JP3453498B2 - 情報処理装置及び省電力装置 - Google Patents

情報処理装置及び省電力装置

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JP3453498B2
JP3453498B2 JP23097297A JP23097297A JP3453498B2 JP 3453498 B2 JP3453498 B2 JP 3453498B2 JP 23097297 A JP23097297 A JP 23097297A JP 23097297 A JP23097297 A JP 23097297A JP 3453498 B2 JP3453498 B2 JP 3453498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートブックPC
(Personal Computer)を始めとする情報処理装置に係
り、特に、オーディオ機能を持つ複数の周辺機器を持つ
タイプの情報処理装置に関する。更に詳しくは、本発明
は、省電力設計が施された情報処理装置に係り、特に、
オーディオ機能を持つ各周辺機器のミュート状態に応じ
て装置内のサウンド機能の省電力動作を実現する情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、デスクトップ
型、タワー型、ノートブック型など各種パーソナル・コ
ンピュータ(PC)が開発され市販されている。このう
ち、ノートブックPCは、屋外での携帯的・可搬的な使
用を考量して、小型且つ軽量に設計・製作されたもので
ある。
【0003】ノートブックPCの1つの特徴は、PC本
体に取り付けられたバッテリでも駆動できる「バッテリ
駆動型」である点である。これは商用電源が利用不能な
モバイル環境下での装置駆動を考慮したためである。ノ
ートブックPCが利用するバッテリは、一般には、Li
−Ion,NiCd,NiMHのような充電式バッテリ
・セルを複数個接続してパッケージ化した「バッテリ・
パック」の形態を採っている。このバッテリ・パックは
数百グラムの重量と4〜12V程度の出力電圧を持つ。
この種のバッテリ・パックは、コンピュータ処理時間に
して精々2〜3時間程度の充電容量しかないのに、その
充電にも2〜3時間を要してしまう。かくの如く充電時
間が長いのは、バッテリ駆動型機器の利用する上の宿命
的な問題であり、また、ユーザが1個以上のスペア・バ
ッテリ・パックを携行しなければならなくなる所以でも
ある。このため、ノートブックPCにおいては、バッテ
リ駆動時間を少しでも延長するために、数々の省電力化
の工夫が凝らされている。省電力機能は、ノートブック
PCの他の特徴とも言えよう。
【0004】また、最近では、オフィス等に固定的に設
置され無尽蔵な商用電源で駆動するデスクトップPCに
対しても、エコロジー的な観点から、省電力化の要求が
高まってきている。米環境保護庁(EPA)は、199
3年6月に"EnergyStar Computer
Program"と呼ばれる自主規制を発表し、動作待
ち状態での消費電力が一定基準以下(駆動電力が30W
以下、又は、CPUフル稼働時の30%以下)になるこ
とを提唱している。このため、各コンピュータ・メーカ
は、競ってこの規制案に沿った製品の開発・製作を進め
るようになってきている。
【0005】PCを始めとする各種電気・電子機器の省
電力設計の基本は、未使用の装置や回路に対する給電を
停止することである。例えば、米国特許第4,933,
785号明細書には、コンピュータ・システムの周辺機
器の1つであるハード・ディスク装置についての省電力
設計が開示されている。該ハード・ディスク装置は、装
置の使用状況(すなわちディスクへの最後のアクセスか
らの経過時間)に応じて、内部電気回路への給電を順次
停止するようになっている(例えば同公報の第45クレ
ーム参照)。
【0006】ところで、最近のPCでは、マルチメディ
ア機能(すなわちコンピュータ・システム上でコンピュ
ータ・データの他、動画、静止画、音声、文字等の多様
な素材を複合化して取り扱う機能)の拡充が急速に進め
られている。いわゆるマルチメディア・データはカラー
画像のような厖大サイズのファイルを含むので、マルチ
メディア対応PCは、かかる大容量データを保存し且つ
持ち運ぶことができるメディアを扱う外部記憶装置、例
えばCD−ROMドライブやDVD(DigitalVideo Dis
c又はDigital Versatile Disc)ドライブなどを装備す
る必要がある。また、マルチメディア機能の用途は、テ
レビ会議やカラー・ファクシミリなどの通信・放送分野
に至るので、ネットワーク接続するためのモデムやLA
Nカードのような機器類をPC本体に導入するのが当然
となっている。さらには、動画機能の強化のために、P
Cカード・スロットとコネクタ互換のあるZV(Zoo
mVideo)なる規格も出現した。ZVポート対応の
PCカードは、ビデオ・コントローラとの間で直接デー
タ転送を行なうことによって、高速な動画表示を実現し
ている。
【0007】また、マルチメディアPCにとってはサウ
ンド機能はビデオ機能とともに不可欠とも言える。マル
チメディア機能に関連する周辺機器類の多くは、マルチ
メディア・データの1つとしてオーディオ・データを扱
うからである。PCのサウンド機能は、各周辺機器類か
ら供給されたオーディオ信号を、マザーボード上のオー
ディオ・コントローラが混合/音量調整(ミキシング)
及びDA(デジタル−アナログ)変換を施し、オーディ
オ・アンプが増幅して、スピーカを用いて聴覚的に出力
する(あるいは外部のオーディオ機器にライン出力す
る)ことによって実現される。
【0008】話を再びPCの省電力設計に戻す。先述し
たように、未使用状態の回路モジュールに対して給電を
停止することが省電力設計の基本であるが、PCの分野
においては、サウンド機能に対する省電力設計は殆ど全
く施されていなかった。これは、CD−ROMドライブ
やDVDドライブ、システム・ビープ音発生装置、モデ
ムのように、オーディオ信号を出力する周辺装置の個数
が多いため、サウンド機能の未使用状態(言わば、全て
のオーディオ信号がミュートとなる状態)を正確に把握
することが困難であったことにも依拠する。
【0009】例えば、PC本体のマザー・ボード上に実
装されたオーディオ・コントローラ・チップの多くは、
ソフトウェアによって設定及び解除が可能な省電力機能
を具備している。すなわち、オーディオ・コントローラ
が持つI/Oレジスタの特定ビットは「パワー・コント
ロール・フラグ」として定義されており、特定のソフト
ウェア(例えばオーディオ・コントローラを操作するた
めのデバイス・ドライバ)がI/Oライト・アクセスに
より該フラグに"1"を書き込むことにより、オーディオ
・コントローラの駆動がディセーブルされた低消費電力
状態に陥れることができる仕組みになっている。
【0010】しかしながら、例えばCD−ROMドライ
ブがオーディオ(CD−DA(Digital Audio))デー
タを再生している最中に、システム側のサウンド機能
(例えばオーディオ・アンプやオーディオ・コントロー
ラ内のミキサー回路)が誤ってディセーブルされている
と、ディスクから読み取られたオーディオ・データは外
部に出力されない。何故ならば、ドライブ側がミュート
状態からアン・ミュート状態に戻っても、PC本体側か
らはかかる状態遷移は見えず、ドライブ側の駆動に併せ
てサウンド機能を再イネーブルすることができないから
である。また、CD−ROMドライブのような、オーデ
ィオ機能兼用の外部記憶装置は、PC本体側からのホス
ト・コマンドだけでなく、自身に備えられた再生ボタン
によってもオーディオ再生(この場合PC本体側へのラ
イン入力)を行なえるようになっており、後者の場合に
は、PC本体側のソフトウェアはドライブ側のミュート
状態を把握することができないに等しい。
【0011】要約すれば、PCのサウンド機能の正常な
動作を期待するならば、常にオーディオ・コントローラ
等のオーディオ出力系統のモジュールをアクティブな状
態に保つ必要がある。オーディオ・コントローラ自体
は、「パワー・コントロール・フラグ」による省電力機
能を備えているが、事実上これを活用することはなかっ
た訳である。例えばアクティブ状態下では、オーディオ
・コントローラ内のミキサー回路は数100mW程度の
電力を消耗するが、オーディオ未出力状態でのかかる消
費電力はバッテリ駆動PCにとっては無視し難い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、省電
力設計が施された優れた情報処理装置を提供することに
ある。
【0013】本発明の更なる目的は、周辺機器の未使用
状態に応じて省電力動作を実行する、優れた情報処理装
置を提供することにある。
【0014】本発明の更なる目的は、オーディオ信号出
力を持つ各周辺機器のアクティビティに応じてサウンド
機能の省電力動作を実行する、優れた情報処理装置を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、オーディオ信号出力と、オーディオ信号を出力しな
いミュート状態か否かを示すミュート信号出力とを持
つ、1以上の周辺機器と、前記1以上の周辺機器の各々
から受け取ったオーディオ信号を混合及び音量調整する
ミキサー回路と、前記ミキサー回路の出力を外部出力す
るための出力部と、前記1以上の周辺機器の各々から受
け取ったミュート信号の論理積をとり、全てのミュート
信号がミュート状態のときには前記ミキサー回路を減勢
するための制御信号を出力するANDゲートと、を含む
ことを特徴とする情報処理装置である。
【0016】また、本発明の第2の側面は、オーディオ
信号出力と、オーディオ信号を出力しないミュート状態
か否かを示すミュート信号出力とを持つ、1以上の周辺
機器と、前記1以上の周辺機器の各々から受け取ったオ
ーディオ信号を混合及び音量調整するミキサー回路と、
前記ミキサー回路の出力を外部出力するための出力部
と、前記1以上の周辺機器の各々がオーディオ信号を出
力しないミュート状態か否かを監視し、全てがミュート
状態のときには前記ミキサー回路を省電力状態に切り換
える省電力手段と、を含むことを特徴とする情報処理装
置である。
【0017】また、本発明の第3の側面は、(a)ソフ
トウェア・プログラムを実行するプロセッサと、(b)
処理中のプログラム・コード及びデータを一時格納する
ためのメモリと、(c)前記プロセッサと各部とを相互
接続するためのバスと、(d)オーディオ信号出力と、
オーディオ信号を出力しないミュート状態か否かを示す
ミュート信号出力とを持つ、1以上の周辺機器と、
(e)前記バス経由でI/Oアクセス可能なI/Oレジ
スタと、前記1以上の周辺機器の各々から受け取ったオ
ーディオ信号を混合及び音量調整するミキサー回路とを
有し、前記I/Oレジスタ中の特定ビットはパワー・コ
ントロール・フラグとして定義されて該フラグに"1"を
書き込むことにより前記ミキサー回路の省電力状態を指
示可能な、オーディオ・コントローラと、(f)前記ミ
キサー回路の出力を外部出力するための出力部と、
(g)前記1以上の周辺機器の各々から受け取ったミュ
ート信号の論理積をとり、全てのミュート信号がミュー
ト状態のときには前記ミキサー回路を減勢するための第
1の制御信号を出力する第1のANDゲートと、(h)
前記第1のANDゲートからの第1の制御信号と、前記
パワー・コントロール・フラグの値を反映した第2の制
御信号とを入力に持ち、その出力を前記ミキサー回路を
減勢するための第3の制御信号とするANDゲートと、
を具備することを特徴とする情報処理装置である。
【0018】ここで、第1乃至第3の側面に係る情報処
理装置において、前記出力部は、前記ミキサー回路の出
力を増幅するオーディオ・アンプと、前記オーディオ・
アンプの出力をオーディオ出力するスピーカとで構成さ
れていてもよい。あるいは、前記ミキサー回路の出力を
増幅するオーディオ・アンプと、前記オーディオ・アン
プの出力を外部出力するためのライン出力端子とで構成
されていてもよい。
【0019】また、本発明の第4の側面は、オーディオ
信号を出力する1以上の周辺機器を持ち且つミキサー回
