JP3456769B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP3456769B2
JP3456769B2 JP24147694A JP24147694A JP3456769B2 JP 3456769 B2 JP3456769 B2 JP 3456769B2 JP 24147694 A JP24147694 A JP 24147694A JP 24147694 A JP24147694 A JP 24147694A JP 3456769 B2 JP3456769 B2 JP 3456769B2
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保史 中里
隆志 樽木
雅史 河内
田中  誠
久世 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、ファ
クシリ、プリンタなどの複写装置に係り、特に自動原稿
送り装置(ADF)の取り付け技術に特徴のある複写装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿読み取り部で読み取った原稿画像を
光電変換してデジタルデータとして記憶することができ
るデジタル式の複写装置においては、結像レンズによっ
て結像された原稿像を直接感光体上に結像するアナログ
式の複写装置と異なり、各ユニットのレイアウト上の自
由度が増す。例えば、記録シート給紙部、作像部、記録
済みシート排出部、原稿読み取り部の各ユニットを順に
積層したもの、あるいは上記の構成にさらに記録済みシ
ート排出部と原稿読み取り部との間に、記録済みシート
反転部を設けたもの、さらには、作像部を一番下に配置
し、その上に給紙部、原稿読み取り部を順に積層したも
の等が知られている。一方、最近の複写装置は、複写の
生産性と効率を高めるためにADFを設置することが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ADF
を付加すると、複写装置全体の高さが高くなってしま
い、設置場所が限定されてしまうという不具合があり、
また、読み取り部の下方にADFを配置するレイアウト
とした場合、読み取り部に設けられた原稿台や読み取り
部の上部枠体の手前側に設けられた操作パネルの位置が
高くなってしまい、背の低いオペレータでは操作しにく
くなるなど操作性が損なわれるおそれがあった。
【0004】本発明の第1の目的は、原稿読み取り部の
下部に自動原稿送り機能を付加しても、装置本体の高さ
が変動することなく、装置上部の原稿台や操作パネルの
操作性が損なわれることを防止でき、操作性、拡張性に
優れた複写装置を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、原稿読み取り部の
下部に自動原稿送り機能を付加しても、更に設置面積の
拡大することがない、同一の設置スペース内で優れた拡
張性を持った複写装置を提供することにある。
【0006】本発明の第3の目的は、読み取り前後の原
稿と、記録済みシートを同一の引き出し部内に収納する
ことにより、記録済みシートの排出トレイ数、排出容量
の低減を防止でき、しかもシートの取り出しを迷うこと
なく行え、小型かつ低コストな複写装置を提供すること
にある。
【0007】本発明の第4の目的は、読み取り前後の原
稿と、反転すべき記録済みシートを同一の引き出し部内
に収納することにより、記録済みシートの反転機能を損
なうことなく、小型かつ低コストな複写装置を提供する
ことにある。
【0008】本発明の第5の目的は、読み取り前後の原
稿と、記録シートを同一の引き出し部内に収納すること
により、記録シートの給紙トレイ数、給紙容量の低減を
防止でき、小型かつ低コストな複写装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、装置
本体上部に設けた原稿読み取り部と、前記原稿読み取り
部の上部に配置した固定原稿の読み取り載置部と、前記
原稿読み取り部の下部に設けた記録済みシート排出部を
備えた複写装置において、前記原稿読み取り部は、上向
きの読み取りと下向きの読み取りとを選択的に可能と
し、前記記録済みシート排出部の一部を原稿搬送部に交
換可能とし、前記読み取り載置部上の原稿の読み取りを
行う場合、前記原稿読み取り部は上向きの読み取りを行
って、前記読み取り載置部上の固定原稿に対して読み取
り、前記記録済みシート排出部の一部を前記原稿搬送部
に交換し、前記原稿搬送部に原稿を搬送された場合、前
記原稿読み取り部は下向きの読み取りを行って、前記搬
送される原稿に対して読み取る第1の手段により達成さ
れる。
【0010】前記第1の目的は、装置本体上部に設けた
原稿読み取り部と、前記原稿読み取り部の上部に配置し
た固定原稿の読み取り載置部と、前記原稿読み取り部の
下部に設けた記録済みシート反転部を備えた複写装置に
おいて、前記原稿読み取り部は、上向きの読み取りと下
