシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデ
シル基、ノナデシル基またはエイコシル基である。(イ
ソオクチル基、イソノニル基、イソデシル基およびイソ
トリデシル基の名称は、俗称であり、オクソ合成により
得られたアルコールに由来する(これに関しては、Ul
lmanns Enzyklopaedie der
technischen Chemie、第4版、第7
巻、第215〜217頁並びに第11巻、第435〜4
36頁を参照のこと)。)。 【0028】更に、基R1、R2、R3、A1、A2、Q2、
L1、Z1およびZ7は、例えば2−メトキシエチル基、
2−エトキシエチル基、2−プロポキシエチル基、2−
ブトキシ基、2−メトキシプロピル基または3−メトキ
シプロピル基、2−エトキシプロピル基または3−エト
キシプロピル基、2−プロポキシプロピル基または3−
プロポキシプロピル基、2−ブトキシプロピル基または
3−ブトキシプロピル基、2−メトキシブチル基または
4−メトキシブチル基、2−エトキシブチル基または4
−エトキシブチル基または2−ブトキシブチル基または
4−ブトキシブチル基である。 【0029】更に、基L1、R1、R2、R3、A1、A2、
Q2およびZ1は、例えば3,6−ジオキサヘプチル基、
3,6−ジオキサオクチル基、4,8−ジオキサノニル
基、3,7−ジオキサオクチル基、3,7−ジオキサノ
ニル基、4,7−ジオキサオクチル基、4,7−ジオキ
サノニル基または4,8−ジオキサデシル基である。 【0030】更に、基R1、R2、R3およびL1は、例え
ば3,6,9−トリオキサデシル基、3,6,9−トリ
オキサウンデシル基、3,6,9,12−テトラオキサ
トリデシル基、3,6,9,12−テトラオキサテエト
ラデシル基、2−メトキシカルボニルエチル基、ベンジ
ル基、1−フェニルエチル基または2−フェニル得てい
る基、3−ベンジルオキシプロピル基もしくは2−クロ
ルフェニル基、3−クロルフェニル基または4−クロル
フェニル基である。 【0031】基L3は、例えばメトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソ
プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソ
ブトキシカルボニル基または第二ブトキシカルボニル基
である。 【0032】更に、基R1、R2、R3、L1およびZ
6は、例えば2−メチルフェニル基、3−メチルフェニ
ル基または4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル
基、3−エチルフェニル基または4−エチルフェニル
基、2−プロピルフェニル基、3−プロピルフェニル基
または4−プロピルフェニル基2−イソプロピルフェニ
ル基、3−イソプロピルフェニル基または4−イソプロ
ピルフェニル基、2−ブチルフェニル基、3−ブチルフ
ェニル基または4−ブチルフェニル基、2,4−ジメチ
ルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシ
フェニル基または4−メトキシフェニル基、2−エトキ
シフェニル基、3−エトキシフェニル基または4−エト
キシフェニル基、2−イソブトキシフェニル基、3−イ
ソブトキシフェニル基または4−イソブトキシフェニル
基2,4−ジメトキシフェニル基である。 【0033】更に、基L6およびL7は、例えば2−メチ
ルフェニル基、3−メチルフェニル基または4−メチル
フェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフ
ェニル基または4−メトキシフェニル基、ピリジル基、
2−メチルピリジル基、3−メチルピリジル基または4
−メチルピリジル基、2−メトキシピリジル基、3−メ
トキシピリジル基または4−メトキシピリジル基、ホル
ミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イ
ソブチリル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、ヘプ
タノイル基、オクタノイル基、2−エチルヘキサノイル
基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プ
ロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、
ブトキシカルボニル基、メチルスルホニル基、エチルス
ルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスル
ホニル基、ブチルスルホニル基、シクロペンチルスルホ
ニル基、シクロヘキシルスルホニル基、シクロヘプチル
スルホニル基、フェニルスルホニル基、トリルスルホニ
ル基、ピリジルスルホニル基、ベンゾイル基、2−メチ
