JP3460201B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JP3460201B2
JP3460201B2 JP05971896A JP5971896A JP3460201B2 JP 3460201 B2 JP3460201 B2 JP 3460201B2 JP 05971896 A JP05971896 A JP 05971896A JP 5971896 A JP5971896 A JP 5971896A JP 3460201 B2 JP3460201 B2 JP 3460201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はいわゆるトナーとキ
ャリアとをマグネットロールにより撹拌した現像剤で潜
像を現像した顕像を用紙に転写して画像印刷を行なう、
複写機等の用途に主として利用される電子写真装置に関
し、特にその現像剤の寿命を管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるトナーとキャリアとの二成分現
像剤により現像器で静電潜像を現像してトナー顕像を生
成し、それを通常の紙に転写(印刷)してコピーを作成
する複写機等の用途に主として利用される電子写真装置
においては、現像剤の寿命を管理する必要がある。その
場合、通常の主として文字が主体の書類の画像を印刷す
る場合と、バーコード等のある程度の面積が黒く塗り潰
されている黒ベタが主体の画像を印刷する場合とでは、
現像剤の寿命は前者に比して後者の方が短い。
【0003】従って、バーコードのような黒ベタ主体の
画像を多く印刷する場合には、現像器内においてトナー
とキャリアとを撹拌するためのマグネットロールの総回
転時間を現像カウンタによりカウントして現像剤の寿命
を測定し、通常の主として文字が主体の書類の画像を多
く印刷する場合には、画像の形成枚数をページカウンタ
によりカウントして現像剤の寿命を測定することが望ま
しい。このような現像剤の寿命の設定は通常は電子写真
装置を組み込んだ複写装置,ファクシミリ装置等を製造
する際に製造者において行なわれる。
【0004】ところで、バーコードの画像形成が不良で
ある場合、たとえば本来は黒ベタ印刷されるべき比較的
太い線が周囲のエッジのみしか印刷されないような場合
には二本の細線として誤認される可能性があり、バーコ
ードを使用して営利活動を行なっている使用者にとって
は重大な問題である。このため、現像剤の寿命は本来は
製造者において設定を行なう時点ではいずれにも設定可
能ではあるが、一般的には現像剤の寿命は黒ベタ主体の
画像を対象として設定される傾向にある。
【0005】そのような従来技術の一例として、特開昭
54-24036号公報に開示されている発明がある。この特開
昭54-24036号公報に開示されている発明は、「現像剤を
用いた複写器において、コピー枚数, 現像部駆動時間,
現像剤温度, トナー濃度, トナー使用量等の少なくとも
一つの値またはこれらの組み合わせの値を検出するとと
もにあらかじめ設定した値に達したとき出力を発生する
交換時期指示回路を設け、この交換時期指示回路に現像
剤交換のための表示部を接続したことを特徴と」してお
り、製造者により現像剤の寿命を設定する際の技術であ
る。しかしこのような技術では、使用者にとってはそれ
ぞれの使用状況、特に営利事業にそのような装置を使用
している使用者にとっては問題が多い。
【0006】具体的には、ページカウンタにより現像剤
の寿命を設定した場合には、間欠印刷が行なわれて現像
器の空回転が多くなってマグネットロールによる撹拌に
より現像剤の劣化が進んでいる(現像剤の電気抵抗値が
高くなっている)にも拘らず、現像剤の交換要求が行な
われず、バーコード等のような黒ベタ印刷に対応出来な
い。一方、現像カウンタにより現像剤の寿命を設定した
場合には、バーコード等のような黒ベタ印刷が不可能に
なった時点で現像剤の寿命が尽きたと判断されるため、
通常の主として文字が主体の書類の画像を対象とする場
合にはまだまだ十分に使用可能な現像剤を新品と交換す
ることになり、経済的な無駄が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電子写真装置ではその現像剤の寿命判定を現像カウンタ
により行なっている場合には、黒ベタ印刷は不可能であ
るが通常の印刷は更に可能な状態においても現像剤の交
換が行なわれてしまい、逆にページカウンタにより行な