路によって各オーディオ信号を混合及び音量調整するタ
イプの情報処理装置で用いられるミキサー回路用省電力
装置において、オーディオ信号を出力しないミュート状
態か否かを示すミュート信号を前記1以上の周辺機器の
各々から受け取る手段と、受け取った各ミュート信号の
論理積をとり、全てのミュート信号がミュート状態のと
きには前記ミキサー回路を減勢するための制御信号を出
力する手段と、を具備することを特徴とする省電力装置
である。
【0020】また、本発明の第5の側面は、オーディオ
信号を出力する1以上の周辺機器を持ち且つミキサー回
路によって各オーディオ信号を混合及び音量調整するタ
イプの情報処理装置で用いられるミキサー回路用省電力
装置において、前記1以上の周辺機器の各々がオーディ
オ信号を出力しないミュート状態か否かを監視する監視
手段と、前記1以上の周辺機器の全てがミュート状態の
間のみ前記ミキサー回路を省電力状態に切り替える省電
力手段と、を具備することを特徴とする省電力装置であ
る。
【0021】本発明の各側面において、オーディオ信号
を出力する周辺装置としては、例えば、モデム、CD−
ROMドライブ、DVDドライブ、システム・ビープ音
発生器、ZVポート兼用PCMCIAカード・スロット
などが挙げられよう。モデムは、通話状態に相当するオ
フ・フック動作時にアン・ミュート状態となり、オン・
フック時にミュート状態となる。また、PCMCIAカ
ード・スロットはZVポートとして使用している間のみ
オーディオ信号出力があるゆえ、通常のPCカード挿入
時はミュート状態となる。
【0022】しかして、本発明に係る情報処理装置及び
省電力装置によれば、オーディオ信号を出力する各周辺
機器がミュート状態かどうかが判別され、これら全ての
周辺機器がミュート状態の期間のみミキサー回路が減勢
される。換言すれば、情報処理装置内のサウンド機能の
未使用状態が正確に検知され、かかる未使用状態におい
て的確にサウンド機能の低消費電力化を図ることができ
る訳である。
【0023】また、本発明の第3の側面に係る情報処理
装置においては、各周辺機器のミュート状態とともに、
オーディオ・コントローラのI/Oレジスタ内の「パワ
ー・コントロール・フラグ」も監視されている。したが
って、いずれかの周辺機器からオーディオ信号の入力が
ある間に、ソフトウェア(例えばオーディオ・コントロ
ーラをハードウェア操作するためのデバイス・ドライ
バ)が誤ってパワー・コントロール・フラグを設定して
しまったり、あるいは、パワー・コントロール・フラグ
を設定中に、CD−ROMドライブのようなオーディオ
機能兼用機器側の操作によって演奏が開始されても、確
実にミキサー回路を再イネーブルすることができる。ま
た、サウンド機能の省電力動作を実行するためには、
「パワー・コントロール・フラグ」に対して常に"1"を
設定しておけばよい。
【0024】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0026】図1には、本発明を実現するのに適した典
型的なパーソナル・コンピュータ(PC)100のハー
ドウェア構成を模式的に示している。本発明を実現する
PC100の一例は、OADG(PC Open Architecture
Developer's Group)仕様に準拠し、オペレーティング
・システム(OS)として米マイクロソフト社の"Wi
ndows95"又は米IBM社の"OS/2"を搭載し
たものである。以下、各部について説明する。
【0027】メイン・コントローラであるCPU11
は、OSの制御下で、各種プログラムを実行するように
なっている。CPU11は、例えば米インテル社製のC
PUチップ"Pentium"、あるいは同社の"MMX
テクノロジPentium"でよい。
【0028】CPU11は、自身の外部ピンに直結した
プロセッサ・バス12、ローカル・バスとしてのPCI
(Peripheral Component Interconnect)バス16、及
び、システム・バスとしてのISA(Industry Standar
d Architecture)バス18という3階層のバスを介し
て、各ハードウェア構成要素(後述)と相互接続してい
る。
【0029】プロセッサ・バス12とPCIバス16と
は、ブリッジ回路(ホスト−PCIブリッジ)13によ
って連絡されている。本実施例のブリッジ回路13は、
メイン・メモリ14へのアクセス動作を制御するメモリ
・コントローラや、両バス12、16間のデータ転送速
度の差を吸収するためのデータ・バッファなどを含んだ
構成となっている。
【0030】メイン・メモリ14は、書き込み可能なメ
モリであり、CPU11の実行プログラム・コードの読
み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理デー
タを書き込む作業領域として利用される。メイン・メモ
リ14は、一般には複数個のDRAM(ダイナミックR
AM)チップで構成され、例えば32MBが標準装備さ
れ、256MBまで増設可能である。なお、ここで言う
実行プログラムには、Windows95などのOS、
周辺機器類をハードウェア操作するための各デバイス・
ドライバ、及び各種アプリケーション・プログラムなど
が含まれる。
【0031】L2−キャッシュ15は、CPU11がメ
イン・メモリ14にアクセスする時間を吸収するための
高速動作メモリである。CPU11が頻繁にアクセスす
るごく限られたプログラム・コードやデータがL2−キ
ャッシュ15に一時格納される。L2−キャッシュ15
は、一般には、SRAM(スタティックRAM)チップ
で構成され、その記憶容量は例えば512KBである。
【0032】PCIバス16は、比較的高速なデータ転
送が可能なタイプのバス(バス幅32/64ビット、最
大動作周波数33/66MHz、最大データ転送速度1
32/264MBps)であり、ビデオ・コントローラ
20やカードバス・コントローラ23のような比較的高
速で駆動するPCIデバイス類がこれに接続される。な
お、PCIアーキテクチャは、米インテル社の提唱に端
を発したものであり、いわゆるPnP(プラグ・アンド
・プレイ)機能を実現している。
【0033】ビデオ・コントローラ20は、CPU11
からの描画命令を実際に処理するための専用コントロー
ラであり、処理した描画情報を画面バッファ(VRA
M)21に一旦書き込むとともに、VRAM21から描
画情報を読み出してディスプレイ(液晶表示ディスプレ
イ(LCD)又はCRT(Cathod Ray Tube)ディスプ
レイ)に描画データとして出力するようになっている。
【0034】カードバス・コントローラ23は、PCI
バス16のバス信号をPCカード・スロット24Aのイ
ンターフェース・コネクタ(カードバス)に直結させる
ための専用コントローラである。カード・スロット24
Aには、PCICIA(Personal Computer Memory Car
d International Association)/JEIDA(JapanEl
ectronic Industry Development Association)が策定
した仕様(例えば"PC Card Standard
95")に準拠したPCカード24Bを活性的に挿入
(Type−2カードを2枚、又は、Type−3カー
ドを1枚)することができる。PCカード24Bの例と
しては、ネットワーク接続するためのLANカードや、
外部記憶装置としてのHDD内蔵カード、SCSI(Sm
all Computer System Interface)機器を外部接続する
ためのSCSIカードなどが挙げられる。また、最近で
は、ZV(Zoom Video)ポートに対応したPCカード及
びカード・スロットも出現している。ZVポート対応P
Cカードは、ビデオ・コントローラ20との間で直接デ
ータ転送を行なうことにより高速な動画表示を可能にす
るものである(前述)。
【0035】カード・スロット24Aの奥面に設けられ
たPCMCIAコネクタ(図示しない)は68ピン構成
である(周知)。このうちの1本のコネクタ・ピンは、
挿入中のPCカードが通常のPCカード又はZVポート
対応PCカードのいずれであるかを示す識別ピンとして
定義されている。また、ZVポート対応のカード・スロ
ット24は、オーディオ信号出力用のコネクタ・ピンを
持っている。ZVポート対応PCカードを非挿入時に
は、PCカードからのオーディオ信号の出力はなく、し
たがって、カード・スロット24Aはミュート状態に相
当する。逆に、ZVポート対応PCカード挿入中は、カ
ード・スロット24Aはアン・ミュート状態となる。
【0036】PCIバス16とISAバス18とは、ブ
リッジ回路(PCI−ISAブリッジ)19によって相
互接続されている。本実施例のブリッジ回路19は、D
MAコントローラや、プログラマブル割り込みコントロ
ーラ(PIC)、プログラマブル・インターバル・タイ
マ(PIT)を含んだ構成となっている。DMAコント
ローラは、周辺機器とメイン・メモリ14間のデータ転
送をCPU11の介在なしに実行するための専用コント
ローラである。また、PICは、各周辺機器からの割り
込み要求(IRQ)に応答して、対応する処理プログラ
ム(割り込みハンドラ)を実行させるための専用コント
ローラである。また、PITは、タイマ信号を所定周期
で発生させるための装置である。PITが生成するタイ
マ信号の周期はプログラマブルであり、例えば55ms
ec間隔でOS/BIOS(Basic Input/Output Syste
m)に与える周期的割り込み、15.2μsec間隔で
ロー/ハイ・レベルが切り替わるDRAMリフレッシュ
用タイマ信号、ビープ音発生のためのトーン生成用信号
などがある。この意味において、PITはシステム・ビ
ープ音発生器として機能する。
【0037】また、本実施例のブリッジ回路19は、I
DE(Integrated Drive Electronics)に準拠した外部
記憶装置を接続するためのインターフェースも備えてい
る。1つのIDEインターフェースには最大2個のID
E装置を接続することができ、通常、マスタ側にはソフ
トウェア・インストール用のIDEハード・ディスク・
ドライブ(HDD)25が接続され、また、スレーブ側
にはIDE CD−ROMドライブ26が接続される。
また、IDE CD−ROMドライブの代わりに、DV
D(Digital Video Disc又はDigital Versatile Disc)
ドライブのような他のタイプのIDE装置が接続されて
いてもよい。これら外部記憶装置は、例えばPC筐体内
の「メディア・ベイ」又は「デバイス・ベイ」と呼ばれ
る収納空間に、バッテリ・パック(但し、ノートブック
PCの場合)やフロッピー・ディスク・ドライブ(FD
D)と交換可能に格納される。
【0038】HDD25は、データ転送速度の点で他の
外部記憶装置よりも優れている。HDD25のディスク
上にコピーされたソフトウェア・プログラム(OSやア
プリケーションなど)は、システム100の使用が準備
された(すなわちインストールされた)状態となる。ま
た、CD−ROMドライブ26は、音楽CD(CD−D
Aデータ)の再生と、コンピュータ・データ(CD−R
OMデータ)の読み出しの双方が可能である。システム
100にインストールするコンピュータ・プログラム
は、例えばCDの形態で供給される。また、DVDドラ
イブは、光ディスクの一種であるDVDを取り扱うため
の装置であり、読み出し専用のDVD−ROMドライブ
と読み書きが可能なDVD−RAMドライブとがある。
DVDドライブのデータ転送速度は10倍速CD−RO
Mドライブに匹敵する。DVDは、映像を始めとする各
種素材を格納可能な記憶媒体であり、片面で4.7GB
(映像時間にして133分)の記憶容量を持っている。
【0039】本実施例に係るPC100に装着されるC
D−ROMドライブ26やDVDドライブは、IDEコ
ネクタ経由でマザー・ボードに接続される他、オーディ
オ信号とミュート信号の各々を出力する(後述)。な
お、音楽データ再生以外のときは、CD−ROMドライ
ブ26やDVDドライブはミュート状態に置かれる(後
述)。
【0040】また、本実施例のブリッジ回路19は、汎