ルベンゾイル基、3−メチルベンゾイル基または4−メ
チルベンゾイル基、2−メトキシベンゾイル基、3−メ
トキシベンゾイル基または4−メトキシベンゾイル基、
チエン−2−イルカルボニル基またはチエン−3−イル
カルボニル基である。 【0034】更に、基R1、R2、R3、Q2、L6、L7、
Z3およびZ4は、例えば2−シアノエチル基、2−シア
ノプロピル基または3−シアノプロピル基、2−アセチ
ルオキシエチル基、2−アセチルオキシプロピル基また
は3−アセチルオキシプロピル基、2−イソブチリルオ
キシエチル基、2−イソブチリルオキシプロピル基また
は3−イソブチリルオキシプロピル基、2−メトキシカ
ルボニルエチル基、2−メトキシカルボニルプロピル基
または3−メトキシカルボニルプロピル基、2−エトキ
シカルボニルエチル基、2−エトキシカルボニルプロピ
ル基または3−エトキシカルボニルプロピル基、2−メ
トキシカルボニルオキシエチル基、2−メトキシカルボ
ニルオキシプロピル基または3−メトキシカルボニルオ
キシプロピル基、2−エトキシカルボニルオキシエチル
基、2−エトキシカルボニルオキシプロピル基または3
−エトキシカルボニルオキシプロピル基、2−ブトキシ
カルボニルオキシエチル基、2−ブトキシカルボニルオ
キシプロピル基または3−ブトキシカルボニルオキシプ
ロピル基、2−(2−フェニルエトキシカルボニルオキ
シ)エチル基、2−(2−フェニルエトキシカルボニル
オキシ)プロピル基または3−(2−フェニルエトキシ
カルボニルオキシ)プロピル基、2−(2−エトキシエ
トキシカルボニルオキシ)エトキシ基または2−(2−
エトキシエトキシカルボニルオキシ)プロピル基または
3−(2−エトキシエトキシカルボニルオキシ)プロピ
ル基である。 【0035】更に、基Q2、L6、L7、Z3およびZ
4は、例えばベンジル基、2−メチルベンジル基、1−
フェニルエチル基または2−フェニルエチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基また
は2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基または
4−メチルフェニル基である。 【0036】基Z1は、例えばメチルスルホニルアミノ
基、エチルスルホニルアミノ基、プロピルスルホニルア
ミノ基、イソプロピルスルホニルアミノ基、ブチルスル
ホニルアミノ基、モノエチルアミノスルホニルアミノ基
またはジメチルアミノスルホニルアミノ基、モノエチル
アミノスルホニルアミノ基またはジエチルアミノスルホ
ニルアミノ基、モノプロピルアミノスルホニルアミノ基
またはジプロピルアミノスルホニルアミノ基、モノイソ
プロピルアミノスルホニルアミノ基またはジイソプロピ
ルアミノスルホニルアミノ基、モノブチルアミノスルホ
ニルアミノ基またはジブチルアミノスルホニルアミノ基
または(N−メチル−N−エチルアミノスルホニル)ア
ミノ基である。 【0037】更に、基Z6は、例えばフェニル基、2−
メチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2−
メトキシフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、
ベンジル基、2−メチルベンジル基、2,4−ジメチル
ベンジル基、2−メトキシベンジル基、2,4−ジメト
キシベンジル基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プ
ロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ
基、ペンチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、ヘプチルア
ミノ基、オクチルアミノ基または2−エチルヘキシルア
ミノ基である。 【0038】更に、基Z3およびZ4は、例えばアリル基
またはメタリル基である。 【0039】L6およびL7またはZ3およびZ4が、これ
らを結合する窒素原子と一緒になって、場合によっては
他のヘテロ原子を有する5員または6員の飽和ヘテロ環
式基を表す場合、該飽和ヘテロ環式基には、例えばピロ
リジニル基、ピペリジニル基、モルホリニル基、ピペラ
ジニル基またはN−(C1〜C4アルキル)ピペラジニル
基が該当する。 【0040】更に、基L6、L7、A1およびA2は、例え
ばシクロペンチル基、シクロヘキシル基またはシクロヘ
プチル基である。 【0041】基A3は、5員または6員の芳香族ヘテロ
環式基から誘導され、場合によってはベンゾアネル化さ
れており、かつ窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
なる基から選択された1つまたはそれ以上のヘテロ原子
を有する。 【0042】基A3が誘導される置換基を有していても
