JP3457313B2 - ピリジニウム中間体及びその製造方法 - Google Patents

ピリジニウム中間体及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、キノロン抗菌剤の合成に使用される出発材
料の製造に係わる。特に本発明は、ハロニトロベンゼン
を選択的求核置換することにより2−クロロ−4,5−ジ
フルオロ安息香酸及び2,4,5−トリフルオロ安息香酸を
製造する改良方法に係わる。
発明の背景 ハロ置換1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3
−カルボン酸誘導体及びそれらの対応ナフチリジン(以
降はキノロンと記す)はヒト及び動物に使用するのに有
効な抗菌剤であることが公知である(例えば米国特許第
4,730,000号明細書参照)。かかるキノロンの合成に使
用される一般的な出発材料としてはハロ置換安息香酸並
びにそれらの対応エステル及びアセトフェノンが挙げら
れる。しかしながら、これらの化合物を製造する公知の
方法は、高価即ち入手困難な試薬が必要である、ジアゾ
ニウム塩の使用及び分解に伴う材料の害がある、市販に
望ましくない選択性及び/または収量を有する反応であ
るなどの多数の欠点をもつことが判っている。
特に、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸(CDFB
A)、2,4,5−トリフルオロ安息香酸(TFBA)及びそれぞ
れの類縁アセトフェノンは、キノロン合成の有利な出発
材料である。かかる化合物の製造は、1989年5月28日発
行米国特許第4,833,270号及び1990年5月31日公開ドイ
ツ特許出願公開第DE 38 40 371号明細書に記載されてい
る。しかしながら、上記及び関連のキノロン前駆体を得
る優れた手段を与える方法は依然として必要である。
発明の概要 従って、比較的安価であり且つ容易に入手可能なハロ
ニトロベンゼンからハロ安息香酸、特にCDFBA及びTFBA
を製造する新規の方法をここに開示する。本発明の1つ
の態様においては、式: のハロニトベンゼンを、式: のピリジニウム塩と反応させ、式: の中間体を形成するステップを含む、ハロ安息香酸を製
造する方法を開示する。上記式において、Rは水素、ア
ルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、−CN、−
COOR′または−COR′(ここでR′はアルキルまたはア
リールである)であり得;Xはクロロまたはフルオロであ
り得;Yは水素、クロロまたはフルオロであり得;Zはクロ
ロ、ブロモまたはヨードであり得る。好ましい本発明の
実施態様は、ハロ安息香酸が5−クロロ−2,4−ジフル
オロニトロ安息香酸または2,4,5−トリフルオロ安息香
酸である方法;ハロニトロベンゼンが5−クロロ−2,4
−ジフルオロニトロベンゼンである方法;Rが−COOR′
(ここでR′はメチルまたはエチルである)である方
法;及びZがクロロである方法を含む。
本発明の第2の態様においては、上記方法は、前記中
間体を酸化剤と反応させ、式: のハロニトロ安息香酸を形成する追加ステップを含む。
酸化剤は、HNO3、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カ
ルシウムまたは過マンガン酸カリウムであるのが好まし
く、好ましいハロニトロ安息香酸は2−クロロ−5−フ
ルオロ−4−ニトロ安息香酸である。
本発明の更なる態様においては該方法は、ハロニトロ
安息香酸を選択的にフルオロ脱ニトロ化し、式: の安息香酸、好ましくは2−クロロ−4,5−ジフルオロ
安息香酸を形成する更なる追加ステップを含む。更にX
及び/またはYがクロロである場合、ハロ安息香酸をよ
り完全にフッ素化し、対応のジ−またはトリフルオロ安
息香酸、好ましくは2,4,5−トリフルオロ安息香酸を形
成し得る。
本発明は更に、上記本発明方法において有効な式: を有する新規の合成中間体をも含む。上記式中、R、X
及びYは前記定義の通りである。好ましくはR−COOR′
