JP3455631B2 - プリントシステム及びホストコンピュータ - Google Patents
プリントシステム及びホストコンピュータInfo
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Description
複数のカラープリンタを接続し、そのコンピュータ等か
ら画像データ及びその画像データを出力する旨の指示が
発せられると、いずれかのカラープリンタから画像デー
タの出力を行なわせるプリントシステムに関する。
ネットワーク上に、更に複数のプリンタを接続し、印字
結果を効率よく得られるようにすることが試みられてい
る。この一例を図8に示す。すなわち図8は、こうした
ネットワーク71の概略を示すブロック図である。
73、通信制御部75に、回線77を介して4台の端末
79(4台を夫々区別するときには、ハイフンと本図に
示された数字を付け、端末79−1等と表す)と、4台
のネットワークコントローラ81とを接続し、更にこれ
らネットワークコントローラ81に夫々接続されたモノ
クロプリンタ83(本図では単にプリンタと表記。以
下、これに倣いプリンタ83とも言う)で構成したもの
である。端末79は、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションであり、端末79間で交信を行なったり、
夫々の端末で作成されたプリント対象となるデータや文
書を回線77に出力したりする。通信制御部75は、端
末から送られて来たデータを一旦、蓄えたり、或はホス
トコンピュータ73から送られて来たデータを送信対象
となる端末79やプリンタ83に出力したり、ネットワ
ーク71全体のアクセス管理等を行なったりする。ネッ
トワークコントローラ81は、回線77を介してホスト
コンピュータ73から送信されて来るデータをプリンタ
83に出力したり、プリンタ83が出力する、印刷完
了、紙詰まり発生等の信号を回線77に出力する処理を
行なう。
リンタ83から送られて来たデータや信号を基に処理を
行なったり、ネットワーク71の管理等、様々な処理を
行なう。その処理の一つが、前記のプリント出力の効率
化である。例えば、端末79−3から、ある文書をプリ
ンタ83から出力する旨の指令が発せられると、通信制
御部75にてこの指令、及び対応する文書のデータを一
旦、蓄える。ホストコンピュータ73は所定のタイミン
グでこの指令及び文書のデータを読み込み、プリンタ8
3A〜83Dの内、最も印字速度の速いプリンタ83に
対して送信する。もしそのプリンタが稼働中である旨の
信号をネットワークコントローラ81から受け取ると、
2番目に速いプリンタ83から出力する。
が得られる。また条件によっては、端末79に最も近い
プリンタ83から出力させることも考えられる。なお、
端末79から、特定のプリンタから出力する旨の指示を
受けた場合には、そのプリンタ73が空き次第、出力す
るようにしても良い。
得たいのであれば、処理速度の速いプリンタや、端末に
最寄りのプリンタから出力させるのが好ましいが、高品
質のカラー出力を得たい場合には、ネットワーク71に
おいてモノクロプリンタ83をカラープリンタに置き換
えても適切なプリント結果が得られない場合がある。
は、色ごとに発色特性が異なる。具体的には、周囲の温
度や湿度の影響を受け、本来の発色が可能な領域が限ら
れている。これを示すのが図9である。図9は、横軸に
温度、縦軸に湿度を取り、インクジェットプリンタ用の
インクの一例について、発色性能の良好域を色別に示し
たものである。Y、M、C、Bが夫々イエロー、マゼン
タ、シアン、黒を表している。本図に示すように、黒に
ついては広い領域で発色できるが、イエロー、マゼン
タ、シアンについては良好域がいずれも狭く、しかも、
3色が全て重なっている領域が無いものである。このよ
うな状況であるから、いずれの色も良好に発色するよう
に温度と湿度を調整することはできない。従って図8に
示したネットワークにおいて、モノクロプリンタをカラ
ープリンタに置き換えても、希望とはかけ離れたプリン
ト結果が得られる可能性が高い。
で、所望のプリント結果が得られるプリントシステムを
提供することを目的としている。
的を達成するためになされた本発明の請求項1に記載の
