JPS6313805Y2 - - Google Patents

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JPS6313805Y2
JPS6313805Y2 JP1983100821U JP10082183U JPS6313805Y2 JP S6313805 Y2 JPS6313805 Y2 JP S6313805Y2 JP 1983100821 U JP1983100821 U JP 1983100821U JP 10082183 U JP10082183 U JP 10082183U JP S6313805 Y2 JPS6313805 Y2 JP S6313805Y2
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JP
Japan
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pipe
recess
switching passage
thin
proximal
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JP1983100821U
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JPS609562U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、押釦から比較的短かく突出した固定
的な基端パイプと、該パイプの先端部に折り曲げ
自在に接続した可動性の細パイプとから成り、こ
れらの接続部分に付加されたノズルと前記細パイ
プのノズルとを交互に切換えて使用できる噴霧用
長尺ノズルの改良に関する。
この種のエアゾール用ノズルに類するものは、
実開昭57−47265号の噴射機構として、又実開昭
57−123661号のエアゾール用ノズルとして知られ
ており、基端パイプと細パイプとの折曲可動の接
続部分に異方向の二つの流路をもつた連通調節体
を備え、細パイプが基端パイプと同じく方向づけ
られるときに細パイプのノズルから放出でき、細
パイプが基端パイプから折り曲がつて下向に方向
づけされるときには細パイプへの連通状態を切換
えて基端パイプ先端、あるいは他の接続部分に設
けられた他のノズルから同じように基端パイプの
同一方向側に放出できるようになつている。しか
し、これらのものは基端パイプや細パイプ、又流
路を切換えする連通調節体として多数の構成部品
から組立てられるために作業能率の低下、ひいて
はコストアツプにつながる欠点がある。そこで、
本考案は基端パイプの先端面に挾持凹部を設け、
細パイプの後端面には切換えられる連通調節体を
なす嵌合凸部を一体成形して同軸に嵌め合わせ組
立し、部品数を省略し、簡単な構造により製造容
易、コストダウンを図ることを目的とする。
以下、本考案の実施例を示す図面について説明
すれば、第1図は噴霧容器に放出パイプを装着
し、細パイプを基端パイプに対してほぼ直角に下
向き折曲した状態の一部の斜視図であり、Aは放
出パイプ、Bは噴霧容器、1は弁棒に結合した押
釦、2は押釦1に嵌合結合した比較的短かい寸法
の基端パイプ、3は基端パイプ2より一層小径の
細パイプで、後端部を前記基端パイプ2の先端面
に同一面を少なくとも基端パイプと水平状態から
上向または下向きに一定角度許容され、回動自在
に取付けられる。
基端パイプ2には軸心に流路4を設け、該流路
は後端において押釦1が有している流路に連通さ
せ、先端において後記する挾持凹部に開口して異
なる流路に各々連通させる。
基端パイプ2の先端面には端面から内部に一定
深さで一定巾の切欠縦溝5を設け、当該溝の上下
端側を除いて中間部には溝底よりやや奥行を深く
し、かつ巾方向に拡大した挾持凹部6と、該凹部
の左右に起立する挾持片7の内壁に軸受凹部8を
対設する。この軸受凹部8は挾持片7の外端から
挾持凹部8の奥行寸法の略中間まで設け、かつ外
端側から後記する。細パイプの回転軸を強制的に
嵌入させるもので、自由な抜け出しを防ぐために
第3図に示すように、外端側に小さく膨らんだス
トツパ8aを部分的に設けて嵌入口をわずかに狭
ばめることもある。挾持凹部6の凹部底6aには
中心に前記基端パイプ2の流路4外端を開口し、
かつ流路開口端を中心にしてその外周囲には一定
範囲にR面底9を設け、後記する細パイプの回動
部との接触を緊密良好に保たせる。切欠凹溝5は
細パイプ3が基端パイプ2に対して下向き、また
は上向きに一定角度だけ回動するとき軸部分を受
け入れ、かつ同溝底5aに係止させてその回動範
囲を一定に制限する。
細パイプ3は基端パイプ2に対してこれと同軸
上に接続させる。細パイプ3の軸部3aの後端部
には軸部外径より大に大径円形部11を一体成形
し、かつその肉厚は同軸部外径よりやや肉厚く
し、該大径円形部11の中心には左右に回動軸1
2を一体的に突出する。大径円形部11はその肉
厚を前記基端パイプ2の挾持凹部6の巾方向に合
わせ、又回転軸12を軸受凹部8に夫々合わせて
強制的に押し込み嵌入し、円形外面11aを前記
R面底9に密接させて回動自在に取付ける。大径
円形部11には細パイプ軸部3aの中心を貫く流
路孔13を同軸後方に延長して円形部の中心を通
る一つの直径方向に切換通路14を貫通させると
ともに、この切換通路14に十字形状に直交する
他の直径方向に他の切換通路15を貫通させ、こ
れぞれの流入口14a,15aを円形外面11に
開口してR面底9においては夫々の切換通路に連
通可能にする。一方、前記他の切換通路15には
流出口側をやや大径孔にして、これに外端に噴口
10aをもつノズル筒10を嵌入し、ノズル筒内
を通つて前記細パイプの切換通路14から完全に
区別して設ける。ノズル筒10の固定手段は強制
嵌合の外に、ネジ合わせすることもある。
上述したことから明らかなように基端パイプ2
