JP3461141B2 - シール剤塗布装置 - Google Patents

シール剤塗布装置

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JP3461141B2 JP13957299A JP13957299A JP3461141B2 JP 3461141 B2 JP3461141 B2 JP 3461141B2 JP 13957299 A JP13957299 A JP 13957299A JP 13957299 A JP13957299 A JP 13957299A JP 3461141 B2 JP3461141 B2 JP 3461141B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用エン
ジンのシリンダヘッドアッセンブリのカムホルダ部にオ
イル洩れ防止用のシール剤を塗布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用エンジンのシリンダヘッド
アッセンブリのカムホルダ部にシール剤を塗布する装置
として、図7及び図8に示すようなシール剤塗布装置5
0が知られている。このシール剤塗布装置50は、カー
トリッジ51内に収容されるシール剤をエアシリンダ5
2によって送り出し、装置本体53のシール剤受入れ口
54からノズル部55に向けて圧送するとともに、シー
ル剤受入れ口54とノズル部55間の通路をエアバルブ
56によって開閉制御することにより、塗布量を制御す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な装置は、シール剤の塗布量がエアシリンダ52の圧送
力等によって変化することがあり、特に冬場等において
は塗布量のバラツキが大きくなるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、塗布量のばらつきを無く
し、常に一定の塗布量にするとともに、塗布量の調整が
容易な塗布装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、シール剤受入れ口から受け入れたシール剤を
押出しシリンダユニットによりノズル部から押出すよう
にしたシール剤塗布装置において、シール剤受入れ口と
ノズル部との間に通路切替えシャフトを設け、この通路
切替えシャフトが、前記押出しシリンダユニットの軸方
向に対して直角方向の略L字型通路を備え、前記通路切
替シャフトを90度回転させることによって、押出しシ
リンダユニットのピストン棒が挿入される押出し路が、
シール剤受入れ口に連通するシール剤供給路か、または
ノズル部に連通するノズル路のいずれか一方に択一的に
連通せしめられるようにした。
【0006】そして、シール剤受入れ口に連通するシー
ル剤供給路と押出し路を連通状態にしてシール剤を供給
した後、通路切替えシャフトを切り替えて押出し路とノ
ズル部に連通するノズル路を連通させ、押出しシリンダ
ユニットを作動させてノズル部からシール剤を吐出させ
れば、押出しシリンダユニットのピストン棒のストロー
クに見合った量のシール剤を吐出させることが出来、塗
布量を一定にすることが出来る。また、押出しシリンダ
ユニットを作動させる際は、押出し路とシール剤受入れ
口の連通状態は遮断されているため、シール剤がシール
剤受入れ口に向けて逆流する恐れはない。
【0007】また請求項2では、押出しシリンダユニッ
トに、シリンダストロークを調整可能な調整機構を設け
た。このように押出しシリンダユニットのシリンダスト
ロークを調整機構により変化させることでシール剤の吐
出量を調整するようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本シール剤塗
布装置をシリンダヘッドのカムホルダ部へ塗布する装置
として構成した構成例の平面図、図2は同正面図、図3
は本装置の基本ユニットの斜視図、図4は装置本体の平
面図、図5は図4のA−A線断面図、図6はシリンダヘ
ッドのシール剤の塗布部の説明図である。
【0009】本発明に係るシール剤塗布装置は、例えば
図6に示すような車両用エンジンのシリンダヘッドHの
4箇所(2箇所は対称位置)のカムホルダ部cにオイル
洩れ防止用のシール剤を例えば1箇所につき0.5〜
0.6cc程度の正確な塗布量で同時に塗布するような
装置として構成され、図1及び図2に示すように、位置
決めフレームFの両サイドにそれぞれ2ユニット、合計
4ユニットの装置本体1を備えている。
【0010】そして、これら装置本体1の基本的構成は
同じ構成であり、シール剤圧送ホース2が接続されるベ
ースブロック3と、ノズル4が接続されるノズルブロッ
ク5と、このノズルブロック5に接続される押出しシリ
ンダユニット6と、この押出しシリンダユニット6の基
端側に接続されるストッパブロック7と、ベースブロッ
ク3の側面に接続されるロータリーシリンダ8を一体に
備えており、ノズルブロック5及びベースブロック3の
内部には、後述する通路切替えシャフト10が回転自在
に組み込まれている。
【0011】また圧送ホ−ス2とベースブロック3の接
続部は、シール剤受入れ口3a(図4)として構成され
るとともに、圧送ホース2の他端側は、図3に示すよう
に、シール剤を貯留するカートリッジ11に接続され、
このカートリッジ11には、シール剤圧送用のエアシリ
ンダ13が接続されている。
【0012】そして、このカートリッジ11内のシール
剤は、圧送ホース2内を圧送されてベースブロック3か
ら装置本体1内に送り込まれ、以下に説明する通路切替
えシャフト10の回転によって通路が切り替えられた
後、押出しシリンダユニット6の作動により、ノズル4
から一定量が吐出されるようになっている。
【0013】前記通路切替えシャフト10は、図4及び
図5に示すように、ノズルブロック5とベースブロック
3内に組み込まれるとともにロータリーシリンダ8の駆
動軸8aに連結されて回動自在にされ、図5に示すよう
に、軸方向に対して直角方向の略L字型通路rを備えて
