JP3456317B2 - 車両積載重量測定装置 - Google Patents

車両積載重量測定装置

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JP3456317B2 JP21998195A JP21998195A JP3456317B2 JP 3456317 B2 JP3456317 B2 JP 3456317B2 JP 21998195 A JP21998195 A JP 21998195A JP 21998195 A JP21998195 A JP 21998195A JP 3456317 B2 JP3456317 B2 JP 3456317B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は車両積載重量測定装
置に関し、特に車両が走行する前にその積載重量を測定
する装置に関するものである。
【0001】
【従来の技術】車両の走行前に積載重量を測定する装置
としては、車両を軸重計に乗せるもの(特開昭59−2
04724号公報)があるが、この装置では車両走行前
に重量測定を行うことは出来るものの、一般的にはこの
装置を車両に搭載することが出来ない。
【0002】また、トラックの荷台の床面に感圧導電シ
ート等のセンサを配置し、それぞれのポイントの積荷の
荷重を積算する方式も知られているが、この場合にはセ
ンサの性能、耐久信頼性、測定精度等で実用性が劣って
しまう。
【0003】一方、車高の変位量(アクスルとシャシフ
レームの間の変位量)を測定し、その交流成分からバネ
の振動基本周波数を求め、これとバネ定数との関係から
車両重量を演算する方式も知られている(特開昭63−
222226号公報等)が、この場合には、アクスルと
シャシフレームとの間の変位量Xと積載重量mとの関係
に図12に示すようなヒステリシス特性が存在し、この
ことを考慮すると正確な重量測定が出来ないという問題
がある。
【0004】このようなヒステリシス特性の影響を打ち
消すため、図13に示すように、車両のシャシフレーム
6と、このシャシフレーム6をタイヤ9の軸となるアク
スル7によって支持されるバネ8との間に加振器30
(油圧式、空圧式、電動式等)を設け、この加振器30
を加振している間にアクスル7とシャシフレーム6との
間の変位量(図12における部分B)の平均値等から積
載重量を求める方式が提案されている。
【0005】そして、このような図13に示す方式を停
車中に応用するためには、加振器30で強制振動を発生
させ、その加振器30からの外力を遮断した後の共振周
波数を測定するという方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13に示したような
従来例の場合には、加振器がアクスルとシャシフレーム
とに接続されているため走行時の振動・衝撃の影響に耐
えるように設計する必要があり、また、トラックの荷台
のような重量物を動かすとなると大型で重量の重いもの
となる欠点があり実用性が低いという問題点があった。
【0007】また、アクスルとシャシフレームは相対的
に変位するので、加振器はその変位を妨げないような複
雑な構造にする必要がある。
【0008】したがって本発明は、車両が走行する前に
その積載重量を測定する装置において、走行時の振動や
衝撃の影響を受けず小型で軽量の加振器を用いて積載重
量を求めることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
〔1〕上記の目的を達成するため、本発明に係る車両積
載重量測定装置においては、自ら振動し且つ振動周波数
可変式の加振器をサスペンションのバネ上部分を加振で
きる位置に取り付ける。
【0010】また、アクスルとシャシフレームとの距離
の変位量を測定する変位計を設け、演算装置は、停車状
態検出手段によって停車状態が検出されたとき最大積載
時の共振周波数から空荷時の共振周波数までの範囲で加
振器を振動させる。
【0011】これにより演算装置は変位計で測定した変
位量の平均値からの変動に基づき現在の積載状態での共
振周波数を検出する。
【0012】そして、この共振周波数での変位量の平均
値から車両のバネ上質量を求めている。
【0013】〔2〕本発明では、上記〔1〕において変
位計を用いる代わりに加速度センサを用い、この加速度
センサによって加振器の振動加速度を測定してもよい。
【0014】この場合には、演算装置は停車状態が検出
されたとき、同様にして最大積載時の共振周波数から空
荷時の共振周波数までの範囲で加振器を振動させること
により加速度センサで測定された加速度の変動から現在
の積載状態での共振周波数を検出する。
