JP3455127B2 - 抄網支持部材 - Google Patents

抄網支持部材

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JP3455127B2
JP3455127B2 JP05926799A JP5926799A JP3455127B2 JP 3455127 B2 JP3455127 B2 JP 3455127B2 JP 05926799 A JP05926799 A JP 05926799A JP 5926799 A JP5926799 A JP 5926799A JP 3455127 B2 JP3455127 B2 JP 3455127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙工程でパルプ
原料中の水分を脱水するフオーマー部とプレス部からな
る抄紙機に用いられる、セラミック製の支持部材を用い
た抄紙機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている抄紙機の構造は
図5に示すように、フォーマーパート101とプレスパ
ート102からなっている。そして、フォーマーパート
101は、ロール111によって矢印方向に回転させら
れる抄網112と、該抄網112の下方に配置された複
数の支持部材110からなっており、上記抄網112の
上部にヘツドボツクス113よりスラリー状のパルプ原
料114を供給し、支持部材110で抄網112を支持
するとともにそのエッジ103aでパルプ原料114の
脱水を行うようになっている。
【0003】次に、脱水されたパルプ原料114は、プ
レスパート102に送られるが、この部分はロール12
1によって矢印方向に回転させられるフェルト122
と、このフェルト122を支持する支持部材120から
なっている。そして、フォーマーパート101によって
ある程度脱水されたパルプ原料114は、このフェルト
122に押し当てられてさらに水分を吸収された後、次
の乾燥工程(不図示)に送られる。なお、水分を吸収し
たフェルト122は、支持部材120と摺動しながら真
空吸引により脱水されるようになつている。
【0004】なお、上記支持部材110としては、例え
ば図3に示すようなクランプタイプや図4(A)(B)
に示すようなFRP(繊維強化プラスチック)とセラミ
ックの接着面においてFRPを凸とする構造のハイドロ
フオイルや、不図示のサクションボツクスが用いられて
いる。そしてハイドロフオイルは、先端エッジ部103
aで水切りを行うとともに、後部斜面部103bで抄網
112が摺動する際に負圧を発生させて脱水するように
なっている。
【0005】次に、脱水されたパルプ原料114は、プ
レスパート102に送られるが、この部分はロール12
1によって矢印方向に回転させられるフェルト122
と、このフェルト122を支持する支持部材120から
なっている。そして、フォーマーパート101によって
ある程度脱水されたパルプ原料114は、このフェルト
122に押し当てられてさらに水分を吸収された後、次
の乾燥工程に送られる。なお、水分を吸収したフェルト
122は、支持部材120と摺動しながら真空吸引によ
り脱水されるようになつている。
【0006】上記支持部材120はフエルトサクション
ボツクスと呼ばれており、角部を丸め光沢のある表面を
有し、真空吸引する為の吸引孔を備えている。
【0007】また、上記抄紙機を構成する抄網112ま
たはフェルト122の支持部材110、120の材質と
しては、超高分子ポリエチレン等のプラスチック系材料
が、安価である為以前は広く用いられていた。しかしな
がら、パルプ原料114中のクレーおよびタルクなどの
存在、あるいは抄網112などとの当接摺動によって短
時間のうちに摩耗してしまうため、抄紙機から支持部材
110を取り外し、表面の研磨修正あるいは交換作業等
のメンテナンスを頻繁に行わなければならなかった。
【0008】そこで近年は支持部材110、120の材
質としてアルミナ、ジルコニア、窒化珪素、炭化珪素等
を主成分としたセラミックスが多く用いられている(例
えば特開昭55−80591号、特開昭58−2084
85号公報など参照)。これらのセラミックスで構成し
た支持部材110、120は耐磨耗性が大きく、その寿
命が長いものとなる為、広く使用されるようになってい
る。
【0009】一方、このような支持部材110、120
は通常、図3に示すようにステンレス基台104にボル
ト105で固定されたり、あるいは基台に設けたはめ込
