JP3453585B2 - 入出力インタフェース延長制御方法並びにそのためのチャネル側装置,チャネル側延長装置及び入出力側延長装置 - Google Patents

入出力インタフェース延長制御方法並びにそのためのチャネル側装置,チャネル側延長装置及び入出力側延長装置

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JP3453585B2
JP3453585B2 JP16391395A JP16391395A JP3453585B2 JP 3453585 B2 JP3453585 B2 JP 3453585B2 JP 16391395 A JP16391395 A JP 16391395A JP 16391395 A JP16391395 A JP 16391395A JP 3453585 B2 JP3453585 B2 JP 3453585B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力インタフェース
延長制御方法並びにそのためのチャネル側装置,チャネ
ル側延長装置及び入出力側延長装置に関し、特にチャネ
ルと入出力装置との間に、入出力インタフェース用のチ
ャネル側延長装置および入出力側延長装置と、これら延
長装置間を接続する回線とを設けた通信システムにおい
て、複数の入出力装置に対する起動処理やその後のデ−
タ転送処理、さらには連鎖指定されたリードコマンドや
ライトコマンドの処理を効率的に行なうためのものであ
る。
【0002】なお、本明細書で用いる「起動処理」とは
入出力装置の選択処理や、選択された入出力装置に対す
るコマンド実行処理などのことであり、本発明が適用さ
れる起動処理の単位としてはこれら両方の処理の場合に
加えて、個々の処理の場合もある。
【0003】一般に、複数の入出力装置をホストコンピ
ュータから遠隔の地に高速回線を介して設置した通信シ
ステムにおいては、入出力装置に対する起動処理やデ−
タ転送の際の回線上での時間遅延のため、ホストコンピ
ュータのチャネルが選択対象入出力装置にその必要がな
いまま占有される時間が長くなりがちである。
【0004】また、連鎖指定されたリードコマンドやラ
イトコマンドの各コマンドについても順次その終了ステ
ータスを確認してから次のコマンドの処理に移行するた
め、1コマンド当たりの回線上での時間遅延が大きく、
特に1コマンドのデ−タブロック長が小さい場合には回
線使用効率が悪くなる。
【0005】このような状況において、チャネルのこの
占有時間の中の無駄な部分を他の入出力装置に対する起
動処理やデ−タ転送処理に用いてチャネルの利用効率を
高めることや、さらには連鎖指定されたコマンドをいわ
ば先行処理する形で実行してスループットを高めること
が要請され、本発明はこのような要請に応えるものであ
る。
【0006】
【従来の技術】図14は、一般的な、入出力インタフェ
ース延長制御システムの概要を示す説明図であり、41は
ホスト、42はチャネル(BMC:Block Multiplex Chan
el) 、43はチャネル側TAG/BUS、44はチャネル側
延長装置(BMA:Block Multiplex Adapter)、45は回
線、46は入出力側延長装置(IOA)、47は入出力側T
AG/BUS、48,49は入出力装置をそれぞれ示してい
る。以下、必要に応じてBMC42、BMA44、IOA46
と記載する。
【0007】チャネル側延長装置44および入出力側延長
装置46はチャネル42と複数の入出力装置48、49との間の
送受信信号の入出力インタフェースとして動作し、 ・チャネル側延長装置44は、例えば8本のバス線と複数
本のタグ線からなるチャネル側TAG/BUS43を介し
てチャネル42から送られたパラレル信号をシリアル信号
に変換してこれを高速の回線45に送り出し、 ・入出力側延長装置46は、これを元のパラレル信号に変
換している。
【0008】図15は、選択対象入出力装置に対するチ
ャネル(BMC)の起動処理、すなわち選択対象入出力
装置の特定と選択した入出力装置への実行コマンドの指
示についてのシーケンスを示す説明図であり、その内容
は次のようになっている。
【0009】(111) BMC42は、選択対象入出力装置の
機番をBMA44に通知する。 (112) BMA44は、この機番を高速の回線45を経由して
IOA46に転送する。 (113) IOA46は、この機番の入出力装置(IO♯1)
を選択する。 (114) IO♯1は、自機番をIOA46に通知する。 (115) IOA46は、この通知内容を回線45を経由してB
MA44に転送する。 (116) BMA44は、入出力装置の選択結果をBMC42に
通知する。 (117) BMC42は、IO♯1に対するコマンドをBMA
44に通知する。 (118) BMA44は、このコマンドを回線45を経由してI
OA46に転送する。 (119) IOA46は、このコマンドをIO♯1に通知す
る。 (120) IO♯1は、このコマンドの実行に関する応答を
IOA46に行なう。この応答に用いられるのは、コマン
ドの実行が正常終了したか、異常終了したかなどを示す
ステータスでありIOA46についてのチャネルエンド
(CE)やデバイスエンド(DE)などが含まれる。 (121) IOA46は、この応答内容を回線45を経由してB
MA44に転送する。 (122) BMA44は、IO♯1でのコマンドの実行に関す
る情報をBMC42に通知する。
【0010】このようにしてチャネルと選択対象入出力
装置との間での起動処理が実行され、また、当該入出力
装置における実行コマンドがその後のデータ処理をとも
なう、例えばライトコマンドなどであればチャネルから
のデータ転送が続いて行われる。
【0011】一方、近年の回線技術の進歩などにともな
い入出力装置の遠隔設置化が進んで、例えばチャネル側
延長装置と入出力側延長装置との間の回線が数100km に
およぶこともある。
【0012】このような距離では1回の送信にともなう
回線上での時間遅延は10ms〜20msほどとなり、チャネル
から入出力装置に対する処理の場合、それの開始から終
了までに両者間で回線を介して順番に行われる送受信の
回数だけ当該遅延時間を累積した値に対応の処理遅延が
発生することになる。
【0013】従来、この処理遅延を少なくするため、 ・チャネルから入出力装置に向けて発行された起動要求
などに対し、チャネル側延長装置に相当する部分が入出
力装置に代わるかたちで擬似応答または先行応答して、
チャネルと入出力装置との間の送受信回数を減らすこと
(特開昭62ー299145号公報参照) ・チャネル側延長装置に相当する部分は、コマンド等を
入出力装置側に送出した段階で、これに対する応答が転
送されてくるのを待たずに次のコマンド等をチャネルか
ら先読みして入出力装置側に送るようにすること(特開
平3ー232042号公報参照) などが提案されている。
【0014】また、連鎖指定されたリードコマンドやラ
イトコマンドの処理に際し、チャネル側延長装置(BM
A)44は、BMC42から送られる各コマンドを対応する
入出力装置に転送してそこでの処理が終了した後の応答
であるチャネルエンドやデバイスエンドを確認した上で
