JPH06161950A - 複式バス・アーキテクチャを有する計算システムに使用するデータ伝送の管理方法。 - Google Patents

複式バス・アーキテクチャを有する計算システムに使用するデータ伝送の管理方法。

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JPH06161950A
JPH06161950A JP4208534A JP20853492A JPH06161950A JP H06161950 A JPH06161950 A JP H06161950A JP 4208534 A JP4208534 A JP 4208534A JP 20853492 A JP20853492 A JP 20853492A JP H06161950 A JPH06161950 A JP H06161950A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複式バス計算システムにおいて、プロセッサ
・カード資源の使用と他のシステムの資源の使用とのバ
ランス及び最適化を図り、特にバースト・モード伝送に
おけるデータ伝送のオーバーヘッドを減少し処理能力の
向上を図る。 【構成】 保留しているメモリー・リフレッシュ要求を
迅速にサービスし、プロセッサ101がそのローカル・
バス210の使用を要求する場合、オン・カード・メモ
リーに対する代替バス・マス・マスタ104のアクセス
を所定のサイクル数に制限し、代替バス・マスタ104
がカード対カード通信バスを所有し、プロセッサ101
が該バスを要求する場合、代替バス・マスタ104に対
しプロセッサ・ローカル・バスに対する無制限なアクセ
スを許容する各工程を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広くは複式バス・アーキ
テクチャを有するコンピュータ・システム、すなわちシ
ステム・バス・マスタに含まれている第1のバス(例え
ば、システム・プロセッサ・カード又は複合体のローカ
ル・バス)と、代替バス・マスタ(及び典型的に他の装
置も同様に)を第1のバスに結合する第2のバスとを有
するコンピュータ・システムにおけるデータ速度を向上
する方法及び装置に関し、特に、各上記2つのバス及び
それらバス間のインターフェースを介して伝送するバー
スト・モード・データ伝送を支援するよう要求される複
数のメモリー・サイクルを含む代替バス・マスタが開始
するメモリー・サイクルにおいて、プロセッサ・カード
の動的ランダム・アクセス・メモリー(DRAM)サブ
システムに対し又はそこからのデータ伝送速度を増加す
る方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IBMシステム7568(“IBM”は
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ
イション所有の商標である)のような商業的に利用可能
な高性能工業用計算システムが当業者間に知られてい
る。このような計算システムは極端な場合、典型的に、
オペレータの立合いなしに機能するよう設計されてお
り、維持が容易であって、上記のような複式バス構造を
有する。
【0003】以下、単に背景技術としてのみ簡単に記述
するIBMシステム7568において使用する回路カー
ドは受動バックプレンに差込まれている個々の囲い板又
はシュラウドにパッケージされている。バックプレンは
取付けられたカードに電力を供給し、又ここに例示した
IBMシステム7568においては、マイクロ・チャン
ネル・バス(“マイクロ・チャンネル”はインターナシ
ョナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション所有
の商標である)と称するカード対カード通信バスを供給
する。
【0004】以下、本発明は、例示のみのため、IBM
システム7568のようなコンピュータに見られる複式
バス・マイクロ・チャンネル・アーキテクチャを参照し
て説明する。IBMマイクロ・チャンネル・バスは本発
明を使用するに便利な複式バス・アーキテクチャに見る
ことができるより一般的なクラスのカード対カード型通
信バスの例であるということは、当業者が容易に認識し
うるところである。従って、公知のIBM複式バス・マ
イクロ・チャンネル・アーキテクチャは本発明の原理を
例示する媒体として作用し、そのように使用されるであ
ろうが、それ自体は本発明をIBM複式バス・マイクロ
・チャンネル・システムに使用するよう限定するもので
はない。
【0005】システム7568に対する基本システムは
プロセッサ・カード及びシステム資源カードから成る。
これら2つのカードは公知のIBMPS/2プレーナ・
ボード(“PS/2”はインターナショナル・ビジネス
・マシーンズ・コーポレイション所有の商標である)の
機能を提供するものである。システム資源カードはビデ
オ、キーボード、ディスケット、及び構成情報が記憶さ
れている低電力CMOSメモリー等に対するシステム・
インターフェースを含む。
【0006】プロセッサ・カードはマイクロプロセッ
サ、数値計算補助プロセッサ(又は他のフローティング
・ポイント装置)、及び誤り修正コード(ECC)付き
基本メモリーを含む。マイクロプロセッサと基本メモリ
ーとの間の通信はローカル・オン・カード・バス(上記
引用の“第1の”バスの例)を介して行われる。IBM
システム7568におけるマイクロプロセッサはインテ
ル社のIntel80386(“Intel”はインテ
ル・コーポレイション所有の商標である)である。
【0007】以下説明する本発明は、80386基本シ
ステムで実施することはできるが、Intel8048
6マイクロプロセッサのような更に進歩したマイクロプ
ロセッサが現在導入されているということは、当業者が
容易に認識しうるであろう。従って、本発明に対して使
用される特定のプロセッサを本発明に対する限定要因と
することを意図するものではないが、本発明の背景の解
説で説明するタイミング情報は80486プロセッサを
参照して行われる。
【0008】80486プロセッサのタイミング及びそ
れと共同するDRAMサブシステムは25MHzクロッ
ク又は40ns期間に基づき動作する。マイクロプロセ
ッサの最小サイクル・タイムは80486プロセッサが
最初(第1の40ns期間において)アドレス指定を設
定し、次に(第2の40ns期間において)データを検
索する期間の合計80nsである。
【0009】マイクロプロセッサの上記80nsサイク
ルに対し、例えば装置作動可能信号の使用分だけ、追加
時間又は待ち状態を加えることができる。40ns待ち
状態は25MHzクロックを使用するシステムに対する
自然なサイクル拡張増分である。
【0010】ここに例示するIBMシステム7568の
ようなシステムにおいて、代替バス・マスタによるプロ
セッサ・カードに配置されている資源に対するインター
フェースは上記のシステム資源カードに存在し、マイク
ロ・チャンネル調停処理を介して提供される(又は、更
に一般的には、与えられた複式バス・システムで使用さ
れるどのようなカード対カード型通信バスであってもそ
れと共同する調停処理を介して提供される)。
【0011】そのような処理、及び事実上、マイクロ・
チャンネル構造それ自体はIBMシステム7568用技
術解説書を含む多くの刊行物に記述されている。マイク
ロ・チャンネル調停処理、マイクロ・チャンネル構造、
及び関連する信号送出はすべてIBMシステム7568
用技術解説書に説明されており、ここで参考文献として
編入する。
【0012】上記参考文献の技術によると、その調停処
理が代替バス・マスタをマイクロ・チャンネル・バスの
所有者として設定した後、代替バス・マスタはプロセッ
サ・メモリーに対し又はそこからトランザクションを要
求することが許される。上記参考文献に記載のように、
省略時により、如何なる与えられた時点においても、1
つのマイクロ・チャンネル装置のみがマイクロ・チャン
ネル・バスを所有することができる。
【0013】前述のメモリー要求は公知のシステム保留
(SHOLD)及びシステム保留確認(SHOLDA)
ハンドシェーキング技法により管理することができる。
上記の(又は類似の)ハンドシェーキング機能を与える
ために使用することができる基本処理の詳細は、ここで
参考文献として編入するi486マイクロプロセッサ・
ハードウェア参照解説書のような(“i486”はイン
テル・コーポレイション所有の商標である)80486
プロセッサを支援するインテル・コーポレイションの文
書に記述されている。類似のハンドシェーキング機能
は、例えば、ローカル・バス・アクセス要求/受信確認
手順、及び、一般には、要求/受信確認方式を含むこと
ができる。
【0014】SHOLDは代替バス・マスタからマイク
ロ・チャンネル・バス/プロセッサ・インターフェース
を介し、プロセッサに対してアドレスを供給するアドレ
ス・デコードに基づき、プロセッサ・カードそれ自体が
発生する信号である。特に、後述する本発明の実施例に
おいて詳細に説明するように、SHOLD信号は、代替
バス・マスタの制御によるデータ伝送の開始を通知する
ため、代替バス・マスタがマイクロ・チャンネル・バス
を介してあるプロセッサ制御信号を送信した結果発生す
る。
【0015】機能的に、SHOLD信号は外部サイクル
で行われることを許すため、プロセッサ・カードに対す
るそのオン・カード・バスを解放させるための要求であ
る(マイクロ・チャンネル・バスは前述の調停処理に従
い、既に代替バス・マスタが所有している)。先行技術
のSHOLD/SHOLDAハンドシェーキング構造に
従い、オン・カード・プロセッサ・バスはプロセッサが
SHOLDA信号と共にSHOLD要求の受信確認をす
るまで解放されない。SHOLDA信号は常にSHOL
D信号に応答して発生するが、SHOLDA信号のタイ
ミングは、例えばSHOLD信号が発生しているとき
(例えば、メモリー・リフレッシュ、又は他のローカル
・バス・メモリーのアクセス)に進行中のプロセッサ活
動に基づいて変化することができる。
【0016】模範的なIBMシステム7568に使用さ
れている方法によると、SHOLDA信号(カードに保
留されている)はローカル・バスに対し又はそこからの
データのオン・カード伝送の開始を示す。代替バス・マ
スタに返送される実際の“ハンドシェーク”信号は他の
制御信号の形式をとり、マイクロ・チャンネル・インタ
ーフェース(後に詳細に説明する)を介して送信され、
ローカル・バスに対する又はそこからのオン・カード・
データ伝送が終了したことを示す。
【0017】複式バス・システム・アーキテクチャの文
脈から、代替バス・マスタ・マイクロ・チャンネル認可
サイクル中、プロセッサ・カードは中央処理装置(CP
U)のキャッシュ・メモリー及びプロセッサのオン・カ
ード・メモリー(特に、DRAM)両方からのローカル
・オン・カード・サイクルの導入が制限されない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以下、先行技術を説明
すると共にその解決すべき問題点について説明する。シ
ステム資源(DRAMのような)に対する多重装置アク
セスを許容するこの先行技術機能は、一方では、システ
ム処理能力を向上するよう使用することができるが、屡
々複式バス・アーキテクチャのマイクロ・チャンネル構
造のような他のシステム資源の最適化使用(データ伝送
速度の点から)を犠牲にして達成するであろう。この問
題の観点から、複式バス構造を有する計算システムにお
いて、マイクロ・チャンネル・バス及びそれに接続され
ている装置のような他のシステム資源と、プロセッサ・
カードに置設されている資源の使用とをある意味でバラ
ンスし、最適化することが望ましい。
【0019】何が望ましいかの例として、複式バス・シ
ステムに相互に排他的なバス構造が与えられた場合、C
PUはそのキャシュ・メモリーからと同様に、ローカル
・バスとインターフェースするマイクロ・チャンネル・
バスの性能を過度に低下させることなく、可能性のある
最も効率の良い方法でそれ自体の(ローカル)バスを介
して命令を遂行しうるべきである。
【0020】プロセッサがこのような機能又は能力を有
することに対する必要性は(1)ドラム・リフレッシュ
要求にサービスする必要がある場合、(2)プロセッサ
がそのローカル・バスの使用可能性を待つ時間を失うこ
となくDRAMからのその命令事前取出し待ち行列を満
たす必要がある場合、(3)プロセッサはキャッシュ・
メモリーから離れて動作すると共に(又は)DRAMを
アクセスする必要がある場合、等の状態において良く認
識することができる。従って、プロセッサが代替バス・
マスタによって“保留”(HOLD)状態に置かれると
きはいつでも、全体としてシステムを見たとき、タイム
リイ且つ生産性の両方を有する方法で“保留”されるべ
きである。
【0021】現在商業的に利用可能なIBMシステム7
568版において、80386プロセッサ・カードは、
各メモリー・サイクルの後、ローカル・バスをプロセッ
サに対して解放するよう実行する。代替バス・マスタか
ら要求される各連続するプロセッサ・カード/ローカル
・バス・サイクルに対して別個のSHOLD/SHOL
DAハンドシェーク順次が要求される。
【0022】この原理体系は、オペレーションを続行す
るようメモリー・リフレッシュ、コード・フェッチ、又
はデータ・アクセスを管理するため、CPUが接近して
くる代替バス・マスタを保留する権利を持つということ
を保証するよう設計されたものである。この先行技術の
方式はCPU(ローカル)バスを最適化するべく効率の
良い方法であることを証明したが、マイクロ・チャンネ
ル・バスの効率は代替バス・マスタの所有によりひどく
質が低下するであろう。
【0023】例として、マイクロ・チャンネル・バスを
介して行われる典型的なローカル・バス・メモリー・サ
イクルは400−500nsを必要とし、マイクロ・チ
ャンネル・バスを介して行われる各伝送に対してハンド
シェーク順次が要求された場合、ハンドシェーク期間は
500−600nsと仮定して、マイクロ・チャンネル
・バスを介して行われるすべての各伝送に対し、1マイ
クロ秒のオーダーのオーバーヘッド経費が要求される。
そのような時間的要求はマイクロ・チャンネル・バスの
実行性能を急速に低下し、特に代替バス・マスタのデー
タ伝送を実行するために多くのサイクルを要求するバー
スト伝送順次を使用した場合には顕著であるということ
は、当業者の容易に認めるところである。
【0024】ここでいう“バースト”モード伝送はカー
ド・メモリーのCPUに対し又はCPUからマイクロ・
チャンネル・バスに沿って通過する強力な又は長いデー
タ・ストリングの必要性を予想するものである。プロセ
ッサに対するマイクロ・チャンネル・バス・インターフ
ェースを介してデータを効率良く移動するようバースト
・タイプの伝送を使用した公知の代替バス・マスタの例
としては、直接アクセス記憶装置(DASD)サブシス
テムに対して責任がある直接メモリー・アクセス(DM
A)タイプ装置をバーストすることを含む。
【0025】例えば、オペレーティング・システムのロ
ード、ファイル管理オペレーション中において、DAS
Dサブシステム代替バス・マスタは知られた複式バス管
理方式に従い、それ自体のデータ伝送、メモリー・リフ
レッシュ管理、命令事前取出し待ち行列メモリー・アク
セス、等のタスクを管理するため、繰返しハンドシェー
クを要求する何百万バイトもの情報を伝送するよう要求
されるかもしれない。
【0026】前述のハンドシェーク構造を使用して実行
する先行技術の複式バス管理方式は他の情況同様にマイ
クロ・チャンネル・バスの実行性能の質を低下させる潜
在性を有する。
【0027】例えば、ハンドシェーキング方法の使用
は、リフレッシュ要求中、SHOLDA線がプロセッサ
により“ロー”(非活動状態)に引き下げられている
間、代替バス・マスタからの次の指令に応答しないで、
前の代替バス・マスタ・サイクルに対しチャンネル作動
可能戻り信号“CHRDYRTN”(ここに編入したマ
イクロ・チャンネル・アーキテクチャ指向の文献に詳細
に説明されている)が与えられると、直ちにオン・カー
ド・メモリーに対しメモリー・リフレッシュ・サイクル
を与える方法の使用として理解される。このリフレッシ
ュ要求サイクルはオフ・カード代替バス・マスタがまだ
マイクロ・チャンネル・バスの制御下にあったときに取
扱われたものである。
【0028】このように、代替バス・マスタが指令サイ
クルの開始を既に起動したが、その間、拡張SHOLD
Aが“ロー”状態(非活動状態)を固持していた場合、
複式バス構造を管理するための先行技術においては別の
問題が発生する。この状態において、より高い優先権の
マスタがマイクロ・チャンネル・バスに対し優先使用し
ようとしても、現在遂行しているマスタは元の指令がC
HRDYRTN信号によってサービスされ、更にマイク
ロ・チャンネル・バスを停止するまでそのチャンネルを
出ることはできない。
【0029】従って、複式バス・システムの使用に対
し、システム・プロセッサ及び共同する資源(DRAM
のような)の使用を最適化する必要性と代替バス・マス
タ/マイクロ・チャンネル・バスの効率との間のバラン
スを達成する代替バス・マスタ・バースティング・デー
タ速度管理方式を提供することが望ましい。それによっ
て、広くは、データ伝送に対するオーバーヘッドを下げ
る全体的目的を達成し、特にバースト・モード・データ
伝送に対するオーバーヘッドを下げる目的を達成するこ
とができる。
【0030】更に、要求したメモリー・リフレッシュ・
オペレーション等の実行の結果、(IBMマイクロ・チ
ャンネル・バスのような)カード対カード通信バスを不
当に停止傾向としない複式バス管理方法を提供すること
が望ましい。
【0031】更に、又、(1)保留しているメモリー・
リフレッシュ要求を迅速にサービスしなければならない
必要性を考慮する、(2)プロセッサがそのローカル・
オン・カード・メモリー・バスの使用を要求している状
態において、オン・カード・メモリーに対する複数の代
替バス・マスタのアクセスを所定のサイクル数に制限す
る(しかし、潜在的にプログラム可能)、及び(3)代
替バス・マスタがマイクロ・チャンネル・バスを所有
し、システム・プロセッサがその後マイクロ・チャンネ
ル・バスを要求する状態において、オン・カード・メモ
リーに対する無制限なアクセスを代替バス・マスタに許
容する、等のローカル・プロセッサ・バスとマイクロ・
チャンネル・バスとの間のインターフェースを管理する
方法及び装置を提供することが望ましい。
【0032】かかる方法及び装置は以下で説明するよう
に、複式バス構造を有するコンピューターシステムにお
けるシステム・プロセッサとマイクロ・チャンネル型バ
スとの間の実行のバランス(データ速度の点で)と、シ
ステム資源の望ましい最適化使用とを達成するよう使用
することができる。
【0033】従って、本発明の総体的な目的は、マイク
ロ・チャンネル型カード対カード通信バス及びそれに接
続されている装置のような他のシステム資源の使用と、
プロセッサ・カードに置設されている資源(例えば、メ
モリー,ローカル・バス等)の使用とを適切にバランス
し、最適化する方法及び装置を提供することである。
【0034】更に、本発明の全体的な目的は、CPUロ
ーカル・バスに接続され、インターフェースしている
(IBMマイクロ・チャンネル・バスのような)カード
対カード通信バスの実行性能を不当に低下することな
く、可能性のある最も効率良い方法で、複式バス計算シ
ステムのCPUが自己の(ローカル)バスを介してくる
ものと同様、そのキャッシュ・メモリーからの命令の遂
行を可能にする方法及び装置を提供することである。
【0035】本発明の特定の目的は、プロセッサがその
ローカル・バスの使用可能性を待つ時間を失うことな
く、DRAMからその命令事前取出し又はプリフェッチ
待ち行列を満たす必要がある場合、及びプロセッサがキ
ャッシュ・メモリーを動作し、及び(又は)DRAMの
アクセスを必要とする場合、等、DRAMリフレッシュ
の要求がサービスを受ける必要がある状態において、C
PUが上記の機能を発揮することができる方法及び装置
を提供することである。
【0036】更に、本発明の特定の目的は、プロセッサ
が代替バス・マスタによって“保留”状態に置かれたと
きはいつでも、タイムリイな方法及び全体としてシステ
ムの生産性を最大にする潜在性を有する方法の両方法に
よりプロセッサを“保留する”よう作動可能である方法
及び装置を提供することである。
【0037】更に、本発明の特定の目的は、複数バス・
システムに使用して、システム・プロセッサ及びその関
連資源(例えば、DRAM,ローカル・バス,等)の使
用の最適化と代替バス・マスタ/マイクロ・チャンネル
・バスの効率との間のバランスを達成する代替バス・マ
スタ・バースティング・データ速度管理方式を提供する
ことである。
【0038】更に、本発明の特定の目的は、広くは、複
式バス計算システムにおけるデータ伝送に関連するオー
バーヘッドを減少し、特に上記システムにおけるバース
ト・モード・データ伝送に関連するオーバーヘッドを減
少するデータ速度管理方式を提供することである。
【0039】更に、又、本発明の特定の目的は、複式バ
ス計算システムに使用して、カード対カード通信バスが
接続されているシステムの部分においてメモリー・リフ
レッシュ・オペレーション等のような要求されたオペレ
ーションを実行しなければならない結果として、カード
対カード通信バス(IBMマイクロ・チャンネル・バス
のような)が過度に停止傾向とならない複式バス管理方
式を提供することである。
【0040】更に、又、本発明の特定の目的は、(1)
保留しているメモリー・リフレッシュ要求を迅速にサー
ビスしなければならない必要性を考慮する、(2)プロ
セッサがそのローカル・オン・カード・メモリー・バス
の使用を要求している状態において、オン・カード・メ
モリーに対する複数の代替バス・マスタのアクセスを所
定のサイクル数に制限する(しかし、潜在的にプログラ
ム可能)、及び(3)代替バス・マスタがマイクロ・チ
ャンネル・バスを所有し、プロセッサがその後マイクロ
・チャンネル・バスを要求する状態において、オン・カ
ード・ローカル・バスに対する無制限なアクセスを代替
バス・マスタに許容する等による、ローカル・プロセッ
サ・バスとマイクロ・チャンネル型カード対カード通信
バスとの間のインターフェースを管理する方法及び装置
を提供することである。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、先行技術の複式バス管理方式を使用して
行われる“ハンドシェーク当り単一アクセス”方式に対
し、ハンドシェーク順次中(特に、前述のSHOLD及
びSHOLDA信号、又はアナログ信号の発生の間の期
間中)、代替バス・マスタに対し、プロセッサ・カード
又は複合ローカル・バス資源に対する多重アクセスを行
うことを許容する方法を提供する。
【0042】更に、本発明は、上記の目的を達成するた
め、システム・バス・マスタ(ここで述べるプロセッサ
・カード型システム・バス・マスタの例に対するそのロ
ーカル・オン・カードの優先権とプロセッサ・カードに
よる外部通信に対する接続の試みの両方を含む)と、カ
ード対カード通信バス及び/又はCPUバスを所有して
いる代替バス・マスタの優先権との間の資源の優先権の
バランスに対し集中した新規な複式バス管理方法(及び
該方法を実施する装置)を提供する。本発明は、上記の
バランスを達成するため、以下、“バスを許諾に保留”
(Bus Hold On Grant) (BSHOG)プロシージャと称するス
ケジューリング・プロシージャの使用を計る。
【0043】特に、本発明の一実施例によると、(a)
メモリー・リフレッシュを保留している場合、現在の又
は現行カード対カード通信バス(例えば、マイクロ・チ
ャンネル・バス)データ伝送サイクルの終端において、
代替バス・マスタによるオン・カード・アクセスを終了
する、(b)プロセッサ(プロセッサ・カード上の)が
そのローカル・オン・カード・メモリー・バスの所有権
を要求している場合、オン・カード(プロセッサ・カー
ド)メモリーに対する代替バス・マスタのアクセスを所
定数のカード対カード通信バス・メモリー・サイクルに
制限する、及び(c)代替バス・マスタがカード対カー
ド通信バスを所有しており、CPUがカード対カード通
信バスの使用を要求している状態において、代替バス・
マスタの無制限なアクセスをオン・カード(プロセッサ
・カード)メモリーに許容する、等に従い、BSHOG
処理手順は与えられたハンドシェーク期間中、オン・カ
ード(プロセッサ・カード)メモリー資源に対する複数
の代替バス・マスタのアクセスを許容する。
【0044】更に、本発明の一実施例によると、上記の
BSHOG処理手順又はプロシージャは、上記所定数の
カード対カード通信・バス・データ伝送サイクルが可変
となるよう、動的に変更又はプログラムすることができ
る。
【0045】更に、本発明の好ましい実施例によると、
BSHOGプロシージャはIBMシステム7568(8
0386基本)より最新の80486複式バス・システ
ム、等のような複式バス計算システムのCPUと共同す
るオン・カード(プロセッサ・カード)制御ロジックの
部分として実施することができる。
【0046】本発明の一面によると、BSHOGプロシ
ージャの一部は、代替バス・マスタがプロセッサ・カー
ド・ローカル・バスを所有していると仮定し、(a)プ
ロセッサ・カード・メモリー・リフレッシュ要求が保留
中であるかどうかを確認し、(b)プロセッサ・カード
・メモリー・リフレッシュ要求が保留中であることを確
認したときはいつでも現行カード対カード通信バス・サ
イクルの終端において、プロセッサ・カード(又は複合
体)ローカル・バスにおける代替バス・マスタの活動を
終了し、(c)上記工程(b)の実行後プロセッサ・カ
ード・ローカル・バスの制御をプロセッサに切替え、及
び(d)しからざる場合、必要に応じ、代替バス・マス
タのデータ伝送活動を終了するため、代替バス・マスタ
がプロセッサ・カード・ローカル・バスの制御を得たと
きから少くとも2データ伝送サイクル間、ローカル・バ
ス再獲得ハンドシェーク順次を要求せずに、プロセッサ
・カード・ローカル・バスに保留することを代替バス・
マスタに許容する各工程から成る方法に従い実施するこ
とができる。
【0047】更に、本発明の他の面によると、BSHO
Gプロシージャの一部は、バーストする代替バス・マス
タがローカル・オン・カード(プロセッサ・カード)バ
スの制御を取得し、CPUがローカル・バスを要求した
ときに、複数の代替バス・マスタ・データ伝送サイクル
に対してハンドシェーク間隔(すなわち、SHOLD型
信号及びSHOLDA型信号間の期間)を配分する工程
から成る方法に従いデータ伝送サイクルを実行するもの
と仮定して実施することができる。
【0048】本発明の一実施例によると、その間にハン
ドシェーク間隔が配分され、予め定められ固定された複
数のデータ伝送サイクルを意図している。本発明の他の
実施例は、走行中の、又は歴史的使用等のアプリケーシ
ョンに基づき、システムの実行性能を最適化するよう動
的に変更することができるか又はプログラムすることが
できる複数のサイクルを意図している。
【0049】更に、又、本発明の他の面によると、BS
HOGプロシージャの更に一部は、再びバーストする代
替バス・マスタがプロセッサ・ローカル・バスの制御を
有し、更に(a)CPUが予め規定された一組のシステ
ム・バス調停プロシージャに従い、カード対カード通信
バス(例えば、マイクロ・チャンネル・バス)に対する
アクセスを待つ状態に置かれたかどうか確認し、及び
(b)カード対カード通信バスを解放する前にそのデー
タ伝送活動を終了するよう代替バス・マスタに対し数が
無制限のデータ伝送サイクルを許容する各工程から成る
方法に従ってデータ伝送サイクルを行うものと想定して
実行することができる。
【0050】本発明は、システムを通過するデータ伝送
の速度性能の改良を達成するため、複式バス計算システ
ムのシステム・バス・マスタ及び代替バス・マスタの実
行をバランスする方法及び装置に特徴を有する。
【0051】更に、本発明は、特に代替バス・マスタが
プロセッサ・カードのメモリー又は他のローカル・バス
装置とのバースト・モード通信に接続されているとき、
複式バス計算システムのカード対カード通信バス(マイ
クロ・チャンネル型バス)の性能低下を防止する方法及
び装置に特徴を有する。
【0052】
【実施例】以下、添付図面図1及至図6に基づき本発明
の実施例を詳細に説明する。その前に、実施例の説明の
より良い理解のため、各添付図につき多少詳細に説明す
る。
【0053】図1はIBMシステム7568の8038
6プロセッサ・カードの代りに使用することができる8
0486プロセッサ・カード(図2を参照して全体的に
後述する)のような現在IBMシステム7568に使用
可能であり、複式バス・マイクロ・チャンネル・システ
ム・アーキテクチャのマイクロ・チャンネル・バスに接
続することができる一組のカードを例示する図である。
図2は図1に示したマイクロ・チャンネル・バス構造と
インターフェースするプロセッサ(ローカル)バスを含
む80486プロセッサ・カードの一部のハイ・レベル
・ブロック図である。
【0054】図3は代替バス・マスタにより各サイクル
が終了した後、プロセッサ・カードが発生したシステム
保留確認(SHOLDA)信号を除去する方法に関する
先行技術手段から発生する一組の制御信号を示すタイミ
ング図である。その制御信号は中央処理装置(CPU)
が代替マスタ・サイクル間でローカル・バスを要求しな
いときに発生する。図4は代替バス・マスタをプロセッ
サ・カードから引離し、それによってCPUが代替マス
タ・サイクル間でローカルCPUバスを要求するときは
いつでも、代替バス・マスタによりローカル・バスが与
えられる方法に関する先行技術手段から発生する一組の
制御信号を示すタイミング図である。
【0055】図5は複式バス・アーキテクチャを有する
計算システムにおいて、代替マスタ・バースティング・
データ速度を有効に管理(増加)するため、本発明によ
る新規な方法を実施したときに発生する一組の制御信号
を示すタイミング図である。図6は状態機械/流れ図に
より本発明の好ましい実施例の実施に使用することがで
きるロジックの機能(及び対応する方法工程)を示す説
明図である。
【0056】図1は、上記のように、複式バス・マイク
ロ・チャンネル・システム・アーキテクチャのマイクロ
・チャンネル・バスに取付けることができる、現在IB
Mシステム7568に使用することができるような一組
のカードを例示する図である。
【0057】80486プロセッサ・カード(図1にカ
ード101として示され、後に図2を参照して全体的に
説明する)はシステム7568に組込まれている803
86プロセッサの代りに描かれているが、前述したよう
に、プロセッサ・カード(又はプロセッサ複合体)に組
込まれている特定の型のマイクロプロセッサが本発明の
範囲又は有用性を制限する要因であることを意味するも
のではない。
【0058】プロセッサ・カード101のようなプロセ
ッサ・カードはIBMシステム7568のシステム・バ
ス・マスタ(System Bus Master)として定義される。こ
こに例示するシステムにおいて、プロセッサ・カード1
01はマイクロプロセッサ自体、制御ロジック、メモリ
ー・サブシステム、マイクロ・チャンネル・バス・イン
ターフェース、及び他の装置を含み、それらのいくつか
は本発明の原理を説明するに必要な範囲において、以下
説明する。
【0059】システム・バス・マスタ(カード101)
とマイクロ・チャンネル・バス150との間のインター
フェース(図1にインターフェース175として示す)
は、参照として前記本明細書に編入されたマイクロ・チ
ャンネル(Micro Channel)アーキテクチャ関係刊行物に
記述されているように、アドレス、データ、及び制御信
号を搬送する。
【0060】システム資源カード102と、特定の装置
を指定していない従属又は着信側装置(例えば、プリン
タ・カード)103と、それぞれカード104及び10
5として示す商業的に使用可能なDASDカード及びポ
ートマスタ・カードを含む(例示のため)一組の代替バ
ス・マスタ(Alternate Bus Master)カードとが別のイ
ンターフェースを介してマイクロ・チャンネル・バス1
50(図1に例示するシステムにおける)に接続され
る。
【0061】本発明は図1に示すもののような複式バス
計算システムを背景に説明する。“複式バス”(Dual B
us)の語は、図1のマイクロ・チャンネル・バス150
のような離れたバス構造とインターフェースする。例え
ば、図2に示すローカル・バス210(又はプロセッサ
複合体ローカル・バスと代えられる)によって例示され
るプロセッサ・カード上のローカル・バスの組合せを含
むシステムを照会する。
【0062】システム資源カード102、着信側装置1
03、DASDカード104、及びポートマスタ・カー
ド105によって示されるようなカードはすべて商業的
に使用可能な装置であって、本発明の原理の説明のため
には、これ以上詳細に説明する必要はない。しかし、
(1)本発明は複式バス計算システムの複式バス(図1
及び図2に示すローカル・バス及びマイクロ・チャンネ
ル・バスのような)間の協同(複式バスの管理)に向け
られ、(2)本発明の1つの重要な目的は、特にローカ
ル・バス/マイクロ・チャンネル・バス・インターフェ
ースを介してバースト・モード伝送が遂行されるとき
に、システムの実行性能を最高にする方法により、シス
テム・バス・マスタと図1に示す1つの代替バス・マス
タの両方(DASDカード104又はポートマスタ・カ
ード105のようなカードが代替バス・マスタとして作
動することができる)が模範的な複式バス構造を介して
相互に通信することができる、ということに留意するべ
きである。
【0063】その上、システム資源カード102は本発
明の原理を例示するため、ここで説明している模範的な
システムにおいて、マイクロ・チャンネル・バス調停
(ここに編入されたマイクロ・チャンネル・アーキテク
チャ関係刊行物に示すような)の制御に使用されるもの
と推定され、前述のシステム資源カード102はビデ
オ、キーボード、ディスケット、及び構造情報を記憶す
る低電力CMOSメモリー等に対するシステム・インタ
ーフェースを含むものと推定されることに留意する。
【0064】その上、プロセッサ・カード101に置設
されている制御ロジック(図2に制御ロジック205と
して示す)はここで説明するデータ伝送速度/複式バス
管理方式の実施に好ましい位置(しかし、必ずしもそこ
のみではない)にあることに留意する。例えば、プロセ
ッサ複合配列において、上記の制御ロジックは、2以上
のカードに配分配置されるかもしれず、更に、本発明は
複合体の各種他の部分に配置されているロジックに、又
はカードの外とか複合カードの中に全部一緒にでさえ配
置されるものと考えられ、それでも同様に実施すること
ができる。
【0065】以上、図1に基づき本発明を使用すること
ができるシステムの例について説明したが、以下図2に
示すように、図1に示したマイクロ・チャンネル・バス
構造とインターフェースするプロセッサ(ローカル)バ
スを含み、ハイ・レベル・ブロック図の形式で示す80
486プロセッサ・カードの一部を参照して説明を進行
する。
【0066】前述のように、図2はローカル・バス21
0、制御ロジック205、図2にプロセッサ215とし
て示す80486自体、リフレッシュ・ロジック22
0,ローカル・バス210及び制御ロジック205をそ
れぞれプロセッサ215及びマイクロ・チャンネル・バ
ス150に相互持続するバス・インターフェース・ロジ
ック装置230,235等を含むプロセッサ・カード
(再び、本発明はプロセッサ複合体配向システム、及び
1つのカード上にシステム・バス・マスタ及び代替バス
・マスタを含むシステム、等々に使用することもできる
ことに留意する)を例示するものである。バス・インタ
ーフェース・ロジック235は図1に示すインターフェ
ース175を含むよう(又は代りに、そこに接続される
よう)に例示することもできる。
【0067】プロセッサ215は、自己のキャッシュ・
メモリー(キャッシュ240)を含むように示したが、
他のキャッシュ(第2レベルのキャッシュは示していな
い)もプロセッサ・カードに含めることができ、ローカ
ル・バス210を介してプロセッサ215に接続するこ
とができる。
【0068】図2に示したプロセッサ・カードのアーキ
テクチャはそこに示す80486プロセッサの代りに8
0386プロセッサを有する現在IBM7568システ
ムにおいて商業的に使用可能なものである。従って、図
2に示すプロセッサ・カードのようなプロセッサ・カー
ドのアーキテクチャは当業者の知るところであるから、
本発明の原理の理解のためにこれ以上説明する必要はな
いものと思われる。
【0069】しかし、図2に示すプロセッサ・カードの
制御ロジック205は、通常(1)一度に1装置のみが
ローカル・バス上にあることを保証する前述の先行技術
ハンドシェーク方式(データ伝送サイクル当り1回要求
されるハンドシェーク)の実施を含み、ローカル・バス
の所有権を制御する、(2)プロセッサ・カードとイン
ターフェースする全装置の同期がとられることを保証す
る、(3)メモリー・リフレッシュを制御する、等の動
作を行う。
【0070】本発明の好ましい実施例によると、ここに
例示するプロセッサ・カードに対する制御ロジック(例
えば、制御ロジック205)又はプロセッサ複合体の制
御ロジックはここで説明するBSHOG複式バスの管理
方法を実施するために好ましい位置選定である。
【0071】以下で参照し、本発明の説明の基礎となる
図3乃至図5において、図3及び図4は前述した先行技
術の複式バス管理方式(図3及び図4に示す制御信号を
発生する)を使用して発生した一組の制御信号を示し、
図5はそれと対比して示すものであり、複式バス・アー
キテクチャを有する計算システムにおけるデータ伝送
(バースト・モード・データ伝送を含む)を有効に管理
するために本発明の方式を使用して発生した一組の制御
信号を例示する。
【0072】図3乃至図5の各々に見られる12の制御
信号はここに編入した該当する参照文献に良く記載され
ているが、下記表1において簡単に検討し、それを完全
にするため、その直後で説明を施こす。
【0073】 表 1 信 号 ソース ターゲット 機 能 -PREMPT Aマスタ C.A.C.P マイクロ・チャンネル +ARB/-GNT C.A.C.P 代替マスタ マイクロ・チャンネル -S0 Aマスタ Pカード マイクロ・チャンネル -S1 Aマスタ Pカード マイクロ・チャンネル -ADL Aマスタ Pカード マイクロ・チャンネル -BURST Aマスタ Pカード マイクロ・チャンネル -XCMD Aマスタ Pカード マイクロ・チャンネル SHOLD 保留ロジック プロセッサ オン・カード SHOLDA プロセッサ 保留ロジック オン・カード -SADS ローカル・バス ローカル・バス オン・カード -MEMCYCLE メモリーC メモリーC オン・カード CHRDYRTN Pカード Aマスタ マイクロ・チャンネル
【0074】上記表1においては、“代替バス・マス
タ”,“中央調停制御点”(本発明を例示する実施例の
システム資源カード102に配置される),“プロセッ
サ・カード”及び“メモリー・カード”(典型的にプロ
セッサ・カードに配置される)の各語はそれぞれ省略し
て“Aマスタ”,“C.A.C.P.”,“Pカード”
及び“メモリーC”として表わす。表1に使用するその
他の語はそれ自体を表わす語である。説明を完全にする
ためには、プロセッサ・カード又は複合体が−PREM
PT信号のソースとなる場合も考えられるが、そのよう
な場合は本発明の原理の説明に必要がないということに
留意するべきである。
【0075】表1の第1列の“信号”欄は図3乃至図5
に示す各信号に対する信号名を示す。表1の第2列の
“ソース”欄は図1及び図2に表わす本発明の実施例に
おいてそれぞれ上記の名前付き信号を発生する装置を示
す。
【0076】例えば、ソース欄のAマスタは上記名前付
き信号のソースはDASDカード104及びポートマス
タ・カード105等のような代替バス・マスタからのも
のであることを示し、同じ欄のC.A.C.P.は本発
明の説明に使用する例示システムにおけるシステム資源
カード102上の中央調停制御点がその名前付き信号の
ソースであることを示す、等である。
【0077】表1の“ターゲット”欄は各名前付き信号
のターゲット又は宛先装置を示し、最後に“機能”欄
は、本発明を実施することができる例示のシステムにお
いて、名前付き信号が更にマイクロ・チャンネル・バス
指向機能又はオン・カード(プロセッサ・カード)機能
に設計されるか否かを示す欄である。
【0078】従って、表1において、信号−PREMP
Tは代替バス・マスタから発生し、図1のシステム資源
カード102の中央調停制御点がその宛先として向けら
れ、(−PREMPTの場合)マイクロ・チャンネル・
バスの所有権に対する代替バス・マスタの要求というマ
イクロ・チャンネル・バス関係機能を有するものである
ということ、等を示す。
【0079】又、表1から、+ARB/−GNT(ここ
に例示するシステムにおける)はシステム資源カード1
02から発生し、+ARB/−GNTが“ハイ”のとき
には、代替バス・マスタが調停に入ったことを代替バス
・マスタに示すこと、及び+ARB/−GNT信号が
“ロー”のときには、代替バス・マスタに対しマイクロ
・チャンネル・バスを許可したということを知ることが
できる。
【0080】表1による信号−S0及びS1は代替バス
・マスタから発生し、着信側装置(本発明を支援するこ
こに例示するシステムにおいては、プロセッサ・カード
101)を宛先とし、マイクロ・チャンネル・バス書込
(信号−S0が“ロー”)サイクル、又はマイクロ・チ
ャンネル・バス読出(信号−S1が“ロー”)サイクル
が遂行されるかどうかを示すものである。
【0081】更に、表1に示す信号−ADLはマイクロ
・チャンネル・バス着信側装置(ここに例示するシステ
ムのプロセッサ・カード101)を宛先として発生した
代替バス・マスタ信号であり、有効なアドレスがマイク
ロ・チャンネル・バスから供給され(信号−ADLが
“ロー”)、そのアドレス着信側装置によってラッチさ
れるべきであるということを示す。
【0082】表1に示す信号−BURSTは、代替バス
・マスタが終了するか優先使用されるまで(信号−BU
RSTが“ロー”)、複数サイクルが走行されるだろう
ということを示す代替バス・マスタの信号である。ここ
に例示するシステムにおけるこの信号のターゲットはシ
ステム資源カード102の中央調停制御点とプロセッサ
・カード101の両方である。
【0083】表1に示す信号−XCMDはそのサイクル
のデータ伝送部を示す(信号−XCMDが“ロー”)代
替バス・マスタの信号である。実際には、データ伝送ス
トローブ及びデータは与えられたサイクルにおいて有効
に伝送される。
【0084】両方共前述し、ここに編入された参照文献
にも示す表1の信号SHOLD及びSHOLDAは、本
発明の説明のためここに例示するシステムにおいては、
オン・カード(プロセッサ・カード)信号であり、オフ
・カード装置がローカル・バスを要求している(信号S
HOLDが“ハイ”)こと、及びプロセッサがローカル
・バスを断念するよう作動可能である(信号SHOLD
Aが“ハイ”)ことをマイクロプロセッサに通知する。
【0085】信号SHOLDはプロセッサ・カードのH
OLDロジックから発生し、それ自体マイクロプロセッ
サに送信される。マイクロプロセッサはローカル・バス
を断念するよう作動可能であるときに、間接的にSHO
LDA信号を発生する。
【0086】表1に示す信号−SADSはオン・カード
(又は複合体)信号であり、ローカル・バス・サイクル
の開始を示し(信号−SADSが“ロー”)、カード対
カード通信バス装置によるローカル・バス・アクセスを
開始することができるときを示す信号である。この信号
がひとたび発生すると、マイクロ・チャンネル・バス・
データ伝送サイクルのローカル・バス部を通して、例え
ばマイクロ・チャンネル装置によりローカル・バスに対
し、又はそこからデータを伝送することができる。
【0087】表1の信号−MEMCYCLEは、その間
にDRAMからの又はDRAMに対する実際の読出又は
書込を行うことができる(信号−MEMCYCLEが
“ロー”)メモリー・サイクルであることを示す。図3
乃至図5に示す−MEMCYCLE信号はオン・カード
・ローカル・バス・メモリー・サイクルが信号−SAD
Sに関連して発生する場合の例である。最後に、前述の
ように、表1に示す信号CHRDYRTNは現行マイク
ロ・チャンネル・バス・サイクルを完了することができ
るということ、すなわち、データ伝送が完了したとき
に、信号−XCMDを終了することができるということ
を示す(“ハイ”のとき)。
【0088】以上図3乃至図5に示す信号の各々につい
て説明したが、次に、代替バス・マスタによる各サイク
ルが完了した後、プロセッサ・カードが発生したシステ
ム保留確認(SHOLDA)信号を除去する方法に関す
る先行技術を実施した場合に発生した一組の制御信号を
図3に示し、それを参照する。図3に示す制御信号は、
中央処理装置(CPU)が代替マスタ・サイクル間でロ
ーカル・バスを要求しないときに発生する。
【0089】図3(及び図4及び図5も同様に)を見
て、プロセッサ・カードは複式バス・システムのアーキ
テクチャのため、代替バス・マスタが許可したサイクル
中、CPUキャッシュ及びプロセッサのオン・カード・
メモリー両方からのローカル・オン・カード・サイクル
の導入に制限を受けないということを思い起こすべきで
ある。本明細書の初期に示したように、システムの資源
に対して多重装置アクセスを可能にするこの機能はシス
テムの処理能力の質の向上に使用することができる。
【0090】複式バス管理方式の公知の実施例において
は、80386プロセッサ・カードを使用してIBMシ
ステム7568に実施したそれらのように、SHOLD
/SHOLDAハンドシェーキングはSADSの各メモ
リー・アクセスの前に導入された。再び、前述のよう
に、この原理体系はオペレーションを継続するためにデ
ータ・アクセス、コード・フェッチ、又はメモリー・リ
フレッシュを導入するため、CPUが接近してくる代替
マスタを保留する権利を維持することを保証することで
あった。この原理体系は、CPUバスを最適化するべき
効率良い方法であることを証明するが、前述した理由に
より、代替バス・マスタの所有中マイクロ・チャンネル
・バスの効率をひどく劣化させる可能性がある。
【0091】図3に示す信号は各サイクルが代替バス・
マスタによって終了した後、信号SHOLDAの除去を
要求する先行技術の複式バス管理方式から生じた信号群
の典型である。反覆的ハンドシェーク順次(各サイクル
に1回)は各ハンドシェーク間隔301−304毎に発
生するよう図3に示される。実際のSHOLD及びSH
OLDAハンドシェーク順次は図3のタイミング図の線
305及び306に示される。
【0092】図3の場合、CPUがローカルCPUバス
を要求したことがあった場合、CPUは代替バス・マス
タ・サイクルの間でローカル・バスの必要がないと推定
され、SHOLDAは“ロー”に保持され、それ故プロ
セッサ・カードから代替マスタをひき離して、現行マイ
クロ・チャンネル・マスタにバスの所有を与えるが、マ
イクロ・チャンネル・サイクルを遂行することはない。
図4は前述した一組の条件(すなわち、CPUがローカ
ル・バスの制御を取得するよう介入する場合)を例示す
るタイミング図である。
【0093】図4に示す第1のハンドシェーク間隔40
1は図3のハンドシェーク間隔301に対応して見るこ
とができる。しかし、第2の“ハンドシェーク”は間隔
402中許されない(すなわち、SHOLDAは“ハ
イ”になることが許されない)。図4に記述した条件に
基づく実際のハンドシェーク順次は図4のタイミング図
の線403及び404に示される。ローカル・バスを再
獲得するプロセッサの影響(図4に描いた他の信号及び
対応するオペレーションの影響)は図3及び図4のタイ
ミング図を見て比較することができる。例えば、図4に
おいては、信号−SADS及び−MEMCYCLE等が
ないが、プロセッサは間隔402中ローカル・バスを使
用するということがわかる。
【0094】図4は、又ローカル・バスが代替バス・マ
スタによって再獲得されたとき、第2のサイクルが間隔
410中で再開始され、終了することを示す。DRAM
から命令事前取出し待ち行列を満たすためにCPUが待
つことは要求されないというような、CPUオン・カー
ド・アクセスを最適化することによる利益は知られてい
る。DRAMリフレッシュ要求をサービスするための必
要性は本発明が意図する複式バス管理方式によって処理
されなければならない重要なタスクである。
【0095】従来の技術において説明したように、図3
及び図4に示すような信号を発生する複式バス管理方式
では、主にすべての各サイクルに対してハンドシェーク
順次を要求するので、複数のデータ伝送サイクルを必要
とするデータ伝送では、システムの実行性能をひどく劣
化するかもしれないということを除き、先行技術の複式
バス管理方式に伴う種々の問題は繰返えされないであろ
う。
【0096】前述したように、本発明が意図した方法及
び装置はローカル優先権と代替バス・マスタとの間のバ
ランスを最適化し、マイクロ・チャンネル・バスの効率
を良くすることである。下記の条件(a)及び(b)に
従い、オン・カード・メモリー資源に対するハンドシェ
ーク当り複数の代替バス・マスタのアクセスを許容する
前述のBSHOGスケジューリング・プロシージャを使
用して得ることができる。条件(a)は、リフレッシュ
要求を保留している場合、現行のカード対カード通信バ
ス(例えば、マイクロ・チャンネル・バス)のデータ伝
送サイクルの終端において、代替バス・マスタによるオ
ン・カード・アクセスを終了することである。
【0097】条件(b)は、プロセッサ(プロセッサ・
カード上の)がそのローカル・オン・カード・メモリー
・バスの所有権を要求している場合、オン・カード(プ
ロセッサ・カード)に対する代替バス・マスタのアクセ
スをカード対カード通信バス・メモリー・サイクルの所
定の数“N”に制限することである。又、条件(c)
は、代替バス・マスタがカード対カード通信バスを所有
し、プロセッサがカード対カード通信バスの使用を要求
している状態において、オン・カード(プロセッサ・カ
ード)メモリーに対する代替バス・マスタの無制限なア
クセスを許容することである。
【0098】1ハンドシェーク当り複数サイクルを許容
することは伝送当りに要求されるオーバーヘッドを激減
する。本発明によるデータ速度管理方式を使用して、N
を4に設定したポートマスタ・アダプタ・カードによっ
てテストした典型的なマスタ伝送は約0.74マイクロ
秒/伝送であった。又、本発明を使用せずにポートマス
タ・アダプタ・カードを使用して行った典型的なマスタ
伝送は約1.19マイクロ秒/伝送であった。
【0099】この450ナノ秒の節約は最初のサイクル
に続いて導入される追加のサイクル毎に加えられる。デ
ータ速度は最初のサイクルに続き導入することができる
すべての追加のサイクルに対しても上昇することができ
るから、オン・カード装置に対する内部要求を受信しな
い限り、代替バス・マスタに対しデータのバースティン
グの継続を許容することが望ましい。
【0100】第1に、実際にリフレッシュ要求を受信す
ると、本発明が意図するBSHOGロジックはSHOL
DAの除去を強行するべきである。SHOLDAを終了
すると、ローカル・バスの代替バス・マスタの活動を停
止し、リフレッシュ・サイクルの実行を許容する。オン
・カード・リフレッシュ・サイクルは同時に走行する
が、代替バス・マスタはまだマイクロ・チャンネル・バ
スの制御の下にあり、CPUオン・カード・メモリーに
対するアクセスを継続するべき機会を待っている。
【0101】第2に、バーストする代替バス・マスタが
