JP3450722B2 - 電子機器及びその電力消費削減方法、記録装置及びその電力消費削減方法 - Google Patents

電子機器及びその電力消費削減方法、記録装置及びその電力消費削減方法

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JP3450722B2 JP30606498A JP30606498A JP3450722B2 JP 3450722 B2 JP3450722 B2 JP 3450722B2 JP 30606498 A JP30606498 A JP 30606498A JP 30606498 A JP30606498 A JP 30606498A JP 3450722 B2 JP3450722 B2 JP 3450722B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデバイスか
ら構成される電子機器及びその電力消費削減方法、記録
装置及びその電力消費削減方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の電源供給構成におい
て、電源スイッチによって機器の電源回路入力を遮断し
て機器全体の電源供給を遮断する構成のものの他に、電
源スイッチを遮断しても部分的に電源供給を行う構成の
ものがある。
【0003】以下、従来の電子機器の電源供給構成の構
成例について、図7〜図14を用いて説明する。
【0004】図7〜図14において、101はACプラ
グ、102は主電源スイッチ、103は電源回路、10
4と105は機器固有の動作を司る制御回路、106は
副電源スイッチ、107は操作パネル、108は赤外線
リモコン装置、109は赤外線信号入力装置、110は
バッテリである。
【0005】図7は電源スイッチが存在しない場合の電
子機器の電源供給構成例を示すブロック図である。
【0006】ACプラグ101をACコンセントに差し
込むことにより、電源回路103に商用電力が供給さ
れ、電源回路103から機器固有の制御回路104に給
電されて電子機器が動作可能な状態となる。電源の投入
・遮断は、ACコンセントへACプラグ101を挿抜す
ることにより行うため面倒であるが、電源スイッチを省
いている分だけ省スペース・省コストとなる。
【0007】図8は図7の構成に電源スイッチ102を
追加した場合の電子機器の電源供給構成例を示すブロッ
ク図である。
【0008】ACプラグ101と電源回路103の問に
電源スイッチ102を設けて電源回路103への給電を
遮断できるようにしている。この場合、電源スイッチ1
02を投入すると電子機器全体に給電される。図7の構
成に比べて、電源の投入・遮断が容易にできるという特
徴がある。
【0009】図9は図8の構成に主電源スイッチ102
の他に副電源スイッチ106を追加した場合の電子機器
の電源供給構成例を示すブロック図である。
【0010】図9の電源供給構成では、図8の構成にお
ける制御回路104を2つの回路に分離して、一方の制
御回路104には電源回路103との間に電源スイッチ
を設けず電源回路103から常時給電し、もう一方の制
御回路105には電源回路103との間に副電源スイッ
チ106を設けて制御回路105への給電を遮断できる
ようにしている。常時給電する制御回路104の種類に
は、例えば、予熱回路等がある。主電源スイッチ102
の投入により、制御回路104が働いて予熱が行われ、
その後の副電源スイッチ106の投入により、電子機器
全体に給電されて素早く動作開始できるようになる。
【0011】図10は図9では2つに分けた制御回路間
での給電制御はなかったが、図12の常時給電されてい
る制御回路104からもう一方の制御回路105への給
電制御を行う場合の電源供給構成例を示すブロック図で
ある。
【0012】常時給電されている制御回路104に、も
う一方の制御回路105への給電を遮断するか否かの制
御信号入出力を設けて、操作パネル107に設けた操作
スイッチ106と接続する。この操作スイッチ106を
操作者が操作することにより、もう一方の制御回路10
5への給電を遮断したり投入したりする。この構成の利
点は、電源供給の配線経路の自由度が増すということ
と、電源スイッチの選択の自由度が増すというところに
ある。
【0013】図11は図10における制御信号入力回路
のスイッチ106をスイッチから赤外線信号入力に置き
換えた場合の電源供給構成例を示すブロック図である。
【0014】電子機器外部の赤外線リモコン装置108
から赤外線信号を出力することによって電源投入・遮断
信号を送信し、これを電子機器本体に設けた赤外線信号
入力109で受信してもう一方の制御回路105の給電
を遮断・投入する。これは、図10で説明した給電制御
を信号入力で行う構成にしたことによって可能になっ
た。
【0015】図12は図10の構成から主電源スイッチ
102を取り除いた場合の電源供給構成例を示すブロッ
ク図である。
【0016】この構成の目的は、省コスト、省スペース
の他に一方の制御回路104を常時作動させておきたい
