JP3457217B2 - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JP3457217B2
JP3457217B2 JP15830299A JP15830299A JP3457217B2 JP 3457217 B2 JP3457217 B2 JP 3457217B2 JP 15830299 A JP15830299 A JP 15830299A JP 15830299 A JP15830299 A JP 15830299A JP 3457217 B2 JP3457217 B2 JP 3457217B2
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一博 羽根
敏之 笠島
敬一 原
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ミマキ電子部品株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信に利用する。
本発明は、光ファイバの端部を機械的に変位させてその
伝搬光路を変更する光スイッチに関する。とくに、一対
の光ファイバにそれぞれ伝搬される二つの光路を交互に
入れ換えるための光スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】通信用交換機などでは、光信号の通路を
変更することにより信号経路を変更することができる光
スイッチが必要である。従来から、一対の固定光ファイ
バの端部に対して、一本の可動光ファイバの端部を対面
させる機械的な光スイッチを構成する技術が知られてい
る。この機械的な光スイッチでは、対面する光ファイバ
の端部をそれぞれ一つのV溝の中に配置して、二つの光
ファイバ端部の間のアライメントをとる技術が知られて
いる(特公平8−20618号公報、特開平6−273
680号公報、特開平6−208064号公報、特開平
6−265799号公報)。
【0003】これらの技術は、1本の可動光ファイバ端
部に対して2本または複数n本の固定光ファイバ端部を
対応させるものであり、1×2光スイッチあるいは1×
n光スイッチと呼ばれるものである。
【0004】これに対して、通信回路の構成から2×2
光スイッチが求められるようになった。2×2光スイッ
チは2本の固定光ファイバ端部に対して2本の可動光フ
ァイバ端部を対面させ、その光路を互いに入れ換えるよ
うに切り換えるものである。これは実質的に、光分岐回
路および2個の1×2光スイッチを用いることにより実
現することができるが、多数の光スイッチを実装する光
スイッチユニットを構成する場合には、装置体積が大型
化することになるとともに、光分岐回路により生じる光
損失も大きくなる。
【0005】このようなニーズから、機械的な2×2光
スイッチを構成する技術が開示された(特開平8−22
0456号公報)。この公報には、一つの四辺形の穴を
設け、その二隅に固定光ファイバの先端を配置し、その
別の二隅に可動光ファイバの先端を配置し、電磁的に可
動光ファイバの位置を変位させることにより、光路切替
を実現する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
四辺形開口のそれぞれの隅に光ファイバ端部を配置する
構造は優れた構造であるが、この構造で光損失の少ない
光スイッチを実現するには、きわめて高精度の機械加工
を必要とする。すなわち、固定光ファイバと対向する可
動光ファイバのそれぞれの光軸のアライメントには、そ
の開口の内壁に鏡面加工を施すことが必要になる。この
ため、このような構造の光スイッチは量産には適さず高
価になる。またこのような鏡面加工工程では製造歩留り
が悪く、これも部品を高価にする原因となる。またこの
ような高精度の表面加工を行うためには、光スイッチの
装置そのものがある程度の大きさを維持することが必要
であり、この光スイッチを多数利用する装置は大型にな
らざるを得ない。
【0007】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、小型の2×2光スイッチを提供することを目的
とする。本発明は、量産性に優れた2×2光スイッチを
提供することを目的とする。本発明は、製造歩留りが高
く、安価に製造することができる光スイッチを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の光ファ
イバにより構成された二つの光通信路を交互に切換える
2×2光スイッチを高い製造歩留りで安価に量産するこ
とができる構造を特徴とする。
【0009】すなわち、本発明は、一対の固定光ファイ
