JPH0755885B2 - メ−キヤツプ化粧料 - Google Patents

メ−キヤツプ化粧料

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JPH0755885B2
JPH0755885B2 JP61082495A JP8249586A JPH0755885B2 JP H0755885 B2 JPH0755885 B2 JP H0755885B2 JP 61082495 A JP61082495 A JP 61082495A JP 8249586 A JP8249586 A JP 8249586A JP H0755885 B2 JPH0755885 B2 JP H0755885B2
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makeup
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は三次元網目構造を有する有機シリコーン樹脂と
水、保湿剤及び乳化剤を配合してなる化粧持ちに優れ、
且つ保湿性に優れたメーキャップ化粧料に関する。
〔従来の技術〕 ファンデーション、アイシャドー、頬紅、口紅、マスカ
ラなどのメーキャップ化粧料は通常、粉末油分、ワック
ス、水等からなり、頬、目もと、口もとを美しく魅力的
に装のに貢献しているが、その仕上りの美しさを長時間
接続させることは非常に難しかった。メーキャップ化粧
料の化粧持ちを良くする手段としては、鎖状及び又は環
状の揮発性シリコンオイルや揮発性の分岐状炭化水素を
配合し、油分の揮発後の液状油分の割合を低下せしめる
方法(特開昭51−151339、特開昭53−142542、特開昭54
−28832、特開昭55−20733、特開昭61−40204等)や、
皮膜形成成分を配合する方法(特許第191784号、特公昭
46−32677、特開昭53−94041等)が一般的に行われて来
た。皮膜形成成分としては耐水性、耐油性が良好で、し
かも環状及び鎖状の揮発性油分や揮発性分岐状炭化水素
に溶解可能という点で有機シリコン樹脂が好んで使われ
ている。(特公昭34−2648、特開昭57−40564、特開昭6
1−18708) しかしこれらの方法は溶剤を配合する為、皮膚表面の水
や油がとられ、いわゆる脱水、脱脂状態になったり、皮
膜形成後につっぱり感や圧迫感を感じたり、更に化粧除
去後も、それまでの強い密着性に伴う様々の刺激(赤
班、ひりつき等)が見られた。すなわちメーキャップ化
粧料にシリコン樹脂を配合することは化粧持ちに関して
は抜群の効果があるのは事実であるが、化粧した箇所
(目もと、唇、頬等)が圧迫され、乾燥しそして刺激へ
とつながるケースが少なくなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は有機シリコーン樹脂による化粧持ち効果を損う
ことなく、目もと、口もと、頬ち安全で保湿性に優れて
いるメーキャップ化粧料を得ることを目的としている。
〔問題を解決する為の手段〕
すなわち本発明は、平均式 (Rは炭素数1〜6までの炭化水素基又はフェニル基を
表し、nは1.0〜1.8までの値を示す。)で示される三次
元網目構造を有する有機シリコーン樹脂、乳化剤、保湿
剤及び水を配合することを特徴とするメーキャップ化粧
料である。
本発明で用いる有機シリコーン樹脂はR3SiO1/2単位、R2
SiO単位、 単位及びSiO2単位のうちの適当な組合せからなり、その
割合は平均式 (nは1.0〜1.8までの値を示す)を満足するように選ば
れ約1500〜20000までの平均分子量を有することが望ま
しい。
上記有機シリコーン樹脂はベンゼンに可溶であり、各種
の方法で製造し得る。一例をあげると、一般式R3SiX、R
2SiX2、RSiX3およびSiX4(Xは加水分解し得る基、たと
えば塩素、臭素、弗素、アルコキシたとえばメトキシ、
エトキシなどの基、アシロキシ基を表す)で示される化
合物を、目的とする樹脂組成に応じてトルエン、ベンゼ
ン、キシレンなどのごとき適当な溶媒に添加し、次いで
この溶媒を適当な酸性溶媒中における希望する加水分解
および共縮合を得るに充分な量の水中に加える。こうし
て得られた二相系から水相を除去し、残留する樹脂状物
質を重炭酸ナトリウムあるいは他のアルカリ性物質の充
分量を用いて中和し、溶媒を留去すれば目的の有機シリ
コーン樹脂が得られる。
本発明における有機シリコーン逗子の配合量はメーキャ
ップ化粧料全量中の1〜90重量%である。本発明で用い
る有機シリコーン樹脂はいかなる単位の組合せのもので
も良いが、最も柔軟性のあるR3SiO 1/2単位と最も剛性
のあるSiO2単位の組合せからなる樹脂が最も望ましい。