よい置換基を有していてもよい適当なヘテロ環式基体
は、例えばピロール基、フラン基、チオフェン基、ピラ
ゾール基、イミダゾール基、オキサゾール基、イソキサ
ゾール基、チアゾール基、イソチアゾール基、1,2,
4−トリアゾール基、1,2,4−オキシジゾール基、
1,3,4−オキシジアゾール基、1,2,4−チアジ
ゾール基、1,3,4−チアジアゾール基、ピリジン
基、ピリダジン基、ピリミジン基またはピラジン基であ
る。 【0043】この場合、ピロール列、チオフェン列、イ
ソキサゾール列、ピリジン列またはピリダジン列からの
ヘテロ環が際立っている。 【0044】基A3−COまたはA3−SO2としては、
殊に、次のヘテロ環式カルボン酸からA3−COOHま
たはスルホン酸A3−SO3Hから誘導されるような5員
または6員の芳香族ヘテロ環式基が該当する: 【0045】 【化8】 【0046】〔式中、Mは、それぞれC1〜C4アルキル
基を表す〕。 【0047】有利な混合成分は、式IまたはII(但
し、L3はシアノ基を表す)の染料である。 【0048】更に、有利な混合成分は、式IまたはII
(但し、L2はベンゾール列、インドール列、キノリン
列、アミノナフタリン列、アミノチアゾール列またはア
ミノチオフェン列から誘導される)の染料である。 【0049】更に、有利な混合成分は、式IまたはII
(但し、L1は、場合によってはC1〜C6アルカノイル
オキシ、アルキル鎖が酸素原子1または2個によってエ
ーテル官能基中で中断されていてもよいC1〜C8アルコ
キシカルボニル、フェニルまたはC1〜C4アルキルフェ
ニルによって置換されておりかつ酸素原子1または2個
によってエーテル官能基中で中断されていてもよいC1
〜C12アルキル基を表す)の染料である。 【0050】特に有利な混合成分は、式IまたはII
(但し、L1はアルキル基、アルコキシアルキル基、ア
ルカノイルオキシアルキル基またはアルコキシカルボニ
ルオキシアルキル基、この場合、前記の基はそれぞれ炭
素原子12個までを有し、場合によってはメチルによっ
て置換されたベンジル基または場合によってはメチルに
よって置換されたフェニル基を表す)の染料である。 【0051】更に、特に有利な混合成分は、式Iまたは
II(但し、L2は、前記の式IXa、IXc、IX
l、IXm、IXnまたはIXoの基を表す)の染料で
ある。 【0052】特に、混合成分としては、式III(但
し、L2が前記の式IXa、IXc、IXl、IXm、
IXn、IXoまたはIXpの基を表し、この場合、式
IXcまたはIXlの基が特に記載される)の染料であ
る。 【0053】特に、混合成分としては、式IIIa: 【0054】 【化9】【0055】〔式中、B1およびB2は、それぞれ互いに
独立に、水素原子、C1〜C8アルキル基、フェニル基、
トリル基、C1〜C8アルキルカルボニル基、C1〜C8ア
ルキルスルホニル基、フェニルスルホニル基、トリルス
ルホニル基、ピリジルスルホニル基、ベンゾイル基、メ
チルベンゾイル基、ピリジルカルボニル基またはチエニ
ルカルボニル基を表し、B3は、水素原子、メチル基、
メトキシ基または基−NHCOZ7または−NHCO2Z
7(但し、Z7は、フェニル基、ベンジル基、トリル基ま
たは場合によっては酸素原子1または2個によってエー
テル官能基中で中断されているC1〜C8アルキル基)で
示される基を表し、B4およびB5は、互いに独立に、水
素原子、C1〜C8アルキル基、2−シアノエチル基、ベ
ンジル基、C1〜C4アルカノイルオキシ−C2〜C4アル
キル基、C1〜C4アルコキシカルボニル−C1〜C4アル
キル基またはC1〜C4アルコキシカルボニルオキシ−C
2〜C4アルキル基を表し、B6は、水素原子またはメチ
ル基を表す〕で示される染料が際立っている。 【0056】更に特に、混合成分としては、式III
b: 【0057】 【化10】 【0058】〔式中、B7は、C1〜C6アルキル基、フ
ェニル基、トリル基、アニシジル基、ベンジル基、シク
ロヘキシル基またはチエニル基を表し、B1、B2、
B4、B5およびB6は、それぞれ式IIIaで記載され
た意味を有する〕で示される染料が際立っている。 【0059】全く特に、式IIIa(但し、B1および
B2は、それぞれ互いに独立に、C1〜C8アルキルカ
ルボニル基、ベンゾイル基、メチルベンゾイル基または
チエニルカルボニル基を表す)の染料が際立っている。 【0060】更に有利に、混合成分としては、式IV
(但し、L8は、水素原子、塩素原子またはメチル基を
表し、L9は、水素原子または塩素原子を表す)の染料
が際立っている。 【0061】更に特に有利に、混合成分としては、式I
V(L2は、式IXa、IXc、IXe、IXf、IX
g、IXj、IXl、IXm、IXnまたはIXoの基
を表し、この場合、式IXaまたはIXcの基が特に際
立っている)のピリドン染料である。 【0062】殊に、混合成分としては、式IVa: 【0063】 【化11】 【0064】〔式中、L8は、水素原子、塩素原子また
