JPH0430950Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430950Y2
JPH0430950Y2 JP1987089435U JP8943587U JPH0430950Y2 JP H0430950 Y2 JPH0430950 Y2 JP H0430950Y2 JP 1987089435 U JP1987089435 U JP 1987089435U JP 8943587 U JP8943587 U JP 8943587U JP H0430950 Y2 JPH0430950 Y2 JP H0430950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower
tube
water
cylinder
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987089435U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63197488U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987089435U priority Critical patent/JPH0430950Y2/ja
Publication of JPS63197488U publication Critical patent/JPS63197488U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430950Y2 publication Critical patent/JPH0430950Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、シヤワー装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、実開昭59−2292号公報に記載されている
ように、シヤワー装置の一形態として、壁面にシ
ヤワー水吹出用の導孔を上下に数個所設けた縦管
を取付けるとともに、同縦管に取付けたつまみ片
によつて導孔を開閉可能としたものがある。
かかる構成によつて、使用者は、好みに応じて
吐出高さ、位置を選択できる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、かかるシヤワー装置は、以下の問題点
を有していた。
シヤワー位置を変える毎に、各導孔に設けた
それぞれのつまみ片を開閉操作しなくてはなら
ないので、シヤワー位置の変更動作が極めて煩
雑となる。
各導孔毎につまみ片を必要とし、開閉構造が
複雑となる。
各上下位置における導孔は一個の小径の透孔
からなるため、少量かつ棒状のシヤワーしか得
ることができない。
縦管における導孔穿設位置は、かなりの間隔
を開けて複数個設けられているにすぎず、か
つ、各導孔は固定導孔であり一定方向しかシヤ
ワー水を噴出できないので、人体の複数の上下
方向部位しかシヤワーを当てることができな
い。即ち、人体の前面に万遍なくシヤワー水を
当てることはできない。
本考案は、上記問題点を解決することができる
シヤワー装置を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、壁面に取付けた湯水混合栓にボデイ
シヤワー装置を接続し、同ボデイシヤワー装置
を、a)水平方向に伸延し、かつ軸線周りに回転
自在な長尺のシヤワー筒と、b)同シヤワー筒の
外周面に、その略全長にわたつてかつ円周方向に
一定の幅をもつて設けた多数の小径のシヤワー水
噴出孔と、c)シヤワー筒に一体的に連設し、同
シヤワー筒を軸線周りに回転操作可能な回転操作
部と、から形成したことを特徴とするシヤワー装
置に係るものである。
(ホ) 作用 通常の使用に際しては、壁面に取付けた湯水混
合栓を操作して、ボデイシヤワー装置へシヤワー
水の給水を行う。
その際、シヤワー筒に連設した回転操作部を操
作することによつて、シヤワー筒を、その軸線周
りに回転して、シヤワー噴出方向を上下方向に無
段階に変更して、人体の任意の高さ方向部位に噴
出することができる。また、シヤワー筒の外周面
には、その略全長にわたつてかつ円周方向に一定
の幅をもつ多数の小径のシヤワー水噴出孔を設け
ているので、大量のシヤワー水を噴霧状態に人体
の相当な範囲に噴出することができ、シヤワー使
用感を高めることができ、また、洗浄時間を短く
することもできる。
(ヘ) 効果 以上述べてきた構成により、本考案は、以下の
作用及び効果を奏する。
シヤワー筒に連設した回転操作部のみを操作
して、シヤワー筒をその軸線周りに回転し、シ
ヤワー水の上下噴出方向に無段階に変えること
ができ、人体の任意の高さ方向部位に噴出する
ことができる。また、シヤワー噴出位置の変更
動作を極めて容易かつ迅速に行うことができ
る。
シヤワー筒の外周面には、その略全長にわた
つてかつ円周方向に一定の幅をもつて多数の小
径のシヤワー噴出孔を設けているので、大量の
シヤワー水を噴霧状態に人体の相当な範囲に噴
出することができ、シヤワー使用感を高めるこ
とができ、また、洗浄時間を短くすることもで
きる。
(ト) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を詳説する。
第1図及び第2図に、本考案に係るシヤワー装
置Aの全体構成を示す。
図中、Bは正面壁11の下部に配設固定した湯
水混合栓であり、同混合栓Bには、それぞれ、給
水管12と給湯管13とが連通連結しており。こ
れらは、正面壁11内に埋設されている。
また、湯水混合栓Bは、その下部に吐出金具1
4を取付けるとともに、その後部に、シヤワーホ
ーす連結部15を設けている。