有機シリコーン樹脂はその皮膜性を引き出す為には溶解
させる溶剤が不可欠であり、鎖状及び環状のシリコンオ
イル、分岐状炭化水素オイルがその目的で配合される
が、これらの揮発性オイルは水や保湿剤と全く相溶性が
悪く、それ故今までシリコーン樹脂配合のメーキャッ化
粧料に水や保湿剤は配合できなかった。
本発明者は有機シリコーン樹脂配合のメーキャップ化粧
料の問題点に鑑み、当該メーキャップ化粧料に水、保湿
剤を配合すべく鋭意検討した結果、乳化剤としポリオキ
シアルキレン変性オルガノポリシロキサン、水膨潤性粘
土鉱物及び有機変性粘土鉱物の一種若しくは二種以上組
合せて使用することにより、水、保湿剤を安定に配合す
ることが出来、しかも水、保湿剤はシリコン樹脂の皮膜
性に何ら悪影響を及ぼさず、それ故、使用中も使用後も
皮膚や口唇に対して安全で、保湿性の高いメーキャップ
化粧料を提供するに至った。水、保湿剤は有機シリコー
ン樹脂に対してそれぞれ0.1〜30%配合するが、望まし
く2〜15%である。0.1以下では保湿効果がなく、同時
に配合される有機シリコーン樹脂の強い皮膜性に伴い、
刺激につながることが多い。又30%以上で有機シリコー
ン樹脂が白亜化し、化粧持ち効果が低下する。
保湿剤としては通常化粧料に用いられているものであれ
ば何でも良いが、ムコ多糖、酸性ムコ多糖、酸性多糖、
中性多糖、還元糖アルコール、グリコール類、水溶性タ
ンパク質、アミノ酸、アミノ酸塩及び有機酸塩の中から
一種若しくは二種以上配合するのが望ましい。代表的な
化合物としては、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、1,3ブチレングリコール、キ
シリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイ
チン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン
酸、アテロコラーゲン、乳酸ナトリウム、ピロリドンカ
ルボン酸塩、胆汁酸塩、短鎖可溶性コラーゲンなどが挙
げられる。
乳化剤としてはポリオキシアルキレン変性オルガノポリ
シロキサン、水膨潤性粘土鉱物及び有機変性モンモリロ
ナイトクレーの一種若しくは二種以上を組合わせて使用
するのが望ましいが、ポリオキシアルキレン変性オルガ
ノポリシロキサンと水膨潤性粘土鉱物を併用するのが最
も望ましい。
乳化剤総量としては水、保湿剤総量の5〜200%になる
ように配合する。ポリオキシアルキレン変性オルガノシ
ロキサンは一般式(I)、(II)又は(III)で示され
る。
{一般式(I)、(II)、(III)中、Rはメチル基ま
たは一部がフェニル基、R′は水素または炭素数1〜12
のアルキル基、pは1〜5の数、qは2〜3の数、x、
m、nは平均数でポリオキシアルキレン変性オルガノポ
リシロキサンが分子中にポリオキシアルキレン基を2〜
40重量%含有し且つ該ポリオキシアルキレン変性オリガ
ノポリシロキサンの粘度が25℃において5〜5000センチ
ストークスになるような数値を表す。} 水膨潤性粘土鉱物としては、ベントナイト、モンモリロ
ナイト、ザウコナイト、ノントロナイト、サポナイト、
ヘクトライト、バーミキュライト、合成ヘクトライト
(商品名ラポナイト)等の天然及び合成のモンモリロナ
イト群粘土鉱物が挙げられる。
有機変性粘土鉱物としては、ジオクタデシルジメチルア
ンモニウム塩変性モンモリロナイト、オクタデシルジメ
チルベンジルアンモニウム塩変性モンモリロナイト、ジ
ヘキサデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナ
イトなどのカチオン変性の粘土鉱物や、これらを更にノ
ニオン活性剤に膨潤させた粘土鉱物などが使われる。
又、ポリエーテテル変性ジメチルポリシロキサンを水膨
潤性粘土鉱物若しくは有機変性粘土鉱物とあらかじめ混
合、複合化してから配合してもよい。本発明のメーキャ
ップ化粧料には上記の必須成分に加えて、発明の効果を
損わない範囲で、必要に応じて、ワックス、油分、顔
料、粉末、樹脂、香料などが配合される。
〔発明の効果〕
本発明のメーキャップ化粧料は、有機シリコーン樹脂、
乳化剤、水及び保湿剤を配合することにより、化粧持ち
に優れ、しかも保湿効果を高めることが出来る。以下に
本発明の効果を口紅を例にとって記述する。調整した口
紅の特徴及び処方を表−(1)及び表−(2)に示す。
更にこれらの口紅の諸特性を表−(3)に示す。
表−(3)からわかる様にサンプルNo.4(本発明による
口紅)は化粧持ちが良く、しか使用時、使用後に於いて
油性口紅と同程度の使用性、保湿性を有している。
〔実施例〕