向きの読み取りとを選択的に可能とし、前記記録済みシ
ート反転部の一部を原稿搬送部に交換可能とし、前記読
み取り載置部上の原稿の読み取りを行う場合、前記原稿
読み取り部は上向きの読み取りを行って、前記読み取り
載置部上の固定原稿に対して読み取り、前記記録済みシ
ート反転部の一部を原稿搬送部に交換し、前記原稿搬送
部に原稿を搬送された場合、前記原稿読み取り部は下向
きの読み取りを行って、前記搬送される原稿に対して読
み取る第2の手段により達成される。
【0011】前記第1の目的は、装置本体上部に設けた
原稿読み取り部と、前記原稿読み取り部の上部に配置し
た固定原稿の読み取り載置部と、前記原稿読み取り部の
下部に設けた記録済みシート給紙部を備えた複写装置に
おいて、前記原稿読み取り部は、上向きの読み取りと下
向きの読み取りとを選択的に可能とし、前記記録済みシ
ート給紙部の一部を原稿搬送部に交換可能とし、前記読
み取り載置部上の原稿の読み取りを行う場合、前記原稿
読み取り部は上向きの読み取りを行って、前記読み取り
載置部上の固定原稿に対して読み取り、前記記録済みシ
ート給紙部の一部を原稿搬送部に交換し、前記原稿搬送
部に原稿を搬送された場合、前記原稿読み取り部は下向
きの読み取りを行って、前記搬送される原稿に対して読
み取る第3の手段により達成される。
【0012】前記第2の目的は、第1の手段において、
前記原稿搬送部を、略水平方向に一体に引き出し可能と
した第4の手段により達成される。
【0013】前記第2の目的は、第2の手段において、
前記原稿搬送部を、略水平方向に一体に引き出し可能と
した第5の手段により達成される。
【0014】前記第2の目的は、第3の手段において、
前記原稿搬送部を、略水平方向に一体に引き出し可能と
した第6の手段により達成される。
【0015】前記第3の目的は、第4の手段において、
引き出し部内に前記記録済みシートの排出部を設けた第
7の手段により達成される。
【0016】前記第4の目的は、第5の手段において、
引き出し部内に前記記録済みシートの反転部を設けた第
8の手段により達成される。
【0017】前記第5の目的は、第6の手段において、
引き出し部内に前記記録シートの給紙部を設けた第9の
手段により達成される。
【0018】
【作用】前記第1の手段にあっては、原稿読み取り部の
下部にある記録済みシート排出部の一部を原稿搬送部に
交換し、原稿搬送部に原稿を搬送された場合、原稿読み
取り部は下向きの読み取りを行って、搬送される原稿に
対して読み取るので、自動原稿送り機能を、装置本体の
高さを変えることなく付加することができ、装置上部の
原稿台や操作パネルの操作性を損なうことがない。
【0019】前記第2の手段にあっては、原稿読み取り
部の下部にある記録済みシート反転部の一部を原稿搬送
部に交換し、原稿搬送部に原稿を搬送された場合、原稿
読み取り部は下向きの読み取りを行って、搬送される原
稿に対して読み取るので、自動原稿送り機能を、装置本
体の高さを変えることなく付加することができ、装置上
部の原稿台や操作パネルの操作性を損なうことがない。
【0020】前記第3の手段にあっては、原稿読み取り
部の下部にある記録シート給紙部の一部を原稿搬送部に
交換し、原稿搬送部に原稿を搬送された場合、原稿読み
取り部は下向きの読み取りを行って、搬送される原稿に
対して読み取るので、自動原稿送り機能を、装置本体の
高さを変えることなく付加することができ、装置上部の
原稿台や操作パネルの操作性を損なうことがない。
【0021】前記第4の手段にあっては、記録済みシー
ト排出部に代えて取り付けられる原稿搬送部を略水平方
向に一体に引き出し可能に構成したので、原稿を出し入
れするための水平方向の突起を持たず、装置全体の設置
面積の拡大を防止する。
【0022】前記第5の手段にあっては、記録済みシー
ト反転部に代えて取り付けられる原稿搬送部を略水平方
向に一体に引き出し可能に構成したので、原稿を出し入
れするための水平方向の突起を持たず、装置全体の設置
面積の拡大を防止する。
【0023】前記第6の手段にあっては、記録済みシー
ト給紙部に代えて取り付けられる原稿搬送部を略水平方
向に一体に引き出し可能に構成したので、原稿を出し入
れするための水平方向の突起を持たず、装置全体の設置
面積の拡大を防止する。
【0024】前記第7の手段にあっては、元々備えてい
る搬送経路を利用して引き出し部内に記録済みシート排
出部を設けたので、記録済みシートの排出トレイ数、排
出容量の低減を防止でき、しかも原稿及び記録済みシー
トの操作を同一の引き出し内で迷うことなく行える。
【0025】前記第8の手段にあっては、元々備えてい
る搬送経路を利用して引き出し部内に記録済みシート反
転部を設けたので、反転機能を維持したまま原稿搬送部
を付加できる。
【0026】前記第9の手段にあっては、元々備えてい
る搬送経路を利用して引き出し部内に記録シート給紙部
を設けたので、記録シートの給紙トレイ数、給紙容量の