という要求がある。
【0017】図13は図11の構成において電源スイッ
チを特に設けず、常時給電されている制御回路104か
ら電子機器内の他の制御回路105に停止信号を送るこ
とにより、動作を停止させ、あわせて省電力を実現させ
る場合の電源供給構成例を示すブロック図である。
【0018】この構成では、機器本来の目的とする動作
を終えた後などに、停止信号を送って動作を停止させ
る。
【0019】図14は図8の構成において、AC入力を
バッテリに置き換えた場合の電源供給構成例を示すブロ
ック図である。
【0020】バッテリ110と電源回路103との間に
電源スイッチ102を設けて、機器を使用しない時には
電源スイッチ102を遮断して、バッテリ110の電力
消費を防いでいる。同様に、図9から図13の構成にお
いても、AC入力をバッテリに置き換えた構成にするこ
とが可能である。
【0021】以上説明したように、従来の電子機器の電
源供給構成は、様々な構成が考案され、回路の一部のみ
動作させることによって省電力を実現させている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
世界的に環境への汚染が問題になっており、特にエネル
ギー消費では、二酸化炭素増加抑制が人類の問題として
大きくクローズアップされている。エネルギー節約の一
環として電力消費の削減も進められ、一部の国では法律
で規制化され、日本でも同様の規制が行われようとして
いる。そのため、プリンタ等の電子機器も抑制を待たず
自らエネルギー消費の節減をしようとしている。このよ
うに、近年環境問題の深刻化に伴い、更なる電子機器の
省電力化が要求されてきている。
【0023】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、電子機器の省電力化をより効率良く実行する
ことができる電子機器及びその電力消費削減方法、記録
装置及びその電力消費削減方法を提供することを目的と
する。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による電子機器は以下の構成を備える。即
ち、複数のデバイスから構成される電子機器であって、
前記複数のデバイスを動作させるクロック信号を供給す
るクロック信号供給手段と、前記クロック信号供給手段
からのクロック信号の再供給を指示する複数の指示手段
と、前記複数の指示手段による指示がどの指示手段によ
るものかを判定する判定手段を備え、この判定手段の判
定結果に基づいて、前記複数のデバイスの内、センサの
校正を行うよう制御する制御手段と、前記制御手段の制
御に必要なデバイス以外のデバイスの電力供給を制御す
る電力供給制御手段と、を備える。
【0025】また、好ましくは、当該電子機器を待機状
態にする場合、前記電力供給制御手段は、制御に必要な
デバイス以外のデバイスへの電力供給を停止し、前記制
御手段は、前記クロック信号供給手段による当該制御手
段へのクロック信号の供給を停止する。
【0026】また、好ましくは、当該電子機器を前記待
機状態から動作状態にする場合、前記電力供給制御手段
は、停止されたデバイスへの電力供給を再開し、前記制
御手段は、前記クロック信号供給手段による当該制御手
段へのクロック信号の供給を再開する。
【0027】
【0028】
【0029】また、好ましくは、前記制御手段は、少な
くともCPUとRAMと入出力ポートを内蔵し、前記セ
ンサの監視を、前記入出力ポートを用いて行う。
【0030】また、好ましくは、前記複数の指示手段
は、少なくともタイマとパワースイッチを含み、前記判
定手段の判定の結果、前記複数の指示手段による指示が
前記タイマによるものであった場合、前記制御手段は、
前記センサを校正する。
【0031】上記の目的を達成するための本発明による
電気機器の電力制御方法は以下の構成を備える。即ち、
複数のデバイスから構成される電子機器の電力消費削減
方法であって、前記複数のデバイスを動作させるための
クロック信号を供給するクロック信号供給工程と、前記
クロック信号供給工程からのクロック信号の再供給に対
する指示が複数の指示手段の中のどの指示手段によるも
のであるかを判定する判定工程と、前記判定工程の判定
結果に基づいて、前記複数のデバイスの内、センサの校
正を行うよう制御する制御工程と、前記複数のデバイス
の動作の制御部による制御に必要なデバイス以外のデバ
イスへの電力供給を制御する電力供給制御工程とを備え
る。
【0032】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置は以下の構成を備える。即ち、記録データに基
づいて記録を行う記録装置であって、当該記録装置を構
成する複数のデバイスの動作を制御する制御手段と、前
記複数のデバイスを動作させるクロック信号を供給する
クロック信号供給手段と、前記クロック信号供給手段か
らのクロック信号の再供給を指示する複数の指示手段
と、前記複数の指示手段による指示がどの指示手段によ