み部に挿入することによって固定する方法などが採られ
ている。また、特にフォーマーパート101における上
記セラミック製の支持部材110において、当接支持す
る抄網112を傷つけることなく滑らかに走行せしめる
とともに、抄網112からの脱水(水の掻き取り)作用
を適切に行わせるため、あるいは支持部材110のエッ
ジ部に割れや欠けが発生しないように、断面形状、外周
形状に留意した設計が行なわれている。とりわけ抄網1
12が最初に当接し脱水作業に寄与する支持部材110
の先端部は、鋭角に形成され、その表面は入念な仕上げ
加工が施してある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の図3
のようなクランプタイプではセラミックスの支持台への
取付、取り外しにに多くの時間を要するとともに、セラ
ミック凸部付け根に応力が集中しクラックを生じさせ易
いという問題があった。この為インサートタイプへの切
り換えが急速に進んできたが、従来は図4(A)(B)
の様にFRPとセラミックの接着面において、FRPを
凸とする構造としていた。しかし抄紙機を運転する時に
は開始後数分間パルプ原料114を供給せずに抄網11
2を空転させ、機械の動きを馴染ませるために暖気運転
を行うが、原料供給時と違って抄網112には水分が全
く無いため、抄網112が各支持台の支持部材110と
摺動すると100℃以上にもおよぶ摩擦熱を発生して支
持部材110が高温に加熱される。その際、基材106
を形成するFRPの断面方向の熱膨張係数(40〜50
×10-6/℃)が、支持部材110をなすセラミック片
109の熱膨張係数(2.5〜10×10-6/℃)に比
べて非常に大きいことから、基材106の凸条接着面1
07aが大きく膨張し、支持部材110に曲げ応力が加
わって凹条溝110bの底面から支持面110cにかけ
てクラツクが発生し、割れてしまうという問題があっ
た。
【0011】又、一つのセラミック片109に割れが発
生すると、支持部材110をなす各セラミック片109
はエポキシ系の接着剤で接合して連設してあることか
ら、隣接するセラミック片109にまで割れが繋がって
発生し、場合によっては支持部材110全体を交換しな
ければならなかった。
【0012】さらに、抄網112は各支持台110に押
さえつけられた状態で摺接しており、セラミック製の支
持部材110であっても摩耗は避けられなかった。その
為、特に摩耗したセラミック片109のみを交換する場
合には、交換したいセラミック片109をハンマー等で
叩いて割り、その周囲の接着剤を200℃程度に加熱し
て軟化させたあと、取り外して新しいセラミック片10
9と交換していたが、ハンマー等で割ると、その衝撃力
が隣接するセラミック片109にまで伝達され、割れが
隣接するセラミック片109にまでおよぶことになり、
使用可能な部分まで交換しければならなかった。
【0013】又、各セラミック片109同士を接合する
エポキシ系接着剤を軟化させるために加熱する際には、
基材106の膨張によってセラミック片109を破壊し
てしまうという問題もあった。
【0014】このように上記構造を有する基材106を
用いた抄紙機は、十分な暖気運転を行うことが難しく、
機械が馴染んでいない状態でパルプ原料114の供給を
行わなければならないことから、機械が馴染むまでは製
紙された紙にはむらができ、その紙は使いものにならな
いといった具合に無駄な紙を製紙しなければならない。
そのために生産性を向上させることができなかった。
又、セラミック片109を交換する際には使用可能なセ
ラミック片109まで交換しなければならない恐れがあ
って交換効率が悪く、コスト高となるといった問題もあ
った。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記に鑑みて本発明の抄
紙機は、抄網に当接し支持する部材において、少なくと
も先端エッジ部が炭化ホウ素からなることを特徴とす
る。
【0016】上記炭化ホウ素は、CVD法等で形成した
薄膜、または焼結体からなるものであり、特に炭化ホウ
素を主成分とし、ケイ素化合物を0.05〜5重量%、
熱分解によって炭素に変化し得る有機化合物を炭素換算
で0.5〜5重量%の割合で含有する炭化ホウ素質焼結
体を用いたものである。
【0017】又、その特性として熱伝導率が70W/m
K以上で、ビッカース硬度(荷重1kg)が3000k
g/mm2 以上であるものを用いた。
【0018】更に、上記セラミック片の基材との接合面
を凸形状とし、この凸形状部の付け根に、曲率半径0.
7〜1.3mmの曲面部を設けるとともに、T型剥離強
度5.0kg/25mm以上のエポキシ系接着剤を用い
て接着することにより、その接合を一層強固なものとし
た。
【0019】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図によっ
て説明する。
【0020】抄紙機の構造は図2に示すように、フォー
マーパート1とプレスパート2からなっている。そし
て、フォーマーパート1は、ロール11によって矢印方
向に回転させられる抄網12と、該抄網12の下方に配
置された複数の支持部材10からなっており、上記抄網
12の上部にヘツドボツクス13よりスラリー状のパル
プ原料14を供給し、支持部材10で抄網12を支持す
るとともにその先端エッジ部3aでパルプ原料14の脱
水を行うようになっている。
【0021】次に、脱水されたパルプ原料14は、プレ
スパート2に送られるが、この部分はロール21によっ
て矢印方向に回転させられるフェルト22と、このフェ
ルト22を支持する支持部材20からなっている。そし
て、フォーマーパート1によってある程度脱水されたパ
ルプ原料14は、このフェルト22に押し当てられてさ
らに水分を吸収された後、次の乾燥工程に送られる。な
お、水分を吸収したフェルト22は、支持部材20と摺
動しながら真空吸引により脱水されるようになつてい
る。
【0022】なお、上記フォーマーパート1における支
持部材10としては、例えば図1(A)(B)に示すよ
うなハイドロフォイルや、不図示のサクションボツクス
が用いられている。そしてハイドロフオイルは、先端エ
ッジ部3aで水切りを行うとともに、後部斜面部3bで
抄網12が摺動する際に負圧を発生させて脱水するよう
になっており、上記先端エッジ部3aを備えたセラミッ
ク片9をFRP等からなる基体6に接合して構成してい
る。
【0023】上記フオーマーパート1における支持部材
10は、いずれもシャープな先端エッジ部3aを有して
いるが、少なくともこの先端エッジ部3aが、基材とし
てFRPを用い、先端エッジ部3aを複数のセラミック
片9を連設して構成した抄網支持部材の材質に炭化ホウ
素を主成分とし、ケイ素化合物を0.05〜5重量%、
熱分解によって炭素に変化し得る有機化合物を炭素換算
で0.5〜5重量%の割合で含有する炭化ホウ素質焼結
体を用いたものである。
【0024】ここで含有される珪素化合物量は、0.0
5〜5重量%、好ましくは0.1から2重量%、より好
ましくは0.2から1重量%である。この量が0.05
重量%よりも小さいと緻密化が難しく、5重量%を越え
ると炭化ホウ素が粒子成長を起こし、強度を低下させて
しまう。
【0025】同様に、炭素含有量は、0.5から5重量
%、好ましくは1から4重量%が良い。0.5重量%よ
りも小さいと緻密化が難しく、5重量%を越えると逆に
炭化ホウ素の粒子成長を抑制し、緻密化を阻害する。
【0026】なお、本発明の抄網支持部材1をなす炭化
ホウ素質焼結体の製造方法は次の通りである。平均粒径
が5μm以下の炭化ホウ素粉末に、平均粒径が1μm以
下の炭化珪素粉末及び/又は熱分解で炭化珪素に変化し
うる有機ケイ素化合物を0.05〜5重量%、熱分解に
よって炭素に変化しうる有機炭素化合物を炭素換算で
0.5〜5重量%の割合で混合する。以下、上記炭化珪
素粉末、有機ケイ素化合物をまとめて炭化珪素源とも言
う。
【0027】前記有機ケイ素化合物としては、ポリカル
ボシラン、ポリシラスチレン、ポリシラザン、ポリカル
ボシラザン等が好ましく使用できる。又、前記炭素に変
化しうる有機化合物としては、コールタールピッチ、フ
ルフリルアルコール、コーンスターチ、糖類、フェノー
ル樹脂などがよい。
【0028】この場合、炭化ホウ素粉末の平均粒径は5
μm以下、好ましくは2μm以下、より好ましくは1μ
m以下である。この平均粒径が5μmを越えると、緻密
化不足を招いて強度低下を引き起こす。
【0029】次に、これらの混合物を、例えば金型プレ
ス、冷間静水圧プレス、射出成型、押し出し成形などに
より所定の形状に成形する。所定形状に成形した後、1
600から2100℃の温度で、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属及び遷移金属が各々100ppm以下になる