いる。
【0014】また、ノズルブロック5には、図5に示す
ように、通路切替えシャフト10を中心にして対称位置
にシール剤供給路qとノズル路nが直線上に設けられ、
シール剤供給路qは、前記シール剤受入れ口3aに連通
するとともに、ノズル路nは前記ノズル4に連通してい
る。
【0015】またこのシール剤供給路qとノズル路nに
対して直角方向には、押出し路pが形成され、この押出
し路pに前記押出しシリンダユニット6のシリンダロッ
ド6aに植設されたピストン棒6pの先端が液密状態で
摺動自在に挿入されている。
【0016】そして、前記通路切替えシャフト10のL
字型通路rは、通路切替えシャフト10の90度の回転
によって、シール剤供給路qと押出し路pを連通させる
か、または押出し路pとノズル路nを連通させるか、い
ずれか一方が択一的に選択されるようになっており、待
機位置にある時は、図5に示す状態、すなわちシール剤
供給路qと押出し路pを連通させておき、シール剤を塗
布する際は、90度回転して押出し路pとノズル路nを
連通させるようにしている。
【0017】前記押出しシリンダユニット6は、両ロッ
ドシリンダ式に構成され、前方のシリンダロッド6aに
植設されたピストン棒6pは、前述のように押出し路p
内に向けて延出しており、後方のシリンダロッド6bに
は、ストッパブロック7にねじ込まれるアジャストボル
ト12が植設されている。
【0018】そしてこのアジャストボルト12のねじ込
み量の調整によって、押出しシリンダユニット6のシリ
ンダストロークを調整出来るようにされ、例えばアジャ
ストボルト12のねじ込み量を多くすると、前方のシリ
ンダロッド6aに植設されたピストン棒6pが押出し路
pの奥深くまで前進し、アジャストボルト12のねじ込
み量を少なくすると、前方のシリンダロッド6aに植設
されたピストン棒6pの押込み量が少なくなるようにし
ている。
【0019】以上のような装置本体1において、待機位
置にあっては、図5に示すように、通路切替えシャフト
10を、シール剤供給路qと押出し路pが連通する状態
にしておく。すると、圧送ホース2を通して圧送される
シール剤は、シール剤受入れ口3aからシール剤供給路
qを通してL字型通路rと押出し路p内に充填される。
【0020】シール剤を塗布する時は、通路切替えシャ
フト10を90度回転させて、押出し路pとノズル路n
を連通させる。この状態で押出しシリンダユニット6を
作動させれば、ピストン棒6pのストロークに見合った
量のシール剤がノズル4から吐出される。また、塗布量
を調整する時は、アジャストボルト12によって調整す
れば簡単に調整出来る。
【0021】そして、以上のような要領により、図1、
図2に示すような4ユニットの装置本体1が同時に作動
し、図6に示す4ヶ所のカムホルダ部cに対するシール
剤塗布が同時に行われる。
【0022】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えばシー
ル剤の塗布箇所等は任意であり、また装置本体1は単独
数でも良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明に係るシール剤塗布
装置は、シール剤受入れ口とノズル部との間に通路切替
シャフトを設け、この通路切替えシャフトが、前記押
出しシリンダユニットの軸方向に対して直角方向の略L
字型通路を備え、前記通路切替シャフトを90度回転さ
せることによって、押出しシリンダユニットのピストン
棒が挿入される押出し路が、シール剤受入れ口に連通す
るシール剤供給路か、またはノズル部に連通するノズル
のいずれか一方に択一的に連通せしめられるようにし
たため、押出しシリンダユニットのピストン棒のストロ
ークに見合った量のシール剤を吐出させることが出来、
塗布量を一定にすることが出来る。また、押出しシリン
ダユニットに、シリンダストロークを調整可能な調整機
構を設ければ、シール剤の吐出量を簡単に調整すること
が出来て便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本シール剤塗布装置をシリンダヘッドのカムホ
ルダ部へ塗布する装置として構成した構成例の平面図
【図2】同正面図
【図3】本装置の基本ユニットの斜視図
【図4】装置本体の平面図
【図5】図4のA−A線断面図
【図6】シリンダヘッドのシール剤の塗布部の説明図
【図7】従来の装置の斜視図
【図8】従来の装置本体の内部構成図
【符号の説明】
1…装置本体、2…シール剤圧送ホース、3a…シール
剤受入れ口、4…ノズル、6…押出しシリンダユニッ
ト、6p…ピストン棒、10…通路切替えシャフト、1
2…アジャストボルト、r…L字型通路、n…ノズル
路、p…押出し路、q…シール剤供給路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール剤受入れ口から受け入れたシール
    剤を押出しシリンダユニットによりノズル部から押出す
    ようにしたシール剤塗布装置であって、前記シール剤受
    入れ口とノズル部との間には通路切替シャフトが設けら
    れ、この通路切替シャフトが、前記押出しシリンダユニ
    ットの軸方向に対して直角方向の略L字型通路を備え、
    前記通路切替シャフトを90度回転させることによっ
    て、前記押出しシリンダユニットのピストン棒が挿入さ
    れる押出し路が、前記シール剤受入れ口に連通するシー
    ル剤供給路か、またはノズル部に連通するノズル路のい
    ずれか一方に択一的に連通せしめられることを特徴とす
    るシール剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシール剤塗布装置にお
    いて、前記押出しシリンダユニットには、シリンダスト
    ロークを調整可能な調整機構が設けられることを特徴と
    するシール剤塗布装置。
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