るものかを判定する判定手段を備え、この判定手段の判
定結果に基づいて前記複数のデバイスの内、センサの校
正を行うよう制御する制御手段と、前記制御手段の制御
に必要なデバイス以外のデバイスの電力供給を制御する
電力供給制御手段と、前記記録データに基づく画像を記
録する記録手段とを備える。
【0033】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置の電力消費削減方法は以下の構成を備える。即
ち、記録データに基づいて記録を行う記録装置の電力消
費削減方法であって、記録装置を構成する複数のデバイ
スを動作させるためのクロック信号を供給するクロック
信号供給工程と、前記クロック信号供給工程からのクロ
ック信号の再供給に対する指示が複数の指示手段の中の
どの指示手段によるものであるかを判定する判定工程
と、前記判定工程の判定結果に基づいて、前記複数のデ
バイスの内、センサの校正を行うよう制御する制御工程
と、前記複数のデバイスの動作の制御部による制御に必
要なデバイス以外のデバイスへの電力供給を制御する電
力供給制御工程と、前記記録データに基づく画像を記録
する記録工程とを備える。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。 (実施形態1)図1は本発明の実施形態1の電子機器の
構成を示すブロック図である。
【0035】尚、図1では、電子機器例として、インク
ジェットプリンタを用いる。
【0036】図1において、1はMPUであり、CPU
2とRAM3と入出力ポート4を内蔵している。入出力
ポート4は、A/D変換機能を含んでいる。また、CP
U2とRAM3と入出力ポート4はバス5で相互に接続
されている。
【0037】6はプリンタの電源回路であり、外部から
AC電源が供給される。7はROMであり、プリンタを
制御するメインプログラム等の各種プログラムを格納し
ている。8はホストコンピュータであり、記録データを
プリンタへ供給する。9はGA(ゲートアレイ)であ
り、ホストコンピュータ8とのインタフェースや、各デ
バイスの制御や記録データの操作等に用いる。10はD
RAMであり、ホストコンピュータ8からGA9経由で
受信した記録データを格納し、GA9内の画像処理回路
により、画像処理を行った結果を格納する。GA9で行
う画像処理の内容は、ROM7に格納されたプログラム
によリCPU2が制御する。
【0038】11は記録ヘッド16の走査を行う主走査
モータであり、12は紙などの記録媒体を搬送する副走
査モータである。13、14はモータドライバであり、
それぞれ主走査モータ11、副走査モータ12と接続
し、GA9を介してMPU1からの指令により、主走査
モータ11、副走査モータ12を駆動する。
【0039】15はカートリッジであり、記録ヘッド1
6とこの記録ヘッド16の温度を測定するヘッド温度セ
ンサ17とインクタンク18を搭載している。尚、主走
査モータ11は、実際にはこのカートリッジ15を載せ
た不図示のキャリッジを駆動する。GA9は、CPU2
の指令により、DRAM10内に格納されている記録デ
ータを取り出して記録ヘッド16に送信する。記録ヘッ
ド16はバブルジェット方式の記録ヘッドで、熱制御に
よってインクを飛ばすようになっている。そして、GA
9より入力された記録データに基づいて、画像の記録を
行う。記録ヘッド16は、熱制御方式のため、ヘッド温
度センサ17で温度を測定し、この測定結果に基づいて
記録制御が実行される。
【0040】ヘッド温度センサ17で、測定した記録ヘ
ッド温度情報を入出力ポート4を介してCPU2で取得
する。このとき入出力ポート4のA/D変換機能を用い
てA/D変換を行いCPU2で処理できるようにする。
【0041】19は環境温度センサであり、プリンタの
置かれた環境温度を測定する。環境温度センサ19で測
定した環境温度情報もヘッド温度センサ17の場合と同
様に入出力ポート4を介してCPU2で取得する。20
はパワースイッチであり、入出力ポート4に接続し、回
路が閉でスイッチが押されたことを検出する。押される
度に交互に、プリンタをパワーオン・パワーオフさせ
る。
【0042】21は電源回路6からプリンタ内の各素子
に供給される電力の供給/遮断を制御する電力制御スイ
ッチであり、入出力ポート4に接続され、CPU2から
の指令によって制御される。電力制御スイッチ21は、
GA9、DRAM10、主走査モータ11、副走査モー
タ12、モータドライバ13、14、記録ヘッド16の
電源入力端子に接続されており、これらの電源入力端子
への電力を供給/遮断することができる。
【0043】22はクロックジェネレータであり、MP
U1およびGA9にクロックを供給するが、待機時には
クロック速度を遅くしたり、停止させたりしてMPU1
での消費電力を更に節約する。クロックジェネレータ2
2のクロック速度を制御するクロック制御信号は入出力
ポート4から出力される。クロック速度を遅くした場合
は、MPU1からのクロック制御信号によって元のクロ
ック速度に復帰させることができるが、クロックを停止