バと、一対の可動光ファイバと、この一対の固定光ファ
イバおよび一対の可動光ファイバの端部を支持する支持
部材と、この支持部材に取付けられ前記一対の可動光フ
ァイバの端部を機械的に変位させる駆動機構とを備え、
その駆動機構は、前記一対の可動光ファイバの端部が前
記固定光ファイバの端部にそれぞれその光軸が一致する
第一の位置と、前記一対の可動光ファイバの端部が前記
固定光ファイバの端部にそれぞれその光軸が前記第一の
位置と反転して一致する第二の位置との間を変位させる
手段を含む光スイッチにおいて、前記支持部材には、前
記一対の固定光ファイバの端部がそれぞれ谷部に保持さ
れ開口部が対向するように配置された一対のV溝が形成
され、前記駆動機構は、前記一対の可動光ファイバの端
部をそれぞれこの一対のV溝の壁面に交互に当接させる
電磁手段を含むことを特徴とする。
【0010】前記支持部材はそれぞれ一対の梁が形成さ
れた二枚の薄板の貼り合わせ構造により形成され、その
二枚の薄板の貼り合わせ面に前記一対のV溝が現れる構
造であり、前記一対のV溝は、前記二枚の薄板の貼り合
わせ面に現れる断面が六辺形をなす開口の一部として形
成される。
【0011】さらに、前記支持部材は、前記一対の可動
光ファイバをその端部からやや離れた位置で前記V溝の
底部を含む平面と垂直な平面内にその一対の軸が位置す
るようにその一対の可動光ファイバの端部が片持ち構造
となるように保持する手段を含み、前記電磁手段は、前
記一対の可動光ファイバの端部を前記垂直な平面と平行
な平面内でそれぞれ前記V溝の壁面に向けて互いに異な
る方向に移動させる手段と、前記一対の可動光ファイバ
の端部をその光ファイバの軸にほぼ垂直な面内で左右に
約90度ずつ回動させる手段とを含むことが望ましい。
【0012】前記二枚の薄板はシリコン板であり、前記
溝はエッチングにより形成することができる。
【0013】支持部材の長手方向の一方の端部近傍に一
対の固定光ファイバの端部を固定するとともに、他方の
端部近傍にその端面が一対の固定光ファイバの端面と合
致し光路が形成されるように一対の可動光ファイバを固
定し、この一対の可動光ファイバを機械的に変位させる
駆動機構を取付ける。
【0014】一対の固定光ファイバの端部は所定の間隔
(例えば可動光ファイバの直径程度)をあけて水平にな
るように配置し、一対の可動光ファイバはその端部が固
定光ファイバの取付け位置に対し垂直になるように配置
する。これにより、可動光ファイバを回動させたときに
その端部が一対の固定光ファイバの端部に対しそれぞれ
その光軸が一致する第一の位置、および可動光ファイバ
を反転させたときにその端部が一対の固定光ファイバの
端部に対しそれぞれその光軸が一致する第二の位置が形
成される。駆動機構が一対の可動光ファイバをいずれか
の方向に移動させたときに、一対の可動光ファイバの端
部と一対の固定光ファイバの端部とがこの第一の位置ま
たは第二の位置に切換え接続される。
【0015】一対の固定光ファイバの端部を支持する支
持部材にはその開口部が対向して配置される一対のV溝
を形成し、このV溝のそれぞれの谷部に一対の固定光フ
ァイバの端部を保持させる。これにより、固定光ファイ
バの外周がV溝の両面に当接した状態で保持されるの
で、その配置位置にずれを生じることなく安定した状態
が維持される。
【0016】可動光ファイバの端部を機械的に変位させ
る駆動機構には電磁手段を用い、磁力によって一対の可
動光ファイバの端部を一対のV溝の壁面にそれぞれ交互
に当接される。当接した可動光ファイバの端部はV溝の
壁面に沿って移動し対向するV溝の谷部にそれぞれ係合
する。電磁手段を用いることにより機械的駆動手段が不
要となり駆動機構の構成の簡単化をはかることができ
る。
【0017】支持部材は薄板によって形成された二枚の
枠体を貼り合わせて形成する。枠体には、貼り合わせた
ときにV溝が形成される一方の面と、電磁手段の駆動に
より左右に変位する一対の梁と、この一対の梁をその中
央部で相互に連結する連結部と、可動光ファイバを導入
固定する固定溝と、連結部から可動光ファイバをV溝側
に誘導する誘導溝とを形成し、一対の梁および連結部の
V溝側の面に枠体の上面から所定寸法(例えば5〜10
μm)堀り下げ段差を形成する。これにより、枠体を貼
り合わせたときに空間が生じて対向した梁が相互に接触
することを防止することができる。
【0018】この枠体の形状は長手方向の中心線に対し
左右対称の形状に形成することにより貼り合わせる枠体
を一種類にすることができ、部品点数を削減することが
できる。
【0019】この枠体をV溝面側が内側になるように貼
り合わせると、六辺形の開口の一部が対向した断面形状