低減を防止できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0028】図1に原稿読み取り部の下部に記録済みシ
ート排出部を2つ備えた複写装置の例を示す。この複写
装置は、第1の記録シート給紙部1a及び第2の記録シ
ート給紙部1bからなる記録シート給紙部1、光書き込
みユニット2及び感光体ドラム3を中心とした作像部
4、第1の記録済みシート排出部5a及び第2の記録済
みシート排出部5bからなる記録済みシート排出部5、
原稿読み取り部6の各ユニットを下から順に積層して構
成されている。なお、原稿読み取り部6において、7は
圧板、8,9,10は第1、第2、第3ミラー、11は
CCDであるが、詳細な構成については図4において後
述する。このような構成において、周知のごとく、原稿
読み取り部6は、原稿の画像を電気信号に変換するライ
ンCCD11、読み取り位置を移動するミラー8,9,
10の作用により上部の原稿下面を順次読み取る。読み
取った電気信号は、光書き込みユニット2から感光体3
に書き込まれ、これにより感光体3表面に記録像を作
る。また、記録シート給紙部1から送られた記録シート
には作像部4で感光体3上の画像が記録され、その後、
このシートは記録済みシート排出部5に送られ(排出部
5上のシートP)、複写動作が完了する。なお、矢印は
シートの流れを示す。
【0029】図2に原稿読み取り部の下部に記録済みシ
ート反転部を備えた複写装置の例を示す。なお、前記図
1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。この複写装置は、記録済みシート排出部5と画像読
み取り部6の間に記録済みシート反転部12を設けてい
る。記録シートの両面に画像を形成する場合、片面の記
録の終わった記録シートは外部に開口を持たない記録済
みシート反転部12に一旦導かれ、その後、逆方向に搬
送され、記録済みシート再給送部13を経由して再給送
され、両面の画像形成が行われる。
【0030】図3に原稿読み取り部の下部に記録シート
給紙部を備えた複写装置の例を示す。なお、前記図1と
同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この複写装置は、作像部4、記録シート給紙部1、原稿
読み取り部6の順に積層されている。当然、記録シート
は上方から下方の作像部4に給送されるように構成され
ている。なお、記録済みシート排出部(排紙トレイ)5
は作像部4の右側方に設けてある。
【0031】次に、本発明を実施するのに必要な下向き
の原稿読み取りの可能な原稿読み取り部について説明す
る。図4(a),(b)に原稿読み取り部の詳細構成を
示す。図4(a)は固定原稿読み取り時である。図4
(a)に示すように、枠体の上面にはコンタクトガラス
14があり、この上の記録シートを圧板7で被覆するよ
うになっている。第1のランプ16、第1、第2、第3
のミラー8,9,10(第1の光学系)は一体的に図の
左から右に走査され、この過程でコンタクトガラス14
上に下向きに置かれた原稿を読み取り、結像レンズ15
を介してCCD11上に結像するようになっている。
【0032】一方、図4(b)はシート原稿(移動)読
み取り時である。図4(b)に示すように、第4、第5
ミラー17,18、第2のランプ19及び前記第3ミラ
ー10(第2の光学系)は、固定位置(図の右側の位
置)で、枠体の下方の走査窓20を通過する原稿を走査
するようになっている。即ち、第2の光学系で走査され
る原稿は、原稿面を上向きにして枠体の下面を搬送さ
れ、この走査窓20を介して第2のランプ19の光が照
射され、この反射光が第4、第5、第3ミラー17,1
8,10を通って結像レンズ15に入射されるようにな
っている〔同図(b)参照〕。
【0033】次に、第1の実施例を説明する。図5は第
1の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部分
には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第1
の実施例は、原稿読み取り部6の走査窓20を原稿面が
通過するような原稿搬送部21を、図1における第1の
記録済みシート排出部5aに代えて、原稿セットトレイ
22、原稿排出トレイ23を装置右側方に張り出すよう
にして配置したものである。
【0034】次に、第2の実施例を説明する。図6は第
2の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部分
には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第2
の実施例は、上記原稿搬送部21を、前記図2に示す記
録済みシート反転部12の位置に配置している。
【0035】次に、第3の実施例を説明する。図7は第
3の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部分
には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第3