した場合はMPU1へのクロック供給も停止されるので
MPU1は停止しており、MPU1からクロック再開を
行わせることはできない。
【0044】そこで、クロックジェネレータ22からの
クロック供給が停止した場合に、再起動させるためのウ
ェイクアップ信号が必要になるが、クロックジェネレー
タ22はパワースイッチ20とタイマ(TIMER)2
3と接続されており、それぞれからウェイクアップ信号
を受け取る。
【0045】パワースイッチ20を押すと、クロックジ
ェネレータ22にウェイクアップ信号が送られて、MP
U1にクロックが再供給されてMPU1が動き始める。
MPU1が動き始めると、入出力ポート4を介してパワ
ースイッチ20からの信号を読み取りパワースイッチ2
0が押されたことを検出する。
【0046】タイマ23は、バス5を介してCPU2に
接続されており、CPU2から設定された時間によって
ウェイクアップ信号を発生しクロックジェネレータ22
に送信する。タイマ23は、他の素子とは独立に動作さ
せるため、クロック回路を内蔵している。クロックジェ
ネレータ22とタイマ23には、MPU1へのクロック
供給が停止されているときにも動作させるため、常に電
力を供給する。また。ROM7はCPU2を制御するプ
ログラムを格納しているので常に電力を供給する。
【0047】実施形態1において、ヘッド温度センサ1
7は測定結果の精度を長期的に良好に保つため、定期的
・連続的に校正する必要がある。校正は、ヘッド温度セ
ンサ17と環境温度センサ19との比較で行うが、記録
中や記録直後は記録ヘッド16の温度が上昇しており、
校正には適さない。校正は、記録ヘッド16の温度が過
渡状態ではなく、定常状態にあるときに行うのが望まし
い。そこで、待機時に校正するのであるが、一方で待機
時にはできるだけ電力消費を抑えたいという要求があ
り、校正に必要な最小限の素子のみに電源を供給し、他
の素子への電力供給を遮断する。
【0048】実施形態1では、パワースイッチ20の操
作によってMPU1とROM7とクロックジェネレータ
22とタイマ23とヘッド温度センサ17と環境温度セ
ンサ19以外の素子への電力供給を遮断して待機時に校
正を行うとともに、再起動を行うためパワースイッチ2
0の監視を行っている。
【0049】次に、実施形態1で実行される処理につい
て、図2を用いて説明する。
【0050】図2は本発明の実施形態1で実行される処
理を示すフローチャートである。
【0051】まず、プリンタの電源プラグを電源コンセ
ントにつなぎ、電源回路6にAC入力が供給開始された
ことをあらわすAC_inが検知されると、以下に説明
する処理が開始される。
【0052】まず、ステップS32で、電源供給開始で
CPU2にパワーオンリセットがかかり、リセットベク
タへジャンプ(JMP)する。ステップS33で、CP
U2の初期設定を行う。ステップS34で、電力制御ス
イッチ21を操作して、他素子の電源をオフする。ステ
ップS35で、タイマ23にウェイクアップ信号を発生
する時間を設定する。
【0053】ステップS36で、CPU2から入出力ポ
ート4を介してクロックジェネレータ22にクロック停
止信号を出力し、クロックジェネレータ22からMPU
1へのクロック供給を停止させる。ステップS37で、
クロックジェネレータ22へのウェイクアップ信号入力
待ち状態となる。ここでパワースイッチ20が押される
か、またはタイマ23がタイムアウトしてクロックジェ
ネレータ22にウェイクアップ信号が入力されると、ス
テップS38に進む。
【0054】ステップS38で、クロックジェネレータ
22からMPU1にクロックが供給再開されてCPU2
が動作再開する。ステップS39で、パワースイッチ2
0が押されたか否かを判定する。パワースイッチ20が
押されていない場合、ステップS44に進み、記録ヘッ
ド16のヘッド温度センサ17の校正を行う。尚、ウェ
イクアップした時に、パワースイッチ20が押されてい
なければタイマ23によるウェイクアップと判断する。
また、ヘッド温度センサ17及び環境温度センサ19は
常に給電されており、そのセンサ出力は、GA9等他の
素子を経由することなく、入出力ポート4に直接接続さ
れているので、他の素子へ給電及びクロックの供給を再
開することなく、校正を行うことが可能である。校正終
了後は、ステップS34に戻る。
【0055】一方、ステップS39で、パワースイッチ
20が押されている場合、ステップS40に進み、電力
制御スイッチ21を操作して、他素子への電源をオンす
る。ステップ41で、ステップ40ですぐに動作可能な
状態にならない素子の立ち上がり時間のためのディレイ
をおく。ステップS42で、プリンタのメインプログラ
ムを動作させる。
【0056】ステップS43で、パワースイッチ20が
押されているか否かを判定する。押されていない場合、
ステップS42のメインプログラムをループさせて連続
実行させる。一方、押されている場合、パワーオフ状態
(待機状態)にするため、ステップS34に戻る。
