JP2003223411A - インターフェース変換システム及びデータ転送方法 - Google Patents

インターフェース変換システム及びデータ転送方法

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JP2003223411A
JP2003223411A JP2002022843A JP2002022843A JP2003223411A JP 2003223411 A JP2003223411 A JP 2003223411A JP 2002022843 A JP2002022843 A JP 2002022843A JP 2002022843 A JP2002022843 A JP 2002022843A JP 2003223411 A JP2003223411 A JP 2003223411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1394インターフェースとSCSIインターフェース
との間でのデータ転送動作のパフォーマンスを向上させ
得るインターフェース変換装置を提供する。 【解決手段】インターフェース変換装置は、1394インタ
ーフェース11,12と、データ変換器14,15,1
6と、SCSIインターフェース13とを備え、1394プロト
コルとSCSIプロトコルとの間のデータ転送時にデータの
変換処理を行う。データ変換器には、1394プロトコルと
SCSIプロトコルとを独立して制御する制御部14,16
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IEEE1394規格の
インターフェースを備えた機器と、SCSI規格のインター
フェースを備えた機器との間でデータ転送を行う場合に
使用されるインターフェース変換装置に関するものであ
る。
【0002】ホスト機器であるIEEE1394規格のインター
フェースを備えた機器と、SCSI規格のインターフェース
を備えた機器とでデータ転送を行う場合、ホスト機器の
指示に基づいて、コマンドを受け渡し、データを送受信
し、ステータスを返すという動作をしていると、データ
転送効率の向上は望めず、エラーが発生した場合の復旧
処理にも時間を要し、システム全体のパフォーマンスが
低下する。データ転送を効率よく行うためには、IEEE13
94機器と、SCSI機器との間のデータ転送を効率よく仲介
するインターフェース変換装置が必要となる。
【0003】
【従来の技術】近年、高速シリアルバスインターフェー
スの規格であるIEEE1394準拠のインターフェースを搭載
した機器が年々増加し始めている。このIEEE1394インタ
ーフェースは、電源が投入された状態で、バスの接続あ
るいは取外しが可能となっている。
【0004】一方、コンピュータと周辺機器を接続する
ための高速インターフェース規格であるSCSIは、これま
でにハードディスクドライブやCD−ROMドライブ・
スキャナー等、数多くのパソコン周辺機器に採用され、
普及が進んでいる。
【0005】IEEE1394インターフェースを有するwindow
s(R)等のOSを搭載したホストPCと、SCSIインタ
ーフェースを備えたデバイスとを接続する場合、異なる
インターフェースを仲介するようなデータ変換を行うイ
ンターフェース変換装置が必要である。
【0006】従来の1394−SCSI間のインターフェース変
換装置は、図16に示すように、データ変換器1と、13
94側のI/Fコントローラー2及びSCSI側のI/Fコン
トローラー3とから構成される。
【0007】そして、I/Fコントローラー2がホスト
PC4に接続され、I/Fコントローラー3がSCSIデバ
イス5に接続される。このようなインターフェース変換
装置では、データの切り貼り程度の簡単なフォーマット
変換により、IEEE1394とSCSIとの異なるインターフェー
ス間でのデータ転送を行っている。
【0008】これは、IEEE1394インターフェース上で利
用されているSBP2と呼ばれるプロトコルが、SCSIプ
ロトコルをベースとして作られているため、転送されて
くるデータのフォーマットが異なっていても、処理手順
やデータの内容に共通性を持っていることによる。
【0009】すなわち、IEEE1394インターフェース及び
SCSIインターフェースでは、図17に示すように、コマ
ンドフェッチ(取り込み)動作(ステップ1)と、コマ
ンドに基づくデータ転送動作(ステップ2)と、データ
転送動作終了後のステータス報告(ステップ3)とを繰
り返す共通の処理手順で動作する。
【0010】具体的には、図20に示すように、1394側
インターフェースでは、IEEE1394インターフェースで動
作するホストPCからのコマンドORB(Operation reque
st Block)の取り込み動作と、そのコマンドに基づくデ
ータ転送動作と、データ転送終了後のステータス報告動
作とを繰り返す。
【0011】また、SCSIインターフェース側では、上記
コマンドORBの取り込み動作に対応するCMDフェーズ
と、データ転送動作に対応するデータIN/OUTフェ
ーズと、ステータス報告動作に対応するステータスフェ
ーズ及びメッセージフェーズとを繰り返す。
【0012】コマンドORBは、命令の指示を行うパケッ
トフォーマットであり、図18に示すように、データの
大きさ、転送速度、ページサイズ、データサイズ等の各
種データ領域と、command block領域に実際の実行コマ
ンドが書き込まれている。
【0013】command blockの内容は、SCSIデバイスに
送られるコマンドと同一である。従って、インターフェ
ース変換装置において、コマンドORBの取り込み動作時
には、データ変換器1でcommand block領域部分を切り
出して、SCSIデバイス側に転送すればよい。