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。本
発明はこれにより限定されるものではない。配合量は重
量%である。
なお、実施例、比較例の諸特性についての試験法はいず
れも18〜35才までの女性50名による官能評価によって行
った。各項目とも5段階評価とし50人の平均が4.2以上
のものを○、4.1〜3.5までを 3.4〜2.6までを△、2.5以下を×とした。
実施例1、比較例1、2 アイシャドースティック (製法) 実施例1 ヒアルロン酸を精製水に溶解した後、ポリエーテル変性
ジメチルポリシロキサンとケイ酸Al−Mgを加え、更にデ
カメチルシクロペンタシロキサンを加え、乳化ベースを
つくる。ワックス、流動パラフィン及び有機シリコーン
樹脂を釜にとり、90℃にて加熱溶解する。釜に顔料、香
料及び先に調整した乳化ベースを加え85℃にて分散混合
する。減圧脱気後、所定の容器に充填し、冷却固化し、
スティック状アイシャドーを得る。なお工程中、飛散す
るデカメチルシクロペンタシロキサン及び精製水はあら
かじめ増量して仕込み、最終的に処方通りとする。
比較例1、2 顔料、香料を除く部分を釜に仕込み、90℃にて加熱溶解
する。溶解確認後、香料を加え、85℃にて分散混合す
る。減圧脱気後、所定の容器に充填し、スティック状ア
イシャドーを得る。なお実施例1と同様に揮発性油分の
補正を行う。
実施例1、比較例1及び比較例2によって調整されたア
イシャドーの諸特性を表−(4)に示した。
実施例1は化粧持ちが良く、しかもつっぱり感がなく、
使用中使用後もひりつき等の刺激を一切感じないもので
あった。
実施例2、比較例3 口紅 (製法) 実施例2 実施例1に準じて、精製水、乳化剤、保湿剤及びメチル
フェニルポリシロキサンを均一に混合し乳化ベースとす
る。ワックス、油分及び有機シリコーン樹脂を釜に仕込
み、90℃にて加熱溶解し、あらかじめ調整しておいた乳
化ベースと顔料、ジブチルヒドロキシトルエン及び香料
を加え、85℃にて分散混合する。減圧脱気後、所定の容
器に充填し、冷却固化して口紅を得る。揮発性油分の量
補正は実施例1に準じる。
比較例3 顔料、香料を除く全成分を釜に仕込み、90℃にて溶解す
る。顔料、香料を加え、85℃にて分散混合し、減圧脱気
後、所定の容器に充填し、冷却固化し、口紅を得る。
実施例2及び比較例3の各種特性を表−(5)に示す。
実施例2は油性口紅(比較例3)と比べ皮膜感、刺激に
関しては同程度で、化粧持ちに優れるものであった。
実施例3 マスカラ 配合(%) カルナバワックス 7 パラフィンワックス 8 ラノリンアルコール 5 アイソーパーG *−1 10 ポリエーテル変性ジメチルポリシロ キサン *−2 1 ベントン38 *−3 2 精製水 3 有機シリコーン樹脂 *−4 30 オクタメチルシクロテトラシロキサン 20 コンドロイチン硫酸 0.3 アテロコラーゲン 0.7 酸化鉄(黒色) 7.5タルク 5.5 計 100.0 *−1 分岐状イソパラフィン;エッソ石油社製 *−2 ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン(一
般式(I)タイプ) ポリオキシエチレン含有量25%
粘度400cs/25℃ *−3 ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩変性モ
ンモリロナイト(商品名ベントン38、米国NL Chemicals
社製) *−4 Dow Corning QF1−3593A (製法) コンドロイチン硫酸及びアテロコラーゲンを精製水に溶
解し、ポリオキシ変性ジメチルポリシロキサンとベント
ン38を加え混練した後、アイソパーGを加え均一に分散
し乳化ベースとする。ワックス、ラノリンアルコールを
釜に仕込み90℃にて溶解し、乳化ベース及び粉末部を添
加し分散混合する。減圧脱気後、所定の刷子付き容器に
充填しマスカラを得る。
得られたマスカラは化粧持ちに優れたものであり、除去
後も刺激等を感じないものであった。
実施例4 固型ファンデーション 配合(%) マイクロクリスタリンワックス 3 ワセリン 5 デカメチルシクロペンタシロキサン 25 有機シリコーン樹脂 *−1 25 ポリエーテル変性ジメチルポリシロ キサン *−2 1 クニピアG *−3 1 精製水 2 1,3ブチレングリコール 0.5 グリセリン 0.5 二酸化鉄 20 酸化鉄 3 カオリン 14 香料 適量 計 100.0 *−1 約8000の分子量を有し、且つ 単位:(CH32SiO単位=5.67:1からなる平均式 (CH30.30(C6H50.85SiO1.43で表わされる有機シリ
コーン樹脂 *−2 ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン(一
般式(I)タイプ) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン含有率20%
粘度300cs/25℃ *−3 国峰鉱化KK製のモンモリロナイトの商品名 (製法) 1,3ブチレナグリコールとグリセリンを水に溶解し、グ
ニピアG、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサンと
ともにロールで混練し、乳化ベースを得る。ワックス、
ワセリン、デカメチルシクロペンタシロキサン及び有機
シリコーン樹脂を釜に入れ90℃にて均一に溶解させる。
乳化ベースと顔料部及び香料を加え、85℃にて分散混合
する。減圧脱気後、70℃にて所定のポット状容器に充填
し、固型ファンデーションを得る。
得られた固型ファンデーションは、きわめて持ちが良
く、通常のファンデーションに見らえる様た経時のヨレ
が見られなかった。又使用中もつっぱり感など感じず、
除去後も肌がしっとりしており、皮膜タイプの製品とは
思えないのものであった。
実施例5 リップコート 配合(%) オクタメチルシクロテトラシロキサン 40 メチルフェニルポリシロキサン(100cs) 2.49 有機シリコーン樹脂 *−1 50 ラポナイト XLG *−2 2 グリセリン 0.3 プロピレングリコール 0.2 精製水 5 赤色202号 0.01 計 100.0 *−1 実施例1に使用した有機シリコーン樹脂 *−2 英国ラポルテ社製の合成ヘクトライト (製法) メチルフェニルポリシロキサンと保湿剤、水をラポナイ
トXLGを用いて分散し、乳化ベースを得る。シリコン樹
脂をオクタメチルシクロテトラシロキサンに溶解し、そ
こに乳化ベース及び赤色202号を加え、軽く分散する。
筆付きのビン容器に注入し、上塗り用のリップコートを
得る。
得られたリップコートは、口紅の上から塗ることによ
り、下の口紅の持ちを大巾に向上させることが出来た。
又使用中、使用後の唇の感触は、リップコートを塗った
とは思えないものであった。
実施例6 プレス状頬紅 配合(%) 精製水 1 ベントン27 *−1 0.3 マルチトール 0.3 有機シリコーン樹脂 *−2 15 デカメチルシクロペンタシロキサン 15 マイカ 30 タルク 30 チタンコーティドマイカ 5 赤色202号 0.2 二酸化チタン 1.2 ラノリン 2 香 料 適量 計 100.0 *−1 NL chemicals社製の商品名:ジメチルベンジ
ルオクタデシルアンモニウム塩変性モンモリロナイト *−2 信越化学KK製 シリコーンワニス KR114 (製法) 精製水にマルチトールを加え、ベントン27と有機シリコ
ーン樹脂とともにデカメチルシクロペンタシロキサン中
で均一に分散する。一方粉末部はラノリン、香料ととも
にヘンシェルミキサーで混合後、パルベライザーで粉砕
する。粉砕品に乳化ベースを加え、ヘンシェルミキサー
で十分に混合する。所定の中皿にプレス成型し、気密性
のある容器にセットし、頬紅を得る。
得られた頬紅は、非常に化粧持ちが良く、しかも顔の中
でもっともつっぱりやすい箇所であるにも拘らず、全く
つっぱらず、除去後もしっとりとした感触が持続してい
た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均式(A)で示される有機シリコーン樹
    脂と乳化剤、保湿剤及び水を必須成分とすることを特徴
    とするメーキャップ化粧料。 (A) (Rは炭素数1〜6までの炭化水素基又はフェニル基を
    表し、nは1.0〜1.8までの値を示す。)
  2. 【請求項2】有機シリコーン樹脂が有機モノクロロシラ
    ンと有機テトラクロロシランとを加水分解した後縮合せ
    しめ、三次元化したものである特許請求の範囲第一項記
    載のメーキャップ化粧料。
  3. 【請求項3】乳化剤がポリオキシアルキレン変性オルガ
    ノポリシロキサン、水膨潤性粘土鉱物、有機変性粘土鉱
    物より選ばれる一種若しくは二種以上である特許請求の
    範囲第一項記載のメーキャップ化粧料。
  4. 【請求項4】保湿剤がムコ多糖、酸性ムコ多糖、酸性多
    糖、中性多糖、還元糖アルコール、グリコール類、水溶
    性タンパク質、アミノ酸、アミノ酸塩及び有機酸塩の一
    種若しくは二種以上である特許請求の範囲第一項記載の
    メーキャップ化粧料。
  5. 【請求項5】水含有口紅組成物である特許請求の範囲第
    一項記載のメーキャップ化粧料。
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