【0057】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、待機時に、MPU1及びMPU1の動作に必要なデ
バイス以外のデバイスへの電力供給を停止させ、さらに
MPU1へのクロックを停止させる。一方、動作時に、
MPU1へのクロックを再開させ、電力供給を停止した
デバイスへの電力供給を行わせて、待機時のエネルギー
消費を抑えることで、電子機器全体のエネルギー消費を
抑えることができる。
【0058】また、電子機器全体への電力供給を切断し
て停止したのとは異なり、立ち上げ時に電子機器動作用
パラメータの設定・取得等のシーケンスを行うことが無
く、素早く動作を再開できるようになる。
【0059】また、停止したクロックを再開させるクロ
ック供給再開手段としてタイマ23を用いることで、待
機時に間欠的にクロックを供給してMPU1を動作させ
て、校正等のメインテナンスを行わせることが可能であ
る。 (実施形態2)実施形態1のプリンタにおいて、記録ヘ
ッド16は1つであったが、多色プリンタのように複数
個の記録ヘッドで構成されるプリンタについても、本発
明を適用することができる。以下、実施形態2として説
明する。
【0060】図3は本発明の実施形態2の電子機器の構
成を示すブロック図である。
【0061】図3では、実施形態1のプリンタのカート
リッジ15を4つ搭載して構成した場合のプリンタの構
成を示している。4つのカートリッジ15にはそれぞれ
記録ヘッド16、ヘッド温度センサ17、インクタンク
18が含まれており、それぞれのインクタンク18には
記録の四原色である黒、シアン、マゼンタ、イエローの
インクが充填されている。また、ヘッド温度センサ17
は、入出力ポート4に接続されており、CPU2は入出
力ポート4を介して4つの記録ヘッド温度情報を順次取
得して、環境温度センサ19から取得した環境温度情報
と比較して校正を行う。
【0062】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、記録ヘッドを複数有するプリンタにおいても、実施
形態1と同様の効果を得ることができる。 (実施形態3)実施形態3では、実施形態1におけるク
ロックジェネレータ22をMPU1、GA9をタイマ2
3にそれぞれ取り込んで構成した場合の実施形態につい
て説明する。
【0063】図4は本発明の実施形態3の電子機器の構
成を示すブロック図である。
【0064】図4において、GA9の電源は常時給電さ
れるようになっている。実施形態1においては、クロッ
クジェネレータ22はMPU1と、タイマ23はGA9
からそれぞれ独立した素子構成としたが、図4のように
することにより、コストダウンが図れる。この場合、ク
ロックジェネレータ22は、単にMPU1に取り込むだ
けである。タイマ23は、独自のクロック回路を内蔵し
ているのでクロックジェネレータ22からGA9へのク
ロック供給が停止されても動作可能である。また、タイ
マ23を動作させるため、GA9には電源を常時給電す
る構成に変更してあるが、待機状態においてはクロック
の供給を停止する。そのため、GA9における電力消費
はタイマ23での電力消費とそれ以外の部分での若干の
静的な電力消費にとどまる。
【0065】以上説明したように、実施形態3によれ
ば、より安価で、実施形態1と同様の効果を得ることが
できる。 (実施形態4)実施形態4は、実施形態1で実行される
処理の変形例について、図6を用いて説明する。
【0066】図6は本発明の実施形態4で実行される処
理を示すフローチャートである。
【0067】尚、図2のフローチャートと同じ処理につ
いては、同じステップ番号を付加している。また、図2
のフローチャートのステップS39、ステップS44を
取り除き、代りにステップS50〜ステップS52の処
理が追加されている。
【0068】図2では、ステップS37でウェイクアッ
プ信号が入力された後、ステップS38で、クロック動
作を再開し、ステップS39で起動要因を判定する。そ
のため、パワースイッチ20をみて、ウェイクアップ信
号入力がパワースイッチ20によるものか、タイマ23
によるものか判定していた。
【0069】これに対し、図6では、ステップS38
で、クロック動作を再開した後、ステップS50で、R
AM3にウェイクアップ信号入力時のパワースイッチ2
0の状態を記憶しておく。次に、ステップ40に進み、
起動要因の別に関わらず他素子の電源をオンする。ステ
ップS41で、素子立ち上がり時間のディレイを入れ
る。ステップ51で、ヘッド温度センサ17の校正を行
う。
【0070】ステップ52で、ステップ50において記
憶したウェイクアップ信号入力時のパワースイッチ20
の状態を読み出して、パワースイッチ20が押されてい
るか否かを判定する。押されていない場合、ウェイクア
ップ信号はタイマ23によるものと判定し、ステップS
34へ戻る。一方、押されている場合、ウェイクアップ
信号はパワースイッチ20によるものと判定し、ステッ
プS42へ進み、パワーオン動作を行う。
【0071】図2のフローチャートと比べると、図2の