(ここでR′はメチルまたはエチルである)であり;Xは
フルオロであり;及び/またはYはクロロである。
発明の詳細 本明細書に使用される“アルケニル”なる用語は、少
なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する下記のごと
きアルキル基を指す。
本明細書に使用される“アルコキシド”なる用語は、
式−OR″(ここでR″は下記のごときアルキルである)
の基を指す。
本明細書に使用される“アルキル”なる用語は、限定
的ではないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルを含
む、1〜10個の炭素原子の直鎖または分枝鎖飽和炭化水
素基を指す。
本明細書に使用される“アルキニル”なる用語は、少
なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する上記のごと
きアルキル基を指す。
本明細書に使用される“アリール”なる用語は、フェ
ニルまたはナフチルのごとき、環式または融合二環式芳
香族炭化水素基を指す。
本発明方法は、トリハロ安息香酸製造の好ましい例を
記載した下記の反応図式に関連してより理解されるであ
ろう。図式1に示したように、5−クロロ−2,4−ジフ
ルオロ−ニトロベンゼン(I)をピリジニウム塩(IIま
たはIII)と塩基の存在下に反応させ、パラ−ニトロピ
リジニウム−2−オキソアルキリド中間体(IVまたは
V)を形成し得る。適当な塩基としてはジアザビシクロ
ウンデセン(DBU)及びカリウム、リチウムまたはナト
リウムの水酸化物、炭酸塩またはアルコキシドが挙げら
れる。驚くべきことに、反応はニトロ基のパラ位置にの
み起こり(NMR分析によると>98%)、通常はその官能
性の電子引抜き作用が優先するオルト位置には起こらな
い。理論に制約される意志はないが、パラ置換は、接近
する求核基及び遷移状態にある置換基との両方に対し、
ニトロ基が立体障害となる結果生じると考えられる。
次いでピリジニウムイリド中間体(IVまたはV)を酸
化し、対応のハロニトロ安息香酸(VI)を形成する。酸
化は、硝酸(50%または濃硝酸)、次亜塩素酸ナトリウ
ム、次亜塩素酸カルシウムまたは他の適当な酸化剤で処
理することにより行ない得る。最後に、フルオロ脱ニト
ロ化及び必要によってはフルオロ脱塩素化を実施し、ニ
トロ安息香酸(VI)を2−クロロ−4,5−ジフルオロ安
息香酸(VII)または2,4,5−トリフルオロ安息香酸(VI
II)に変換する。脱ニトロ化及び脱塩素化は、好ましく
はTMSO2中のフチロイルジクロリド(PDC)またはベンゼ
ン−もしくはトルエンスルホニルクロリドのごとき亜硝
酸塩捕獲剤の存在下に、フッ化カリウムを用いて行ない
得る。2,4,5−トリフルオロ安息香酸を生成する場合に
は、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸が所望の生
成物である場合よりも高い温度で、しかもより多くのKF
を用いて反応を実施する。
ピリジニウムイリドを使用する求核置換の選択性の故
に、上記合成は、常用のポリハロニトロベンゼンのアシ
ル化後に一般的な異性体生成物の分離を必要としない。
所望の生成物は単に沈殿、抽出または結晶化によって単
離し得る。
ピリジニウム試薬(IIまたはIII)及び関連ピリジニ
ウム塩は容易に製造される。モル当量のピリジン及びア
ルキル(メチルまたはエチル)クロロアセテートを混合
し、酢酸エチルまたはトルエンのごとき適当な溶剤中で
加熱し、対応の塩を生成する。ピリジンを適当なハロゲ
ン化物RCH2Zと反応させることにより形成される式: の他のピリジニウム試薬を本発明方法に使用することも
できる。適当なハロゲン化物としては、Zがクロロ、ブ
ロモまたはヨードであり、Rが水素、アルキル、アリー
ル、アルケニル、アルキニル、−CN、−COOR′または−
COR′(ここでR′はアルキルまたはアリールである)
であるものが挙げられる。
本発明の上記方法及び化合物は以下の実施例を参照す
ることでより理解されよう。実施例は説明のために与え
るものであって、本発明を制限するものではない。