の流路4と同軸で、その延長上に切換通路14,
15が交互に位置して細パイプ3の先端からと接
続部分に付加した噴口10aからの切換放出を行
なえることになる。
本考案は以上のように基端パイプの外端面に流
路を中心にした切割縦溝と挾持凹部を設け、該挾
持凹部に細パイプの後端の一体成形した大径円形
部を細パイプを基端パイプに対して同軸で、かつ
一定範囲回動・折曲自在に設け、該大径円形部に
細パイプの流路延長上の切換通路と、これに直交
しノズル筒で区別された他の切換通路とを設けた
構成により、細パイプが基端パイプの先方向に突
出するときには同軸水平に位置して細パイプから
放出を行なうことができ、又細パイプが基端パイ
プに対して折曲するときには接続部分に同軸水平
に切換通路を形成してノズル筒から放出を行なう
ことができる。そして細パイプは切換通路を具備
する大径円形部を一体成形したので部品数を省く
ことになり、しかもこの大径円形部を基端パイプ
に強制嵌入するだけで組立てられるから、製造容
易、コストダウンを図ることができ、更に基端パ
イプと細パイプは同軸連結だから接続部分を小形
に設計でき、放出流体を円滑に案内させることに
なり、しかも固定的な基本パイプに対して細パイ
プを挾持するため堅牢な組立てを行なう等、大き
な利点をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は噴霧容器の部分的な斜視図、第2図は
基端パイプと細パイプとの接続部分の拡大縦断面
図、第3図は第2図の−線の拡大縦断面図で
ある。 A……放出パイプ、B……噴霧容器、1……押
釦、2……基端パイプ、3……細パイプ、4……
基端パイプの流路、5……切割縦溝、6……挾持
凹部、8……軸受凹部、10……ノズル筒、11
……大径円形部、12……回転軸、13……細パ
イプの流路、14,15……切換通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押釦1の外面に突出する短寸法の基端パイプ2
    と、同パイプ2の先端面に折曲自在に連結する所
    要長さの細パイプ3から成る噴霧用長尺ノズルに
    おいて、基端パイプ2の先端面に、前記パイプ2
    の流路4を中心に有するように切欠いた切割縦溝
    5と該溝の左右に残された挾持片7と該挾持片内
    壁に対設する挾持凹部6とその凹部中心に軸受凹
    部8を設け、前記細パイプ3の後端部の大径円形
    部11にはその中心を横切る一つの切換通路14
    をこのパイプ3の流路13の延長方向に連設し、
    かつ、前記切換通路14に直交する孔に嵌合する
    ノズル筒10内に同通路14から区別された他の
    切換通路15を設け、前記挾持片7間に前記大径
    円形部11を回動自在に軸受すると共に、前記挾
    持凹部6底に摺接する円形部外面11aに前記基
    端パイプ2の流路4に同軸の前記切換通路14,
    15の流入口14a,15aを開口して成る噴霧
    用長尺ノズル。
JP10082183U 1983-06-29 1983-06-29 噴霧用長尺ノズル Granted JPS609562U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10082183U JPS609562U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 噴霧用長尺ノズル

Applications Claiming Priority (1)

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JP10082183U JPS609562U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 噴霧用長尺ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609562U JPS609562U (ja) 1985-01-23
JPS6313805Y2 true JPS6313805Y2 (ja) 1988-04-19

Family

ID=30238344

Family Applications (1)

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JP10082183U Granted JPS609562U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 噴霧用長尺ノズル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1071344A (ja) * 1996-06-27 1998-03-17 Earth Chem Corp Ltd 噴霧用ノズル構造体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747265B2 (ja) * 1980-04-24 1982-10-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596924Y2 (ja) * 1980-08-28 1984-03-02 ア−ス製薬株式会社 噴射機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747265B2 (ja) * 1980-04-24 1982-10-08

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Publication number Publication date
JPS609562U (ja) 1985-01-23

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