【0014】コマンドORBの取り込み動作に続くデータ
転送動作時には、データ変換器1は実行コマンドに基づ
いてホストPC4から受け取ったデータ、あるいはSCSI
デバイス5から受け取ったデータを加工することなく転
送する。
【0015】ステータス報告動作時には、インターフェ
ース変換装置ではSCSIデバイス側から前記実行コマンド
に対するステータス及びメッセージ報告を受け取ると、
その内容を1394側インターフェースのステータスFIFOフ
ォーマットに反映させて、ホストPC4に転送する。
【0016】具体的には、ステータス及びメッセージ報
告の内容を、図19に示すステータスFIFOフォーマット
のcommand set-dependent領域に反映させて転送する。
また、1394側のホストPC4では、Windows(R)等の
OS上でSPB2プロトコルを制御するドライバが動作
し、その1つのドライバで、接続されるすべてのSPB
2対応IEEE1394デバイスを制御している。
【0017】従って、接続されたSCSIデバイスに対する
コマンドやデータの出力開始タイミングあるいはエラー
処理を開始するタイミングは、ホストPC4の動作状態
によって変動する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなインター
フェース変換装置では、次に示すような問題点がある。 (1)ホストPC4からSCSIデバイス5にコマンドある
いはデータを転送する場合、1394インターフェース側で
は正常に転送しているのに、SCSIインターフェース側で
エラーが発生すると、ホストPC4に対しエラー報告を
する必要がある。 (2)SCSIデバイス5からホストPC4にデータを転送
する場合、SCSIインターフェース側では正常に転送して
いるのに、1394インターフェース側でエラーが発生する
と、ホストPC4に対しエラー報告をする必要がある。 (3)エラーが発生した場合、ホストPC4からの指示
を待って復旧処理を行うため、復旧完了までに時間を要
する。特に、データ転送動作時にエラーが発生すると、
データの転送レートが低下し、システムのパフォーマン
ス低下を招く。 (4)1394インターフェース側若しくはSCSIインターフ
ェース側でエラーが発生した場合、当該コマンドで行っ
たデータ転送を最初からやり直す(リトライ)必要があ
る。 (5)ホストPC4でのコマンドORBの取り込み動作、
そのコマンドに基づくデータ転送動作、及びデータ転送
終了後のステータス報告動作の各動作の開始タイミング
に対し、SCSIデバイスでのCMDフェーズ、データ入出
力フェーズ及びステータスフェーズの開始タイミングの
ずれが大きくなると、SCSIインターフェース側でエラー
が発生していないにも関わらず、ホストPC4がエラー
と認識してしまい、復旧処理が必要となる。
【0019】この発明の目的は、1394インターフェース
とSCSIインターフェースとの間でのデータ転送動作のパ
フォーマンスを向上させ得るインターフェース変換装置
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、イン
ターフェース変換装置は、1394インターフェース11,
12と、データ変換器14,15,16と、SCSIインタ
ーフェース13とを備え、1394プロトコルとSCSIプロト
コルとの間のデータ転送時にデータの変換処理を行う。
前記データ変換器には、前記1394プロトコルとSCSIプロ
トコルとを独立して制御する制御部14,16を備え
た。
【0021】また、前記データ変換器は、前記1394イン
ターフェース11,12とSCSIインターフェース13と
の間でデータを転送するDMAコントローラー15と、
前記1394インターフェース11,12、SCSIインターフ
ェース13及びDMAコントローラー15を制御する中
央処理部14と、前記中央処理部14に接続されたメモ
リー16とから構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、この発明を具体化したイ
ンターフェース変換装置の概要を示す。1394PHY11
は、1394機器と接続するための物理層機能を備え、1394
インターフェースバスを介して1394ホストPC4(ホス
ト機器)に接続される。
【0023】1394PHY11に接続される1394LINK
12は、リンク層機能を備え、1394PHY11が送受信
するデータやパケットに対し、管理及び制御を行う。前
記1394PHY11と1394LINK12とで、1394インタ
ーフェースが構成される。
【0024】SCSIコントローラー13は、SCSIインター
フェースバスを介してターゲットとなるSCSIデバイス5
に接続され、SCSIデバイス5とのデータの送受信を制御
する。
【0025】MPU14は、前記1394LINK12、SC
SIコントローラー13に接続されるとともに、DMA
(Direct Memory Access)コントローラー15及びメモ
リー16に接続される。そして、MPU14はメモリー
16内に格納されているプログラムに基づいて動作し
て、1394LINK12、SCSIコントローラー13、DM
Aコントローラー15及びメモリー16の動作を制御
し、かつ監視する。また、メモリー16は1394LINK
12、MPU14及びSCSIコントローラー13を経由す
るデータを一時的に格納するメモリーとして使用され
る。
【0026】前記DMAコントローラー15は、通常の
データ転送動作時に、MPU14を介することなく、13
94LINK12とSCSIコントローラー13との間のデー
タ転送を行うものである。そして、前記MPU14、D
MAコントローラー15及びメモリー16で制御部が構
成される。
【0027】図2は、インターフェース変換装置におい
