JP3455840B2 - サイドエアバッグ装置のエアバッグ - Google Patents

サイドエアバッグ装置のエアバッグ

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JP3455840B2
JP3455840B2 JP22188998A JP22188998A JP3455840B2 JP 3455840 B2 JP3455840 B2 JP 3455840B2 JP 22188998 A JP22188998 A JP 22188998A JP 22188998 A JP22188998 A JP 22188998A JP 3455840 B2 JP3455840 B2 JP 3455840B2
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利則 棚瀬
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に装着され
るサイドエアバッグ装置のエアバッグに関し、詳しく
は、車内側の開口周縁に折り畳まれて収納され、膨張用
ガスの流入時、開口を覆うように膨張するサイドエアバ
ッグ装置のエアバッグに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、この種のサイドエアバ
ッグ装置のエアバッグでは、国際公開特許W096/2
6087や英国特許出願公開第2314300号等に記
載されているように、車内側の開口を覆うように膨張す
る袋状の膨張部を備えて構成されていた。この膨張部
は、膨張時、前後方向の張力を発揮するように、上下方
向の非膨張部を水平方向に複数個並設し、上下方向に延
びる膨張室を水平方向に並設する構成としていた。
【0003】このような構成では、膨張時、各膨張室が
膨張すれば、非膨張部間の距離が狭まって、膨張部に前
後方向の張力が作用され、乗員拘束時、膨張部の車外側
への移動を抑えることができた。
【0004】しかし、従来のエアバッグでは、下縁側に
生ずる張力を強くする点に、改善の余地があった。
【0005】本発明は、エアバッグの膨張時、エアバッ
グ本体の下縁側に特に張力を発揮させることができるサ
イドエアバッグ装置のエアバッグを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
は、車内側の開口周縁におけるピラー部と、該ピラー部
の上部から前後方向に延びるルーフサイドレール部と、
に折り畳まれて収納されるとともに、可撓性を有したエ
アバッグ本体とベルト部とを備えて構成され、前記エア
バッグ本体が、展開膨張時に車内側の前記開口を塞ぐよ
うに膨張する膨張部を備えるとともに、前記ベルト部に
よって、下縁側に張力が加えられる構成のサイドエアバ
ッグ装置のエアバッグであって、前記膨張部が、主部
と、該主部の前端側若しくは後端側の一端側に配設され
て、略上下方向へ柱状に膨張する縦棒部と、を備えて構
成され、前記ベルト部が、元部側を前記縦棒部周縁に連
結させ、先端部側を前記開口周縁に固着させて、前記エ
アバッグ本体の展開膨張時、前記縦棒部の上端側を中心
として下端側を前記主部から前後方向に沿って離れる方
向へ回転させるように、前記縦棒部を引張可能に、配設
されていることを特徴とする。
【0007】そして、元部側から先端部側まで真直に伸
ばした状態の前記ベルト部の長さは、前記エアバッグ本
体を車両へ取り付けた状態における非膨張時の展開状態
での、前記元部側から前記先端部の前記開口周縁への固
着部位までの距離より、小さく設定することが望まし
い。
【0008】また、前記ベルト部は、前記元部側を、前
記縦棒部の上端側周縁に連結させるとともに、前記先端
部を、前記縦棒部における下端側周縁に設けた挿通孔に
挿通させて、前記開口周縁に固着させても良い。
【0009】さらに、前記べルト部は、三つ又状に形成
して、三個の端部の内の二個の端部を、元部側として、
前記縦棒部周縁の上下に連結させ、三個の端部の内の残
りの一個の端部を、先端部側として、前記開口周縁に固
着させても良い。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るサイドエアバッグ装置のエ
アバッグでは、膨張時、エアバッグ本体の膨張部が展開
膨張して、縦棒部が略上下方向に配設されると、ベルト
部が、上端側を中心として下端側を主部から前後方向に
沿って離れる方向へ回転させるように、縦棒部を引っ張
ることとなる。
【0011】この時、縦棒部は、内部に膨張用ガスを流