プリントシステムは、複数のカラープリンタの発色性能
に影響を与える、環境に関する状態変数を、該各カラー
プリンタ毎に検出する検出手段と、少なくとも、印刷対
象となる画像データの内容、及び前記検出手段による検
出結果に基づき、前記複数のカラープリンタの内、該画
像データを印刷するのに最適な環境にあるカラープリン
タを選定する選定手段と、該選定手段によって選定され
た前記カラープリンタに対し、前記画像データを送信
し、該カラープリンタに印刷動作を行なわせるコントロ
ーラと、を備えたことを特徴とする。
ば、温度、湿度、或はホコリの量等をさす。こうした状
態変数の中から、そのカラープリンタの発色性能に最も
影響を与える状態変数が予め選択され、これを検出する
ために備えられているのが、検出手段である。
タと言えばカラープリンタをさすものとする)はいずれ
も、印刷対象となる画像データを外部から受け取って出
力するものであるが、互いに同じものである必要はな
く、印刷方式、メーカ、インク等が全て異なっていても
良い。これに対応し、検出手段が検出する状態変数も、
全て同じでなくとも良い。例えば、第1のプリンタに用
いられているマゼンタのインクの発色に最も影響を与え
るのが温度であれば、そのプリンタの環境については温
度を検知し、第2のプリンタのマゼンタのインクが湿度
に対して大きな影響を受けるのであれば、検出手段は湿
度センサにすれば良い。また例えば、1台のプリンタ
が、3色のカラーインクを用いるもので、各色が夫々異
なる状態変数の影響を受けるのであれば、これらの状態
変数を全て検知できる検出手段にすべきである。
変数の値と、画像データの内容とに基づき、選定手段
が、その画像データをプリントするのに最適なカラープ
リンタを選定する。例えば、前記の例で、マゼンタが忠
実に再現されるようにする際に、第1のプリンタの温度
は不適切だが、第2のプリンタの湿度がマゼンタの発色
に最適であれば、第2のプリンタを選択する。
えばその画像の色で、イエロー、マゼンタ、シアンの
内、占める割合が最も多い色を求めたり、或は画像の中
心付近に多い色を求めたりすることが考えられる。或は
外部から「この画像のマゼンタを忠実にプリントしろ」
等の指定を受けることができるようにしても良い。
選ばれたプリンタに、画像データを送信し、印刷動作、
つまりカラー画像の再現を行なわせる。このようなプリ
ントシステムによれば、その画像をプリントアウトする
のに最適な環境化にあるカラープリンタから出力される
ので、所望のカラー画像を得ることができる。
カラープリンタの各仕様及び/若しくはカラープリンタ
にて用いられているインク等の発色担体の特性が予め格
納された仕様格納手段、を備え、選定手段が、仕様格納
手段に格納された各仕様も考慮して、データの印刷に最
適なカラープリンタを選定するようにされている。
刷速度、印刷方式等が挙げられる。また発色担体の特性
としては、鮮やかさ、印刷後の強度、価格等が挙げられ
る。すなわち、画像データの内容やプリンタが置かれて
いる環境だけでなく、仕様格納手段に格納された仕様や
特性をも考慮して出力するので、より適切なプリント結
果が得られる。また検出手段の検出した状態変数や、画
像データの内容だけでは、コントローラに画像データを
送信させるプリンタが1つに絞れない場合には、仕様や
特性を評価して、より適切な方から出力させることも可
能となる。
である必要が無いと記したが、共通にしておくと、評価
はし易くなる。また近年、需要が大きいインクジェット
方式のプリンタに用いられるカラーインクは、温度や湿
度の影響を受け易い。そこで、請求項3に記載のプリン
トシステムでは、検出手段として、各カラープリンタの
近傍における、温度及び/若しくは湿度を検出するセン
サを採用している。
タや水晶温度センサ等、様々なセンサが実用化されてお
り、また湿度を検出するセンサとしては、サーミスタを
用いたものやセラミックの特性を応用したもの等があ
り、いずれも容易に検出手段を構成できる。またこうし
ていずれも、どの種類のセンサを用いるかについて選択
の余地があるため、プリンタの環境や当該プリントシス
テムの規模、或はプリントシステムにあわせて、最適の
センサを選ぶことができる。
いる場合には、これをテーブル化して例えば選定手段に