場合ではタイマ23によるウェイクアップ信号の場合
は、他素子の電源を切ったままヘッド温度センサ17の
校正が行えるので、校正を行うために不要な素子への電
源供給による余分な電力消費は発生しなかった。
【0072】これに対し、図6の場合は、タイマ23に
よるウェイクアップ信号の場合でも他素子に給電するた
め、図2の場合に比べて校正を行っている時間分だけ電
力消費が増えるが、その間は他素子の機能を利用できる
という利点が生じる。
【0073】図5は、図3の一部を変更した場合の電子
機器の構成を示すブロック図であり、ヘッド温度センサ
17が複数存在する。
【0074】図3との相違点は、ヘッド温度センサ17
の出力が入出力ポート4ではなく、GA9内のA/D入
力に接続されている点である。
【0075】ヘッド温度センサ17が複数ある場合、ま
た、MPU1の機種によっては、MPU1内の入出力ポ
ート4の入力ポート数が不足する場合もある。このよう
な場合、すなわちヘッド温度センサ17が入出力ポート
4に直接接続できない場合には、GA9内にA/D入力
ポートを設けて、これにヘッド温度センサ17を接続す
る構成とすることで入出力ポート4のポート不足を解消
できる。
【0076】この場合、図2のフローチャートでは、ス
テップS44のヘッド温度センサ17の校正中はGA9
に給電されないので機能しないが、図6のフローチャー
トでは必ずGA9にも給電されるのでGA9を介して、
ヘッド温度センサ17の出力をCPU2が取り込むこと
が可能である。
【0077】以上説明したように、実施形態4によれ
ば、実施形態1で得られる効果を損なうことなく、電子
機器内で構成されるMPU1及びMPU1の動作に必要
なデバイス以外のデバイスを利用することができる。
【0078】尚、上記実施形態1〜実施形態4では、電
子機器として、インクジェットプリンタを例に挙げて説
明したが、これに限定されない。上記のインクジェット
プリンタを搭載したファクシミリ装置、複写機にも本発
明を適用できることは、もちろんである。また、プリン
タに限らず、ホストコンピュータ、デジタルカメラ、ス
キャナ、携帯端末等、電源が供給されて動作する電子機
器に対し、本発明を適用することができる。
【0079】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子機器の省電力化をより効率良く実行することができ
る電子機器及びその電力消費削減方法、記録装置及びそ
の電力消費削減方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の電子機器の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施形態1で実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の実施形態2の電子機器の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施形態3の電子機器の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施形態4の電子機器の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の実施形態4で実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】従来の電源スイッチが存在しない場合の電子機
器の電源供給構成例を示すブロック図である。
【図8】従来の図7の構成に電源スイッチ102を追加
した場合の電子機器の電源供給構成例を示すブロック図
である。
【図9】従来の図8の構成に主電源スイッチ102の他
に副電源スイッチ106を追加し、制御回路104を2
つの回路104、105に分離した場合の電子機器の電
源供給構成例を示すブロック図である。
【図10】従来の図9では2つに分けた制御回路間での
給電制御はなかったが、図12の常時給電されている制
御回路104からもう一方の制御回路105への給電制
御を行う場合の電源供給構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】従来の図10における制御信号入力回路のス
イッチ106をスイッチから赤外線信号入力に置き換え
た場合の電源供給構成例を示すブロック図である。
【図12】従来の図10の構成から主電源スイッチ10
2を取り除いた場合の電源供給構成例を示すブロック図
である。
【図13】従来の図11の構成において電源スイッチを
特に設けず、常時給電されている制御回路104から電
子機器内の他の制御回路105に停止信号を送ることに
より、動作を停止させ、あわせて省電力を実現させる場
合の電源供給構成例を示すブロック図である。
【図14】従来の図8の構成において、AC入力をバッ