入させて、略上下方向に棒状に膨張して、剛性を有した
棒材のような状態となっており、その棒状の縦棒部が、
上端側を中心として下端側を主部から前後方向に沿って
離れる方向へ回転されるような、回転トルクを受けるこ
とから、エアバッグ本体の下縁に、ベルト部による引張
力が作用することとなる。
【0012】したがって、本発明に係るサイドエアバッ
グ装置のエアバッグでは、エアバッグの膨張時、エアバ
ッグ本体の下縁側に特に張力を発揮させることができ、
エアバッグの略全域で乗員を的確に拘束することが可能
となる。
【0013】そして、元部側から先端部側まで真直に伸
ばした状態のベルト部の長さを、エアバッグ本体を車両
へ取り付けた状態における非膨張時の展開状態での、元
部側から先端部の開口周縁への固着部位までの距離よ
り、小さく設定すれば、ベルト部が、短いことから、膨
張時、確実に、エアバッグ本体の下縁側に強い張力を作
用させるように、縦棒部に回転トルクを与えることが可
能となる。なお、ベルト部は、その長さが短いものの、
ベルト部やエアバッグ本体が可撓性を有しているため、
折り畳んで車両に取り付ける場合には、容易に、引っ張
り出すことが可能となり、その結果、ベルト部を簡単に
開口周縁に取り付けることができる。
【0014】また、ベルト部として、縦棒部の上端側周
縁に元部側を連結させるとともに、先端部を、縦棒部に
おける下端側周縁に設けた挿通孔に挿通させて、車両の
開口周縁に固着させた場合には、つぎのような作用・効
果を得ることができる。
【0015】すなわち、折り畳んで開口周縁に収納する
場合には、ベルト部を、挿通孔を挿通させて、先端部側
に繰り出すことが可能となるため、ベルト部を短くして
も、容易にベルト部の先端部側を開口周縁に固着させる
ことができる。そして、ベルト部の長さを短くできるた
め、膨張時、縦棒部に強い回転トルクを賦与できる。し
たがって、車両への取付作業性を低下させずに、展開膨
張時のエアバッグ本体の下縁に大きな張力を発揮させる
ことができる。
【0016】さらに、べルト部を三つ又状として、三個
の端部の内の二個の端部を、元部側として、縦棒部周縁
の上下に連結させ、三個の端部の内の残りの一個の端部
を、先端部側として、開口周縁に固着させた場合には、
つぎのような作用・効果を得ることができる。
【0017】すなわち、折り畳んで開口周縁に収納する
場合には、ベルト部の縦棒部側の二又状の元部側が、相
互に接近して、先端部を含めたベルト部の長さが長くな
るため、ベルト部の先端部側を開口周縁に固着させ易く
なる。一方、エアバッグの展開膨張時には、二又状の元
部側が、縦棒部の形成によって、上下に分離し、元部側
から先端部までのベルト部の実質的な長さを短くするこ
とから、縦棒部に強い回転トルクを賦与できる。したが
って、車両への取付作業性を低下させずに、展開膨張時
のエアバッグ本体の下縁に大きな張力を発揮させること
ができることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明すると、図1〜4に示す第1実施形態の
エアバッグ20は、車内側のドアや窓部の開口Wの周縁
におけるフロントピラー部PFから、フロントピラー部
PFの上部からセンターピラー部PCを越えて後方へ延
びるルーフサイドレール部Rにわたって配設されるサイ
ドエアバッグ装置Mに、使用されるものである。
【0019】サイドエアバッグ装置Mは、エアバッグ2
0と、インフレーター18と、取付ブラケット15と、
エアバッグカバー11と、を備えて構成されている。
【0020】インフレーター18は、折り畳まれたエア
バッグ20に膨張用ガスを供給するシリンダタイプとし
ており、エアバッグ20の後述する連結筒部24aが外
装されることとなる。
【0021】取付ブラケット15は、板金製として、エ
アバッグ20の連結筒部24aを外装させたインフレー
ター18を、連結筒部24aごと外周側から挟持し、ボ
ルト16を利用して、サイドパネル2に取り付けること
となる。
【0022】エアバッグカバー11は、フロントピラー
部PFに配置されるピラーガーニッシュ12と、ルーフ
サイドレール部Rに配置されるルーフ内装材13と、か
ら構成されている。ピラーガーニッシュ12は、合成樹
脂製として、図1・2に示すように、図示しない取付手
段によって、フロントピラー本体4のインナパネル7に
取付固定され、エアバッグ20の膨張時に、エアバッグ
20を突出可能にドア部12aが押されて開くように構
成されている。ルーフ内装材13も、合成樹脂製とし
て、図1・3に示すように、図示しない取付手段によっ
