JPH08310082A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH08310082A
JPH08310082A JP7117379A JP11737995A JPH08310082A JP H08310082 A JPH08310082 A JP H08310082A JP 7117379 A JP7117379 A JP 7117379A JP 11737995 A JP11737995 A JP 11737995A JP H08310082 A JPH08310082 A JP H08310082A
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JP
Japan
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power
printer
power supply
operation panel
cpu
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JP7117379A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Senma
俊孝 千間
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のユーザが共同で使用するプリンタの設
定がすぐ確認できるようにするとともに、プリンタの消
費電力を大幅に抑える。 【構成】 操作パネル24を制御するCPU29以外のCP
U及びその周辺回路に対して、限時手段18が計時する無
稼働時間を参照して、電源部5からの電源を供給するモ
ード、又は遮断するモードに切り替える切替手段4を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省電力機能を有するプ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のプリンタの制御系の一例を
示すブロック図であり、1はプリンタ、2はプリンタ1
内部の各種機構を駆動させるためのプリントエンジン、
3はプリンタ1全体の制御を行うコントローラ、4は切
替手段、5は電源部、6,7は電源線、8はプリントエ
ンジン2のシーケンス制御部、9はシーケンス制御部8
の中央処理装置(以下、CPUと称する)、10はROM、
11はセンサドライバ、12はセンサ、13はモータドライ
バ、14はモータ、15はコントローラ3のCPU、16はR
OM、17はRAM、18は限時手段、19は通信制御部、20
は操作パネルを示す。
【0003】電源部5は、電源線7を介してコントロー
ラ3に直接電源を供給し、切替手段4および電源線6を
介してプリントエンジン2に電源を供給する。
【0004】プリントエンジン2は、CPU9およびR
OM10を備えたシーケンス制御部8,センサ12,センサ
ドライバ11,モータ14,モータドライバ13等のプリンタ
動作時に動作する部分を備え、コントローラ3の指示の
基に各プリンタ動作時にかかる部材を駆動させる。
【0005】コントローラ3はCPU15,ROM16,R
AM17,限時手段18,通信制御部19および操作パネル20
を備え、CPU15はROM16に記憶したプログラム等を
基に装置全体の制御をする。また、限時手段18は、プリ
ンタ1が一定時間無動作の状態を継続した時に、切替手
段4にプリントエンジン2への電源供給の遮断を指示す
る。ROM16は、例えばCPU15の動作を制御する制御
プログラムや各種基準データ等を記憶する。操作パネル
20は電源部5のスイッチが入っているが切替手段4によ
りプリントエンジン2への電源供給が遮断されている場
合にその状態、すなわち省電力のモードにあること等を
表示する。通信制御部19はホストコンピュータと接続さ
れ、ホストコンピュータからの印字命令が入力される。
【0006】切替手段4は電源部5とプリントエンジン
2の間に位置し、限時手段18からの指示を基に、プリン
トエンジン2に電源部5からの電源を供給したり遮断し
たりする。そのため、所定時間無動作の場合、限時手段
18が切替手段4に信号を送ってプリントエンジン2の電
源を遮断し、省電力モードに入る。さらに、ホストコン
ピュータに何らかの操作があった場合、通信制御部19を
介して限時手段18にプリントエンジン2への電源供給を
再開させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年は、1台のプリン
タに複数のホストコンピュータを接続するシステムが多
くなっている。また、複数のホストコンピュータにそれ
ぞれ異なる機種を用いたシステムとすることも多く、プ
リンタではそれに対応して複数のエミュレーションを行
う必要が高まっている。さらに、省エネルギー化の要求
が年々高まり、コンピュータやプリンタ等の周辺機器も
待機時の省電力化が望まれている。
【0008】本発明は、複数のユーザが共同で使用する
プリンタの設定がすぐ確認できるとともに、プリンタの
消費電力を大幅に抑えることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、外部より各種の設定事項を入力するため
の操作パネルと、本体の各部を制御するための複数のC