用バスであるUSB(Universal Serial Bus)を接続す
るためのUSBルート・コントローラを内蔵するととも
に、USBポート27を備えている。USBは、電源投
入のまま新しい周辺機器(USBデバイス)を抜き差し
する機能(ホット・プラギング機能)や、新たに接続さ
れた周辺機器を自動認識しシステム・コンフィギュレー
ションを再設定する機能(プラグ・アンド・プレイ機
能)をサポートしている。1つのUSBポートに対し
て、最大63個のUSBデバイスをデイジー・チェーン
接続することができる。USBデバイスの例は、キーボ
ード、マウス、ジョイスティック、スキャナ、プリン
タ、モデム、ディスプレイ・モニタ、タブレットなど様
々である。
【0041】ISAバス18は、PCIバス16に比し
データ転送速度が低いバスであり(バス幅16ビット、
最大データ転送速度4MBps)、ROM17やモデム
・カード28、リアル・タイム・クロック(RTC)2
9、I/Oコントローラ30、キーボード/マウス・コ
ントローラ(KMC)34、オーディオ・コントローラ
37のような比較的低速で動作する周辺機器類を接続す
るのに用いられる。
【0042】ROM17は、キーボード35やフロッピ
ー・ディスク・ドライブ(FDD)31などの各ハード
ウェアの入出力操作を制御するためのコード群(BIO
S:Basic Input/Output System)や、電源投入時の自
己診断テスト・プログラム(POST:Power On Self
Test)などを恒久的に格納するための読み出し専用メモ
リである。
【0043】モデム・カード28は、デジタル的なコン
ピュータ・データをアナログ的な公衆回線(PSTN:
Public Switched Telephone Network)経由で伝送する
ための装置である。モデム・カード27は、送信データ
を変調(modulate)したり受信データを復調(demodula
te)したりするための信号処理回路(モデム・チップ)
や、各国毎の回線交換規格に応じてモデムと公衆回線を
接続せしめるためのデータ・アクセス・アレンジメント
機能回路(DAA)などの回路コンポーネントを含んで
いる。モデム・カード27は、ISAバス18に相互接
続する他、オーディオ信号とミュート信号の各々をマザ
ー・ボードに出力する(後述)。なお、オフ・フック時
(すなわち通話状態)ではモデム・カード27はアン・
ミュート状態となり、逆にオン・フック時にはミュート
状態となる。
【0044】リアル・タイム・クロック(RTC)29
は、現在時刻を計測するための装置である。RTC29
は、一般に、CMOSメモリ(図示しない)とともに1
チップ化されている。このCMOSメモリは、例えばシ
ステム・コンフィギュレーション情報やパワー・オン・
パスワードのような、システム100のセキュリティや
セーフティに不可欠な情報を保管するために用いられ
る。RTC/CMOS29は、リザーブ・バッテリ(通
常はコイン・バッテリ:図示しない)によってバックア
ップされており、システム100がパワー・オフされて
いる間も計測内容や記憶内容を失わないようになってい
る。
【0045】I/Oコントローラ30は、フロッピー・
ディスク・ドライブ(FDD)31の駆動制御、パラレ
ル・ポート32を介したパラレル・データの入出力(P
IO)、シリアル・ポート33を介したシリアル・デー
タの入出力(SIO)を制御するための周辺コントロー
ラである。パラレル・ポートには例えばプリンタが、ま
た、シリアル・ポートにはモデムやジョイスティックな
どが接続可能である。
【0046】キーボード/マウス・コントローラ(KM
C)34は、キーボード35からの入力スキャン・コー
ドや、ポインティング・デバイス(例えばマウスやトラ
ックポイント)36による指示座標値をコンピュータ・
データとして取り込むための周辺コントローラである。
【0047】オーディオ・コントローラ37は、オーデ
ィオ信号の入出力を行なうための専用コントローラであ
り、オーディオ信号をデジタル録音・再生するためのC
ODEC(COder-DECoder:すなわちミキシング機能を
備えたAD,DA変換器)を含んでいる。オーディオ信
号の入力は、例えばマイク39からの音声入力、又は、
外部オーディオ機器(図示しない)からのライン入力と
して行なわれる。また、生成されたオーディオ信号の出
力は、外部オーディオ機器(図示しない)へのライン出
力、又は、オーディオ・アンプで増幅された後にスピー
カ38から出力するという形態で行なわれる。なお、オ
ーディオ・コントローラ37は、米Analog Device In
c.、米Creative Labs, Inc.、米Intel Corp.、米Nation
al Semiconductor Corp.、ヤマハの5社が策定した標準
仕様"AC(Audio Codec)'97"に準拠していてもよ
い。
【0048】各バス16、18の一端には、夫々1以上
のPCIバス・スロット16A、ISAバス・スロット
18Aが装備される場合もある。これらバス・スロット
16A、18Aは、PC100本体の壁面の一部から外
部に現れている(ノートブックPC用のドッキング・ス
テーションによって提供されることもあるが、ここでは
これ以上説明しない)。バス・スロット16A及び18
Aには、夫々、PCI対応アダプタ・カード16Bや、
ISA対応アダプタ・カード18Aを装着することがで
きる。アダプタ・カードの一例は、PC100をネット
ワーク接続するためのLANカードであり、他の例はH
DDやCD−ROMドライブ、DVDドライブ、プリン
タなどの各種SCSI(Small Computer System Interf
ace)機器を外部接続するためのSCSIカードであ
る。
【0049】パーソナル・コンピュータ100の典型的
なユーザは、キーボード35又はマウス36を介してシ
ステムを操作して、ワープロ、表計算、通信などのよう
な各種アプリケーション・プログラムを実行し、ディス
プレイ・スクリーン(すなわちデスクトップ)上で自ら
の業務遂行に役立てることができる。
【0050】現在市販されているいわゆるパーソナル・
コンピュータは、図1に示したコンピュータ・システム
100として充分機能を発揮するであろう。なお、コン
ピュータ・システム100を構成するためには、図1に
示した以外にも多くの電気回路等が必要である。但し、
これらは当業者には周知であり、また、本発明の要旨を
構成するものではないので、本明細書中では省略してい
る。また、図面の錯綜を回避するため、図中の各ハード
ウェア・ブロック間の接続も一部しか図示していない点
を了承されたい。
【0051】図2には、PC100のハードウェアのう
ち、サウンド機能系統に着目して図解している。
【0052】システム100は、オーディオ・データの
供給源として、CD−ROMドライブ、DVDドライ
ブ、モデム・カード28、システム・ビープ音発生器、
外部オーディオ機器、ZVポート対応PCカード24
A、及び、HDDを備えている。また、オーディオ・デ
ータを録音・再生するための処理装置としてのオーディ
オ・コントローラ37を、マザー・ボード上に搭載して
いる。マザー・ボードには、この外、CPU11やメイ
ン・メモリ14なども搭載されている(周知)。
【0053】オーディオ・コントローラ37は、ミキサ
ー回路37A、DA変換器37B、I/Oレジスタ37
C、及びANDゲート37Dを含んでいる。
【0054】ミキサー回路37Aは、各周辺装置から供
給されるアナログ・オーディオ信号を混合及び音量調整
するための装置である。
【0055】I/Oレジスタ37Cは、バス16及び1
8と相互接続されており、CPU11を始めとするバス
・マスタ装置はI/Oレジスタ37CにI/Oリード・
アクセス及びI/Oライト・アクセスすることができ
る。I/Oレジスタ37Cは、データ・レジスタ、アド
レス・レジスタ、コントロール・レジスタ、ステータス
・レジスタを含んでいる。CPU11は、I/Oレジス
タ37Cにコマンドを書き込むことによって、コントロ
ーラ37に対してオーディオ入出力を指示できる。I/
Oレジスタ37Cに書き込まれたデジタル・オーディオ
・データは、DA変換器37Bによってアナログ変換さ
れた後にミキサー回路37Aに入力される。また、I/
Oレジスタ37C中の特定ビットは、パワー・コントロ
ール・フラグとして定義されている。
【0056】ANDゲート37Dは、パワー・コントロ
ール・フラグの値を反映する信号と、他のANDゲート
37F(後述)の出力信号とを入力に持ち、その出力を
ミキサー回路37Aの省電力ピンに入れている。ミキサ
ー回路37Aは、省電力ピンへの入力がロー・レベルの
ときは通常動作を行なうが、省電力ピンへの入力がハイ
・レベルに切り替わると動作が減勢されて、消費電力が
低下するようになっている。
【0057】ミキサー回路37Aの出力は、ライン出力
端子経由で外部オーディオ機器に外部出力されるか、又
は、オーディオ・アンプ37Eで増幅された後、スピー
カ38によって音声出力される。オーディオ・アンプ3
7Eは、一般には、オーディオ・コントローラ・チップ
37外の回路コンポーネントであり、マザー・ボード上
に実装される。
【0058】各周辺機器からのオーディオ・データの供
給は、オーディオ信号、又はサウンド・ファイル形式の
データ(すなわちコンピュータ・データ)のいずれかの
形態で行なわれる。
【0059】例えば、CD−ROMドライブ、DVDド
ライブ、モデム・カード28、システム・ビープ音発生
器、外部オーディオ機器、及びZVポート対応PCカー
ドの各々は、オーディオ信号の形式で供給する。CD−
ROMドライブやDVDドライブは、ドライブ内に装填
されたCDやDVD等のメディアから読み取ったオーデ
ィオ信号を、そのままミキサー回路37Aに入力してい
る(図2参照)。モデム・カード28は、公衆回線経由
で他の電話機(又は電話機能を持つ他のコンピュータ・
システム)と接続され、通話相手から送信されたオーデ
ィオ信号を、そのままミキサー回路37Aに入力してい
る(図2参照)。ブリッジ回路19内のPITは、所定
周期の矩形波をトーン生成用信号として発生することに
より、システム・ビープ音発生器として機能するが(前
述)、このトーン生成用信号をオーディオ信号としてミ
キサー回路37Aに入力している(図2参照)。外部オ
ーディオ機器は、ライン入力端子経由で、オーディオ信
号をミキサー回路37Aに入力している(図2参照)。
また、PCカード・スロット24Aに挿入されたZVポ
ート対応PCカード24Bも、オーディオ信号を出力す
る。但し、カード24Bが出力するオーディオ信号はデ
ジタル・データのままなので、マザー・ボード上に搭載
されたDA変換器によってアナログ変換した後に、ミキ
サー回路37Aに入力される(図2参照)。
【0060】また、HDDやCD−ROMドライブ、D
VDドライブは、サウンド・ファイル形式のデータとし
てオーディオ・データを供給する。ここで言うサウンド
・ファイルとは、Windows標準のWAV(ウェー
ブ)形式ファイル(通常、"*.wav"というファイル
名を持つ)の他、AIF、SND、VOC、MID(M
IDI)、RMIなど各形式のファイルを含む。HDD
やCD−ROMドライブ、DVDドライブなどの外部記
憶装置は、バス16及び18によって、CPU11と相
互接続されている。CPU11(より厳密には、CPU
11が実行するソフトウェア・プログラム)は、これら
外部記憶装置の各記憶媒体(すなわち、ハード・ディス
ク、又は、装填されているCDやDVD)からサウンド
・ファイルを読み出して、所定の処理を実行した後に、
オーディオ・コントローラ37にI/O転送する。I/
Oレジスタ37Cに書き込まれたデジタル・オーディオ
・データは、DA変換器37Bによってアナログ変換さ
れた後にミキサー回路37Aに入力される(前述)。な
お、図2で言うHDD、CD−ROMドライブ、及びD
VDドライブの各々は、IDEインターフェースで接続
されるIDEデバイスであっても、SCSIカード経由
で外部接続されるSCSIデバイスであってもよい。言
い換えれば、本発明を実現する上で、これら外部記憶装
置の接続インターフェースの影響はない。
【0061】また、CPU11(より厳密には、CPU
11が実行するソフトウェア・プログラム)は、I/O
レジスタ37C中のパワー・コントロール・フラグにI
/Oアクセスして、該フラグを設定及び解除することが
できる。フラグ"1"はミキサー回路37Aの省電力モー
ドを指示し、フラグ"0"は通常モードを指示する。サウ
ンド・ファイル形式によるオーディオ・データの供給
は、CPU11からは透過的である。したがって、CP
U11は、サウンド・ファイルを読み出していない間は
パワー・コントロール・フラグを設定し、サウンド・フ
ァイルの読み出し開始とともにパワー・コントロール・
フラグを解除すればよい。
【0062】本実施例において、オーディオ信号を出力
する周辺機器、すなわちCD−ROMドライブ、DVD
ドライブ、モデム・カード28、システム・ビープ音発
生器、外部オーディオ機器、及びZVポート対応PCカ
ード・スロット24Aの各々は、ミュート信号も出力す
るようになっている。各ミュート信号は、マザー・ボー
ド上のANDゲート37Fに入力されている。ANDゲ
ート37Fの出力は、他のANDゲート37Dに入力さ
れている。ANDゲート37Dは、パワー・コントロー
ル・フラグの値を反映する信号を他方の入力として持
ち、その出力はミキサー回路37Aの省電力ピンに入力
されている。なお、ANDゲート37Fは、マザーボー
ド上に搭載された回路コンポーネントである。ANDゲ
ート37Fは、ANDゲート37Dと同様にオーディオ
・コントローラ・チップ37内に実装されてもよい。本
実施例では、5つの信号(ミュート信号)を持ち、回路
構成の簡素化を考慮して、オーディオ・コントローラ3
7の外に配設している。
【0063】ここで、ミキサー回路37Aの省電力動作
について考察する。前述したように、ANDゲート37
Fは、各周辺機器からのミュート信号を監視して、全て
の周辺機器がミュート状態、すなわちサウンド機能を使
用しない期間のみ、ハイ・レベルの信号を出力するよう
に動作する。また、他のANDゲート37Dは、このA
NDゲート37Fの出力と、パワー・コントロール・フ
ラグの値を反映する信号とを入力に持つ。したがって、
ANDゲート37Dは、パワー・コントロール・フラグ
が設定されている期間で、且つ、全ての周辺機器がミュ
ート状態のときのみ、ハイ・レベル信号をミキサー回路
37Aの省電力ピンに供給するようになっている。ミキ
サー回路37Aは、省電力ピンへの入力がロー・レベル
のときは通常動作を行なうが、省電力ピンへの入力がハ
イ・レベルに切り替わると動作が減勢されて、消費電力
が低下するようになっている。
【0064】したがって、CPU11が実行するソフト
ウェアによってパワー・コントロール・フラグが誤って
設定された場合であっても、周辺機器のうち少なくとも
1つがアン・ミュート状態に遷移したことに応答して、
ミキサー回路37Aは確実に再イネーブルされて、サウ
ンド機能は正常に動作する。また、CD−ROMドライ
ブや外部オーディオ機器などが、機器自身の再生ボタン
等の操作によりオーディオ演奏を開始した場合であって
も、ミキサー回路37Aは確実に再イネーブルされて、
サウンド機能は正常に動作する。
【0065】なお、モデム・カード28自体は、一般に
ミュート信号出力を持たない。このような場合には、モ
デム・カード28のオフ・フック信号をミュート信号と
して代用すればよい。
【0066】また、CD−ROMドライブやDVDドラ
イブのようなオーディオ機能兼用の外部記憶装置は、I
DEやSCSIなどのインターフェース・コネクタによ
ってPC100本体のマザーボードと接続される。これ
ら外部記憶装置は、ドライブ・ユニット内部のオーディ
オ系統回路がミュート信号を持っている。したがって、
この内部のミュート信号を、インターフェース・コネク
タ経由でマザーボード上に取り出すことによって、図2
に示すようにミュート信号を得ることができる。
【0067】また、外部オーディオ機器は、ライン入力
端子経由でオーディオ信号をPC100に入力するが、
この外、ミュート信号も出力するようにすればよい。
【0068】また、システム・ビープ音発生回路につい
ては、トーン生成用信号の出力を検出し、この検出信号
をミュート信号に代用すればよい。図3には、トーン生
成用信号の出力を検出するための「ビープ音検出回路」
の一構成例を図解している。トーン生成用信号自体は、
連続的な矩形波の集合である(前述)。ビープ音検出回
路は、並列接続されたコンデンサ(C)と抵抗(R)か
らなる積分回路を含み、この積分回路の出力をインバー
タで反転出力している。したがって、このビープ音検出
回路は、トーン生成用信号の入力(すなわち矩形波の連
続入力)がある期間はその出力がネゲートされてアン・
ミュート状態を示し、逆に、トーン生成用信号の入力が
ない期間はその出力がアサートされてミュート状態を示
すようになっている。なお、システム・ビープ音発生回
路の実体は、ブリッジ回路19内のプログラマブル・イ
ンターバル・タイマ(PIT)である(前述)。
【0069】また、PCカード・スロット24A自体
は、ミュート信号を持たない。PCMCIAコネクタを
構成する68本の信号ピン中には、ミュート信号に割り
当てられたものはないが、ZVポート対応PCカードの
挿入をシステム側に通知するための識別ピンが含まれて
いる。ZVポート対応PCカード挿入時以外はオーディ
オ信号出力がないことから、この識別ピンをミュート信
号に代用させることができる。例えば、米テキサス・イ
ンスツルメント社が市販するカードバス・コントローラ
・チップ"PCI1250"では、該チップの外部ピンの
うちビット番号7及び6の2ビットを用いて挿入中のカ
ードの属性を示すようになっている。すなわち該2ビッ
ト・ピンがビット値"00"のときは通常のPCカード用
のソケットとしてのアクティビティがあることを示し、
また、"01"のときはZV出力(すなわちオーディオ信
号出力)がイネーブルされていることを示すようになっ
ている。言い換えれば、ビット値が"01"の期間はアン
・ミュートである。
【0070】追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。
【0071】本実施例では、OADG仕様に準拠したい
わゆるPC/AT互換機("PC/AT"は米IBM社の
商標)をベースに説明したが、他のタイプのマシン(例
えばNECのPC98シリーズや米アップル社のMac
intosh、及びこれらの互換機であっても、本発明
が同様に実現可能であることは言うまでもない。
【0072】要するに、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0073】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
オーディオ信号出力を持つ各周辺機器のアクティビティ
に応じてサウンド機能の省電力動作を実行する、優れた
情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実現するのに適した典型的な
パーソナル・コンピュータ(PC)100のハードウェ
ア構成を模式的に示した図である。
【図2】図2は、PC100のサウンド機能を図解した
図である。
【図3】図3は、ビープ音検出回路の構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
11…CPU、12…プロセッサ・バス、13…ホスト
−PCIブリッジ、14…メイン・メモリ、15…L2
−キャッシュ、16…PCIバス、16A…PCIバス
・スロット、16B…PCI対応アダプタ・カード、1
7…ROM、18…ISAバス、18A…ISAバス・
スロット、18B…ISA対応アダプタ・カード、19
…PCI−ISAブリッジ、20…ビデオ・コントロー
ラ、21…VRAM、22…ディスプレイ、23…カー
ドバス・コントローラ、24A…カード・スロット、2
4B…PCカード、25…HDD、26…CD−ROM
ドライブ、27…USBポート、28…モデム、29…
RTC、30…I/Oコントローラ、31…FDD、3
2…パラレル・ポート、33…シリアル・ポート、34
…KMC、35…キーボード、36…マウス、37…オ
ーディオ・コントローラ、38…スピーカ、39…マイ
ク、100…パーソナル・コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−239737(JP,A) 特開 平5−324139(JP,A) 特開 平11−39769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 G06F 1/32 G06F 3/16 330

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ソフトウエア・プログラムを実行す
    るプロセッサと、 (b)処理中のプログラム・コード及びデータを一時格
    納するためのメモリと、 (c)前記プロセッサと各部とを相互接続するためのパ
    スと、 (d)オーディオ信号出力と、オーディオ信号を出力し
    ないミュート状態か否かを示すミュート信号出力とを持
    つ、複数の周辺機器と、 (e)前記バス経由でI/Oアクセス可能なI/Oレジ
    スタと、前記1以上の周辺機器の各々から受け取ったオ
    ーディオ信号を混合及び音量調節するミキサー回路とを
    有し、前記I/Oレジスタ中の特定ビットはパワー・コ
    ントロール・フラグとして定義されて該フラグに”1”
    を書き込むことにより前記ミキサー回路の省電力状態を
    指示可能な、オーディオ・コントローラと、 (f)前記ミキサー回路の出力を外部出力するための出
    力部と、 (g)前記複数の周辺機器の各々から受け取ったミュー
    ト信号の論理積をとり、全てのミュート信号がミュート
    状態のときには前記ミキサー回路を減勢するための第1
    の制御信号を出力する第1のANDゲートと、 (h)前記第1のANDゲートからの第1の制御信号
    と、前記パワー・コントロール・フラグの値を反映した
    第2の制御信号とを入力に持ち、その出力を前記ミキサ
    ー回路を減勢するための第3の制御信号とするANDゲ
    ートと、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記出力部は、前記ミキサー回路の出力を
    増幅するオーディオ・アンプと、前記オーディオ・アン
    プの出力をオーディオ出力するスピーカとで構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記出力部は、前記ミキサー回路の出力を
    増幅するオーディオ・アンプと、前記オーディオ・アン
    プの出力を外部出力するためのライン出力端子とで構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記周辺機器の1つはモデムであることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記周辺機器の1つはCD−ROMドライ
    ブであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】前記周辺機器の1つはDVD(Digital Vi
    deo Disc)ドライブであることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記周辺機器の1つはシステム・ビープ音
    発生器であることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】前記周辺機器の1つはZV(Zoom Video)
    ポート兼用PCMCIA(PersonalComputer Memory Ca
    rd International Association)カード・スロットであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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