予め保持させておき、検出手段には温度及び湿度を検知
させれば、この検出結果と、良好な発色を確保したい色
とに基づいて、プリンタを選択することもできる。なお
プリンタも共通のものにしておけば、一層、選定がし易
くなるが、インクについてはプリンタごとに消耗時期が
異なるので、同一のインクが使用されていない場合が考
えられる。もし、仕様格納手段を備えている場合には、
図9に相当するテーブルをインク毎に仕様格納手段に格
納しておき、最適のインクを用いているプリンタを選定
させても良い。
のように、複数のカラープリンタを、夫々発色性能の異
なる複数の環境下に各1台以上、配置すると、任意の色
に対し、好適な環境にあるプリンタを選定し易い。な
お、複数の異なった環境を確保するには、温度や湿度等
が一定にされた恒温室をプリンタ毎に用意したり、或
は、当該プリントシステムを数千km程度の大規模なネッ
トワークとして構成し、プリンタを、寒冷な土地、温暖
な土地、乾燥した土地、……に配置するといったことが
考えられる。後者は、既存のネットワークを流用し、プ
リント結果は郵送等で後日、得られれば良い場合に好適
である。
請求項5に記載のプリントシステムに使用されるホスト
コンピュータは、複数のカラープリンタの発色性能に影
響を与える、環境に関する状態変数を、該各カラープリ
ンタ毎に検出する検出手段を備えたプリントシステムで
使用され、印刷すべき画像データをカラープリンタに送
信するホストコンピュータであって、前記カラープリン
タにて用いられているインク等の発色担体の特性が予め
格納された仕様格納手段と、印刷対象となる画像データ
の内容、及び前記検出手段による検出結果に基づき、前
記複数のカラープリンタの内、該画像データを印刷する
のに最適な環境にあるカラープリンタを選定する選定手
段と、を備えたことを特徴とする。
と、画像データの内容とに基づき、選定手段が、その画
像データをプリントするのに最適なカラープリンタを選
定する。このようなホストコンピュータを備えたプリン
トシステムによれば、その画像をプリントアウトするの
に最適な環境化にあるカラープリンタから出力されるの
で、所望のカラー画像を得ることができる。
と共に説明する。まず、図1は本発明のプリントシステ
ムをネットワークとして構成したネットワークプリント
システム1を示すブロック図である。ネットワークプリ
ントシステム1(以下、単にプリントシステム1とも言
う)は、図8に示したネットワーク71に近い構成とな
っている。すなわち、ホストコンピュータ3、通信制御
部5に、ネットワーク回線7を介して4台の端末9と、
4台のネットワークコントローラ11とを接続してい
る。但し、これらネットワークコントローラ11には、
従来のモノクロプリンタ83に代えて、カラープリンタ
13(本図では単にプリンタと表記)及び温湿度センサ
15を接続している。なお、プリンタ13A〜13Dは
夫々、異なる温度及び湿度に維持された4つの部屋に1
台ずつ設置されており、温湿度センサ15は各部屋の温
度及び湿度を計測するようにされている。
画像データを一旦、蓄えたり、ホストコンピュータ3か
ら送られて来た画像データや指令を送信対象となる端末
9やプリンタ13に出力したりするもので、この他、プ
リントシステム1全体のアクセス管理等を行なったりす
る。
もインクジェット方式のカラープリンタであり、画像デ
ータ及びプリントする旨の指令を外部から受け取ると、
自らの備える4つのノズルに夫々封入されたイエロー、
マゼンタ、シアン、黒のインクを噴射して、用紙上に画
像データに対応する画像を形成する。なお、4台のプリ
ンタ13には、4色とも同じインクが用いられているも
のとする。
相当するもので、プリンタ13の近傍に設置されてお
り、サーミスタを用いた温度センサと、同じくサーミス
タを用いて湿度を検出する湿度センサを備えたもので、
これらを随時、電気信号に変換してネットワークコント
ローラ11に対して送信している。
リント出力は、およそ次のようにして行なわれる。すな
わち、4台の端末9にいずれかから、プリント指令が発
せられ、ホストコンピュータ3がこの指令並びにプリン
ト対象となる画像データを受信する。ホストコンピュー
タ3は、4台のネットワークコントローラ11のいずれ
かに対して、画像データを送信し、これを受信したネッ