テリに置き換えた場合の電源供給構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 MPU 2 CPU 3 RAM 4 入出力ポート 5 バス 6 電源回路 7 ROM 8 ホストコンピュータ 9 GA(ゲートアレイ) 10 DRAM 11 主走査モータ 12 副走査モータ 13、14 モータドライバ 15 カートリッジ 16 記録ヘッド 17 ヘッド温度センサ 18 インクタンク 19 環境温度センサ 20 パワースイッチ 21 電力制御スイッチ 22 クロックジェネレータ 23 タイマ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/32 B41J 29/38 G06F 1/04 301

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイスから構成される電子機器
    であって、 前記複数のデバイスを動作させるクロック信号を供給す
    るクロック信号供給手段と、 前記クロック信号供給手段からのクロック信号の再供給
    を指示する複数の指示手段と、 前記複数の指示手段による指示がどの指示手段によるも
    のかを判定する判定手段を備え、この判定手段の判定結
    果に基づいて、前記複数のデバイスの内、センサの校正
    を行うよう制御する制御手段と、 前記制御手段の制御に必要なデバイス以外のデバイスの
    電力供給を制御する電力供給制御手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 当該電子機器を待機状態にする場合、前
    記電力供給制御手段は、制御に必要なデバイス以外のデ
    バイスへの電力供給を停止し、前記制御手段は、前記ク
    ロック信号供給手段による当該制御手段へのクロック
    の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の
    電子機器。
  3. 【請求項3】 当該電子機器を前記待機状態から動作状
    態にする場合、前記電力供給制御手段は、停止されたデ
    バイスへの電力供給を再開し、前記制御手段は、前記ク
    ロック信号供給手段による当該制御手段へのクロック
    の供給を再開することを特徴とする請求項2に記載の
    電子機器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、少なくともCPUとR
    AMと入出力ポートを内蔵し、 前記センサの監視を、前記入出力ポートを用いて行うこ
    とを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記複数の指示手段は、少なくともタイ
    マとパワースイッチを含み、 前記判定手段の判定の結果、前記複数の指示手段による
    指示が前記タイマによるものであった場合、前記制御手
    段は、前記センサを校正することを特徴とする請求項
    に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 複数のデバイスから構成される電子機器
    の電力消費削減方法であって、 前記複数のデバイスを動作させるためのクロック信号
    供給するクロック信号供給工程と、 前記クロック信号供給工程からのクロック信号の再供給
    に対する指示が複数の指示手段の中のどの指示手段によ
    るものであるかを判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいて、前記複数のデバイ
    スの内、センサの校正を行うよう制御する制御工程と、 前記複数のデバイスの動作の制御部による制御に必要な
    デバイス以外のデバイスへの電力供給を制御する電力供
    給制御工程とを備えることを特徴とする電子機器の電力
    消費削減方法。
  7. 【請求項7】 当該電子機器を待機状態にする場合、前
    記電力供給制御工程による前記制御部による制御に必要
    なデバイス以外の前記デバイスへの電力供給を停止し、
    前記クロック信号供給工程による該デバイスの制御部へ
    のクロック信号の供給を停止することを特徴とする請求
    に記載の電子機器の電力消費削減方法。
  8. 【請求項8】 当該電子機器を前記待機状態から動作状
    態にする場合、前記電力供給制御工程によって停止され
    たデバイスへの電力供給を再開し、前記クロック信号
    給工程による該デバイスの制御部へのクロック信号の供
    給を再開することを特徴とする請求項に記載の電子機
    器の電力消費削減方法。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、少なくともCPUとRA
    Mと入出力ポートを内蔵し、 前記センサの監視を、前記入出力ポートを用いて行うこ
    とを特徴とする請求項に記載の電子機器の電力消費削
    減方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の指示手段による指示は、少