っている場合には、ある程度まで使用された現像剤では
黒ベタ印刷は行なえないことになるが使用者はそれに気
付かずに黒ベタ印刷を行なってしまう虞があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、使用者の希望に応じてより経済的な運用が
可能な電子写真装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】ここで、本発明の電子写
真装置の現像剤の寿命選択の手法について、その原理を
説明する。図1は本発明の原理を説明するグラフであ
り、現像剤の電気抵抗値と現像カウンタ及びページカウ
ンタにより判定される寿命との関係を本願発明者が実験
した結果を示している。
【0010】図1において、縦軸は現像剤の電気抵抗値
(Ωcm) を、横軸は現像カウンタによるカウント値 (万
カウント) 及びページカウンタによるカウント値 (万
枚、但しA4版換算) をそれぞれ示している。なお、ここ
に示されている結果に関しては、現像剤の特性, 装置を
構成する個々の部品、たとえば感光体ドラムの特性等に
より若干相違する可能性がある。
【0011】黒ベタ印刷を対象とする場合には、現像カ
ウンタのカウント値が約20万カウントに達すると現像剤
の電気抵抗値が約 1.0×1010Ωcmにまで上昇して寿命に
達する。この状態でその後に更に黒ベタ印刷を行なった
場合にはエッジは比較的明瞭に印刷されるが、エッジに
囲まれた本来は黒ベタ印刷されるべき部分が白く抜けた
状態に印刷される。一方、通常の主として文字が主体の
書類の画像を対象とする場合には、ページカウンタのカ
ウント値が約20万枚に達すると現像剤の電気抵抗値が約
1.0×1013Ωcmにまで上昇して寿命に達する。この状態
ではその後は基本的にはいかなる印刷も不可能になる。
【0012】このように従来は装置の製造段階において
製造者の判断により現像カウンタによる寿命設定か、ま
たはページカウンタによる寿命設定かのいずれかに固定
的に寿命が設定されていた。このため、たとえば現像カ
ウンタによる寿命設定が行なわれている装置では図1か
らも推察されるように黒ベタ印刷は不可能であるが通常
の印刷は更に約10万枚可能な状態においても現像剤の交
換が行なわれてしまい、非常に不経済であった。また逆
に、ページカウンタによる寿命設定が行なわれている装
置では図1からも推察されるように約10万枚まで使用さ
れた現像剤では黒ベタ印刷は行なえないことになる。こ
の場合、使用者がそのことに気付かずにバーコードの印
刷を行なってしまうと、前述したように不完全なバーコ
ードが印刷されて種々の不具合を生じることになる。
【0013】以上のような観点から、本発明に係る電子
写真装置は、文字印刷を主たる目的とするページカウン
タによる寿命設定と黒ベタ印刷を主たる目的とする現像
カウンタによる寿命設定とを使用者が任意の時点で切り
換え得るように構成したことを主たる特徴とする
【0014】また本発明に係る電子写真装置は、黒ベタ
印刷を主たる目的とする現像カウンタによる寿命設定が
行なわれている場合に現像剤が寿命に達した時点で、現
像剤の交換を行なうか、または文字印刷を主たる目的と
する状態への切り換えを可能に構成したことを特徴とす
る。
【0015】また本発明に係る電子写真装置は、文字印
刷を主たる目的とするページカウンタによる寿命設定が
行なわれている場合にも現像カウンタのカウント値が寿
命以前であれば、黒ベタ印刷を主たる目的とする現像カ
ウンタによる寿命設定への切り換えを可能に構成したこ
とを特徴とする。
【0016】また本発明に係る電子写真装置は、上述の
切り換えが行なわれる場合には、装置の要部、たとえば
定着部の定着ガラス等のクリンーニングを要求する表示
が行なわれる。
【0017】更に本発明に係る電子写真装置は、文字印
刷を主たる目的とするページカウンタによる寿命設定が
行なわれており、且つ現像カウンタのカウント値が寿命
に達した後においても、ある限定された数であれば黒ベ
タ印刷を許可するように構成したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図2は本発明に係る電子
写真装置の要部の構成例を示す模式図である。なお、図
2には本発明の電子写真装置を複写装置に適用した例が
示されている
【0019】図2において、参照符号1は感光体ドラム
1を示しており、矢符方向(図2上で反時計方向)に回