の一対のV溝が形成される。このような形状にすること
により加工技術を要するV溝加工が不要となり、低い製
造コストで精度の高いV溝を形成することができる。
【0020】さらに、枠体を貼り合わせたときに、枠体
の外周上面と一対の梁およびその連結部の面とに段差が
形成されているので、上下の枠体の梁および連結部との
間に空間が生じ、この空間が上下の梁に対し異なる方向
に変位が与えられても互いに干渉することが防止され
る。
【0021】可動光ファイバは、V溝の底部を含む平面
と垂直な平面内にその一対の軸が位置し(図10および
図11参照)、その端面が一対の固定光ファイバの端面
に一致し(図5参照)、かつ片持ち構造になるように連
結部に形成された誘導溝内に固定する。
【0022】電磁手段は、一対の可動光ファイバの端部
をV溝の底部を含む平面に垂直な平面と平行な平面内で
それぞれV溝の壁面に向けて互に異なる方向に移動させ
る。すなわち、上段の梁に保持された可動光ファイバを
左側に移動させたときは、下段の梁に保持された可動光
ファイバを右側に移動させ、上段の可動光ファイバを右
側に移動させたときは、下段の可動光ファイバを左側に
移動させる。
【0023】この可動光ファイバの左右の移動にともな
って、その端部は、その軸に対しほぼ垂直な面内で左ま
たは右のV溝面に当接し、V字形状に沿って左右に約9
0度可動し、V溝の谷部に落ち込みその端面が固定光フ
ァイバの端面にほぼ一致した位置で停止する。これによ
り、一対の可動光ファイバと一対の固定光ファイバとは
その軸芯がほぼ一致した位置で切換え接続される。
【0024】支持部材を形成する二枚の枠体には薄板状
のシリコン板を用い、エッチング加工を施すことにより
一対の梁とその連結部およびV溝部を形成する。
【0025】このような構造にすることにより光損失の
少ない量産性に優れた小型の2×2光スイッチを高い製
造歩留りで安価に製造することができる。
【発明の実施の形態】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0026】(第一実施例)図1は本発明第一実施例の
構成を示す拡大斜視図、図2は本発明第一実施例の構成
を示す拡大分解斜視図である。
【0027】本発明第一実施例は、一対の固定光ファイ
バ1aおよび1bと、一対の可動光ファイバ2aおよび
2bと、この一対の固定光ファイバ1aおよび1bと一
対の可動光ファイバ2aおよび2bとの端部を支持する
支持部材10と、この支持部材10に取付けられ一対の
可動光ファイバ2aおよび2bの端部を機械的に変位さ
せる駆動機構20とが備えられる。
【0028】図3は本発明第一実施例における支持部材
の形状を示す拡大斜視図、図4は本発明第一実施例にお
ける支持部材の光ファイバを実装した状態を示す図3の
A部拡大斜視図、図5は本発明第一実施例における支持
部材の光ファイバを実装した状態を示す図4の内部拡大
平面図である。
【0029】支持部材10には、一対の固定光ファイバ
1aおよび1bの端部がそれぞれ谷部に保持されその開
口部が対向するように配置された一対のV溝11aおよ
び11bが形成される。この支持部材10は図6に示す
シリコン製の薄板により形成された枠体10aを二枚貼
り合わせたときに、その二枚の枠体10aの貼り合わせ
面に一対のV溝11aおよび11bが現れる構造に形成
される。
【0030】さらに、この枠体10aには、その内側に
設けられた二条の平行な梁12aおよび12bと、この
梁12aおよび12bのほぼ中央に設けられその相互間
を連結する連結部13と、固定光ファイバ1aおよび1
bを接着する接着剤の内部への流入を防止する逃げ溝1
4と、可動光ファイバ2aまたは2bを固定する固定溝
15と、枠体10aを二枚貼り合わせたときの位置決め
を行う一対の位置決め溝16とが設けられる。連結部1
3には可動光ファイバ2aまたは2bをV溝11aおよ
び11bに誘導する誘導溝17が形成される。
【0031】さらに、一対の梁12aおよび12bと連
結部13とのV溝側の面は枠体10aの外周の面より5
〜10μm掘り下げられて段差が形成される。この段差
により二枚の枠体10aをV溝側を内側にして貼り合わ
せ支持部材10を形成したときに、上段側の梁12aお
よび12bと下段側の梁12aおよび12bとの間に1
0〜20μmの空間が形成される。
【0032】二枚の枠体10aを貼り合わせるときは、
図7(a)に示すように、枠体10aに形成された二条
の位置決め溝16に位置決め用の光ファイバを固定し、
図7(b)に示すように貼り合わせる側の枠体10aの
位置決め溝16を合わせるように固定する。これによ
り、上下の二枚の枠体10aを横方向にずれを生じるこ
となく高い精度で貼り合わせ支持部材10を形成するこ
とができる。
【0033】この一対の枠体10aの位置決めは、図8
(a)に示すように一方の枠体10aに合わせ溝18を
形成し、他方の枠体10aにこの合わせ溝18に係合す
る凸条19を形成して、図8(b)に示すように嵌め合
わせる方法によっても行うことができる。
【0034】図9(a)は本発明第一実施例における図
3に示す支持部材のB矢視図である。支持部材10の一
対のV溝11aおよび11bは、枠体10aを貼り合わ
せることにより、その貼り合わせ面の断面が六辺形をな
す開口の一部として現われ、固定光ファイバ1aおよび
1bはその谷部に密着した状態で接着材により固定され
る。
【0035】また、図9(b)は本発明第一実施例にお
ける図3に示す支持部材のCおよびD矢視図である。可
動光ファイバ2aおよび2bは枠体10aに形成された
固定溝15内に接着剤により固定され、さらに連結部1
3に形成された誘導溝17内に、その端面が図4および
図5に示すように固定光ファイバ1aおよび1bの端面
に連接する位置でV溝11aおよび11bの底部を含む
平面と垂直になる平面内に片持ち構造となるように固定
される。
【0036】このように片持ち構造に保持された可動光
ファイバ2aおよび2bの端部を機械的に変位させる駆
動機構20は、図10(a)に示すように、一対の可動
光ファイバ2aおよび2bの端部を垂直な平面と平行な
平面内でV溝11aおよび11bの壁面に向けて互いに
異なる方向に90度回動させ当接させたときに、図10
(b)に示すように、可動光ファイバ2aの端面が固定
光ファイバ1aの端面に一致するとともに、可動光ファ
イバ2bの端面が固定光ファイバ1bの端部に一致する
第一の位置と、図11(a)に示すように、一対の可動
光ファイバ2aおよび2bの端部を90度反転させてV
溝11aおよび11bの壁面に当接させたときに、図1
1(b)に示すように、可動光ファイバ2aの端面が固
定光ファイバ1bの端面に一致するとともに可動光ファ
イバ2bの端面が固定光ファイバ1aの端面に一致する
第二の位置との間をそれぞれ変位させる第一の電磁手段
および第二の電磁手段により構成される。
【0037】第一の電磁手段は、図1および図2に示す
ように、第一の鉄心21aと、第一のコイル21bと、
上段の枠体10aの連結部13に固定された第一の永久
磁石21cとにより構成され、第一の永久磁石21cは
第一の鉄心21aの両磁極間に配置される。
【0038】また、第二の電磁手段は、第二の鉄心22
aと、第二のコイル22bと、下段の枠体10aの連結
部13に固定された第二の永久磁石22cとにより構成
され、第二の永久磁石22cは第二の鉄心22aの両磁
極間に配置される。
【0039】ここで、本発明第一実施例に用いられる枠
体の製造方法について説明する。図12(a)〜(d)
は本発明第一実施例に用いられる枠体の製造工程の流れ
を示す図である。
【0040】長方形に成形されたシリコンウエハを準備
し、1100℃で加熱してその表面に酸化膜を形成す
る。このシリコンウエハにTMAH(水酸化テトラメチ
ルアンモニウム)による異方性エッチング加工を行い、
図12(a)に示すように、固定光ファイバ1aおよび
2aを固定する側面V溝と、位置決めを行う二条の位置
決め溝16とを形成する。
【0041】次いで、TMAHによる異方性エッチング
加工により、図12(b)に示すよように、一対の梁を
形成する領域を堀り下げて5〜10μmの段差を形成す
る。
【0042】続いて、RIE((Reactive Ion Etchin
g):反応性イオン・エッチング)加工を施し、図12
(c)に示すように、可動光ファイバ2aおよび2bを
固定する固定溝15および誘導溝17を形成する。
【0043】最後の工程で、これまでの加工面の裏側か
らRIE加工を施して不用な部分を除去し、一対の梁1
2aおよび12b、連結部13、逃げ溝14を形成す
る。
【0044】このようにして作成した枠体10aの一対
の位置決め溝16それぞれに位置決め用の光ファイバを
固定し、その上面に別の枠体10aを位置決め溝16が
光ファイバに合致するように載置して固定する。これに
より図3に示す枠体10が作成される。
【0045】次に、本発明第一実施例の動作について説
明する。図13(a)〜(d)は本発明第一実施例の動
作原理を説明する図である。
【0046】電磁石のコイルに電流を供給して向い合っ
た電磁石が図13(a)に示すようにいずれもN極にな
るようにすると、電磁石の磁極間に配置された永久磁石
は、N極側に反撥力を受けるとともにS極側に吸引力を
受けて右側に移動する。この状態で電磁石に供給してい
た電流を遮断すると、電磁石の極性はなくなるが永久磁
石はその吸引力により鉄心に吸着し図13(b)に示す
ようにその位置にとどまる。
【0047】ここで、電磁石のコイルに逆の電流を供給
し、向かい合った電磁石が図13(c)に示すようにい
ずれもS極になるようにすると、電磁石の電極間に配置
された永久磁石は、S極側に反撥力を受けるとともにN
極側に吸引力を受けて左側に移動する。この状態で電磁
石に供給していた電流を遮断すると、同様に電磁石の極
性はなくなるが永久磁石はその吸着力により鉄心に吸着
し図13(d)に示すようにその位置にとどまる。
【0048】本発明はこのような原理に基づくもので、
図14(a)および(b)はその動作を説明する図であ
る。
【0049】第一の永久磁石21cおよび第二の永久磁
石22cの左側をN極とし右側をS極としたときに、第
一のコイル21bに第一の鉄心21aの向かい合った磁
極がいずれもS極になるように一時的に電流を供給する
と、図14(a)に示すように、第一の永久磁石21c
は第一の電磁手段の吸引力および反撥力を受けて左側に
移動する。
【0050】この移動にともなって第一の永久磁石21
cが固定された連結部13が梁12aおよび12bとと
もに左側に移動し、可動光ファイバ2aが左側に移動す
る。第一のコイル21bへの電流の供給は一時的に行わ
れるので、可動光ファイバ2aが移動したときに電流の
供給が遮断され第一の鉄心21aの磁性はなくなるが、
第一の永久磁石21cの吸引力により可動光ファイバ2
aはその位置にとどまる。
【0051】このようにして可動光ファイバ2aが左側
に移動すると、その端部が図10(a)に示すように左
側に移動してV溝11aの壁面に当接し、その壁面に沿
って矢印で示すようにほぼ90度下側に向かって回動し
V溝11aの谷部に係合して移動を停止する。
【0052】このV溝11aの谷部には固定光ファイバ
1aが支持されているので、移動した可動光ファイバ2
aの端面と固定光ファイバ1aの端面とは図10(b)
に示すようにほぼ一致した状態となる。これにより可動
光ファイバ2aと固定光ファイバ1aとは接続され通信
光路が形成される。
【0053】第一のコイル21bへの電流供給と同時
に、第二のコイル22bに第二の鉄心22aの向かい合
った磁極がいずれもN極になるように一時的に電流を供
給すると、図14(a)に示すように、第二の永久磁石
22cは第二の鉄心22aの吸引力および反撥力を受け
て右側に移動する。
【0054】この移動にともなって第一の永久磁石21
cが固定された連結部13が梁12aおよび12bとと
もに右側に移動し、可動光ファイバ2bが右側に移動す
る。この可動光ファイバ2bの移動により、その端部は
図10(a)に示すように右側に移動してV溝11bの
壁面に当接し、その壁面に沿って矢印で示すようにほぼ
90度上側に向かって回動してV溝11bの谷部に係合
し移動を停止する。
【0055】このV溝11bの谷部には固定光ファイバ
1bが支持されているので、移動した可動光ファイバ2
bの端面と固定光ファイバ1bの端面とが図10(b)
に示すようにほぼ一致した状態となる。これにより可動
光ファイバ2bと固定光ファイバ1bとは接続され通信
光路が形成される。
【0056】この状態から光路の切替えを行う場合に
は、第一のコイル21bに第一の鉄心21aの向かい合
った磁極がいずれもN極になるように一時的に電流を供
給する。この電流の供給により、図14(b)に示すよ
うに、第一の永久磁石21cは第一の電磁手段の吸引力
および反撥力を受けて右側に移動する。
【0057】この移動にともなって第一の永久磁石21
cが固定された連結部13が梁12aおよび12bとと
もに右側に移動し、可動光ファイバ2aが右側に移動し
て、第一の永久磁石21cの吸引力によりその位置にと
どまる。
【0058】この可動光ファイバ2aの移動により、そ
の端部は図11(a)に示すように右側に移動してV溝
11bの壁面に当接し、その壁面に沿って矢印で示すよ
うにほぼ90度下側に向かって回動してV溝11bの谷
部に係合し移動を停止する。このV溝11bの谷部には
固定光ファイバ1bが支持されているので、移動した可
動光ファイバ2aの端面と固定光ファイバ1bの端面と
が図10(b)に示すようにほぼ一致した状態となる。
これにより可動光ファイバ2aと固定光ファイバ1bと
は接続され通信光路が形成される。
【0059】この第一のコイル21bへの電流供給と同
時に、第二のコイル22bに第二の鉄心22aの向かい
合った磁極がいずれもS極になるように一時的に電流を
供給すると、図14(b)に示すように、第二の永久磁
石22cは第二の電磁手段の吸引力および反撥力を受け
て左側に移動する。
【0060】この移動にともなって第二の永久磁石22
cが固定された連結部13が梁12aおよび12bとと
もに左側に移動し、可動光ファイバ2bが左側に移動し
てその位置にとどまる。
【0061】この可動光ファイバ2bの移動により、そ
の端部は図11(a)に示すように左側に移動してV溝
11bの壁面に当接し、その壁面に沿って矢印で示すよ
うにほぼ90度上側に向けて回動してV溝11aの谷部
に係合し移動を停止する。
【0062】このV溝11aの谷部には固定光ファイバ
1aが支持されているので、移動した可動光ファイバ2
bの端面と固定光ファイバ1aの端面とが図11(b)
に示すようにほぼ一致した状態となる。これにより可動
光ファイバ2bと固定光ファイバ1aとは接続され通信
光路が形成される。
【0063】(第二実施例)図15は本発明第二実施例
の構成を示す拡大斜視図、図16は本発明第二実施例の
構成を示す拡大分解斜視図である。
【0064】本発明第二実施例は、一対の固定光ファイ
バ1aおよび1bと、一対の可動光ファイバ2aおよび
2bと、この一対の固定光ファイバ1aおよび1b、一
対の可動光ファイバ2aおよび2bの端部を支持する支
持部材10と、この支持部材10に取付けられ一対の可
動光ファイバ2aおよび2bの端部を機械的に変位させ
る駆動機構30とが備えられる。
【0065】支持部材10は、第一実施例同様に、二枚
の枠体10aを貼り合わせることにより形成され、一対
の固定光ファイバ1aおよび1bと、一対の可動光ファ
イバ2aおよび2bとは第一実施例同様に固定される。
【0066】駆動機構30は、第一の電磁手段および第
二の電磁手段により構成され、第一の電磁手段は、第一
の鉄心31aと、第一のコイル31bと、上段の枠体1
0aの連結部13に固定された第一の永久磁石31c
と、支持部材10の上面を被装する第一の被装板31d
とにより構成される。第一の被装板31dには、第一の
鉄心31aの両磁極間に対応する位置に第一の永久磁石
31cの移動方向を規制する案内溝33が形成される。
【0067】また、第二の電磁手段は、第二の鉄心32
aと、第二のコイル32bと、下段の枠体10aの連結
部13に固定された第二の永久磁石32cと、支持部材
10の下面を被装する第二の被装板32dとにより構成
される。第二の被装板32dには、第二の鉄心32aの
両磁極間に対応する位置に第二の永久磁石32cの移動
方向を規制する案内溝33が形成される。
【0068】図17(a)および(b)は本発明第二実
施例の切替え動作を説明する図である。
【0069】本第二実施例の場合も、第一の永久磁石3
1cおよび第二の永久磁石32cの左側をN極とし右側
をS極としたときに、第一のコイル31bに第一の鉄心
31aの向かい合った磁極がいずれもS極になるように
一時的に電流を供給すると、第一の永久磁石31cは第
一の電磁手段の吸引力および反撥力を受けて、図17
(a)に示すように左側に移動する。この移動にともな
って可動光ファイバ2aも左側に移動し、可動光ファイ
バ2aの端面と固定光ファイバ1aの端面とがほぼ一致
し通信光路が形成される。
【0070】これと同時に、第二のコイル32bに第二
の鉄心32aの向かい合った磁極がいずれもN極になる
ように一時的に電流を供給すると、第二の永久磁石32
cは第二の電磁手段の吸引力および反撥力を受けて、図
17(a)に示すように右側に移動する。この移動にと
もなって可動光ファイバ2bが右側に移動し、可動光フ
ァイバ2bの端面と固定光ファイバ1bの端面とがほぼ
一致し通信光路が形成される。
【0071】この状態から光路の切替えを行う場合に
は、第一のコイル31bに第一の鉄心31aの向かい合
った磁極がいずれもN極になるように一時的に電流を供
給する。この電流供給により第一の永久磁石31cは第
一の電磁手段の吸引力および反撥力を受けて、図17
(b)に示すように右側に移動する。この移動にともな
って可動光ファイバ2aも右側に移動し、可動光ファイ
バ2aの端面と固定光ファイバ1bの端面とがほぼ一致
し通信光路が形成される。
【0072】この第一のコイル31bへの通電と同時
に、第二のコイル32bに第二の鉄心32aの向かい合
った磁極がいずれもS極になるように一時的に電流を供
給すると、第二の永久磁石32cは第二の電極手段の吸
引力および反撥力を受けて、図17(b)に示すように
左側に移動する。この移動にともなって可動光ファイバ
2bも左側に移動し、可動光ファイバ2bの端面と固定
光ファイバ1aの端面とが一致し通信光路が形成され
る。
【0073】(第三実施例)図18は本発明第三実施例
の構成を示す拡大斜視図である。
【0074】本発明第三実施例は、一対の固定光ファイ