    なくともタイマとパワースイッチによる指示を含み、 前記判定工程の判定の結果、前記複数の指示手段による
    指示が前記タイマによるものであった場合、前記制御部
    は、前記センサを校正することを特徴とする請求項
    記載の電子機器の電力消費削減方法。
  11. 【請求項11】 記録データに基づいて記録を行う記録
    装置であって、 当該記録装置を構成する複数のデバイスの動作を制御す
    る制御手段と、 前記複数のデバイスを動作させるクロック信号を供給す
    るクロック信号供給手段と、 前記クロック信号供給手段からのクロック信号の再供給
    を指示する複数の指示手段と、 前記複数の指示手段による指示がどの指示手段によるも
    のかを判定する判定手段を備え、この判定手段の判定結
    果に基づいて前記複数のデバイスの内、センサの校正を
    行うよう制御する制御手段と、 前記制御手段の制御に必要なデバイス以外のデバイスの
    電力供給を制御する電力供給制御手段と、 前記記録データに基づく画像を記録する記録手段とを備
    えることを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 当該記録装置を待機状態にする場合、
    前記電力供給制御手段は、制御に必要なデバイス以外の
    デバイスへの電力供給を停止し、前記制御手段は、前記
    クロック信号供給手段による当該制御手段へのクロック
    信号の供給を停止することを特徴とする請求項11に記
    載の記録装置。
  13. 【請求項13】 当該記録装置を前記待機状態から記録
    動作状態にする場合、前記電力供給制御手段は、停止さ
    れたデバイスへの電力供給を再開し、前記制御手段は、
    前記クロック信号供給手段による当該制御手段へのクロ
    ック信号の供給を再開することを特徴とする請求項12
    に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、少なくともCPUと
    RAMと入出力ポートを内蔵し、 前記センサの監視を、前記入出力ポートを用いて行うこ
    とを特徴とする請求項11に記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の指示手段は、少なくともタ
    イマとパワースイッチを含み、 前記判定手段の判定の結果、前記複数の指示手段による
    指示が前記タイマによるものであった場合、前記制御手
    段は、前記センサを校正することを特徴とする請求項
    に記載の記録装置。
  16. 【請求項16】 記録データに基づいて記録を行う記録
    装置の電力消費削減方法であって、 記録装置を構成する複数のデバイスを動作させるための
    クロック信号を供給するクロック信号供給工程と、 前記クロック信号供給工程からのクロック信号の再供給
    に対する指示が複数の指示手段の中のどの指示手段によ
    るものであるかを判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいて、前記複数のデバイ
    スの内、前記センサの校正を行うよう制御する制御工程
    と、 前記複数のデバイスの動作の制御部による制御に必要な
    デバイス以外のデバイスへの電力供給を制御する電力供
    給制御工程と、 前記記録データに基づく画像を記録する記録工程とを備
    えることを特徴とする記録装置の電力消費削減方法。
  17. 【請求項17】 当該記録装置を待機状態にする場合、
    前記電力供給制御工程による前記制御部による制御に必
    要なデバイス以外の前記デバイスへの電力供給を停止
    し、前記クロック信号供給工程による該制御部へのクロ
    ック信号の供給を停止することを特徴とする請求項16
    に記載の記録装置の電力消費削減方法。
  18. 【請求項18】 当該記録装置を前記待機状態から記録
    動作状態にする場合、前記電力供給制御工程によって停
    止されたデバイスへの電力供給を再開し、前記クロック
    信号供給工程による該制御部へのクロック信号の供給を
    再開することを特徴とする請求項17に記載の記録装置
    の電力消費削減方法。
  19. 【請求項19】 前記制御部は、少なくともCPUとR
    AMと入出力ポートを内蔵し、 前記センサの監視を、前記入出力ポートを用いて行うこ
    とを特徴とする請求項16に記載の記録装置の電力消費
    削減方法。
  20. 【請求項20】 前記複数の指示手段は、少なくともタ
    イマとパワースイッチによる指示を含み、 前記判定工程の判定の結果、前記複数の指示手段による
    指示が前記タイマによるものであった場合、前記制御部
    は、前記センサを校正することを特徴とする請求項16
    に記載の記録装置の電力消費削減方法。
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