PUと、これらのCPUおよびその周辺回路に電源を供
給する電源部とを備えたプリンタにおいて、前記操作パ
ネルを制御するCPUを除いて少なくとも1つ以上のC
PUとその周辺回路とに対して前記電源部からの電源を
供給するモードと遮断するモードとのいずれかに切り替
える切替手段を設けたことを特徴とする。
【0010】また、前記操作パネルを制御するCPU
に、前記切替手段が前記電源部からの電源を遮断するモ
ードに設定している時に前記操作パネルを操作した際、
前記切替手段を、前記電源部からの電源を供給するモー
ドに切り替えさせることを特徴とする。
【0011】また、前記操作パネルに本体の各種設定状
態を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、装置全体を制御を行うコントローラ
部を備え、電源投入時と、前記少なくとも1つ以上のC
PUとその周辺回路とへの電源の供給を遮断して再度電
源を供給する時とにおける前記コントローラ部の制御を
異ならしめることを特徴とする。
【0013】また、電源投入時には、RAMチェック等
のセルフテストを行い、かつ前記少なくとも1つ以上の
CPUとその周辺回路とへの電源の供給を遮断して再度
電源を供給する時には、RAMチェック等のセルフテス
トの一部をキャンセルすることを特徴とする。
【0014】
【作用】前記本発明に係る構成により、長時間無稼働状
態が続くような場合等に電源供給を遮断するモードに切
り替えることで、操作パネル以外への電源供給が遮断さ
れるため、プリンタの消費電力を抑えることができる。
また、操作パネルには電源供給がなされるために、設定
状態を表示しておくことが可能となり、複数のユーザが
共同で使用するような場合に、プリンタの設定がすぐに
確認できるようになる。
【0015】また、操作パネルを操作すると電源が遮断
されていたCPUとその周辺回路への電源の供給を開始
するモードを設けたので、操作パネルからプリンタの各
種設定状態を変更しても、変更した各種設定状態が初期
設定状態に戻ることが防止できる。
【0016】また、操作パネルに本体の各種設定状態を
記憶する記憶手段を備えたことにより、操作パネルから
プリンタの各種設定状態を変更した後で、各種設定状態
が初期設定状態に戻ることを防ぐとともに、各種設定状
態を記憶手段が記憶しているため、記憶手段のデータを
基にして各種設定状態を再設定することが可能となる。
【0017】また、電源投入時と、再度電源を供給する
時とにおける前記コントローラのCPUの制御を異なら
しめることにより、プリンタに必要以上の制御を施すこ
とが防止され、最適な制御を行うことができる。
【0018】また、電源投入時は、RAMチェック等の
セルフテストを行い、再度電源を供給する時には、RA
Mチェック等のセルフテストの一部を行わないことによ
り、CPUとその周辺回路への電源の供給を遮断した後
に、再度電源を供給したときの立ち上がり時間を、電源
投入時よりも短縮できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の第1実施例のプリンタの外
観を示す斜視図であり、21は装置本体、22は記録紙を装
置本体21にセットするための給紙トレイ、23は、装置本
体21内部にて印刷され、その後排出された記録紙を載置
する排紙トレイ、24は装置本体21に対して各種設定事項
を入力するための操作パネルを示す。
【0021】図2は図1の操作パネルを示す平面図であ
り、25は液晶表示部(以下、LCDと称する)、26は発光
ダイオード(以下、LEDと称する)、27はプッシュスイ
ッチを示し、操作パネル24は、1つの液晶表示部25と4
個の発光ダイオード26と10個のプッシュスイッチ27とか
ら構成されている。
【0022】LCD25はエラーメッセージ等も表示でき
るようにドットマトリクス構成となっている。LED26
は電源のオン/オフやレディ/ビジィ等を点灯/消灯/
点滅によって表示する。プッシュスイッチ27の操作によ
って、書体やエミュレーションやインターフェイス等の
設定入力がなされる。
【0023】図3は本発明の第1実施例の制御系を示す
ブロック図であり、28はコントローラ、29はCPU、30
はROM、31は表示部、32は操作部を示す。なお、図11
に示した従来の技術における部材と同一の部材もしくは
同一の機能を果たす部材については同一の符号を付して
詳細な説明は省略した。
【0024】電源部5は電源線7を介して通信制御部1
9,操作パネル24に直接電源を供給し、切替手段4およ
び電源線6でプリントエンジン2,コントローラ28に電
源を供給する。
【0025】コントローラ28は、図11に示した従来の技
術におけるコントローラ3に相当するものであり、CP
U15,ROM16,RAM17を有する。このCPU15はR
OM16に記憶したプログラム等を基に装置全体の制御を
する。
【0026】操作パネル24はCPU29,ROM30,表示
部31,操作部32および限時手段18を有する。ROM30に
は、例えばCPU29の動作を制御する制御プログラムや
各種基準データ等が記憶されており、CPU29はROM
30に記憶したプログラム等を基に操作パネル24を制御す
る。
【0027】限時手段18は、コントローラ28が一定時間
無動作の時に、操作パネル24のCPU29を介して切替手
段4にプリントエンジン2およびコントローラ28への電
源供給の遮断を指示し、省電力モードにする。コントロ
ーラ28のROM16は、例えばCPU15の動作を制御する
制御プログラムや各種基準データ等を記憶する。RAM
17は、例えばホストコンピュータから入力された印字デ
ータをビットマップ展開したり、プリンタの各種設定状
態(書体やエミュレーションやインターフェイス等)を記
憶する。通信制御部19はホストコンピュータと接続さ
れ、ホストコンピュータからの印字命令が入力される。
【0028】切替手段4は、電源部5とプリントエンジ
ン2,コントローラ28に電源部5からの電源を遮断した
り、通信制御部19からの指示を基に電源供給を再開した
りする。
【0029】このように構成することにより、プリンタ
1のプリントエンジン2を制御するCPU9とその周辺
回路、プリンタ1の設定や画像を展開・処理するコント
ローラ28のCPU15とその周辺回路等の電力を多く消費
する回路への電源を遮断し、プリンタ1のエミュレーシ
ョンや給紙トレイ,用紙サイズ,印刷方向,フォント,
縮小率等を表示する操作パネル24を制御するCPU29お
よびその周辺回路への電源を通電することにより、LC
D25にプリンタの設定が表示された状態が維持される。
よって、プリンタ1の消費電力を大幅に抑えながら、複
数のユーザが共同で使用するプリンタの設定がすぐ確認
できる。
【0030】ところで、通信制御部19がホストコンピュ
ータと接続され、ホストコンピュータからの印字命令が
入力されると、切替手段4を介して電源部5からプリン
トエンジン2,コントローラ28に電源が供給される。コ
ントローラ28のCPU15に電源を通電すると、初期状態
から立ち上がるため、プリンタ1の各種設定状態が初期
設定状態に戻る。ホストコンピュータからプリンタ1の
各種設定状態を変更することもできるが、ユーザによっ
ては操作パネル24からプリンタ1の各種設定状態を変更
することを望まれることがある。しかし、この場合、コ
ントローラ28のCPU15に電源を通電するごとにプリン
タ1の各種設定状態が初期設定状態に戻ることは、実使
用上において問題である。
【0031】そこで、第1実施例においては、操作パネ
ル24に通電されているため、省電力モード時でも操作パ
ネル24の操作は可能である。したがって、プリントエン
ジン2,コントローラ28に電源部5からの電源を遮断し
た状態において、操作パネル24を操作した時には、限時
手段18,切替手段4を介して電源部5からプリントエン
ジン2,コントローラ28に電源を供給するようになり、
さらにプリンタ1の各種設定値を操作パネル24を介し、
コントローラ28のCPU15の制御の基でプリンタ1の各
種設定値を変更し、RAM17に記憶する。
【0032】したがって、操作パネル24の操作時におい
てコントローラ28は通電された状態になるため、操作パ
ネル24からプリンタ1の各種設定状態を変更した後で、
各種設定状態が初期設定状態に戻ることを防ぐことがで
きる。
【0033】図4は本発明の第2実施例の制御系を示す
ブロック図であり、33は操作パネル、34はRAMを示
す。なお、図11に示した従来の技術における部材または
図3に示す第1実施例における部材と同一の部材もしく
は同一の機能を果たす部材については同一の符号を付し
て詳細な説明は省略した。
【0034】図4に示すように、第2実施例における操
作パネル33は、第1実施例の構成における操作パネル24
にRAM34を付加したものである。このRAM34には、
例えばプリンタ1の各種設定状態(書体やエミュレーシ
ョンやインターフェイス等)が記憶される。
【0035】通信制御部19がホストコンピュータと接続
され、ホストコンピュータからの印字命令が入力される
と、切替手段4を介して電源部5からプリントエンジン
2,コントローラ28に電源が供給される。コントローラ
28のCPU15に電源を通電すると初期状態から立ち上が
る。そして操作パネル33のCPU29により、RAM34に
記憶されたプリンタ1の各種設定状態がコントローラ28
に伝えられる。
【0036】よって、第2実施例によれば、操作パネル
33からプリンタ1の各種設定状態を変更する時も、プリ
ントエンジン2およびコントローラ28への電源供給の遮
断を続け、ホストコンピュータからの印字命令が入力さ
れる直前まで消費電力を抑えることができる。なお、第
2実施例では記憶手段としてRAM34を適用したが、E
EPROMを適用してもよい。
【0037】図5は本発明の第3実施例の制御系を示す
ブロック図である。なお、図11に示した従来の技術にお
ける部材と同一の部材もしくは同一の機能を果たす部材
については同一の符号を付して詳細な説明は省略した。
【0038】第3実施例は、コントローラ3を、CPU
15,ROM16,RAM17,操作パネル20からなるコント
ローラ部と、限時手段18,通信制御部19からなる限時手
段・通信制御部との2部により構成し、プリントエンジ
ン2,コントローラ部に対し、切替手段4を介して電源
部5より電源を供給するとともに、限時手段・通信制御
部に対して電源部5より電源を直接供給するように構成
したものである。
【0039】そして、切替手段4が、限時手段18からの
指示を基にプリントエンジン2,コントローラ部に供給
する電源部5からの電源を遮断したり、通信制御部19か
らの指示を基に電源を供給したりすることにより、ホス
トコンピュータからの印字命令が入力される直前まで消
費電力を抑えることができる。
【0040】図6はコントローラへの電源供給の制御を
説明するためのブロック図、図7は図6の制御ブロック
の入力信号を得るための回路図、図8は電源投入時にお
ける図6の制御ブロックへの入力信号を示すタイミング
チャート、図9は、電源供給を遮断した後の、電源再投
入時における図6の制御ブロックへの入力信号を示すタ
イミングチャートである。
【0041】図7において、35は抵抗を示し、この抵抗
35の端子は電源部5からの電源VCCの入力ラインと通
信制御部19からの制御信号Aの入力ラインに接続されて
いる。また、36は電源VCCを監視しながらRESET
信号をCPU15に送る電圧監視ICを示す。さらに図6
に示すように、CPU15,ROM16,RAM17には電源
VCCがそれぞれ印加されている。また、CPU15には
制御信号AとRESET信号が入力される。
【0042】限時手段・通信制御部の電源が立ち上がっ
た時は、図8に示すように、制御信号AがHiになり、
さらに、電圧監視IC36のRESET出力が、ある時定
数をもって立ち上がった時に制御信号AがHiレベルに
ある。この場合をプリンタ1の電源投入時とCPU15が
判断する。
【0043】また、限時手段18が切替手段4にプリント
エンジン2およびコントローラ3への電源供給の遮断を
指示した時から制御信号AはLowになり、省電力モー
ドに入る。そして、コントローラ3への電源VCCの供
給が切替手段4を介して再度行われた場合、図9に示す
ように、電圧監視IC36のRESET出力がある時定数
をもって立ち上がった時、制御信号Aは、限時手段・通
信制御部が電源部5からの直接の電源により既に立ち上
がっているために、Lowレベルにある。この場合をC
PU15とその周辺回路への電源の供給を遮断し、電源を
再度供給した時とCPU15が判断する。
【0044】図7において、制御信号Aが抵抗35でプル
アップされているのは、CPU15に電源が供給されてい
ない時に、制御信号AがHiとなるような異常が発生し
た場合におけるCPU15の保護のために、制御信号Aを
オープンコレクトタイプの信号としたためである。
【0045】このように構成した第3実施例によれば、
電源投入時と、CPU15とその周辺回路への電源の供給
を遮断し電源を再度供給する時とを区別することがで
き、CPU15に余分な負担をかけることがなく、その状
態によってCPU15の制御を最適なものとすることがで
きる。
【0046】また、電源投入時には、RAMチェック等
のセルフテストを行うが、CPU9およびCPU15とそ
の周辺回路への電源の供給を遮断した後に、電源を再度
供給する時には、RAMチェック等のセルフテストの一
部を省略することにより、CPU9およびCPU15とそ
の周辺回路への電源の供給を遮断し、電源を再度供給し
た時の立ち上がり時間を短縮することができる。よっ
て、プリンタ1を使用したい時にすぐにホストコンピュ
ータからのデータをコントローラ部で受信することがで
きるため操作性が向上する。
【0047】ところで、制御信号Aの発生方法として
は、限時手段・通信制御部において、コントローラ部の
電源を監視する電圧監視IC36の代わりに電圧監視IC
36より時定数の長い電圧監視回路(図示しない)を設けて
図10のようなタイミングで制御を行うこともできる。
【0048】すなわち、プリンタ1の電源投入によりコ
ントローラ部の電源VCC、および時限手段・通信制御
部の電源VCCが立ち上がる。このとき制御信号Aは、
時定数の長い電圧監視回路から出力された電源VCCと
ともに立ち上がり、長い時定数をもって立ち下がる。コ
ントローラ部へのRESET信号は電圧監視回路により
コントローラ部の電源VCCの立ち上がりから短い時定
数をもって立ち上がる。このときはまだ制御信号AはH
iになっている。この場合をプリンタ1の電源投入時と
判断する。
【0049】また、切替手段4を介してコントローラ部
の電源VCCが低下すると、RESET信号は電圧監視
回路により立ち下がる。その後、切替手段4を介してコ
ントローラ部の電源VCCを立ち上げると、電圧監視回
路のRESET出力は短い時定数をもって立ち上がる。
このとき制御信号AはLowとなっている。この場合を
CPU15およびCPU9とその周辺回路への電源の供給
を遮断し、その後、電源を再度供給した時であると判断
する。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したとおりに構成された本発
明によれば、次に記載する効果を奏する。
【0051】請求項1記載の構成によれば、プリンタの
消費電力を抑えることができる。また、操作パネルには
電源供給がなされるために、設定状態を表示しておくこ
とが可能となり、複数のユーザが共同で使用するような
プリンタの設定がすぐに確認できる。
【0052】請求項2記載の構成によれば、操作パネル
からプリンタの各種設定状態を変更した後に、各種設定
状態が初期設定状態に戻ることを防ぐことができる。
【0053】請求項3記載の構成によれば、操作パネル
もしくはホストコンピュータより各種設定状態を再設定
入力を行う必要がなくなり、実際に印字動作に入るまで
省電力状態を継続することができる。
【0054】請求項4記載の構成によれば、電源投入時
