JPH061251Y2 - 噴霧器における噴射装置 - Google Patents

噴霧器における噴射装置

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JPH061251Y2
JPH061251Y2 JP2005889U JP2005889U JPH061251Y2 JP H061251 Y2 JPH061251 Y2 JP H061251Y2 JP 2005889 U JP2005889 U JP 2005889U JP 2005889 U JP2005889 U JP 2005889U JP H061251 Y2 JPH061251 Y2 JP H061251Y2
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JP
Japan
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pipe
tip
jetting
spray nozzle
cylinder portion
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JP2005889U
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JPH02112364U (ja
Inventor
七支 戸田
Original Assignee
株式会社岩永製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭栽園等で使用する噴霧器の噴射装置に関
するものである。
(従来の技術) 家庭栽園等に用いられている小型の噴霧器は、例えば第
4図に示すように、薬液タンク1上部の蓋2に、手動式
ポンプ26と噴射装置27とが設けられている。噴射装
置27は、一般に、蓋2の一側に設けた吐出口3にコッ
ク28を装着し、これに、先端に噴霧ノズルを有するく
字形に屈曲した噴出パイプ23を取付けたものとなって
おり、コック28を開くことにより、タンク内の薬液を
噴出パイプ23を通して噴霧ノズル24から斜め下方に
向けて噴射させるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の噴霧器では、薬液等の噴出、遮断にコック2
8を用いているため、コスト高であると共に、操作用の
レバー29が突出しているため、遮断状態が不確となっ
て不使用時に薬液が漏出するおそれがある。また、噴出
パイプ23はコック28に固定するため、薬液等の噴射
方向は斜め下方に向けられたままとなる。そのため、葉
の裏面や側方から噴霧したい場合には、薬液タンク1の
方を回して噴射方向を変えてやらなければならず、使用
しにくいといった欠点がある。
本考案は、上記のような従来噴霧器における欠点を解消
するためになされたもので、薬液等の噴出の開閉をコッ
ク28によらず、開閉操作が確実、容易にでき、安価に
製作できる機構のものとし、さらに、薬液等の噴射方向
を自在に変えることができ、使い勝手の優れた噴射装置
を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成について、実
施例に対応する第1〜3図を参照して説明すると、請求
項1の噴霧装置は、薬液タンク1の吐出口3に連通され
る流出路8とそれに続く拡大口部9が形成されていると
ともに、先端に、上記拡大口部9に連通する多数の小孔
11を周方向に沿つて隔設した弁板10が固着された、外ネ
ジ13を有する内筒部6と、この内筒部6の外ネジ13に螺
合する内ネジ部15及び回動用の把手21が設けられ、先端
部に接続管19が突設されているとともに、上記内ネジ部
15と接続管19との接続部に、上記弁板10と接してその小
孔11,11を閉塞できる座壁20が形成された外筒部7とに
より開閉弁5が構成され、上記外筒部7の接続管19に
は、先端に噴霧ノズル24を設けた噴出パイプ23が結合さ
れている。ことを特徴とするものである。
また、請求項2の噴霧装置は、先端に噴霧ノズル24を
設けた噴出パイプ23の前部を山形状25に屈曲形成す
ると共に、噴霧ノズル24を、噴出パイプ23のほぼ突
出線上に位置させ、かつその噴出方向を突出線に対し斜
め前方に向けて設けたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の噴霧装置では、上述のように、内筒部6に外筒
部7を螺合した開閉弁5の外筒部7に噴出パイプ23が
結合されており、外筒部7を回動して弁の開閉が行なわ
れるようになっている。即ち、外筒部7を螺進してその
座板20を弁板10に圧着させれば、座板20によって
弁板10の小孔11,11が塞がれて薬液等の噴出が遮
断される。また、外筒部7を反対方向に回動して、第1
図に示すように、座壁20と弁板10とを離反させれ
ば、タンク1内の薬液等は流出路8から小孔11,11
を通って小径孔17から噴出パイプ23内に入り、先端
の噴霧ノズルから噴射されることになる。
また、外筒部7を回動させれば、それに結合した噴出パ
イプ23も共に回動するので噴出パイプ23の突出線上
において、噴射方向を全回転域にわたって変えることが
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図、第2図において、2は薬液タンク1(第4図参
照)の上端部に取付けられた蓋で、その一側には噴霧装
置の吐出口3が設けられている。この吐出口3は流路4
により薬液タンク1内と連通されている。5は内筒部6
と外筒部7とを螺合して構成した開閉弁で、内筒部6は
その基端部が吐出口3内に嵌合、固着されるようになっ
ており、吐出口3に連通される流出路8とそれに続いて
先端部には、流出路8より大径とした拡大口部9が形成
され、拡大口部9の先端には、この拡大口部9と連通す
る多数の小孔11,11を周方向に沿つて隔設した弁体
10が固着されている。また、内筒部6の中間部外周に
は0リング12が設けられていると共に、0リング12
より先端部までには外ネジ13が設けられている。外筒
部7には、その基端部に前記0リングに外接する摺接孔