はメチル基を表し、L9は、水素原子または塩素原子を
表し、L10は、式:−CO−NHA1、−NH−CO−
A1、−NH−CO−OA1または−NH−CO−NA1
A2(但し、A1およびA2は、互いに独立に、C1〜C8
アルキル基、2−シアノエチル基、ベンジル基、C1〜
C4アルカノイルオキシ−C 2〜C4アルキル基、C1〜C
4アルコキシカルボニル−C1〜C4アルキル基、C1〜C
4アルコキシカルボニルオキシ−C2〜C4アルキル基、
C5〜C7シクロアルキル基、フェニル基またはトリル基
を表すかまたは−NA1A2はアミノ基をも表す)で示さ
れる基を表し、Z1は、水素原子、メチル基、メトキシ
基または基−NHCOZ7または−NHCO2Z7(但
し、Z7は、フェニル基、ベンジル基、トリル基または
場合によっては酸素原子1個によってエーテル官能基中
で中断されているC1〜C8アルキル基を表す)を表し、
Z2は、水素原子を表し、Z3およびZ4は、互いに独立
に、水素原子、C1〜C8アルキル基、2−シアノエチル
基、ベンジル基、C1〜C4アルカノイルオキシ−C2〜
C4アルキル基、C1〜C4アルコキシカルボニル−C1〜
C4アルキル基またはC1〜C4アルコキシカルボニルオ
キシ−C2〜C4アルキル基を表す〕で示されるピリドン
染料が記載される。 【0065】更に殊に、混合成分としては、式IVb: 【0066】 【化12】 【0067】〔式中、L8は、水素原子、塩素原子また
はメチル基を表し、L9は、水素原子または塩素原子を
表し、L10は、式:−CO−NH−A1、−NH−CO
−A1、−NH−CO−OA1または−NH−CO−NA
1A2(但し、A1およびA2は、互いに独立に、C1〜C8
アルキル基、2−シアノエチル基、ベンジル基、C1〜
C4アルカノイルオキシ−C2〜C4アルキル基、C1〜C
4アルコキシカルボニル−C1〜C4アルキル基、C1〜C
4アルコキシカルボニルオキシ−C2〜C4アルキル基、
C5〜C7シクロアルキル基、フェニル基またはトリル基
を表すかまたは−NA1−A2はアミノ基をも表す)で示
される基を表し、Z1は、水素原子、メチル基、メトキ
シ基または基−NHCOZ7または−NHCO2Z7(但
し、Z7は、フェニル基、ベンジル基、トリル基または
場合によっては酸素原子1個によってエーテル官能基中
で中断されているC1〜C8アルキル基を表す)を表し、
Z3は、水素原子、C1〜C8アルキル基、2−シアノエ
チル基、ベンジル基、C1〜C4アルカノイルオキシC2
〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシカルボニル−C1
〜C4アルキル基またはC1〜C4アルコキシカルボニル
オキシ−C2〜C4アルキル基を表す〕で示されるピリド
ン染料が記載される。 【0068】全く特に、混合成分としては、式IVaま
たはIVb〔式中、L10は、基−NH−COA1(但
し、A1は、場合によっては酸素原子1個によってエー
テル官能基中で中断されているC1〜C8アルキル基を表
す)を表し、Z1は、基−NH−COZ7または−NH−
CO2Z7(但し、Z7は、フェニル基、ベンジル基、ト
リル基または場合によっては酸素原子1個によってエー
テル官能基中で中断されているC1〜C8アルキル基を表
す)を表す〕のピリドン染料が際立っている。 【0069】更に、有利に、混合成分としては、式V
〔式中、L11は、塩素原子を表し、L12は、水素原子ま
たはメチル基を表し、L13は、水素原子を表し、L
2は、式IXa、IXc、IXe、IXfまたはIXg
の基を表し、この場合、Z1は、水素原子を表すかまた
は基−NH−COZ7または−NHCO2Z7(但し、Z7
は、それぞれ前記の意味を有する)を表す〕の染料であ
る。 【0070】特に有利に、混合成分としては、式V〔式
中、L11は、塩素原子を表し、L12は、水素原子を表
し、L13は、水素原子を表し、L2は、式IXaまたは
IXcの基を表し、この場合、Z1は、水素原子、メチ
ル基またはアセチルアミノ基を表し、Z2は、水素原子
またはメトキシ基を表し、Z3およびZ4は、互いに独立
に、水素原子、ベンジル基もしくは置換または非置換の
C1〜C8アルキル基を表す〕の染料である。 【0071】また、有利な混合成分は、式VI、VII
および/またはVIIIのアントラキノン染料であり、
この場合、R1、R2およびR3は、互いに独立に、アル
キル基またはアルコキシアルキル基を表し、但し、前記
の基は、それぞれ炭素原子15個までを有し、かつフェ
ニル、C1〜C4アルキルフェニルまたはC1〜C4アルコ
キシフェニルによって置換され、かつ酸素原子1または
2個によってエーテル官能基中で中断されていてもよ
い。 【0072】また、混合成分としては、式VIa: 【0073】 【化13】 【0074】{式中、aは、0または1を表し、R