【0015】そして、この検出した共振周波数から車両
のバネ上質量を求めることもできる。
【0016】〔3〕本発明では、上記の演算装置は、該
最大積載時及び該空荷時の各共振周波数として、予め決
められた値か、或いは該最大積載時及び該空荷時の車両
重量から求めた値を用いることができる。
【0017】〔4〕さらに本発明では、上記の演算装置
は、該現在の積載状態での共振周波数から車両のバネ上
質量を求める際、換算表を用いるか、又はタイヤ上下バ
ネ定数とバネ上−バネ下間の上下バネ定数に基づき演算
により行ってもよい。
【0018】〔5〕さらに本発明では、上記の加振器を
複数個設けることにより該演算装置が複数のバネ上質量
を求め、これらを積算して該車両のバネ上質量とするこ
ともできる。
【0019】〔6〕さらに本発明では、能動ダンパーを
設け、該演算装置が、該加振器を振動させるときに該ダ
ンパーを制御して該加振器の振動を増大させてもよい。
【0020】〔7〕さらに本発明では、上記の加振器
が、回転体中で偏心ロータを回転させる構造を有してい
るものとすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る車両積載重量
測定装置(その1)に用いる自励式加振器の基本的な構
造を示したもので、この実施例では、自励式加振器1は
回転体2の中を偏心ロータ3が回転体2の中心と重心が
一致しないように回転するもので、回転体2は減速ギヤ
4を介してモータ5によって回転駆動されるようになっ
ており、以て上下・左右方向に加速度を発生させること
ができる。
【0022】なお、自励式加振器1は偏心ロータ2を有
するものに限らず自ら振動するタイプであればどのよう
なものでもよい。
【0023】また、モータ5は直流モータであれば、そ
の回転速度はモータの駆動電流を変えることで調整で
き、またステップモータであればパルスの周期を変える
ことで調整できる。このように、モータ5の回転速度を
変えることで偏心ロータ3が発生する加振周波数を変化
させることができる。
【0024】図2は図13と同様にタイヤ9の中心軸を
成すアクスル7がバネ8を介してシャシフレーム6を支
持しており、図1に示した自励式加振器1はシャシフレ
ーム6等の振動が発生し易い場所に固定する。なお、こ
の加振器1の設置位置はサスペンションのバネ8より上
の部分(バネ上部分)を振動させることができる位置で
あればバネ8の上または下のいずれでもよい。
【0025】さらに図2において、アクスル7とシャシ
フレーム6との間の距離の変位量を測定するために、シ
ャシフレーム6とアクスル7に固定された支持板11と
の間に変位計10が設けられている。
【0026】図3は図1及び図2に示した自励式加振器
1を用いてバネ上質量を演算する本発明に係る車両積載
重量測定装置(その1)の全体構成を示したものであ
り、11は必要に応じて用いられる後述する自己申告重
量(最大積載時・無積載時)データMmax,minと、最
低周波数fL,M と、自己申告バネ定数K1,2とを入
力するためのデータ入力装置であり、12は車速信号を
発生する車速センサ、13は車速センサ12と共に停車
状態検出手段を構成し得るパーキングブレーキ作動信号
を発生するパーキングブレーキスイッチ、14は変位計
10からの変位量Xとデータ入力装置11からの各デー
タと車速センサ12からの車速信号とパーキングブレー
キ13からのパーキングブレーキ作動信号とを入力して
自励式加振器1を駆動制御するとともに能動ダンパー1
5を必要に応じて制御することによりバネ上質量を出力
する演算装置である。
【0027】図4は、図3に示した演算装置14に格納
され且つ実行されるバネ上質量の演算処理プログラムを
示したもので、以下、このフローチャートを参照して図
1乃至図3に示した実施例の動作を説明する。
【0028】まず、演算装置14は車速センサ12の出
力信号及びパーキングブレーキスイッチ13の出力信号
に基づき、現在車両が停車状態にあるか否かを判定する
(ステップS1)。
【0029】即ち、車速センサ12の出力信号より車速
がほぼ“0”km/hであり、且つ好ましくはパーキングブ
レーキ(図示せず)が操作されてパーキングブレーキス
イッチ13がONとなったとき、演算装置14は停車状
態と判定してステップS2に進むが、そうでないときは
車両が走行状態であるとしてこのフローチャートを出
る。
【0030】ステップS2においては初期値の設定を行
う。即ち、加振器1を加振する周波数f0の初期値とし
て最低周波数fLを設定する。この最低周波数fLは加振
器1の振動数を掃引する最低周波数で想定できる最大の
重量物を積載したときに発生すると考えられる共振周波
数である。
【0031】また、変数iは演算装置14に内蔵するカ
ウンタ(図示せず)の値で初期値を“0”に設定する。
【0032】次に、ステップS3において演算装置14
は加振器1を周波数f0で加振する。
【0033】これは、図3に示す如く演算装置14から
加振器1に対して振動周波数を変更する制御量(図1に
示すモータ5が直流モータであれば電流量、ステップモ
ータであれば制御パルス等)を出力することにより、モ
ータ5の回転速度を所定の周波数で加振できるように調
整する。
【0034】ステップS4においては、変位計10で測
定した変位量Xを定期的またはモータ5の回転速度と同
期してサンプリングし、且つ複数のデータを得ることに
よりその平均値Xavrとこの平均値Xavrからずれた変位
量の実効値である標準偏差δXrmsを求め、周波数f
i(=f0)をパラメータとして記憶する。なお、標準偏
差δXrpmは次式のようにして求めることができる。
【0035】
【数1】
【0036】次に、ステップS5においては掃引するた
め周波数をδfだけ増加し、カウンタ値iを“1”だけ
インクリメントする。
【0037】そしてステップS6において、加振周波数
0が最高周波数fMを越えたか否かを判定し、越えてい
なければステップS4に戻り、越えていればステップS
7に進む。なお、最高周波数fMは空荷(無積載)時で
生ずると考えられる共振周波数である。
【0038】ステップS7においては、ステップS4に
おいて求めたδX(fi)の中で最大値を示す周波数fi
を検出し、この周波数fiを共振周波数fHとする。
【0039】図5はこのような共振周波数fHを見つけ
出すためのタイムチャートを示しており、同図(1)に
示す如く加振器1の周波数f0が最低周波数fLから最高
周波数fMまで掃引されるとき、変位量Xは同図(3)
に示されるような波形となり、この変位量Xの平均値X
avr からずれた変位量の実効値である標準偏差δXrm s
は同図(2)に示すように同図(1)に示した周波数f
Hにおいて突出した波形となっており、この周波数を共
振周波数fHとして検出することになる。
【0040】なお、この検出方法は、演算装置14にお
いて図5をディジタル信号処理すれば容易にできること
は当業者であれば明らかであろう。
【0041】次にステップS8においては、ステップS
7で求めた共振周波数fHにおける変位量Xの平均値X
avr(fH)に対するバネ上質量を変位量対バネ上質量換
算表(対応表)を元にして求めることにより処理を終了
する。なお、この換算表は周知のものを用いることがで
きる。
【0042】なお、上記の実施例においては、ステップ
S2及びS6で用いられる最低周波数f0及び最高周波
数fMはデータ入力装置11から予め演算装置14に与
えているが、任意の車両に本発明の装置を取り付ける場
合には、最低周波数fL及び最高周波数fMを初期データ
として算出する必要がある。
【0043】即ち、バネ上質量Mとバネ上振動の近似共
振周波数fHの関係は次式で表されることが知られてい
る(武田信之著「大形トラックの設計」山海堂146
頁,式(5.14)参照) 。
【0044】
【数2】
【0045】ここで、K1はバネ上−バネ下間の上下バ
ネ定数であり、K2はタイヤ上下バネ定数を示してい
る。
【0046】そこで、図6に示すように、まずデータ入
力装置11からステップS11において最大積載時の車
両重量Mmaxを入力し、ステップS12において無積載
時の車両重量Mminを入力した後、上記のバネ定数K1,
2とともに車両重量Mmax及びMminを用いることによ
り、ステップS13においては次式に示すように最低周
波数fLを求めることができる。
【0047】
【数3】
【0048】また、最高周波数fMは下記の式に従って
算出することができる。
【0049】
【数4】
【0050】ここで、αは補正値である。
【0051】また、図4のフローチャートにおいてステ
ップS3で加振器1を周波数f0で加振するが、このと
き図3に示す能動ダンパー15を用いて能動ダンパー1
5の減衰係数を重量測定時のみ小さくする制御信号を出
力すれば、ダンパー(ショックアブソーバ)が装着され
ている車両においては減衰係数を小さくすることにより
より振動を増大させることが可能となり、より測定結果
が顕著な値となる。
【0052】さらに、上記の実施例では加振器1を一つ
だけ示したが、これに限らずバネ上部分を加振できる位
置であれば複数の場所に同様にして設置し、これらの複
数個の加振器からバネ上質量を求め、それらのバネ上質
量を積算することにより最終的なバネ上質量を求めても
よい。
【0053】このように、上記の実施例では、図12の
従来例で説明したヒステリシス特性に関して、共振振動
が部分Bで発生すると変位量Xは変化するが、その平均
値X avrはバネ上質量と一体値で決まることになり、ヒ
ステリシス特性の影響を受けずに済む。
【0054】図7は本発明に係る車両積載重量測定装置
(その2)に用いる自励式加振器1の別の実施例を示し
たもので、この実施例においては加速度センサ21が設
けられており、偏心ロータ3が回転するときの振動加速
度を検出するようにしている点が図1の実施例と異なっ
ている。
【0055】また、この実施例においては加速度センサ
21を用いているため、図8に示す如く図2に示したよ
うな変位計10は用いず、加振器1をシャシフレーム6
に固定設置しているだけである。
【0056】図9は本発明に係る車両積載重量測定装置
(その2)の全体構成を示したもので、この実施例にお
いては図3における実施例において変位計10の代わり
に加速度センサ21を設けた点だけが異なっている。
【0057】このような実施例の動作を図10に示した
バネ上質量の演算処理プログラムを参照して以下に説明
する。
【0058】まず、ステップS21〜ステップS23は
図4に示したステップS1〜ステップS3にそれぞれ対
応するものであり、演算装置14は加振器1を周波数f
0で加振する。
【0059】次に、ステップS24においては、演算装
置14は加速度センサ21によって検出された加速度デ
ータAを定期的またはモータ5の回転速度と同期してサ
ンプリングしてその加速度の実効値Armsを次式のよう
に求める。
【0060】
【数5】
【0061】そして、周波数fi(=f0)をパラメータ
として記憶する。
【0062】さらに、ステップS25及びステップS2
6においては図4のステップS5及びステップS6と同
様であり、ステップS27においては、ステップS24
において求めた加速度の実効値A(fi)の中で最大値
を示す周波数fiを検出し、この周波数fiを共振周波数
Hとする。
【0063】図11はこの共振周波数fHを見つけ出す
ためのタイムチャートを示したもので、同図(1)に示
すように加振器1を周波数f0で周波数fLからfMまで
掃引した場合、加速度Aの実効値Armsは同図(2)に
示す如く周波数fHで突出していることが示されてお
り、以てこの周波数fiを共振周波数fHとすることがで
きる。
【0064】そして、ステップS28においてはステッ
プS27で求めた共振周波数fH対バネ上質量換算表
(対応表)からバネ上質量を求めている。
【0065】なお、上記の実施例においては、バネ上質
量Mを共振周波数fHから求める方式として実験データ
を元にして換算表を演算装置14に記憶させる例を示し
たが、図10のステップS29において点線で示すよう
に、上記のバネ定数K1,K2をデータ入力装置11から
演算装置14に与え、下記の演算式を用いてバネ上質量
Mを求めてもよい。
【0066】
【数6】
【0067】また、図10の場合と同様に、最低共振周
波数fL,最高共振周波数fM を用いる際に図6に示した
演算により求めてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る車両積載
重量測定装置によれば、停車状態において最大積載時の
共振周波数から空荷時の共振周波数までの範囲でサスペ
ンションのバネ上部分を加振できる位置に取り付けた自
励式の加振器を振動させることによりアクスルとシャシ
フレームとの距離の変位量の変動に基づき現在の積載状
態での共振周波数を検出し、この共振周波数から車両の
バネ上質量を求めるように構成したので、振動の共振を
利用するため加振器自体の大きさを小さくでき軽量化を
図ることができる。
【0069】また、加振器の周波数を掃引して共振周波
数を見つける方式であるため、積載重量が変化しても充
分な大きさの振動を発生させることが可能となる。
【0070】さらには、アクスルとシャシフレーム間の
変位量を求める代わりに加振器の振動加速度を測定する
ことにより変位量の代わりに加速度を用いてバネ上質量
を求めるように構成すれば、変位量センサを用いず加振
器に内蔵できる加速度センサとなるためシステムが簡略
になり部品の取り付けが簡略化されることになる。ま
た、変位量センサを用いないので部品の作動耐久性も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両積載重量測定装置(その1)
に用いる自励式加振器の実施例を示した概略平面図であ
る。
【図2】本発明に係る車両積載重量測定装置(その1)
に用いる自励式加振器の車両への取り付け構造を説明す
るための概略側面図である。
【図3】本発明に係る車両積載重量測定装置(その1)
