JP3408442B2 - データ転送装置 - Google Patents
データ転送装置Info
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/382—Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
- G06F13/385—Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of a particular data processing system to different peripheral devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Information Transfer Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は、データ転送装置
に関し、特に、パーソナルコンピュータシステムにおけ
るWindowsなどのOS環境において、IEEE1394（Institute
of Electricaland Electronics Engineers, In
c.、Std.１３９４−１９９５IEEE Standardfor a Hi
gh Performance Serial Bus）インターフェースを持
つコンピュータにSCSI（ssmall computer system in
terface;パーソナルコンピュータやワークステーション
に使う入出力インタフェース）を持つ周辺機器を接続す
るためのデータ転送装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、例えば、ディジタルのビデオカセ
ットレコーダ（DCR）をパーソナルコンピュータに接続
する技術が、特開平10-254811号公報（「電子機器制御
装置および方法」）に開示されている。 【０００３】図８に示すように、この公報によれば、ビ
デオカセットレコーダー(DCR）を制御する場合のコマン
ドをIEEE1394バス１１０を介して、1394通信部３１０に
出力する。システムコントローラ５４０は、LINK５２０
を介して、このIEEE1394のインターフェースに基づくコ
マンドを、IDE（integrated device electronics;IBM
/PCAT互換機とハードディスク装置（HDD）を接続するた
めのWestern Digital社による規格)インターフェース
に基づくコマンドに変換し、IDEコントローラ７１０に
出力する。IDEコントローラ７１０は、LINK５２０とFIF
O（first-infirst-out； 先入れ先出しのバッファ）メ
モリ６１０を介して入力されたデータを、IDEインター
フェースに基づくコマンドに変換して、IDEインターフ
ェース１２０を介して、HDD４００に供給する。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術では、装置が大規模になる。その理由は、IEEE1394
インターフェース接続AV機器制御には、AV機器専用のAV
/CコマンドとしてEEE1394で定義されており、また、IDE
インターフェース記録機器を制御するには、IEEE1394で
定義されているAV/Cコマンドとは全く違うATAPIコマン
ドで接続する必要があるため、コマンド変換手段として
各種のキー、スイッチなど用い、IEEE1394で定義されて
いるAV/CコマンドにないATAPI（AT Attachment Packe
t Interface； パーソナルコンピュータに内蔵するCD
-ROM装置等のための標準インタフェース）コマンドを生
成構成する入力部が必要となるからである。 【０００５】そこで、本発明は、SCSIインターフェース
を持ったパーソナルコンピュータ周辺機器をIEEE1394イ
ンターフェースに接続するデータ転送装置において、SC
SIインターフェースで制限になっていたトポロジ制限や
ターミネーションを不要とし、更にSCSIインターフェー
スを持ったパーソナルコンピュータ周辺機器をIEEE1394
インターフェースの特徴であるHOT PlugIN/OUTで接続
操作できるようにすることを課題としている。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、第１のインターフェースを備えたコンピ
ュータと第２のインターフェースを備えた周辺機器とを
接続するデータ転送装置であって、前記接続装置は、前
記コンピュータに接続する第１のコネクタと、前記周辺
機器に接続する第２のコネクタと、前記第１のインター
フェースと前記第２のインターフェースとの間でデータ
交換を行うインターフェース変換ロジック部と、前記イ
ンターフェースロジック部と前記第１のコネクタとを接
続するケーブルとを備える。 【０００７】上述したデータ転送装置は、具体的には、
コンピュータへの第1のインターフェースを行う物理層