次のコマンドを取り込むようにしている。
【0015】なお、連鎖指定されたコマンドが発行され
るのはテープ装置やディスク装置などの連続した領域に
対するリードやライトを順に実行する場合が一般的であ
り、連鎖したコマンドの個数はジョブ特性によって決ま
り同一ジョブ内では通常一定値である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、入出力装
置の遠隔設置化、すなわちチャネルと入出力装置とを接
続する回線の長距離化にともなってチャネルからの起動
要求やデータ転送に対する処理遅延が顕著になることを
抑えるための各種手法が提案され、それぞれ所定の効果
を得ている。
【0017】しかしながら、いずれの場合にも、チャネ
ル自体は、選択対象入出力装置への機番、コマンドなど
の処理要求の発行やデータ転送を開始してからそれにつ
いての終了ステータスを受け取るまでの間、当該入出力
装置に占有されたままとなっており、この間にチャネル
が他の入出力装置への処理要求を発行することなどはで
きない。
【0018】また、連鎖指定されたリードコマンドやラ
イトコマンドの処理の際にも、コマンドごとにその実行
と実行先からの終了ステータスの確認とを繰り返してい
るので、1コマンド当たりの回線上での時間遅延が大き
く回線使用効率が悪いという問題点があった。このこと
は、1コマンドのデ−タブロック長が小さい場合に顕著
となる。
【0019】そこで、本発明では、チャネルからの処理
要求やデータ転送を受けたチャネル側延長装置はこれに
対する選択対象入出力装置からの応答を待たずに擬似応
答をいったんチャネルに通知し、これを受けたチャネル
は、この処理要求やデータ転送の処理を、これとは別の
入出力装置に対する当該処理が可能な形でのいわゆる待
ち状態とし、その後の選択対象入出力装置からの応答
(後述のデバイスエンド信号)に基づいてこの待ち状態
を解除することにより、複数の入出力装置に対するチャ
ネルの使用効率を向上させ、入出力装置全体の性能を高
めることを目的とする。
【0020】さらには、連鎖指定されたリードコマンド
やライトコマンドをいわば先行処理する形で実行する、
例えば同一ジョブ内では連鎖リードコマンドの個数が通
常一定であることに着目し、入出力側延長装置は、最初
の連鎖リードコマンドの個数を記憶してその後の連鎖リ
ードコマンド中の1番目のリードコマンドが発行された
ことを確認した場合には、チャネル側からのその後のリ
ードコマンドを待つことなしに、先に記憶した個数に基
づく所定数のリードコマンドを自らが新たに発行するこ
とにより、連鎖コマンド全体の処理時間を短縮化してス
ループットを高めることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図(その1)であり、1はチャネル、2はチャネル側延
長装置、3は回線、4は入出力側延長装置、5および6
は入出力装置をそれぞれ示し、入出力側延長装置4は各
入出力装置に対し並行動作する機能を持っている。
【0022】チャネル1が任意の入出力装置(例えば♯
1)の起動処理を行なうときのシーケンスは次のように
なっている。 チャネル1は、選択対象入出力装置の機番やコマンド
などの起動要求をチャネル側延長装置2に送出する。 チャネル側延長装置2は、 ・この起動要求を入出力側延長装置4に回線3を介して
転送し、 ・擬似応答、例えば選択対象入出力装置が擬似的にBUSY
である旨の信号をチャネル1に送出する。起動要求の内
容はチャネル側延長装置2に保持される。 チャネル1は、この擬似応答に基づいて入出力装置5
(♯1)に対する起動処理を待ち状態に設定する。この
待ち状態は、当該起動処理のためのチャネル側延長装置
2との結合をいったん解いて他の入出力装置に対する起
動処理が可能な形のものであり、入出力装置5からの本
来の応答で解除される。 入出力側延長装置4は、起動要求に基づいて入出力装
置5を選択しそこにコマンドを送出する。 入出力装置5は、コマンドの処理結果に関するステー
タスを入出力側延長装置4に送出する。 入出力側延長装置4は、このステータスをチャネル側
延長装置2に回線3を介して転送する。 チャネル側延長装置2は、このステータスに基づいた
応答をチャネル1に行なう。 チャネル1は、待ち状態を解除しての再起動処理を
行ない、チャネル側延長装置2に保持されているコマン
ドやステータスを確認する。
【0023】チャネル1は、この確認によって起動要求
時のコマンドがライトコマンドのようにその後のデータ
転送を必要とするもので、入出力装置5の応答が「ライ
ト可能」であることを認識した場合にはデータ転送を開
始する(図5参照)。
【0024】図2は本発明の原理説明図(その2)であ
る。これは、任意の選択済の入出力装置5に発行される
連鎖指定のリードコマンドに対する処理手順の概要であ
り、その内容は次のようになっている。
【0025】′チャネル1は、連鎖指定の第1のリー
ドコマンドを発行する。 ′入出力側延長装置4は、チャネル1から受け取った
第1のリードコマンドのそれぞれを個々に処理するとと
もに、当該リードコマンドの総数を例えばカウントする
ことにより求め、予測値として記憶する。 ′チャネル1は、連鎖指定の第2のリードコマンドを
発行する。 ′入出力側延長装置4は、第2のリードコマンド中の
先頭コマンドを受け取って処理し後で、前記予測値に基
づく所定数、例えばそれから1個だけ少ない数のリード
コマンドを入出力装置5に発行する。 ′入出力側延長装置4は、入出力装置から送られるリ
ードデータを順次チャネル側延長装置2に転送する。 ′チャネル側延長装置2は、転送されたリードデータ
を、すでにチャネル1から受け取っている第2のリード
コマンドの中の所定のものに順番に対応付けた形で転送
する。
【0026】図3は本発明の原理説明図(その3)であ
る。これは、任意の選択済の入出力装置5に対する連鎖
指定のライトコマンドなどをチャネル1から先取りして
実行するときの処理手順の概要であり、その内容は次の
ようになっている。
【0027】″チャネル側延長装置2は、第1のライ
トコマンドおよび第1のライトデータをチャネル1から
取り込む。 ″チャネル側延長装置2は、第1の終了ステータス
(擬似応答)をチャネル1に通知する。 ″チャネル側延長装置2は、チャネル1からライトコ
マンド連鎖の指示があるかどうかを判断し、「YES 」の
場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ
″に進む。 ″チャネル側延長装置2は、第1のライトデータの処
理に関する入出力装置5の応答を待たずに第2の終了ス
テータス(擬似応答)をチャネル1に通知して次の第2
のライトコマンドおよびライトデータを先取りする。 ″チャネル側延長装置2は、第1のライトデータの処
理に関する入出力装置5の応答に基づく第2の終了ステ
ータスをチャネル1に通知する。
【0028】なお、ステップ″で「YES 」の場合に擬
似応答をチャネル1に返すのは、連鎖指定がある場合に
チャネル1がこの擬似応答をCPUに通知することがな
いからである。
【0029】逆に、連鎖指定のない場合にまで擬似応答
をチャネル1に返すとこれがCPUに通知され、CPU
