JP7032631B2 - 送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置 - Google Patents

送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7032631B2
JP7032631B2 JP2017131296A JP2017131296A JP7032631B2 JP 7032631 B2 JP7032631 B2 JP 7032631B2 JP 2017131296 A JP2017131296 A JP 2017131296A JP 2017131296 A JP2017131296 A JP 2017131296A JP 7032631 B2 JP7032631 B2 JP 7032631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
commands
side extension
host
extension device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017131296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019016056A (ja
Inventor
征典 長沼
茂樹 関根
晶太郎 中山
理 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2017131296A priority Critical patent/JP7032631B2/ja
Priority to US16/017,443 priority patent/US10474617B2/en
Publication of JP2019016056A publication Critical patent/JP2019016056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7032631B2 publication Critical patent/JP7032631B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/0003Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/34Network arrangements or protocols for supporting network services or applications involving the movement of software or configuration parameters 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/326Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the transport layer [OSI layer 4]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

本発明は、送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置に関する。
サーバ等のホスト(情報処理装置)とI/O装置(入出力装置)は、電気ケーブルを使用するBMC(Block Multiplexer Channel)接続では100m程度、光ファイバーケーブルを使用するOCLINK(Optical Channel LINK)接続では数km以内の距離に設置する必要がある。それに対して、延長装置を用いてホスト(情報処理装置)とI/O装置(入出力装置)との間の通信路を延長することで、遠距離拠点間での運用を可能にするシステムがある(例えば、特許文献1~3参照)。
図18は、延長装置を用いて通信路を延長したシステムの例を示す図である。図18に示すシステムにおいて、ホスト(情報処理装置)1801とI/O装置(入出力装置)1802との間にチャネル延長装置1803、1804がそれぞれ配置され、チャネル延長装置1803、1804は、広域イーサネット(登録商標)等のネットワーク1805を介してそれぞれ接続される。ホスト1801とホスト側チャネル延長装置1803、及びI/O装置1802とI/O側チャネル延長装置1804は、距離制限があるBMC接続やOCLINK接続で接続されるが、チャネル延長装置1803、1804間を距離制限のない広域イーサネット等のネットワーク1805で接続することで遠距離拠点間での運用を可能にしている。
ホスト側チャネル延長装置1803は、ホスト1801に対し擬似のI/O装置として動作し、I/O側チャネル延長装置1804は、I/O装置1802に対し擬似のホストとして動作する。例えば、ホスト側チャネル延長装置1803は、I/O装置1802に対するホスト1801からのコマンドに対してホスト1801に擬似応答し、ホスト1801からのコマンド群をI/O側チャネル延長装置1804に転送する。I/O側チャネル延長装置1804は、ホスト側チャネル延長装置1803から転送されたコマンド群をI/O装置1804に発行し、I/O装置1804での実行後、I/O装置1804からの最終ステータスを、ホスト側チャネル延長装置1803を介してホスト1801に報告する。このようにして回線往復回数を削減し、回線遅延による性能低下を回避している。
特開平3-189752号公報 特開昭63-291151号公報 特開平10-91567号公報
図18に示したシステムにおいて、複数のコマンドを一括転送して処理する場合、ホスト1801とI/O装置1802が延長装置1803、1804及びネットワーク1805で通信を分断されることで、コマンド処理のタイミングの同期が取れない。そのため、例えば、異常発生時のリカバリ処理については、ホスト1801で動作するソフトウェア及び延長装置1803、1804で連携して異常解析を行って異常箇所を特定し、リカバリ処理を行っている。1つの側面では、本発明の目的は、ネットワークを介して接続される延長装置をホスト(情報処理装置)とI/O装置(入出力装置)との間に配置したシステムにて、コマンド処理のタイミングの同期が取れるようにすることにある。
送受信システムの一態様は、情報処理装置に接続する送信装置と入出力装置に接続する受信装置とがネットワークを介して接続される。送信装置は、入出力装置に対して発行する情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する情報処理装置への擬似応答を行う応答部と、受信装置に転送するコマンドの取得について入出力装置の種別及びコマンドの種別の少なくとも一方に応じたプリフェッチ制御を行い、情報処理装置への擬似応答なしで情報処理装置から複数のコマンドを取得し受信装置に一括転送する転送部とを有する。受信装置は、送信装置から転送されたコマンドを入出力装置に発行する制御部と、送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドのすべてのコマンドの処理が完了したときに処理完了を送信装置に通知する通知部とを有する。
発明の一態様においては、情報処理装置に接続する送信装置と入出力装置に接続する受信装置とがネットワークを介して接続される送受信システムにて、コマンド処理のタイミングの同期を取ることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態における送受信システムの構成例を示す図である。 図2は、本実施形態における送受信システムの動作例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態における送受信システムの動作シーケンスの例を示す図である。 図4は、初期起動擬似応答処理の例を示すフローチャートである。 図5は、初期起動擬似応答処理の処理シーケンスの例を示す図である。 図6は、コマンドのプリフェッチ制御を説明する図である。 図7は、プリフェッチ制御決定処理の例を示すフローチャートである。 図8は、プリフェッチ制御処理の例を示すフローチャートである。 図9は、プリフェッチ制御処理の例を示すフローチャートである。 図10は、プリフェッチ制御処理の例を示すフローチャートである。 図11は、WRITEプリフェッチ処理の例を示すフローチャートである。 図12は、コマンド種別混在時のプリフェッチ制御を説明する図である。 図13は、READプリフェッチ処理の例を示すフローチャートである。 図14は、READプリフェッチ処理の処理シーケンスの例を示す図である。 図15は、代行センス制御処理の例を示すフローチャートである。 図16は、代行センス制御処理の処理シーケンスの例を示す図である。 図17は、本実施形態における送受信システムの動作例を示す図である。 図18は、ホストとI/O装置との間に延長装置を配置したシステムを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態における送受信システムは、サーバ等のホスト(情報処理装置)をホスト側延長装置に接続し、I/O装置(入出力装置)をI/O側延長装置に接続し、ホスト側延長装置とI/O側延長装置とを広域イーサネット等のネットワークで接続したリモートチャネル方式のシステムである。そして、ホスト(情報処理装置)とI/O装置(入出力装置)が延長装置及びネットワークで通信を分断されることによるコマンド処理のタイミングの違いを吸収するため、延長装置にコマンド同期のための処理を組み込み、ホスト上で動作するソフトウェアに依存せず、正常な通信、及びリカバリ処理を行えるようにする。