て、板金製のルーフサイドレール本体9に取付固定され
ている。そして、このルーフ内装材13も、エアバッグ
20の膨張時に、エアバッグ20を突出可能にドア部1
3aが押されて開くように構成されている。なお、フロ
ントピラー本体4は、それぞれ板金製のリーンフォース
パネル5、アウタパネル6、及び、インナパネル7から
構成され、ルーフサイドレール本体9やサイドパネル2
とともに、ボディ1を構成することとなる。
【0023】エアバッグ20は、図1〜8に示すよう
に、可撓性を有した袋状として、ポリアミド糸等を使用
した袋織りよって形成されるエアバッグ本体21と、エ
アバッグ本体21の後端側に連結される可撓性を有した
ベルト部32と、を備えて構成されている。
【0024】エアバッグ本体21は、インフレーター1
8からの膨張用ガスを流入させて、折り畳み状態から展
開して、厚さを増すように膨張する膨張部22と、厚さ
を増さない非膨張部27と、を備えて構成されている。
なお、エアバッグ本体21では、袋織りして各部22・
27を形成した後、耐熱性とシール性とを高めるため
に、表面側にシリコン等を塗布しても良い。
【0025】膨張部22は、主部23と、主部23の前
端側に配置されるガス流入部24と、主部23の後端側
に配置される縦棒部25と、から構成されている。主部
23は、エアバッグ20の展開膨張時、センターピラー
部PCを覆って、車内側の開口Wを覆うように膨張する
形状としている。
【0026】ガス流入部24は、主部23の前端側に配
置されて、膨張用ガスを主部23へ流入可能な筒形状に
形成されている。そして、その先端は、インフレーター
18を挿入させる連結筒部24aを構成している。連結
筒部24aは、インフレーター18を挿入させ、取付ブ
ラケット15によって、インフレーター18側に締め付
けられることにより、インフレーター18と連結される
こととなる。なお、ガス流入部24の内周面側には、連
結筒部24aも含めて、耐熱性を確保するために、別
途、エアバッグ本体21自体と同じ材料等から形成した
インナチューブを固着させても良い。
【0027】縦棒部25は、主部23の後端側に連通し
て配置され、膨張用ガスの流入時に略上下方向の円柱状
に膨張可能なように、後述する2本の規制部29の後端
29a側を、エアバッグ本体21の後縁、すなわち、後
述する周縁部28の後縁28a側まで延設しない状態と
して、その2本の規制部29の後端29aとエアバッグ
本体21の後縁28aとの間における図5の斜線で示す
エリアに形成されている。
【0028】非膨張部27は、ガス流入部24・主部2
3・縦棒部25の外周縁で気密性を確保できるように密
に織成される周縁部28と、周縁部28の前部側から主
部23の領域内に斜め上方に延びて、展開膨張時の主部
23の厚さを一定に規制する2本の規制部29と、取付
片部30と、から構成されている。
【0029】取付片部30は、周縁部28におけるガス
流入部24若しくは主部23の上縁側に、複数形成され
ている。各取付片部30には、それぞれ、中央に、取付
ボルト38を挿通させる取付孔30aが袋織り後の孔明
け加工により形成されている。また、各取付片部30に
は、図1〜3に示すように、折り畳まれたエアバッグ2
0をボディ1のインナパネル7やルーフサイドレール本
体9に取り付けるための板金製の取付ブラケット37が
固定されることとなる。
【0030】各取付ブラケット37は、取付片部30を
間にした車内側の内プレート37aと車外側の外プレー
ト37bとから構成され、内・外プレート37a・37
bの間に各取付片部30を介在させて、内・外プレート
37a・37bを部分的にかしめて各取付片部30に取
り付けている。内・外プレート37a・37bには、各
取付片部30の取付孔30aに対応する取付孔37cが
貫通されている。そして、図2・3に示すように、取付
ボルト38を、取付孔37c・30aに挿通させて、イ
ンナパネル7やルーフサイドレール本体9の取付孔9a
・7a周縁に固着されたナット7b・9bに螺合させる
ことにより、折り畳まれたエアバッグ本体21がボディ
1に取り付けられることとなる。
【0031】ベルト部32は、可撓性を有したポリアミ
ド糸等の織布から形成されて、三本の連結片部33・3
4・35を交差部32aで連結させたような三つ又状と
している。このベルト部32は、二本の連結片部33・
34の交差部32aから離れた端部側を、元部32b・
32c側として、縦棒部30の周縁である周縁部28a
の後縁28aの上下に、縫合して連結させている。ま