の実施例は、上記原稿搬送部21を、前記図3に示す記
録シート給紙部1aの位置に配置している。
【0036】次に、第4の実施例を説明する。図8、図
9は第4の実施例の複写装置である。なお、前記例と同
一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。こ
の第4の実施例は、前記図5に示す第1の実施例の変形
例を示すものであり、原稿搬送部21の原稿セットトレ
イ22と原稿排出トレイ23を上下方向に重ねて、上面
開放箱型の引き出し部24(図9参照)内に設けたもの
である。即ち、原稿搬送部21を引き出し部24内に設
けたものである。この引き出し部24は、図9に示すよ
うに、装置本体の手前に略水平に引き出し可能に構成さ
れ、引き出した状態で原稿の出し入れを行う。従って、
動作中は装置の設置面積が増えることがなく、小型化に
好適となる。なお、引き出す方向は本実施例に限るもの
ではない。
【0037】次に、第5の実施例を説明する。図10は
第5の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第
5の実施例は、前記図6に示す第2の実施例の変形例を
示すものであり、前記第4の実施例と同様に、引き出し
部24内に原稿搬送部21を設けている。
【0038】次に、第6の実施例を説明する。図11は
第6の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第
6の実施例は、前記図7に示す第3の実施例の変形例を
示すものであり、同じく引き出し部24内に原稿搬送部
21を設けている。
【0039】次に、第7の実施例を説明する。図12は
第7の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第
7の実施例は、前記図8、図9に示す第4の実施例の変
形例を示すものであり、引き出し部24内に排出トレイ
25を配置し、第1の記録済みシート排出部5aに向か
う搬送経路をこの排出トレイ25に接続することによ
り、引き出し部24内に記録済みシートが収納されるよ
う構成する。原稿の出し入れは引き出し部24を開けた
状態で排出トレイ25を引き上げて行う。排出容量は原
稿搬送部21を付加する以前より減少するが、排紙段数
が確保でき、機能低下を防ぐことができる。また、本実
施例では、原稿を収納する引き出し、読み取り後の原稿
や記録済みシートが収納される引き出しが全て同じで、
操作を行う時に迷うことがない。また、原稿の取り忘れ
防止にも効果的である。
【0040】次に、第8の実施例を説明する。図13は
第8の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第
8の実施例は、図10に示す第5の実施例の変形例を示
すものであり、引き出し部24内に記録済みシート反転
部26を設けたものである。即ち、図2に示す反転部1
2に向かう搬送経路を延長接続し、引き出し部24内に
片面記録済みシートが一旦収納されるよう構成する。本
実施例では、シート反転部として特にガイド板等を設け
ず、原稿排出トレイ23の最上部を利用してシートガイ
ドを行うよう構成し、コスト低減を図っている。また、
原稿の出し入れは、ガイド板が省略されているので、反
転部の付加によって劣化することはない。
【0041】次に、第9の実施例を説明する。図14は
第9の実施例の複写装置である。なお、前記例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この実
施例は、図11に示す第6の実施例の変形例を示すもの
であり、引き出し部24内に給紙トレイ27を配置し、
第1の記録シート給紙部1aに向かう搬送経路をこの給
紙トレイ27に接続することにより、引き出し部24内
に記録シートが収納されるよう構成する。原稿の出し入
れは、引き出し部24を開けた状態で給紙トレイ27を
引き上げて行う。給紙容量は原稿搬送部21を付加する
以前より減少するが、給紙段数が確保でき、機能低下を
防ぐことができる。シートサイズは小型のものに限定
し、原稿セット操作性の低下を極力回避するよう構成す
ることも効果的である。引き出し部24内の記録シート
を、引き出し部24内の原稿複写に使用するか否かは任
意であるが、図柄、商標、罫線枠などが予め印刷されて
いる特殊な記録シートを原稿と組み合わせてセットする
ように使用すると、記録シートの選択が確実に行え、操
作上も迷うことが少なく好適である。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿読み
取り部の下部にある記録済みシート排出部の一部を原稿
搬送部に交換し、原稿搬送部に原稿を搬送された場合、
原稿読み取り部は下向きの読み取りを行って、搬送され
る原稿に対して読み取るので、自動原稿送り機能を、装
置本体の高さを変えることなく付加することができ、装
置上部の原稿台や操作パネルの操作性を損なうことがな
い複写装置を提供することができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、原稿読み取
り部の下部にある記録済みシート反転部の一部を原稿搬
送部に交換し、原稿搬送部に原稿を搬送された場合、原
稿読み取り部は下向きの読み取りを行って、搬送される
原稿に対して読み取るので、自動原稿送り機能を、装置
本体の高さを変えることなく付加することができ、装置
上部の原稿台や操作パネルの操作性を損なうことがない
複写装置を提供することができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、原稿読み取
り部の下部にある記録シート給紙部の一部を原稿搬送部
に交換し、原稿搬送部に原稿を搬送された場合、原稿読
み取り部は下向きの読み取りを行って、搬送される原稿
に対して読み取るので、自動原稿送り機能を、装置本体
の高さを変えることなく付加することができ、装置上部
の原稿台や操作パネルの操作性を損なうことがない複写
装置を提供することができる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、記録済みシ
ート排出部に代えて取り付けられる原稿搬送部を略水平
方向に一体に引き出し可能に構成したので、原稿を出し
入れするための水平方向の突起を持たず、装置全体の設
置面積の拡大を防止することができ、小型で拡張性に富
んだ複写装置を提供することができる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、記録済みシ
ート反転部に代えて取り付けられる原稿搬送部を略水平
方向に一体に引き出し可能に構成したので、原稿を出し
入れするための水平方向の突起を持たず、装置全体の設
置面積の拡大を防止することができ、小型で拡張性に富
んだ複写装置を提供することができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、記録済みシ
ート給紙部に代えて取り付けられる原稿搬送部を略水平
方向に一体に引き出し可能に構成したので、原稿を出し
入れするための水平方向の突起を持たず、装置全体の設
置面積の拡大を防止することができ、小型で拡張性に富
んだ複写装置を提供することができる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、元々備えて
いる搬送経路を利用して引き出し部内に記録済みシート
排出部を設けたので、記録済みシートの排出トレイ数、
排出容量の低減を防止でき、しかも原稿及び記録済みシ
ートの操作を同一の引き出し内で迷うことなく行え、小
型かつ拡張性に富み、低コストで使い勝手に優れた複写
装置を提供することができる。
【0049】請求項8記載の発明によれば、元々備えて
いる搬送経路を利用して引き出し部内に記録済みシート
反転部を設けたので、反転機能を維持したまま原稿搬送
部を付加でき、小型かつ拡張性に富み、低コストで使い
勝手に優れた複写装置を提供することができる。
【0050】請求項9記載の発明によれば、元々備えて
いる搬送経路を利用して引き出し部内に記録シート給紙
部を設けたので、記録シートの給紙トレイ数、給紙容量
の低減を防止でき、小型かつ拡張性に富み、低コストで
使い勝手に優れた複写装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿読み取り部の下部に記録済みシート排出部
を備えた複写装置の概略図である。
【図2】原稿読み取り部の下部に記録済みシート反転部
を備えた複写装置の概略図である。
【図3】原稿読み取り部の下部に記録シート給紙部を備
えた複写装置の概略図である。
【図4】原稿読み取り部の詳細構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る複写装置の概略図
である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る複写装置の概略図
である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る複写装置の概略図
である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る複写装置の概略図
である。
【図9】本発明の第4の実施例に係る複写装置の斜視図
である。
【図10】本発明の第5の実施例に係る複写装置の概略
図である。
【図11】本発明の第6の実施例に係る複写装置の概略
図である。
【図12】本発明の第7の実施例に係る複写装置の要部
の概略図である。
【図13】本発明の第8の実施例に係る複写装置の要部
の概略図である。
【図14】本発明の第9の実施例に係る複写装置の要部
の概略図である。
【符号の説明】
1 記録シート給紙部 2 光書き込みユニット 3 感光体 4 作像部 5 記録済みシート排出部 6 原稿読み取り部 8,9,10,16 第1の光学系 10,17,18,19 第2の光学系 12 記録済みシート反転部 20 走査窓 21 原稿搬送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 誠 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 近藤 久世 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−194950(JP,A) 特開 平6−86001(JP,A) 特開 平3−153260(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体上部に設けた原稿読み取り部
    と、前記原稿読み取り部の上部に配置した固定原稿の読
    み取り載置部と、前記原稿読み取り部の下部に設けた記
    録済みシート排出部を備えた複写装置において、 前記原稿読み取り部は、上向きの読み取りと下向きの読
    み取りとを選択的に可能とし、 前記記録済みシート排出部の一部を原稿搬送部に交換可
    能とし 前記読み取り載置部上の原稿の読み取りを行う場合、前
    記原稿読み取り部は上向きの読み取りを行って、前記読
    み取り載置部上の固定原稿に対して読み取り、 前記記録済みシート排出部の一部を前記原稿搬送部に交
    換し、前記原稿搬送部に原稿を搬送された場合、前記原
    稿読み取り部は下向きの読み取りを行って、前記搬送さ
    れる原稿に対して読み取る ことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 装置本体上部に設けた原稿読み取り部
    と、前記原稿読み取り部の上部に配置した固定原稿の読
    み取り載置部と、前記原稿読み取り部の下部に設けた記
    録済みシート反転部を備えた複写装置において、 前記原稿読み取り部は、上向きの読み取りと下向きの読
    み取りとを選択的に可能とし、 前記記録済みシート反転部の一部を原稿搬送部に交換可
    能とし 前記読み取り載置部上の原稿の読み取りを行う場合、前
    記原稿読み取り部は上向きの読み取りを行って、前記読
    み取り載置部上の固定原稿に対して読み取り、 前記記録済みシート反転部の一部を原稿搬送部に交換
    し、前記原稿搬送部に原稿を搬送された場合、前記原稿
    読み取り部は下向きの読み取りを行って、前記搬送され
    る原稿に対して読み取る ことを特徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 装置本体上部に設けた原稿読み取り部
    と、前記原稿読み取り部の上部に配置した固定原稿の読
    み取り載置部と、前記原稿読み取り部の下部に設けた記
    録済みシート給紙部を備えた複写装置において、 前記原稿読み取り部は、上向きの読み取りと下向きの読
    み取りとを選択的に可能とし、 前記記録済みシート給紙部の一部を原稿搬送部に交換可
    能とし 前記読み取り載置部上の原稿の読み取りを行う場合、前
    記原稿読み取り部は上向きの読み取りを行って、前記読
    み取り載置部上の固定原稿に対して読み取り、 前記記録済みシート給紙部の一部を原稿搬送部に交換
    し、前記原稿搬送部に原稿を搬送された場合、前記原稿
    読み取り部は下向きの読み取りを行って、前記搬送され
    る原稿に対して読み取る ことを特徴とする複写装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記原稿搬送部
    を、略水平方向に一体に引き出し可能としたことを特徴
    とする複写装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載において、前記原稿搬送部
    を、略水平方向に一体に引き出し可能としたことを特徴
    とする複写装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載において、前記原稿搬送部
    を、略水平方向に一体に引き出し可能としたことを特徴
    とする複写装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載において、引き出し部内に
    前記記録済みシートの排出部を設けたことを特徴とする
    複写装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載において、引き出し部内に
    前記記録済みシートの反転部を設けたことを特徴とする
    複写装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載において、引き出し部内に
    前記記録シートの給紙部を設けたことを特徴とする複写
    装置。
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