ように5Pa以下の真空中で純化処理し、その後、22
50℃以下の温度で焼成して、相対密度96%以上に緻
密化する。
【0030】前記焼成温度は、好ましくは1900〜2
100℃であり、アルゴンガス中で焼成する。焼成温度
が2250℃を越えると、炭化ホウ素が粒成長し、強度
低下を招く。
【0031】このとき、本発明の支持部材10は、高硬
度、高ヤング率、高靭性の炭化ホウ素質焼結体によるセ
ラミックス片9からなるため、耐磨耗性、摺動性、剛
性、耐チツピング性に優れ支持部材10および抄網12
の双方の寿命を長くすることができる。
【0032】以上のような炭化ホウ素質焼結体は、その
特性として熱伝導率が70W/mK以上で、ビッカース
硬度(荷重1kg)が3000kg/mm2 以上であ
り、極めて強度の高いものとなる。その製法としては、
所定の組成に調合した原料を下記の成形方法で板状体に
成形し、焼成した後、各表面を所定の表面粗さとなるよ
うに研磨し、エッジ部を鋭利に加工することで製造する
ことができる。
【0033】そして、この支持部材20は、少なくとも
パルプ原料14と摺接する表面20aが、上記の炭化ホ
ウ素質焼結体からなっている。そのため、フェルト22
との高速摺動によって高温となっても、支持部材20の
耐熱衝撃性が高いことから、割れや欠けが生じにくい。
また、上記セラミックスは摺動相手のフェルト22にダ
メージを与えにくいことから長期間良好に使用すること
ができる。
【0034】更に、熱伝導率が70W/mK以下になる
と、摩擦による熱で支持部材10の温度が上昇し、セラ
ミックスが剥がれてしまう等の不具合が発生しやすくな
る。これに対し、熱伝導率が70W/mK以上になると
これらが発生しにくくなる。
【0035】更に、FRP基材6とセラミックス片9の
接着面を、セラミックスを凸とする構造とし、セラミッ
ク凸部の付け根に、半径0.7mm〜1.3mmのRを
設けて接着するとともに、接着剤にT型剥離強度5.0
kg/25mm以上のエポキシ系接着剤を用いることに
より、その接合を一層強固なものとした。
【0036】FRP基材6とセラミックス片9とを接合
する最適な接着剤には、以下に上げる接着剤、例えばエ
ポキシ樹脂接着剤、エポキシ樹脂・ポ1ノアミノイド系
接着剤、エポキシ樹脂・ポリサルワァイド系接着剤、エ
ポキシ樹脂・シリコン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂・ボ
リアミド系接着剤、エポキシ樹脂・フェノール樹脂系接
着剤などがあり、これらのエポキシ系接着剤はセラミッ
クスとFRPとを強固に接着・固定することができる。
【0037】特にFRPとセラミックスとを強固に接着
・固定することができる接着剤としては、例えば二液混
合室温硬化型エポキシ系接着剤を用い、その厚みを50
〜100μmの範囲内とすることで、接着強度を大きく
することができる。T型剥離強度は、JIS K−68
54に準じて測定を行ったものである。これは、T型剥
離強度が5.0kg/25mm未満の接着剤を用いる
と、実機に装着した時、使用途中でセラミック焼結体の
剥離が起きるためである。
【0038】又、セラミック焼結体の接着面は表面粗さ
(Ra)0.5μm以上の粗面とするが、その他の面は
表面粗さ(Ra)0.8μm以下の滑らかな面とするこ
とによって先端エッジ部3aを鋭くしてある。
【0039】図1に示すインサートタイプの支持部材に
おいて、まずFRP製基材6とセラミック片9の接合手
順を以下に示す。
【0040】1.FRP製の基材6の接着面を面粗しす
る。
【0041】2.セラミック片9のL寸を研削する。
【0042】3.FRPの基材6の接着面を掃除する。
【0043】4.セラミック片9を洗浄処理する。
【0044】5.FRP製基材6及びセラミック片9に
接着剤を塗布し1個ずつ貼り合わせていく。
【0045】6.接着が乾いた後、上面、前巾、後巾、
の一体研削加工を行う。
【0046】上記工程において、従来は接着強度の点か
ら、図4(A)のセラミック片9の形状であった為、接
着作業自体も難しく、作業性も悪いものであった。同時
に抄紙機稼働時には摩擦熱により抄網支持部材の温度が
上がり、熱膨張率の違いから(FRP:1〜5×10-5
/℃,セラミック:7.9×10-6/℃)セラミックを
押し広げる方向の応力がかかり、凹部付け根に応力集中
が生じて、クラックを生ずるもととなっていた。このク
ラックに対し、図4(B)のセラミック片9の形状とし
てFRP中央部に切り欠き部を設け、応力の低減をはか
ったが十分な対策とはなり得なかった。
【0047】そこで本発明者は鋭意研究の結果、FRP
とセラミックの形状を逆転し、FRPとセラミックの接
着面において、セラミックを凸とする構造、図1(A)
とすることにより、応力の方向を逆転させ、使用中のセ
ラミック片9のクラックの発生を防止したものである。
更に図1(B)に示すように、セラミック片9の凸部の
付け根に曲面部8を設け、使用中のセラミック片9のク
ラックを防止する構造とした。ここで曲面部8の曲率半
径Rは、その値が小さすぎても効果が無く、大き過ぎて
もFRPとの接着強度を減ずることとなる為、0.7〜
1.3mmの曲率半径Rとするのが良い。
【0048】即ち、セラミック片9を凹とする構造で
は、セラミック片9との接着強度を上げる為、FRP凸
部にテーパーを持たせてあり、この為に接着作業のしず
らい構造となっていた。これに対し、図1に示すように
セラミック片9を凸にした構造で、T型剥離強度の大き
な接着剤を用いたことから、強度が十分に維持出来るこ
とからテーパー構造とする必要が無く、従って接着作業
も容易に出来、短時間で接着可能となる。また、FRP
を凸とする構造では、熱膨張差によりセラミックにクラ
ックの発生する可能性があったが、本発明により、これ
も防止出来るものとなった。
【0049】以上は、ハイドロサクソンフオイルについ
て記したが、他にサクシヨンボックスやフェルトサクシ
ョンボツクスの場合においても同様で、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々の変更は何等差し支えない。
【0050】また、以上の実施形態では、炭化ホウ素質
焼結体を用いたものを示したが、セラミック片109を
アルミナ等の他のセラミックスで形成しておき、その先
端エッジ部103aに炭化ホウ素の薄膜を形成すること
もできる。
【0051】この場合は、CVD法やPVD法等の薄膜
形成手段によって、セラミック片109の先端エッジ部
103aの近傍に炭化ホウ素の薄膜を所定の厚みで形成
することにより、セラミック片109自体は安価なセラ
ミックスを用いることができ、製造コストを低下するこ
とができる。
【0052】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。
【0053】実験例1 炭化ホウ素粉末として、Na,Ca,Feの含有量がそ
れぞれ840ppm、120ppm、300ppmで、
平均粒径が0.8μmのもの(A−1:シュタルクビテ
ック(株)製商品名HS)を用いた。
【0054】炭化ケイ素粉末として、平均粒径0.6μ
mのもの(B−1:屋久島電工(株)製商品名0Y−1
5)と、高温熱分解で炭化ケイ素に変化するもの(B−
2:日本カーボン(株)製商品名ポリカルボシラNIP
US1−S)を用いた。尚、前記B−2は有機溶媒に溶
解させて使用した。
【0055】炭素源として、炭化率が40%のフェノー
ル樹脂(C−1:住友テゥレス(株)製)を用いた。こ
のC−1も有機溶媒に溶解させて使用した。
【0056】比較例として、炭化ホウ素粉末として結晶
粒径が20μmのもの(A−2:電気化学工業(株)製
品名F3)、炭化ケイ素粉末として平均粒径が5μmの
粉末(B−3:昭和電工(株)製)と、炭素粉末として
結晶粒径が400Åのも(C−2:電気化学工業(株)
製商品名アセチレンブラック デンカブラック)を用い
た。
【0057】そして、上記炭化ホウ素粉末、炭化ケイ素
源、炭素源を下記表2に示す組合せ及び配合量で秤量
し、プラスチックボールを用いて有機溶媒中で混合し、
エバポレーターを用いて乾燥粉末を得た。尚、表1にお
いてwt%は重量%を意味し、また※印を付した試料番
号のものは本発明の範囲外のもの(比較例)である。
【0058】焼成は、ホットプレス(HP)焼成装置を
用いて行った。炭化ホウ素粉末、炭化ケイ素源、炭素源
からなる粉末をカーボン型に入れ、表1に示す温度で2
時間純化処理し、その後30MPa(メガパスカル)の
圧力下で表1の焼成温度で2時間保持し、焼成した。
【0059】得られた焼結体から試験片を切り出し、研
磨加工した。そして、比重を求め(JISR2205に
基づく)、相対密度を求めた。焼結体の強度(抗折強
度)は4点曲げ試験より室温での強度を求めた(JIS
R1601に基づく)。また、2つの試料を粉砕し、I
CP発光分光(Inductive Coupled Plasma Atomic Emis
sion Spectroscopy )分析法にて、Na,Ca,Fe量
を測定した。
【0060】
【表1】
【0061】表1によると、炭化ケイ素や炭素を含まな
い試料NO.1〜4は密度が低く、強度も低かった。炭
化ケイ素の含有量が5重量%を超える試料NO.12は
強度が低下し、炭素の含有量が10重量%を超える試料
NO.18は密度が低下し、強度も低下した。
【0062】また、平均粒径が5μmを超える炭化ホウ
素粉末(A−2)を用いた試料NO.23は強度が低下
し、平均粒径が1μmを超える炭化ケイ素(B−3)、
粉末状の炭素(C−2)を用いた試料NO.25、N
O.28は密度が低下し、強度が低下していた。
【0063】更に、純化処理温度が1600℃より低い
試料NO.19は不純物量が多く、純化処理温度が21
00℃を超える試料NO.22は密度が低下し、強度も
低下した。
【0064】一方、平均粒径が5μm以下の炭化ホウ素
粉末(A−1)を用い、平均粒径が1μm以下の炭化ケ
イ素(B−l)及び/又は熱分解で炭化ケイ素に変化し
得る有機ケイ素化合物(B−2)を0.05〜5重量
%、熱分解によって炭素に変化し得る有機化合物(C−
1)を炭素換算で0.5〜5重量%の割合で混合し、そ
の混合物を所定形状に成形した後、1600℃〜210
0℃の温度で真空中で純化処理し、その後2250℃以
下の温度で焼成した、本発明の試料は、いずれも相対密
度96%以上、4点曲げ強度が200MPa以上と強度
も高く、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び遷移金属
元素が各々100ppm以下と高純度であった。
【0065】実験例2 近年、抄紙機のワイヤーの高速化が高まり、更に過酷な
摺動条件で使用される様になってきており、支持部材を
構成するセラミックの特性として耐摩耗性、摺動性等が
重要視される様になっている。
【0066】ここで、本発明の炭化ホウ素質焼結体の特
性を他のセラミックス焼結体と比較して表2に示す。
【0067】
【表2】
【0068】表2より、純度99W%の炭化珪素質焼結
体、純度99W%のアルミナ質焼結体は、破壊靱性値
(K1C)、ビッカース硬度等が低い為、抄網支持部材
として用いた場合に割れやカケが生じる恐れかある。こ
れに対し、本発明の好適な実施例である試料No.8、
17の炭化ホウ素質焼結体は、熱伝導率が70W/mK
以上、ビッカース硬度(荷重1kg)が3000kg/
mm2 以上と他のセラミックスに比べて格段に大きく、
破壊靱性値も高いため、前述のごとく、抄網支持部材と
して用いた場合に割れやカケの発生を抑えることができ
る。
【0069】次に、図2に示すフォーマーパート1にお
ける支持部材10の先端エッジ部3aにさまざまなセラ
ミックス材を張り付け、実際の抄紙機に組み込んで運転
をし、セラミックス材の摩耗量を調べる実験を行った。
この抄紙機の使用条件は、 (イ)抄速:650m/分 (口)抄物:上質紙 (ハ)抄網:プラスチック (二)実験期間:6ケ月 とした。
【0070】また、この試験に使用したセラミックス材
毎に、試験後のワイヤ接触幅a、摩耗高さt、およびこ
の部分の中心線平均粗さ(Ra)を測定した。各セラミ
ックス材の特性は表2に、試験後の結果は表3に示す。
【0071】
【表3】
【0072】なお、表2における試料No.8、17は
炭化珪素、炭素を焼結助剤として含有してなる炭化ホウ
素焼結体で、これらはビツ力ース硬度が3000kg/
mm2 以上、熱伝導率が70w/mK以上と高いもので
ある。一方、SiC−Eは、炭化珪素質焼結体で、焼結
助剤としてホウ素(B)と炭素(C)を用いて固相焼結
した比較例であつて、これはビツカース硬度が1700
kg/mm2 、熱伝導率が67w/mK、破壊靭性値
(KIC)が2.7MPa√mと低いものである。
【0073】また、表3においては、ワイヤー接触幅a
と摩耗高さtの積により摩耗量を評価することができ
る。この表3から明らかに、比較例であるアルミナ(A
2 3 )、ジルコニア(ZrO2 )、は摩耗量が大き
いことがわかる。これは、これらのセラミックスが硬度
がやや低く、かつワイヤとの摺動性が悪いためである。
さらに、炭化珪素(SiC−E)は、密度が小さく、ビ
ツカース硬度が低いことから、結晶の結合が弱いため、
摩純量が大きくなっている。
【0074】これらに対し、本発明の炭化ホウ素質焼結
体(B4 C)は、摩耗量が極めて小さく、またワイヤー
との接触面の表面粗さも小さく、ワイヤーとの摺動摩擦
およびワイヤーに与える損傷を低減していることがわか
る。これは、本発明の炭化ホウ素質焼結体が、硬度、摺
動性に優れ、熱伝導率も優れていることによるものであ
る。
【0075】実験例3 次に接着材の剥離強度について試験を行った。
【0076】まず、JISK6854の方法を用いて接
着剤の剥離強度試験を行った。図6において、セラミッ
ク片9及び鋼材片23を接着剤24で接着し、これを両
端から引っ張ることにより剥離強度を測定する。接着剤
はA〜Eの5種類を選定し、それぞれ試験片を作成し、
T型剥離強度の比較を行った。接着剤はA〜Eの内容は
以下の通りである。
【0077】 接着剤A:二液混合室温硬化型エポキシ接着剤(大型セラミック部品接合用) 〃 B: 〃 〃 (金属セラミック部品接合用) 〃 C:一液加熱硬化型 〃 (セラミック部品接合用) 〃 D: 〃 〃 (構造部材接合用) 〃 E: 〃 〃 (電子電気工業接合用) 更に図2に示すフォーマーパート1における支持部材1
0の先端エッジ部3aにさまざまな接着剤を用いてセラ
ミックス材を張り付け、実際の抄紙機に組み込んで運転
をし、セラミックス材の剥離の有無を確認した。この抄
紙機の使用条件は、以下の通りとした。
【0078】(イ)抄速:650m/分 (口)抄物:上質紙 (ハ)抄網:プラスチック (二)実験期間:6ケ月 結果は、表4に示す通りであった。
【0079】
【表4】
【0080】この結果より明らかに、接着剤Aを用いた
ものでは、T型剥離強度が高く、実機での稼働試験でも
不具合は見られなかった。比較例であるB〜Eを用いた
ものでは明らかにT型剥離強度が低く、実機試験でも剥
離が見られた。
【0081】実験例4 そこで、本発明の抄網支持部材と比較例として従来より
用いられている支持部材を用いて種々の実験を行った。
【0082】上記発明の効果を実証する為、図3のクラ
ンプタイプ支持部材、図4(a)(b)のインサートタ
イプ支持部材の接着面構造、図1(a)(b)の接着面
構造の5種類の形状の部品を用い、実際に抄紙機、図1
に搭載してその耐久性比較を行った。
【0083】即ち、抄紙機を高速で稼働させると摩擦熱
により抄網支持部材の温度が上がり、熱膨張率の違いか
らFRPの基材4とセラミック片9の間に応力がかかる
こととなる。そこで抄網支持部材の温度とクラックの発
生の有無に関して相関を取ったものが、表5である。
【0084】
【表5】
【0085】この結果、クランプタイプ支持部材、図4
(A)に示すインサートタイプ支持部材Aについては、
400゜Cでクラックが発生しているのに対し、本発明
実施例である図1に示す支持部材C,Dが好結果となっ
ており、特にDにおいては全くクラックは見られなかっ
た。
【0086】
【発明の効果】本発明によると、複数のセラミック片を
連設して構成したフォーマーパートにおけるインサート
タイプの支持部材の少なくとも先端エッジ部を炭化ホウ
素で形成し、特に炭化ホウ素を主成分とし、ケイ素化合
物を0.05〜5重量%、熱分解によって炭素に変化し
得る有機化合物を炭素換算で0.5〜5重量%の割合で
含有する炭化ホウ素質焼結体を用いたことにより、高硬
度、高ヤング率、高靭性の炭化ホウ素質焼結体によるセ
ラミックス片となるため、耐磨耗性、摺動性、剛性、耐
チツピング性に優れ支持部材10および抄網12の双方
の寿命を長くすることができる。
【0087】又、その特性として熱伝導率が70W/m
K以上で、ビッカース硬度(荷重1Kg)が3000k
g/mm2以上であり、極めて強度の高いものを用いた
ことにより、フェルトとの高速摺動によって高温となっ
ても、支持部材の耐熱衝撃性が高いことから、割れや欠
けが生じにくい。また、上記セラミックスは摺動相手の
フェルトにダメージを与えにくいことから長期間良好に
使用することができる。
【0088】更に、FRP基材とセラミックス片の接着
面を、セラミックスを凸とする構造とし、セラミック凸
部の付け根に曲率半径0.7〜1.3mmの曲面部を設
けて接着するとともに、接着剤にT型剥離強度5.0k
g/25mm以上のエポキシ系接着剤を用いることによ
り、強度が十分に維持でき、接着作業も容易にでき、短
時間で接着可能となる。
【0089】本発明ではこのような構成から、暖気運転
時に抄網と支持部材との摺動に伴い発生する摩擦熱によ
って加熱されて、支持部材が割れるのを防止することが
でき、又、支持部材のうち一つのセラミック片が割れた
としても他のセラミック片にまで割れが連続するのを防
止できる。その為十分な暖気運転ができ、機械の動きを
十分馴染ませることができるため、高品質の紙を製紙す
ることができるとともに、生産性を大幅に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明の抄網用支持部材を示す
斜視図である。
【図2】本発明の抄網用支持部材を用いた抄紙機を示す
概略構成図である。
【図3】フォーマーパートにおける従来のクランプタイ
プの抄網用支持部材を示す斜視図である。
【図4】(A)(B)はフォーマーパートにおける従来
の抄網用支持部材を示す斜視図である。
【図5】従来の一般的な抄紙機を示す概略構成図であ
る。
【図6】T型剥離試験片を示す概略図である。
【符号の説明】
1:フォーマーパート 3a、103a:先端エッジ部、3b,103b:後方
斜面部 104.ステンレス基台 105.ボルト 6、106:FRP製基材 7、107:接着面、107a:凸条接着面 8:曲面部 9、109:セラミック片 10、110:支持部材、110b:凹条溝、110
c:支持面 11、111:ロール 12、112:抄網 13、113:ヘッドボックス 14、114:パルプ原料 2:プレスパート 20、120:支持部材 21、121:ロール 22、122:フェルト 23、鋼材片 24、接着剤

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抄紙機における抄網に当接し支持する部材
    において、少なくとも先端エッジ部が、炭化ホウ素を主
    成分とし、ケイ素化合物を0.05〜5重量%、熱分解
    によって炭素に変化し得る有機化合物を炭素換算で0.
    5〜5重量%の割合で含有する炭化ホウ素質焼結体から
    なることを特徴とする抄網支持部材。
  2. 【請求項2】上記炭化ホウ素質焼結体が、熱伝導率70
    W/mK以上で、ビッカース硬度(荷重1kg)300
    0kg/mm2以上であることを特徴とする請求項
    記載の抄網支持部材。
  3. 【請求項3】上記炭化ホウ素質焼結体からなるセラミッ
    ク片の基材との接合面を凸形状とし、この凸形状部の付
    け根に、曲率半径0.7〜1.3mmの曲面部を設ける
    とともに、T型剥離強度5.0kg/25mm以上のエ
    ポキシ系接着剤を用いて接着したことを特徴とする請求
    1又は2に記載の抄網支持部材。
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FI7121U1 (fi) * 2006-04-07 2006-06-27 Metso Paper Inc Rainanmuodostuskoneen formeerausosan vedenpoistoelin sekä rainamuodostuskoneen vedenpoistoelimen kansi
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