と、電源を再度供給する時とにおける前記コントローラ
のCPUの制御を異ならしめることにより、プリンタに
必要以上の制御を施すことが防止され、最適な制御を行
うことができる。
【0055】請求項5記載の構成によれば、CPUとそ
の周辺回路への電源の供給を遮断し電源を再度供給した
時の立ち上がり時間を短縮できるため、プリンタを使用
したい時に、すぐにホストコンピュータからのデータを
受信することができ、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のプリンタの外観を示す斜
視図である。
【図2】図1の操作パネルを示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例の制御系を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2実施例の制御系を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第3実施例の制御系を示すブロック図
である。
【図6】コントローラへの電源供給の制御を説明するた
めのブロック図である。
【図7】図6の制御ブロックの入力信号を得るための回
路図である。
【図8】電源投入時における図6の制御ブロックへの入
力信号を示すタイミングチャートである。
【図9】電源供給を遮断した後の、電源再投入時におけ
る図6の制御ブロックへの入力信号を示すタイミングチ
ャートである。
【図10】電源投入時における図6の制御ブロックへの
入力信号の他例を示すタイミングチャートである。
【図11】従来のプリンタの制御系の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 1…プリンタ、 2…プリントエンジン、 3,28…コ
ントローラ、 4…切替手段、 5…電源部、 6,7
…電源線、 8…シーケンス制御部、 9,15,29…中
央処理装置(CPU)、 10,16,30…ROM、 11…セ
ンサドライバ、12…センサ、 13…モータドライバ、
14…モータ、 17,34…RAM、 18…限時手段、 19
…通信制御部、 20,24,33…操作パネル、 21…装置
本体、22…給紙トレイ、 23…排紙トレイ、 25…液晶
表示部(LCD)、 26…発光ダイオード(LED)、 27
…プッシュスイッチ、 31…表示部、 32…操作部、35
…抵抗、 36…電圧監視IC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 B41J 29/00 T G06F 1/00 332B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より各種の設定事項を入力するため
    の操作パネルと、本体の各部を制御するための複数のC
    PUと、これらのCPUおよびその周辺回路に電源を供
    給する電源部とを備えたプリンタにおいて、前記操作パ
    ネルを制御するCPUを除いて少なくとも1つ以上のC
    PUとその周辺回路とに対して前記電源部からの電源を
    供給するモードと遮断するモードとのいずれかに切り替
    える切替手段を設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記操作パネルを制御するCPUに、前
    記切替手段が前記電源部からの電源を遮断するモードに
    設定している時に前記操作パネルを操作した際、前記切
    替手段を、前記電源部からの電源を供給するモードに切
    り替えさせることを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記操作パネルに本体の各種設定状態を
    記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 装置全体を制御を行うコントローラ部を
    備え、電源投入時と、前記少なくとも1つ以上のCPU
    とその周辺回路とへの電源の供給を遮断して再度電源を
    供給する時とにおける前記コントローラ部の制御を異な
    らしめることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 電源投入時には、RAMチェック等のセ
    ルフテストを行い、かつ前記少なくとも1つ以上のCP
    Uとその周辺回路とへの電源の供給を遮断して再度電源
    を供給する時には、RAMチェック等のセルフテストの
    一部をキャンセルすることを特徴とする請求項4記載の
    プリンタ。
JP7117379A 1995-05-16 1995-05-16 プリンタ Pending JPH08310082A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7357478B2 (en) 2005-01-26 2008-04-15 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus and method for controlling liquid ejection apparatus

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