JP3461471B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
フッ素化合物処理粉体が水中に均一かつ安定に分散さ
れ、さっぱりとして良好な感触で、しかも耐水性及び耐
油性に優れた水中油型乳化化粧料に関する。
め、フッ素系油剤とフッ素化合物処理粉体が用いられて
いる(特開平4−91008号等)。しかし、これら
は、水中油型化粧料中に安定に分散させるのが困難であ
り、例えばアクリル酸系ポリマー等を併用する試みがな
されているが(特開平9−143023号等)、乳化性
や使用感の点で未だ十分満足できるものではなかった。
素系油剤及びフッ素化合物処理粉体が水中に安定に分散
され、さっぱりとして良好な感触で、耐水性及び耐油性
に優れた水中油型乳化化粧料を提供することにある。
油剤及びフッ素化合物処理粉体とともに、特定の水溶性
多糖誘導体を用いれば、前記課題を解決した優れた水中
油型乳化化粧料が得られることを見出した。
パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラ
ハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロ
ノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、
パーフルオロドデカン、一般式(1)で表わされるパー
フルオロポリエーテル、及びフッ素変性シリコーンから
選ばれる常温で液体のパーフルオロ有機化合物、
ッ素原子、パーフルオロアルキル基又はパーフルオロア
ルキルオキシ基を示し、R2はフッ素原子又はパーフル
オロアルキル基を示し、a、b及びcは分子量が500
〜100,000となる0以上の数を示す) (B)フッ素化合物処理粉体、並びに (C)多糖類又はその誘導体のヒドロキシル基の水素原
子の一部又は全てが、(a)炭素数8〜40の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、アリールアルキル
基及びアルキルアリール基から選ばれる疎水部を有する
置換基、及び(b)メチル基、ヒドロキシエチル基、ヒ
ドロキシプロピル基、ポリオキシエチレン基、ポリグリ
セリン基及びヒドロキシル基が置換していてもよいスル
ホアルキル基から選ばれる置換基で置換されており、置
換基(a)と置換基(b)の置換度の比が1:1000
〜100:1である水溶性多糖誘導体を含有する水中油
型乳化化粧料を提供するものである。
素系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合
物で、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダ
マンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、
パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフル
オロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデ
カン、一般式(1)で表わされるパーフルオロポリエー
テル、及びフッ素変性シリコーンなどが挙げられる。
又は異なって、フッ素原子、パーフルオロアルキル基又
はパーフルオロアルキルオキシ基を示し、R2 はフッ素
原子又はパーフルオロアルキル基を示し、a、b及びc
は分子量が500〜100,000となる0以上の数を
示す)なお、ここでカッコ内に示される各パーフルオロ
基はこの順でブロック状に並んでいる必要はなく、ラン
ダムでもよい。かかるパーフルオロポリエーテルとして
は、特に20℃における粘度が5〜5,000mm2/sの
液状のものが好ましく、例えばフォンブリンHC−0
4、HC−25、HC−R(以上、アウシモント社製)
や、デムナムS−20、S−65、S−100、S−2
00(以上、ダイキン工業社製)等の市販品を使用でき
る。
えば下記一般式(2)〜(5)で表わされる構造単位の
1以上と下記一般式(6)で表わされる構造単位とを有
する変性シリコーンが挙げられる。
なって、炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖のパーフルオ
ロアルキル基又は次式:H(CF2)t-(tは1〜20の整数
を示す)で表わされるω−H−パーフルオロアルキル基
を示し;R11、R14及びR15は、同一又は相異なって、
炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10
の脂環式若しくは芳香族炭化水素基を示し;R12は、水
素原子、炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、炭素数5
〜10の脂環式若しくは芳香族炭化水素基、炭素数1〜
20のパーフルオロアルキル基又は次式:H(CF2)t-(t