て、データ転送動作中に何らかのエラーが発生した場合
のMPU14の動作を示す。データ転送動作中に、MP
U14は1394PHY11、1394LINK12及びSCSIコ
ントローラー13の動作を監視している(ステップ
1)。そして、1394インターフェースでのエラーの発
生、SCSIインターフェースでのエラーの発生あるいは13
94ホストPC4からのリセット要求の発生を検出すると
(ステップ2)、第一の処理部として動作して1394イン
ターフェースのエラー処理(ステップ3)を行い、第二
の処理部としてSCSIインターフェースのエラー処理(ス
テップ4)を行い、あるいは第三の処理部として1394ホ
ストPC4からのリセット要求に対する処理(ステップ
5)を行って、ステップ1に復帰する。 (1394インターフェースでエラーが検出された場合のエ
ラー処理)ステップ3の内容を図3に従って説明する。
1394インターフェースでエラーが検出されると、MPU
14は、ステップ6〜8とステップ9,10とのいずれ
かの処理を選択する。
【0028】ステップ6では、エラーが検出されると、
SCSIターゲットデバイス5へのデータ転送動作を終結さ
せる。次いで、1394ホストPC4にエラー報告を行い
(ステップ7)、1394ホストPC4からの指示を待つ状
態(ステップ8)となってエラー処理を終了する。
【0029】ステップ9では、データ転送動作中にエラ
ーが発生したパケットについて、そのパケットの再送受
信を行い、その再送受信が正常に行われると、続くパケ
ットの通常のデータ転送を再開して(ステップ10)、
エラー処理を終了する。
【0030】ステップ6〜8は、従来のインターフェー
ス変換装置と同様な処理であり、ステップ6〜8とステ
ップ9,10のいずれを選択するかは、エラーの内容に
基づいてMPU14が選択する。 (SCSIインターフェースでエラーが検出された場合のエ
ラー処理)前記ステップ4の内容を図4に従って説明す
る。SCSIインターフェースでエラーが検出されると、M
PU14は、ステップ11〜13とステップ14〜16
とのいずれかの処理を選択する。
【0031】ステップ11では、エラーが検出される
と、SCSIターゲットデバイスへのデータ転送動作を終結
させる。次いで、図19に示すステータスFIFOフォーマ
ットに基づいて1394ホストPC4にエラー報告を行い
(ステップ12)、1394ホストPC4からの指示を待つ
状態(ステップ13)となってエラー処理を終了する。
【0032】ステップ14では、エラーが検出される
と、ステップ11と同様に、SCSIターゲットデバイス5
へのデータ転送動作を終結させる。次いで、ステップ1
4で中止したコマンドをSCSIターゲットデバイス5に再
発行するか、若しくはデータ転送中止以降の領域に対す
るコマンドを発行する(ステップ15)。
【0033】そして、ステップ15で発行したコマンド
に合わせて、データの転送動作を再開して(ステップ1
6)、エラー処理を終了する。ステップ11〜13は、
従来のインターフェース変換装置と同様な処理であり、
ステップ11〜13とステップ14〜16のいずれを選
択するかは、エラーの内容に基づいてMPU14が選択
する。 (1394ホストPC4からリセット要求が入力された場合
の処理)前記ステップ5の内容を図5に従って説明す
る。1394ホストPC4からリセット要求が入力される
と、MPU14はステップ17〜19の処理動作と、ス
テップ20,21の処理動作のいずれかを選択して行
う。いずれを選択するかは、1394ホストPC4からの要
求内容(Management ORBの内容)に基づいて決定され
る。
【0034】Management ORBの内容が、Abort Task、Ab
ort Task Set、Logical Unit Reset、Target Reset、Lo
goutのいずれかである場合には、MPU14はステップ
17〜19の処理動作を行う。
【0035】すなわち、Management ORBの入力に基づい
て、SCSIデバイス5とのデータ転送動作を終了し(ステ
ップ17)、そのManagement ORBに対する応答パケット
を1394ホストPC4に出力する(ステップ18)。次い
で、1394ホストPC4からの次の指示を待つ状態となる
(ステップ19)。
【0036】一方、1394ホストPC4から入力されるMa
nagement ORBの内容が、上記以外の内容であれば、MP
U14はそのManagement ORBに対する応答パケットを13
94ホストPC4に出力し(ステップ20)、データ転送
を再開する(ステップ21)。 (SCSIターゲットデバイス5に対するのデータ転送終結
処理)図6は、前記ステップ6,11,17におけるデ
ータ転送終結処理の処理内容を示す。SCSIターゲットデ
バイス5に対するのデータ転送終結処理は、エラーの内
容あるいは1394ホストPC4からのリセット要求の内容
に基づいて、ステップ22,23と、ステップ24〜2
6と、ステップ27〜29とのいずれかがMPU14に
より選択される。
【0037】ステップ22では、当該SCSIデバイス5に
対しリセット処理を行い、そのSCSIデバイス5をバスフ
リーフェーズとして(ステップ23)、データ転送終結
処理を終了する。この動作は従来のインターフェース変
換装置と同様である。
【0038】ステップ24では、データ転送終結処理の
開始とともに、ダミーデータによるデータ転送動作(Pa
dding転送)を開始し、当該コマンドに対応するデータ
転送動作を完了させる。
【0039】次いで、ステップ24の動作に基づいて、
メッセージINフェーズでCommandComplete応答を確認
し、ステータスINフェーズでGood応答を確認して、デ
ータ転送が終了したことを確認し(ステップ25)、さ
らにSCSIデバイス5がバスフリー状態となったことを確
認して(ステップ26)、データ転送終結処理を終了す
る。
【0040】ステップ27では、ATN信号をアサート
し、ダミーデータによるデータ転送動作(Padding転
送)を開始し、当該コマンドに対応するデータ転送動作
を完了させる。
【0041】次いで、ステップ27の動作に基づいて、
SCSIデバイス5がメッセージOUTフェーズに移行する
と、SCSIデバイス5に対しAbort信号を出力する(ステ
ップ28)。
【0042】そして、さらにSCSIデバイス5がバスフリ
ー状態となったことを確認して(ステップ29)、デー
タ転送終結処理を終了する。 (1394ホストPC4からコマンドを受信した場合の処理
内容)図7は、インターフェース変換装置が1394ホスト
PC4からコマンドを受信した場合のMPU14の第四
の処理部としての動作を示す。
【0043】すなわち、インターフェース変換装置が13
94ホストPC4からコマンドを受信すると、MPU14
は受信したCommand ORBパケットが、どのようなコマン
ドか、あるいは転送データ量がどのくらいであるかの解
析を行う(ステップ30)。
【0044】次いで、MPU14はステップ31,32
若しくはステップ33のいずれかの処理を行う。ステッ
プ31では、受信したコマンドを分割して1つのコマン
ドあたりの転送データ量を少なくしたり、あるいは1つ
のコマンドあたりの転送データ量を少なくするための代
替コマンドを生成する等の処理を行う。
【0045】次いで、ステップ32ではステップ31で
生成されたコマンドをSCSIデバイス5に順次発行して、
データ転送動作に移行する。ステップ33では、ステッ
プ30で解析したコマンドを加工することなく、そのま
まSCSIデバイス5に発行する。
【0046】ステップ30に続いて、ステップ31,3
2とステップ33のいずれを実行するかは、受信したコ
マンドの内容と、SCSIデバイス5や1394ホストPC4の
性能に応じて選択される。 (SCSIデバイス5にコマンドを発行する場合の処理内
容)図8は、インターフェース変換装置からSCSIデバイ
ス5にコマンドを発行してデータ転送動作を開始する場
合のMPU14の第五の処理部としての動作を示す。
【0047】この処理動作は、ステップ34,35と、
ステップ36〜38のいずれかが選択される。ステップ
34で、SCSIデバイス5へのコマンド発行に続いて、SC
SIデバイス5のデータフェーズへの移行を検出すると、
ステップ35で1394ホストPC4に転送データを要求
し、データ転送動作を開始する。
【0048】ステップ36では、SCSIデバイス5へのコ
マンド発行に続いて、1394ホストPC4に直ちに転送デ
ータを要求する。次いで、1394ホストPC4から転送さ
れるデータをメモリー16に一時格納する(ステップ3
7)。
【0049】そして、SCSIデバイス5がデータフェーズ
に移行すると、メモリー16に格納されたデータからSC
SIデバイス5に順次転送して(ステップ38)、データ転
送動作を行う。
【0050】ステップ34,35と、ステップ36〜3
8のいずれを選択するかは、SCSIデバイス5の性能に応
じてMPU14により決定される。次に、上記のように
構成されたインターフェース変換装置の動作を説明す
る。
【0051】図9は、図3に示すステップ9,10にお
いて、1394ホストPC4からSCSIデバイス5へデータ転
送を行う場合のエラー処理動作を示す。データ転送時に
は、インターフェース変換装置から1394ホストPC4へ
の読み出し要求信号(Read Request)に基づいて、パケ
ット毎に1394ホストPC4からインターフェース変換装
置内のDMAコントローラー15を介してデータOUT
フェーズであるSCSIデバイス5にデータが転送される。
【0052】そして、1394ホストPC4からインターフ
ェース変換装置に転送されたデータにエラーが検出され
ると、MPU14はエラーを含むパケットを破棄し、13
94ホストPC4に再度同一データの読み出し要求信号を
出力し、再送されたデータが正常であれば、当該データ
をSCSIデバイス5に転送する。この後は、通常のデータ
転送動作に復帰する。
【0053】図10は、図3に示すステップ9,10に
おいて、SCSIデバイス5から1394ホストPC4へデータ
転送を行う場合のエラー処理動作を示す。データは、デ
ータINフェーズであるSCSIデバイス5からインターフ
ェース変換装置に転送され、インターフェース変換装置
からホストPCに書き込み要求信号(Write Request)
が出力されて、データが1394ホストPC4に転送され
る。このとき、転送データはDMAコントローラー15
を介して転送される。
【0054】そして、データが1394ホストPC4に正常
に転送されると、1394ホストPC4からインターフェー
ス変換装置に書き込み応答信号(Write Response)が入
力され、このような動作が繰り返される。DMAコント
ローラー15では、書き込み応答信号が入力されるま
で、前転送データを保持している。
【0055】インターフェース変換装置から1394ホスト
PC4にデータを転送する際、1394インターフェースで
エラーが発生すると、MPU14はエラーが発生したパ
ケットと同一のデータをDMAコントローラー15から
読み出し、再度1394ホストPC4に対し転送動作を行
う。
【0056】このとき、SCSIデバイス5からインターフ
ェース変換装置へのデータ転送動作を中断しない。そし
て、1394ホストPC4へのデータの再送に成功すれば、
続くデータの転送動作を引き続いて行う。
【0057】図11は、図4に示すステップ14〜16
において、1394ホストPC4からSCSIデバイス5へデー
タ転送を行う場合のエラー処理動作を示す。データ転送
時には、インターフェース変換装置から1394ホストPC
4への読み出し要求信号(Read Request)に基づいて、
パケット毎に1394ホストPC4からインターフェース変
換装置内のDMAコントローラー15を介してデータO
UTフェーズであるSCSIデバイス5にデータが転送され
る。
【0058】そして、SCSIインターフェースでデータに
エラーが検出されると、MPU14は1394ホストPC4
へのエラー報告を行うことなく、データの転送動作を中
止し、当該転送動作の実行コマンドを再度SCSIデバイス
5に発行する。
【0059】そして、MPU14は1394ホストPC4へ
読み出し要求信号を出力し、当該コマンドによるSCSIデ
バイス5への転送動作を最初からやり直す。図12は、
図4に示すステップ14〜16において、SCSIデバイス
5から1394ホストPC4へデータ転送を行う場合のエラ
ー処理動作を示す。データは、データINフェーズであ
るSCSIデバイス5からインターフェース変換装置に転送
され、インターフェース変換装置からホストPCに書き
込み要求信号(Write Request)が出力されて、データ
が1394ホストPC4に転送される。
【0060】そして、データが1394ホストPC4に正常
に転送されると、1394ホストPC4からインターフェー
ス変換装置に書き込み応答信号(Write Response)が出
力され、このような動作が繰り返される。
【0061】SCSIデバイス5から1394ホストPC4にデ
ータを転送する際、SCSIインターフェースでエラーが発
生すると、MPU14は1394ホストPC4へエラー報告
することなく、図6に示すステップ27〜29にしたが
って動作し、SCSIデバイス5に対しATN信号をアサート
する。
【0062】そして、SCSIデバイス5から当該実行コマ
ンドに対応する残りのデータの空読み出し(Padding転
送)を行って、SCSIデバイス5をメッセージOUTフェ
ーズに移行させる。
【0063】SCSIデバイス5のメッセージOUTフェー
ズへの移行に基づいて、MPU14はSCSIデバイス5に
Abortメッセージを出力して実行中のコマンドを中止さ
せ、SCSIデバイス5をバスフリーフェーズに移行させ
る。
【0064】SCSIデバイス5がバスフリーフェーズに移
行すると、MPU14はエラー発生時の実行コマンドを
再度SCSIデバイス5に発行し、SCSIデバイス5から1394
ホストPCへのデータ転送を再開する。
【0065】図13は、図5に示すステップ17〜19
において、1394ホストPC4からLogical Unit Resetの
Management ORBが発行された場合の処理動作を示す。13
94ホストPC4からSCSIデバイス5にデータを転送中
に、1394ホストPC4からLogical Unit ResetのManage
ment ORBのフェッチ要求(Write Request)が出力され
ると、MPU14はその要求に応答し(Write Respons
e)、次いでManagement ORBのフェッチ動作(Read Requ
est,Read Response)を行う。
【0066】次いで、SCSIデバイス5をリセットするこ
となく、図6に示すステップ27〜29に示すように、
SCSIデバイス5にATN信号をアサートし、SCSIデバイス
5に空書き込み(Padding転送)を行い、メッセージO
UTフェーズに移行後、Abort信号を出力してバスフリ
ーフェーズに移行させる。そして、通常の処理に復帰す
る。
【0067】図14は、図7に示すステップ30〜32
において、SCSIデバイス5から1394ホストPC4にデー
タ転送を行う場合を示す。1394ホストPC4からComman
d ORBを受け取り、そのコマンドの内容が例えばRead10
コマンドで転送量が10MByteである場合、MPU14
はそのコマンドの変換を行い、例えばRead10コマンドで
転送量が1Mbyteの10個のコマンドに分割する。
【0068】そして、分割したコマンドをSCSIデバイス
5に順次発行して、データ転送動作を繰り返す。従っ
て、転送量の大きいコマンドは、転送量の小さい複数の
コマンドに分割されて実行される。
【0069】図15は、図8に示すステップ36〜38
において、1394ホストPC4からSCSIデバイス5にデー
タ転送を行う場合を示す。1394ホストPC4からComman
d ORBを受け取り、そのコマンドをSCSIデバイス5に発
行した後、SCSIデバイス5がコマンドフェーズからデー
タOUTフェーズに移行するまでの間、インターフェー
ス変換装置では1394ホストPC4から読み出したデータ
をメモリー16に格納する。
【0070】そして、SCSIデバイス5がデータOUTフ
ェーズに移行した後、まずメモリー16に格納されてい
るデータをSCSIデバイス5に転送し、次いで通常の転送
動作に移行する。
【0071】このような動作により、SCSIデバイス5の
コマンドフェーズからデータOUTフェーズへの移行が
遅い場合にも、1394ホストPC4がSCSIデバイス5の処
理動作をエラーと判定することなく、1394ホストPC4
からのデータ読み出し動作を遅滞なく行うことができ
る。
【0072】上記のように構成されたインターフェース
変換装置では、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)図9に示すように、1394ホストPC4からSCSIデ
バイス5にデータを転送する場合、1394インターフェー
スでエラーが発生しても、1394ホストPC4にエラー報
告することなく、エラーが発生したデータと同じデータ
を再送することにより、SCSIデバイス5へのデータ転送
を継続することができる。従って、コマンドを最初から
やり直す必要がないので、データ転送効率を向上させる
ことができる。 (2)図10に示すように、SCSIデバイス5から1394ホ
ストPC4にデータを転送する場合、1394インターフェ
ースでエラーが発生しても、1394ホストPC4にエラー
報告することなく、エラーが発生したデータと同じデー
タをDMAコントローラー15から読み出して再送する
ことにより、SCSIデバイス5から1394ホストPC4への
データ転送を継続することができる。従って、1394ホス
トPC4の指示を待つことなくデータ転送を継続するこ
とができるので、データ転送効率を向上させることがで
きる。 (3)図11に示すように、1394ホストPC4からSCSI
デバイス5にデータを転送する場合、SCSIインターフェ
ースでエラーが発生しても、1394ホストPC4にエラー
報告することなく、SCSIデバイス5にコマンドを再発行
することにより、1394ホストPC4からSCSIデバイス5
へのデータ転送を最初からやり直すことができる。従っ
て、1394ホストPC4にエラー報告し、1394ホストPC
4の指示を待って転送動作をやり直す従来の処理動作に
比較して、転送効率を向上させることができる。 (4)図12に示すように、SCSIデバイス5から1394ホ
ストPC4にデータを転送する場合、SCSIインターフェ
ースでエラーが発生しても、1394ホストPC4にエラー
報告することなく、SCSIデバイス5に対し空読み出しを
行ってバスフリーフェーズとし、次いでSCSIデバイス5
にコマンドを再発行することにより、SCSIデバイス5か
ら1394ホストPC4へのデータ転送を最初からやり直す
ことができる。従って、1394ホストPC4にエラー報告
し、1394ホストPC4の指示を待って転送動作をやり直
す従来の処理動作に比較して、転送効率を向上させるこ
とができる。 (5)図13に示すように、データ転送中にSCSIデバイ
ス5のリセット要求が入力されても、SCSIデバイス5を
リセットすることなく、通常動作に復帰させることがで
きる。従って、SCSIデバイス5を通常動作へ速やかに復
帰させて、データ転送効率を向上させることができる。 (6)図14に示すように、データ転送量の大きいコマ
ンドを、データ転送量の小さい複数のコマンドに分割し
て実行することができる。従って、データ転送時におけ
るエラーの発生により、コマンドを再実行する場合、重
複して転送するデータ量を少なくして、データ転送効率
を向上させることができる。 (7)図15に示すように、SCSIデバイス5においてコ
マンドフェーズからデータOUTフェーズへの移行が遅
く、1394ホストPC4からのデータの読み出し開始動作
に対し、SCSIデバイス5へのデータ転送動作の開始が遅
れる場合にも、1394ホストPC4から読み出されたデー
タを一旦メモリー16に格納することで、1394ホストP
C4によりSCSIデバイス5がエラーであると判定される
ことを回避することができる。従って、エラーの発生を
防止して、データ転送効率を向上させることができる。 (8)エラーが発生した場合、1394ホストPC4からの
指示を待つことなく、エラー回復処理を行うことができ
るので、データ転送効率を向上させることができる。 (9)1394ホストPC4とSCSIデバイス5との異なるイ
ンターフェースプロトコルを個別に制御することができ
るので、1394ホストPC4とSCSIデバイス5との性能の
違いによる問題を吸収することができる。 (10)1394インターフェースあるいはSCSIインターフ
ェースでエラーが発生した場合、コマンドの再実行を必
要最低限として、データ転送効率を向上させることがで
きる。 (11)1394インターフェースで発生したエラーをSCSI
インターフェースに伝えることなく、エラー回復処理を
行うことができる。また、SCSIインターフェースで発生
したエラーを1394インターフェースに伝えることなくエ
ラー回復処理を行うことができる。 (12)通常のデータ転送動作時には、MPU14の処
理動作を介することなく、DMAコントローラー15を
介してデータ転送を行うことができるので、データ転送
速度を向上させることができる。
【0073】上記各実施の形態は、次に示すように変更
することもできる。・インターフェース変換装置に複数
のSCSIデバイス5を接続し、1394ホストPC4とターゲ
ットとして選択されたSCSIデバイスとの間でデータ転送
動作を行うようにしてもよい。 (付記1)1394インターフェースと、データ変換器と、
SCSIインターフェースとを備え、1394プロトコルとSCSI
プロトコルとの間のデータ転送時にデータの変換処理を
行うインターフェース変換装置であって、前記データ変
換器には、前記1394プロトコルとSCSIプロトコルとを独
立して制御する制御部を備えたことを特徴とするインタ
ーフェース変換システム。 (付記2)前記データ変換器は、前記1394インターフェ
ースとSCSIインターフェースとの間でデータを転送する
DMAコントローラーと、前記1394インターフェース、
SCSIインターフェース及びDMAコントローラーを制御
する中央処理部とを備えることを特徴とする付記1記載
のインターフェース変換システム。(2) (付記3)前記中央処理部にメモリーを接続したことを
特徴とする付記2記載のインターフェース変換システ
ム。 (付記4)前記中央処理部は、前記1394インターフェー
スでのデータエラー発生時に、前記1394プロトコルで動
作するホスト機器にエラー報告することなく、データの
再転送を行う第一の処理部を備えたことを特徴とする付
記2記載のインターフェース変換システム。 (付記5) 前記中央処理部は、前記SCSIインターフェ
ースでのデータエラー発生時に、前記1394プロトコルで
動作するホスト機器にエラー報告することなく、データ
の再転送を行う第二の処理部を備えたことを特徴とする
付記2乃至4の少なくともいずれかに記載のインターフ
ェース変換システム。 (付記6)前記中央処理部は、前記ホスト機器からのリ
セット要求発生時に、前記SCSIプロトコルで動作するSC
SIデバイスをリセットすることなくバスフリーフェーズ
とする第三の処理部を備えた特徴とする付記2乃至5の
少なくともいずれかに記載のインターフェース変換シス
テム。 (付記7)前記中央処理部は、前記1394プロトコルで動
作するホスト機器から出力されるコマンドを分割して、
前記SCSIプロトコルで動作するSCSIデバイスに発行する
第四の処理部を備えたことを特徴とする付記2乃至6の
いずれかに記載のインターフェース変換システム。 (付記8)前記中央処理部は、前記1394プロトコルで動
作するホスト機器から出力されるコマンドを前記SCSIデ
バイスに転送し、前記コマンドに基づいて前記ホスト機
器から転送されるデータを前記メモリーに格納し、前記
SCSIデバイスがデータフェーズに移行した後に、前記メ
モリーに格納されたデータから順次SCSIデバイスに転送
する第五の処理部を備えたことを特徴とする付記2乃至
7のいずれかに記載のインターフェース変換システム。 (付記9)1394ホスト機器とSCSIデバイスとの間のデー
タ転送時に、1394インターフェース若しくはSCSIインタ
ーフェースでデータエラーが発生したとき、1394ホスト
機器にエラー報告することなく、またはSCSIデバイスの
動作をリセットすることなくデータの再転送を行うこと
を特徴とするデータ転送方法。 (付記10)1394ホスト機器とSCSIデバイスとの間のデ
ータ転送時に、1394ホスト機器からのリセット要求が発
行されたとき、SCSIデバイスをリセットすることなくバ
スフリーフェーズとすることを特徴とするデータ転送方
法。 (付記11)1394ホスト機器とSCSIデバイスとの間のデ
ータ転送時に、1394ホスト機器からコマンドが発行され
たとき、当該コマンドを複数のコマンドに分割してSCSI
デバイスに発行することを特徴とするデータ転送方法。 (付記12) 1394ホスト機器からSCSIデバイスへのデ
ータ転送時に、1394ホスト機器からSCSIデバイスにコマ
ンドが発行されたとき、SCSIデバイスがデータフェーズ
に移行するまでの間、1394ホスト機器から読み出される
データをメモリーに格納し、SCSIデバイスがデータフェ
ーズに移行した後は、メモリーに格納されたデータから
順次SCSIデバイスに転送することを特徴とするデータ転
送方法。 (付記13)1394ホスト機器からSCSIデバイスへのデー
タ転送時に、1394インターフェースでデータエラーが発
生したとき、エラーを含むパケットを破棄し、1394ホス
ト機器から再度同一データを読み出してSCSIデバイスに
転送することを特徴とするデータ転送方法。 (付記14)SCSIデバイスから1394ホスト機器へのデー
タ転送時に、1394インターフェースでデータエラーが発
生したとき、エラーが発生したパケットと同一データを
再度1394ホスト機器に転送して、データ転送を継続する
ことを特徴とするデータ転送方法。 (付記15)1394ホスト機器からSCSIデバイスへのデー
タ転送時に、SCSIインターフェースでエラーが発生した
とき、1394ホスト機器にエラー報告することなく、当該
転送動作の実行コマンドを再度SCSIデバイスに発行し
て、当該コマンドのデータ転送をはじめからやり直すこ
とを特徴とするデータ転送方法。 (付記16)SCSIデバイスから1394ホスト機器へのデー
タ転送時に、SCSIインターフェースでエラーが発生した
とき、SCSIデバイスにATN信号をアサートし、SCSIデバ
イスから当該コマンドで転送するデータの空読み出しを
行ってSCSIデバイスをメッセージOUTフェーズに移行
させ、次いでAbort信号をSCSIデバイスに入力してバス
フリーフェーズとし、エラー発生時の実行コマンドを再
度SCSIデバイスに発行して、当該コマンドのデータ転送
をはじめからやり直すことを特徴とするデータ転送方
法。 (付記17)1394ホスト機器からSCSIデバイスへのデー
タ転送時に、1394ホスト機器からのリセット要求が発行
されたとき、SCSIデバイスにATN信号をアサートし、SCS
Iデバイスから当該コマンドで転送するデータの空書き
込みを行ってSCSIデバイスをメッセージOUTフェーズ
に移行させ、次いでAbort信号をSCSIデバイスに入力し
てバスフリーフェーズとして、SCSIデバイスをリセット
することなく、通常処理に復帰させることを特徴とする
データ転送方法。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は1394イ
ンターフェースとSCSIインターフェースとの間でのデー
タ転送動作のパフォーマンスを向上させ得るインターフ
ェース変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態のインターフェース変換装置を
示すブロック図である。
【図2】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図3】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図4】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図5】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図6】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図7】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図8】 インターフェース変換装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図9】 インターフェース変換装置の動作を示す説明
図である。
【図10】 インターフェース変換装置の動作を示す説
明図である。
【図11】 インターフェース変換装置の動作を示す説
明図である。
【図12】 インターフェース変換装置の動作を示す説
明図である。
【図13】 インターフェース変換装置の動作を示す説
明図である。
【図14】 インターフェース変換装置の動作を示す説
明図である。
【図15】 インターフェース変換装置の動作を示す説
明図である。
【図16】 従来のインターフェース変換装置を示す概
要図である。
【図17】 従来のインターフェース変換装置のデータ
転送動作を示す説明図である。
【図18】 コマンドORBを示す説明図である。
【図19】 ステータスブロックを示す説明図である。
【図20】 1394インターフェースとSCSIインターフェ
ースの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
11 1394インターフェース(1394PHY) 12 1394インターフェース(1394LINK) 13 SCSIインターフェース(SCSIコントローラ
ー) 14 データ変換器、制御部(MPU) 15 データ変換器(DMAコントローラー) 16 データ変換器、制御部(メモリー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B061 AA00 AA04 FF04 GG01 QQ06 5B077 NN02 5B083 BB03 CD06 EE11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1394インターフェースと、データ変換器
    と、SCSIインターフェースとを備え、1394プロトコルと
    SCSIプロトコルとの間のデータ転送時にデータの変換処
    理を行うインターフェース変換装置であって、 前記データ変換器には、前記1394プロトコルとSCSIプロ
    トコルとを独立して制御する制御部を備えたことを特徴
    とするインターフェース変換システム。
  2. 【請求項2】 前記データ変換器は、 前記1394インターフェースとSCSIインターフェースとの
    間でデータを転送するDMAコントローラーと、 前記1394インターフェース、SCSIインターフェース及び
    DMAコントローラーを制御する中央処理部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のインターフェース変換
    システム。
  3. 【請求項3】 前記中央処理部は、 前記1394インターフェースでのデータエラー発生時に、
    前記1394プロトコルで動作するホスト機器にエラー報告
    することなく、データの再転送を行う第一の処理部を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のインターフェース
    変換システム。
  4. 【請求項4】 前記中央処理部は、 前記SCSIインターフェースでのデータエラー発生時に、
    前記1394プロトコルで動作するホスト機器にエラー報告
    することなく、データの再転送を行う第二の処理部を備
    えたことを特徴とする請求項2または3記載のインター
    フェース変換システム。
  5. 【請求項5】 前記中央処理部は、 前記ホスト機器からのリセット要求発生時に、前記SCSI
    プロトコルで動作するSCSIデバイスをリセットすること
    なくバスフリーフェーズとする第三の処理部を備えた特
    徴とする請求項2乃至4の少なくともいずれかに記載の
    インターフェース変換システム。
  6. 【請求項6】 前記中央処理部は、 前記1394プロトコルで動作するホスト機器から出力され
    るコマンドを分割して、前記SCSIプロトコルで動作する
    SCSIデバイスに発行する第四の処理部を備えたことを特
    徴とする請求項2乃至5の少なくともいずれかに記載の
    インターフェース変換システム。
  7. 【請求項7】 1394ホスト機器とSCSIデバイスとの間の
    データ転送時に、1394インターフェース若しくはSCSIイ
    ンターフェースでデータエラーが発生したとき、1394ホ
    スト機器にエラー報告することなく、またはSCSIデバイ
    スの動作をリセットすることなくデータの再転送を行う
    ことを特徴とするデータ転送方法。
  8. 【請求項8】 1394ホスト機器とSCSIデバイスとの間の
    データ転送時に、1394ホスト機器からのリセット要求が
    発行されたとき、SCSIデバイスをリセットすることなく
    バスフリーフェーズとすることを特徴とするデータ転送
    方法。
  9. 【請求項9】 1394ホスト機器とSCSIデバイスとの間の
    データ転送時に、1394ホスト機器からコマンドが発行さ
    れたとき、当該コマンドを複数のコマンドに分割してSC
    SIデバイスに発行することを特徴とするデータ転送方
    法。
  10. 【請求項10】 1394ホスト機器からSCSIデバイスへの
    データ転送時に、1394ホスト機器からSCSIデバイスにコ
    マンドが発行されたとき、SCSIデバイスがデータフェー
    ズに移行するまでの間、1394ホスト機器から読み出され
    るデータをメモリーに格納し、SCSIデバイスがデータフ
    ェーズに移行した後は、メモリーに格納されたデータか
    ら順次SCSIデバイスに転送することを特徴とするデータ
    転送方法。
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