はジョブが正常終了したものと判断してしまい、このジ
ョブが入出力装置の異常のために正常終了できない場合
にはCPUの判断と実際の状況とが合致しないことにな
る。
【0030】
【作用】本発明は、このように、チャネルが発行する機
番やコマンドなどの起動要求を受けたチャネル側延長装
置が、この起動要求に関する選択対象入出力装置からの
ステータス応答を待たずに擬似応答をチャネルに通知し
て、当初の選択対象入出力装置に対するチャネルの起動
処理をいったん待ち状態にすることにより、このいわば
アイドル時間にチャネルが他の入出力装置への起動処理
を新たに開始できるようにしている(図7、図8参
照)。
【0031】また、チャネルから選択対象入出力装置へ
のデータ転送の場合にも同じように、チャネル側延長装
置がこのデータを受け取った段階、すなわちデータ転送
の実行終了のステータスを選択対象入出力装置から受け
取っていない段階でチャネルのそれまでのデータ転送処
理を仮終了させる。
【0032】そのため、チャネルは、従来のように、最
初に選択した入出力装置に対する起動処理やデータ転送
の開始から終了までの間、継続して当該入出力装置に占
有されるといったことはなく、チャネルの使用効率の向
上を図ることができる。
【0033】ことにチャネルの占有時間が、長距離にわ
たって設置された回線上の時間遅延や入出力装置の性能
に依存しない構成になっているので、この占有時間をほ
ぼローカル接続の場合と同じ程度にすることができ、チ
ャネルの使用効率の向上も顕著なものとなる。
【0034】さらには、入出力側延長装置は複数の入出
力装置に対して並行動作できるようにしているので、チ
ャネルの配下の複数の入出力装置を同時動作させること
も可能である。
【0035】なお、擬似応答はコマンド対応のもののみ
に限定される必要はなく、この他に機番対応のものを用
いるようにしてもよい。この場合、機番対応の擬似応答
で待ち状態となっているチャネルから当該指示機番の入
出力装置へのコマンドが発行されるのは、当該入出力装
置からの応答によって当該待ち状態が解除された後であ
る。
【0036】本発明は、また、同一ジョブ内では連鎖リ
ードコマンドの個数が通常一定であることに着目して、
入出力側延長装置(IOA)が、先ず起動1の連鎖リー
ドコマンドの個数を記憶し、その後の起動2の連鎖リー
ドコマンド中の1番目のリードコマンドをチャネル側延
長装置から受け取って入出力装置でのその処理が終了し
たのを確認すると、チャネル側からのその後のリードコ
マンドを待つことなしに、先に記憶した個数に基づく所
定数のリードコマンドを自らが新たに発行してリードデ
ータを先行的に読み出してチャネル側延長装置に転送
し、そこで当該リードデータの起動2の連鎖リードコマ
ンドとの対応付けを行なうことにより、連鎖コマンド全
体の処理時間を短縮化するようにしたものである(図9
参照)。
【0037】そして、起動2の連鎖リードコマンドの実
際の個数Nが起動1のそれよりも少ない場合には、チャ
ネル側延長装置は、余分となったリードデ−タを廃棄し
てこのNの値を入出力側延長装置に通知し、これを受け
取った入出力側延長装置は、記憶値をNに変更し、入出
力装置をN番目のリードデ−タの読み出し直後の状態に
するためのコマンドを入出力装置に発行している(図1
0参照)。
【0038】逆に、起動2の連鎖リードコマンドの実際
の個数Nが起動1のそれよりも多い場合には、チャネル
側延長装置は、入出力側延長装置に対してこの多い分だ
けのリードコマンドを発行するとともにこのNの値を通
知し、これを受け取った入出力側延長装置は、記憶値を
Nに変更し、これらリードコマンドの処理を入出力装置
に個々に指示している(図11参照)。
【0039】本発明は、また、チャネル側延長装置が、
自装置への第1のライトデ−タの転送処理についての擬
似的な第1の終了ステータス(チャネルエンド)を前記
チャネルに通知した際に、ライトコマンド連鎖の指示が
ある場合には第1のライトデ−タの処理に関する入出力
装置の応答を待たずに擬似的な第2の終了ステータス
(デバイスエンド)をチャネルに通知して次の第2のラ
イトコマンドや第2のライトデ−タの先取り処理へと移
行し、また前記指示がない場合には前記応答に基づく第
2の終了ステータス(デバイスエンド)を前記チャネル
に通知するようにしている(図12、図13参照)。
【0040】ここで、チャネル側延長装置は、チャネル
に対して、ライトコマンド連鎖の指示がない場合には擬
似応答をチャネルに返さずに入出力装置での実際の処理
結果に基づく第2の終了ステータスを通知しているの
で、入出力装置の異常発生のためジョブが正常に終了し
ていないにもかかわらず、ホストが擬似的な第2の終了
ステータスの通知によってジョブは正常終了したものと
誤認するようなことはない。
【0041】
【実施例】図4〜図13を参照して本発明の実施例を説
明する。図4は、本発明の、入出力インタフェース延長
制御システムの概要を示す説明図であり、 11は、ホスト 12は、チャネル1に相当のBMC(Block Multiplex Cha
nel) 13は、チャネル側TAG/BUSケーブル 14は、チャネル側延長装置 15は、チャネル側延長装置中のBMA(Block Multiplex
Adapter) 16は、送受信用ドライバからなるラインセット(LS) 17は、LANなどの回線 18は、入出力側延長装置 19は、送受信用ドライバからなるラインセット(LS) 20および21は、入出力側延長装置中のIOA(入出力ア
ダプタ) 22および23は、チャネル1の配下のI/O装置(入出力
装置) 24は、入出力側TAG/BUSケーブル をそれぞれ示している。チャネル側TAG/BUS13お
よび入出力側TAG/BUS24の構成、作用などは図7
のものと同様である。
【0042】IOA20とI/O装置22の結合と、IOA
21とI/O装置23の結合とは物理的に切り離されている
ので、各結合間での競合は発生せずI/O装置22とI/
O装置23との並行動作が確保される。
【0043】図5は、BMA15の内部構成を示す説明図
であり、31はコントロールストーレッジ、32はマイクロ
プロセッサ、33はRAM、34はIO−IFコントロー
ラ、35はバッファコントローラ、36はSYSBUSコン
トローラ、37はデ−タバッファ、38はシステムバスをそ
れぞれ示している。なお、このような構成のBMA15は
入出力側延長装置としても使用できる。
【0044】各コントローラの中、 ・IO−IFコントローラ34は、マイクロプロセッサ32
の指示に従ってBMC12との間でインタフェース制御を
実行し、 ・SYSBUSコントローラ36は、マイクロプロセッサ
32の指示に従ってラインセット16との間でインタフェー
ス制御を実行し、 ・バッファコントローラ35は、デ−タバッファ37へのア
クセス源であるマイクロプロセッサ32、IO−IFコン
トローラ34、SYSBUSコントローラ36の競合制御を
実行している。
【0045】ここで、BMA15の制御は、コントロール
ストーレッジ31に格納されたマイクロプログラムに基づ
くシーケンス制御のかたちで行なわれ、各入出力装置の
情報は個々にRAM33およびデ−タバッファ37上に格納
されている。
【0046】なお、RAM33には各入出力装置のデータ
の保持状態などに関する制御情報が、またデ−タバッフ
ァ37にはコマンド、データ、ステータスについての情報
がそれぞれ入出力装置ごとに保持されている。
【0047】図6は、入出力装置からBMCに通知され
るステータスのフォーマットを示す説明図である。ステ
ータスは1バイトで構成され、例えば、 ・3ビット目は入出力装置が使用中であることを示すビ
ィジィ ・4ビット目はチャネルとの通信終了を示すチャネルエ
ンド(CE) ・5ビット目は入出力装置の動作終了または使用状態解
除を示すデバイスエンド(DE) のためのビットとしてそれぞれ用いられている。
【0048】図7は、機番およびコマンドなどの起動要
求に対する処理シーケンスを示す説明図であり、その内
容は次のようになっている。なお、シーケンス中の「♯
1」および「♯2」は選択対象の入出力装置の機番を示
している。
【0049】(1) BMC12は、入出力装置22(以下、I
O♯1と略記する)に対する選択指示の発行を行なう。
これにより、IO♯1の機番がBMA15に通知される。 (2) BMA15は、IO♯1が選択されたことの擬似応答
をBMC12に対して行なう。 (3) BMC12は、IO♯1に対するライトコマンドを指
示する。 (4) BMA15は、IO♯1が使用中(BUSY)である旨の
擬似応答をBMC12に対して行なう。なお、このときの
データとしてはBUSY形式の「00010000」が用い
られる(図6参照)。
【0050】このBUSYを示す擬似応答の結果、ホスト11
の内部ではIO♯1に対する起動処理を待ち状態にして
解除通知(デバイスエンド:DE♯1)が通知されるの
を待つことになる。
【0051】(5) BMA15は、BMC12から受けている
機番およびライトコマンドを、IO♯1の制御主体であ
るIOA20(以下、IOA♯1と略記する)に転送す
る。 (6) IOA♯1は、IO♯1に対する選択指示の発行を
行なう。 (7) IO♯1は、自分が選択されたことをIOA♯1に
報告する。 (8) IOA♯1は、IO♯1に対してコマンドを指示す
る。 (9) IO♯1は、コマンド実行に関するステータスをI
OA♯1に報告する(図6参照)。 (10)IOA♯1は、IO♯1から報告された内容(選択
結果、コマンド実行に関する情報)をBMA15に通知す
る。
【0052】(11)BMA15は、この報告内容をデ−タバ
ッファ37に保持してBMC12に解除通知を行なう。な
お、このときのデータとしてはDE形式の「00000
100」が用いられる(図6参照)。 (12)BMC12は、(4) で設定した待ち状態を解除するこ
とにより再起動処理を開始し、先ずIO♯1の選択指示
を発行する。 (13)BMA15は、デ−タバッファ37を参照し、IO♯1
が選択されていることをBMC12に報告する。 (14)BMC12は、IO♯1に対する前記コマンドを指示
する。 (15)BMA15は、デ−タバッファ37を参照し、IO♯1
でのコマンド実行に関する情報をBMC12に通知する。
【0053】以上のシーケンスによりチャネルと入出力
装置当該の間での起動処理はいったん終了するが、(15)
の通知に基づいて、IO♯1が「ライト可能」あること
をBMC12が確認したときには図6に示すようなデータ
転送処理に移行する。このときの確認は、IO♯1から
報告されたステータスが転送可能形式の「000000
00」であることによって行われる。
【0054】なお、ステップ(4) やステップ(11)の擬似
応答および解除通知で用いるデータ形式はIO♯1から
報告されたステータスの内容に依存しないものであり、
例えば解除通知の場合にはステータス中の実際のDEビ
ットなどの値とは無関係に前記の「00000100」
が、BMA15からBMC12に通知される。
【0055】前述のように、BMC12は、IO♯1を対
象とした起動処理が待ち状態となってその後のBMA15
からの解除通知で再起動するまでの間、他の入出力装置
に対する起動処理をIO♯1のときと同様のシーケンス
で行なうことができる。
【0056】図7では、BMC12の待ち状態の間にIO
♯2の起動処理が実行されており、IO♯1のときと同
じように、コマンド指示を受けたBMA15はIO♯2が
使用中(BUSY)である旨の擬似応答をBMC12に対して
通知し、この通知に基づいてBMC12は待ち状態に設定
される。なお、図中の網線部分はBMC12とBMA15と
の結合時間を示している。
【0057】このように、入出力装置の起動処理にとも
なうBMC12とBMA15との結合を、入出力装置からの
本来の応答を待たずにBMA15からの擬似応答でいった
ん解き、続いて他の入出力装置に対する起動処理を行な
えるようにしているので、複数の入出力装置に対する起
動要求が競合しても効率的な処理を行なうことができ
る。
【0058】図8は、図7のライトコマンドの起動処理
に続いてライトデータをチャネルから入出力装置に転送
するときの処理シーケンスを示す説明図であり、その内
容は次のようになっている。なお、「・・S」はデータ
転送の開始を、「・・E」はその終了をそれぞれ示して
いる。
【0059】(21)BMA15は、IO♯1へのライトデー
タをBMC12から先取りしてデ−タバッファ37に保持す
る。 (22)BMA15は、この先取りが終了した段階でBMC12
に擬似応答を返す。この擬似応答によりBMC12とBM
A15との結合がいったん切れてBMC12はDE待ちの状
態になる。なお、このときのデータとしてはCE形式の
「00001000」が用いられる(図6参照)。 (23)BMA15は、IOA♯1にライトデータを転送す
る。 (24)IOA♯1は、IO♯1にライトデータを転送す
る。 (25)IO♯1は、転送されたデータのライト処理が正常
終了したか、異常終了したかを示すステータスをIOA
♯1に通知する。なお、このステータスには図6に示す
ようにCEとDEとが含まれている。 (26)IOA♯1は、このステータスをBMA15に通知す
る。 (27)BMA15は、このステータス中のDEをBMC12に
通知する。
【0060】DE待ちの状態になっていたBMC12はこ
のDEに基づいてIO♯1に対するライト処理を終了す
ることになる。なお、ライト処理が異常終了の場合には
これに対応した処理に移行する。
【0061】図8のシーケンスにおいても、図7のとき
と同じように、BMA15でのデータの先取りの終了にと
もないステップ(22)において発行される擬似応答により
BMC12はIO♯1へのデータ転送処理からいったん解
放され、その後はIO♯2に対するデータ転送を開始す
ることができる。なお、従来は、ステップ(27)の通知に
よってIO♯1に対するライト処理が終了するまで、I
O♯2へのデータ転送を開始することはできない。
【0062】図9は、連鎖指定されたリードコマンドに
対する処理手順を示している。なお、以下の実施例では
入出力装置として、大量のデータを記憶でき、ホストと
の間で入力方向あるいは出力方向の一括したデータ転送
が行なわれるのが一般的である磁気テープ装置(MT)
を用いることにする。
【0063】また、連鎖指定されたコマンドは、リード
コマンド(RD)およびライトコマンド(WT)ともに
モードセットコマンド(MS)を先頭としてその後に複
数のRDまたはWTが続く次のような形、 (a) MSーRDーRDーRDーRD・・・・・ーRD (b) MSーWTーWTーWTーWT・・・・・ーWT で連鎖している。
【0064】そして、この連鎖(CC)が指定されてい
ることは、BMA15からBMC12に通知される各種ステ
ータスを受理した旨の後者から前者への通知(AP)の
内容によって、BMA15は認識することになる。
【0065】図9の処理手順の内容は次のようになって
いる。なお、以下の記載では、説明の便宜上、コマンド
や終了ステータスなどの送信の際に経由するBMA15や
IOA20などを適宜省略する。
【0066】(31)BMC12は、BMA15およびIOA20
を経由して起動1のMSコマンドをMT22に発行する。 (32)MT22は、チャネルエンドCEとデバイスエンドD
Eの終了ステータスをBMC12に通知する。 (33)BMC12は、この終了ステータスに応答する形で、
「連鎖(CC)あり」のAPと1番目のRDコマンドを
MT22に発行する。 (34)MT22は、このRDコマンドの実行結果であるリー
ドデータと、チャネルエンドCEとデバイスエンドDE
の終了ステータスとをBMC12に通知する。
【0067】この後はステップ(33)とステップ(34)とが
起動1の残りの各RDコマンドに対して個々に実行さ
れ、IOA20はステップ(33)の処理で受け取ったRDコ
マンドの数をカウントしていく。
【0068】そして、起動1の最後のRDコマンド、す
なわち4番目のRDコマンドのときのMT22からの終了
ステータスに応答する形で、 (35)BMC12は「連鎖(CC)なし」のAPを発行し、
これを受け取ったIOA20はそのときのカウント値であ
る連鎖総数「4」を予測値として記憶する。
【0069】その後、起動2の連鎖指定されたリードコ
マンドに対して先ず起動1のそれの場合と同じように次
の処理が行なわれる。 (41)BMC12は、BMA15およびIOA20を経由して起
動2のMSコマンドをMT22に発行する。 (42)MT22は、チャネルエンドCEとデバイスエンドD
Eの終了ステータスをBMC12に通知する。 (43)BMC12は、この終了ステータスに応答する形で、
「連鎖(CC)あり」のAPと1番目のRDコマンドを
MT22に発行する。 (44)MT22は、このRDコマンドの実行結果であるリー
ドデータと、チャネルエンドCEとデバイスエンドDE
の終了ステータスとをBMC12に通知する。
【0070】ここで、ステップ(43)における「連鎖(C
C)あり」のAPを受け取ったIOA20は、ステップ(4
4)のチャネルエンドCEとデバイスエンドDEとを確認
した後のステップ(45)で自発的にRDコマンドをMT22
に発行する。
【0071】そして、ステップ(47)で、このRDコマン
ドに対する終了ステータスとリードデータがMT22から
BMA15に送られる。BMA15は、当該リードデータ
を、すでにステップ(46)により「連鎖(CC)あり」の
APとともに取り込んでデータバッファ37に保持してい
た起動2の2番目のRDコマンドに対応付けてからBM
C12に送る。このとき、BMA15は、MT22から受け取
った終了ステータスも送っている。
【0072】また、起動2の3番目および4番目のRD
コマンドに対してもこのような一連の処理が、 ・起動の3番目のRDコマンドの場合はステップ(48)
〜(50) ・起動の4番目のRDコマンドの場合はステップ(51)
〜(53) の形でそれぞれ実行される。
【0073】このように、起動2の連鎖指定されたリー
ドコマンドの中の2番目から番目(最後)までの各リ
ードコマンドについては、BMA15から長距離の回線を
経由してIOA20に送るといった処理工程を省略でき、
連鎖コマンド全体の処理時間が短縮化されてスループッ
トを高めることになる。
【0074】なお、ステップ(46)、(49)、(52)における
「連鎖(CC)あり」のAPとRDコマンドの発行はそ
れぞれステップ(44)、(47)、(50)によってBMC12が終
了ステータスを受け取った後である。
【0075】BMC12は、起動2の4番目のRDコマン
ドに対応付けられたリードデータをBMA15から受け取
ると、もはや起動2には連鎖指定がないので「連鎖(C
C)なし」のAPをIOA20に通知する。
【0076】このとき、BMC12は起動2のRDコマン
ドの総数「4」についても送っており、これを受け取っ
たIOA20は起動1のときに求めた予測値と一致してい
ること、すなわち予測値を変更する必要がないことを確
認する。
【0077】図10は、図9において起動2のリードコ
マンドの総数が起動1のそれよりも少ない場合の処理手
順を示す説明図であり、図9とは、このRDコマンドが
少ない分だけのリードデータを廃棄することや、MT22
を起動2のRDコマンドが個々に実行されたときの本来
の状態に戻すことなどが相違している。
【0078】すなわち、起動2のRDコマンドの総数は
「2」であるので、ステップ(45)のリードコマンド発行
に対応したステップ(47)の処理によって起動2は終了と
なり、このステップ(47)に続くステップ(50)やステップ
(53)でMT22からBMA15に送られるリードデータはと
もに不要であり、BMA15はこれらの廃棄処理を行なっ
ている。
【0079】また、ステップ(54)′における「連鎖(C
C)なし」のAPを受け取ったIOA20はMT22との間
で次の処理を実行する。 (61)IOA20は、MT22に対してBS(Back Space)コマ
ンドを発行する。 (62)MT22は、IOA20に対して終了ステータスのデバ
イスエンドDEを通知する。 (63)IOA20は、MT22に対してBSコマンドを発行す
る。 (64)MT22は、IOA20に対して終了ステータスのデバ
イスエンドDEを通知する。
【0080】BSコマンドは、MT22の読み取りヘッダ
の位置を1ブロック分だけ戻す指示であり、IOA20が
これを2回発行することにより、MT22のヘッド位置は
3番目と4番目のデータブロックを読み込んでいない状
態、つまり2番目のデータブロックを読んだ直後の状態
になる。
【0081】なお、BMA15は「連鎖(CC)なし」の
APを確認した上で、自装置で取り込んだRDコマンド
の数「2」をIOA20に通知し、これを受け取ったIO
A20は予測値をそれまでの「4」から「2」に変更して
いる。
【0082】図11は、図9において起動2のリードコ
マンドの総数が起動1のそれよりも多い場合の処理手順
を示す説明図であり、図9とは、BMC12はこの多い分
だけのRDコマンドを従来の方法で発行してその実行結
果であるリードデータをMT22から受け取るステップ(7
1)、(72)が付加されることが相違している。
【0083】また、起動2の終了にともなってBMC12
が「連鎖(CC)なし」のAPをBMA15に通知し、こ
のBMA15が自装置で取り込んだRDコマンドの数
「4」をIOA20に通知して予測値をそれまでの「3」
から「4」に変更することは、図10の場合と同様であ
る。
【0084】図12は、連鎖指定されたライトコマンド
などをBMC12から先取りして実行するときの処理手順
を示す説明図であり、その内容は次のようになってい
る。 (81)BMC12は、BMA15およびIOA20を経由してM
SコマンドをMT22に発行する。 (82)MT22は、チャネルエンドCEとデバイスエンドD
Eの終了ステータスをBMC12に通知する。 (83)BMA15は、1番目のWTコマンドおよびデータを
BMC12から取り込んでMT22に転送し、擬似応答をB
MC12に通知する。 (84)MT22は、デバイスエンドDEを発行する。 (85)BMA15は、2番目のWTコマンドおよびデータを
BMC12から取り込んでMT22に転送し、擬似応答をB
MC12に通知する。 (86)MT22は、デバイスエンドDEを発行する。 (87)BMA15は、3番目のWTコマンドおよびデータを
BMC12から取り込んでMT22に転送し、擬似応答をB
MC12に通知する。 (88)MT22は、デバイスエンドDEを発行する。 (89)BMA15は、4番目のWTコマンドおよびデータを
BMC12から取り込んでMT22に転送し、擬似応答をB
MC12に通知する。 (90)MT22は、デバイスエンドDEを発行する。
【0085】ここで、BMA15は、MT22からのデバイ
スエンドDEを受け取ることにより、それまで擬似応答
を返していたWTコマンドのそれぞれが正常終了したで
あろうと判断する。
【0086】また、BMC12がステップ(90)のデバイス
エンドDEを確認することにより一連の先取り処理を終
了する。なお、BMC12およびBMA15はは他のステッ
プにおけるMT22からのデバイスエンドDEも順次受け
取っており、それがステータス(90)のデバイスエンドD
Eであることを確認する手法としては、 ・連鎖指定されたWTコマンドの総数をあらかじめ確認
しておき、MT22から送られるデバイスエンドDEの数
を順にカウントしていくこと、 ・最後(4番目)のWTコマンドおよびこれに対するデ
バイスエンドDE自体に最後であることを示す情報を含
ませておくこと、 なとが用いられる。
【0087】図13は、図12のBMCとBMAとの間
でのライトコマンドなどに対する処理手順を示す説明図
であり、その内容は次のようになっている。 (91)BMC12は、WTコマンドをBMA15に発行する。 (92)BMA15は、WTコマンドを受け取った旨の初期ス
テータスをBMC12に擬似応答として通知する。 (93)BMC12は、初期ステータスの受理を示すAPをB
MA15に発行する。 (94)BMC12は、データをBMA15に転送する。 (95)BMA15は、データを受け取った旨の終了ステータ
ス1(チャネルエンド)をBMC12に擬似応答として通
知する。 (96)BMC12は、終了ステータス1の受理を示すAP
を、連鎖(CC)の有無、すなわち次のWTコマンドが
連鎖されているかどうか示す情報を含む形でBMA15に
発行する。 (97)BMA15は、再結合要求をBMC12に発行する。こ
の発行は、ステップ(95)のチャネルエンドに基づいてB
MA15とBMC12との間が切断されるからであり、ま
た、ステップ(96)のAPが「連鎖(CC)なし」の場合
にはMT22からのデバイスエンドDEを確認した上で実
行される。 (98)BMA15は、次のWTコマンドを取り込むための終
了ステータス2(デバイスエンド)をBMC12に通知す
る。この終了ステータスは、先のステップ(96)のAPが
「連鎖(CC)あり」の場合には擬似応答、「連鎖(C
C)なし」の場合にはMT22からのデバイスエンドDE
となる。 (99)BMC12は、終了ステータス1の受理を示すAPを
BMA15に発行する。この中には連鎖(CC)の有無を
示す情報が含まれるのが通常である。 (100) BMC12は、「連鎖(CC)あり」の場合は次の
WTコマンドを先取りして発行する。
【0088】ステップ(98)における終了ステータス2の
使い分けは、前述のように、「連鎖(CC)なし」の場
合に擬似応答がCPUに通知され、CPUの方で、まだ
実際の実行結果が分かっていないジョブについて正常終
了したものとみなすことを防止するためである。なお、
「連鎖(CC)あり」の場合の終了ステータスはCPU
に通知されない。
【0089】
【発明の効果】本発明は、このように、チャネルから発
行される機番やコマンドなどの起動要求を受けたチャネ
ル側延長装置が、この起動要求に関する選択対象入出力
装置のステータスを待たずに擬似応答をチャネルに通知
してチャネルのそれまでの選択対象入出力装置に対する
起動処理をいったん待ち状態にすることにより、選択対
象入出力装置の起動処理を行なっているチャネルのいわ
ばアイドル時間に他の入出力装置に対する新たな起動処
理を開始できるようにしている。
【0090】さらに、チャネルから選択対象入出力装置
へのデータ転送の場合にも同じように、チャネル側延長
装置がこのデータを受け取った段階、すなわちデータ転
送の実行終了のステータスを受け取っていない段階でチ
ャネルのそれまでのデータ転送処理を仮終了とする。
【0091】そのため、チャネルは、従来のように、最
初に選択した入出力装置に対する起動処理やデータ転送
の開始から終了までの間、継続して当該入出力装置に占
有されるといったことはなく、チャネルの使用効率の向
上を図ることができる。
【0092】ことにチャネルの占有時間が長距離にわた
って設置された回線上の時間遅延や入出力装置の性能に
依存しない構成になっているので、この占有時間をほぼ
ローカル接続の場合と同じ程度にすることができ、チャ
ネルの使用効率の向上も顕著なものとなる。
【0093】さらには、入出力側延長装置は入出力装置
に対して並行動作できるようにしているので、チャネル
の配下の複数の入出力装置を同時動作させることも可能
である。
【0094】本発明は、また、同一ジョブ内では連鎖リ
ードコマンドの個数が通常一定であることに着目して、
先ず起動1の連鎖リードコマンドの個数を記憶してお
き、その後の起動2の連鎖リードコマンドの処理の際に
は、入出力側延長装置がこの個数に基づく所定数だけの
リードコマンドを入出力装置に独自に発行するようにし
ており、これは、チャネル側延長装置から長距離の回線
を経由して入出力側延長装置までリードコマンドを送信
する時間を省略することになるのて、連鎖リードコマン
ド全体の処理時間の短縮化を図ることができ、回線使用
効率が大幅に改善される。
【0095】本発明は、また、チャネル側延長装置が、
自装置への第1のライトデ−タの転送処理についての擬
似的な第1の終了ステータスをチャネルに通知した際
に、ライトコマンド連鎖の指示がある場合には第1のラ
イトデ−タの処理に関する入出力装置の応答を待たずに
擬似的な第2の終了ステータスをチャネルに通知して次
の第2のライトコマンドなどの先取り処理へと移行し、
また前記指示がない場合には前記応答に基づく第2の終
了ステータスをチャネルに通知するようにしているの
で、CPUの方で、まだ実際の実行結果が分かっていな
いジョブについて正常終了したものとみなすといったこ
とは発生せず、システムの信頼性を確保した状態でのラ
イトコマンドの先取り処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、原理説明図(その1)である。
【図2】本発明の、原理説明図(その2)である。
【図3】本発明の、原理説明図(その3)である。
【図4】本発明の、入出力インタフェース延長制御シス
テムの概要を示す説明図である。
【図5】本発明の、チャネル側延長装置(BMA)の内
部構成を示す説明図である。
【図6】本発明の、入出力装置からBMCに通知される
ステータスのフォーマットを示す説明図である。
【図7】本発明の、起動要求に対する処理シーケンスを
示す説明図である。
【図8】本発明の、起動処理に続いてデータ転送を行な
うときの処理シーケンスを示す説明図である。
【図9】本発明の、連鎖指定されたリードコマンドに対
する処理手順を示す説明図である。
【図10】図9において、起動2のリードコマンドの総
数が起動1のそれよりも小さい場合の処理手順を示す説
明図である。
【図11】図9において、起動2のリードコマンドの総
数が起動1のそれよりも大きい場合の処理手順を示す説
明図である。
【図12】本発明の、連鎖指定されたライトコマンドな
どをBMCから先取りして実行するときの処理手順を示
す説明図である。
【図13】図12の、BMCとBMAとの間でのライト
コマンドなどに対する処理手順を示す説明図である。
【図14】一般的な、入出力インタフェース延長制御シ
ステムの概要を示す説明図である。
【図15】一般的な、起動要求に対する処理シーケンス
を示す説明図である。
【符号の説明】
図1において、 1・・・チャネル 2・・・チャネル側延長装置 3・・・高速の回線 4・・・入出力側延長装置 5・・・入出力装置 6・・・入出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 俊平 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番 19号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 横山 司 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番 19号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 市川 仁美 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番 19号 株式会社富士通プログラム技研内 (56)参考文献 特開 平3−232042(JP,A) 特開 平2−181850(JP,A) 特開 昭64−42756(JP,A) 特開 昭62−299145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/12 310 EUROPAT(QUESTEL) WPI(DIALOG)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャネルと入出力装置との間に、入出力
    インタフェース用のチャネル側延長装置および入出力側
    延長装置と、これら延長装置間を接続する回線と、を設
    けた入出力インタフェース延長制御方法において、 前記入出力側延長装置として、前記入出力装置に対して
    並行動作する機能を備えたものを用い、前記チャネルが、選択対象入出力装置への起動要求を前
    記チャネル側延長装置に送るステップと、 前記チャネル側延長装置が、前記チャネルから受け取っ
    た前記起動要求を前記入出力側延長装置に転送するステ
    ップと、 前記チャネル側延長装置が、前記チャネルから受け取っ
    た前記起動要求に対する第1の擬似応答を当該チャネル
    に送るステップと、 前記チャネルが、前記チャネル側延長装置から受け取っ
    た前記第1の擬似応答に基づいて前記選択対象入出力装
    置の起動処理を、これとは別の前記入出力装置への起動
    要求の発行が可能な形の待ち状態にするステップと、 前記チャネルが、前記起動要求に対する前記選択対象入
    出力装置からのデバイスエンドを示す信号に基づいて前
    記待ち状態を解除するステップとからなる、 ことを特徴
    とする入出力インタフェース延長制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の擬似応答として、前記選択対
    象入出力装置がビィジィであることを擬似的に示す信号
    を用いる、ことを特徴とする請求項1記載の入出力イン
    タフェース延長制御方法。
  3. 【請求項3】 前記起動処理の終了後、前記チャネルか
    ら前記選択対象入出力装置へデ−タを転送するに際し、前記チャネルが、前記チャネル側延長装置に前記デ−タ
    を送るステップと、 前記チャネル側延長装置が、前記チャネルから受け取っ
    た前記データを前記入出力側延長装置に転送するステッ
    プと、 前記チャネル側延長装置が、前記チャネルから受け取っ
    た前記データに対する第2の擬似応答を当該チャネルに
    送るステップと、 前記チャネルが、前記チャネル側延長装置から受け取っ
    た前記第2の擬似応答 に基づいて前記選択対象入出力装
    置へのデータ転送処理を、これとは別の前記入出力装置
    へのデータ転送が可能な形の仮終了状態にするステップ
    と、 前記チャネルが、前記データ転送処理における前記選択
    対象入出力装置からの応答に基づいて当該データ転送処
    理を終了するステップとを含む、 ことを特徴とする請求
    項1又は2記載の入出力インタフェース延長制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の擬似応答として、前記選択対
    象入出力装置におけるチャネルエンドを擬似的に示す信
    号を用い、また、前記応答として、前記選択対象入出力
    装置におけるデバイスエンドを示す信号を用いる、こと
    を特徴とする請求項3記載の入出力インタフェース延長
    制御方法。
  5. 【請求項5】 チャネルと入出力装置との間に、入出力
    インタフェース用のチャネル側延長装置および入出力側
    延長装置と、これら延長装置間を接続する回線と、を設
    けた入出力インタフェース延長制御方法において、 前記入出力側延長装置、前記チャネル側から発行され
    る連鎖指定の第1のリードコマンドのそれぞれを個々に
    処理するとともにその総数を予測値として記憶するステ
    ップと、 前記入出力側延長装置が、 続いて前記チャネル側から連
    鎖指定の第2のリードコマンドが発行されたときには、
    前記予測値に基づく所定数のリードコマンドを前記入出
    力装置に先行的に発行するステップと、 前記入出力側延長装置が、この先行的に発行された前記
    リードコマンドによって前記入出力装置から 得られるリ
    ードデ−タを前記チャネル側延長装置に転送するステッ
    プと、 前記チャネル側延長装置が、前記入出力側延長装置から
    転送されたこれらのリードデ−タを、前記第2のリード
    コマンドに対応付けた形で前記チャネルに転送するステ