は1〜20の整数を示す)で表わされるω−H−パーフ
ルオロアルキル基を示し;R13は、炭素数2〜6の2価
の炭化水素基を示し;X及びYは、単結合、-CO-又は炭
素数1〜6の2価の炭化水素基を示し;lは2〜16の
数を示し、m及びnはそれぞれ1〜16の数を示し、p
は1〜200の数を示し、rは0〜20の数を示し、s
は0〜200の数を示す。〕
好ましい例としては、一般式(3)及び一般式(6)で
表わされる構造単位を有する、特開平5−247214
号公報に記載された重合度2〜200のフッ素変性シリ
コーン、一般式(4)及び一般式(6)で表わされる構
造単位を有する、特開平6−184312号公報に記載
された重合度2〜200のフッ素変性シリコーン、市販
品である旭硝子社製のFSL−300、信越化学工業社
製のX−22−819、X−22−820、X−22−
821、X−22−822及びFL−100、東レダウ
コーニングシリコーン社製のFS1265等を挙げるこ
とができる。
用いることができ、全組成中に1〜50重量%、特に5
〜40重量%、更に5〜30重量%配合するのが、使用
感及び乳化安定性により優れるので好ましい。
処理粉体は、粉体を例えばポリフルオロアルキルリン酸
(米国特許第3632744号)、フルオロアルキルジ
(オキシエチル)アミンリン酸エステル(特開昭62−
250074号)、パーフルオロアルキル基を有する樹
脂(特開昭55−167209号)、四フッ化エチレン
樹脂、パーフルオロアルコール、パーフルオロエポキシ
化合物、スルホアミド型フルオロリン酸、パーフルオロ
硫酸塩、パーフルオロカルボン酸塩、パーフルオロアル
キルシラン(信越シリコーン社製、LP−1T、LP−
4T、LP−8T等のシランカップリング剤)などのフ
ッ素化合物で常法により処理したものである。
収剤等の水及び油に実質的に不溶な物質であれば特に制
限されず、例えば酸化チタン、酸化鉄、群青、亜鉛華、
酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、マイカ、セリサ
イト、タルク、シリカ、カオリン、水酸化クロム、カー
ボンブラック等の無機顔料;ナイロンパウダー、ポリメ
チルメタクリレート、スチレン−ジビニルベンゼン共重
合体、ポリエチレン粉末等の有機粉体及び微粒子酸化チ
タン、微粒子酸化亜鉛、板状酸化亜鉛等の紫外線吸収剤
などが挙げられる。
の種類によっても異なるが、粉体の0.1〜50重量
%、特に2〜20重量%であるのが、撥水性とのびの点
で好ましい。
種以上を用いることができ、全組成中に1〜50重量
%、特に1〜30重量%配合するのが、粉体の分散性が
良好であり好ましい。
基とを有する水溶性多糖誘導体としては、炭素数8以上
の炭化水素基を有するものが好ましく、例えば多糖類又
はその誘導体のヒドロキシル基の水素原子の一部又は全
てが、(a)炭素数8〜40のアルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基及びアルキルアリール基から選
ばれる疎水部を有する置換基、及び(b)ヒドロキシル
基が置換していてもよいイオン性又は非イオン性の親水
部を有する置換基で置換されており、置換基(a)と置
換基(b)の置換度の比が1:1000〜100:1で
ある水溶性多糖誘導体等が挙げられる。
素数8〜40のアルキル基、アルケニル基、アリールア
ルキル基、アルキルアリール基、アルキルエーテル基、
アルケニルエーテル基、アリールアルキルエーテル基等
が挙げられ、特に炭素数10〜40のアルキル基又はア
ルケニル基を有する置換グリセリルエーテル基が好まし
い。具体的には、2−ヒドロキシ−3−アルコキシプロ
ピル基、2−アルコキシ−1−(ヒドロキシメチル)エ
チル基、2−ヒドロキシ−3−アルケニルオキシプロピ
ル基、2−アルケニルオキシ−1−(ヒドロキシメチ
ル)エチル基が挙げられる。
ル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、ポ
リオキシエチレン基、ポリグリセリン基、スルホアルキ
ル基等が挙げられる。これらのうち、ヒドロキシル基が
置換していてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基又
はその塩が好ましく、具体的には2−スルホエチル基、
3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプ
ロピル基、2−スルホ−1−(ヒドロキシメチル)エチ
ル基等が挙げられ、それらスルホ基の全てあるいは一部
がアルカリ金属、アルカリ土類金属、アミン類等の有機
カチオン基、アンモニウムイオンなどとの塩となってい
てもよい。
たり0.001〜1、特に0.002〜0.5、更に
0.003〜0.1であるのが好ましく、置換基(b)
の置換度は、構成単糖残基当たり0.01〜2.5、特
に0.02〜2、更に0.1〜1.5であるのが好まし
い。また、置換基(a)と置換基(b)の置換度の比は