1は、C1〜C15アルキル基を表し、R2は、C1〜C15ア
ルキル基、式: [−E1−O]p−R7、 〔式中、E1は、C2〜C4アルキレン基を表し、pは、
1、2、3または4を表し、R7は、C1〜C4アルキル
基を表すかまたはフェニル基を表すかあるいはaが0を
表す場合には、水素原子をも表す〕で示される基を表
し、R3は、C1〜C15アルキル基を表すかまたは場合に
よってはC1〜C15アルキルまたはC1〜C15アルコキシ
によって置換されたフェニル基を表す}で示されるアン
トラキノン染料が際立っている。 【0075】また、特に有利な混合成分は、式VIb: 【0076】 【化14】 【0077】{式中、aは、0または1を表し、R
2は、C1〜C15アルキル基、式: [−E1−O]p−R7、 〔式中、E1は、C2〜C4アルキレン基を表し、pは、
1、2、3または4を表し、R7は、C1〜C4アルキル
基を表すかまたはフェニル基を表すかあるいはaが0を
表す場合には、水素原子をも表す〕で示される基を表
し、R8は、C1〜C15アルキル基またはC1〜C15アル
コキシ基を表す}で示されるアントラキノン染料であ
る。 【0078】また、特に有利な混合成分は、式IVc: 【0079】 【化15】 【0080】{式中、R2は、C1〜C15アルキル基、
式: [−E1−O]p−R7、 〔式中、E、R5およびmは、それぞれ前記の意味を有
する〕を表し、R1およびR3は、互いに独立に、水素原
子を表すかまたは場合によってはC1〜C15アルキルま
たはC1〜C15アルコキシによって置換されたベンジル
基またはフェニル基、C4〜C15アルカノイルオキシア
ルキル基、C4〜C15アルコキシカルボニルオキシアル
キル基、C4〜C15アルコキシカルボニルアルキル基を
表すかまたは基R2を表す}で示されるアントラキノン
染料である。 【0081】式VIのアントラキノン染料並びに式Iの
染料を含有する染料混合物は、際立っている。 【0082】更に、式VIのアントラキノン染料並びに
式IIの染料を含有する染料混合物は、際立っている。 【0083】更に、式VIのアントラキノン染料並びに
式IIIの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0084】更に、式VIのアントラキノン染料並びに
式IVの染料を含有する染料混合物は、際立っている。 【0085】更に、式VIのアントラキノン染料並びに
式Vの染料を含有する染料混合物は、際立っている。 【0086】更に、式VIIのアントラキノン染料並び
に式Iの染料を含有する染料混合物は、際立っている。 【0087】更に、式VIIのアントラキノン染料並び
に式IIの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0088】更に、式VIIのアントラキノン染料並び
に式IIIの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0089】更に、式VIIのアントラキノン染料並び
に式IVの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0090】更に、式VIIのアントラキノン染料並び
に式Vの染料を含有する染料混合物は、際立っている。 【0091】更に、式VIIIのアントラキノン染料並
びに式Iの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0092】更に、式VIIIのアントラキノン染料並
びに式IIの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0093】更に、式VIIIのアントラキノン染料並
びに式IIIの染料を含有する染料混合物は、際立って
いる。 【0094】更に、式VIIIのアントラキノン染料並
びに式IVの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0095】更に、式VIIIのアントラキノン染料並
びに式Vの染料を含有する染料混合物は、際立ってい
る。 【0096】特に、式VIまたはVIIのアントラキノ
ン染料を含有する染料混合物が記載され、この場合、式
VIのアントラキノン染料を含有するような染料混合物
が特に重要である。 【0097】更に特に、式Iの染料を含有する染料混合
物が記載される。 【0098】式VIのアントラキノン染料並びに式Iの
染料を含有するような染料混合物が、全く特に重要であ
る。 【0099】本発明による染料混合物は、一般に、1つ
またはそれ以上のアントラキノン染料、それぞれ染料混
合物の重量に対して、10〜90重量%、有利に40〜
80重量%および殊に70〜80重量%並びに式I、I
I、III、IVおよび/またはVの1つまたはそれ以
上の染料、それぞれ染料混合物の重量に対して、10〜
90重量%、有利に20〜60重量%および殊に20〜