ホスト上で動作するソフトウェアとI/O装置との間でコマンド同期をとるために、ソフトウェアが要求するコマンドとデータの保全、ユーザのデータの保証、及びリカバリ処理の一般化を行う。以下の条件<1>、<2>、<3>を満たすようにすることで実現可能である。
<1>ソフトウェアには初期コマンド応答に対する制限時間があるため、ソフトウェアのコマンド初期起動に対して応答監視タイマ期間内に応答を返して、応答タイムアウトを防止する。
<2>ソフトウェアとI/O装置とのコマンド処理の正当性を保証し、かつ、ソフトウェアとI/O装置との間で異常時の異常発生箇所の同期を保証するため、ソフトウェアから受信したコマンド群を、擬似応答(代理応答)せずにそのままI/O装置に伝える。
<3>ソフトウェアとI/O装置との間に延長装置を挿入することでユーザデータのデータ化けが発生することはあってはならないため、ソフトウェアからのライトデータ、I/O装置からのリードデータを保証する。
これらの条件を満たすために本実施形態における送受信システムでは、以下の機能を実装する。
・初期起動擬似応答機能(条件<1>)
ソフトウェアのコマンド初期起動の応答監視タイマ期間内に応答を返すため、初期起動擬似応答機能により、ソフトウェアからのコマンド初期起動に対して、ホスト側延長装置がソフトウェアに擬似的に応答を返すことで応答監視タイマの制限時間内に応答する。
・一括データ転送機能(条件<2>)
ホスト側延長装置とI/O側延長装置との間の通信に一括データ転送機能を実装することで応答待ちを減らしホスト側とI/O側のコマンド処理の同期通信を実現する。ホスト側延長装置が、ソフトウェアからの複数のコマンドをプリフェッチし、各々のコマンドに係るソフトウェアに対する擬似応答を行わずにI/O側延長装置に一括転送する。一括データ転送機能は、例えば、FC(Fibre Channel)-SB(Single Byte)-2規格に準拠した通信の高速転送機能(プリフェッチ機能)を利用することで実現可能である。
・データ化け防止機能(条件<3>)
データ化け防止機能を実装して、一括データ転送機能により転送したコマンド群に応じた処理でのデータ保全性を担保する。
図1は、本実施形態における送受信システムの構成例を示す図である。本実施形態における送受信システムは、サーバ等のホスト10がホスト側延長装置20に接続され、I/O装置40がI/O側延長装置に接続される。また、ホスト側延長装置20とI/O側延長装置30とが広域イーサネット等のネットワーク50を介して接続される。
情報処理装置としてのホスト10は、メモリユニット(MSU)11及び入出力制御部(IOP)12を有する。なお、図1においては図示していないが、ホスト10は、ソフトウェアを実行するCPU(Central Processing Unit)等の他の機能部も有している。MSU11には、ホスト10上で動作するソフトウェアからのI/O装置40の入出力操作等を指示するCCW(channel command word)コマンド13が格納される。IOP12は、ホスト10上で動作するソフトウェアとホスト側延長装置20との間でコマンドやデータ等の入出力を制御する。
送信装置としてのホスト側延長装置(送信側チャネル延長装置)20は、対OS制御部21及びネットワーク制御部22を有する。対OS制御部21は、擬似応答制御部23及びプリフェッチ制御部24を有し、ホスト10上で動作するソフトウェアに対しての処理を制御する。擬似応答制御部23は応答部の一例であり、プリフェッチ制御部24は転送部の一例である。
擬似応答制御部23は、ソフトウェアからのコマンドに対する擬似応答を制御する。擬似応答制御部23は、例えば一括データ転送機能によりコマンド群の転送を行う際に、ソフトウェアの応答タイムアウトを防止するため、ソフトウェアのコマンド初期起動に対する応答をソフトウェアに返す。擬似応答制御部23は、ソフトウェアのコマンド初期起動の応答監視タイマ期間内に、コマンド初期起動に対する応答を返す。
プリフェッチ制御部24は、一括データ転送機能によるコマンド群の一括転送を制御する。プリフェッチ制御部24は、MSU11から複数のコマンドをプリフェッチし、コマンド毎の擬似応答を行わずに、プリフェッチしたコマンド群を一括転送する。プリフェッチ制御部24は、例えば、FC-SB-2規格に準拠した通信の高速転送機能(プリフェッチ機能)を利用してコマンド群の一括転送を行う。また、プリフェッチ制御部24は、一括データ転送機能により転送したコマンド群に応じたリード処理におけるリードデータ化け防止機能に係る処理を行う。
ネットワーク制御部22は、本実施形態における一括データ転送制御を含む制御ロジックをTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のフレームに乗せて制御するため、ネットワーク50におけるTCPのセッション管理等のネットワーク通信を制御する。ネットワーク制御部22は、ネットワーク制御処理部25を有する。ネットワーク制御処理部25は、一括データ転送機能を実現するためのホスト側延長装置20とI/O側延長装置30との間の通信プロトコルをTCPセッション上でやり取りするための制御を行う。
受信装置としてのI/O側延長装置(受信側チャネル延長装置)30は、ネットワーク制御部31、擬似対OS制御部32、及びI/O通信制御部33を有する。擬似対OS制御部32は通知部の一例であり、I/O通信制御部33は制御部の一例である。ネットワーク制御部31は、ネットワーク制御部22と同様に、ネットワーク50におけるネットワーク通信を制御する。ネットワーク制御部31は、ネットワーク制御処理部34を有する。ネットワーク制御処理部34は、ネットワーク制御処理部25と同様に、一括データ転送機能を実現するためのホスト側延長装置20とI/O側延長装置30との間の通信プロトコルをTCPセッション上でやり取りするための制御を行う。
擬似対OS制御部32は、I/O側延長装置30において一括データ転送制御に係る動作を行う。また、擬似対OS制御部32は、擬似的な対OS制御部として動作し、ホスト側延長装置20からネットワーク50を介して受信したコマンド群をI/O通信制御部33に転送する。I/O通信制御部33は、I/O装置40との通信を行い、擬似対OS制御部32から転送されたコマンドをI/O装置40に発行したり、I/O装置40から得られるステータスを擬似対OS制御部32に通知したりする。
また、本実施形態においては、ホスト10のIOP12とホスト側延長装置20の対OS制御部21との間にキュー(CHSQ、CHRQ)51、52が設けられ、ホスト側延長装置20の対OS制御部21とネットワーク制御部22との間にキュー(TXQC、RXQC)53、54が設けられる。また、I/O側延長装置30のネットワーク制御部31と擬似対OS制御部32との間にキュー(TXQS、RXQS)56、57が設けられる。このようにキュー51~56を設けることで、各機能部間のコンテキストを切り離し、互いに非同期に動作させることで全体制御を効率化することができる。なお、キュー51、53、55が、IOP12側からI/O装置40側への送信方向に設けられるキューであり、キュー52、54、56が、I/O装置40側からIOP12側への受信方向に設けられるキューである。
図2は、本実施形態における送受信システムの動作例を示すフローチャートである。図2には、一括データ転送機能によりコマンド群を転送して処理を行う場合のホスト側延長装置20及びI/O側延長装置30の動作を示している。まず、ステップS201にて、ホスト側延長装置20は、IOP12からコマンド群を受信するまで待機する。IOP12からコマンド群を受信すると、次のステップS202にて、ホスト側延長装置20は、受信したコマンド群の内の最初のコマンドのみをI/O側延長装置30へ送信する。続いて、ステップS203にて、ホスト側延長装置20は、最初のコマンドに対する応答(擬似応答)をIOP12に返す。この応答(擬似応答)によりホスト10上で動作するソフトウェアは、応答監視タイマをクリアし、I/O側延長装置30からのコマンド再開依頼待ちとなる。
ステップS202においてホスト側延長装置20から送信された最初のコマンドをI/O側延長装置30が受信すると(S204)、ステップS205にて、I/O側延長装置30は、受信した最初のコマンドをI/O装置40へ発行する。最初のコマンドに対するI/O装置40からの応答をI/O側延長装置30が受けると、ステップS206にて、I/O側延長装置30は、最初のコマンドに対する応答をホスト側延長装置20へ送信する。
ステップS206においてI/O側延長装置30から送信された最初のコマンドの応答をホスト側延長装置20が受信すると(S207)、ステップS208にて、ホスト側延長装置20は、IOP12を経由してソフトウェアに対してコマンド再開依頼を送信する。次に、ステップS209にて、ホスト側延長装置20は、プリフェッチ動作を行いIOP12からコマンド群を受信したか否かを判断する。
そして、コマンド群を受信していないとホスト側延長装置20が判断した場合、ステップS210へ進み、ホスト側延長装置20はエラー通知を行う。一方、コマンド群を受信したとホスト側延長装置20が判断した場合、ステップS211へ進み、ホスト側延長装置20は一括データ転送を実行し、IOP12から受信したコマンド群を一括データ転送機能によりI/O側延長装置30へ送信する。
ホスト側延長装置20から送信された二番目以降のコマンドをI/O側延長装置30が受信すると(S212)、ステップS213にて、I/O側延長装置30は、受信したコマンド群をI/O装置40へ順次発行する。ステップS213において発行したコマンド群に対するI/O装置40からの応答をI/O側延長装置30が受けると、ステップS214にて、I/O側延長装置30は、全コマンド群の処理の完了をホスト側延長装置20へ送信する。
次に、ステップS215にて、ホスト側延長装置20は、I/O側延長装置30からのコマンド完了(処理完了)を受信したか否かを判断する。その結果、一括データ転送機能によりコマンド群をI/O側延長装置30へ送信してから所定の時間が経過するまでI/O側延長装置30からのコマンド完了を受信していないとホスト側延長装置20が判断した場合、ステップS217へ進み、ホスト側延長装置20はエラー通知を行う。
一方、一括データ転送機能によりコマンド群をI/O側延長装置30へ送信してから所定の時間が経過する前にI/O側延長装置30からのコマンド完了を受信したとホスト側延長装置20が判断した場合、ステップS216にて、ホスト側延長装置20は、リードデータにデータ化けがないか判断する。なお、ステップS216の処理は、コマンド群に応じた処理がリード処理である場合に実行し、リード処理以外である場合には処理を行わずに動作を終了する。
ステップS216での判断の結果、リードデータにデータ化けがあるとホスト側延長装置20が判断した場合、ステップS217へ進み、ホスト側延長装置20はエラー通知を行う。一方、リードデータにデータ化けがないとホスト側延長装置20が判断した場合には動作を終了する。
図3は、本実施形態における送受信システムの動作シーケンスの例を示す図である。図3には、一括データ転送機能によりコマンド群を転送して処理を行う場合の動作シーケンスを示している。ホスト上で動作するソフトウェアからIOSにコマンド群が送られ(301)、IOSによりMSU/IOPにコマンド群を含むデータが準備された(302)後、起動が指示される(303)。ここで、IOSは、ホスト上で動作するソフトウェアとI/O装置に対しCCW制御するソフトウェアである。また、コマンド群は、例えばI/O装置に対するライト操作であれば、最初のコマンド及び複数のライトコマンド(例えばn回のライト処理であればn個のライトコマンド)である。
起動の指示を受けると、MSU/IOPは、コマンド群をホスト側延長装置へ送信する(コマンド起動)(304)。ホスト側延長装置は、コマンド群の内の最初のコマンドをI/O側延長装置へ送信し(305)、I/O側延長装置は、受信した最初のコマンドをI/O装置へ発行する(306)。また、ホスト側延長装置は、最初のコマンドをI/O側延長装置へ送信した後、MSU/IOPを経由してソフトウェアへ応答(BSY応答)を返す(307、308)。この応答によりソフトウェアは、応答監視タイマをクリアする。
I/O側延長装置は、最初のコマンドに対する応答をI/O装置から受けると(309)、最初のコマンドの応答をホスト側延長装置へ通知する(310)。ホスト側延長装置は、最初のコマンドの応答が通知されると、コマンド再開依頼(BSY to Free応答)を送信する(311)。ホスト側延長装置から送信されたコマンド再開依頼は、MSU/IOPを経由してソフトウェアに対して送信される。
その後、ホスト側延長装置は、プリフェッチ制御を開始してMSU/IOPから一括転送するコマンド群を取得する(312)。そして、ホスト側延長装置は、取得したコマンド群をI/O側延長装置へ一括転送し(313)、I/O側延長装置は、受信したコマンド群のコマンドをI/O装置へ順次発行する(314)。このとき、ホスト側延長装置は、MSU/IOPから取得したコマンド群の各々のコマンドに対する擬似応答は行わずに、取得したコマンド群をそのままI/O側延長装置へ転送し、MSU/IOPへはコマンド群に対する初期応答のみを返す(315)。
一括転送されたコマンド群に応じたすべての処理が完了すると、I/O装置からI/O側延長装置へ終了ステータスが通知され(316)、I/O側延長装置は、終了ステータスをホスト側延長装置へ通知する(317)。ホスト側延長装置は、I/O側からの終了ステータスが通知されると、処理完了通知(OPTERM)を送信する(318)。ホスト側延長装置から送信された処理完了通知(OPTERM)は、MSU/IOPを経由してI/O完了通知としてソフトウェアに対して送信され、コマンド群に応じた処理が完了する。
ここで、一括転送されたコマンド群に応じたすべての処理がI/O装置で完了した場合には、I/O装置から終了ステータスが通知されるが、一括転送されたコマンド群に応じた処理の途中で異常等のイベントが発生した場合にはI/O装置からイベントが発生したコマンドのステータス情報としてステータス(異常等)が通知される。
このように本実施形態では、ホスト側延長装置は、プリフェッチ制御により取得した一括転送するコマンド群の各々のコマンドに対する擬似応答を行わずに、コマンド群をそのままI/O側延長装置へ転送する。そして、コマンド群に応じたすべての処理がI/O装置で完了した場合には、終了ステータスがI/O側からホスト側へ通知され、コマンド群に応じた処理の途中で異常等のイベントがI/O装置で発生した場合には、イベントが発生したコマンドのステータス情報としてステータス(異常等)がI/O側からホスト側へ通知される。
したがって、本実施形態によれば、複数のコマンドを一括転送して連続して処理を行うことができるとともに、複数のコマンドを一括転送してI/O処理を行う場合にホストとI/O装置との間でコマンド処理のタイミングの同期を取ることが可能となる。コマンド処理のタイミングの同期を取れることで、例えば、アプリケーションソフトで装置の動作を意識したリカバリ処理が不要となり、これまで使用条件が厳しかったアプリケーションの条件緩和が可能となり、システムの利便性を向上させることができる。
次に、本実施形態における初期起動擬似応答機能、一括データ転送機能、及びデータ化け防止機能について説明する。
<初期起動擬似応答機能>
本実施形態における初期起動擬似応答機能について説明する。本実施形態における初期起動擬似応答機能は、ホスト側延長装置20が有する対OS制御部21の擬似応答制御部23及びIO側延長装置30が有する擬似対OS制御部32により実現される。
図4は、本実施形態における初期起動擬似応答処理の例を示すフローチャートである。初期起動擬似応答処理では、ステップS401にて、ホスト側延長装置20が、IOP12からのCCWコマンド群の内の先頭(最初)のCCWコマンドをI/O側延長装置30へ送信する。次に、ステップS402にて、ホスト側延長装置20が、初期起動応答(BSY応答)をIOP12に返す。この応答によりホスト10上で動作するソフトウェアは、応答監視タイマをクリアする。
ステップS403にて、I/O側延長装置30が、ホスト側延長装置20から受信した先頭のCCWコマンドに応じたI/O処理(コマンド処理)の実行をI/O装置40に指示し、I/O装置40がI/O処理(コマンド処理)を実行する。そして、ステップS404にて、I/O側延長装置30が、I/O装置40からI/O処理(コマンド処理)に係る初期ステータスを受信し、受信した初期ステータスをホスト側延長装置20へ送信する。
I/O側延長装置30から送信された初期ステータスをホスト側延長装置20が受信すると、ステップS405にて、ホスト側延長装置20が、IOP12を経由してソフトウェアに対してコマンド再開依頼(BSY to Free応答)を送信する。そして、ホスト側延長装置20は、図7に示すプリフェッチ制御決定フローへ進む(S406)。
図5は、初期起動擬似応答処理の処理シーケンスの例を示す図である。
ホスト上で動作するソフトウェアからIOSにCCWコマンド群が送られ(501)、IOSによりMSU/IOPにCCWコマンド群を含むデータが準備された(502)後、起動が指示される(503)。起動の指示を受けると、MSU/IOPは、CCWコマンド群をホスト側延長装置へ送信する(コマンド起動)(504)。
ホスト側延長装置は、先頭のCCWコマンドをI/O側延長装置へ送信し(505)、I/O側延長装置は、受信したCCWコマンドをI/O装置へ発行する。また、ホスト側延長装置は、先頭のCCWコマンドをI/O側延長装置へ送信すると、MSU/IOPを経由してソフトウェアへ応答(BSY応答)を返す(507)。この応答によりソフトウェアは、応答監視タイマをクリアする。
I/O側延長装置は、先頭のCCWコマンドに対する応答(初期ステータス)をI/O装置から受信すると(508)、受信した応答(初期ステータス)をホスト側延長装置へ通知する(509)。ホスト側延長装置は、I/O装置からの初期ステータスを受信すると、コマンド再開依頼(BSY to Free応答)を送信する(510)。そして、ホスト側延長装置から送信されたコマンド再開依頼に対する応答として、ホスト側延長装置はコマンド再開が指示される(511)。
<一括データ転送機能及びデータ化け防止機能>
次に、本実施形態における一括データ転送機能及びデータ化け防止機能について説明する。本実施形態における一括データ転送機能は、ホスト側延長装置20が有する対OS制御部21のプリフェッチ制御部24及びIO側延長装置30が有する擬似対OS制御部32により実現される。また、本実施形態におけるデータ化け防止機能は、ホスト側延長装置20が有する対OS制御部21のプリフェッチ制御部24により実現される。
本実施形態におけるホスト側延長装置20は、例えば図6に示すようにプリフェッチ制御を行う。ホスト側延長装置20は、コマンド種別がWRITE(ライト)系である場合、I/O装置の種別にかかわらずCCWコマンドのプリフェッチを行う。ホスト側延長装置20は、コマンド種別がREAD(リード)系である場合、I/O装置の種別がテープ装置でありかつREAD(リード)コマンドであればCCWコマンドのプリフェッチを行い、それ以外はプリフェッチを行わずにCCWコマンドを1つずつフェッチする。
また、ホスト側延長装置20は、コマンド種別がSENSE(センス)系である場合、I/O装置の種別がプリンタ装置でありかつSIB(SenseIntermediateBuffer)コマンドであればCCWコマンドのプリフェッチを行い、それ以外はプリフェッチを行わずにCCWコマンドを1つずつフェッチする。ここで、SIBコマンドに係るプリフェッチ制御では、後述するデータ化け防止機能は動作しない。
ホスト側延長装置20は、コマンド種別がNOPである場合、I/O装置の種別にかかわらずCCWコマンドのプリフェッチを行う。ただし、そのNOPコマンドが最終CCWコマンドである場合、NOP同期処理を行う。ここで、NOP同期処理は、最終CCWコマンドであるNOPコマンドまでをプリフェッチして1つ前のCCWコマンドまでを起動し、起動したCCWコマンドのI/O処理がすべて終了したのち、そのNOPコマンドの位置から再フェッチを行う処理である。
ホスト側延長装置20は、図6に示したようなプリフェッチ制御に従って、チェインが続く間はCCWコマンドをプリフェッチし、プリフェッチしたCCWコマンド群をI/O装置側へ一括転送する。これにより、同一CCWコマンドを連続で送信し、ソフトウェアと延長装置とI/O装置との間でコマンドの同期を取りつつ、システム全体のデータ転送性能を担保することが可能となる。
図7は、図6に示したプリフェッチ制御を実現するためのプリフェッチ制御決定処理の例を示すフローチャートである。プリフェッチ制御決定処理を開始すると、ステップS701にて、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドによる入出力操作の対象であるI/O装置の種別を判定する。入出力操作を指示するI/O装置がテープ装置であるとホスト側延長装置20が判定した場合、ステップS702へ進み、ホスト側延長装置20は、図8に示すテープ装置のプリフェッチ制御処理を実行する。
また、入出力操作を指示するI/O装置がプリンタ装置であるとホスト側延長装置20が判定した場合、ステップS703へ進み、ホスト側延長装置20は、図9に示すプリンタ装置のプリフェッチ制御処理を実行する。また、入出力操作を指示するI/O装置がコンソール装置であるとホスト側延長装置20が判定した場合、ステップS704へ進み、ホスト側延長装置20は、図10に示すコンソール装置のプリフェッチ制御処理を実行する。
図8は、図7に示したステップS702において実行する、テープ装置のプリフェッチ制御処理の例を示すフローチャートである。テープ装置のプリフェッチ制御処理を開始すると、ステップS801にて、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドの種別を判定する。CCWコマンドがWRITE系のコマンドであると判定した場合、ステップS802へ進み、ホスト側延長装置20は、図11に示すWRITEプリフェッチ処理を実行する。
CCWコマンドがREAD系のコマンド(ただしREADコマンドのみ)であると判定した場合、ステップS803へ進み、ホスト側延長装置20は、図13に示すREAD先行制御によるプリフェッチ処理を実行する。また、CCWコマンドがSENSE系又はREAD BACKWARD系のコマンドであると判定した場合、ステップS804にて、ホスト側延長装置20は、1つのCCWコマンドをフェッチして、I/O側延長装置30へ送信する。CCWコマンドがNOPコマンドであると判定した場合、ステップS805にて、ホスト側延長装置20は、NOP同期制御を実行する。
図9は、図7に示したステップS703において実行する、プリンタ装置のプリフェッチ制御処理の例を示すフローチャートである。プリンタ装置のプリフェッチ制御処理を開始すると、ステップS901にて、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドの種別を判定する。CCWコマンドがWRITE系のコマンドであると判定した場合、ステップS902へ進み、ホスト側延長装置20は、図11に示すWRITEプリフェッチ処理を実行する。
CCWコマンドがREAD系のコマンドであると判定した場合、ステップS903にて、ホスト側延長装置20は、1つのCCWコマンドをフェッチして、I/O側延長装置30へ送信する。また、CCWコマンドがSENSE系又はREAD BACKWARD系のコマンドであると判定した場合、ステップS904にて、ホスト側延長装置20は、SIBコマンドであればプリフェッチを行い、それ以外は1つのCCWコマンドをフェッチして、I/O側延長装置30へ送信する。CCWコマンドがNOPコマンドであると判定した場合、ステップS905にて、ホスト側延長装置20は、NOP同期制御を実行する。
図10は、図7に示したステップS704において実行する、コンソール装置のプリフェッチ制御処理の例を示すフローチャートである。コンソール装置のプリフェッチ制御処理を開始すると、ステップS1001にて、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドの種別を判定する。CCWコマンドがWRITE系のコマンドであると判定した場合、ステップS1002へ進み、ホスト側延長装置20は、図11に示すWRITEプリフェッチ処理を実行する。
CCWコマンドがREAD系、SENSE系、又はREAD BACKWARD系のコマンドのコマンドであると判定した場合、ステップS1003にて、ホスト側延長装置20は、1つのCCWコマンドをフェッチして、I/O側延長装置30へ送信する。また、CCWコマンドがNOPコマンドであると判定した場合、ステップS1004にて、ホスト側延長装置20は、NOP同期制御を実行する。
図11は、WRITEプリフェッチ処理の例を示すフローチャートである。図11に示すWRITEプリフェッチ処理は、図8に示したステップS802、図9に示したステップS902、及び図10に示したステップS1002において実行される。
WRITEプリフェッチ処理を開始すると、ステップS1101にて、ホスト側延長装置20は、IOP12を介してMCU11からプリフェッチしたCCWコマンド群を内部メモリに記憶する。次に、ステップS1102にて、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドの種別を判定し、コマンド種別が混在している場合には図12に示すコマンド種別混在時のプリフェッチ制御に従って制御を行う。
図12には、前(先行)のCCWコマンドの種別と後(後続)のCCWコマンドの種別とが異なるコマンド種別混在時のプリフェッチ制御の例を示している。図12において、「継続」はプリフェッチ動作を継続する(あるいは開始する)ことを示しており、「中断」はプリフェッチ動作を中断し前のCCWコマンドで同期することを示している。ここで、同一コマンドチェイン中においてプリフェッチ動作を中断した状況において、その後CCWコマンドが「継続」の条件を満たした場合、プリフェッチ動作を再開する。
なお、図12において、「なし」はプリフェッチ動作が元からなく、同期処理を継続することを示している。また、後のNOPコマンドが最終CCWコマンドである場合、NOP同期処理に従う。また、CCWコマンドが、READ系:テープ装置かつREAD→NOP→WRITE系と続いた場合、WRITE系のフェッチのタイミングでプリフェッチを中断する。
ステップS1102での処理の結果、コマンド種別に問題がないと判断した場合、ステップS1103にて、ホスト側延長装置20は、IOP12を介してMCU11からプリフェッチしたすべてのCCWコマンド群をI/O側延長装置30へ送信する。次に、ステップS1104にて、I/O側延長装置30は、ホスト側延長装置20から受信したCCWコマンド群に応じたI/O処理(コマンド処理)の実行をI/O装置40に指示し、I/O装置40がI/O処理(コマンド処理)を実行する。
そして、ステップS1105にて、I/O側延長装置30は、I/O装置40からI/O処理(コマンド処理)に係るステータスを受信し、受信したステータスをホスト側延長装置20へ送信する。続く、ステップS1106にて、ホスト側延長装置20は、I/O側延長装置30からのI/O完了通知をIOP20を介してソフトウェアに対して送信する。
なお、ステップS1102での処理の結果、コマンド種別に問題がある、すなわちプリフェッチ動作を中断すると判断した場合、ステップS1107にて、ホスト側延長装置20は、プリフェッチ動作を中断する。そして、プリフェッチ動作を中断する前までのCCWコマンド完了を待ち、次のCCWコマンド起動を待つ。
図13は、図8に示したステップS803において実行する、READ先行制御によるプリフェッチ処理の例を示すフローチャートである。READ先行制御によるプリフェッチ処理を開始すると、ステップS1301にて、ホスト側延長装置20は、IOP12を介してMCU11からプリフェッチしたCCWコマンド群を内部メモリに記憶する。次に、ステップS1302にて、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドの種別を判定し、コマンド種別が混在している場合には図12に示したコマンド種別混在時のプリフェッチ制御に従って制御を行う。
ステップS1302での処理の結果、コマンド種別に問題がないと判断した場合、ステップS1303にて、ホスト側延長装置20は、IOP12を介してMCU11からプリフェッチしたCCWコマンド群をI/O側延長装置30へ送信する。次に、ステップS1304にて、I/O側延長装置30は、ホスト側延長装置20から受信したCCWコマンド群に応じたI/O処理(コマンド処理)の実行をI/O装置40に指示し、I/O装置40がI/O処理(コマンド処理)を実行する。
そして、ステップS1305にて、I/O側延長装置30は、I/O装置40からREAD(リード)データを受信し、受信したREADデータをホスト側延長装置20へ送信する。続いて、ステップS1306にて、ホスト側延長装置20は、I/O側延長装置30からのREADデータを内部バッファに保存する。次に、ステップS1307にて、ホスト側延長装置20は、IOP12を介してMCU11から1つずつCCWコマンドをフェッチし直して、記憶していたプリフェッチしたCCWコマンド群と比較する。このとき、ホスト側延長装置20は、CCWコマンドのすべての要素について一致するか否かの比較を行う。
次に、ステップS1308にて、ホスト側延長装置20は、記憶していたプリフェッチしたCCWコマンドと、フェッチし直したCCWコマンドとがすべて一致したか否かを判定する。CCWコマンドがすべて一致したと判定した場合、ステップS1309にて、ホスト側延長装置20は、内部バッファに保存していたREADデータを出力してホスト内部のバッファにストアしI/O完了通知(READ完了通知)をIOP20を介してソフトウェアに対して送信する。一方、一致しないCCWコマンドがあったと判定した場合、ステップS1310にて、ホスト側延長装置20は、想定外事象としてプログラムチェックをソフトウェア側に報告し、内部バッファに保存していたREADデータを廃棄する。
なお、ステップS1302での処理の結果、コマンド種別に問題がある、すなわちプリフェッチ動作を中断すると判断した場合、ステップS1311にて、ホスト側延長装置20は、プリフェッチ動作を中断する。そして、プリフェッチ動作を中断する前までのCCWコマンド完了を待ち、次のCCWコマンド起動を待つ。
図14は、READ先行制御によるプリフェッチ処理の処理シーケンスの例を示す図である。ホスト上で動作するソフトウェアからIOSにコマンド群が送られ(1401)、IOSによりMSU/IOPにコマンド群を含むデータが準備された(1402)後、起動が指示される(1403)。起動の指示を受けると、MSU/IOPは、コマンド群をホスト側延長装置へ送信する(コマンド起動)(1404)。
ホスト側延長装置は、先頭のCCWコマンドをI/O側延長装置へ送信し(1405)、I/O側延長装置は、受信したCCWコマンドをI/O装置へ発行する(1406)。また、ホスト側延長装置は、先頭のCCWコマンドをI/O側延長装置へ送信すると、MSU/IOPを経由してソフトウェアへ応答(BSY応答)を返す(1407、1408)。この応答によりソフトウェアは、応答監視タイマをクリアする。
I/O側延長装置は、先頭のCCWコマンドに対する応答をI/O装置から受けると(1409)、先頭のCCWコマンドの応答をホスト側延長装置へ通知する(1410)。ホスト側延長装置は、先頭のCCWコマンドの応答が通知されると、コマンド再開依頼(BSY to Free応答)を送信する(1411)。ホスト側延長装置から送信されたコマンド再開依頼は、MSU/IOPを経由してソフトウェアに対して送信される。
その後、ホスト側延長装置は、プリフェッチ制御を開始してMSU/IOPから一括転送するCCWコマンド群をプリフェッチする(1412)。そして、ホスト側延長装置は、プリフェッチしたCCWコマンド群を、内部メモリ(CCW記憶域)に記憶する(1413)とともにI/O側延長装置へ一括転送する(1414)。
I/O側延長装置は、受信したCCWコマンド群のコマンド(READコマンド)をI/O装置へ順次発行する(1415-1~1415-N)。I/O装置がコマンド(READコマンド)に応じたI/O処理(READ処理)を実行しREADデータがI/O装置からI/O側延長装置へ出力されると(1416-1~1416-N)、I/O側延長装置は、READデータをホスト側延長装置へ送信する(1417-1~1417-N)。ホスト側延長装置は、受信したREADデータを内部バッファに保存する(1418)。
そして、ホスト側延長装置は、I/O側延長装置からのREADデータの受信を契機に、1つずつCCWコマンドをフェッチし直して、内部メモリ(CCW記憶域)に記憶していたCCWコマンド(プリフェッチしたCCWコマンド)と比較する。比較の結果、フェッチし直したCCWコマンドと内部メモリに記憶していたCCWコマンドが一致した場合、ホスト側延長装置は、内部バッファに保存していたREADデータを出力しホストのバッファにストアする(1419、1420)。また、比較の結果、フェッチし直したCCWコマンドと内部メモリに記憶していたCCWコマンドが一致しない場合、ホスト側延長装置は、内部バッファに保存していたREADデータを廃棄し、プログラムチェックをソフトウェア側に報告する(1421、1422)。
このようにしてプリフェッチしてIO側延長装置に出力したCCWコマンド(READコマンド)と、IO側延長装置からデータを受信した後に1つずつフェッチし直したCCWコマンド(READコマンド)とを比較し、一致した場合にIO側延長装置から受信したデータをホストに出力する。これにより、プリフェッチ後に書き換えられるなどCCWコマンドが動的に書き換わるようなケースがあっても、正当なデータだけを取得することが可能になり、データを保護することができる。
ここで、本実施形態における送受信システムが有するセンス機能について説明する。センス機能は、I/O装置で発生した装置側の故障や異常等の情報をホスト上で動作するソフトウェア側へ通知する機能である。I/O装置から故障や異常等の情報を取得するためのSENSE(センス)コマンドは、プロトコルの制約上、ホスト側延長装置での擬似応答によるタイムアウト防止策を適用できない。そこで、本実施形態では、I/O側延長装置が代行してSENSEコマンドを発行してI/O装置から故障や異常等の情報を示すSENSE(センス)データを取得してホスト側に通知する。
図15は、代行センス制御処理の例を示すフローチャートである。ステップS1501においてI/O側延長装置30がI/O装置40からUCK(ユニットチェック)ステータス通知を受信すると、ステップS1502にて、I/O側延長装置30は、そのI/O装置40へSENSEコマンドを発行する。そして、I/O側延長装置30は、発行したSENSEコマンドに対する応答としてI/O装置40からのSENSEデータを受信すると、受信したSENSEデータを内部バッファに保存する。次に、ステップS1503にて、I/O側延長装置30は、受信したSENSEデータをUCKステータスとともにホスト側延長装置20へ送信する。
I/O側延長装置30からUCKステータス及びSENSEデータを受信したホスト側延長装置20は、ステップS1504にて、UCKステータスをIOP12に対してI/O完了として送信する。続いて、ステップS1505にて、ホスト側延長装置20は、IOP12からSENSEコマンドを受信すると、SENSEデータをIOP12に送信し、処理を終了する。
図16は、代行センス制御処理の処理シーケンスの例を示す図である。ホスト側からのコマンドに応じて、I/O側延長装置が例えばWRITEコマンドをI/O装置に発行し(1601)、その処理においてI/O装置で故障や異常等が発生すると、I/O装置が、UCKステータス通知をI/O側延長装置に送信する(1602)。I/O側延長装置は、I/O装置からUCKステータス通知を受けると、そのI/O装置40へSENSEコマンドを発行する(1604)。
I/O装置は、発行されたSENSEコマンドに対するSENSEデータをI/O側延長装置に返し(1604)、I/O側延長装置は、WRITEコマンドの終了ステータス(UCKステータス)及びSENSEデータをホスト側延長装置に送信する(1605)。ホスト側延長装置は、I/O側延長装置からの終了ステータス(UCKステータス)及びSENSEデータを受信するとMSU/IOPへコマンド終了を通知し(1606)、MSU/IOPは、UCKステータスが発生したコマンドをIOSに通知する(1607)。
通知を受けたIOSによりMSU/IOPにSENSEコマンドに係るデータが準備された(1608)後、起動が指示される(1609)。起動の指示を受けると、MSU/IOPは、SENSEコマンドをホスト側延長装置へ送信する(コマンド起動)(1610)。それに対して、ホスト側延長装置は、保持しているSENSEデータをMSU/IOPへ送信する(1611)。その後、ホスト側延長装置は、MSU/IOPにコマンド終了を通知し(1612)、MSU/IOPはホスト上のソフトウェアにI/O完了を通知する(1613)。
このように本実施形態では、I/O装置で故障や異常等が発生した場合、例えば図17の1701に示すようにI/O側延長装置が代行してSENSEコマンドを発行しSENSEデータを取得することが可能となる。また、本実施形態におけるプリフェッチ制御によるコマンド処理(I/O処理)では、ソフトウェア、延長装置、I/O装置の間で同期が取れているので、I/O装置で故障や異常等が発生したコマンドのステータスでリカバリ要求することができ、ソフトウェアの種類に依存しないリカバリ処理を実現することが可能となる。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理装置に接続する送信装置と入出力装置に接続する受信装置とがネットワークを介して接続される送受信システムにおいて、
前記送信装置は、
前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記情報処理装置への応答を行う応答部と、
前記情報処理装置への応答なしで前記情報処理装置から複数のコマンドを取得し前記受信装置に一括転送する転送部とを有し、
前記受信装置は、
前記送信装置から転送されたコマンドを前記入出力装置に発行する制御部と、
前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドのすべてのコマンドの処理が完了したときに処理完了を前記送信装置に通知する通知部とを有することを特徴とする送受信システム。
(付記2)
前記通知部は、前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドの処理途中で前記入出力装置で異常が発生したときに、異常が発生したコマンドのステータス情報を前記送信装置に通知することを特徴とする付記1記載の送受信システム。
(付記3)
前記送信装置は、前記受信装置に転送する複数のコマンドを内部メモリに記憶し、
前記内部メモリに記憶した複数のコマンドと前記情報処理装置から再び取得した複数のコマンドとを比較し、一致する場合に前記入出力装置からのデータを前記情報処理装置に出力することを特徴とする付記1又は2記載の送受信システム。
(付記4)
前記制御部は、前記入出力装置から異常が発生した通知を受けたことに応答して、異常に係る情報を取得するコマンドを前記入出力装置に発行することを特徴とする付記1~3の何れか1項に記載の送受信システム。
(付記5)
前記転送部は、前記受信装置に複数のコマンドを転送する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記受信装置からの応答を前記送信装置が受信した後、該複数のコマンドの転送を再開することを特徴とする付記1~4の何れか1項に記載の送受信システム。
(付記6)
FC-SB-2規格に準拠した転送方式で複数のコマンドの一括転送を行うことを特徴とする付記1~5の何れか1項に記載の送受信システム。
(付記7)
情報処理装置に接続する送信装置と入出力装置に接続する受信装置とがネットワークを介して接続される送受信システムの制御方法において、
前記送信装置が有する応答部が、前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記情報処理装置への応答を行い、
前記送信装置が有する転送部が、前記情報処理装置への応答なしで前記情報処理装置から複数のコマンドを取得し前記受信装置に一括転送し、
前記受信装置の制御部が、前記送信装置から転送されたコマンドを前記入出力装置に発行し、
前記受信装置の通知部が、前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドのすべてのコマンドの処理が完了したときに処理完了を前記送信装置に通知することを特徴とする送受信システムの制御方法。
(付記8)
情報処理装置に接続され、入出力装置に接続する受信装置にネットワークを介して接続する送信装置において、
前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記情報処理装置への応答を行う応答部と、
前記情報処理装置への応答なしで前記情報処理装置から複数のコマンドを取得し前記受信装置に一括転送する転送部とを有することを特徴とする送信装置。
(付記9)
情報処理装置に接続する送信装置にネットワークを介して接続され、入出力装置に接続する受信装置において、
前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からのコマンドを前記送信装置から受信し、前記入出力装置に発行する制御部と、
前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドのすべてのコマンドの処理が完了したときに処理完了を前記送信装置に通知する通知部とを有することを特徴とする受信装置。
10 ホスト(情報処理装置)
11 メモリユニット(MSU)
12 入出力制御部(IOP)
20 ホスト側延長装置
21 対OS制御部
22 ネットワーク制御部
23 擬似応答制御部
24 プリフェッチ制御部
25 ネットワーク制御処理部
30 I/O側延長装置
31 ネットワーク制御部
32 擬似対OS制御部
33 I/O通信制御部
34 ネットワーク制御処理部
40 I/O装置
50 ネットワーク

Claims (6)

  1. 情報処理装置に接続する送信装置と入出力装置に接続する受信装置とがネットワークを介して接続される送受信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記情報処理装置への擬似応答を行う応答部と、
    前記受信装置に転送するコマンドの取得について前記入出力装置の種別及び前記コマンドの種別の少なくとも一方に応じたプリフェッチ制御を行い、前記情報処理装置への擬似応答なしで前記情報処理装置から複数のコマンドを取得し前記受信装置に一括転送する転送部とを有し、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から転送されたコマンドを前記入出力装置に発行する制御部と、
    前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドのすべてのコマンドの処理が完了したときに処理完了を前記送信装置に通知する通知部とを有することを特徴とする送受信システム。
  2. 前記通知部は、前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドの処理途中で前記入出力装置で異常が発生したときに、異常が発生したコマンドのステータス情報を前記送信装置に通知することを特徴とする請求項1記載の送受信システム。
  3. 前記送信装置は、前記受信装置に転送する複数のコマンドを内部メモリに記憶し、
    前記内部メモリに記憶した複数のコマンドと前記情報処理装置から再び取得した複数のコマンドとを比較し、一致する場合に前記入出力装置からのデータを前記情報処理装置に出力することを特徴とする請求項1又は2記載の送受信システム。
  4. 前記制御部は、前記入出力装置から異常が発生した通知を受けたことに応答して、異常に係る情報を取得するコマンドを前記入出力装置に発行することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の送受信システム。
  5. 情報処理装置に接続する送信装置と入出力装置に接続する受信装置とがネットワークを介して接続される送受信システムの制御方法において、
    前記送信装置が有する応答部が、前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記情報処理装置への擬似応答を行い、
    前記送信装置が有する転送部が、前記受信装置に転送するコマンドの取得について前記入出力装置の種別及び前記コマンドの種別の少なくとも一方に応じたプリフェッチ制御を行い、前記情報処理装置への擬似応答なしで前記情報処理装置から複数のコマンドを取得し前記受信装置に一括転送し、
    前記受信装置の制御部が、前記送信装置から転送されたコマンドを前記入出力装置に発行し、
    前記受信装置の通知部が、前記送信装置から複数のコマンドが一括転送された場合、該複数のコマンドのすべてのコマンドの処理が完了したときに処理完了を前記送信装置に通知することを特徴とする送受信システムの制御方法。
  6. 情報処理装置に接続され、入出力装置に接続する受信装置にネットワークを介して接続する送信装置において、
    前記入出力装置に対して発行する前記情報処理装置からの複数のコマンドを送信する場合、該複数のコマンドの内の最初のコマンドに対する前記情報処理装置への擬似応答を行う応答部と、
    前記受信装置に転送するコマンドの取得について前記入出力装置の種別及び前記コマンドの種別の少なくとも一方に応じたプリフェッチ制御を行い、前記情報処理装置への擬似応答なしで前記情報処理装置から複数のコマンドを取得し前記受信装置に一括転送する転送部とを有することを特徴とする送信装置。
JP2017131296A 2017-07-04 2017-07-04 送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置 Active JP7032631B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017131296A JP7032631B2 (ja) 2017-07-04 2017-07-04 送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置
US16/017,443 US10474617B2 (en) 2017-07-04 2018-06-25 Control method for transmission and reception system, transmitting apparatus, and receiving apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017131296A JP7032631B2 (ja) 2017-07-04 2017-07-04 送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019016056A JP2019016056A (ja) 2019-01-31
JP7032631B2 true JP7032631B2 (ja) 2022-03-09

Family

ID=64902794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017131296A Active JP7032631B2 (ja) 2017-07-04 2017-07-04 送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10474617B2 (ja)
JP (1) JP7032631B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7318423B2 (ja) * 2019-08-30 2023-08-01 富士通株式会社 通信制御装置、通信制御方法及び通信制御プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3160541B2 (ja) 1996-11-15 2001-04-25 株式会社大林組 長尺構造物用プレキャストコンクリートブロックの製造計画作成装置
JP3232042B2 (ja) 1997-05-30 2001-11-26 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド メモリチップパッケージ
JP6442756B2 (ja) 2014-04-08 2018-12-26 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63291151A (ja) 1987-05-22 1988-11-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> リモ−トチャネル方式
JPS6442756A (en) * 1987-08-11 1989-02-15 Hitachi Ltd Interface cable extending device
JPH03189752A (ja) 1989-12-08 1991-08-19 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ処理システム
JP3453585B2 (ja) * 1995-06-29 2003-10-06 富士通株式会社 入出力インタフェース延長制御方法並びにそのためのチャネル側装置,チャネル側延長装置及び入出力側延長装置
JPH09305525A (ja) * 1996-05-14 1997-11-28 Hitachi Ltd 入出力処理システム
JPH1091567A (ja) 1996-09-11 1998-04-10 Fujitsu Ltd 入出力インタフェース延長装置
US6898638B2 (en) * 2001-01-11 2005-05-24 International Business Machines Corporation Method and apparatus for grouping data for transfer according to recipient buffer size
US7155483B1 (en) * 2001-08-07 2006-12-26 Good Technology, Inc. Apparatus and method for conserving bandwidth by batch processing data transactions
US8291273B2 (en) * 2005-01-28 2012-10-16 Sharp Kabushiki Kaisha Communication device, non-transitory computer-readable medium storing a communication program
JP4175386B2 (ja) * 2006-03-27 2008-11-05 ソニー株式会社 情報処理システム、情報処理装置、および集積回路チップ
US7711797B1 (en) * 2006-07-31 2010-05-04 Juniper Networks, Inc. Optimizing batch size for prefetching data over wide area networks
JP4897387B2 (ja) * 2006-08-10 2012-03-14 株式会社日立製作所 ストレージ装置およびこれを用いたデータの管理方法
JP4408126B2 (ja) * 2006-12-13 2010-02-03 富士通株式会社 監視装置、半導体集積回路、および監視方法
US8572342B2 (en) * 2010-06-01 2013-10-29 Hitachi, Ltd. Data transfer device with confirmation of write completion and method of controlling the same
US9645866B2 (en) * 2010-09-20 2017-05-09 Qualcomm Incorporated Inter-processor communication techniques in a multiple-processor computing platform
US9021226B2 (en) * 2011-06-10 2015-04-28 International Business Machines Corporation Moving blocks of data between main memory and storage class memory
JP5955977B2 (ja) * 2012-11-02 2016-07-20 株式会社日立製作所 システム冗長化確認方法及び計算機システム
US8904050B1 (en) * 2013-03-13 2014-12-02 Emc Corporation Techniques for automated data storage system port initialization
WO2016051512A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 株式会社日立製作所 分散型ストレージシステム
US10346082B2 (en) * 2015-06-24 2019-07-09 Hitachi Ltd. Computer system and storage control method
US10019502B2 (en) * 2015-11-27 2018-07-10 Netapp Inc. Non-disruptive baseline and resynchronization of a synchronous replication relationship

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3160541B2 (ja) 1996-11-15 2001-04-25 株式会社大林組 長尺構造物用プレキャストコンクリートブロックの製造計画作成装置
JP3232042B2 (ja) 1997-05-30 2001-11-26 ルーセント テクノロジーズ インコーポレイテッド メモリチップパッケージ
JP6442756B2 (ja) 2014-04-08 2018-12-26 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20190012289A1 (en) 2019-01-10
US10474617B2 (en) 2019-11-12
JP2019016056A (ja) 2019-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4468426B2 (ja) 高可用システム及び実行状態制御方法
US9021155B2 (en) Fibre channel input/output data routing including discarding of data transfer requests in response to error detection
US8364853B2 (en) Fibre channel input/output data routing system and method
US11640247B2 (en) Providing service address space for diagnostics collection
US8880768B2 (en) Storage controller system with data synchronization and method of operation thereof
US8266504B2 (en) Dynamic monitoring of ability to reassemble streaming data across multiple channels based on history
US8677027B2 (en) Fibre channel input/output data routing system and method
CN111124993B (zh) 减小i/o处理时缓存数据镜像时延的方法、设备和程序产品
WO2010072441A1 (en) Reassembling streaming data across multiple packetized communication channels
FR2912526A1 (fr) Procede de maintien du synchronisme d&#39;execution entre plusieurs processeurs asynchrones fonctionnant en parallele de maniere redondante.
US9398094B2 (en) Data transfer device
CN110058926B (zh) 用于处理gpu任务的方法、设备和计算机可读介质
JP7032631B2 (ja) 送受信システム、送受信システムの制御方法、及び送信装置
US20190140930A1 (en) Integrating a communication bridge into a data processing system
US20170192914A1 (en) I/o processing system including dynamic missing interrupt and input/output detection
US8176026B2 (en) Consolidating file system backend operations with access of data
JP5112246B2 (ja) ストレージシステム及び通信方法
US20160057068A1 (en) System and method for transmitting data embedded into control information
US20060265523A1 (en) Data transfer circuit and data transfer method
US8364854B2 (en) Fibre channel input/output data routing system and method
WO2012164428A1 (en) Fibre channel input/output data routing system and method
JP2010165105A (ja) 通信装置及びその制御プログラム
US7409467B2 (en) Data transfer control system, electronic instrument, and data transfer control method
JP5635815B2 (ja) コンピュータシステム及びその制御方法
JP5587530B2 (ja) エンジン・プロセッサ連携システム及び連携方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7032631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150