1:1000〜100:1、特に1:500〜10:
1、更に1:300〜10:1であるのが好ましい。
は公知の多糖類から選択され、特にセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。ま
た、これら多糖類又はその誘導体の重量平均分子量は、
1万〜1000万、特に10万〜500万、更に30万
〜200万の範囲が好ましい。
開平11−12119号公報に記載の方法により、多糖
類又はその誘導体に疎水性置換基(a)及び親水性置換
基(b)を順次又は同時に導入することにより製造され
る。
ては、特開平3-12401号公報の実施例1〜3に記載され
ている変性セルロースエーテルや、米国特許第4228277
号に記載されている非イオン長鎖アルキル化セルロース
エーテル;市販品としてはナトロゾル・プラス(NAT
ROSOL PLUS)330やナトロゾル・プラスC
S(NATROSOL PLUS)D−67(アクアロ
ン・カンパニー社製)等のアルキル変性ヒドロキシエチ
ルセルロースや、疎水化変性スルホン化多糖誘導体など
も好適に使用できる。
上を用いることができ、全組成中に0.01〜10重量
%、特に0.02〜5重量%、更に0.05〜3重量%
配合するのが、十分な分散性が得られるとともに、使用
感も良好であり好ましい。
常の化粧料に配合される成分、例えば界面活性剤、油
分、保湿剤、皮膜形成剤、油ゲル化剤、紫外線吸収剤、
着色顔料、他の疎水化処理粉体、無機金属塩類、有機金
属塩類、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、防腐
剤、他の増粘剤、薬効成分、色素、香料、水等を、適宜
配合できる。
水中油型乳化化粧料として調製され、乳液、クリーム、
化粧用下地、ファンデーション、サンケア剤、口紅、ほ
お紅、アイシャドウ、脚用メイクアップ剤、腕用メイク
アップ剤、首用メイクアップ剤、指用メイクアップ剤等
として適用できる。
るが、この耐水性の基準としては、化粧料塗布膜に対す
る水の接触角で評価することができる。すなわち、人工
皮革シート(ポリウレタン製、10cm四方)を用意し、
その表面5cm四方(25cm2)に均一になるようにサン
プル80mgを指で塗布し、40℃、湿度50%にて1時
間乾燥する。その後、シートを接触角測定装置に挿入で
きる大きさにカッターを用いて等分に分割し、20℃、
湿度50%の環境下でイオン交換水1滴をマイクロシリ
ンジの先端から試料面に滴下し、その時の接触角(度)
を1分後に測定する。
れる接触角が60度以上である耐水性の高い化粧料を得
ることができる。
いて同様に求められる接触角が30度以上である耐油性
の高い化粧料が得られる。
系油剤及びフッ素化合物処理粉体が水中に均一かつ安定
に分散され、さっぱりとして良好な感触で、しかも耐水
性及び耐油性に優れたものである。
い、特開平11−12119号に記載の方法に準じて水
溶性多糖誘導体を製造した。
ロアルキルリン酸エステルジオキシエチルアミン塩[(C9
F19C2H4O)yP(=O)(ONH2(CH2CH2OH)2)3-y](2>y>1)
の15%水溶液40gを加え、40℃で攪拌した。次い
で、1N−塩酸を加えて水溶液のpHを4に下げ、粉体表
面にフルオロアルキルリン酸を析出させた。これを濾
過、水洗、乾燥して、フッ素化合物処理粉体を得た。
アルコール1500gを入れ、60℃で加熱溶解し、こ
れに粉体150gを加え、60℃で4時間混合する。そ
の後、50〜60℃でイソプロピルアルコールを減圧留
去し、乾燥して、フッ素化合物処理粉体を得た。
化性、保存安定性、使用感、耐水性及び耐油性について
評価した。結果を表2〜表4に示す。
水に溶解し、次に他の水相成分を添加して混合する。一
方、粉体成分を油相に加え、ディスパーを用いて強分散
させておく。水相をアジホモミキサーに移し換え、50
℃にて高速攪拌を行いながら上記粉体と油相成分との混
合物をゆっくり添加し、30分間高速攪拌を行い、ファ
ンデーションを得た。
瓶に充填し、以下の基準により、外観を肉眼で判定し
た。 ◎:良好。 ○:やや表面に油膜がある。 △:やや分離(〜2%)。 ×:分離(2%以上)。
を、40℃で1ケ月間保存した後、同様にして、乳化性
を評価した。
際に各ファンデーションを使用したときの「さっぱり
感」と「べたつき感のなさ」について官能評価し、次の
基準により判定した。 ○:7名以上が良好と評価した。 △:4〜6名が良好と評価した。 ×:3名以下が良好と評価した。
方法で測定し、以下の基準で評価した。 ◎:接触角80度以上。 ○:接触角60〜80度未満。 △:接触角40〜60度未満。 ×:接触角40度未満。
を前述の方法で測定し、以下の基準で評価した。 ◎:接触角50度以上。 ○:接触角30〜50度未満。 △:接触角10〜30度未満。 ×:接触角10度未満。
発明のファンデーションはいずれも、乳化性及び乳化安
定性に優れるとともに、良好な使用感であり、しかも耐
水性及び耐油性も高いものであった。これに対し、水溶
性多糖誘導体を用いない場合(比較例1)には乳化性が
悪く、親水性界面活性剤を高濃度配合することによって
乳化性を良くした場合(比較例2、3)には乳化性はよ
くなるが使用感の低下・耐水性の低下をもたらした。ま
た、従来より増粘剤として知られている水溶性高分子を
用いた場合(比較例4〜9)には、乳化性及び乳化安定
性が低くなり、特にこれらの配合量を多くしたものでは
使用感及び耐水性の低下を招いた。更に、フッ素系油剤
以外の炭化水素系の油剤を用いた場合(比較例11)に
は、乳化性、乳化安定性は良好であるが、炭化水素系油
剤特有のべたついた感触があり、耐油性も得られなかっ
た。シリコーン系油剤(比較例10)やシリコーン処理
粉体を用いた場合(比較例12)には、耐油性が得られ
なかった。
攪拌溶解させ、成分(8)〜(10)を加えた後、予め
70℃にて加熱混合しておいた(2)〜(7)及び(1
1)をゆっくり添加して乳化し、サンケアクリームを得
た。
攪拌溶解させ、成分(9)を加えた後、予め70℃にて
加熱混合しておいた成分(2)〜(7)及び(10)を
ゆっくり添加して乳化し、化粧下地を得た。
した水相部に加え、ディスパーにて高分散する。これ
に、70℃で溶解混合した油相部を攪拌しながら加え、
ホモミキサーで均一に分散混合し、室温まで冷却してア
イシャドウを得た。
ン):実施例1と同様にして、以下に示す組成のクリー
ム状ファンデーションを製造した。
れも、フッ素系油剤及びフッ素化合物処理粉体が水中に
均一かつ安定に分散され、さっぱりとして良好な感触
で、しかも耐水性及び耐油性に優れていた。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)パーフルオロデカリン、パーフル
オロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロ
フラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、
パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフル
オロドデカン、一般式(1)で表わされるパーフルオロ
ポリエーテル、及びフッ素変性シリコーンから選ばれる
常温で液体のパーフルオロ有機化合物、 【化1】 (式中、R1、R3、R4及びR5は同一又は異なって、フ
ッ素原子、パーフルオロアルキル基又はパーフルオロア
ルキルオキシ基を示し、R2はフッ素原子又はパーフル
オロアルキル基を示し、a、b及びcは分子量が500
〜100,000となる0以上の数を示す) (B)フッ素化合物処理粉体、並びに (C)多糖類又はその誘導体のヒドロキシル基の水素原
子の一部又は全てが、(a)炭素数8〜40の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、アリールアルキル
基及びアルキルアリール基から選ばれる疎水部を有する
置換基、及び(b)メチル基、ヒドロキシエチル基、ヒ
ドロキシプロピル基、ポリオキシエチレン基、ポリグリ
セリン基及びヒドロキシル基が置換していてもよいスル
ホアルキル基から選ばれる置換基で置換されており、置
換基(a)と置換基(b)の置換度の比が1:1000
〜100:1である水溶性多糖誘導体を含有する水中油
型乳化化粧料。 - 【請求項2】 成分(A)のフッ素変性シリコーンが、
下記一般式(2)〜(5)で表わされる構造単位の1以
上と下記一般式(6)で表わされる構造単位とを有する
変性シリコーンである請求項1記載の水中油型乳化化粧
料。 【化2】 〔式中、Rf及びRf’は、同一又は相異なって、炭素数
1〜20の直鎖又は分岐鎖のパーフルオロアルキル基又
は次式:H(CF2)t-(tは1〜20の整数を示す)で表わ
されるω−H−パーフルオロアルキル基を示し;R11、
R14及びR15は、同一又は相異なって、炭素数1〜20
の脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜10の脂環式若しく
は芳香族炭化水素基を示し;R12は、水素原子、炭素数
1〜20の脂肪族炭化水素基、炭素数5〜10の脂環式
若しくは芳香族炭化水素基、炭素数1〜20のパーフル
オロアルキル基又は次式:H(CF2)t-(tは1〜20の整
数を示す)で表わされるω−H−パーフルオロアルキル
基を示し;R13は、炭素数2〜6の2価の炭化水素基を
示し;X及びYは、単結合、-CO-又は炭素数1〜6の2
価の炭化水素基を示し;lは2〜16の数を示し、m及
びnはそれぞれ1〜16の数を示し、pは1〜200の
数を示し、rは0〜20の数を示し、sは0〜200の
数を示す。〕 - 【請求項3】 成分(C)の水溶性多糖誘導体におい
て、置換基(b)がヒドロキシル基が置換していてもよ
いスルホアルキル基又はその塩である請求項1又は2記
載の水中油型乳化化粧料。
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