のシステム構成を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る車両積載重量測定装置(その1)
における演算装置に格納され且つ実効されるバネ上質量
の演算処理プログラムを示したフローチャート図であ
る。
【図5】本発明に係る車両積載重量測定装置(その1)
において共振周波数fHを求めるためのタイムチャート
図である。
【図6】本発明に係る車両積載重量測定装置(その1,
その2)において、最低周波数fL及び最高周波数fM
算出過程を示したフローチャート図である。
【図7】本発明に係る車両積載重量測定装置(その2)
に用いられる自励式加振器の実施例を示した概略平面図
である。
【図8】図7に示した自励式加振器を車両に取り付けた
ときの構造を示した概略側面図である。
【図9】本発明に係る車両積載重量測定装置(その2)
のシステム構成を示したブロック図である。
【図10】本発明に係る車両積載重量測定装置(その
2)におけるバネ上質量の演算処理プログラムを示した
フローチャート図である。
【図11】本発明に係る車両積載重量測定装置(その
2)において共振周波数fHを求めるためのタイムチャ
ート図である。
【図12】従来例におけるヒステリシス特性を説明する
ためのグラフ図である。
【図13】従来例における加振器の車両への取り付け構
造を示した概略側面図である。
【符号の説明】
1 自励式加振器 2 回転体 3 偏心ロータ 4 減速ギヤ 5 モータ 6 シャシフレーム 7 アクスル 8 バネ 9 タイヤ 10 変位計 11 データ入力装置 12 車速センサ 13 パーキングブレーキスイッチ 14 演算装置 15 能動ダンパー 21 加速度センサ 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/ G01G 19/08 - 19/12 B60G 17/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】停車状態検出手段と、サスペンションのバ
    ネ上部分を加振できる位置に取り付けられた自ら振動す
    る振動周波数可変式の加振器と、アクスルとシャシフレ
    ームとの距離の変位量を測定する変位計と、停車状態が
    検出されたとき最大積載時の共振周波数から空荷時の共
    振周波数までの範囲で該加振器を振動させることにより
    該変位量の平均値からの変動に基づき現在の積載状態で
    の共振周波数を検出し該共振周波数での該変位量の平均
    値から車両のバネ上質量を求める演算装置と、を備えた
    ことを特徴とする車両積載重量測定装置。
  2. 【請求項2】停車状態検出手段と、サスペンションのバ
    ネ上部分を加振できる位置に取り付けられた自ら振動す
    る振動周波数可変式の加振器と、該加振器の振動加速度
    を測定する加速度センサと、停車状態が検出されたとき
    最大積載時の共振周波数から空荷時の共振周波数までの
    範囲で該加振器を振動させることにより該加速度の変動
    から現在の積載状態での共振周波数を検出し該共振周波
    数から車両のバネ上質量を求める演算装置と、を備えた
    ことを特徴とする車両積載重量測定装置。
  3. 【請求項3】該演算装置が、該最大積載時及び該空荷時
    の各共振周波数として、予め決められた値か、或いは該
    最大積載時及び該空荷時の車両重量から求めた値を用い
    ることを特徴とした請求項1又は2に記載の車両積載重
    量測定装置。
  4. 【請求項4】該演算装置が、該現在の積載状態での共振
    周波数から車両のバネ上質量を求める際、換算表を用い
    るか、又はタイヤ上下バネ定数とバネ上−バネ下間の上
    下バネ定数に基づき演算により行うことを特徴とした請
    求項2に記載の車両積載重量測定装置。
  5. 【請求項5】該加振器を複数個設けることにより該演算
    装置が複数のバネ上質量を求め、これらを積算して該車
    両のバネ上質量とすることを特徴とした請求項1乃至4
    のいずれかに記載の車両積載重量測定装置。
  6. 【請求項6】さらに能動ダンパーを設け、該演算装置
    が、該加振器を振動させるときに該ダンパーを制御して
    該加振器の振動を増大させることを特徴とした請求項1
    乃至5のいずれかに記載の車両積載重量測定装置。
  7. 【請求項7】該加振器が、回転体中で偏心ロータを回転
    させる構造を有していることを特徴とした請求項1乃至
    6のいずれかに記載の車両積載重量測定装置。
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