部14とこれに続いて外ネジ13に螺合する内ネジ部1
5が設けられ、内ネジ部15の先端には小径孔17と外
ネジ18を設けた接続管19が突設され、小径孔17と
内ネジ部15との接続部には、前記弁体10の小孔1
1,11を閉塞できる座壁20が形成されている。ま
た、外筒部7の基端部には、外筒部7を回動するための
拡径の杷手21が形成されている。
23は外筒部7に結合する噴出パイプで、その基端部に
は前記の外ネジ18に螺合する取付ナット22が設けら
れており、また先端部には噴霧ノズル24(第3図、第
4図参照)が取付けられている。
本考案の噴射装置は、第1図に示すように、吐出口3に
固着した内筒部6に対し、外筒部7の内ネジ部15を外
ネジ13に螺合してやれば、摺接孔部16が0リング1
2と密接して水密に結合されることになる。そして、外
筒部7の座壁20が弁板10に密接するまで螺進してや
れば、座壁20によって弁板10の小孔11.11が閉
塞され、薬液等の噴出が遮断されることになる。反対に
螺合を戻して座壁20と弁板10とを第1図のように離
してやれば、薬液等は流出路8から拡大口部9,小孔1
1.11、小径孔17を通って噴出パイプ23に流入
し、噴霧ノズル24より噴出されることになる。
第3図は噴出パイプ23における他の実施例を示したも
のである。この噴出パイプ23は、その先端側の部分を
屈曲して山形状25に形成すると共に、噴霧ノズル23
のある先端部が噴出パイプ23の突出線上にほぼ一致す
るように位置され、かつ噴出方向が突出線に対し斜め前
方に向くようになっている。したがって、外筒部7の座
壁20が弁板10に接しない状態において外筒部7を回
動させれば、薬液等の噴出方向が噴出パイプ23の突出
線上において360度にわたり変更できることになる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の噴霧装置は、周縁部に沿
つて小孔を隔設した弁板を先端に固着すると共に、外ネ
ジを設けた内筒部と、この内筒部の外ネジに螺合する内
ネジ部を設けると共に、先端部に接続管を突設し、内ネ
ジ部と接続管との接続部に前記弁板の小孔を閉塞できる
座壁を形成した外筒部とにより開閉弁を構成し、前記内
筒部の基端部を薬液タンクの吐出口に固着し、前記外筒
部の接続管には、先端に噴霧ノズルを設けた噴出パイプ
を結合したので、次のように優れた効果を奏するもので
ある。
(1) 薬液等の噴出、遮断をする開閉弁は従来のコッ
クに比べて精度よくしかも安価に製作でき、作動が確実
である。
(2) 従来のコックのように操作用のレバーが突出し
ていないので、薬液等の遮断が確実に維持でき、不使用
時に薬液の漏出するおそれがない。
(3) 噴出パイプは開閉弁の外筒部結合してあるの
で、外筒部を回動させれば、噴出パイプを回転させて噴
霧ノズルの噴射方向を自在に変化させることができ、し
たがって、葉の裏側や側方等への薬液噴射を、薬液タン
クを大きく転動させずに行なうことができ、使い勝手が
良好となる。
さらに、本考案は、請求項1のものにおいて、先端に噴
霧ノズルを設けた噴出パイプの前部を山形状に屈曲形成
すると共に、噴霧ノズルを、噴出パイプのほぼ突出線上
に位置させ、かつその噴出方向を突出線に対し斜め前方
に向けて設けたので、外筒部を回動して噴射方向を変え
た場合でも噴霧ノズルの位置が噴出パイプのほぼ突出線
上にあるため、噴霧器をあまり動かさずに種々な方向に
噴霧ができ、使い勝手が一層良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案噴射装置の一実施例を示す要部の縦断面
図、第2図は同各部を分離して示した縦断面図、第3図
は本考案における噴出パイプの一実施例を示す側面図、
第4図は従来の噴霧器を示す側面図である。 1…薬液タンク 2…蓋 3…吐出口 5…開閉弁 6…内筒部 7…外筒部 8…流出孔 10…弁板 11…小孔 13…外ネジ 15…内ネジ部 19…接続管 20…座壁 22…取付ナット 23…噴出パイプ 24…噴霧ノズル 25…山形状屈曲部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬液タンクの吐出口に連通される流出路と
    それに続く拡大口部が形成されているとともに、先端
    に、上記拡大口部に連通する多数の小孔を周方向に沿つ
    て隔設した弁板が固着された、外ネジを有する内筒部
    と、この内筒部の外ネジに螺合する内ネジ部及び回動用
    の把手が設けられ、先端部に接続管が突設されていると
    ともに、上記内ネジ部と接続管との接続部に、上記弁板
    と接してその小孔を閉塞できる座壁が形成された外筒部
    とにより開閉弁が構成され、上記外筒部の接続管には、
    先端に噴霧ノズルを設けた噴出パイプが結合されている
    ことを特徴とする、噴霧器における噴射装置。
  2. 【請求項2】先端に噴霧ノズルを設けた噴出パイプの前
    部を山形状に屈曲形成すると共に、噴霧ノズルを、噴出
    パイプのほぼ突出線上に位置させ、かつその噴出方向を
    突出線に対し斜め前方に向けて設けたことを特徴とす
    る、請求項1記載の噴霧器における噴射装置。
JP2005889U 1989-02-22 1989-02-22 噴霧器における噴射装置 Expired - Lifetime JPH061251Y2 (ja)

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JP2005889U JPH061251Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 噴霧器における噴射装置

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JPH02112364U JPH02112364U (ja) 1990-09-07
JPH061251Y2 true JPH061251Y2 (ja) 1994-01-12

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