30重量%を含有する。 【0100】この新規染料混合物は、自体公知の方法
で、例えば前記の重量比で個々の染料を混合することに
よって得ることができる。 【0101】アントラキノン染料は自体公知であり、例
えば欧州特許出願公開第337200号明細書、同第3
51968号明細書並びに同第480278号明細書に
記載されているかまたは前記明細書に記載された方法に
より得ることができる。 【0102】式I、II、III、IVおよびVの染料
は、同様に公知であり、例えば米国特許第507936
5号明細書、より古い特許明細書PCT/EP/92/
00505号並びに欧州特許出願公開第480252号
明細書および同第479068号明細書に記載されてい
る。 【0103】本発明によるシアン染料混合物は、有利な
使用技術的性質によって顕著である。該シアン染料混合
物は、インキリボン中での高い可溶性(結合剤との良好
な相容性)、印刷インキ中での高い安定性、良好な転写
可能性、高い画像安定性(即ち、良好な耐光堅牢度並び
に環境の影響、例えば湿度、温度または化学製品に対す
る良好な安定性)を有し、かつ最適の三色論(原色また
は混色のできるだけ最高の明るさおよび濃中性黒)の範
囲内で既に規定された減法原色、黄およびマゼンタつい
て柔軟な色彩を適合させることができる。 【0104】殊に、照射の際の個々の成分のスペクトル
の均一な吸収は際立っており、即ち、より少ないたい耐
光堅牢度を有する個々の染料は減退する。 【0105】本発明のもう1つの対象は、エネルギー源
を用いる分散または昇華によって支持体から合成樹脂で
被覆された紙への染料の転写法であり、支持体上に冒頭
で詳細に特徴付けられた染料混合物が存在する支持体を
使用することによって特徴付けられる。 【0106】本発明による方法のために必要とされた染
料支持体の製造のためには、染料混合物は、適当な有機
溶剤中または溶剤と1つまたはそれ以上の結合剤との混
合物中で、場合によっては助剤を添加しながら、印刷イ
ンキに加工される。前記印刷インキは、染料混合物を、
有利に分子分散して溶解した形で含有している。この印
刷インキは、ドクターナイフを用いて不活性支持体上に
塗布され、かつこのインキを空気を用いて乾燥させるこ
とができる。染料混合物のための適当な有機溶剤は、例
えば染料混合物の可溶性が20℃の温度で1重量%以
上、有利に5重量%以上であるようなものである。 【0107】例として、エタノール、プロパノール、イ
ソブタノール、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、シ
クロペンタノン、シクロヘキサノン、トルオール、シク
ロベンゾールまたはその混合物が記載される。 【0108】結合剤としては、有機溶剤中に可溶性であ
り、かつ染料混合物を不活性支持体に接して磨滅させず
に結合することができる全ての樹脂または重合体材料が
該当する。この場合、染料混合物を空気を用いて印刷イ
ンキを乾燥させた後に、無色透明の薄膜の形で吸収し、
この場合に、染料混合物の目視可能な晶出を生じること
がないような結合剤が有利である。 【0109】この種の結合剤は、例えば欧州特許出願公
開第441282号明細書または前記特許明細書に引用
された特許明細書中に記載されている。更に、飽和線状
ポリエステルが記載される。 【0110】有利に結合剤は、エチルセルロース、エチ
ルヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルブチレー
ト、ポリビニルアセテート、プロピオン酸セルロースま
たは飽和線状ポリエステルである。 【0111】結合剤:染料混合物の重量比は、一般に、
1:1〜10:1である。 【0112】助剤としては、例えば、欧州特許出願公開
第441282号明細書または前記特許明細書に引用さ
れた特許明細書中に記載されているような分離剤が該当
する。更に、転写染料の晶出を貯蔵またはインキリボン
の加熱の際に阻止する特殊な有機添加物、例えばコレス
テリンまたはバニリンが記載される。 【0113】適当な不活性支持体は、例えば欧州特許出
願公開第441282号明細書または前記特許明細書に
引用された特許明細書中に記載されている。染料支持体
の厚さは、一般に、3〜30μm、有利に5〜10μm
である。 【0114】染料受容体層としては、原理的に、転写す
べき染料に対する親和性を有する全ての熱安定性合成樹
脂層、例えば変性されたポリカルボネートまたはポリエ
ステルが該当する。更にこれに関する詳細は、例えば欧
州特許出願公開第441282号明細書または前記特許
明細書に引用された特許明細書の記載から確認すること
ができる。 【0115】転写は、エネルギー源、例えばレーザまた
はサーマルヘッドを用いて行われ、この場合、サーマル
ヘッドは、≧300℃の温度に加熱可能でなければなら
ず、このことによって、染料転写は、t:0<t<15
msecの時間で行うことができる。この場合、染料
は、インキフィルムから移行し、かつ記録媒体の表面被
覆層中に拡散する。 【0116】更に、本発明による染料混合物は、合成材
料、例えばポリエステル、ポリアミドまたはポリカルボ
ネートの着色に適している。殊に、ポリエステルまたは
ポリアミドからなる編織布またはポリエステル木綿混布
が記載される。 【0117】更に有利に、新規染料混合物は、例えば欧
州特許出願公開第399473号明細書に記載されてい
るような紙フィルターの製造に適している。 【0118】最終的にまた、該染料混合物は、有利に、
電子写真用のトーナーの製造のための色剤として使用し
てもよい。 【0119】次の実施例は、本発明を更に詳説するもの
である。 【0120】 【実施例】 例 次の第1表には、混合成分として使用された個々の染料
が記載されている。 【0121】 【表1】 【0122】 【表2】【0123】 【表3】【0124】 【表4】【0125】 【表5】【0126】 【表6】【0127】 【表7】【0128】 【表8】【0129】 【表9】【0130】 【表10】【0131】 【表11】【0132】 【表12】【0133】次の第2表には、個々の染料1〜31の耐
光堅牢度(LE)並びにその熱安定性(TS)が記載さ
れている。耐光堅牢度の評価のための値として、(第2
表および第3表で)照射時間の数値として記載されてお
り、この数値によれば、本来存在する染料量の20%が
分解されていた。 【0134】熱安定性は、乾燥棚(70℃で1週間)中
での印刷物の貯蔵によって測定する。この熱安定性は、
1〜6までの評点によって評価する。評点1は極めて良
好を表し、評点6は不十分であることを表す。 【0135】a) 染料がそもそも不溶性であるかまたはごく僅かに
可溶性であり、ひいてはインキリボン中で晶出するの
で、値は測定できなかった。 【0136】一般的な方法: a)染料混合物19gを、場合によっては80〜90℃
に短時間加熱しながら、結合剤(東洋紡社のVylon
(登録商標)290)10重量%の溶液100g中で、
メチルエチルケトン/トルオール/シクロヘキサノン混
合物(4.5:2:2v/v/v)中へ撹拌混入する。 【0137】印刷インキを、6μmのドクターナイフを
用いて、裏面上に適当な滑面層が塗布されている6μm
の厚さのポリエステルフィルム上にナイフ塗布し、ブロ
アを用いて1分間、乾燥吹き付けする。インキリボンが
印刷に使用できる以前に、残留溶剤が印刷工程を損ない
得るので、少なくとも24時間空気を用いて後乾燥させ
なければならない。 【0138】b)インキリボンを、市販のサーマルヘッ
ドをを備えているコンピューター制御された試験装置上
で、日立VY−Sビデオプリンタ用紙上に印刷する。 【0139】応力の変動によって、サーマルヘッドのエ
ネルギー放出を制御し、この場合、調節されたインパル
ス時間は、7msであり、常にインパルスだけを放出す
る。放出されたエネルギーは、0.7〜2.0mJ/D
otである。 【0140】着色の高さが供給されたエネルギーと直接
釣り合っているので、カラーウェッジ(Farbkei
l)が得られ、かつ分光的に評価することができる。 【0141】 【外1】 【0142】得られた結果は、次に第3表に記載されて
おり、この場合、付加的に更に混合比(MV−重量
比)、耐光堅牢度並びに熱安定性が記載されている。 【0143】 【表13】【0144】 【表14】【0145】染料は、時間とともに互いに独立に光作用
下に指数的に分解すると仮定して、混合物1/2、1/
6および1/13に関して、次のLE値を珪酸により測
定した:58、12.5および55。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 式VI、VIIおよびVIII: 【化1】 {式中、 aは、0または1を表し、 R 1 、R 2 およびR 3 は、同一かまたは異なり、それぞ
れ互いに独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシア
ルキル基、アルカノイルオキシアルキル基、アルコキシ
カルボニルオキシアルキル基またはアルコキシカルボニ
ルアルキル基を表し、この場合、前記の基は、それぞれ
炭素原子20個までを有し、フェニル、C 1 〜C 4 アル
キルフェニル、C 1 〜C 4 アルコキシフェニル、ハロゲ
ンフェニル、ベンジルオキシ、C 1 〜C 4 アルキルベン
ジルオキシ、C 1 〜C 4 アルコキシベンジルオキシ、ハ
ロゲンベンジルオキシ、ハロゲン原子、ヒドロキシまた
はシアノによって置換されていてもよく、場合によって
はC 1 〜C 15 アルキル、C 1 〜C 15 アルコキシ、ハ
ロゲン原子またはベンジルオキシによって置換されたフ
ェニル基、場合によってはC 1 〜C 15 アルキル、C 1
〜C 15 アルコキシ、ハロゲン原子またはベンジルオキ