た、ベルト部32は、残りの連結片部35の交差部32
aから離れた端部側を先端部32d側として、開口Wの
周縁であるルーフサイドレール本体9にボルト38止め
されることとなる。
【0032】なお、この先端部32d側には、ボルト3
8を挿通させる取付孔35aが形成されるとともに、ボ
ルト38を挿通可能な取付ブラケット37が取り付けら
れることとなる。また、各連結片部33・34・35の
長さは、相互に略等しく設定されている。
【0033】そして、連結片部33・34を重ねるよう
に接近させて、元部32b・32c側から先端部32d
側まで真直に伸ばした状態のベルト部32の長さX0
(X0=A+B)(図5参照)は、エアバッグ本体21
を車両へ取り付けた状態における非膨張時の展開状態で
の、下方側の元部32c側から先端部32dの開口Wの
周縁への固着部位Pまでの距離Yより、小さく設定され
ている。実施形態の場合、X0は、410mm、Yは、4
70mmとしている。
【0034】なお、この長さX0は、折り畳んだ後のエ
アバッグ20を車両に確実にボルト38止めできるよう
に、エアバッグ本体21の後端側の取付片部30(B)
と連結片部35の先端部32dとの固着部位間の取付ス
パンS(図1参照)より、X0+Cの長さZが、略等し
いか、あるいは、大きくなるように(S≦Z=X0+
C)、設定されている。ちなみに、長さCは、エアバッ
グ本体21の後端側の取付孔30a(B)と連結片部3
3・34の後縁28aへの縫着部位32b・32cとの
間の前後方向の長さである。
【0035】つぎに、エアバッグ20を車両に装着する
作業について説明すると、まず、エアバッグ20を折り
畳む。エアバッグ20を折り畳む際には、図4に示す非
膨張の展開状態から、非膨張部27における周縁部28
の下縁28bと平行な線Lに沿って、折目を付けて、エ
アバッグ20の下縁側から上縁側へ蛇腹折りする。
【0036】そして、折り畳んだ後には、折り崩れしな
いように、所定間隔で破断可能なテープ材を巻き付けて
おく。
【0037】また、折り畳んだ後には、各取付片部30
と連結片部35の先端部32dとを引っ張り出して取付
ブラケット37を取り付けるとともに、連結筒部24a
を引っ張り出して、インフレーター18を連結筒部24
aに挿入し、連結筒部24aの外周に取付ブラケット1
5を取り付けて、エアバッグ組立体を形成しておき、車
両への取付待機状態としておく。
【0038】その後、取付ブラケット15をサイドパネ
ル2の所定位置に配置させて、ボルト16止めし、各取
付ブラケット37をインナパネル7やルーフサイドレー
ル本体9の所定位置に配置させてボルト38止めして、
さらに、ピラーガーニッシュ12とルーフ内装材13と
をボディ1に取り付ければ、サイドエアバッグ装置Mを
車両に装着することができる。
【0039】ちなみに、ベルト部32の先端部32dの
ボルト38止め時、ベルト部32の長さX0が、エアバ
ッグ本体21の後端側の取付片部30(B)と連結片部
35の先端部32dとの固着部位間の取付スパンSとの
関係において、S≦Z=X0+Cの関係を有しており、
確実に行なうことができる。
【0040】そして、車両への装着後、インフレーター
18が作動されれば、インフレーター18からの膨張用
ガスが、ガス流入部24を経て主部23や縦棒部25に
供給されることとなって、エアバッグ本体21は、巻き
付けていた図示しないテープ材を破断させるとともに、
ピラーガーニッシュ12やルーフ内装材13を押して、
それぞれのドア部12a・13aを開かせ、図1〜3の
二点鎖線で示すように、開口Wを覆うように、大きく膨
張することとなる。
【0041】第1実施形態のエアバッグ20では、この
膨張用ガスの流入時、膨張部22が展開膨張して、縦棒
部25が略上下方向に配設されると、ベルト部32が、
上端25a側を中心として下端25b側を主部23から
前後方向に沿って離れる方向、すなわち、実施形態では
後方側へ回転させるように、縦棒部25を引っ張ること
となる。
【0042】この時、縦棒部25は、内部に膨張用ガス
を流入させて、略上下方向に棒状に膨張して、剛性を有
した棒材のような状態となっており、その棒状の縦棒部
25が、上端25a側を中心として下端25c側を主部
23から前後方向に沿って離れる方向へ回転されるよう
な、回転トルクを受けることから、図6に示すように、
エアバッグ本体21の下縁21aに、ベルト32部によ
る引張力Fが作用することとなる。そして、エアバッグ
本体21は、図1の二点鎖線で示すように、センターピ
ラー部PCの車内側に膨張することから、乗員を拘束し
ても、センターピラー部PCに支持されて、車外側に移
動する虞れは生じない。
【0043】したがって、第1実施形態のサイドエアバ
ッグ装置Mのエアバッグ20では、エアバッグ20の膨
張時、エアバッグ本体21の下縁21a側に特に引張力
Fを発揮させることができ、エアバッグ20の略全域で
乗員を的確に拘束することが可能となる。
【0044】そして、実施形態では、元部32c側から
先端部32d側まで真直に伸ばした状態のベルト部32
の長さX0が、車両へ取り付けられた状態における非膨
張時の展開状態での、元部32c側から先端部32dの
開口Wの周縁への固着部位Pまでの距離Yより、小さく
設定されて、ベルト部32の長さX0が、短いことか
ら、膨張時、確実に、エアバッグ本体21の下縁21a
側に強い張力を作用させるように、縦棒部25に回転ト
ルクを与えることができる。
【0045】そしてまた、第1実施形態のベルト部32
では、三つ又状としており、エアバッグ本体21ととも
に折り畳んで開口Wの周縁に収納する場合には、ベルト
部32の縦棒部25側の二又状の元部32b・32c側
が、相互に接近して、先端部32dを含めたベルト部3
2の長さX0が直線状に長くなるため、ベルト部32の
先端部32d側を開口Wの周縁の固着部位Pにボルト3
8止めし易くなる。一方、エアバッグ20の展開膨張時
には、二又状の元部32b・32c側が、縦棒部25の
形成によって、上下に分離し、連結辺部33は、他の連
結片部34・35が直線状になることを防止するので、
ベルト部32の実質的な長さX1(図6参照)をX0よ
り短くすることから、縦棒部25により強い回転トルク
を賦与できる。したがって、車両への取付作業性を低下
させずに、展開膨張時のエアバッグ本体21の下縁21
aに大きな張力を発揮させることができる。
【0046】なお、第1実施形態のように、三つ又状の
ベルト部32を使用する場合には、三本の連結片部33
・34・35の長さを略等しくしなくとも良く、例え
ば、図9に示す第2実施形態のエアバッグ40のよう
に、元部32b・32c側の連結片部33・34を先端
部32d側の連結片部35より短くしても良い。このエ
アバッグ40でも、連結片部33・34を重ねるように
接近させて、元部32b・32c側から先端部32d側
まで真直に伸ばした状態のベルト部32の長さX0(X
0=A+B)は、エアバッグ本体21を車両へ取り付け
た状態における非膨張時の展開状態での、下方側の元部
32c側から先端部32dの開口Wの周縁への固着部位
Pまでの距離Yより、小さく設定されている。また、こ
の長さX0は、折り畳んだ後のエアバッグ40を車両に
確実にボルト38止めできるように、エアバッグ本体2
1の後端側の取付片部30(B)と連結片部35の先端
部32dとの固着部位間の取付スパンSより、X0+C
の長さZが、略等しいか、あるいは、大きくなるように
(S≦Z=X0+C)、設定されている。
【0047】さらに、ベルト部32は、三つ又状でなく
とも、図10に示す第3実施形態のエアバッグ50のよ
うに、一本のベルト部52としても良い。このエアバッ
グ50でも、元部52a側から先端部52b側まで真直
に伸ばした状態のベルト部52の長さX0が、エアバッ
グ本体21を車両へ取り付けた状態における非膨張時の
展開状態での、元部52a側から先端部52bの開口周
縁への固着部位Pまでの距離Yより、小さく設定されて
いる。
【0048】このエアバッグ50でも、車両へ装着され
た後の展開膨張時、ベルト部52の長さX0が短いこと
から、確実に、エアバッグ本体21の下縁21a側に強
い張力Fを作用させるように、縦棒部25に回転トルク
を与えることが可能となる。勿論、ベルト部52は、そ
の長さX0が短いものの、ベルト部52やエアバッグ本
体21が可撓性を有した布材から形成されているため、
周縁部28の下縁28bと平行な線Lに沿う折目で、下
縁28bから上縁側へ蛇腹折して車両に取り付けること
となっても、容易に、ベルト部52を引っ張り出すこと
が可能となり、その結果、ベルト部52を簡単に開口周
縁に取り付けることができる。
【0049】なお、ベルト部52の先端部52bには、
車両への取付時に使用される取付ボルト38を挿通させ
る取付孔52cが形成されるとともに、取付孔30aを
有した取付片部30と同様に、取付ブラケット37が取
り付けられて、ボルト38を利用して、先端部52bが
車両に固着されることとなる。
【0050】ちなみに、一本のベルト部52を使用する
場合の縦棒部25の周縁への連結位置は、エアバッグ5
0の展開膨張時、上端25a側を中心として下端25b
側を膨張部22の主部23から前後方向に沿って離れる
方向、すなわち、後方側へ回転させる回転トルクが、縦
棒部25に大きく作用するようにするため、ベルト部5
2の元部52aを縦棒部25の周縁における下端25b
側に連結することが望ましい。
【0051】さらに、図11に示す第4実施形態のエア
バッグ60のように、一本のベルト部62を使用する場
合、元部62aを縦棒部25の上端25a側周縁に連結
させるとともに、先端部62bを、縦棒部25における
下端25b側周縁に設けた挿通孔28cに挿通させて、
車両の開口周縁の固着部位Pに固着させても良い。
【0052】このエアバッグ60も、元部62a側から
先端部62b側まで真直に伸ばした状態のベルト部62
の長さX0が、エアバッグ本体21を車両へ取り付けた
状態における非膨張時の展開状態での、元部62a側か
ら、挿通孔28cを経て、先端部62bの開口周縁への
固着部位Pまでの距離Yより、小さく設定されている。
【0053】このエアバッグ60では、周縁部28の下
縁28bと平行な線Lに沿う折目で、下縁28bから上
縁側へ蛇腹折して開口周縁に収納する場合、ベルト部6
2を、挿通孔28cを挿通させて、先端部62b側に繰
り出すことが可能となるため、ベルト部62自体の全長
の長さX0を長さYより短くしても、容易にベルト部6
2の先端部62b側を開口周縁の固着部位Pに連結させ
ることができる。そして、ベルト部62の長さX0を短
くできるため、エアバッグ60の展開膨張時、縦棒部2
5に強い回転トルクを賦与できる。
【0054】したがって、このエアバッグ60でも、車
両への取付作業性を低下させずに、展開膨張時のエアバ
ッグ本体21の下縁21aに大きな張力を発揮させるこ
とができる。
【0055】なお、ベルト部62の先端部62bには、
車両への取付時に使用される取付ボルト38を挿通させ
る取付孔62cが形成されるとともに、取付孔30aを
有した取付片部30と同様に、取付ブラケット37が取
り付けられて、ボルト38を利用して、先端部62bが
車両に固着されることとなる。
【0056】また、ベルト部62を挿通させる縦棒部2
5の周縁の挿通孔28cの配置位置は、エアバッグ60
の展開膨張時、上端25a側を中心として下端25b側
を膨張部22の主部23から前後方向に沿って離れる方
向、すなわち、後方側へ回転させる回転トルクが、縦棒
部25に大きく作用するように、縦棒部25の周縁にお
ける下端25b側に連結することが望ましい。
【0057】ちなみに、第4実施形態のエアバッグ本体
21に設けられた規制部29は、上下方向の中間部位を
前方側に突出させた「く」の字形状に形成されており、
主部23を一定の厚さに規制できるならば、このような
形状に規制部29を形成しても良い。
【0058】さらにまた、ベルト部62は、エアバッグ
60のように、縦棒部25の周縁に縫着する他、図12
に示す第5実施形態のエアバッグ70のように、取付ボ
ルト38の使用時に、後端側の取付片部30(B)とと
もに元部62a側を共締めして、元部62aを縦棒部2
5の上端25a側周縁に連結させるように構成しても良
い。
【0059】さらにまた、縦棒部25は、エアバッグ本
体21の後端側でなく、図13に示す第6実施形態のエ
アバッグ80のように、エアバッグ本体21の膨張部2
2における主部23の前端側に配設させても良い。
【0060】このエアバッグ80でも、縦棒部25に
は、三つ又状のベルト部32における連結片部33・3
4の元部側32b・32cが縦棒部25の周縁の上下に
連結され、残りの連結片部35の先端部32dがフロン
トピラー本体4のインナパネル7に連結されるように構
成されている。
【0061】このエアバッグ80でも、ベルト部32が
三つ又状としており、エアバッグ本体21とともに、下
縁28aに平行な線Lに沿う折目で上方側へ折り畳んで
開口Wの周縁に収納する場合には、ベルト部32の縦棒
部25側の二又状の元部32b・32c側が、相互に接
近して、先端部32dを含めたベルト部32の真直状態
の長さが長くなるため、ベルト部32の先端部32d側
を開口Wの周縁の固着部位Pにボルト38止めし易くな
る。一方、エアバッグ80の展開膨張時には、二又状の
元部32b・32c側が、縦棒部25の形成によって、
上下に分離し、元部32b・32c側から先端部32d
までのベルト部32の実質的な長さを短くすることか
ら、縦棒部25に対して、下端25b側を前方側に引っ
張る強い回転トルクを賦与できる。
【0062】したがって、このエアバッグ80でも、車
両への取付作業性を低下させずに、展開膨張時のエアバ
ッグ本体21の下縁21aに大きな張力Fを発揮させる
ことができる。
【0063】勿論、膨張部22の前端側に縦棒部25を
設ける場合には、三つ又状のベルト部32の他に、図1
0・12に示す一本のベルト部52・62を連結させて
も良い。
【0064】また、各実施形態のエアバッグ20・40
・50・60・70・80では、エアバッグ本体を袋織
りして製造した場合を示したが、エアバッグ本体は、2
枚の布材の外周縁相互を縫合したり接着剤で接合させて
形成したり、あるいは、一枚の布材を2つ折りして、周
縁相互を縫合したり接着剤で接合させて形成しても良
い。
【0065】さらに、実施形態では、フロントピラー部
PFとフロントピラー部PFの上部から後方へ延びるル
ーフサイドレール部Rとにかけて配設されるエアバッグ
20・40・50・60・70・80について例示した
が、車両後部のリアピラー部とリアピラー部の上部から
前方へ延びるルーフサイドレール部Rとにかけて配設さ
れるエアバッグに本発明を応用しても良い。この場合、
例えば、図示した各エアバッグ20・40・50・60
・70・80の前後方向を逆にすれば良い。
【0066】さらにまた、センターピラー部PCとセン
ターピラー部PCの上部から前方若しくは後方へ延びる
ルーフサイドレール部Rとにかけて配設されるエアバッ
グに本発明を応用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のエアバッグが収納され
た状態の車内側から見た正面図である。
【図2】図1のII−II部位の概略拡大断面図である。
【図3】図1の III− III部位の概略拡大断面図であ
る。
【図4】同実施形態のエアバッグにおける非膨張時の展
開状態を示す正面図である。
【図5】同実施形態のエアバッグにおける非膨張時の展
開状態を示すベルト部付近の拡大正面図である。
【図6】同実施形態のエアバッグ単体の膨張時の状態を
示す正面図である。
【図7】同実施形態のエアバッグの膨張時を示す縦断面
図であり、図6の VII− VII部位の拡大断面図である。
【図8】同実施形態のエアバッグの膨張時を示す横断面
図であり、図6のVIII−VIII部位の拡大端面図である。
【図9】第2実施形態のエアバッグにおける非膨張時の
展開状態を示す正面図である。
【図10】第3実施形態のエアバッグにおける非膨張時
の展開状態を示す正面図である。
【図11】第4実施形態のエアバッグにおける非膨張時
の展開状態を示す正面図である。
【図12】第5実施形態のエアバッグにおける非膨張時
の展開状態を示す正面図である。
【図13】第6実施形態のエアバッグにおける非膨張時
の展開状態を示す正面図である。
【符号の説明】
20・40・50・60・70・80…エアバッグ、 21…エアバッグ本体、 21a…下縁、 22…膨張部、 23…主部、 25…縦棒部、 25a…上端、 25b…下端、 28c…挿通孔、 32・52・62…ベルト部、 32b・32c・52a・62a…元部、 32d・52b・62b…先端部、 W…開口、 M…サイドエアバッグ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−119703(JP,A) 特開2000−25551(JP,A) 特開2000−25534(JP,A) 特開 昭47−8412(JP,A) 実開 平1−81152(JP,U) 国際公開98/019894(WO,A1) 国際公開98/007598(WO,A1) 独国特許出願公開19639617(DE,A 1) 登録実用新案3022158(JP,U) 英国特許2312877(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/22 B60R 21/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内側の開口周縁におけるピラー部と、
    該ピラー部の上部で前後方向に延びるルーフサイドレー
    ル部と、に折り畳まれて収納されるとともに、可撓性を
    有したエアバッグ本体とベルト部とを備えて構成され、 前記エアバッグ本体が、展開膨張時に車内側の前記開口
    を塞ぐように膨張する膨張部を備えるとともに、前記ベ
    ルト部によって、下縁側に張力が加えられる構成のサイ
    ドエアバッグ装置のエアバッグであって、 前記膨張部が、主部と、該主部の前端側若しくは後端側
    の一端側に配設されて、略上下方向へ柱状に膨張する縦