    ップとからなる、ことを特徴とする入出力インタフェー
    ス延長制御方法。
  6. 【請求項6】 前記チャネル側延長装置が、前記第2の
    リードコマンドとの対応付けにより余分となった前記リ
    ードデ−タを廃棄するステップと、 前記チャネル側延長装置が、前記第2のリードコマンド
    の数Nの値(Nは正の整数) を前記入出力側延長装置に
    通知するステップと、 前記入出力側延長装置が、前記入出力装置をN番目の前
    記リードデ−タの読み出し直後の状態に設定するための
    コマンドを発行するステップとを含む、ことを特徴とす
    る請求項5記載の入出力インタフェース延長制御方法。
  7. 【請求項7】 前記チャネル側延長装置が、前記第2の
    リードコマンドの中で、その数N(Nは正の整数)が前
    記予測値よりも多くて前記リードデ−タとの対応付けが
    できないリードコマンドを、前記入出力側延長装置に新
    たに発行するステップと、 前記入出力側延長装置が、この発行されたリードコマン
    ドを個々に処理するステップと、 前記チャネル側延長装置が、前記Nの値を前記入出力側
    延長装置に通知するステップとを含む、 ことを特徴とす
    る請求項5記載の入出力インタフェース延長制御方法。
  8. 【請求項8】 前記入出力側延長装置が、前記予測値
    を、前記チャネル側延長装置から通知されるNに変更
    るステップを含む、ことを特徴とする請求項6又は7記
    載の入出力インタフェース延長制御方法。
  9. 【請求項9】 入出力装置への起動要求を発行するチャ
    ネル、および当該チャネルに対応した入出力インタフェ
    ース用のチャネル側延長装置を少なくとも有するチャネ
    ル側装置において、 前記チャネル側延長装置は、前記チャネルから受け取っ
    た前記起動要求を選択対象入出力装置に対応の入出力側
    延長装置に転送し、かつ、当該起動要求に対する第1の
    擬似応答、および当該起動要求に対する当該選択対象入
    出力装置からのデバイスエンドを示す信号を当該チャネ
    ルに送る機能を備え、 前記チャネルは、前記第1の擬似応答に基づいて前記選
    択対象入出力装置の起動処理を、これとは別の前記入出
    力装置への起動要求の発行が可能な形の待ち状態にし、
    かつ、前記デバイスエンドを示す信号に基づいて当該待
    ち状態を解除する機能を備えたものである、 ことを特徴
    とするチャネル側装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の擬似応答として、前記選択
    対象入出力装置がビィジィであることを擬似的に示す信
    号を用いる、ことを特徴とする請求項記載のチャネル
    側装置。
  11. 【請求項11】 前記起動処理終了後の、前記チャネル
    から前記選択対象入出力装置へのデ−タ転送処理のた
    め、前記チャネル側延長装置は、前記チャネルから受け取っ
    た前記データを前記入出力側延長装置に転送し、かつ、
    当該データに対する第2の擬似応答、および前記データ
    転送処理における当該選択対象入出力装置からの応答を
    当該チャネルに送る機能を併せ持ち、 前記チャネルは、前記第2の擬似応答に基づいて前記選
    択対象入出力装置へのデータ転送処理を、これとは別の
    前記入出力装置へのデータ転送が可能な形の仮終了状態
    にし、かつ、前記応答に基づいて当該データ転送処理を
    終了させる機能を併せ持つものである、 ことを特徴とす
    る請求項または10記載のチャネル側装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の擬似応答として、前記選択
    対象入出力装置におけるチャネルエンドを擬似的に示す
    信号を用い、また、前記応答として、前記選択対象入出
    力装置におけるデバイスエンドを示す信号を用いる、こ
    とを特徴とする請求項11記載のチャネル側装置。
  13. 【請求項13】 チャネルからリードコマンドを取り込
    んで入出力側延長装置に発行するチャネル側延長装置に
    おいて、 前記入出力側延長装置が連鎖指定の第1のリードコマン
    ドのそれぞれを処理するとともに当該リードコマンド
    総数を予測値として記憶し、続いて連鎖指定の第2のリ
    ードコマンドを受け取った場合に、当該入出力側延長装
    置が当該予測値に基づく所定数のリードコマンドを入出
    力装置に先行的に発行することによって得られ、また当
    該入出力側延長装置から転送されてくるリードデ−タ
    を、当該第2のリードコマンドの中の所定のものに対応
    付けた形で、前記チャネルに転送する機能を備えたもの
    である、ことを特徴とするチャネル側延長装置。
  14. 【請求項14】 前記予測値よりも第2のリードコマン
    ドの数N(Nは正の整数)の方が小さいために余分とな
    った前記リードデ−タを廃棄するとともにこのNの値を
    前記入出力側延長装置に通知する機能を併せ持つ、こと
    を特徴とする請求項13記載のチャネル側延長装置。
  15. 【請求項15】 前記予測値よりも第2のリードコマン
    ドの数N(Nは正の整数)の方が大きいために前記リー
    ドデ−タの対応付けができない当該リードコマンドを前
    記入出力側延長装置に発行する機能を併せ持つ、ことを
    特徴とする請求項13記載のチャネル側延長装置。
  16. 【請求項16】 チャネル側から発行されるリードコマ
    ンドを処理する入出力側延長装置において、 連鎖指定の第1のリードコマンドのそれぞれを個々に処
    理するとともにその総数を予測値として記憶しておき、
    続いて連鎖指定の第2のリードコマンドが発行されたと
    きには、当該予測値に基づく所定数のリードコマンドを
    入出力装置に先行的に発行するとともにこれによって得
    られるリードデ−タのそれぞれをチャネル側延長装置に
    転送する機能を備えたものである、ことを特徴とする入
    出力側延長装置。
  17. 【請求項17】 前記予測値よりも第2のリードコマン
    ドの数N(Nは正の整数)の方が小さいとき、前記入出
    力装置をN番目の前記リードデ−タの読み出し直後の状
    態に設定するためのコマンドを発行する機能を併せ持
    つ、ことを特徴とする請求項16記載の入出力側延長装
    置。
  18. 【請求項18】 前記予測値よりも第2のリードコマン
    ドの数N(Nは正の整数)の方が大きいとき、この多い
    分だけチャネル側延長装置から転送されるリードコマン
    ドを個々に処理する機能を併せ持つ、ことを特徴とする
    請求項16記載の入出力側延長装置。
  19. 【請求項19】 前記予測値を前記Nに変更する機能を
    併せ持つ、ことを特徴とする請求項17または18記載
    の入出力側延長装置。
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