転する。この感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム
1の回転方向に沿って、帯電器2,露光部3,現像器
4,転写器6,除電器7,クリーニング器8等が順に配
列されている。
【0020】帯電器2は感光体ドラム1の表面を所定の
電荷を有するように静電帯電させる。その状態の感光体
ドラム1の表面に露光部3において原稿の光学的な画像
が露光される。これにより、感光体ドラム1上の露光さ
れた部分の電荷が弱められて静電潜像が生成される。
【0021】現像器4はトナーとキャリアとの二成分現
像剤を使用しており、現像器4内のマグネットロール40
により両者を撹拌することにより、トナーがキャリアに
より摩擦帯電されて所望の静電荷が付与される。なお、
トナーとキャリアとを併せてここでは現像剤20として示
している。この現像剤20が感光体ドラム1の表面に塗布
されることにより、静電潜像として電荷が弱められてい
る部分にのみ現像剤20中のトナーが付着し、顕像が生成
される。この工程が静電潜像の現像である。
【0022】このようにして感光体ドラム1の表面上に
生成されたトナー顕像は転写器6により静電的に用紙5
に転写される。この後、感光体ドラム1は除電器7によ
り一旦電荷を除去され、更にクリーニング器8により感
光体ドラム1の表面に残存しているトナーが除去され
る。なお、用紙5は図示されていない定着ローラにより
加熱及び加圧されてトナー顕像が定着される。
【0023】参照符号9は原稿ガラスを示しており、こ
の上に原稿が載置される。原稿ガラス9の下部には原稿
を照射する光源10が備えられており、この光源10から照
射された光線の原稿からの反射光を前述の露光部3へ導
くための複数のミラー11とレンズ12とで構成される光学
系13が原稿ガラス9に沿って移動可能に備えられてい
る。
【0024】参照符号14は第一の計数手段として機能す
るページカウンタを示しており、光学系13の1回の往復
移動を一枚 (1ページ) の画像が印刷されたとしてカウ
ントする。また、参照符号15は第二の計数手段として機
能する現像カウンタを示しており、マグネットロール40
の回転数をカウントする。ページカウンタ14によるカウ
ント値及び現像カウンタ15によるカウント値はいずれも
制御部50に与えられている。なお、制御部50は現像剤20
の寿命を判定する判定手段として機能し、コンピュータ
システムの CPUに相当する。
【0025】制御部50には記憶手段として機能する記憶
部51, 入力手段として機能する入力部52, 表示手段とし
て機能する表示部53等が接続されている。
【0026】記憶部51は RAM等にて構成されており、現
像剤20の寿命をページカウンタ14のカウント値”PC”で
表した”PCmax ”と、現像カウンタ15のカウント値”D
C”で表した値”DCmax ”とが予め記憶されている他、
制御部50による現像剤20の寿命判定に必要なプログラム
予め記憶されており、更に制御部50による現像剤20の
寿命判定に際しての一時記憶手段としての機能も有す
る。
【0027】入力部52は入力手段として機能し、たとえ
ばキーボード等が相当する。表示部53は表示手段として
機能し、たとえば CRTディスプレイ等が相当する。これ
らの制御部50, 記憶部51, 入力部52及び表示部53により
構成されるシステムは一般的なマイクロコンピュータシ
ステムである。
【0028】なお、入力部52としてはキーボードのみな
らず、機能を特化した少数のキー,スイッチのみでもよ
く、また表示部53としては CRTディスプレイのみならず
液晶表示パネル等の表示装置を利用することも、あるい
は単なる表示ランプのみとすることも勿論可能である。
更に、入力部52と表示部53とを表示手段兼入力手段とし
てのタッチパネルとすることも可能である。
【0029】次に、以上のような構成の本発明の電子写
真装置を特徴付ける現像剤の寿命選択機能を中心とする
制御部50による制御について、図3,図4及び図5の制
御部50による制御手順を示すフローチャート及び図6乃
至図16の表示部53の画面表示状態を示す模式図を参照し
て説明する。
【0030】まず、現像剤20が交換されると (ステップ
S11)、図6の模式図に示されているように、制御部50は
使用者に対してモード選択を促す表示を表示部53に行な
う (ステップS12)。この時点において選択可能なモード
はエコノミーモードと黒ベタモードとのいずれかであ
る。エコノミーモードとは、ページカウンタ14のカウン
ト値により現像剤20の寿命判定を行なうモードであり、
文字印刷を主たる目的とするモードである。黒ベタモー
ドとは現像カウンタ15のカウント値により現像剤20の寿
命判定を行なうモードであり、黒ベタ印刷を主たる目的
とするモードである。
【0031】この表示部53へのモード選択を促す表示に
対して使用者が入力部52を操作して、または表示部53の
画面を直接触る等していずれかのモードを選択入力する
と、制御部50はそれを判定する (ステップS13)。使用者
がエコノミーモードを選択した場合には、図7の模式図
に示されているように、エコノミーモードが選択されて
いることを表示部53に表示する (ステップS14)。
【0032】以降、本発明の電子写真装置は実際の稼動
状態になり、制御部50はページカウンタ14のその時点の
カウント値”PC”を記憶部51に予め記憶されている現像
剤20の寿命に対応するページカウンタ14のカウント値”
PCmax ”と比較する (ステップS15)。
【0033】ステップS15 において”NO”、即ち”PC”
≧”PCmax ”でない場合、換言すればその時点のページ
カウンタ14のカウント値”PC”が現像剤20の寿命のカウ
ント値”PCmax ”にまで達していない場合にはその現像
剤20は使用可能である。この場合には制御部50は現像カ
ウンタ15のその時点のカウント値”DC”を記憶部51に予
め記憶されている現像剤20の寿命に対応する現像カウン
タ15のカウント値”DCmax ”と比較する (ステップS1
6)。
【0034】このステップS16 において”NO”、即ち”
DC”≧”DCmax ”でない場合、換言すればその時点の現
像カウンタ15のカウント値”DC”が現像剤20の寿命のカ
ウント値”DCmax ”にまでは達していない場合にはその
現像剤20は黒ベタモードでも未だ使用可能である。この
場合、図8の模式図に示されているように、制御部50は
現在選択されているモードの表示に加えて黒ベタモード
での印刷が可能であること及びその黒ベタモードへの切
り換えを行なうか否かの指示を促す表示を表示部53に表
示する (ステップS17)。使用者が黒ベタモードへの切り
換えを行なわなかった場合 (ステップS18)、ステップS1
5 へ処理が戻される。
【0035】このように、エコノミーモードが選択され
ている状態において使用者が何らの操作も行なわない場
合には、少なくとも現像カウンタ15のカウント値”DC”
がその寿命のカウント値”DCmax ”に達するまでの間
は、ステップS15, S16, S17, S18からS15 へ戻るループ
処理が反復されてエコノミーモードでの印刷が行なわ
れ、図8に示されている表示状態が維持される。
【0036】なお、図8に示されている表示状態、換言
すればステップS17 の処理において使用者が黒ベタモー
ドへの切り換えを選択した場合 (ステップS18)、図9の
模式図に示されているように、制御部50は使用者に対し
てクリンーニングを促す表示を表示部53に行ない (ステ
ップS19)、その後に後述するステップS31 へ処理を移
す。
【0037】前述のステップS15 において”YES ”、即
ち”PC”≧”PCmax ”である場合、換言すればその時点
のページカウンタ14のカウント値”PC”が現像剤20の寿
命のカウント値”PCmax ”以上に既になっている場合に
はその現像剤20は全く使用不可能であるため、図10の模
式図に示されているように、制御部50は現像剤20の交換
を指示する表示を表示部53に行ない (ステップS20)、使
用者が現像剤20を交換するまで待機する状態になる (ス
テップS11)。
【0038】また、前述のステップS16 において”YES
”、即ち”DC”≧”DCmax ”である場合、換言すれば
その時点の現像カウンタ15のカウント値”DC”が現像剤
20の寿命のカウント値”DCmax ”以上に既になっている
場合にはその現像剤20は黒ベタモードでは使用不可能で
あるがエコノミーモードでは未だ使用可能である。この
ため、図11の模式図に示されているように、制御部50は
現在選択されているモードの表示に加えて、限定黒ベタ
モードでの印刷が可能であること及びその切り換えを行
なうか否かの指示を促す表示を表示部53に表示する (ス
テップS21)。
【0039】この図11に示されている表示状態、換言す
ればステップS21 の処理において使用者が限定黒ベタモ
ードへの切り換えを選択しなかった場合 (ステップS2
2)、ステップS15 へ処理が戻される。このように、エコ
ノミーモードが選択されている状態において使用者が何
らの操作も行なわない場合には、現像カウンタ15のカウ
ント値”DC”がその寿命のカウント値”DCmax ”に達し
た後のページカウンタ14のカウント値”PC”がその寿命
のカウント値”PCmax ”に達するまでの間は、ステップ
S15, S16, S21, S22からS15 へ戻るループ処理が反復さ
れてエコノミーモードでの印刷が行なわれ、図11に示さ
れている表示状態が維持される。
【0040】なお、図11に示されている表示状態、換言
すればステップS21 の処理において使用者が限定黒ベタ
モードへの切り換えを選択した場合 (ステップS22)、図
5のフローチャートに示されている限定黒ベタモードの
サブルーチンへ処理が移される (ステップS23)。
【0041】ところで限定黒ベタモードとは、現像カウ
ンタ15のカウント値”DC”がその寿命のカウント値”DC
max ”には達しているがページカウンタ14のカウント
値”PC”がその寿命のカウント値”PCmax ”には達して
いない状態において、換言すれば本来はエコノミーモー
ドでは印刷可能であるが黒ベタモードでは印刷不可能な
状態において、限定的に黒ベタ印刷を行なうためのモー
ドである。ここでの限定的とはたとえばエコノミーモー
ドでの現像剤20の寿命が20万枚であれば、それに対して
50乃至 100枚程度である。
【0042】限定黒ベタモードではまず制御部50は、図
12に示されているように、限定黒ベタモードが選択され
ていることを表示部53に表示し (ステップS231) 、カウ
ンタ”k”にその時点のページカウンタ14のカウント
値”PC”を保持させる (ステップS232) 。この後、制御
部50はカウンタ”i”と限定黒ベタモードでの黒ベタ印
刷限定数”PDlimit ”とを比較し (ステップS233) 、黒
ベタ印刷限定数”PDlimit ”がカウンタ”i”の値に達
していなければ”i=i+(PC−k) ”の演算を行なう
(ステップS234) 。この演算は、カウンタ”i”に限定
黒ベタモードに入った時点のページカウンタ14のカウン
ト値”PC”から現時点のページカウンタ14のカウント
値”PC”までの増加分を加算する演算であり、カウン
タ”i”のその時点の値が限定黒ベタモードでの印刷ペ
ージ数の総計を表す。そして、指定された印刷枚数が終
了するまで制御部50は処理をステップS233へ戻し (ステ
ップS235) 、指定された印刷枚数が終了すればリターン
する。
【0043】従って、ステップS233での比較処理の結果
が”YES ”であれば、それは限定黒ベタモードでの印刷
ページ数が黒ベタ印刷限定数”PDlimit ”に既に達して
いることを意味しているので、図13に示されているよう
に、制御部50は限定黒ベタモードでの印刷が不可能であ
ることを表示部53に表示し (ステップS236) 、リターン
する。
【0044】いずれにしろ、この限定黒ベタモードのサ
ブルーチンからリターンした場合にはステップS14 へ処
理が戻されるので、前述の図7に示されているように、
制御部50は表示部53にエコノミーモードであることを表
示すると共に前述同様のステップS15 以降のエコノミー
モードの処理を行なう。
【0045】以上が、使用者がエコノミーモードを選択
している場合の制御部50の基本的な制御手順であり、使
用者が黒ベタモードへの切り換えを指示しない限りは、
ページカウンタ14のカウント値”PC”がその寿命のカウ
ント値”PCmax ”に達するまで現像剤20の使用が可能で
ある。
【0046】上述の図3のフローチャートに示されてい
るように、現像剤20が交換された直後のモード選択の際
に黒ベタモードが選択可能である他、エコノミーモード
が選択されている間の現像カウンタ15のカウント値”D
C”がその寿命のカウント値”DCmax ”に達するまでは
黒ベタモードへの変更が可能である。即ち、現像剤20が
交換された直後のモード選択の際にエコノミーモードが
選択された場合にも、図8に示されている表示状態、換
言すればステップS17 の処理において使用者が黒ベタモ
ードへの切り換えを選択することが可能である。
【0047】この場合、前述の図9の模式図に示されて
いるように、制御部50は使用者に対してクリンーニング
を促す表示を表示部53に行ない (ステップS19)、その後
にステップS31 へ処理を移す。ここで言うクリンーニン
グとは、たとえば転写器6によりトナー顕像が転写され
た用紙5を定着ローラで加熱及び加圧して定着する際の
定着ガラス等のクリンーニングである。
【0048】黒ベタモードに入ると制御部50はまず、図
14に示されているように、黒ベタモードが選択されてい
ることを表示部53に表示し (ステップS31)、次に制御部
50は現像カウンタ15のその時点のカウント値”DC”を予
め設定されている現像剤20の寿命に対応する現像カウン
タ15のカウント値”DCmax ”と比較する (ステップS3
2)。
【0049】このステップS32 において”NO”、即ち”
DC”≧”DCmax ”でない場合、換言すればその時点の現
像カウンタ15のカウント値”DC”が現像剤20の寿命のカ
ウント値”DCmax ”にまでは達していない場合にはその
現像剤20は黒ベタモードでも未だ使用可能であることは
勿論であるが、エコノミーモードでも使用可能である。
この場合、図15の模式図に示されているように、制御部
50は現在選択されているモードの表示に加えてエコノミ
ーモードでの印刷が可能であること及びそのエコノミー
モードへの切り換えを行なうか否かの指示を促す表示を
表示部53に表示する (ステップS33)。使用者がエコノミ
ーモードへの切り換えを行なわなかった場合 (ステップ
S34)、ステップS32 へ処理が戻される。
【0050】このように、黒ベタモードが選択されてい
る状態において使用者が何らの操作も行なわない場合に
は、少なくとも現像カウンタ15のカウント値”DC”がそ
の寿命のカウント値”DCmax ”に達するまでの間は、ス
テップS32, S33, S34 からS32 へ戻るループ処理が反復
されて黒ベタモードでの印刷が行なわれ、図15に示され
ている表示状態が維持される。
【0051】なお、図15に示されている表示状態、即ち
ステップS33 の処理において使用者がエコノミーモード
への切り換えを選択した場合 (ステップS34)、前述のス
テップS14 へ処理が戻され、表示部53は図7に示されて
いる表示状態になる。
【0052】前述のステップS32 において”YES ”、即
ち”DC”≧”DCmax ”である場合、換言すればその時点
の現像カウンタ15のカウント値”DC”が現像剤20の寿命
のカウント値”DCmax ”以上に既になっている場合には
その現像剤20は黒ベタモードでは使用不可能であるがエ
コノミーモードでは未だ使用可能である可能性がある。
このため、図16の模式図に示されているように、制御部
50は黒ベタモードでの印刷が不可能であること及びエコ
ノミーモードへの切り換えが可能であること、更にその
切り換えを行なうか否かの指示を促す表示を表示部53に
表示する (ステップS35)。
【0053】この図16に示されている表示状態、換言す
ればステップS35 の処理において使用者がエコノミーモ
ードへの切り換えを選択した場合 (ステップS36)、ステ
ップS14 へ処理が戻され、表示部53は図7に示されてい
る表示状態になる。
【0054】なお、図16に示されている表示状態、換言
すればステップS35 の処理において使用者がエコノミー
モードへの切り換えを選択しなかった場合 (ステップS3
6)、黒ベタモードでは現像剤20は使用不可能であるた
め、制御部50は図10に示されているように、現像剤20の
交換を指示する表示を表示部53に行ない (ステップS3
7)、ステップS11 へ処理を戻して現像剤20が交換される
まで待機状態になる。
【0055】このように、黒ベタモードが選択されてい
る状態において使用者が何らの操作も行なわない場合に
は、現像カウンタ15のカウント値”DC”がその寿命のカ
ウント値”DCmax ”に達した後は使用者に対してエコノ
ミーモードへの切り換えが勧められ、使用者がエコノミ
ーモードを選択すればエコノミーモードでの使用が可能
になる。しかし、使用者がエコノミーモードでの使用は
不適当と判断すれば、制御部50は現像剤20の交換を使用
者に指示する。
【0056】なお、上記実施の形態では、装置側から使
用者に対して報知すべき種々の情報を表示部53に表示す
るようにしているが、これに限定されるものではなく、
たとえば合成音声による報知を行なうようにしてもよ
く、更には表示部53への表示と合成音声による報知とを
併用するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0057】また、上記実施の形態では本発明の電子写
真装置を複写装置に適用したがこれに限られるものでは
なく、他にたとえばファクシミリ装置, プリンタ装置,
あるいはそれらの複合装置にも本発明が適用可能である
ことは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の電子写真
装置によれば、文字印刷を主たる目的とするページカウ
ンタによる寿命設定と黒ベタ印刷を主たる目的とする現
像カウンタによる寿命設定とを使用者が本発明の電子写
真装置をどのような目的で使用するかに応じて任意の時
点で切り換えることが可能である。
【0059】また本発明に係る電子写真装置によれば、
黒ベタ印刷を主たる目的とする現像カウンタによる寿命
設定が行なわれている場合に現像剤が寿命に達した時点
で、現像剤の交換を行なうか、または文字印刷を主たる
目的とする状態への切り換えが可能であるため、経済的
な効果が大きい。
【0060】また本発明に係る電子写真装置によれば、
文字印刷を主たる目的とするページカウンタによる寿命
設定が行なわれている場合にも現像カウンタのカウント
値が寿命以前であれば、黒ベタ印刷を主たる目的とする
現像カウンタによる寿命設定への切り換えが可能である
ため、装置の柔軟な使用が可能になる。
【0061】また本発明に係る電子写真装置によれば、
上述の切り換えが行なわれる場合には、装置の要部、た
とえば定着部の定着ガラス等のクリンーニングを要求す
る表示が行なわれるため、黒ベタ印刷をより確実に行な
いうる。
【0062】更に本発明に係る電子写真装置によれば、
文字印刷を主たる目的とするページカウンタによる寿命
設定が行なわれており、且つ現像カウンタのカウント値
が寿命に達した後においても、ある限定された数であれ
ば黒ベタ印刷を許可するように構成されているため、装
置の柔軟な使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するグラフである。
【図2】本発明に係る電子写真装置の要部の構成例を示
す模式図である。
【図3】本発明の電子写真装置の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の電子写真装置の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の電子写真装置の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式図
である。
【図7】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式図
である。
【図8】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式図
である。
【図9】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式図
である。
【図10】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【図11】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【図12】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【図13】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【図14】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【図15】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【図16】本発明の電子写真装置の表示状態を示す模式
図である。
【符号の説明】
5 用紙 14 ページカウンタ 15 現像カウンタ 20 現像剤 40 マグネットロール 50 制御部 51 記憶部 52 入力部 53 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 115 G03G 15/08 507

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアとをマグネットロール
    により撹拌した現像剤で潜像を現像した顕像を用紙に転
    写して画像印刷を行なう電子写真装置において、 画像の印刷数を計数する第一の計数手段と、 前記マグネットロールの回転数を計数する第二の計数手
    段と、 現像剤の寿命を、前記第一の計数手段の計数値で表した
    第一の寿命値及び前記第二の計数手段の計数値で表した
    第二の寿命値を記憶する記憶手段と、 前記第一の計数手段の計数値または前記第二の計数手段
    の計数値との比較により現像剤の寿命判定を行なう判定
    手段とを備え、前記記憶手段に記憶されている前記第一の寿命値を寿命
    判定の対象とする第一の状態、または前記記憶手段に記
    憶されている前記第二の寿命値を寿命判定の対象とする
    第二の状態で動作し、 前記判定手段は、前記第二の状態で動作しており且つ前記第二の計数手段
    の計数値が前記第二の寿命値に達した場合に、現像剤の
    交換、または前記第一の状態である文字印刷を主たる目
    的とする指示の入力のいずれかを促し、 文字印刷を主たる目的とする指示が入力された場合は以
    降は 前記記憶手段に記憶されている前記第一の寿命値
    前記第一の計数手段の計数値と比較することにより、現
    像剤の寿命を判定すべくなしてあることを特徴とする電
    子写真装置。
  2. 【請求項2】 トナーとキャリアとをマグネットロール
    により撹拌した現像剤で潜像を現像した顕像を用紙に転
    写して画像印刷を行なう電子写真装置において、 画像の印刷数を計数する第一の計数手段と、 前記マグネットロールの回転数を計数する第二の計数手
    段と、 現像剤の寿命を、前記第一の計数手段の計数値で表した
    第一の寿命値及び前記第二の計数手段の計数値で表した
    第二の寿命値を記憶する記憶手段と、 前記第一の計数手段の計数値または前記第二の計数手段
    の計数値との比較により現像剤の寿命判定を行なう判定
    手段と を備え、 前記記憶手段に記憶されている前記第一の寿命値を寿命
    判定の対象とする第一の状態、または前記記憶手段に記
    憶されている前記第二の寿命値を寿命判定の対象とする
    第二の状態で動作し、 前記判定手段は、 前記第一の状態で動作しており且つ前記第二の計数手段
    の計数値が前記第二の寿命値に達していない場合に、前
    記第二の状態への切り換えが可能であることを報知し、 前記第二の状態へ切り換えられた場合は前記記憶手段に
    記憶されている前記第二の寿命値を前記第二 の計数手段
    の計数値と比較することにより、現像剤の寿命を判定す
    べくなしてあることを特徴とする電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記第二の状態へ切り
    換えられた場合は、装置の要部の清掃を促すべくなして
    あることを特徴とする請求項に記載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】 トナーとキャリアとをマグネットロール
    により撹拌した現像剤で潜像を現像した顕像を用紙に転
    写して画像印刷を行なう電子写真装置において、 画像の印刷数を計数する第一の計数手段と、 前記マグネットロールの回転数を計数する第二の計数手
    段と、 現像剤の寿命を、前記第一の計数手段の計数値で表した
    第一の寿命値及び前記第二の計数手段の計数値で表した
    第二の寿命値を記憶する記憶手段と、 前記第一の計数手段の計数値または前記第二の計数手段
    の計数値との比較により現像剤の寿命判定を行なう判定
    手段と を備え、 前記記憶手段に記憶されている前記第一の寿命値を寿命
    判定の対象とする第一の状態、または前記記憶手段に記
    憶されている 前記第二の寿命値を寿命判定の対象とする
    第二の状態で動作し、 前記判定手段は、 前記第一状態で動作しており且つ前記第二の計数手段の
    計数値が前記第二の寿命値に達した時点以降において、
    前記第一の計数手段により計数される所定数に限定して
    前記第二の状態で動作する第三の状態への切り換えが可
    能であることを報知し、 前記第三の状態へ切り換えられた場合に、前記第一の計
    数手段の計数値が前記所定数に達した時点以降は前記報
    知を行なわないと共に前記第一の状態で動作するように
    なしてあることを特徴とする電子写真装置。
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