実施例1 1−(メトキシカルボニルメチル)ピリジニウムクロリ
ド(II) 酢酸エチル中のピリジン(1当量)及びクロロ酢酸メ
チル(1当量)を24時間加熱(80℃)した。反応混合物
を室温に冷却し、得られた結晶ピリジニウム塩を濾過
し、酢酸エチルで洗浄し、真空下で乾燥した。
DMSO−d6(δppm)からの1H−NMR:3.78(s,3H),5.85
(s,2H),8.28(m,2H),8.76(m,2H),9.21(m,2H)。
実施例2 1−(エトキシカルボニルメチル)ピリジニウムクロリ
ド(III) 酢酸エチル中のピリジン(1当量)及びクロロ酢酸エ
チル(1当量)を24時間加熱(70℃)した。反応混合物
を室温に冷却し、得られた結晶ピリジニウム塩を濾過
し、酢酸エチルで洗浄し、真空下で乾燥した。
DMSO−d6(δppm)からの1H−NMR:1.26(t,3H,J=7H
z),4.24(q,2H),5.81(s,2H),8.27(m,2H),8.72
(m,1H),9.28(m,2H)。
実施例3 ピリジニウムイリド(IV:R=−COOMe) 氷浴に入れたDMF中の5−クロロ−2,4−ジフルオロニ
トロベンゼン(1.0当量)を、まず実施例1の1−(メ
トキシカルボニルメチル)ピリジニウムクロリド(1.2
当量)で、次いで水酸化カリウム(2.4当量)で処理し
た。暗赤色の混合物を室温で20時間撹拌し、冷水(〜5
℃)中に注ぎ込んだ。得られた暗赤色結晶を濾過によっ
て回収し、真空下に乾燥した。
DMSO−d6(δppm)からの1H−NMR:3.52(s,3H),7.80
(d,1H,J=9Hz),8.0(m,2H),8.17(d,1H,J=17Hz),
8.42(m,1H),8.91(m,2H)。
実施例4 ピリジニウムイリド(V:R=−COOEt) 氷浴に入れたDMF中の5−クロロ−2,4−ジフルオロニ
トロベンゼン(1.0当量)を、まず実施例2の1−(エ
トキシカルボニルメチル)ピリジニウムクロリド(1.2
当量)で、次いで水酸化カリウム(2.4当量)で処理し
た。暗赤色の混合物を室温で20時間撹拌し、冷水(〜5
℃)中に注ぎ込んだ。得られた暗赤色結晶を濾過によっ
て回収し、真空下に乾燥した。
DMSO−d6(δppm)からの1H−NMR:1.08(t,3H,J=7H
z),4.0(q,2H),7.80(d,1H,J=9Hz),7.99(m,2H),
8.12(d,1H,J=17Hz),8.44(m,1H),8.91(m,1H)。
実施例5a 2−クロロ−5−フルオロ−4−ニトロ安息香酸(VI) 実施例3のピリジニウムイリドを50%硝酸で処理し、
混合物を20〜48時間、70〜100℃に加熱した。次いで混
合物を0℃に冷却し、淡黄色の沈殿物を濾過によって回
収した。
実施例5b 2−クロロ−5−フルオロ−4−ニトロ安息香酸(VI) 実施例2のピリジニウムイリドをピリジン中に溶解
し、氷浴中で0℃に冷却した。過剰量の次亜塩素酸ナト
リウム(5%)を添加し、次いで混合物を18時間撹拌し
たが、反応の間に室温まで暖まった。飽和亜硫酸ナトリ
ウム水溶液を用いて過剰な漂白剤を分解し、濃塩酸を用
いて混合物を酸性化した。生成物を酢酸エチルで抽出し
た。酢酸エチル層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で脱水し、濃縮し、粗2−クロロ−5−フルオロ−4−
ニトロ安息香酸を得、これをエタノール−H2Oから結晶
させた。淡黄色の固体生成物を得た。
実施例5c 2−クロロ−5−フルオロ−4−ニトロ安息香酸(VI) 次亜塩素酸カルシウム(3当量)を水中に懸濁させ、
氷浴で冷却した。実施例2のピリジニウムイリド(1当
量)をジオキサン中に溶解し、混合物に少量ずつ添加し
た。淡黄色混合物を室温で2時間撹拌し、濃塩酸を用い
て酸性化した。実施例5bに記載のごとく抽出及び結晶化
することにより表題生成物を単離した。
実施例5a、5b及び5cの各々に対するDMSO−d6(δpp
m)からの1H−NMR:8.01(d,1H,J=11Hz),8.36(d,1H,J
=7Hz),14.2(br,1H)。
上記の本発明の実施態様は説明のためのものであり、
限定的なものではなく、本発明の範囲は請求の範囲及び
これに包含される均等物によって規定される。本発明の
主旨または必須特性から離れずとも、上述の詳細事項は
当業者には容易に変更され得るはずである。
フロントページの続き (72)発明者 カラリテイス,パノス アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07974、ニユー・プロビデンス、エバー グリーン・アベニユー・25 (72)発明者 チヤン,ミケール・エル アメリカ合衆国、イリノイ・60661、バ ーノン・ヒルズ、ポンテイアツク・レー ン・212 (56)参考文献 西独国特許出願公開3840371(DE, A1) 米国特許4833270(US,A) 米国特許4730000(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 213/00 - 213/20 REGISTRY(STN) CA(STN) CAOLD(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: のハロニトロベンゼンを、式: のピリジニウム塩と反応させ、式: 〔式中、Rは、アルキル、アリール、アルケニル、アル
    キニル、−CN、−COOR′及び−COR′(ここでR′はア
    ルキルまたはアリールである)からなる群から選択さ
    れ;Xはクロロまたはフルオロであり;Yは水素、クロロま
    たはフルオロであり;Zはクロロ、ブロモまたはヨードで
    ある〕 の中間体を形成するステップを含む、ハロ安息香酸の製
    造方法。
  2. 【請求項2】Rが−COOR′(ここでR′はメチルまたは
    エチルである)であり、Zがクロロである請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】ハロ安息香酸が5−クロロ−2,4−ジフル
    オロニトロ安息香酸または2,4,5−トリフルオロ安息香
    酸である請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】ハロニトロベンゼンが5−クロロ−2,4−
    ジフルオロニトロベンゼンである請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記中間体を酸化剤と反応させ、式: のハロニトロ安息香酸を形成する追加ステップを更に含
    んでおり、前記酸化剤を、HNO3、次亜塩素酸ナトリウ
    ム、次亜塩素酸カルシウム及び過マンガン酸カリウムか
    らなる群から選択する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】ハロニトロ安息香酸をフルオロ脱ニトロ化
    し、式: の安息香酸を形成する追加ステップを更に含む請求項5
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記安息香酸が2−クロロ−4,5−ジフル
    オロ安息香酸である請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】ハロニトロ安息香酸をフッ素化して2,4,5
    −トリフルオロ安息香酸を形成する追加ステップを更に
    含む請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】式: 〔式中、Rは、アルキル、アリール、アルケニル、アル
    キニル、−CN、−COOR′及び−COR′(ここでR′はア
    ルキルまたはアリールである)からなる群から選択さ
    れ;Xはクロロまたはフルオロであり;Yは水素、クロロま
    たはフルオロである〕 を有するピリジニウム中間体。
  10. 【請求項10】Rが−COOR′(ここでR′はメチルまた
    はエチルである)である請求項9に記載の中間体。
  11. 【請求項11】Xがフルオロであり、Yがクロロである
    請求項9に記載の中間体。
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