トワークコントローラ11は、自らに接続されているプ
リンタ13に画像データを送信してプリント出力させ
る。この中で重要な処理を行なうのが、ホストコンピュ
ータ3とネットワークコントローラ11である。
す。図2はホストコンピュータ3の概略を示すブロック
図である。ホストコンピュータ3は、本図に示すよう
に、CPU21、RAM23、ROM25、入出力回路
27、ネットワークI/F29、これら各部を結ぶバス
31を主要部として構成されている。入出力回路27に
は更にキーボード33が接続されており、使用者からの
指示を直接受けることが可能にされている。また入出力
回路27には固定ディスク35(本図ではHDDと記
載)も接続されており、端末9から送信された画像デー
タを大量に保存できるようにされている。ROM25に
は、後述する処理を初めとしてプリントシステム1を制
御するための様々なプログラムが格納されており、この
プログラムをCPU21が、実行することによりプリン
トシステム1が運営されていく。RAM23は、主にプ
ログラムを実行する際の一時的な記憶場所として用いら
れる。
3が行なうプログラムの内、使用頻度が少ないものや、
プリンタ13にて使用されている3色のインクの特性が
保存されている。ここでインクの特性とは、図9に示し
たグラフに相当するもので、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各色について、発色が良好な温度と湿度が記録され
ている。つまり固定ディスク35は本発明の仕様格納手
段に相当する。ネットワークI/F29は、端末9やネ
ットワークコントローラ11等の装置にデータを送信し
たり、逆にこれらからデータを受信する際に用いられ
る。また本図には示されていないが、プリントシステム
1の状態を表示するための画像出力装置や、脱着式の記
録媒体用のデバイスも備えており、いずれも入出力回路
27に接続されている。
やワークステーションであり、4台の端末9のいずれに
おいても、カラー画像の作成、編集等が可能にされてい
る。その構成は、CPUの処理能力や、固定ディスクの
容量がホストコンピュータ3よりも劣るのみで、基本的
構成は図2に示したブロック図と同じである。
成を図3に示す。図3はネットワークコントローラ11
の概略を示すブロック図である。本図に示すようにネッ
トワークコントローラ11は、CPU41、RAM4
3、ROM45、入出力回路47、ネットワークI/F
49、及びこれら各部を結ぶバス51とからなるコンピ
ュータシステムとして構成されている。ROM45に
は、プログラムが格納されており、これをCPU41が
実行することにより後述する処理が遂行される。図1に
示したプリンタ13及び温湿度センサ15は、いずれも
入出力回路47に接続されている。入出力回路47は、
プリンタ13に対しては画像データの送信や、プリンタ
13からの信号(受信OK、紙詰まり発生等)の受信を
行なう。一方、温湿度センサ15に関しては、温湿度セ
ンサ15が検出した温度並びに湿度に対応する電気信号
を受け取る。
るプリンタ選定処理について図4を用いて説明する。す
なわち図4は、プリンタ選定処理を示すフローチャート
である。本処理は、ホストコンピュータ3のネットワー
クI/F29にプリンタ13に出力を行なわせる旨の信
号が入力されると起動される。例えば図1に矢印Aで示
したように、端末9−2からプリンタ出力信号が発せら
れると、ステップ(以下、単にSと示す)110にて、
この信号を受信し、この信号に引き続き送信される画像
データを受信する(S120)。なお受信した画像デー
タは、固定ディスク35に保存される。
を設定する。選択条件とは、後述する、プリンタ13を
選ぶステップにおいて、固定ディスク35に保存された
画像データに含まれるイエロー、マゼンタ、シアンの3
原色の内、最も割合の多い色の再現性の良いものを選ぶ
か、画像の中心付近に多い色を忠実に再現できるプリン
タ13を選ぶか、或は外部から指示を受けた色を印刷す
るのに適したものを選ぶか、等の評価方法をさす。なお
実際には、キーボード33を介して「画像の中心に多い
色を重視せよ」或は「イエローを忠実に再現しろ」とい
った指示を受けた場合にのみ、これらの設定を行ない、
この指示がない場合には、画像全体で最も割合の多い色
に関し発色の良いプリンタ13を選ぶ。ここでは仮に、
指示が無く、S120にて受信し固定ディスク35に保
存された画像データにはイエローも割合が多かったもの
とする。
9から、温湿度情報送信指令を出力する。この様子を示
しているのが図5である。すなわち図5はホストコンピ
ュータ3から温湿度情報送信指令が発せられた様子を示
しており、矢印Bがこの指令の流れを示している。本図
に示されているように温湿度情報送信指令は、通信制御
部5によって4台のネットワークコントローラ11に発
信される。この図では同時に発信されているように見え
るが、実際には時間差をおいて配信される。
ントローラ11から送信されて来る温湿度情報を受信
し、この情報の内容とS130で設定された選択条件と
からプリンタ13を設定する(S160)。選択条件
は、画像全体でもっとも割合の多い色を重視すること
で、その色はイエローであったから、温湿度情報と、固
定ディスク35に格納されているインクの特性に従っ
て、イエローの発色に優れた温度及び湿度に設置されて
いるプリンタ13を選定する。つまりS160は、本発
明の選定手段としての処理に相当する。ここではプリン
タ13Cが選ばれたものとする。
されているネットワークコントローラ11Cに対し、固
定ディスク35に保存された画像データを送信する(S
170)。この処理は本発明のコントローラとしての処
理に相当する。図6の矢印Cは、S170の処理によっ
て画像データが送信される様子を示している。
なわれるプリント出力処理について図7を用いて説明す
る。図7はプリント出力処理を示すフローチャートであ
る。なお本処理は、ネットワークコントローラ11のネ
ットワークI/F49を介して、画像データ、若しくは
温湿度情報送信指令が受信されると起動される。本処理
が起動されるとまず、S210にて、受信されたのが画
像データか否かを判定する。受信されたのが画像データ
でない、つまり温湿度情報送信指令であった場合は、S
220に進み、温湿度センサ15によって随時、計測さ
れている温度及び湿度を、入出力回路47を介して取得
する。こうして取得した温度及び湿度を温湿度情報とし
てネットワークI/F49からホストコンピュータ3に
送信し(S230)、本処理を終了する。このS220
及びS230は、プリンタ選定処理のS140にて出力
される温湿度情報送信指令によって為されるもので、従
って、4台のネットワークコントローラ11、全てで行
なわれる処理である。
ータであったと判定された場合にはS240に進み、自
らに接続されているプリンタ13に対し、画像形成の開
始するための命令を出力する。本図には示されていない
が、この命令に対し、プリンタ13から画像データの受
信OKを示す信号を受け取ると、画像データをプリンタ
に対して出力する(S250)。このS240及びS2
50は、ホストコンピュータ3により、プリンタ選定処
理のS160にて選ばれたプリンタ13に接続されてい
るネットワークコントローラ11のみで行なわれる処理
である。
データの内容に応じ、プリンタ選定処理、及びプリント
出力処理にて、最適の温度及び湿度にあるプリンタ13
が選ばれ、そこから出力されるので、所望の結果に極め
て近い出力結果を得ることができる。
ットワークプリントシステム1について説明してきた
が、本発明はこの実施形態に何等限定されるものではな
く様々な態様で実施しうる。例えば、4台のプリンタ1
3は、全て同じ機種であったが、カラープリンタであれ
ば異なる機種でも良い。この場合には固定ディスク35
に、各プリンタの仕様や性能を示す仕様情報を保存して
おき、S160にてこれらの仕様情報も参照してプリン
タ13を選定してもよい。こうすると、例えば温度や、
画像データの内容だけでは、候補となるプリンタ13が
1つに絞れない場合に、仕様情報を評価して、より適切
なプリンタ13から出力させることも可能となる。
を利用したものを用いたが、他の原理にて温度や湿度を
検出するセンサを用いても良い。ネットワークプリント
システム1では、プリンタ13を異なる環境に設置する
ために、温度及び湿度が維持された部屋を用意したが、
プリントの結果を早急に得る必要が無ければ、電話回線
などをネットワーク回線7として利用した大規模なネッ
トワークを構成し、プリンタ13を異なる気候の土地に
設置しても良い。もちろん、図1に示したプリントシス
テム1に更に、電話回線を介し、異なる気候の土地に設
置されたプリンタを接続しても良い。
ブロック図である。
ク図である。
すブロック図である。
る。
が発せられる様子を示す説明図である。
対し画像データが送信される様子を示す説明図である。
る。
ック図である。
いて、発色性能と温度、湿度との関係を色別に示した図
である。
ュータ 5…通信制御部 7…ネットワーク回線 9…端末 11…ネットワークコントローラ 13…プリンタ 15…温湿度センサ 21、41…CPU 23、43…
RAM 25、45…ROM 27、47…入出力回路 29、49…ネットワークI/F 31、51…バス 33…キーボード 35…固定ディスク
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のカラープリンタの発色性能に影響
を与える、環境に関する状態変数を、該各カラープリン
タ毎に検出する検出手段と、 少なくとも、印刷対象となる画像データの内容、及び前
記検出手段による検出結果に基づき、前記複数のカラー
プリンタの内、該画像データを印刷するのに最適な環境
にあるカラープリンタを選定する選定手段と、 該選定手段によって選定された前記カラープリンタに対
し、前記画像データを送信し、該カラープリンタに印刷
動作を行なわせるコントローラと、 を備えたことを特徴とするプリントシステム。 - 【請求項2】 前記複数のカラープリンタの各仕様及び
/若しくは該カラープリンタにて用いられているインク
等の発色担体の特性が予め格納された仕様格納手段、を
備え、 前記選定手段が、前記仕様格納手段に格納された前記各
仕様も考慮して、前記画像データの印刷に最適な前記カ
ラープリンタを選定することを特徴とする請求項1記載
のプリントシステム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のプリン
トシステムにおいて、 前記検出手段が、前記各カラープリンタの近傍におけ
る、温度及び/若しくは湿度を検出するセンサであるこ
とを特徴とするプリントシステム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか記載の
プリントシステムにおいて、前記複数のカラープリンタ
は、夫々発色性能の異なる複数の環境下に各1台以上、
配置されていることを特徴とするプリントシステム。 - 【請求項5】 複数のカラープリンタの発色性能に影響
を与える、環境に関する状態変数を、該各カラープリン
タ毎に検出する検出手段を備えたプリントシステムで使
用され、印刷すべき画像データをカラープリンタに送信
するホストコンピュータであって、 前記カラープリンタにて用いられているインク等の発色
担体の特性が予め格納 された仕様格納手段と、 印刷対象となる画像データの内容、及び前記検出手段に
よる検出結果に基づき、前記複数のカラープリンタの
内、該画像データを印刷するのに最適な環境にあるカラ
ープリンタを選定する選定手段と、 を備えたことを特徴とするプリントシステムで使用され
るホストコンピュータ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17375696A JP3455631B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | プリントシステム及びホストコンピュータ |
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JPH1016309A JPH1016309A (ja) | 1998-01-20 |
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JP7247696B2 (ja) * | 2019-03-26 | 2023-03-29 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置および印刷制御方法 |
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