JP2540207Y2 - 液体付勢装置 - Google Patents

液体付勢装置

Info

Publication number
JP2540207Y2
JP2540207Y2 JP8540891U JP8540891U JP2540207Y2 JP 2540207 Y2 JP2540207 Y2 JP 2540207Y2 JP 8540891 U JP8540891 U JP 8540891U JP 8540891 U JP8540891 U JP 8540891U JP 2540207 Y2 JP2540207 Y2 JP 2540207Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
liquid
main body
hole
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8540891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0528322U (ja
Inventor
正樹 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
Priority to JP8540891U priority Critical patent/JP2540207Y2/ja
Publication of JPH0528322U publication Critical patent/JPH0528322U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540207Y2 publication Critical patent/JP2540207Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、たとえば口腔衛生装
置のように、ポンプを駆動して液体を付勢し、その液体
をノズルから吐出する液体付勢装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば口腔衛生装置では、以下
の手段でノズルから吐出する液体の圧力を調整してい
た。 (1)図8に示すごとく、それぞれ口径の大きさの異な
る吐出口1a・1bをもつノズル1A・1Bを準備し、
それらを適宜選択的に図示しない装置本体に取り付けて
使用することにより、液体の吐出圧を調整していた。 (2)図7に示すごとく、ノズル1の基部1cに還流孔
2をあけるとともに、その還流孔2を開閉するシャッタ
部材3をスライド可能に取り付ける構成とする。そし
て、該ノズル1をいったん装置本体から取り外してか
ら、シャッタ部材3で還流孔2を適宜開閉して後、ノズ
ル1を改めて装置本体に取り付け、図示しないポンプで
付勢した液体の一部を還流孔2を通してポンプの吸入側
に還流したりしなかったりして液体の吐出圧を調整して
いた。
【0003】この(1)・(2)の従来の手段は、上述
したように構造は簡単である。しかし、液体を所望の吐
出圧に調整するには、ノズル1をいちいち装置本体から
取り外さなければならず、取り付けた状態のままでは吐
出圧を調整することができない欠点がある。そこで、従
来、以下の他の手段のように、ノズル1を取り付けたま
までも吐出圧の調整が可能なものがある。
【0004】(3)図6において、ポンプ4は、シリン
ダ5内に往復動自在にピストン5aを備え、そのピスト
ン5aの往復動で液体を吸入路4aを通して吸入口5b
からシリンダ5内に吸入し、逆止弁6で逆流を防止して
排出口5cから排出路4bを通して付勢して図示しない
ノズルへと流出する構成とする。そして、シリンダ5の
図中左側に還流孔5dをあけ、その還流孔5dから吸入
路4aへと通ずる還流路4cを設けるとともに、還流孔
5dにそれを開閉する圧力調整弁7を設ける。しかし
て、液体の吐出圧を調整するときは、圧力調整弁7の調
整つまみ7aを回して圧力調整弁7の還流孔5dに対す
る押当力を調節し、シリンダ5内の液体の一部を還流孔
5dから還流路4cを通して吸入路4aへと還流する。
そうして、この還流する液体の量を加減することによっ
てノズルから吐出する液体の圧力を調整していた。 (4)図5に示すごとく、ノズル1の基部1aを嵌め込
んだ装置本体内のノズル嵌合部8に、その液体流路8a
の断面積を調節する調整部材9を取り付ける構成とす
る。そして、液体付勢時に、この調整部材9で液体流路
8aの断面積を適宜調節し、これに対応して図4に示す
ポンプ4のシリンダ5内部の圧力を加減し、還流孔5d
の開放面積を変化させて還流路4cを還流する液体の量
を調節することにより、その吐出圧を調整していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、(3)・
(4)の従来の手段では、いずれも構造が複雑であり、
コスト高を招くという問題があった。
【0006】そこで、この考案の目的は、構造の複雑化
やコスト高を招くことなく、液体をノズルから吐出して
いる状態で圧力を調整可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案は、
たとえば以下の図示実施例に示すとおり、装置本体10
の連結部15にノズル20の基部21を嵌め込み、前記
装置本体10の排出路16と前記ノズル20の吐出路2
5とを連通し、前記装置本体10内のポンプで付勢した
液体を前記排出路16から前記吐出路25を通して前記
ノズル20から吐出する液体付勢装置において、液体を
前記ポンプの吸入側へと還流する本体側還流孔15b
を、前記連結部15にあけるとともに、前記ノズル20
を回動したときその本体側還流孔15bと連通したりし
なかったりするノズル側還流孔20cを、前記基部21
にあけてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】そして、この考案では、液体の吐出圧を調整す
るときは、ノズル20を回動してそのノズル側還流孔2
0cを本体側還流孔15bと連通したりしなかったりす
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例
を説明する。図3に、この考案の一実施例であるハンデ
ィ口腔衛生装置の上部を示す。図中符号10は、片手で
把持可能な筒状の装置本体である。装置本体10は、外
装ケース11の頂部に給液孔11aをあける。そして、
その給液孔11aと連通するタンク室13を外装ケース
11内に形成する。タンク室13は、液体の吸入路14
を介して図示しないポンプの吸入側に接続する。また、
このタンク室13内には、それを縦断する円筒状の連結
部15を形成する。連結部15は、その内部に液体の排
出路16を形成し、その図中下端側を前記ポンプの排出
側に接続する。さらに、その連結部15は、詳しくは図
1に示すごとく、その上端内周に周方向に間隔をおいて
4つの位置決め凹部15aを設けるとともに、そのうち
の2つの位置決め凹部15a間に1つの本体側還流孔1
5bをタンク室13に向けてあけてなる。
【0010】そして、装置本体10は、図1に示すごと
く、この連結部15の排出路16内にノズル20の基部
21を嵌め込む。ノズル20は、基部21の外周に環状
凹部20aを設け、その環状凹部20aの上側に鍔部2
0bを設ける。また、環状凹部20a位置でノズル側還
流孔20cをあけてなる。そして、環状凹部20aにリ
ング状部材22を嵌め合わせてなる。リング状部材22
は、図2に示すとおり、外周に4つの位置決め突起22
aを設けるとともに、1つの貫通孔22bをあけてな
る。そして、図1に示すごとく、各位置決め突起22a
を位置決め凹部15aに嵌め合わせる。しかして、貫通
孔22bと本体側還流孔15bとが連通状態となる位置
にリング状部材22を位置決め、その回転を規制する。
そうして、ノズル側還流孔20cを本体側還流孔15b
および貫通孔22bと同一平面上に位置決め、リング状
部材22に対してノズル20を回動自在とする。
【0011】さて、上述した口腔衛生装置を使用する場
合は、ノズル20を装置本体10から取り外し、給液孔
11aから水や薬液などの液体をタンク室13内に入れ
る。その後、タンク室13内に液体を充たしてから、改
めて連結部15内に基部21を嵌め込み、排出路16と
ノズル20の吐出路25とを連通する。そして、位置決
め突起22aを位置決め凹部15aに嵌め合わせ、鍔部
20bで給液孔11aを塞いでノズル20を装置本体1
0に取り付ける。しかして、装置本体10を持ってノズ
ル20を口腔内に向けてから、前記ポンプを作動して液
体を吸引付勢し、その付勢した液体を図1中矢示するよ
うに排出路16からノズル20の吐出路25を通して口
腔内に吐出する。
【0012】このように吐出中の液体の圧力を調整した
いときは、ノズル20を適宜回動してそのノズル側還流
孔20cを貫通孔22bおよび本体側還流孔15bと連
通状態とし、さらに場合によってはその連通面積を適宜
微調整する。すると、吐出路25を通る液体の一部がそ
れらノズル側還流孔20c・貫通孔22b・本体側還流
孔15bを通って流出し、タンク室13を経て前記ポン
プの吸入側へと還流する。そして、この還流する液体の
量を加減してノズル20から吐出する液体の圧力を調整
する。
【0013】
【考案の効果】したがって、この考案によれば、ノズル
を回動してそのノズル側還流孔を本体側還流孔と連通状
態としたりしなかったりして液体の吐出圧の調整を可能
にする構成とするから、構造を複雑とすることなく、ま
た、コスト高も招くことなく、液体の吐出中にその圧力
を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるハンディ口腔衛生装
置の要部を示す縦断面図である。
【図2】その口腔衛生装置における回転止め部材の横断
面図である。
【図3】その口腔衛生装置の上部の概略縦断面図であ
る。
【図4】その従来の口腔衛生装置におけるポンプの一部
の縦断面図である。
【図5】従来の口腔衛生装置におけるノズル連結部分の
構造を示す断面図である。
【図6】従来の他の口腔衛生装置におけるポンプの一部
の縦断面図である。
【図7】基部にシャッタ部材を取り付けた従来のノズル
の一部を示す縦断面図である。
【図8】吐出口の口径の異なる従来の2つのノズル先端
部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 装置本体 15 連結部 15b 本体側還流孔 16 排出路 20 ノズル 20c ノズル側還流孔 21 ノズルの基部 25 吐出路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の連結部にノズルの基部を嵌め
    込み、前記装置本体の排出路と前記ノズルの吐出路とを
    連通し、前記装置本体内のポンプで付勢した液体を前記
    排出路から前記吐出路を通して前記ノズルから吐出する
    液体付勢装置において、液体を前記ポンプの吸入側へと
    還流する本体側還流孔を、前記連結部にあけるととも
    に、前記ノズルを回動したときその本体側還流孔と連通
    したりしなかったりするノズル側還流孔を、前記基部に
    あけてなる、液体付勢装置。
JP8540891U 1991-09-24 1991-09-24 液体付勢装置 Expired - Fee Related JP2540207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8540891U JP2540207Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 液体付勢装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8540891U JP2540207Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 液体付勢装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0528322U JPH0528322U (ja) 1993-04-16
JP2540207Y2 true JP2540207Y2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=13857975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8540891U Expired - Fee Related JP2540207Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 液体付勢装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540207Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR1010587B (el) * 2021-09-29 2023-12-18 Implantsci Ltd., Οδοντιατρικος ψεκαστηρας και μεθοδος χρησης
JP2023084321A (ja) * 2021-12-07 2023-06-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 口腔内洗浄装置
CN115778595A (zh) * 2022-11-04 2023-03-14 上海飞象健康科技有限公司 冲牙器节流方法、节流系统及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0528322U (ja) 1993-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5156307A (en) Dispenser for foaming of a filled liquid material
US5634220A (en) Double-functional faucet structure
US5323968A (en) Water spray gun
JPH0824279A (ja) デンタルジェット装置および同装置用マウスピース
JPH0477622B2 (ja)
JPH06277564A (ja) シャワーヘッド
JP2002002843A (ja) 吐出容器
JP2540207Y2 (ja) 液体付勢装置
JPH0543879Y2 (ja)
US4804065A (en) Device for dosing a flowing fluid
EP1101536B1 (en) Container with manual pump
JP3130450B2 (ja) 流量制御弁
JP2019188373A (ja) 液体噴出器
JPH0336779Y2 (ja)
JPH0627122Y2 (ja) 内視鏡の送気送水操作装置
JP2550669Y2 (ja) 口腔衛生器のポンプ装置
JPS5827795Y2 (ja) 噴霧器
JP3929634B2 (ja) 正・倒立両用液体噴出ポンプ
JPH0838947A (ja) 散水用ノズル
JP2550651Y2 (ja) 液体付勢装置のノズル組立体
JPH0344302Y2 (ja)
JPH061251Y2 (ja) 噴霧器における噴射装置
JP2000282526A (ja) 止水機能付シャワーヘッド
JPS6313805Y2 (ja)
JPS5813175Y2 (ja) キリカエケンヨウチヨウセツベン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees