JPH08106427A - 入出力インタフェースに於ける割込み制御方法 - Google Patents
入出力インタフェースに於ける割込み制御方法Info
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- JPH08106427A JPH08106427A JP24409494A JP24409494A JPH08106427A JP H08106427 A JPH08106427 A JP H08106427A JP 24409494 A JP24409494 A JP 24409494A JP 24409494 A JP24409494 A JP 24409494A JP H08106427 A JPH08106427 A JP H08106427A
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- output interface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャネル装置と複数個の入出力装置とが遠距
離の伝送路線を介して接続されたデータの送受信システ
ムに於いて、入出力装置(I/O) によるデータ処理を容易
に割り込み処理しうる、割込み制御方法を提供する。 【構成】 チャネル装置1 と第1 の入出力インタフェー
ス31を介してチャネル装置1 に接続されている第1の中
間装置41、複数個の入出力装置(I/O)2と第2 の入出力イ
ンタフェース32を介して入出力装置2 に接続されている
第2の中間装置42とから構成され、第1 と第2 の中間装
置41と42が伝送路線5を介して接続されたデータの送受
信システムに於いて、入出力インタフェースが、リクエ
ストイン(RQI) シーケンスを実行するに当たり、リクエ
ストイン(RQI) 信号が第2の中間装置42に到着した
後、所定の遅延時間をおいてセレクトアウト(SLO) 信号
を、第1の中間装置から出力させる入出力インタフェー
スに於ける割込み制御方法。
離の伝送路線を介して接続されたデータの送受信システ
ムに於いて、入出力装置(I/O) によるデータ処理を容易
に割り込み処理しうる、割込み制御方法を提供する。 【構成】 チャネル装置1 と第1 の入出力インタフェー
ス31を介してチャネル装置1 に接続されている第1の中
間装置41、複数個の入出力装置(I/O)2と第2 の入出力イ
ンタフェース32を介して入出力装置2 に接続されている
第2の中間装置42とから構成され、第1 と第2 の中間装
置41と42が伝送路線5を介して接続されたデータの送受
信システムに於いて、入出力インタフェースが、リクエ
ストイン(RQI) シーケンスを実行するに当たり、リクエ
ストイン(RQI) 信号が第2の中間装置42に到着した
後、所定の遅延時間をおいてセレクトアウト(SLO) 信号
を、第1の中間装置から出力させる入出力インタフェー
スに於ける割込み制御方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力インタフェース
に於ける割込み制御方法に関するものであり、更に詳し
くは、チャネル装置と入出力装置(I/0)とが遠距離
を介して接続されている様なデータ処理システムに於い
て、遅延問題がなく割り込み処理を効率的に実行しうる
割込み制御方法に関するものである。
に於ける割込み制御方法に関するものであり、更に詳し
くは、チャネル装置と入出力装置(I/0)とが遠距離
を介して接続されている様なデータ処理システムに於い
て、遅延問題がなく割り込み処理を効率的に実行しうる
割込み制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、チャネル装置と複数個の入出
力装置(I/0)とを標準入出力インタフェースを用い
て接続し、当該標準入出力インタフェースの信号を変換
して、接続距離を延長する装置、即ち中間装置が一般的
に使用されている。つまり、係る中間装置を使用する事
によって、該チャネル装置と該入出力装置(I/0)と
の間を延長する事が出来る様になり、該チャネル装置と
該入出力装置(I/0)との両者が、互いに遠距離に配
置されていても所定のデータ処理を実行しえる様になっ
た。
力装置(I/0)とを標準入出力インタフェースを用い
て接続し、当該標準入出力インタフェースの信号を変換
して、接続距離を延長する装置、即ち中間装置が一般的
に使用されている。つまり、係る中間装置を使用する事
によって、該チャネル装置と該入出力装置(I/0)と
の間を延長する事が出来る様になり、該チャネル装置と
該入出力装置(I/0)との両者が、互いに遠距離に配
置されていても所定のデータ処理を実行しえる様になっ
た。
【0003】然しながら、係る遠距離を介してのデータ
処理システムに有っては、該両装置の間を高速デジタル
回線で結ぶ事が提案されてはいるが、それでも、係る高
速デジタル回線での伝送遅延時間が、入出力インタフェ
ースでのシーケンス動作に比較して極めて長い為、当該
入出力インタフェース処理の実行時間が増大し、従って
当該データの伝播の為に時間が係り、その為、複数の入
出力装置(I/0)が、稼働する場合に、必要な割り込
み処理を実行させる為の時間が減少してしまい、システ
ムの性能の低下と言う問題が新たに発生してきた。
処理システムに有っては、該両装置の間を高速デジタル
回線で結ぶ事が提案されてはいるが、それでも、係る高
速デジタル回線での伝送遅延時間が、入出力インタフェ
ースでのシーケンス動作に比較して極めて長い為、当該
入出力インタフェース処理の実行時間が増大し、従って
当該データの伝播の為に時間が係り、その為、複数の入
出力装置(I/0)が、稼働する場合に、必要な割り込
み処理を実行させる為の時間が減少してしまい、システ
ムの性能の低下と言う問題が新たに発生してきた。
【0004】つまり、上記した該中間装置により制御さ
れる複数個の入出力装置(I/0)に、優先順序の異な
る入出力装置が接続されている場合、例えば、バッチジ
ョブで動作するプリンタとオンラインで動作する端末装
置とが接続されている場合、従来の信号を変換して動作
させる方法では、標準入出力インタフェースの特性上、
コマンドが連続するプリンタが優先的に動作し、割り込
みの多いオンラインの端末装置は、非優先的に動作する
事になっている。
れる複数個の入出力装置(I/0)に、優先順序の異な
る入出力装置が接続されている場合、例えば、バッチジ
ョブで動作するプリンタとオンラインで動作する端末装
置とが接続されている場合、従来の信号を変換して動作
させる方法では、標準入出力インタフェースの特性上、
コマンドが連続するプリンタが優先的に動作し、割り込
みの多いオンラインの端末装置は、非優先的に動作する
事になっている。
【0005】この結果、オンラインの端末装置は、長時
間、アテンション等の割り込みが待たされる事になり、
当該データ処理システムに於けるレスポンスが悪くなる
と共にシステムの性能低下を来し、その結果、当該遠隔
接続された該チャネル装置と入出力装置(I/0)とに
よるデータ処理システムに於いては、複数の入出力装置
(I/0)が混在する事が出来ないと言う問題が生じて
いる。
間、アテンション等の割り込みが待たされる事になり、
当該データ処理システムに於けるレスポンスが悪くなる
と共にシステムの性能低下を来し、その結果、当該遠隔
接続された該チャネル装置と入出力装置(I/0)とに
よるデータ処理システムに於いては、複数の入出力装置
(I/0)が混在する事が出来ないと言う問題が生じて
いる。
【0006】具体的に従来の問題点を説明するならば、
図3は従来に於けるデータ送受信システムの代表的な構
成の一例を示したものであり、チャネル装置1と該チャ
ネル装置1側に接続された第1の入出力インタフェース
31を介して該チャネル装置1に接続されている第1の
中間装置41、複数個の入出力装置(I/0)、例えば
端末装置、プリンタ等21、22、・・2nとで構成さ
れた入出力装置群2と該入出力装置2側に接続された第
2の入出力インタフェース32を介して該入出力装置2
に接続されている第2の中間装置42、とから構成さ
れ、該第1と第2の中間装置41と42が高速デジタル
回線等の伝送路線5を介して互いに接続されている、デ
ータの送受信システムが示されている。
図3は従来に於けるデータ送受信システムの代表的な構
成の一例を示したものであり、チャネル装置1と該チャ
ネル装置1側に接続された第1の入出力インタフェース
31を介して該チャネル装置1に接続されている第1の
中間装置41、複数個の入出力装置(I/0)、例えば
端末装置、プリンタ等21、22、・・2nとで構成さ
れた入出力装置群2と該入出力装置2側に接続された第
2の入出力インタフェース32を介して該入出力装置2
に接続されている第2の中間装置42、とから構成さ
れ、該第1と第2の中間装置41と42が高速デジタル
回線等の伝送路線5を介して互いに接続されている、デ
ータの送受信システムが示されている。
【0007】上記のシステムに於いて、該チャネル装置
側に中間装置41は、第1の入出力インタフェース31
上のチャネル信号の変化を遠距離通信手段を用いて、該
入出力装置2側の中間装置42に伝え、又当該遠距離通
信手段を介して、該チャネル装置2側から受け取った情
報により該第1の入出力インタフェース31に該入出力
装置(I/0)からの信号を再現するものである。
側に中間装置41は、第1の入出力インタフェース31
上のチャネル信号の変化を遠距離通信手段を用いて、該
入出力装置2側の中間装置42に伝え、又当該遠距離通
信手段を介して、該チャネル装置2側から受け取った情
報により該第1の入出力インタフェース31に該入出力
装置(I/0)からの信号を再現するものである。
【0008】一方、該入出力装置側に於ける第2の入出
力インタフェース32と該中間装置42の作用も上記と
同様である。処で、遠距離間のデータ伝送を考慮してい
ない従来のデータ送受信システムに於ける該チャネル装
置1と該入出力装置2間のデータのやりとりを図4に例
示する。
力インタフェース32と該中間装置42の作用も上記と
同様である。処で、遠距離間のデータ伝送を考慮してい
ない従来のデータ送受信システムに於ける該チャネル装
置1と該入出力装置2間のデータのやりとりを図4に例
示する。
【0009】図4より明らかな様に、前記した中間装置
41、42が設けられておらず、又該チャネル装置1と
該入出力装置2間のデータの伝送距離が短いので、デー
タのやりとりが、略瞬時に実行できる環境にある。つま
り、図4に於ける様に該中間装置41及び42が設けら
れていないシステムに於いては、当該チャネル装置1
が、該入出力装置2に対して所定のデータを転送し、当
該入出力装置(I/0)2は、内部の動作が完了する以
前に該チャネル装置1からのデータ転送が終了した時点
で、データ転送終了ステータスであるチャネルエンドス
テータス(CE)を該チャネル装置1に送り返し、その
時点で、標準入出力インタフェースは解放され、該チャ
ネル装置1は、他の入出力装置(I/0)2と接続が可
能になる。
41、42が設けられておらず、又該チャネル装置1と
該入出力装置2間のデータの伝送距離が短いので、デー
タのやりとりが、略瞬時に実行できる環境にある。つま
り、図4に於ける様に該中間装置41及び42が設けら
れていないシステムに於いては、当該チャネル装置1
が、該入出力装置2に対して所定のデータを転送し、当
該入出力装置(I/0)2は、内部の動作が完了する以
前に該チャネル装置1からのデータ転送が終了した時点
で、データ転送終了ステータスであるチャネルエンドス
テータス(CE)を該チャネル装置1に送り返し、その
時点で、標準入出力インタフェースは解放され、該チャ
ネル装置1は、他の入出力装置(I/0)2と接続が可
能になる。
【0010】その後、該入出力装置(I/0)2は、内
部動作を完了し、その内部動作を終了したと言う終了ス
テータスであるデバイスエンド(DE)信号を該チャネ
ル装置1に報告の為、再度該チャネル装置1と結合さ
れ、該チャネル装置1からサービスアウト(SVO)信
号を該入出力装置2に対して送り返す事によって、処理
が終了する。
部動作を完了し、その内部動作を終了したと言う終了ス
テータスであるデバイスエンド(DE)信号を該チャネ
ル装置1に報告の為、再度該チャネル装置1と結合さ
れ、該チャネル装置1からサービスアウト(SVO)信
号を該入出力装置2に対して送り返す事によって、処理
が終了する。
【0011】図中、時間T1は、当該チャネル装置1
が、該入出力装置2に対して所定のデータを転送し、該
入出力装置2が、チャネルエンドステータス(CE)を
該チャネル装置1に送り返し、該チャネル装置1がそれ
に対応するステタスの応答を該入出力装置2に対して送
信するに要する時間を示しており、又時間T2は、当該
チャネル装置1が、当該入出力装置2よりデバイスエン
ド(DE)信号を受取り、サービスアウト(SVO)を
該入出力装置2に対して送り返すに要する時間を示して
おり、更に、時間T3は、当該入出力装置(I/0)2
が、該チャネル装置1からのコマンドに基づいて、転送
されたデータを内部的に処理するに要する時間を示して
いる。
が、該入出力装置2に対して所定のデータを転送し、該
入出力装置2が、チャネルエンドステータス(CE)を
該チャネル装置1に送り返し、該チャネル装置1がそれ
に対応するステタスの応答を該入出力装置2に対して送
信するに要する時間を示しており、又時間T2は、当該
チャネル装置1が、当該入出力装置2よりデバイスエン
ド(DE)信号を受取り、サービスアウト(SVO)を
該入出力装置2に対して送り返すに要する時間を示して
おり、更に、時間T3は、当該入出力装置(I/0)2
が、該チャネル装置1からのコマンドに基づいて、転送
されたデータを内部的に処理するに要する時間を示して
いる。
【0012】従って、上記時間T1とT2との間に、上
記時間T1とT3との時間差に相当する時間だけ該入出
力インタフェース31上に空き時間が出来るので、この
時間を利用して、他の入出力装置(I/0)の起動或い
は割り込み処理を行う事が出来た。然しながら、該チャ
ネル装置1と該入出力装置(I/0)2が互いに遠く離
れた場所に配置されている場合には、前記した様に、デ
ータの伝送時間が長くなるので、上記した様な、割り込
み処理を随時に行いうる時間的な余裕がなくなってい
る。
記時間T1とT3との時間差に相当する時間だけ該入出
力インタフェース31上に空き時間が出来るので、この
時間を利用して、他の入出力装置(I/0)の起動或い
は割り込み処理を行う事が出来た。然しながら、該チャ
ネル装置1と該入出力装置(I/0)2が互いに遠く離
れた場所に配置されている場合には、前記した様に、デ
ータの伝送時間が長くなるので、上記した様な、割り込
み処理を随時に行いうる時間的な余裕がなくなってい
る。
【0013】つまり、図5に示す様に、図4と略同一の
手順によりデータの伝送処理が実行されるが、該入出力
装置(I/0)2内の内部処理に要する時間T3’は、
図4の処理時間T3と略同じであるとしても、該中間装
置41、42間での信号伝達に時間を要する分、図4の
時間T1とT2に対応する時間T1’とT2’に要する
時間が長くなり、その結果、該時間T1’内に該入出力
装置(I/0)2による内部処理が殆ど終了することに
なるので、該入出力装置(I/0)2の内部処理が終了
すると該入出力インタフェース32は、直ちにデバイス
エンド(DE)信号を出力する為のシーケンスを開始し
ようとして該チャネル装置1と即座に結合する事になる
ので、上記時間T1’終了直後に上記時間T2’が開始
される事になるので、その結果、図4では、割り込み処
理等に使用出来た余裕時間T4に対応する時間T4’
は、実質的になくなるか、極めて僅かな時間しか存在し
なくなるので、他の入出力装置(I/0)の起動或いは
割り込み処理を行う事が出来なくなると言う問題が発生
している。
手順によりデータの伝送処理が実行されるが、該入出力
装置(I/0)2内の内部処理に要する時間T3’は、
図4の処理時間T3と略同じであるとしても、該中間装
置41、42間での信号伝達に時間を要する分、図4の
時間T1とT2に対応する時間T1’とT2’に要する
時間が長くなり、その結果、該時間T1’内に該入出力
装置(I/0)2による内部処理が殆ど終了することに
なるので、該入出力装置(I/0)2の内部処理が終了
すると該入出力インタフェース32は、直ちにデバイス
エンド(DE)信号を出力する為のシーケンスを開始し
ようとして該チャネル装置1と即座に結合する事になる
ので、上記時間T1’終了直後に上記時間T2’が開始
される事になるので、その結果、図4では、割り込み処
理等に使用出来た余裕時間T4に対応する時間T4’
は、実質的になくなるか、極めて僅かな時間しか存在し
なくなるので、他の入出力装置(I/0)の起動或いは
割り込み処理を行う事が出来なくなると言う問題が発生
している。
【0014】更に、上記の従来例に於いて、該チャネル
装置1から出力されるコマンドが、コマンドチェーンで
繋がっている場合には、一つのコマンドによるリクエス
トイン(RQI)シーケンスが終了すると、連続して次
のコマンドによる処理が起動されるので、図5に於ける
時間T5の間隔が極めて少ないか殆どないので、他の入
出力装置(I/0)の起動或いは割り込み処理を行う事
が出来ないと言う問題も有った。
装置1から出力されるコマンドが、コマンドチェーンで
繋がっている場合には、一つのコマンドによるリクエス
トイン(RQI)シーケンスが終了すると、連続して次
のコマンドによる処理が起動されるので、図5に於ける
時間T5の間隔が極めて少ないか殆どないので、他の入
出力装置(I/0)の起動或いは割り込み処理を行う事
が出来ないと言う問題も有った。
【0015】その為、バッチジョブで動作するプリンタ
とオンラインで動作する端末装置とが同時に作動出来、
然かも任意に優先順位の高い入出力装置(I/0)のデ
ータ処理を割り込ませる事のできるデータ処理システム
が要求されている。係る問題を解決する方法として、例
えば特開平2─181850号或いは、特開平60−6
8013号には、当該入出力インタフェースに設けられ
た中間装置が、チャネル装置からの所定の処理信号の受
信を待たずに、該入出力装置(I/0)と該中間装置と
の間で、所定のシーケンスを先行的に実行し、その分だ
け、当該入出力装置(I/0)と該チャネル装置間のデ
ータ信号の転送回数を減少させ、その分データ処理時間
を短縮する方法が提案されているが、係る公知例には、
割り込み処理の改善に関しては何らの開示もない。
とオンラインで動作する端末装置とが同時に作動出来、
然かも任意に優先順位の高い入出力装置(I/0)のデ
ータ処理を割り込ませる事のできるデータ処理システム
が要求されている。係る問題を解決する方法として、例
えば特開平2─181850号或いは、特開平60−6
8013号には、当該入出力インタフェースに設けられ
た中間装置が、チャネル装置からの所定の処理信号の受
信を待たずに、該入出力装置(I/0)と該中間装置と
の間で、所定のシーケンスを先行的に実行し、その分だ
け、当該入出力装置(I/0)と該チャネル装置間のデ
ータ信号の転送回数を減少させ、その分データ処理時間
を短縮する方法が提案されているが、係る公知例には、
割り込み処理の改善に関しては何らの開示もない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、チャネル装置と該チャネ
ル装置側に接続された第1の入出力インタフェースを介
して該チャネル装置に接続されている第1の中間装置、
複数個の入出力装置と該入出力装置側に接続された第2
の入出力インタフェースを介して該入出力装置に接続さ
れている第2の中間装置、とから構成され、該第1と第
2の中間装置が互いに遠距離の伝送路線を介して互いに
接続されている、データの送受信システムに於いて、優
先順位の高い入出力装置(I/0)によるデータ処理を
任意に且つ容易に割り込み処理しうる、入出力インタフ
ェースに於ける割込み制御方法を提供するものである。
した従来技術の欠点を改良し、チャネル装置と該チャネ
ル装置側に接続された第1の入出力インタフェースを介
して該チャネル装置に接続されている第1の中間装置、
複数個の入出力装置と該入出力装置側に接続された第2
の入出力インタフェースを介して該入出力装置に接続さ
れている第2の中間装置、とから構成され、該第1と第
2の中間装置が互いに遠距離の伝送路線を介して互いに
接続されている、データの送受信システムに於いて、優
先順位の高い入出力装置(I/0)によるデータ処理を
任意に且つ容易に割り込み処理しうる、入出力インタフ
ェースに於ける割込み制御方法を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に於ける入
出力インタフェースに於ける割込み制御方法の第1の態
様に於いては、チャネル装置と該チャネル装置側に接続
された第1の入出力インタフェースを介して該チャネル
装置に接続されている第1の中間装置、複数個の入出力
装置と該入出力装置側に接続された第2の入出力インタ
フェースを介して該入出力装置に接続されている第2の
中間装置、とから構成され、該第1と第2の中間装置が
伝送路線を介して互いに接続されている、データの送受
信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれ
に対して優先順位を付与しておき、当該入出力インタフ
ェースが、リクエストイン(RQI)信号に基づいてリ
クエストイン(RQI)シーケンスを実行するに当た
り、当該第2の中間装置から出力される該リクエストイ
ン(RQI)信号に対して、当該第2の中間装置から該
チャネル装置の動きに先行してセレクトアウト(SL
O)信号を出力する際に、該セレクトアウト(SLO)
信号を、該セレクトアウト(SLO)信号が該第1の中
間装置41から第2の中間装置42に到着する時刻か
ら、所定の遅延時間tを於いて該第2の中間装置から出
力させる様にする事により、優先順位の高い入出力装置
によるデータ処理を割り込ませうる時間間隔を形成する
様にした構成された入出力インタフェースに於ける割込
み制御方法が提供されるものであり、又、第2の態様と
しては、上記と同様のデータの送受信システムに於い
て、該複数個の入出力装置のそれぞれに対して優先順位
を付与しておき、当該入出力インタフェースが、リクエ
ストイン(RQI)信号に基づいてリクエストイン(R
QI)シーケンスを実行するに当たり、所定の入出力装
置がコマンドチェーンにより連続的に、所定のデータ処
理が繰り返される場合には、当該データ処理が繰り返さ
れる間に於いて、所定の繰り返しサイクルに於ける起動
コマンドが出力された場合に、該第2の中間装置は、リ
トライステータス信号を出力させて、当該起動操作を中
断させた後、当該繰り返しサイクルに於ける起動操作を
最初から再度実行させる事により、当該繰り返しサイク
ル間に優先順位の高い入出力装置によるデータ処理を割
り込ませうる時間間隔を形成する様にした入出力インタ
フェースに於ける割込み制御方法が提供され、更には、
本発明に係る入出力インタフェースに於ける割込み制御
方法の第3の態様としては、上記と同様の同様のデータ
の送受信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそ
れぞれに対して優先順位を付与しておき、当該リクエス
トイン(RQI)信号に基づいてリクエストイン(RQ
I)シーケンスを実行するに当たり、当該第2の中間装
置が、該第2の中間装置と該入出力装置との間で、当該
入出力装置の割り込みステータスを先取りして、当該第
2の中間装置内にバッファリングしておき、必要最小限
のステータスを該第1の中間装置に送出させる様に処理
する事により、当該リクエストインシーケンス中に、優
先順位の高い入出力装置によるデータ処理を割り込ませ
うる時間間隔を形成する様にした入出力インタフェース
に於ける割込み制御方法が提供されるものである。
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に於ける入
出力インタフェースに於ける割込み制御方法の第1の態
様に於いては、チャネル装置と該チャネル装置側に接続
された第1の入出力インタフェースを介して該チャネル
装置に接続されている第1の中間装置、複数個の入出力
装置と該入出力装置側に接続された第2の入出力インタ
フェースを介して該入出力装置に接続されている第2の
中間装置、とから構成され、該第1と第2の中間装置が
伝送路線を介して互いに接続されている、データの送受
信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれ
に対して優先順位を付与しておき、当該入出力インタフ
ェースが、リクエストイン(RQI)信号に基づいてリ
クエストイン(RQI)シーケンスを実行するに当た
り、当該第2の中間装置から出力される該リクエストイ
ン(RQI)信号に対して、当該第2の中間装置から該
チャネル装置の動きに先行してセレクトアウト(SL
O)信号を出力する際に、該セレクトアウト(SLO)
信号を、該セレクトアウト(SLO)信号が該第1の中
間装置41から第2の中間装置42に到着する時刻か
ら、所定の遅延時間tを於いて該第2の中間装置から出
力させる様にする事により、優先順位の高い入出力装置
によるデータ処理を割り込ませうる時間間隔を形成する
様にした構成された入出力インタフェースに於ける割込
み制御方法が提供されるものであり、又、第2の態様と
しては、上記と同様のデータの送受信システムに於い
て、該複数個の入出力装置のそれぞれに対して優先順位
を付与しておき、当該入出力インタフェースが、リクエ
ストイン(RQI)信号に基づいてリクエストイン(R
QI)シーケンスを実行するに当たり、所定の入出力装
置がコマンドチェーンにより連続的に、所定のデータ処
理が繰り返される場合には、当該データ処理が繰り返さ
れる間に於いて、所定の繰り返しサイクルに於ける起動
コマンドが出力された場合に、該第2の中間装置は、リ
トライステータス信号を出力させて、当該起動操作を中
断させた後、当該繰り返しサイクルに於ける起動操作を
最初から再度実行させる事により、当該繰り返しサイク
ル間に優先順位の高い入出力装置によるデータ処理を割
り込ませうる時間間隔を形成する様にした入出力インタ
フェースに於ける割込み制御方法が提供され、更には、
本発明に係る入出力インタフェースに於ける割込み制御
方法の第3の態様としては、上記と同様の同様のデータ
の送受信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそ
れぞれに対して優先順位を付与しておき、当該リクエス
トイン(RQI)信号に基づいてリクエストイン(RQ
I)シーケンスを実行するに当たり、当該第2の中間装
置が、該第2の中間装置と該入出力装置との間で、当該
入出力装置の割り込みステータスを先取りして、当該第
2の中間装置内にバッファリングしておき、必要最小限
のステータスを該第1の中間装置に送出させる様に処理
する事により、当該リクエストインシーケンス中に、優
先順位の高い入出力装置によるデータ処理を割り込ませ
うる時間間隔を形成する様にした入出力インタフェース
に於ける割込み制御方法が提供されるものである。
【0018】
【作用】即ち、本発明に係る入出力インタフェースに於
ける割込み制御方法は、上記した様な技術構成を採用し
ているので、従来に於ける遠隔地間のデータ処理システ
ムに於ける割り込み処理等の処理が困難となり、当該デ
ータ処理システムの性能低下を来す問題を解決して、互
いに遠距離を挟んで設けられているチャネル装置と入出
力装置(I/0)との間のデータ処理システムに於い
て、優先順位の高い入出力装置(I/0)によるデータ
処理を任意に且つ容易に割り込み処理しうる、入出力イ
ンタフェースに於ける割込み制御方法を提供する事が出
来るのである。
ける割込み制御方法は、上記した様な技術構成を採用し
ているので、従来に於ける遠隔地間のデータ処理システ
ムに於ける割り込み処理等の処理が困難となり、当該デ
ータ処理システムの性能低下を来す問題を解決して、互
いに遠距離を挟んで設けられているチャネル装置と入出
力装置(I/0)との間のデータ処理システムに於い
て、優先順位の高い入出力装置(I/0)によるデータ
処理を任意に且つ容易に割り込み処理しうる、入出力イ
ンタフェースに於ける割込み制御方法を提供する事が出
来るのである。
【0019】
【実施例】以下に、本発明に係る入出力インタフェース
に於ける割込み制御方法の具体例の構成を図面を参照し
ながら詳細に説明する。即ち、図1は、本発明に係る第
1の態様における入出力インタフェースに於ける割込み
制御方法の手順の一つであるリクエストイン(RQI)
シーケンス操作の一例を示す操作チャートであり、図3
に示す様な従来のデータ処理システムに於いて、当該入
出力インタフェースが、リクエストイン(RQI)信号
に基づいてリクエストイン(RQI)シーケンスを実行
するに当たり、先ず入出力装置(I/0)2からリクエ
ストイン(RQI)信号がチャネル装置1に対して出力
され(ステップ(1))、該リクエストイン(RQI)
信号に対して、当該第1の中間装置41を該入出力装置
(I/0)2の何れかと結合させる為の信号であるセレ
クトアウト(SLO)信号が当該中間装置41から出力
され(ステップ(2))、ステップ(3)で、該入出力
装置(I/0)2から該チャネル装置1に対して、オペ
レーショナルイン(OPI)信号とアドレスイン(AD
I)信号とが出力されるとステップ(4)では、該チャ
ネル装置1から該入出力装置(I/0)2に対してプロ
ンプトを含むコマンドアウト(CMO)信号が出力され
る。次いでステップ(5)に於いて該入出力装置(I/
0)2から該チャネル装置1に対してステータスイン
(STI)信号が出力され、それに応答してステップ
(6)に於いて、該チャネル装置1から入出力装置(I
/0)2に対してサービスアウト(SVO)信号が出力
され、これによって、当該チャネル装置1と該入出力装
置(I/0)2とが結合されて、該入出力装置(I/
0)2で所定の演算処理が実行される事になる。
に於ける割込み制御方法の具体例の構成を図面を参照し
ながら詳細に説明する。即ち、図1は、本発明に係る第
1の態様における入出力インタフェースに於ける割込み
制御方法の手順の一つであるリクエストイン(RQI)
シーケンス操作の一例を示す操作チャートであり、図3
に示す様な従来のデータ処理システムに於いて、当該入
出力インタフェースが、リクエストイン(RQI)信号
に基づいてリクエストイン(RQI)シーケンスを実行
するに当たり、先ず入出力装置(I/0)2からリクエ
ストイン(RQI)信号がチャネル装置1に対して出力
され(ステップ(1))、該リクエストイン(RQI)
信号に対して、当該第1の中間装置41を該入出力装置
(I/0)2の何れかと結合させる為の信号であるセレ
クトアウト(SLO)信号が当該中間装置41から出力
され(ステップ(2))、ステップ(3)で、該入出力
装置(I/0)2から該チャネル装置1に対して、オペ
レーショナルイン(OPI)信号とアドレスイン(AD
I)信号とが出力されるとステップ(4)では、該チャ
ネル装置1から該入出力装置(I/0)2に対してプロ
ンプトを含むコマンドアウト(CMO)信号が出力され
る。次いでステップ(5)に於いて該入出力装置(I/
0)2から該チャネル装置1に対してステータスイン
(STI)信号が出力され、それに応答してステップ
(6)に於いて、該チャネル装置1から入出力装置(I
/0)2に対してサービスアウト(SVO)信号が出力
され、これによって、当該チャネル装置1と該入出力装
置(I/0)2とが結合されて、該入出力装置(I/
0)2で所定の演算処理が実行される事になる。
【0020】係るリクエストイン(RQI)シーケンス
操作に於いて、本具体例に於いては、ステップ(2)に
於いて、該チャネル装置1が、該入出力装置(I/0)
2からのリクエストイン(RQI)信号に応答して、該
第1の中間装置41を介して第2の中間装置42からセ
レクトアウト(SLO)信号を出力し、その際に、該第
2の中間装置42は、該セレクトアウト(SLO)信号
が該第1の中間装置41から第2の中間装置42に到着
した時刻から、所定の遅延時間tを設けて該第2の中間
装置42から出力させる様に構成したものである。
操作に於いて、本具体例に於いては、ステップ(2)に
於いて、該チャネル装置1が、該入出力装置(I/0)
2からのリクエストイン(RQI)信号に応答して、該
第1の中間装置41を介して第2の中間装置42からセ
レクトアウト(SLO)信号を出力し、その際に、該第
2の中間装置42は、該セレクトアウト(SLO)信号
が該第1の中間装置41から第2の中間装置42に到着
した時刻から、所定の遅延時間tを設けて該第2の中間
装置42から出力させる様に構成したものである。
【0021】従って、従来の方法では、該ステップ
(2)以降は、点線で示すタイミングで操作が実行され
るが、本具体例に於いては、該ステップ(2)以降も実
線で示すタイミングで操作が実行される。本具体例に於
いては、適宜の遅延回路を当該中間装置41に設けてお
き、上記の遅延時間を例えば10msから100msの
間の適当な値に設定する事が可能である。
(2)以降は、点線で示すタイミングで操作が実行され
るが、本具体例に於いては、該ステップ(2)以降も実
線で示すタイミングで操作が実行される。本具体例に於
いては、適宜の遅延回路を当該中間装置41に設けてお
き、上記の遅延時間を例えば10msから100msの
間の適当な値に設定する事が可能である。
【0022】又、本発明に於いては、該複数個の入出力
装置21〜2nのそれぞれに対して優先順位を付与して
おき、前記した遅延時間tの期間に、必要に応じて優先
順位の高い入出力装置によるデータ処理を、現在実行中
のデータ処理中に割り込ませる事を可能としたものであ
る。本発明に於いて、該入出力装置(I/0)2として
使用されるものとしては、例えば、端末装置或いはプリ
ンタ等が該当するものであり、一般的には、該端末装置
に高い優先順位が与えられ、該プリンタには、当該端末
装置に比べて低い優先順位が与えられるものである。
装置21〜2nのそれぞれに対して優先順位を付与して
おき、前記した遅延時間tの期間に、必要に応じて優先
順位の高い入出力装置によるデータ処理を、現在実行中
のデータ処理中に割り込ませる事を可能としたものであ
る。本発明に於いて、該入出力装置(I/0)2として
使用されるものとしては、例えば、端末装置或いはプリ
ンタ等が該当するものであり、一般的には、該端末装置
に高い優先順位が与えられ、該プリンタには、当該端末
装置に比べて低い優先順位が与えられるものである。
【0023】又、当該プリンタは、通常1行毎の印刷処
理が、コマンドチェーンを介して複数回連続して処理さ
れる様になっており、従って、例えば、所定の印刷処理
が実行されている間に、入出力装置(I/0)2に於け
る優先順位の高いある端末装置のデータ処理を優先的に
実行する必要が発生した場合には、上記の遅延時間tで
設けられた時間間隔を利用して割り込み処理をかける事
が可能となる。
理が、コマンドチェーンを介して複数回連続して処理さ
れる様になっており、従って、例えば、所定の印刷処理
が実行されている間に、入出力装置(I/0)2に於け
る優先順位の高いある端末装置のデータ処理を優先的に
実行する必要が発生した場合には、上記の遅延時間tで
設けられた時間間隔を利用して割り込み処理をかける事
が可能となる。
【0024】次に、本発明に係る入出力インタフェース
に於ける割込み制御方法の第2の態様について説明する
ならば、第2の態様は、上記したデータ処理システムに
於いて、優先割り込み処理可能な時間を、第1の態様と
は異なる方法により設定しようとするものであり、基本
的には、コマンドチェーンにより駆動される一連の処理
操作に於ける起動操作段階で、上記した優先割り込み処
理可能な時間を設定する様にしたものである。
に於ける割込み制御方法の第2の態様について説明する
ならば、第2の態様は、上記したデータ処理システムに
於いて、優先割り込み処理可能な時間を、第1の態様と
は異なる方法により設定しようとするものであり、基本
的には、コマンドチェーンにより駆動される一連の処理
操作に於ける起動操作段階で、上記した優先割り込み処
理可能な時間を設定する様にしたものである。
【0025】具体的には、図3に示す様な従来のデータ
処理システムに於いて、該複数個の入出力装置2のそれ
ぞれに対して優先順位を付与しておき、当該入出力イン
タフェースが、リクエストイン(RQI)信号に基づい
てリクエストイン(RQI)シーケンスを実行するに当
たり、所定の入出力装置2がコマンドチェーンにより連
続的に、所定のデータ処理を繰り返する場合には、当該
データ処理が繰り返される間に於いて、所定の繰り返し
サイクルに於ける起動コマンドが出力された場合に、該
第2の中間装置42は、リトライステータス信号を出力
させて、当該起動操作を中断させた後、当該繰り返しサ
イクルに於ける起動操作を最初から再度実行させる事に
より、当該繰り返しサイクル間に優先順位の高い入出力
装置によるデータ処理を割り込ませうる時間間隔を形成
する様にしたものである。
処理システムに於いて、該複数個の入出力装置2のそれ
ぞれに対して優先順位を付与しておき、当該入出力イン
タフェースが、リクエストイン(RQI)信号に基づい
てリクエストイン(RQI)シーケンスを実行するに当
たり、所定の入出力装置2がコマンドチェーンにより連
続的に、所定のデータ処理を繰り返する場合には、当該
データ処理が繰り返される間に於いて、所定の繰り返し
サイクルに於ける起動コマンドが出力された場合に、該
第2の中間装置42は、リトライステータス信号を出力
させて、当該起動操作を中断させた後、当該繰り返しサ
イクルに於ける起動操作を最初から再度実行させる事に
より、当該繰り返しサイクル間に優先順位の高い入出力
装置によるデータ処理を割り込ませうる時間間隔を形成
する様にしたものである。
【0026】図2は、本発明に係る入出力インタフェー
スに於ける割込み制御方法に於いて所定のデータ処理操
作に付いて起動操作を実行する場合の手順の例を示した
ものである。即ち、コマンドチェーンにより連続的に所
定の処理が実行される場合には、図5に示す様に、該入
出力装置(I/0)2からデバイスエンド(DE)信号
が、該チャネル装置1に出力され、当該チャネル装置1
が、該入出力装置(I/0)2に対して所定のステータ
ス信号を出力すると、直ちに次の操作の起動が開始され
る様になっており、具体的には、例えば、図2に示す様
に、ステップ(1)で該チャネル装置1からセレクトア
ウト(SLO)信号とアドレスアウト(ADO)信号が
該第2の中間装置42に出力される。
スに於ける割込み制御方法に於いて所定のデータ処理操
作に付いて起動操作を実行する場合の手順の例を示した
ものである。即ち、コマンドチェーンにより連続的に所
定の処理が実行される場合には、図5に示す様に、該入
出力装置(I/0)2からデバイスエンド(DE)信号
が、該チャネル装置1に出力され、当該チャネル装置1
が、該入出力装置(I/0)2に対して所定のステータ
ス信号を出力すると、直ちに次の操作の起動が開始され
る様になっており、具体的には、例えば、図2に示す様
に、ステップ(1)で該チャネル装置1からセレクトア
ウト(SLO)信号とアドレスアウト(ADO)信号が
該第2の中間装置42に出力される。
【0027】係る場合、該第2の中間装置42は、該入
出力装置(I/0)2に対して起動をかけず、OPIの
先行処理が実行されるものである。次いで、ステップ
(2)では、該第2の中間装置42から該チャネル装置
1に対してオペレーショナルイン(OPI)信号とアド
レスイン(ADI)信号とが出力されると、ステップ
(3)では、該チャネル装置1から該入出力装置(I/
0)2に対してコマンドアウト(CMO)信号が出力さ
れる。
出力装置(I/0)2に対して起動をかけず、OPIの
先行処理が実行されるものである。次いで、ステップ
(2)では、該第2の中間装置42から該チャネル装置
1に対してオペレーショナルイン(OPI)信号とアド
レスイン(ADI)信号とが出力されると、ステップ
(3)では、該チャネル装置1から該入出力装置(I/
0)2に対してコマンドアウト(CMO)信号が出力さ
れる。
【0028】次いでステップ(4)に於いて、該入出力
装置(I/0)2から該チャネル装置1に対してステー
タスイン(STI)信号が出力され、それに応答してス
テップ(5)に於いて、該チャネル装置1から入出力装
置(I/0)2に対してサービスアウト(SVO)信号
が出力され、これによって、当該チャネル装置1と該入
出力装置(I/0)2とが結合されて、該入出力装置
(I/0)2で所定の演算処理が実行される事になる。
装置(I/0)2から該チャネル装置1に対してステー
タスイン(STI)信号が出力され、それに応答してス
テップ(5)に於いて、該チャネル装置1から入出力装
置(I/0)2に対してサービスアウト(SVO)信号
が出力され、これによって、当該チャネル装置1と該入
出力装置(I/0)2とが結合されて、該入出力装置
(I/0)2で所定の演算処理が実行される事になる。
【0029】係る操作に於いては、通常に於いては、一
旦起動がかかると、上記ステップ(5)迄処理操作が連
続的に実行されるが、本発明に於いては、係る起動操作
処理の途中に於いて、例えば、当該第2の中間装置42
に於いて、リトライステータス信号を発生させて、当該
起動操作を中断させた後、当該繰り返しサイクルに於け
る起動操作を最初から再度実行させる事により、係る起
動操作を中断させた時点から、図2に於けるステップ
(1)から当該起動操作を再度実行させ直す時点との間
に、遅延時間を設ける事が出来る。
旦起動がかかると、上記ステップ(5)迄処理操作が連
続的に実行されるが、本発明に於いては、係る起動操作
処理の途中に於いて、例えば、当該第2の中間装置42
に於いて、リトライステータス信号を発生させて、当該
起動操作を中断させた後、当該繰り返しサイクルに於け
る起動操作を最初から再度実行させる事により、係る起
動操作を中断させた時点から、図2に於けるステップ
(1)から当該起動操作を再度実行させ直す時点との間
に、遅延時間を設ける事が出来る。
【0030】つまり、図5に於ける時間T5を所定の時
間長く設定する事が出来るので、その時間間隔内に、優
先順位の高い入出力装置によるデータ処理を割り込ませ
る事が可能となる。本発明に於ける該リトライステータ
ス信号は、例えば、コマンドアウト(CMO)信号とス
テータスモディファイヤ信号等(例えば、STI信号が
ONで、ステータスは“4A”=(状況修飾+チャネル
しゅうりょう+装置例外)で且つマークイン0がONの
状態が考えられる)のタイミングを利用して発生させる
事が可能である。
間長く設定する事が出来るので、その時間間隔内に、優
先順位の高い入出力装置によるデータ処理を割り込ませ
る事が可能となる。本発明に於ける該リトライステータ
ス信号は、例えば、コマンドアウト(CMO)信号とス
テータスモディファイヤ信号等(例えば、STI信号が
ONで、ステータスは“4A”=(状況修飾+チャネル
しゅうりょう+装置例外)で且つマークイン0がONの
状態が考えられる)のタイミングを利用して発生させる
事が可能である。
【0031】次に、本発明に係る入出力インタフェース
に於ける割込み制御方法に関する第3の態様に付いて説
明すると、該第3の態様では、図3に示す様な従来のデ
ータ処理システムに於いて、該複数個の入出力装置2の
それぞれに対して優先順位を付与しておき、当該リクエ
ストイン(RQI)信号に基づいてリクエストイン(R
QI)シーケンスを実行するに当たり、当該第2の中間
装置42が、該第2の中間装置42と該入出力装置2と
の間で、当該入出力装置2の割り込みステータスを先取
りして、当該第2の中間装置42内にバッファリングし
ておき、必要最小限のステータスのみを該第1の中間装
置41に送出させる様に処理する事により、当該伝送回
路を経由して送受信されるデータの回数を減少させ、そ
の結果、図5に示すタイミングチャートに於ける時間T
1’の長さを減少させ、該時間T1’と時間T2’との
間の時間T’4の長さを一定時間確保する事が可能とな
るので、当該時間T’4に於いて優先順位の高い入出力
装置によるデータ処理を割り込ませる事が可能となる。
に於ける割込み制御方法に関する第3の態様に付いて説
明すると、該第3の態様では、図3に示す様な従来のデ
ータ処理システムに於いて、該複数個の入出力装置2の
それぞれに対して優先順位を付与しておき、当該リクエ
ストイン(RQI)信号に基づいてリクエストイン(R
QI)シーケンスを実行するに当たり、当該第2の中間
装置42が、該第2の中間装置42と該入出力装置2と
の間で、当該入出力装置2の割り込みステータスを先取
りして、当該第2の中間装置42内にバッファリングし
ておき、必要最小限のステータスのみを該第1の中間装
置41に送出させる様に処理する事により、当該伝送回
路を経由して送受信されるデータの回数を減少させ、そ
の結果、図5に示すタイミングチャートに於ける時間T
1’の長さを減少させ、該時間T1’と時間T2’との
間の時間T’4の長さを一定時間確保する事が可能とな
るので、当該時間T’4に於いて優先順位の高い入出力
装置によるデータ処理を割り込ませる事が可能となる。
【0032】具体的には、図1に示されるリクエストイ
ン(RQI)シーケンスの例に対応して、本具体例を説
明するならば、図6に示す様に、先ずステップ(1)で
入出力装置(I/0)2からリクエストイン(RQI)
信号が出力されると、ステップ(2)に於いて、該第2
の中間装置42が、該リクエストイン(RQI)信号に
対する応答としてセレクトアウト(SLO)信号を該入
出力装置(I/0)2に返し、ステップ(3)で、該入
出力装置(I/0)2から該第2の中間装置に対して、
オペレーショナルイン(OPI)信号とアドレスイン
(ADI)信号とが出力されると、ステップ(4)で
は、該第2の中間装置42から該入出力装置(I/0)
2に対してコマンドアウト(CMO)信号が出力され
る。
ン(RQI)シーケンスの例に対応して、本具体例を説
明するならば、図6に示す様に、先ずステップ(1)で
入出力装置(I/0)2からリクエストイン(RQI)
信号が出力されると、ステップ(2)に於いて、該第2
の中間装置42が、該リクエストイン(RQI)信号に
対する応答としてセレクトアウト(SLO)信号を該入
出力装置(I/0)2に返し、ステップ(3)で、該入
出力装置(I/0)2から該第2の中間装置に対して、
オペレーショナルイン(OPI)信号とアドレスイン
(ADI)信号とが出力されると、ステップ(4)で
は、該第2の中間装置42から該入出力装置(I/0)
2に対してコマンドアウト(CMO)信号が出力され
る。
【0033】次いでステップ(5)に於いて該入出力装
置(I/0)2から該第2の中間装置42に対してステ
ータスイン(STI)信号が出力されると、該中間装置
42は、ステップ(6)に於いて、当該ステータスイン
(STI)信号を該第1の中間装置41に送信する。該
第1の中間装置41では、当該ステータスイン(ST
I)信号の受信に応答して、ステップ(7)に於いて、
該チャネル装置1にリクエストイン(RQI)信号を送
信し、以下ステップ(8)〜ステップ(12)まで、当
該チャネル装置1と該第1の中間装置41との間に於い
て、前述した様な、該第2の中間装置42と該入出力装
置(I/0)2との間で実行されたデータのやり取りが
実行され、ステップ(13)に於いて、当該第1の中間
装置41から第2の中間装置42に対してサービスアウ
ト(SVO)信号が出力され、以後図1と同様に該入出
力装置(I/0)2で所定の演算処理が実行される事に
なる。
置(I/0)2から該第2の中間装置42に対してステ
ータスイン(STI)信号が出力されると、該中間装置
42は、ステップ(6)に於いて、当該ステータスイン
(STI)信号を該第1の中間装置41に送信する。該
第1の中間装置41では、当該ステータスイン(ST
I)信号の受信に応答して、ステップ(7)に於いて、
該チャネル装置1にリクエストイン(RQI)信号を送
信し、以下ステップ(8)〜ステップ(12)まで、当
該チャネル装置1と該第1の中間装置41との間に於い
て、前述した様な、該第2の中間装置42と該入出力装
置(I/0)2との間で実行されたデータのやり取りが
実行され、ステップ(13)に於いて、当該第1の中間
装置41から第2の中間装置42に対してサービスアウ
ト(SVO)信号が出力され、以後図1と同様に該入出
力装置(I/0)2で所定の演算処理が実行される事に
なる。
【0034】上記の具体例に於いて、ステップ(1)か
らステップ(4)までの処理操作は、当該だい2の中間
装置42と該入出力装置(I/0)2との間で、該チャ
ネル装置1からの応答信号を待たずに、独自に先行的に
実行される操作であり、係る操作を本発明に於いては、
割り込みステータスの先取り操作と称している。そし
て、本発明に於ける上記具体例に於いては、上記した先
行的に実行される先取り操作の結果を一時的に適宜のバ
ッファ等に格納させておくものである。
らステップ(4)までの処理操作は、当該だい2の中間
装置42と該入出力装置(I/0)2との間で、該チャ
ネル装置1からの応答信号を待たずに、独自に先行的に
実行される操作であり、係る操作を本発明に於いては、
割り込みステータスの先取り操作と称している。そし
て、本発明に於ける上記具体例に於いては、上記した先
行的に実行される先取り操作の結果を一時的に適宜のバ
ッファ等に格納させておくものである。
【0035】本具体例に於いては、上記した様に、第1
と第2の中間装置41と42の間を接続する高速デジタ
ル回線を介して伝送されるデータは、必要最小限のデー
タに限られるので、係るデータの伝送時間は少なくてす
むので、結果的には、図5に示す時間T4’の長さを長
く設定する事が可能となる。又、本具体例の於いては、
上記の様に、適宜のバッファに格納された所定のデータ
を、該チャネル装置1に報告する以前に、優先順位を持
つ入出力装置(I/0)からの割り込み処理要求が有る
か否かを判断し、当該割り込み処理要求があれば、その
処理を上記時間帯T4’に割り込ませて実行させる事に
なる。
と第2の中間装置41と42の間を接続する高速デジタ
ル回線を介して伝送されるデータは、必要最小限のデー
タに限られるので、係るデータの伝送時間は少なくてす
むので、結果的には、図5に示す時間T4’の長さを長
く設定する事が可能となる。又、本具体例の於いては、
上記の様に、適宜のバッファに格納された所定のデータ
を、該チャネル装置1に報告する以前に、優先順位を持
つ入出力装置(I/0)からの割り込み処理要求が有る
か否かを判断し、当該割り込み処理要求があれば、その
処理を上記時間帯T4’に割り込ませて実行させる事に
なる。
【0036】更に、本発明に於いて、係るバッファに格
納された先行取得された複数のステータスを、当該チャ
ネル装置1に対して出力するに際して、当該各ステータ
スの優先順位を確認し、先行取得した順序に係わらす、
優先順位の高い方のステータスの処理を先に実行する様
に、する事も可能である。図7は、係る具体例の一例を
説明するものであって、当初、第1のステータス(#1
ステータス)と第1のステータスよりも優先順位の高い
第2のステータス(#2ステータス)とを、この順序で
先行取得したものを、当該チャネル装置1に出力するに
際して、優先順位の高い第2のステータスの処理を第1
のステータスよりも先になる様に、割り込み処理順を入
れ換えるものである。
納された先行取得された複数のステータスを、当該チャ
ネル装置1に対して出力するに際して、当該各ステータ
スの優先順位を確認し、先行取得した順序に係わらす、
優先順位の高い方のステータスの処理を先に実行する様
に、する事も可能である。図7は、係る具体例の一例を
説明するものであって、当初、第1のステータス(#1
ステータス)と第1のステータスよりも優先順位の高い
第2のステータス(#2ステータス)とを、この順序で
先行取得したものを、当該チャネル装置1に出力するに
際して、優先順位の高い第2のステータスの処理を第1
のステータスよりも先になる様に、割り込み処理順を入
れ換えるものである。
【0037】上記した各態様に於ける入出力インタフェ
ースに於ける割込み制御方法を実行する為に、図8に示
す様に、該中間装置41、42を個別に制御する制御手
段7を設ける事が望ましい。次に、本発明に係る入出力
インタフェースに於ける割込み制御方法に関する第4の
態様に付いて説明すると、係る第4の態様に於いては、
図8に示される様に、チャネル装置1と該チャネル装置
1側に接続された入出力インタフェース31を介して該
チャネル装置1に接続されている第1の中間装置41、
複数個の入出力装置(I/0)、例えば端末装置、プリ
ンタ等21、22、・・2nとで構成された入出力装置
群2と該入出力装置2側に接続された入出力インタフェ
ース32を介して該入出力装置2に接続されている第2
の中間装置42、とから構成され、該第1と第2の中間
装置41と42が高速デジタル回線等の伝送路線5を介
して互いに接続されている、データの送受信システムに
於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれに対して優先
順位を付与しておき、当該リクエストイン(RQI)信
号に基づいてリクエストイン(RQI)シーケンスを実
行するに当たり、当該第2の中間装置42に、優先変更
モード手段6を設け、該優先変更モード手段6により、
前記した第1から第3の態様により示された割り込み処
理時間形成方法の何れか一つに示される優先割り込み処
理を選択すると共に、当該割り込み処理の実行頻度の設
定し且つ当該設定された当該処理頻度の適正を常時判断
して、その都度適正な処理頻度に設定される様に所定の
変更を行われるものである。即ち、本具体例に於いて
は、上記した遠距離間接続のチャネル装置1と入出力装
置(I/0)2で構成されたデータ処理システムに於い
て、任意の時点で容易に優先割り込み処理を実行出来る
様に、必要な時間間隔を当該データ処理システム内に積
極的に設定しようとするものであり、上記した少なくと
3種類の割り込み処理時間を確保する方法のいずれを採
用しても良く或いはそれらを適宜組み合わせた形で採用
しても良い。
ースに於ける割込み制御方法を実行する為に、図8に示
す様に、該中間装置41、42を個別に制御する制御手
段7を設ける事が望ましい。次に、本発明に係る入出力
インタフェースに於ける割込み制御方法に関する第4の
態様に付いて説明すると、係る第4の態様に於いては、
図8に示される様に、チャネル装置1と該チャネル装置
1側に接続された入出力インタフェース31を介して該
チャネル装置1に接続されている第1の中間装置41、
複数個の入出力装置(I/0)、例えば端末装置、プリ
ンタ等21、22、・・2nとで構成された入出力装置
群2と該入出力装置2側に接続された入出力インタフェ
ース32を介して該入出力装置2に接続されている第2
の中間装置42、とから構成され、該第1と第2の中間
装置41と42が高速デジタル回線等の伝送路線5を介
して互いに接続されている、データの送受信システムに
於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれに対して優先
順位を付与しておき、当該リクエストイン(RQI)信
号に基づいてリクエストイン(RQI)シーケンスを実
行するに当たり、当該第2の中間装置42に、優先変更
モード手段6を設け、該優先変更モード手段6により、
前記した第1から第3の態様により示された割り込み処
理時間形成方法の何れか一つに示される優先割り込み処
理を選択すると共に、当該割り込み処理の実行頻度の設
定し且つ当該設定された当該処理頻度の適正を常時判断
して、その都度適正な処理頻度に設定される様に所定の
変更を行われるものである。即ち、本具体例に於いて
は、上記した遠距離間接続のチャネル装置1と入出力装
置(I/0)2で構成されたデータ処理システムに於い
て、任意の時点で容易に優先割り込み処理を実行出来る
様に、必要な時間間隔を当該データ処理システム内に積
極的に設定しようとするものであり、上記した少なくと
3種類の割り込み処理時間を確保する方法のいずれを採
用しても良く或いはそれらを適宜組み合わせた形で採用
しても良い。
【0038】要は、所定のデータ処理が実行されている
間に如何なる頻度で、係る割り込み処理時間の確保操作
を実行するかであり、本発明に於いては、例えば30秒
に1回の割合で上記した何れか一つの割り込み処理時間
の確保操作を実行する様にしても良く、或いは、10秒
に1回割合で当該処理を実行するようにしたものであっ
ても良い。
間に如何なる頻度で、係る割り込み処理時間の確保操作
を実行するかであり、本発明に於いては、例えば30秒
に1回の割合で上記した何れか一つの割り込み処理時間
の確保操作を実行する様にしても良く、或いは、10秒
に1回割合で当該処理を実行するようにしたものであっ
ても良い。
【0039】又、本発明に係る該具体例に於いては、上
記割り込み処理時間の確保操作の実行頻度を一旦決定さ
れた状態から、適宜の状況変化に基づいて、変更する事
が望ましい。本具体例の操作手順を図9のフローチャー
トに従って説明するならば、本具体例に於いては、該優
先モードスイッチを用いて中間装置自信が入出力装置
(I/0)の動作状況を観察して判断し、優先すべき入
出力装置(I/0)が動作していない平常時には、当該
変更処理の為の操作頻度を小さな値、例えば30秒に1
回等、に設定すると共に、優先させるべき入出力装置
(I/0)が動作しはじめた場合には、当該操作の頻度
を大きな値、例えば10秒に1回等に設定する様な変更
操作を行うものである。
記割り込み処理時間の確保操作の実行頻度を一旦決定さ
れた状態から、適宜の状況変化に基づいて、変更する事
が望ましい。本具体例の操作手順を図9のフローチャー
トに従って説明するならば、本具体例に於いては、該優
先モードスイッチを用いて中間装置自信が入出力装置
(I/0)の動作状況を観察して判断し、優先すべき入
出力装置(I/0)が動作していない平常時には、当該
変更処理の為の操作頻度を小さな値、例えば30秒に1
回等、に設定すると共に、優先させるべき入出力装置
(I/0)が動作しはじめた場合には、当該操作の頻度
を大きな値、例えば10秒に1回等に設定する様な変更
操作を行うものである。
【0040】つまり、図9のフローチャートに於いて、
ステップ(1)に於いて、優先変更モードスイッチ6の
初期値を設定する。係る初期値としては、例えば30秒
に1回とか10秒に1回の様に設定する。その後ステッ
プ(2)に於いて、優先すべき入出力装置(I/0)が
動作しているか否かを判断し、NOであれば、係る工程
を繰り返し、YESであれば、ステップ(3)に進ん
で、優先変更モードスイッチの値を増加させる。
ステップ(1)に於いて、優先変更モードスイッチ6の
初期値を設定する。係る初期値としては、例えば30秒
に1回とか10秒に1回の様に設定する。その後ステッ
プ(2)に於いて、優先すべき入出力装置(I/0)が
動作しているか否かを判断し、NOであれば、係る工程
を繰り返し、YESであれば、ステップ(3)に進ん
で、優先変更モードスイッチの値を増加させる。
【0041】かかる工程では、初期値が30秒に1回で
あれば、20秒に1回に設定するものであり、優先割り
込み処理操作が多い場合には、当該優先変更モードスイ
ッチの頻度設定値を順次高くするものである。従って、
最終的には、連続的に操作する様にしてプリンタを停止
させる事もあり得る。
あれば、20秒に1回に設定するものであり、優先割り
込み処理操作が多い場合には、当該優先変更モードスイ
ッチの頻度設定値を順次高くするものである。従って、
最終的には、連続的に操作する様にしてプリンタを停止
させる事もあり得る。
【0042】次いでステップ(4)に於いて監視時間を
初期化して、例えば1分間の様に設定する。その後ステ
ップ(5)に進んで、当該設定された監視時間が経過し
たか否かを判断し、監視時間が経過した場合には、その
間に優先すべき入出力装置(I/0)の動作が終わった
と判断しステップ(1)に戻って当該優先変更モードス
イッチの初期値を再設定する。
初期化して、例えば1分間の様に設定する。その後ステ
ップ(5)に進んで、当該設定された監視時間が経過し
たか否かを判断し、監視時間が経過した場合には、その
間に優先すべき入出力装置(I/0)の動作が終わった
と判断しステップ(1)に戻って当該優先変更モードス
イッチの初期値を再設定する。
【0043】又、ステップ(5)に於いて、NOである
場合には、ステップ(6)に進んで優先すべき入出力装
置(I/0)が動作しているか否かを判断し、YESで
あれば、ステップ(3)に戻って、優先変更モードスイ
ッチの頻度値を増加させるものである。本具体例に於い
ては、 端末装置の割り込みを優先させる場合には、プ
リンタのデータ転送後(CEステータス受信後)一定の
時間、リクエストイン(RQI)シーケンスを開始させ
ず待機させ、標準入出力インタフェースのリクエストイ
ン(RQI)シーケンスの優先順位を利用して優先させ
るべき入出力装置(I/0)の割り込みを優先させるも
のである。
場合には、ステップ(6)に進んで優先すべき入出力装
置(I/0)が動作しているか否かを判断し、YESで
あれば、ステップ(3)に戻って、優先変更モードスイ
ッチの頻度値を増加させるものである。本具体例に於い
ては、 端末装置の割り込みを優先させる場合には、プ
リンタのデータ転送後(CEステータス受信後)一定の
時間、リクエストイン(RQI)シーケンスを開始させ
ず待機させ、標準入出力インタフェースのリクエストイ
ン(RQI)シーケンスの優先順位を利用して優先させ
るべき入出力装置(I/0)の割り込みを優先させるも
のである。
【0044】又、プリンタは、通常、コマンドチェーン
により続いて処理されるものであるが、デバイスエンド
(DEステータス)に次のコマンドの起動が連続しなく
ても良いので、コマンドチェーンで繋がっている当該コ
マンドの起動を待たせ、優先すべき入出力装置(I/
0)のリクエストイン(RQI)信号による割り込み処
理を一定時間待ち、割り込みがあればその割り込みを優
先させて処理するものである。
により続いて処理されるものであるが、デバイスエンド
(DEステータス)に次のコマンドの起動が連続しなく
ても良いので、コマンドチェーンで繋がっている当該コ
マンドの起動を待たせ、優先すべき入出力装置(I/
0)のリクエストイン(RQI)信号による割り込み処
理を一定時間待ち、割り込みがあればその割り込みを優
先させて処理するものである。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る入出力インタフェースに於
ける割込み制御方法は、上記したような技術構成を有し
ているので、互いに遠距離を挟んで設けられているチャ
ネル装置と入出力装置(I/0)との間のデータ処理シ
ステムに於いて、優先順位の高い入出力装置(I/0)
によるデータ処理を任意に且つ容易に割り込み処理しう
る、入出力インタフェースに於ける割込み制御方法を提
供する事が出来る。
ける割込み制御方法は、上記したような技術構成を有し
ているので、互いに遠距離を挟んで設けられているチャ
ネル装置と入出力装置(I/0)との間のデータ処理シ
ステムに於いて、優先順位の高い入出力装置(I/0)
によるデータ処理を任意に且つ容易に割り込み処理しう
る、入出力インタフェースに於ける割込み制御方法を提
供する事が出来る。
【図1】図1は、本発明に係る入出力インタフェースに
於ける割込み制御方法を実施するための一具体例の手順
を示すタイミングチャートである。
於ける割込み制御方法を実施するための一具体例の手順
を示すタイミングチャートである。
【図2】図2は、本発明に係る入出力インタフェースに
於ける割込み制御方法を実施するための他の具体例の手
順を示すタイミングチャートである。
於ける割込み制御方法を実施するための他の具体例の手
順を示すタイミングチャートである。
【図3】図3は、従来のデータ処理システムの構成の一
例を示すブロックダイアグラムである。
例を示すブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、従来のデータ処理システムに於いて中
間装置を用いない具体例の構成の一例を示すブロックダ
イアグラムである。
間装置を用いない具体例の構成の一例を示すブロックダ
イアグラムである。
【図5】図5は、従来のデータ処理システムに於いて中
間装置を用いた場合の具体例の構成の一例を示すブロッ
クダイアグラムである。
間装置を用いた場合の具体例の構成の一例を示すブロッ
クダイアグラムである。
【図6】図6は、本発明に係る入出力インタフェースに
於ける割込み制御方法を実施するための更に他の具体例
の手順を示すタイミングチャートである。
於ける割込み制御方法を実施するための更に他の具体例
の手順を示すタイミングチャートである。
【図7】図7は、本発明に係る入出力インタフェースに
於ける割込み制御方法を実施するための別の具体例の手
順を示すタイミングチャートである。
於ける割込み制御方法を実施するための別の具体例の手
順を示すタイミングチャートである。
【図8】図8は、本発明に係る入出力インタフェースに
於ける割込み制御方法を実施するための更に別の具体例
の構成の一例を示すブロックダイアグラムである。
於ける割込み制御方法を実施するための更に別の具体例
の構成の一例を示すブロックダイアグラムである。
【図9】図9は、図8に示す本発明に係る入出力インタ
フェースに於ける割込み制御方法を実施するための別の
具体例に於ける処理手順を示すフローチャートである。
フェースに於ける割込み制御方法を実施するための別の
具体例に於ける処理手順を示すフローチャートである。
1…チャネル装置 2…入出力装置(I/0) 31、32…第1及び第2の入出力インタフェース 41、42…第1及び第2の中間装置 5…伝送路、高速デジタル回線 6…優先変更モードスイッチ 7…制御手段
Claims (7)
- 【請求項1】 チャネル装置と該チャネル装置側に接続
された第1の入出力インタフェースを介して該チャネル
装置に接続されている第1の中間装置、複数個の入出力
装置と該入出力装置側に接続された第2の入出力インタ
フェースを介して該入出力装置に接続されている第2の
中間装置、とから構成され、該第1と第2の中間装置が
伝送路線を介して互いに接続されている、データの送受
信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれ
に対して優先順位を付与しておき、当該入出力インタフ
ェースが、リクエストイン(RQI)信号に基づいてリ
クエストイン(RQI)シーケンスを実行するに当た
り、当該第2の中間装置から出力される該リクエストイ
ン(RQI)信号に対して、当該第2の中間装置から該
チャネル装置の動きに先行してセレクトアウト(SL
O)信号を出力する際に、該セレクトアウト(SLO)
信号を、該セレクトアウト(SLO)信号が該第1の中
間装置から該第2の中間装置に到着する時刻から、所定
の遅延時間をおいて該第2の中間装置から出力させる様
にする事により、優先順位の高い入出力装置によるデー
タ処理を割り込ませうる時間間隔を形成する様にした事
を特徴とする入出力インタフェースに於ける割込み制御
方法。 - 【請求項2】 チャネル装置と該チャネル装置側に接続
された第1の入出力インタフェースを介して該チャネル
装置に接続されている第1の中間装置、複数個の入出力
装置と該入出力装置側に接続された第2の入出力インタ
フェースを介して該入出力装置に接続されている第2の
中間装置、とから構成され、該第1と第2の中間装置が
伝送路線を介して互いに接続されている、データの送受
信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれ
に対して優先順位を付与しておき、当該入出力インタフ
ェースが、リクエストイン(RQI)信号に基づいてリ
クエストイン(RQI)シーケンスを実行するに当た
り、所定の入出力装置がコマンドチェーンにより連続的
に、所定のデータ処理が繰り返される場合には、当該デ
ータ処理が繰り返される間に於いて、所定の繰り返しサ
イクルに於ける起動コマンドが出力された場合に、該第
2の中間装置は、リトライステータス信号を出力させ
て、当該起動操作を中断させた後、当該繰り返しサイク
ルに於ける起動操作を最初から再度実行させる事によ
り、当該繰り返しサイクル間に優先順位の高い入出力装
置によるデータ処理を割り込ませうる時間間隔を形成す
る様にした事を特徴とする入出力インタフェースに於け
る割込み制御方法。 - 【請求項3】 チャネル装置と該チャネル装置側に接続
された第1の入出力インタフェースを介して該チャネル
装置に接続されている第1の中間装置、複数個の入出力
装置と該入出力装置側に接続された第2の入出力インタ
フェースを介して該入出力装置に接続されている第2の
中間装置、とから構成され、該第1と第2の中間装置が
伝送路線を介して互いに接続されている、データの送受
信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれ
に対して優先順位を付与しておき、当該リクエストイン
(RQI)信号に基づいてリクエストイン(RQI)シ
ーケンスを実行するに当たり、当該第2の中間装置が、
該第2の中間装置と該入出力装置との間で、当該入出力
装置の割り込みステータスを先取りして、当該第2の中
間装置内にバッファリングしておき、必要最小限のステ
ータスを該第1の中間装置に送出させる様に処理する事
により、当該リクエストインシーケンス中に、優先順位
の高い入出力装置によるデータ処理を割り込ませうる時
間間隔を形成する様にした事を特徴とする入出力インタ
フェースに於ける割込み制御方法。 - 【請求項4】 該優先順位の高い入出力装置は、端末装
置である事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
の入出力インタフェースに於ける割込み制御方法。 - 【請求項5】 該優先順位の低い入出力装置は、プリン
タである事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
の入出力インタフェースに於ける割込み制御方法。 - 【請求項6】 当該第2の中間装置内にバッファリング
された、入出力装置に関する複数個の割り込みステータ
スを、割り込み処理時に於いて、当該バッファリングの
順に係わらず、優先順位に従って割り込み処理を実行す
る様に構成されている事を特徴とする請求項3記載の入
出力インタフェースに於ける割込み制御方法。 - 【請求項7】 チャネル装置と該チャネル装置側に接続
された第1の入出力インタフェースを介して該チャネル
装置に接続されている第1の中間装置、複数個の入出力
装置と該入出力装置側に接続された第2の入出力インタ
フェースを介して該入出力装置に接続されている第2の
中間装置、とから構成され、該第1と第2の中間装置が
伝送路線を介して互いに接続されている、データの送受
信システムに於いて、該複数個の入出力装置のそれぞれ
に対して優先順位を付与しておき、当該リクエストイン
(RQI)信号に基づいてリクエストイン(RQI)シ
ーケンスを実行するに当たり、当該第2の中間装置に、
優先変更モード手段を設け、該優先変更モード手段によ
り、前記した請求項1乃至3項の何れか一つに示される
優先割り込み処理が選択されると共に、当該割り込み処
理の実行頻度の設定と当該設定された当該処理頻度の変
更が行われるものである事を特徴とする入出力インタフ
ェースに於ける割込み制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24409494A JPH08106427A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 入出力インタフェースに於ける割込み制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24409494A JPH08106427A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 入出力インタフェースに於ける割込み制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08106427A true JPH08106427A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17113663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24409494A Withdrawn JPH08106427A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 入出力インタフェースに於ける割込み制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08106427A (ja) |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24409494A patent/JPH08106427A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |