JPH045124Y2 - - Google Patents

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JPH045124Y2
JPH045124Y2 JP1987076492U JP7649287U JPH045124Y2 JP H045124 Y2 JPH045124 Y2 JP H045124Y2 JP 1987076492 U JP1987076492 U JP 1987076492U JP 7649287 U JP7649287 U JP 7649287U JP H045124 Y2 JPH045124 Y2 JP H045124Y2
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JP
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recess
endoscope
air
pipe
water
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JP1987076492U
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JPS63184003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、観察窓の表面などに向つて水及び
空気を噴出できるようにした内視鏡の先端部の構
造に関するものである。
[従来の技術] この種の内視鏡の先端部は、従来は例えば第4
図に示されるように、内視鏡の先端部本体41の
外面に送水管42と送気管43の各出口を開口さ
せ、その各々の開口部に、観察窓に向けて噴出口
44が形成されたノズル45を固着すると共に、
その出口近傍において送水管42と送気管43と
を連通させる連通孔46を先端部本体41に穿設
し、外方に開口するその連通孔46の開口部に、
栓体47を銀ロー付又は接着などにより固着して
密閉していた。このように、送水管42と送気管
43とを出口近傍において連通させることによ
り、送水時に送気側の噴出口からも水が噴出する
ので、噴出口が詰まる不具合が発生し難くなつて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のように従来の内視鏡の先端部は、連通孔
の開口部に栓体を銀ロー付又は接着などにより固
着して密閉していたので、精密な寸法に加工され
た栓体をノズルとは別の独立した部品として準備
しなければならず、製造上コスト高となつてしま
う欠点があつた。
この考案は、そのような従来の欠点を解消し、
噴出口の詰まりが発生せず、しかも底コストで製
造することができる内視鏡の先端部を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するための、本考案による
内視鏡の先端部は、先端部本体の外面に凹所を形
成し、同じ一つの凹所の底部に送水管と送気管の
各出口を互いに独立して開口させると共に、複数
の噴出口が設けられた一つの蓋手段を、上記送水
管と送気管の各出口との間に隙間をあけて上記凹
所の開口部に固着したことを特徴とする。
[作用] 送水管又は送気管を通じて送水又は送気を行う
と、送られてきた水又は空気が凹所の底部を通つ
て複数の噴出口から外方に噴出する。この本考案
による内視鏡の先端部を組立てるに際しては、栓
体などをノズルとは別の独立した部品として準備
する必要がない。
[実施例] 本考案の第一の実施例を、第1図および第2図
にもとづいて説明する。第1図は実施例の断面
図、第2図は斜視図である。
図中1は内視鏡の先端部本体であり、その端部
の外表面2には観察窓3、照明窓4及び吸引口5
等が設けられている。また、先端部本体の外表面
2には、観察窓3などと並んで凹所6が形成さ
れ、その凹所6の底部7に、送水管8と送気管9
の各出口が互いに独立して開口している。この送
水管8と送気管9は各々、操作部(図示せず)に
設けられた公知の操作弁に連結されており、その
操作弁を切換操作することによつて、水又は空気
が出口側へ選択的に送られる。
凹所6の開口部には、2つのノズル10が配置
されている。このノズル10は、管状の茎部11
が送水管8及び送気管9の出口との間に隙間をあ
けて対向するように凹所6内に配置され、凹所6
の幅(第2図のs)より太い外径に形成された頭
部12が、先端部本体の外表面2に当接してい
る。この頭部12には、細いスリツト状の噴出口
13が形成され、例えば観察窓3の表面に向つて
開口するように配置されている。そして、各ノズ
ル10は例えば接着によつて先端部本体1に固着
されると共に、各ノズル10間の凹所開口部の隙
間が、接着剤14を充填して密閉されている。こ
のように、2つのノズル10と接着剤14によつ
て、凹所6の開口部を塞ぐ蓋手段が形成され、2
つの噴出口13が、送水管8及び送気管9に連通
して観察窓3に向つて開口している。
したがつて、送水管8又は送気管9を通じて送
水又は送気を行うと、送られてきた水又は空気が
凹所6の底部7を通つて、2つの噴出口13から
観察窓3に向つて噴出する。
第3図は、本考案の第2の実施例を示してお
り、21は、凹所6の開口部に沿う形状に形成さ
れたノズルである。即ち、凹所6の内壁に沿う形
状に形成された茎部22が凹所6内に嵌入され、
凹所開口部よりも全体的に僅かに大きく形成され
た頭部23が先端部本体の外表面2に当接してお
り、このノズル21が凹所6の開口部に例えば接
着により固着され、開口部を塞ぐ蓋体を形成して
いる。24は噴出口であり、送水管8と送気管9
の各管の前方の位置に形成されている。
この第2の実施例によれば、ノズルが一部品で
形成されており、しかも凹所の開口部に接着剤を
充填する必要もないので、製造上さらに大幅なコ
ストダウンをすることができる。
尚、上記各実施例はいわゆる前方視型の内視鏡
に本考案を採用した例を示したが、本考案はこれ
に限定されるものではなく、側視型、斜視型その
他どのような内視鏡にも採用することができる。
[考案の効果] 本考案の内視鏡の先端部によれば、先端部本体
の外面に凹所を形成し、同じ一つの凹所の開口部
に、複数の噴出口が設けられた蓋手段を固着する
だけで管路と噴出部が形成されるので、従来に比
べて製造コストが低減され、しかも水又は空気は
先端部本体内の凹所の底部を通つて、共に複数の
噴出口から外方に噴出するので、送気及び送水の
動作の応答性が良く、噴出口の詰まりも発生しな
い等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の側面断面図、
第2図は同じくその斜視図、第3図は第2の実施
例の側面断面図、第4図は従来の内視鏡の先端部
の側面断面図である。 1……先端部本体、2……外表面、6……凹
所、7……底部、8……送水管、9……送気管、
10……ノズル、13……噴出口、14……接着
剤、21……ノズル、24……噴出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部本体の外面に凹所を形成し、同じ一つ
    の凹所の底部に送水管と送気管の各出口を互い
    に独立して開口させると共に、複数の噴出口が
    設けられた一つの蓋手段を、上記送水管と送気
    管の各出口との間に隙間をあけて上記凹所の開
    口部に固着したことを特徴とする内視鏡の先端
    部。 (2) 上記蓋手段が、各々に噴出口が形成された複
    数のノズルと、その複数のノズル間の隙間を密
    閉する接着剤により構成されている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の内視鏡の先端部。 (3) 上記蓋手段が、複数の噴出口が形成された一
    つのノズルにより構成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の内視鏡の先端部。
JP1987076492U 1987-05-21 1987-05-21 Expired JPH045124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987076492U JPH045124Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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JP1987076492U JPH045124Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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Publication Number Publication Date
JPS63184003U JPS63184003U (ja) 1988-11-28
JPH045124Y2 true JPH045124Y2 (ja) 1992-02-14

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ID=30923621

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JP1987076492U Expired JPH045124Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013144944A1 (en) * 2012-03-27 2013-10-03 Medigus Ltd. Integrated endoscope irrigation

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742803B2 (ja) * 1977-10-04 1982-09-10
JPS59129049A (ja) * 1983-01-14 1984-07-25 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742803U (ja) * 1980-08-21 1982-03-09
JPS59177401U (ja) * 1983-05-13 1984-11-27 旭光学工業株式会社 内視鏡の送気送水装置

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JPS63184003U (ja) 1988-11-28

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