シによって置換されたシクロヘキシル基または 式: [−E−O] m −R 5 、 〔式中、 Eは、C 2 〜C 6 アルキレン基を表し、 mは、1、2、3、4、5または6を表し、 R 5 は、C 1 〜C 4 アルキル基を表すかまたは場合によ
ってはC 1 〜C 4 アルキルまたはC 1 〜C 4 アルコキシ
によって置換されたフェニル基を表す〕で示される基を
表し、 R 4 は、水素原子またはシアノ基を表し、 但し、aが0を表す場合にのみR 2 は水素原子を表す}
で示される 少なくとも1つのアントラキノン染料並びに
式I、II、III、IVおよび/またはV: 【化2】{式中、 L1は、置換または非置換でありかつエーテル官能基の
形で酸素原子1〜4個によって中断されていてもよいC
1〜C20アルキル基、置換または非置換のフェニル基
またはヒドロキシ基を表し、 L2は、5員または6員の炭素環式またはヘテロ環式基
を表し、 L3は、シアノ基、カルバモイル基、カルボキシル基ま
たはC1〜C4アルコキシカルボニル基を表し、 L4は、酸素を表すかまたは式: 【化3】 〔式中、Q1は、それぞれ、場合によってはエーテル官
能基の形で酸素原子1または2個により中断されている
C1〜C8アルキル基を表す〕で示される基を表し、 L5は、水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し、 L6およびL7は、同一かまたは異なり、それぞれ互い
に独立に水素原子、置換または非置換のC1〜C12ア
ルキル基、C5〜C7シクロアルキル基、置換または非
置換のフェニル基、置換または非置換のピリジル基、置
換または非置換のC1〜C12アルカノイル基、C1〜
C12アルコキシカルボニル基、置換または非置換のC
1〜C12アルキルスルホニル基、C5〜C7シクロア
ルキルスルホニル基、置換または非置換のフェニルスル
ホニル基、置換または非置換のピリジルスルホニル基、
置換または非置換のベンゾイル基、ピリジルカルボニル
基またはチエニルカルボニル基を表すかまたはL6およ
びL7は、このL6およびL7を結合する窒素原子と一
緒になって、場合によってはC1〜C4アルキルによっ
て置換されたスクシンイミド、場合によってはC1〜C
4アルキルによって置換されたフタルイミドまたは場合
によっては他のヘテロ原子を有する5員または6員の飽
和ヘテロ環式基を表し、 Yは、シアノ基または式:CO−Q2、CO−OQ2ま
たはCO−NHQ2(但し、Q2は、水素原子を表し、
置換または非置換でありかつエーテル官能基の形で酸素
原子1または2個により中断されていてもよいC1〜C
8アルキル基、C5〜C7シクロアルキル基、フェニル
基またはトリル基を表す)で示される基を表し、 L8は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル基を
表すかまたは式:−NH−CO−A1、−NH−CO−
OA1、−NH−CO−NA1A2、−NH−CS−O
A1、−NH−CS−NA1A2、−NH−CO−
A3、−NH−SO2−A1、−NH−SO2−A3ま
たは−NH−SO2−NA1A2(但し、A1およびA
2は、同一かまたは異なり、それぞれ互いに独立に、置
換または非置換でありかつエーテル官能基の形で酸素原
子1または2個により中断されていてもよいC1〜C8
アルキル基、C5〜C7シクロアルキル基、フェニル基
またはトリル基を表すかまたは−NA1A2は、アミノ
基をも表し、A3は、ベンゾアネル化されておりかつ窒
素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群から選択さ
れた1つまたはそれ以上のヘテロ原子を有する5員また
は6員の芳香族ヘテロ環式基を表す)で示される基表
し、 L9は、水素原子、フッ素原子または塩素原子を表すか
またはL8およびL9は、L 8 およびL 9 に結合してい
る炭素原子と一緒になって、5員または6員の芳香族の
炭素環式またはヘテロ環式環を表し、 L10は、前記の基A3を表すかまたは式:−CO−O
A1、−CO−NH−A1、−CO−NH−CO−
A1、−CO−NH−CO−A3、−CO−NH−SO
2−A3、−NH−CO−A1、−NH−CO−O
A1、−NH−CO−NA1A2、−NH−CS−OA
1、−NH−CS−NA1A2、−NH−CO−A3、
−NH−SO2−A1、−NH−SO2−A3または−
NH−SO2−NA1A2(但し、A1、A2およびA
3は、それぞれ前記の意味を有する)で示される基を表
し、 L11は、フッ素原子、塩素原子または臭素原子を表
し、 L12は、水素原子またはC1〜C4アルキル基を表
し、 L13は、水素原子、フッ素原子、塩素原子または臭素
原子を表す}で示される少なくとも1つの染料を含有す
る染料混合物。
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