さらに、湯水混合栓Bは、その上部にシヤワー
水供給管連結部16を設けており、同連結部16
には、垂直に上方に向けて延出したシヤワー水供
給管17の下端が連通連結されている。
なお、18はシヤワー水供給管17を正面壁1
1に固定するための固定金具である。
そして、かかるシヤワー水供給管17の上端に
は、ボデイシヤワー装置Cが連通状態に連結され
ている。
さらに、ボデイシヤワー装置C上にはハンドシ
ヤワー昇降案内稈19が上方に伸延状態に立設さ
れており、同案内稈19の上端は、固定金具20
によつて、正面壁11に固定支持されている。
また、Dは上記ハンドシヤワー昇降案内稈19
に昇降自在に取付けたハンドシヤワーヘツドであ
り、同ハンドシヤワーヘツドDは、ハンドシヤワ
ー昇降案内稈19に昇降かつ任意の位置で固定自
在に取付けた取付金具21に、着脱自在に装着さ
れている。
さらに、22は上端をハンドシヤワーヘツドD
に連通連結した可撓性ホースからなるシヤワーホ
ースであり、同シヤワーホース22は、その下端
を、湯水混合栓Bの後部に設けたシヤワーホース
連結部15に連通連結させている。
以上説明してきた如く、本実施例において、ボ
デイシヤワー装置Cは、湯水混合栓Bやハンドシ
ヤワーヘツドDとともに、正面壁11に装着され
ており、従つて、使用者は、容易かつ確実にシヤ
ワー操作を行うことができる。
特に、本実施例は、ボデイシヤワー装置Cを。
シヤワー噴出方向を自在に変えることができる構
成にしたことに特徴を有する。
以下、第3図及び第4図を参照して、かかるボ
デイシヤワー装置Cの構成を詳細に説明する。
第3図に示す如く、ボデイシヤワー装置Cは、
シヤワー水供給管17と連通連結し、内部に空所
30を形成する供給管連結部31と、同供給管連
結部31の上部に連設し、ハンドシヤワー昇降案
内稈19の下端を支持する案内稈支持部32と、
同案内稈支持部32の後方に連設し、正面壁11
に固定ボルト33によつて連結されるボデイシヤ
ワー装置固定部34と、同供給管連結部31の前
部に連設し、その空所30と連通孔35を介して
連通する空所36を有するシヤワー筒支持部37
と、同連通孔35を開閉する開閉弁38を操作す
る開閉弁操作部39と、シヤワー筒支持部37の
左右両側に回転自在に取付けた一対のシヤワー筒
40,41とからなる。
上記構成における各部位をさらに詳細に説明す
ると、供給稈連結部31へのシヤワー水供給管1
7の連結は、パツキン付の連結金具43によつて
行われる。
また、ボデイシヤワー装置固定部34は、固定
ボルト33によつて正面壁11に固定される台座
44と、同台座44のねじ部45に螺着される筒
状部46と、同筒状部46の外周に螺着した化粧
筒47とから構成されている。
また、開閉弁操作部39は、先端を開閉弁38
に連結するとともに外方に延出した基部を固定筒
状雌ねじ部48に進退自在に螺着した操作ねじ軸
49と、同操作ねじ軸49の基端に固着した回転
ハンドル50とから構成されている。
かかる構成によつて、回転ハンドル50を回転
すると、開閉弁38が連通孔35を開閉し、シヤ
ワー水をシヤワー筒40,41に送ることができ
る。
また、第4図に示すように、各回転筒40,4
1は、それぞれ、固定内筒51と回転外筒52と
からなる二重筒構造を有している。
そして、固定内筒51の基端は、シヤワー筒支
持部37に螺着されるとともに、その内部空間5
3を、シヤワー筒支持部37内の空所37aと連
通している。
一方、回転外筒52の内部には、環状空間54
が形成されており、同環状空間54は、、固定内
筒51に設けた連通孔55を介して内部空間54
と連通している。
さらに、回転外筒52は、その周壁に多数のシ
ヤワー水噴出孔56を穿設しており、かかる噴出
孔56は、軸線方向に一定の幅wを有しながら伸
延する帯状の噴出孔群を形成している。
かかる構成によつて、シヤワー筒支持部37の
空所37a内に供給されてきたシヤワー水は、内
部空間53、連通孔55、環状空間54、シヤワ
ー水噴出孔56を介して身体に向けて噴出するこ
とができる。
さらに、回転外筒52の外側端壁57からはハ
ンドル支持筒58が外方に向けて突出されてお
り、同支持筒58には回転ハンドル59が一体的
に取付けられている。これによつて、回転ハンド
ル59を回転することによつて、回転外筒52を
一体的にかつ固定内筒51に対して相対的に回転
することができ、多数のシヤワー水噴出孔56か
らなる帯状のシヤワー水噴出孔群からのシヤワー
水の噴出方向を自由に変えることができる。
なお、回転外筒52の固定内筒51からの脱落
を防止するため、本実施例では、回転外筒52の
外側端壁57に設けた開口を通して固定内筒51
の外端から突出軸60が突設させており、同突出
軸60にはねじブロツク61を螺着しており、同
ねじブロツク61には、外筒脱落防止用蓋62を
装着している。
即ち、本実施例におけるボデイシヤワー装置C
は、以下の効果を奏する。
シヤワー筒40,41に連設した回転ハンド
ル59のみを操作して、シヤワー筒40,41
をその軸線周りに回転し、シヤワー水の上下噴
出方向に変えることができ、シヤワー噴出位置
の変更動作を極めて容易かつ迅速に行うことが
できる。
シヤワー筒40,41の軸線周りの回転を、
シヤワー筒40,41に連設した回転ハンドル
59のみによつて行うことができるので、シヤ
ワー位置変更機構を簡単なものとすることがで
き、シヤワー装置を安価に製造することができ
る。
シヤワー筒40,41の外周面には、その略
全長にわたつてかつ円周方向に一定の幅をもつ
て多数の小径のシヤワー水噴出孔56を設けて
いるので、大量のシヤワー水を噴霧状態に人体
の相当な範囲に噴出することができ、シヤワー
使用感を高めることができ、また、洗浄時間を
短くすることもできる。
シヤワー筒40,41に連設したシヤワー回
転ハンドル59を操作することによつて、シヤ