    棒部と、を備えて構成され、 前記ベルト部が、 記エアバッグ本体の展開膨張時、前記縦棒部の上端側
    を中心として下端側を前記主部から前後方向に沿って離
    れる方向へ回転させるように、前記縦棒部を引張可能
    に、元部側を前記縦棒部の下端側の周縁に連結させ、先端部
    側を前記開口周縁に固着させるとともに、 元部側から先端部側まで真直に伸ばした状態の前記ベル
    ト部の長さを、前記エアバッグ本体を車両へ取り付けた
    状態における非膨張時の展開状態での、前記元部側から
    前記先端部の前記開口周縁への固着部位までの距離よ
    り、小さく設定し ていることを特徴とするサイドエアバ
    ッグ装置のエアバッグ。
  2. 【請求項2】 車内側の開口周縁におけるピラー部と、
    該ピラー部の上部で前後方向に延びるルーフサイドレー
    ル部と、に折り畳まれて収納されるとともに、可撓性を
    有したエアバッグ本体とベルト部とを備えて構成され、 前記エアバッグ本体が、展開膨張時に車内側の前記開口
    を塞ぐように膨張する膨張部を備えるとともに、前記ベ
    ルト部によって、下縁側に張力が加えられる構成のサイ
    ドエアバッグ装置のエアバッグであって、 前記膨張部が、主部と、該主部の前端側若しくは後端側
    の一端側に配設されて、略上下方向へ柱状に膨張する縦
    棒部と、を備えて構成され、 前記ベルト部が、前記エアバッグ本体の展開膨張時、前記縦棒部の上端側
    を中心として下端側を 前記主部から前後方向に沿って離
    れる方向へ回転させるように、前記縦棒部を引張可能
    に、 部側を、前記縦棒部の上端側周縁に連結させるととも
    に、前記先端部を、前記縦棒部における下端側周縁に設
    けた挿通孔に挿通させて、前記開口周縁に固着させてい
    ることを特徴とすサイドエアバッグ装置のエアバッ
    グ。
  3. 【請求項3】 元部側から先端部側まで真直に伸ばした
    状態の前記ベルト部の長さが、前記エアバッグ本体を車
    両へ取り付けた状態における非膨張時の展開状態での、
    前記元部側から前記挿通孔を経て前記先端部の前記開口
    周縁への固着部位までの距離より、小さく設定されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ
    装置のエアバッグ。
  4. 【請求項4】 車内側の開口周縁におけるピラー部と、
    該ピラー部の上部で前後方向に延びるルーフサイドレー
    ル部と、に折り畳まれて収納されるとともに、可撓性を
    有したエアバッグ本体とベルト部とを備えて構成され、 前記エアバッグ本体が、展開膨張時に車内側の前記開口
    を塞ぐように膨張する膨張部を備えるとともに、前記ベ
    ルト部によって、下縁側に張力が加えられる構成のサイ
    ドエアバッグ装置のエアバッグであって、 前記膨張部が、主部と、該主部の前端側若しくは後端側
    の一端側に配設されて、略上下方向へ柱状に膨張する縦
    棒部と、を備えて構成され、 前記ベルト部が、前記エアバッグ本体の展開膨張時、前記縦棒部の上端側
    を中心として下端側を前記主部から前後方向に沿って離
    れる方向へ回転させるように、前記縦棒部を引張可能
    に、 三つ又状に形成されて、三個の端部の内の二個の端部
    を、元部側として、前記縦棒部周縁の上下に連結させ、
    三個の端部の内の残りの一個の端部を、先端部側とし
    て、前記開口周縁に固着させていることを特徴とす
    イドエアバッグ装置のエアバッグ。
  5. 【請求項5】 上下二個のうちの下方側の元部側から先
    端部側まで真直に伸ばした状態の前記ベルト部の長さ
    が、前記エアバッグ本体を車両へ取り付けた状態におけ
    る非膨張時の展開状態での、下方側の前記元部側から前
    記先端部の前記 開口周縁への固着部位までの距離より、
    小さく設定されていることを特徴とする請求項4に記載
    のサイドエアバッグ装置のエアバッグ。
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GB2312877B (en) 1996-05-10 2000-04-05 Autoliv Dev Improvements in or relating to an air-bag arrangement

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