バ1aおよび1bと、一対の可動光ファイバ2aおよび
2bと、この一対の固定光ファイバ1aおよび1b、一
対の可動光ファイバ2aおよび2bの端部を支持する支
持部材10と、この支持部材10に取付けられ一対の可
動光ファイバ2aおよび2bの端部を機械的に変位させ
る駆動機構40とが備えられる。支持部材10は第一実
施例同様に二枚の枠体10aを貼り合わせて形成され、
一対の固定光ファイバ1aおよび1bと、一対の可動光
ファイバ2aおよび2bとは第一実施例同様に固定され
る。
【0075】駆動機構40は、第一の電磁手段および第
二の電磁手段により構成され、第一の電磁手段は、第一
の鉄心41aと、第一のコイル41bと、上段の枠体1
0aの連結部13に固定された第一の永久磁石41cと
により構成される。また、第二の電磁手段は、第二の鉄
心42aと、第二のコイル42bと、下段の枠体10a
の連結部13に固定された第二の永久磁石42cとによ
り構成される。
【0076】図19(a)および(b)は本発明第三実
施例の切替え動作を説明する図である。
【0077】本第三実施例の場合も、第一の永久磁石4
1cおよび第二の永久磁石42cの左側をN極とし右側
をS極としたときに、第一のコイル41bに第一の鉄心
41aの向かい合った磁極がいずれもS極になるように
一時的に電流を供給すると、第一の永久磁石41cは第
一の電磁手段の吸引力および反撥力を受けて、図19
(a)に示すように左側に移動する。この移動にともな
って可動光ファイバ2aも左側に移動し、可動光ファイ
バ2aの端面と固定光ファイバ1aの端面とがほぼ一致
し通信光路が形成される。
【0078】これと同時に、第二のコイル42bに第二
の鉄心42aの向かい合った磁極がいずれもN極になる
ように一時的に電流を供給すると、第二の永久磁石42
cは第二の電磁手段の吸引力および反撥力を受けて、図
19(a)に示すように右側に移動する。この移動にと
もなって可動光ファイバ2bが右側に移動し、可動光フ
ァイバ2bの端面と固定光ファイバ1bの端面とがほぼ
一致し通信光路が形成される。
【0079】この状態から光路の切替えを行うときは、
第一のコイル41bに第一の鉄心41aの向かい合った
磁極がいずれもN極になるように一時的に電流を供給す
る。この電流供給により第一の永久磁石41cは第一の
電磁手段の吸引力および反撥力を受けて、図19(b)
に示すように右側に移動する。この移動にともなって可
動光ファイバ2aも右側に移動し、可動光ファイバ2a
の端面と固定光ファイバ1bの端面とがほぼ一致し通信
光路が形成される。
【0080】この第一のコイル41bへの通電と同時
に、第二のコイル42bに第二の鉄心42aの向かい合
った磁極がいずれもS極になるように一時的に電流を供
給すると、第二の永久磁石42cは第二の電磁手段の吸
引力および反撥力を受けて、図19(b)に示すように
左側に移動する。この移動にともなって可動光ファイバ
2bも左側に移動し、可動光ファイバ2bの端面と固定
光ファイバ1aの端面とが一致し通信光路が形成され
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
本の固定光ファイバ端部に対して2本の可動光ファイバ
端部を対面させその光路を互に切り換える小型の2×2
光スイッチを光損失の少ない構造で、製造歩留りが高
く、かつ安価に量産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の構成を示す拡大斜視図。
【図2】本発明第一実施例の構成を示す拡大分解斜視
図。
【図3】本発明第一実施例における支持部材の形状を示
す拡大斜視図。
【図4】本発明第一実施例における支持部材の光ファイ
バを実装した状態を示すA部拡大斜視図。
【図5】本発明第一実施例における支持部材の光ファイ
バを実装した状態を示す図4の内部拡大平面図。
【図6】本発明第一実施例における枠体の形状を示す拡
大斜視図。
【図7】(a)および(b)は本発明第一実施例におけ
る二枚の枠体の位置決め方法を説明する部分拡大断面
図。
【図8】(a)および(b)は本発明第一実施例におけ
る二枚の枠体の別の位置決め方法を説明する部分拡大断
面図。
【図9】(a)は本発明第一実施例における図3に示す
支持部材のB矢視図、(b)は支持部材のCおよびD矢
視図。
【図10】(a)および(b)は本発明第一実施例にお
ける可動光ファイバの第一の位置への変位動作を説明す
る図。
【図11】(a)および(b)は本発明第一実施例にお
ける可動光ファイバの第二の位置への変位動作を説明す
る図。
【図12】(a)〜(d)は本発明第一実施例に用いら
れる枠体の製造工程を流れを示す図。
【図13】(a)〜(d)は本発明第一実施例の動作原
理を説明する図。
【図14】(a)および(b)は本発明第一実施例の切
替え動作を説明する図。
【図15】本発明第二実施例の構成を示す拡大斜視図。
【図16】本発明第二実施例の構成を示す拡大分解斜視
図。
【図17】(a)および(b)は本発明第二実施例の切
替え動作を説明する図。
【図18】本発明第三実施例の構成を示す拡大斜視図。
【図19】(a)および(b)は本発明第三実施例の切
替え動作を説明する図。
【符号の説明】
1a、1b 固定光ファイバ 2a、2b 可動光ファイバ 10 支持部材 10a、10b 枠体 11a、11b V溝 12a、12b 梁 13 連結部 14 逃げ溝 15 固定溝 16 位置決め溝 17 誘導溝 18 合わせ溝 19 凸条 20、30、40 駆動機構 21a、31a、41a 第一の鉄心 21b、31b、41b 第一のコイル 21c、31c、41c 第一の永久磁石 22a、32a、42a 第二の鉄心 22b、32b、42b 第二のコイル 22c、32c、42c 第二の永久磁石 31d 第一の被装板 32d 第二の被装板 33 案内溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−148536(JP,A) 特開 平7−5383(JP,A) 特開 平7−270692(JP,A) 特開 平8−220456(JP,A) 特表 平1−502782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の固定光ファイバと、一対の可動光
    ファイバと、この一対の固定光ファイバおよび一対の可
    動光ファイバの端部を支持する支持部材と、この支持部
    材に取付けられ前記一対の可動光ファイバの端部を機械
    的に変位させる駆動機構とを備えた光スイッチにおい
    、 前記支持部材(10)はほぼ長方形の内側に長辺に平行
    に形成された一対の梁が形成され、この一対の梁の中央
    部に二つの梁を連結する連結部が設けられた二枚の薄い
    板の貼り合わせ構造により形成された枠体(10a)で
    あり、 この二枚の枠体(10a)は、それぞれシリコンウエハ
    からエッチングにより形成され、前記枠体の長方形の内部空間に臨む一つの短辺の中央の
    位置に前記一対の固定光ファイバの端部を固定し、この
    固定光ファイバの端部に光学的に接続される前記一対の
    可動光ファイバの端部を支持する光ファイバ支持構造が
    形成され、 この光ファイバ支持構造は、前記二枚の薄板の貼り合わ
    せ面内方向を深さ方向として形成された一対のV溝がそ
    の開口が互いに対向して形成された形状であり、 前記一対のV溝内のそれぞれの谷底に前記一対の固定光
    ファイバの各端部が固定され、前記二枚の薄板の貼り合
    わせ面をほぼ90度回転した面上に前記一対の可動光フ
    ァイバの端部が位置するように配置され、 前記駆動機構は、前記二つの連結部を前記二枚の薄板の
    貼り合わせ面方向にそれぞれ逆方向に変位させ、前記二
    つの連結部をそれぞれある一方向に変位させたときに前
    記一対の可動光ファイバのそれぞれの端部が前記一対の
    固定光ファイバのそれぞれの端部にそれぞれその光軸が
    一致する第一の位置に変位させ、前記二つの連結部をそ
    れぞれ他の方向に変位させたときに前記一対の可動光フ
    ァイバのそれぞれの端部が前記第一の位置とは反転した
    他の固定ファイバの光軸と一致する第二の位置に変位さ
    せる駆動手段とを備えた ことを特徴とする光スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記一対のV溝は、前記二枚の薄板の貼
    り合わせ面に現れる断面が六辺形をなす開口の一部であ
    る請求項1記載の光スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記二つの連結部は、前記一対の可動光
    ファイバを片持ち構造として保持する請求項2記載の光
    スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記二つの連結部をそ
    れぞれ逆方向に変位させることによって一対の可動光フ
    ァイバの端部を前記可動光ファイバの軸にほぼ垂直な面
    内で左右に約90度ずつ回動させる手段を含む請求項3
    記載の光スイッチ。
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