オン・カード・バスの制御を取得し、CPUがローカル
・メモリー・バスを要求したときにメモリー・サイクル
を導入するものと仮定する。代替バス・マスタがオン・
カード・バスを解放し、それにメモリー・サイクルが続
き、最後に代替バス・マスタ・サイクルを終了するにか
かった時間の計算が重要である。事実、その時間の値は
Nを4に設定して前述のように本発明を試験した際に得
られたように大きい値であった(CPUに対しローカル
・バスを与える前に代替バス・マスタに4サイクルを完
了することを許容する)が、それはサイクル当りの伝送
速度を増加するために妥当なものである。
【0102】サイクル・ストリングが直ちに停止する
と、第1のハンドシェークに使用される時間は複数サイ
クルに亘って配分されず、それ故、伝送速度の潜在的改
良を低下するであろう。前述の4サイクルに亘り第1の
SHOLD/SHOLDAハンドシェークの配分を許容
することは80486マイクロプロセッサの実行性能に
相当な衝撃を与えることなく、バーストする代替バス・
マスタに対し相当な実行性能の改良をもたらすであろ
う。再び、本明細書のいずれかでも示すように、Nは可
変でよい。
【0103】第3に、CPUがマイクロ・チャンネル・
バスを要求し、代替バス・マスタがローカル・オン・カ
ード・バスの制御下にある場合、本発明によると、代替
バス・マスタはバスが強制オフされる前にその必要な伝
送を完了させなければならないため、サイクルが無制限
に許容される。この方法により、CPUは標準マイクロ
・チャンネル・バス調停処理を介してマイクロ・チャン
ネル・バスのアクセスを待つ保留(HOLD)状態に置
かれるだろうから、それもデータ速度を最高にするであ
ろう。以上説明したデータ速度管理方式の実施により、
代替バス・マスタ・サイクルの完了を促進し、CPUに
対しマイクロ・チャンネル・バスに対するよりタイムリ
なアクセスを許容する。
【0104】図5はBSHOGロジックの結果と、増加
したバス・データ速度とを例示する。4サイクル期間に
対する単一のハンドシェークは図5に示すように、間隔
501において発生する。502及び503に示すSH
OLD及びSHOLDA信号は、例えばNが4に設定さ
れている場合、4サイクル間隔に亘り単一のハンドシェ
ークが行われることに反映するものである。
【0105】4サイクル伝送の速度は4.74マイクロ
秒から2.86マイクロ秒に増加するが、それはデータ
伝送速度を約2折返し近く改良したことになる。4サイ
クルより長いバーストに対しても、そのデータ速度は実
際に2折返し改良に近づけることができる。
【0106】下記の表2は、80486プロセッサ・カ
ード及びマイクロ・チャンネル・バスを含む複式バス・
システムに対し、本発明による代替バス・マスタ・バー
スティング・データ速度管理方式を使用して得られたデ
ータ速度の増加に反映したテスト結果を要約したもので
ある。
【0107】表 2 80486プロセッサ・カードから/に対するDASD
カードの32ビット伝送 本発明によるデータ速度管理方式を使用しない場合: 4サイクル:5.01us 8サイクル:8.82us 本発明によるデータ速度管理方式を使用した場合: 4サイクル:2.52us 8サイクル:5.82us
【0108】ポートマスタ・カードによる80486プ
ロセッサ・カードからの読出 本発明によるデータ速度管理方式を使用しない場合: 4サイクル:4.74us 8サイクル:9.80us 本発明によるデータ速度管理方式を使用した場合: 4サイクル:2.30us 8サイクル:4.84us 4サイクル=第1サイクルの開始から第4サイクルの終
了まで。 8サイクル=第1サイクルの開始から第8サイクルの終
了まで。
【0109】次に、図6を参照すると、それは状態機械
/流れ図の言葉で、本発明の好ましい実施例で実行する
よう使用することができるBSHOGロジック(及び対
応する方法工程)の機能を例示する。
【0110】流れ図の詳細な説明に入る前に、図6に機
能的に記述するロジック及び方法工程はハードウェア、
ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組
合わせで実施することができるということに留意するこ
とを述べる。その上、ひとたび80486カードがマイ
クロ・チャンネル・バス(図1及び図2を参照して説明
したここで例示するシステムの)を要求すると、すべて
のシステム活動はここに編入されたマイクロ・チャンネ
ル・バスに関連する参照文献に記述されているマイクロ
・チャンネル調停方式によって提供された公知の規則に
従うということに留意するべきである。
【0111】従って、80486プロセッサ・カード
は、プロセッサによりバスの要求が行われ、マイクロ・
チャンネル・バスの所有権が許諾されるまで、“マイク
ロ・チャンネル・バスを待つ”状態に凍結遊休されるで
あろう。又、図6に見られる“N”に対して許される値
は固定、プログラマブル、又は種々のハードウェア及び
(又は)ソフトウェア方式を使用して動的に変更可能の
いづれでもよいことは言うまでもない。
【0112】図6に示す状態機械によって表わされるロ
ジック(及び対応する方法工程)は、ブロック601に
示す“通常”状態にあるとき、ローカル・バスはプロセ
ッサ・カード又は複合体が所有するという前提部におい
て開始する。通常状態において、カウンタは1に設定さ
れる。このカウンタは後に説明するように、最終的に所
定の値(及び潜在的にプログラマブルである)のNまで
カウントアップするよう使用することができる。このN
は、プロセッサ(プロセッサ・カードの)がローカル・
バスの所有権を要求している場合、代替バス・マスタが
ローカル・バスの所有権に保留することができる(ロー
カル・バスが許諾されたときから)カード対カード通信
バスの最大サイクル数であるよう意図する値である。
【0113】又、前述したように、Nは2以上のデータ
伝送サイクルに亘るハンドシェーク間隔に効果的に配分
するため、2以上と想定される。このハンドシェーク・
オーバーヘッドの配分は、この発明を使用したとき、特
にバースト・キード・データ伝送オペレーションを処理
するときに達成することができる相当なシステム性能の
改良をもたらすことになる。本発明の好ましい実施例に
よると、BSHOGロジックは表2を参照して前述した
ような実行性能の改良効果を得るため、4に設定された
Nを有する。
【0114】本発明の好ましい実施例によると、BSH
OGロジックは、最初、通常状態に設定された後、(前
述したように)ローカル・バスの制御を得るための代替
バス・マスタからの要求の結果、プロセッサ・カードに
発生したSHOLD信号が検出されるまで、ループ65
0で示すように、通常状態に留まる。そこで、BSHO
Gロジックは図6のブロック602で示すように、新た
な状態に入り、制御ロジックとプロセッサとの間の終了
の検出を待つ。ループ651はローカル・バス制御ロジ
ックからのSHOLDA信号を待つことを示す。
【0115】図6のブロック603で示す次の状態に
は、代替バス・マスタがローカル・バスの制御を取得し
(すなわち、活動状態のSHOLDを検出したとき)、
ローカル・バス・サイクルの開始を示すよう前述した−
SADS信号がBSHOGロジックから発生したときに
入る。
【0116】図6のブロック604に示すように、信号
−SADSの発生により、BSHOGロジックは次の状
態に入り、信号−XCMDが“ハイ”となり、データ伝
送状態の終端を通知するのを待つ。ループ652は、信
号−XCMDがまだ活動状態(ロー)であり、BSHO
Gロジックがデータ伝送の完了を待つということを示
す。
【0117】信号−XCMDが“ハイ”であることが確
認されたとき、BSHOGロジックは3径路の1つを選
択する。第1に、リフレッシュ要求が保留中である場
合、ローカル・バスを制御するプロセッサからリフレッ
シュ要求を発生する。リフレッシュ要求オペレーション
の終了後、カウントが1に設定されるて、再び通常状態
に入る。この第1の径路はブロック604を出、ブロッ
ク605を介してブロック601に戻る径路である。
【0118】第2の可能な径路は、リフレッシュ要求が
保留されていない場合、プロセッサ・カードがカード対
カード通信バスを要求する(例えば、80486カード
がマイクロ・チャンネル・バスを要求する)場合に通過
する径路である。
【0119】この状態において、カウントNは無視され
る(又は、図6のブロック606に示すように、“無
限”に設定されているとみなすことができる)。この状
態において、複数のデータ伝送サイクルは、中断又は割
込まれることなく(ループ653に示すように)、代替
バス・マスタがローカル・バスに対し又はローカル・バ
スからの伝送が終了するまで、及び、更にSHOLD要
求が保留中でないと、例えば、マイクロ・チャンネル・
バスを介してローカル・バスに発生することができる。
代替バス・マスタがローカル・バスを使用して終了した
とき、この第2の径路を介して動作するBSHOGロジ
ックはブロック601の通常状態に戻る。
【0120】第3の(最終)可能な径路は、信号−XC
MDが“ハイ”状態になるのを待つことから解放された
場合、リフレッシュ要求が保留中でもなく、カード対カ
ード通信バス(例えば、マイクロ・チャンネル・バス)
に対するプロセッサ・カードの要求が未決でもない場合
(すなわち、前述の径路1も径路2も取られなかった場
合)の状態のときに選択される。
【0121】この状態において、カウントは図6のブロ
ック607に示すように増分される(その代り、代替バ
ス・マスタがローカル・バスを終了した場合、又はSH
OLDの要求が保留中でない場合、この工程はスキップ
することができる)。
【0122】カウントがNか又はそれより小さいと、ロ
ーカル・バス・データ伝送サイクルに対する他の代替バ
ス・マスタが始まる場合、BSHOGロジックは図6の
ブロック603に示す状態に戻る。代替バス・マスタが
ローカル・バスを終了した場合、SHOLD要求が保留
中でない場合、又はカウントがNより大きい場合、BS
HOGロジックは図6のブロック601に示す通常状態
に戻る。
【0123】図6に示す状態機械は機能の表現で本発明
の原理を完全に例示するものである。図6に示す状態機
械/流れ図の利点を享受するものは、各種公知の商業的
に使用可能なロジック装置を使用してBSHOGロジッ
ク及び対応する方法工程を容易に実施することができ
る。BSHOG機能の実施に使用する回路は2つのプロ
グラマブル・ロジック装置(PLD)に容易に包含する
ことができる。このような設計の簡易性は複式バス80
486マイクロプロセッサ・システムに対するコスト低
下に有効な性能を増加する。
【0124】更に、図6においては、プロセッサ・カー
ド・システム・バス・マスタ及び別の代替バス・マスタ
・カードを参照して説明したが、本明細書で記述したよ
うに、図6を参照して説明した本発明の教示はプロセッ
サ複合体指向システム、同一カードに代替バス・マスタ
及びシステム・バス・マスタを有するシステム、及び上
記のアーキテクチャを組合わせたシステム、等に対する
使用に容易に適合させることができる。
【0125】以上説明した方法及び装置は前述した本発
明の目的のすべてを満足するものである。既に述べたよ
うに、以上の本発明の記述は例示及び説明のためにのみ
提供したものであって、本発明をここに開示した精密な
形式に限定し、又はすべてとすることを意図するもので
はなく、本発明の教示に基づき多くの変化変更が可能で
あることは明らかである。
【0126】例えば、本明細書で使用する“プロセッサ
・カード”の語の使用につき、本発明は複式バス・シス
テムにプロセッサ複合体を使用する場合にも有益である
ということがわかるであろうから、その語が本発明の限
定要因であることを意味するものではない。同様に、前
述のように、代替バス・マスタ及びシステム・バス・マ
スタは物理的に同一カード上に配置することができ、又
カード対カード通信バスの語は複合体指向システムの複
合体対複合体通信バスと有効に置換することができる、
等は当業者の認識するところである。
【0127】更に、本発明の特徴及び利点の例示のため
リフレッシュ要求を使用したが、本発明を他の優先権の
高いタスクに適用しうることは明らかである。例えば、
修正不能な誤り状態、高い優先権の割込み処理、等はこ
の発明に基づく方式を使用して効率良く処理することが
できる。
【0128】以上説明した本発明の例及び実施例は、当
業者が意図した特定の使用に適合する種々の実施例及び
変更に本発明を最も良く使用しうるよう、本発明の原理
及びその実際の適用を提供したものである。
【0129】
【発明の効果】本発明は、以上の説明のように構成した
方法及び、簡単な機能回路により、自己のプロセッサ・
カードに設置されている資源の使用と他のシステム資源
の使用とをバランスし、使用を最適化すると共に、複式
バス・システムに使用して、システム・プロセッサ及び
その関連資源の使用の最適化と代替バス・マスタ/マイ
クロ・チャンネル・バスの効率との間のバランスを達成
し、特にバースト・モード・データ伝送に関するオーバ
ーヘッド、例えばハンドシェーク間隔を効率よく減少し
て、データ伝送速度及びシステム処理能力を低いコスト
で大幅に向上することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】80486プロセッサ・カードのようなIBM
システム7568に使用可能であり、複式バス・マイク
ロ・チャンネル・システム・アーキテクチャのマイクロ
・チャンネル・バスに接続することができる一組のカー
ドを例示する説明図
【図2】図1に示したマイクロ・チャンネル・バス構造
とインターフェースするプロセッサ(ローカル)バスを
含む80486プロセッサ・カードの一部のハイ・レベ
ル・ブロック図
【図3】代替バス・マスタにより各サイクルが終了した
後、プロセッサ・カードが発生したシステム保留確認信
号を除去する方法に関する先行技術手段から発生する一
組の制御信号を示すタイミング図
【図4】代替バス・マスタによりローカル・バスを与え
る方法に関する先行技術手段から発生する一組の制御信
号を示すタイミング図
【図5】本発明方法の実施により発生する一組の制御信
号を示すタイミング図
【図6】状態機械/流れ図により本発明の好ましい実施
例の実施に使用することができるロジックの機能及び対
応する方法工程を示す説明図
【符号の説明】
101 プロセッサ・カード 102 システム資源カード 103 着信側装置 104 DASDカード 105 ポートマスタ・カード 150 マイクロ・チャンネル・バス 205 制御ロジック 210 ローカル・バス 215 マイクロプロセッサ 220 リフレッシュ・ロジック 225 メモリー・サブシステム 230 バス・インターフェース・ロジック ク 235 バス・インターフェース・ロジック ク
フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ウォータ・ギャリーラ アメリカ合衆国33434、フロリダ州、ボ カ・ラトン、キャラウセル・サークル・ウ エスト、20529番地 (72)発明者 レックス・エルドン・マックラリィ アメリカ合衆国33486、フロリダ州、ボ カ・ラトン、ノース・コンファレンス・ド ライブ、2041番地 (72)発明者 マーク・ゲレス・マックドナルド アメリカ合衆国33445、フロリダ州、デル レイ・ビーチ #48C、サウス・ウエス ト・トウィンティセカンド・サークル、 2889番地 (72)発明者 エリック・ヘンリィ・ステルザー アメリカ合衆国33498、フロリダ州、ボ カ・ラトン、アイランダー・ドライブ、 10380番地 (72)発明者 フレドリック・チャールス・イェンツ アメリカ合衆国33431、フロリダ州、ボ カ・ラトン#806、ノース・ウエスト・セ カンド・アベニュー、4601番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複式バス構造を有する計算システムにお
    けるデータ伝送を管理する方法であって、前記複式バス
    の構造はプロセッサ・ローカル・バスとそのインターフ
    ェースとなるカード対カード通信バスとを含み、前記計
    算システムは前記プロセッサ・ローカル・バスとそれに
    接続されたメモリー資源とを含むシステム・バス・マス
    タと、前記カード対カード通信バスに接続された代替バ
    ス・マスタとから成り、(イ)メモリー・リフレッシュ
    要求を保留しているカード対カード通信バス・データ伝
    送サイクルの終了において、代替バス・マスタによる前
    記ローカル・プロセッサ・バスの所有権を終了し、
    (ロ)前記プロセッサが前記カード対カード通信バスの
    所有権を要求していない場合、システム・バス・マスタ
    ・メモリーに対する代替バス・マスタのアクセスを所定
    数のカード対カード通信バス・メモリー・サイクルに制
    限し、(ハ)前記代替バス・マスタが前記カード対カー
    ド通信バスを所有し、前記プロセッサが前記カード対カ
    ード通信バスの使用を要求するときは、常にシステム・
    バス・マスタ・メモリーに対する無制限なアクセスを代
    替バス・マスタに許容する各工程から成るデータ伝送管
    理方法。
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