ワー筒40,41を、その軸線周りに回転し
て、シヤワー噴出方向を上下方向に無段階に変
更して、人体の任意の高さ方向部位に噴出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すシヤワー装置
の側面図、第2図は同正面図、第3図はボデイシ
ヤワー装置の一部切欠拡大側面図、第4図は同一
部切欠拡大正面図である。 図中、A……シヤワー装置、B……湯水混合
栓、C……ボデイシヤワー装置、D……ハンドシ
ヤワーヘツド、11……正面壁、40,41……
シヤワー筒、56……シヤワー水噴出孔、59…
…回転ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁面に取付けた湯水混合栓にボデイシヤワー装
    置を接続し、同ボデイシヤワー装置を、 a 水平方向に伸延し、かつ軸線周りに回転自在
    な長尺のシヤワー筒と、 b 同シヤワー筒の外周面に、その略全長にわた
    つてかつ円周方向に一定の幅をもつて設けた多
    数の小径のシヤワー水噴出孔と、 c シヤワー筒に一体的に連設し、同シヤワー筒
    を軸線周りに回転操作可能な回転操作部と、 から形成したことを特徴とするシヤワー装置。
JP1987089435U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0430950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089435U JPH0430950Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089435U JPH0430950Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63197488U JPS63197488U (ja) 1988-12-20
JPH0430950Y2 true JPH0430950Y2 (ja) 1992-07-24

Family

ID=30948418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987089435U Expired JPH0430950Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430950Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038939A (ja) * 1989-06-04 1991-01-16 Takagi Ind Co Ltd 湯水混合噴出装置
JPH03110228A (ja) * 1989-09-25 1991-05-10 Takagi Ind Co Ltd 湯水混合噴出装置
JP7225031B2 (ja) * 2019-06-03 2023-02-20 Sanei株式会社 水栓用パイプ支持具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592292B2 (ja) * 1975-03-18 1984-01-18 三菱化学株式会社 フンマツゴムノセイゾウホウ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592292U (ja) * 1982-06-30 1984-01-09 ナショナル住宅産業株式会社 シヤワ−装置
JPH0312317Y2 (ja) * 1985-10-25 1991-03-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592292B2 (ja) * 1975-03-18 1984-01-18 三菱化学株式会社 フンマツゴムノセイゾウホウ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63197488U (ja) 1988-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0051982B1 (en) Bidet apparatus for use in connection with a conventional flush toilet
JPH0477622B2 (ja)
US6962298B1 (en) Showerhead
JPH0430950Y2 (ja)
US5961049A (en) Shower spray with admixture of ingredients and air
GB2375807A (en) Switch of straight sprinkling gun
US5960486A (en) Faucet-like bidet attachment
JPH0355012Y2 (ja)
JP3908946B2 (ja) 水栓
JPH0324701Y2 (ja)
CN219671534U (zh) 一种淋浴花洒套装
JPH0312856Y2 (ja)
JPS6123030B2 (ja)
AU763090B2 (en) Faucet-like bidet attachment
JPH1181404A (ja) 湯水混合水栓
JPH0439386B2 (ja)
KR960013381B1 (ko) 보디 샤워 장치
JPH0237885Y2 (ja)
CN2487448Y (zh) 具有旋转把手调节出水功能的莲蓬头
JPH083483Y2 (ja) 吐水,シャワー切替部構造
JPH0534771Y2 (ja)
JP2817279B2 (ja) ボディシャワー付給水栓
JPS5931239Y2 (ja) 美顔器
JPH0713813Y2 (ja) シャワーヘッド
JP2503754Y2 (ja) 浴 槽