機能部と、前記物理層機能部に接続されたリンク層機能
部と、パケットを一時的に保持するマネージメント保持
機能部と、パケット制御を指示するマネージメント仲介
機能部と、前記パケット中の制御データを保持するデー
タ保持機能部と、第2のインターフェースにおける制御
へ変換するインターフェース実行機能部とを備えたデー
タ転送装置であって、前記マネージメント保持機能部
は、パケットヘッダーを解析して、オペレーションリク
エストブロック(ORB）を前記マネージメント仲介機能部
に送り、前記マネージメント仲介機能部は、前記ORBの
ヘッダーに基いてデータ保持機能部及びインターフェー
ス実行機能部を制御し、前記データ保持機能部は、前記
ORBのコマンドブロックを保持するとともに、前記イン
ターフェース実行機能部に送る。 【０００８】ここで、上述したパケットのヘッダーは、
第1のインターフェース上のヘッダーであり、前記パケ
ットのコマンドブロックは、前記第2のインターフェー
ス上のコマンドブロックである。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。 【００１０】図１は本発明のデータ転送装置のブロック
図である。図1に示すように、本発明のデータ転送装置
においては、IEEE1394ホストシステムが入っているパー
ソナルコンピュータ４２とSCSIインターフェースを持つ
パーソナルコンピュータ周辺機器４０が、IEEE1394接続
装置４１で接続される。 【００１１】図２は、IEEE1394接続装置４１のブロック
図である。図2に示すように、IEEE1394接続装置４１に
おいては、パーソナルコンピュータ４２側に接続する13
94コネクタ５３と、SCSIインターフェースを持つパーソ
ナルコンピュータ周辺機器４０側に接続するSCSIコネク
タ５０と、IEEE1394-SCSI変換ロジック５１と1394コネ
クタ５３をつなぐケーブル５２からなる。 【００１２】図３は、IEEE1394-SCSI変換ロジック５１
のブロック図である。図3に示すように、IEEE1394-SCSI
変換ロジック５１は、パーソナルコンピュータ４２側に
接続するIEEE1394インターフェース部である物理層機能
１と、IEEE1394リンク層機能２と、IEEE1394パケット制
御を行うために、一時パケットを保持するマネージメン
ト保持機能３と、制御を指示するマネージメント仲介機
能４と、IEEE1394パケット中の制御データを保持するた
めのデータ保持機能５と、SCSIインターフェース制御へ
変換するSCSI実行機能６からなる。 【００１３】図３に示すように、IEEE1394インターフェ
ース部である物理層機能１とリンク層機能２を通し、マ
ネージメント保持機能３で1394バス上のパケットヘッダ
ーを解析し、ターゲットとして本SCSIインターフェース
を持つパーソナルコンピュータ周辺機器４０へのパケッ
トであると認識されると、ORB(オペレーションリクエス
トブロック)を、次のマネージメント仲介機能４に送
る。 【００１４】マネージメント仲介機能４は、ORBのヘッ
ダーの内容に基いて、データ保持機能５及びSCSI実行機
能６を制御する。 【００１５】データ保持機能５は、ORBのコマンドブロ
ックを保持する。保持されたコマンドは、SCSI実行機能
６に送る。 【００１６】SCSI実行機能６は、受け取ったコマンドを
SCSIインターフェースに合わせてデータをSCSIバスに流
す。 【００１７】図４は、IEEE1394-SCSI変換ロジック５１
の動作を説明するためのブロック図である。パーソナル
コンピュータ４２のIEEE1394ホストコントローラからタ
ーゲットとなるSCSIインターフェースを持つパーソナル
コンピュータ周辺機器４０との間におこなわれる通信パ
ケットにおいて、IEEE1394接続装置４１は、IEEE1394パ
ケット３０にある1394ヘッダーを、IEEE1394接続装置４
１のコントローラが解析し、ターゲットであるSCSIイン
ターフェースを持つパーソナルコンピュータ周辺機器４
０に対する命令か否かを判断する。 【００１８】次に、ターゲットが合っていると判断され
ると、IEEE1394接続装置４１のコントローラは、ヘッダ
ーの次にくる1394コマンドを解析し、SCSIコマンドに変
換する。変換されたSCSIコマンド３１は、SCSIインター
フェースを介してターゲット４０に転送される。 【００１９】図5は、パーソナルコンピュータ４２にお
けるWindows OSの1394アーキテクチャを説明するため
のブロック図である。図５には、1394インターフェース
につながる記録システムであるハードディスク、CD、DV
Dなどを制御する際のOSのアーキテクチャが示されてい
る。 【００２０】IEEE1394を通してSCSIインターフェースを
持つパーソナルコンピュータ周辺機器、たとえば、ハー
ドディスクを動作させるには、最上位のWin32APIから、
OS共通管理システムであるファイルシステム、ハードデ
ィスクに対する命令など生成するDiskクラス、1394バス
にシリアルとしてデータを流すためのSBP−２（serial
bus protocol;SCSIのコマンドをIEEE1394上にマッ
ピングする仕様）、1394バス制御するための1394バスク
ラス、最後に、1394ポートドライバー経由で1394インタ
ーフェースに合わせたシリアルデータを生成し、データ
を流す。 【００２１】ここでの特徴は、ハードディスク、CD、DV
Dなどの各機器に対する命令を生成するDiskクラスと、C
D/DVDクラスと、それらをまとめるSBP-2が、SCSIコマン
ドブロックで生成されるところにある。 【００２２】図6は、IEEE1394インターフェース上のSCS
IコマンドブロックORBのパケットを説明するための図で
ある。このパケットのnext#ORBからdata#sizeまでは、1
394インターフェース上のコマンドORBの1394ヘッダー部
分になる。data#size 以下がCDB(SCSIコマンドブロッ
ク)であり、ここに1byte単位のSCSIインターフェースコ
マンドそのものが入る。 【００２３】図7は、SCSIインターフェース上のコマン
ドを説明するための表である。図７には、SCSIインター
フェースの12byteコマンドパケット例が示されている。
図６のCDB[0]が図７の0byte目のoperationコードにな
る。同じようにCDB[1]が1byte目Reservedと続く。 【００２４】パーソナルコンピュータシステム特にWind
owsなどのOS環境において、IEEE1394インターフェース
システムにハードディスク、CD、DVDなどファイルシス
テムを接続する場合、IEEE1394インターフェース上のパ
ケットにはSCSIインターフェースコマンドがつかわれて
いる。従って、IEEE1394インターフェースを有するパー
ソナルコンピュータと既に実在するIEEE1394とは異なる
SCSIインターフェースを持つパーソナルコンピュータ周
辺機器と接続する場合、IEEE1394インターフェース上に
流れるパケットがSCSIインターフェース上のコマンドそ
のものが使用されているため、本発明のデータ変換シス
テムが簡単に生成できることがわかる。 【００２５】 【発明の効果】以上説明した本発明によれば、IEEE1394
インターフェースにSCSIインターフェースを持ったパー
ソナルコンピュータ周辺機器を接続することから、SCSI
インターフェースで制限になっていたトポロジ制限、タ
ーミネーションが不要となる。 【００２６】又、本発明によれば、SCSIインターフェー
スを持ったパーソナルコンピュータ周辺機器をIEEE1394
インターフェースの特徴であるHOT PlugIN/OUTで接続
操作できる。 【００２７】又、本発明によれば、本発明IEEE1394接続
装置が、一般的な導線のインターフェースケーブルのた
め、手軽である。特に携帯用パーソナルコンピュータと
SCSIインターフェースを持ったパーソナルコンピュータ
周辺機器との接続に適用できる。
に関し、特に、パーソナルコンピュータシステムにおけ
るWindowsなどのOS環境において、IEEE1394（Institute
of Electricaland Electronics Engineers, In
c.、Std.１３９４−１９９５IEEE Standardfor a Hi
gh Performance Serial Bus）インターフェースを持
つコンピュータにSCSI（ssmall computer system in
terface;パーソナルコンピュータやワークステーション
に使う入出力インタフェース）を持つ周辺機器を接続す
るためのデータ転送装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、例えば、ディジタルのビデオカセ
ットレコーダ（DCR）をパーソナルコンピュータに接続
する技術が、特開平10-254811号公報（「電子機器制御
装置および方法」）に開示されている。 【０００３】図８に示すように、この公報によれば、ビ
デオカセットレコーダー(DCR）を制御する場合のコマン
ドをIEEE1394バス１１０を介して、1394通信部３１０に
出力する。システムコントローラ５４０は、LINK５２０
を介して、このIEEE1394のインターフェースに基づくコ
マンドを、IDE（integrated device electronics;IBM
/PCAT互換機とハードディスク装置（HDD）を接続するた
めのWestern Digital社による規格)インターフェース
に基づくコマンドに変換し、IDEコントローラ７１０に
出力する。IDEコントローラ７１０は、LINK５２０とFIF
O（first-infirst-out； 先入れ先出しのバッファ）メ
モリ６１０を介して入力されたデータを、IDEインター
フェースに基づくコマンドに変換して、IDEインターフ
ェース１２０を介して、HDD４００に供給する。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術では、装置が大規模になる。その理由は、IEEE1394
インターフェース接続AV機器制御には、AV機器専用のAV
/CコマンドとしてEEE1394で定義されており、また、IDE
インターフェース記録機器を制御するには、IEEE1394で
定義されているAV/Cコマンドとは全く違うATAPIコマン
ドで接続する必要があるため、コマンド変換手段として
各種のキー、スイッチなど用い、IEEE1394で定義されて
いるAV/CコマンドにないATAPI（AT Attachment Packe
t Interface； パーソナルコンピュータに内蔵するCD
-ROM装置等のための標準インタフェース）コマンドを生
成構成する入力部が必要となるからである。 【０００５】そこで、本発明は、SCSIインターフェース
を持ったパーソナルコンピュータ周辺機器をIEEE1394イ
ンターフェースに接続するデータ転送装置において、SC
SIインターフェースで制限になっていたトポロジ制限や
ターミネーションを不要とし、更にSCSIインターフェー
スを持ったパーソナルコンピュータ周辺機器をIEEE1394
インターフェースの特徴であるHOT PlugIN/OUTで接続
操作できるようにすることを課題としている。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、第１のインターフェースを備えたコンピ
ュータと第２のインターフェースを備えた周辺機器とを
接続するデータ転送装置であって、前記接続装置は、前
記コンピュータに接続する第１のコネクタと、前記周辺
機器に接続する第２のコネクタと、前記第１のインター
フェースと前記第２のインターフェースとの間でデータ
交換を行うインターフェース変換ロジック部と、前記イ
ンターフェースロジック部と前記第１のコネクタとを接
続するケーブルとを備える。 【０００７】上述したデータ転送装置は、具体的には、
コンピュータへの第1のインターフェースを行う物理層
機能部と、前記物理層機能部に接続されたリンク層機能
部と、パケットを一時的に保持するマネージメント保持
機能部と、パケット制御を指示するマネージメント仲介
機能部と、前記パケット中の制御データを保持するデー
タ保持機能部と、第2のインターフェースにおける制御
へ変換するインターフェース実行機能部とを備えたデー
タ転送装置であって、前記マネージメント保持機能部
は、パケットヘッダーを解析して、オペレーションリク
エストブロック(ORB）を前記マネージメント仲介機能部
に送り、前記マネージメント仲介機能部は、前記ORBの
ヘッダーに基いてデータ保持機能部及びインターフェー
ス実行機能部を制御し、前記データ保持機能部は、前記
ORBのコマンドブロックを保持するとともに、前記イン
ターフェース実行機能部に送る。 【０００８】ここで、上述したパケットのヘッダーは、
第1のインターフェース上のヘッダーであり、前記パケ
ットのコマンドブロックは、前記第2のインターフェー
ス上のコマンドブロックである。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。 【００１０】図１は本発明のデータ転送装置のブロック
図である。図1に示すように、本発明のデータ転送装置
においては、IEEE1394ホストシステムが入っているパー
ソナルコンピュータ４２とSCSIインターフェースを持つ
パーソナルコンピュータ周辺機器４０が、IEEE1394接続
装置４１で接続される。 【００１１】図２は、IEEE1394接続装置４１のブロック
図である。図2に示すように、IEEE1394接続装置４１に
おいては、パーソナルコンピュータ４２側に接続する13
94コネクタ５３と、SCSIインターフェースを持つパーソ
ナルコンピュータ周辺機器４０側に接続するSCSIコネク
タ５０と、IEEE1394-SCSI変換ロジック５１と1394コネ
クタ５３をつなぐケーブル５２からなる。 【００１２】図３は、IEEE1394-SCSI変換ロジック５１
のブロック図である。図3に示すように、IEEE1394-SCSI
変換ロジック５１は、パーソナルコンピュータ４２側に
接続するIEEE1394インターフェース部である物理層機能
１と、IEEE1394リンク層機能２と、IEEE1394パケット制
御を行うために、一時パケットを保持するマネージメン
ト保持機能３と、制御を指示するマネージメント仲介機
能４と、IEEE1394パケット中の制御データを保持するた
めのデータ保持機能５と、SCSIインターフェース制御へ
変換するSCSI実行機能６からなる。 【００１３】図３に示すように、IEEE1394インターフェ
ース部である物理層機能１とリンク層機能２を通し、マ
ネージメント保持機能３で1394バス上のパケットヘッダ
ーを解析し、ターゲットとして本SCSIインターフェース
を持つパーソナルコンピュータ周辺機器４０へのパケッ
トであると認識されると、ORB(オペレーションリクエス
トブロック)を、次のマネージメント仲介機能４に送
る。 【００１４】マネージメント仲介機能４は、ORBのヘッ
ダーの内容に基いて、データ保持機能５及びSCSI実行機
能６を制御する。 【００１５】データ保持機能５は、ORBのコマンドブロ
ックを保持する。保持されたコマンドは、SCSI実行機能
６に送る。 【００１６】SCSI実行機能６は、受け取ったコマンドを
SCSIインターフェースに合わせてデータをSCSIバスに流
す。 【００１７】図４は、IEEE1394-SCSI変換ロジック５１
の動作を説明するためのブロック図である。パーソナル
コンピュータ４２のIEEE1394ホストコントローラからタ
ーゲットとなるSCSIインターフェースを持つパーソナル
コンピュータ周辺機器４０との間におこなわれる通信パ
ケットにおいて、IEEE1394接続装置４１は、IEEE1394パ
ケット３０にある1394ヘッダーを、IEEE1394接続装置４
１のコントローラが解析し、ターゲットであるSCSIイン
ターフェースを持つパーソナルコンピュータ周辺機器４
０に対する命令か否かを判断する。 【００１８】次に、ターゲットが合っていると判断され
ると、IEEE1394接続装置４１のコントローラは、ヘッダ
ーの次にくる1394コマンドを解析し、SCSIコマンドに変
換する。変換されたSCSIコマンド３１は、SCSIインター
フェースを介してターゲット４０に転送される。 【００１９】図5は、パーソナルコンピュータ４２にお
けるWindows OSの1394アーキテクチャを説明するため
のブロック図である。図５には、1394インターフェース
につながる記録システムであるハードディスク、CD、DV
Dなどを制御する際のOSのアーキテクチャが示されてい
る。 【００２０】IEEE1394を通してSCSIインターフェースを
持つパーソナルコンピュータ周辺機器、たとえば、ハー
ドディスクを動作させるには、最上位のWin32APIから、
OS共通管理システムであるファイルシステム、ハードデ
ィスクに対する命令など生成するDiskクラス、1394バス
にシリアルとしてデータを流すためのSBP−２（serial
bus protocol;SCSIのコマンドをIEEE1394上にマッ
ピングする仕様）、1394バス制御するための1394バスク
ラス、最後に、1394ポートドライバー経由で1394インタ
ーフェースに合わせたシリアルデータを生成し、データ
を流す。 【００２１】ここでの特徴は、ハードディスク、CD、DV
Dなどの各機器に対する命令を生成するDiskクラスと、C
D/DVDクラスと、それらをまとめるSBP-2が、SCSIコマン
ドブロックで生成されるところにある。 【００２２】図6は、IEEE1394インターフェース上のSCS
IコマンドブロックORBのパケットを説明するための図で
ある。このパケットのnext#ORBからdata#sizeまでは、1
394インターフェース上のコマンドORBの1394ヘッダー部
分になる。data#size 以下がCDB(SCSIコマンドブロッ
ク)であり、ここに1byte単位のSCSIインターフェースコ
マンドそのものが入る。 【００２３】図7は、SCSIインターフェース上のコマン
ドを説明するための表である。図７には、SCSIインター
フェースの12byteコマンドパケット例が示されている。
図６のCDB[0]が図７の0byte目のoperationコードにな
る。同じようにCDB[1]が1byte目Reservedと続く。 【００２４】パーソナルコンピュータシステム特にWind
owsなどのOS環境において、IEEE1394インターフェース
システムにハードディスク、CD、DVDなどファイルシス
テムを接続する場合、IEEE1394インターフェース上のパ
ケットにはSCSIインターフェースコマンドがつかわれて
いる。従って、IEEE1394インターフェースを有するパー
ソナルコンピュータと既に実在するIEEE1394とは異なる
SCSIインターフェースを持つパーソナルコンピュータ周
辺機器と接続する場合、IEEE1394インターフェース上に
流れるパケットがSCSIインターフェース上のコマンドそ
のものが使用されているため、本発明のデータ変換シス
テムが簡単に生成できることがわかる。 【００２５】 【発明の効果】以上説明した本発明によれば、IEEE1394
インターフェースにSCSIインターフェースを持ったパー
ソナルコンピュータ周辺機器を接続することから、SCSI
インターフェースで制限になっていたトポロジ制限、タ
ーミネーションが不要となる。 【００２６】又、本発明によれば、SCSIインターフェー
スを持ったパーソナルコンピュータ周辺機器をIEEE1394
インターフェースの特徴であるHOT PlugIN/OUTで接続
操作できる。 【００２７】又、本発明によれば、本発明IEEE1394接続
装置が、一般的な導線のインターフェースケーブルのた
め、手軽である。特に携帯用パーソナルコンピュータと
SCSIインターフェースを持ったパーソナルコンピュータ
周辺機器との接続に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデータ転送装置のブロック図
【図２】IEEE1394接続装置のブロック図
【図３】IEEE1394-SCSI変換ロジックのブロック図
【図４】IEEE1394-SCSI変換ロジックの動作を説明する
ためのブロック図 【図５】パーソナルコンピュータのWindowsOSの1394ア
ーキテクチャ図 【図６】IEEE1394インターフェース上のSCSIコマンドブ
ロックORB図 【図７】SCSIインターフェース上のコマンド図 【図８】従来の電子機器制御装置および方法 【符号の説明】 １ 物理層機能 ２ IEEE1394リンク層機能 ３ マネージメント保持機能 ４マネージメント仲介機能 ５ データ保持機能 ６ SCSI実行機能 ３０ IEEE1394パケット ３１ SCSIコマンド ４０ SCSIインタフェースを有する周辺機器 ４１ 本発明のIEEE1394接続装置 ４２ IEEE1394ホストシステムを有するパーソナルコン
ピュータ ５０ SCSIコネクタ ５１ IEEE1394-SCSI変換ロジック ５２ ケーブル ５３ IEEE1394コネクタ
ためのブロック図 【図５】パーソナルコンピュータのWindowsOSの1394ア
ーキテクチャ図 【図６】IEEE1394インターフェース上のSCSIコマンドブ
ロックORB図 【図７】SCSIインターフェース上のコマンド図 【図８】従来の電子機器制御装置および方法 【符号の説明】 １ 物理層機能 ２ IEEE1394リンク層機能 ３ マネージメント保持機能 ４マネージメント仲介機能 ５ データ保持機能 ６ SCSI実行機能 ３０ IEEE1394パケット ３１ SCSIコマンド ４０ SCSIインタフェースを有する周辺機器 ４１ 本発明のIEEE1394接続装置 ４２ IEEE1394ホストシステムを有するパーソナルコン
ピュータ ５０ SCSIコネクタ ５１ IEEE1394-SCSI変換ロジック ５２ ケーブル ５３ IEEE1394コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 12/00
H04L 29/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ＩＥＥＥ１３９４インターフェースを備
えたコンピュータとＳＣＳＩインターフェースを備えた
周辺機器とを接続するデータ転送装置であって、前記デ
ータ転送装置は： 前記コンピュータに接続する第１のコネクタと、前記周
辺機器に接続する第２のコネクタと； 前記ＩＥＥＥ１３９４インターフェースと前記ＳＣＳＩ
インターフェースの間でデータ交換を行うインターフェ
ース変換ロジック部と； 前記インターフェース変換ロジック部と前記第１のコネ
クタとを接続するケーブルとからなり、前記インターフ
ェース変換ロジック部は、 コンピュータへの前記ＩＥＥＥ１３９４インターフェー
スを行う物理層機能部と； 前記物理層機能部に接続されたリンク層機能部と； パケットを一時的に保持するマネージメント保持機能部
と； パケット制御を指示するマネージメント仲介機能部と； 前記パケット中の制御データを保持するデータ保持機能
部と；前記 ＳＣＳＩインターフェースにおける制御へ変換する
インターフェース実行機能部とを備え、 前記マネージメント保持機能部は、パケットヘッダーを
解析して、オペレーションリクエストブロック（ＯＲ
Ｂ）を前記マネージメント仲介機能部に送り、前記マネ
ージメント仲介機能部は、前記オペレーションリクエス
トブロックのヘッダーに基いてデータ保持機能部及びイ
ンターフェース実行機能部を制御し、前記データ保持機
能部は、前記オペレーションリクエストブロックのコマ
ンドブロックを保持するとともに、前記インターフェー
ス実行機能部に送り、前記パケットのヘッダーは、前記
ＩＥＥＥ１３９４インターフェース上のヘッダーであ
り、前記パケットのコマンドブロックは、前記ＳＣＳＩ
インターフェース上の１ｂｙｔｅ単位のコマンドブロッ
クそのものであることを特徴とするデータ転送装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36760698A JP3408442B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | データ転送装置 |
| US09/471,229 US6553440B1 (en) | 1998-12-24 | 1999-12-23 | Data transfer equipment for connecting a SCSI interface to an IEEE 1394 interface |
Applications Claiming Priority (1)
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