JP3882920B2 - コンピュータ装置、カード媒体制御方法、およびプログラム - Google Patents
コンピュータ装置、カード媒体制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ装置に装着等されたカード媒体を適切なカード媒体制御手段に制御させるようにするコンピュータ制御装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータ装置のメモリの拡張、他の機器との間でのデータ交換・データ通信等のためにカード媒体が用いられている。カード媒体の規格としては、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(以下、「CFカード」)、スマートメディア等が例示される。
PCカードは、PCMCIAと日本電子工業振興協会(JEIDA)が共同で策定したパーソナルコンピュータ用のカード媒体の統一規格である。その用途は、フラッシュメモリカード、ハードディスク、モデムカード、SCSIカード、LANカードと多岐にわたる。
CFカードは、SanDisk社が発表した小型メモリカードの規格である。また、スマートメディアは、(株)東芝により提唱された切手大のフラッシュメモリカードの規格である。尚、これらの小型メモリカードは、デジタルカメラの普及、パームトップPCやPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報機器の流行に伴い、PCカードよりも小型かつ安価なメモリカードとして提案されたものである。
【0003】
ところで、このようなカード媒体の規格の中には、ピン定義を複数設け、複数の動作モードでの動作を許容しているものがある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に示されるPCカードの場合、PC Card Standardにより、以下の動作モードが定められている。すなわち、16ビット幅のメモリカードおよびI/Oカード、32ビット幅のCardBusPCカード、I/Oカードの機能拡張としてのDMAスレーブカードおよびZVポート対応カード等である。
【0004】
また、CFカードにおいても、以下の3つの動作モードがサポートされている。
1.PC Card Memory Mode
2.PC Card I/O Mode
3.True IDE Mode
このうち、1のPCカードメモリモードおよび2のPCカードI/Oモードは、PCカード互換モードであり、PCカードコントローラから見ればPCカードとの区別はない。一方、3のTrueIDEモードは、一般的なハードディスクと同じインターフェースであり、PCカードと互換性はない。
また、1のPCカードメモリモードは、例えば、通信カードに対応する動作モードである。一方、2のPCカードI/Oモードおよび3のTrueIDEモードは、ストレージカードに対応する動作モードである。ただし、2のモードと3のモードとでは、データの転送速度に違いがある。すなわち、前者は、PCカードの16ビットI/Oカードとして扱われるので、16ビットI/Oカードで規定される転送速度、すなわちISA(Industrial Standard Architecture)バス相当のスピードが限界として存在する。これに対し、後者を使えば、PCカードの限界以上の転送速度でデータを転送することが可能である。
【0005】
このようにカード媒体の規格は、カード媒体が複数の動作モードで動作することを可能にしているのだが、従来のコンピュータ装置は、カード媒体を適切なカードコントローラ(カード媒体制御手段)によって制御する構成になっていない場合がある。
【0006】
例えば、CFカード専用のカードスロット(以下、「CFカードスロット」)を備えたPCにおいて、そのような構成が見られる。その構成とは、CFカードスロットのインターフェースにはPCカードコントローラを用い、ストレージデバイスはPCカードI/Oモードとして扱うというものであり、この構成においては、高速にデータ転送可能なTrueIDEモードは使われていない。それは、TrueIDEモードは、他のモードと混在不可能、つまり、もしCFカードスロットをTrueIDEモード専用とすれば、データ通信カード等の一般的なPCカード互換CFカードは動作しなくなるからである。もし3つのモードを同時にサポートすることができれば、この問題は解決できるのであるが、それは以下の理由により不可能になっている。すなわち、CFカードは自身に対する給電開始時に9番ピン(Pin9)がLOWであればTrueIDEモード、そうでなければPCカード互換モードとなる。このため、CFカードが挿入される以前にPin9をどちらの状態にするか決めておかなければならないからである。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−319209号公報(第2頁、第4頁、第3図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなCFカードスロットを備えたPCは、別途アダプタカードを用いることなく直接マイクロドライブ等のCFストレージデバイスとのデータのやり取りを行うことで、特にデジタルカメラから大量の画像データをPCに転送する際にとても便利なものではある。しかしながら、CFカードスロットのインターフェースにPCカードコントローラを用い、CFストレージデバイスをPCカード互換モードとして扱うという構成を採用したのでは、最近のCFカードの大容量化、例えば、マイクロドライブのような容量が1GBを超える程の大きさのストレージデバイスの出現を考えると、CFカードからPCへのデータ転送に時間がかかり過ぎるという問題点がある。
【0009】
尚、特許文献1においては、PCカードの動作モードを変更しているが、各動作モードで動作するPCカードを適切なカード媒体制御手段で制御するということには言及されていない。
【0010】
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、装着等されたカード媒体を適切なカード媒体制御手段で制御することにある。
また他の目的は、装着等されたカード媒体からデータを高速に転送可能なカード媒体制御手段で制御することにある。
更に他の目的は、CFカードスロットに装着可能なCFカードの種類を減らすことなく、CFカードスロットに装着されたCFカードからコンピュータ装置へのデータ転送速度を向上することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明は、複数のカード媒体制御手段(カードコントローラ)により制御され得るカード媒体を、適切なカード媒体制御手段により制御するような構成としている。すなわち、本発明のコンピュータ制御装置は、所定のカード媒体が第1の動作モードで動作するかどうかを検査する検査手段(ステップ104〜105の処理を行う手段)と、この検査手段により動作しないと判断された場合に、カード媒体が第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作するよう設定を行う設定手段(ステップ107〜108の処理を行う手段)とを備えている。
ここで、第1の動作モードで動作した場合の方が、第2の動作モードで動作した場合よりもカード媒体から高速にデータを転送することが可能なように構成することができる。また、検査手段は、カード媒体にテストコマンドを発行し、その応答を検証することにより、検査を行うように構成することもできる。
【0012】
他の観点から捉えると、本発明のコンピュータ装置は、接続されたカード媒体を制御する第1のカード媒体制御手段と、接続されたカード媒体に対し第1のカード媒体制御手段とは異なる制御を行う第2のカード媒体制御手段と、所定のカード媒体を第1のカード媒体制御手段が制御可能かどうかを検査し、制御不可能と判断された場合に、そのカード媒体を第2のカード媒体制御手段が制御するよう設定するコンピュータ制御手段とを備えている。
ここで、コンピュータ制御手段は、第1のカード媒体制御手段に対し、カード媒体にテストコマンドを発行するよう指示し、その応答の内容を第1のカード媒体制御手段から受けることにより、検査を行うように構成することができる。また、カード媒体と第1のカード媒体制御手段とを接続する第1の接続手段と、カード媒体と第2のカード媒体制御手段とを接続する第2の接続手段とを更に備え、コンピュータ制御手段は、カード媒体を第1のカード媒体制御手段が制御不可能と判断された場合に、第1の接続手段を非接続状態にすると共に、第2の接続手段を接続状態にするように構成することもできる。更に、カード媒体を受け付ける受付手段と、カード媒体が動作開始時に第1のカード媒体制御手段により制御されるよう、受付手段に対し設定を行う初期設定手段とを更に備えるように構成してもよい。
【0013】
一例として、本発明は、CFカードスロットを備えたコンピュータ装置において、CFカードスロットはデフォルトでTrueIDEモード専用に設定しておき、まずは、装着されたCFカードがTrueIDEモードで動作可能かテストし、動作不可能であれば、接続先をPCカードコントローラに変更するようにしている。すなわち、本発明の他のコンピュータ装置は、TrueIDEモードをサポートするCFカードを制御するためのIDEコントローラと、PCカード互換モードをサポートするCFカードを制御するためのPCカードコントローラと、所定のCFカードがTrueIDEモードで動作するかどうかを検査し、動作しないと判断された場合に、そのCFカードがPCカード互換モードで動作するよう設定するコンピュータ制御手段とを備えている。
ここで、コンピュータ制御手段は、IDEコントローラに対し、CFカードにテストコマンドを発行するよう指示し、その応答の内容をIDEコントローラから受けることにより、検査を行うように構成することができる。また、TrueIDEモードをサポートするCFカード、PCカード互換モードのみをサポートするCFカードのいずれも装着可能なCFカードスロットを備え、コンピュータ制御手段は、CFカードスロットに装着されたCFカードがTrueIDEモードで動作するかどうかを検査し、動作しないと判断された場合に、そのCFカードがPCカード互換モードで動作するよう設定するように構成することもできる。また、CFカードスロットとIDEコントローラとの間の接続を接続状態または非接続状態にするための第1のバススイッチと、CFカードスロットとPCカードコントローラとの間の接続を接続状態または非接続状態にするための第2のバススイッチとを更に備え、コンピュータ制御手段は、CFカードがTrueIDEモードで動作しないと判断された場合に、第1のバススイッチを非接続状態にすると共に、第2のバススイッチを接続状態にするように構成してもよい。更に、CFカードスロットにCFカードが装着された際にTrueIDEモードで動作するよう、CFカードスロットに対し設定を行う初期設定手段を更に備えてもよい。
【0014】
一方、本発明は、コンピュータ装置により実行されるカード媒体制御方法として把握することができる。すなわち、本発明は、接続されたカード媒体が第1の動作モードで動作するかどうかを検査するステップ(ステップ104〜105)と、検査するステップにて動作しないと判断された場合に、カード媒体が第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作するよう設定を行うステップ(ステップ107〜108)とを含んでいる。
ここで、第1の動作モードで動作した場合の方が、第2の動作モードで動作した場合よりもカード媒体から高速にデータを転送することが可能なように構成することができる。また、検査するステップでは、カード媒体にテストコマンドを発行し、その応答を検証することにより、検査を行うように構成することもできる。
【0015】
また、本発明は、コンピュータ装置に実行させるプログラムとして把握することもできる。すなわち、本発明は、カード媒体が接続可能に構成されたコンピュータ装置に、接続されたカード媒体が第1の動作モードで動作するかどうかを検査する機能(ステップ104〜105の処理を行う機能)と、検査する機能により動作しないと判断された場合に、カード媒体が第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作するよう設定を行う機能(ステップ107〜108の処理を行う機能)とを実現させる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステム10のハードウェア構成を示した図である。このコンピュータシステム10(以下、単に「システム」と呼ぶ場合がある)を備えるコンピュータ装置は、例えば、OADG(Open Architecture Developer's Group)仕様に準拠して、所定のオペレーティングシステム(OS)を搭載したノートブック型パーソナルコンピュータ(ノートPC)として構成されている。
【0017】
図1に示すコンピュータシステム10において、CPU11は、コンピュータシステム10全体の頭脳として機能し、OSの制御下でユーティリティプログラムの他、各種プログラムを実行している。CPU11は、システムバスであるFSB(Front Side Bus)12、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral Component Interconnect)バス20、I/O装置用バスとしてのLPC(Low Pin Count)バス40という3段階のバスを介して、各構成要素と相互接続されている。このCPU11は、キャッシュメモリにプログラムコードやデータを蓄えることで、処理の高速化を図っている。近年では、CPU11の内部に1次キャッシュとして128Kバイト程度のSRAMを集積させているが、容量の不足を補うために、専用バスであるBSB(Back Side Bus)13を介して、512K〜2Mバイト程度の2次キャッシュ14を置いている。尚、BSB13を省略し、FSB12に2次キャッシュ14を接続して端子数の多いパッケージを避けることで、コストを低く抑えることも可能である。
【0018】
また、ここで用いられるCPU11は、モードコントロールを可能としており、例えば通常モードと低速モード(ローパワーモード(Low Power Mode))で動作させることができる。CPU11の動作スピードを遅くする方法としては、例えば、米インテル社のSpeedStep技術(プロセッサの動作周波数と動作電圧を低くする)や、スロットリング技術(プロセッサを定期的にオン/オフ動作させることにより、擬似的に動作周波数を落とす方法)がある。CPU11を低速モードで動作させることで、例えば、CPU11のクロックが通常850MHzに対して750MHzに、CPU11の電圧を通常1.6Vに対して例えば1.35V程度に下げることができる。
【0019】
FSB12とPCIバス20は、メモリ/PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PCIブリッジ)15によって連絡されている。このCPUブリッジ15は、メインメモリ16へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ機能や、FSB12とPCIバス20との間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。メインメモリ16は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリであり、例えば、複数個のDRAMチップで構成され、例えば64MBを標準装備し、320MBまで増設することが可能である。この実行プログラムには、OSや周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラム、後述するフラッシュROM44に格納されたBIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)等のファームウェアが含まれる。
【0020】
ビデオサブシステム17は、ビデオに関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、液晶ディスプレイ(LCD)18に描画データとして出力している。
【0021】
PCIバス20は、比較的高速なデータ転送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまたは64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MHz、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバス20には、I/Oブリッジ21、PCカードコントローラ22、オーディオサブシステム25、ドッキングステーションインターフェース(Dock I/F)26、ミニPCI(miniPCI)コネクタ27が夫々接続されている。
【0022】
I/Oブリッジ21は、PCIバス20とLPCバス40とのブリッジ機能を備えている。また、DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Electronics)インターフェース機能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インターフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵している。
【0023】
DMAコントローラ機能は、FDD等の周辺機器とメインメモリ16との間のデータ転送をCPU11の介在なしに実行するための機能である。PIC機能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答して、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発生させる機能である。また、IDEインターフェース機能によって実現されるインターフェースは、IDEハードディスクドライブ(HDD)31が接続される他、CD−ROMドライブ32がATAPI(AT Attachment Packet Interface)接続される。このCD−ROMドライブ32の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても構わない。HDD31やCD−ROMドライブ32等の外部記憶装置は、例えば、ノートPC本体内の「メディアベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、FDDや電池パックのような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り付けられる場合もある。また、本実施の形態では、IDEインターフェース機能を実現するコントローラが後述するCFカードスロット23を直接制御できるよう、I/Oブリッジ21とCFカードスロット23との間がIDEバスで接続されている。
【0024】
更に、I/Oブリッジ21にはUSBポートが設けられており、このUSBポートは、例えばノートPC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ30と接続されている。また、I/Oブリッジ21には、SMバスを介してEEPROM33が接続されている。このEEPROM33は、ユーザによって登録されたパスワードやスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内容を電気的に書き換え可能とされている。
【0025】
PCカードコントローラ22は、PCIバス20のバスシグナルをCFカードスロット23またはPCカードスロット24のインターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コントローラであり、CFカードスロット23には、CFカードを装填することが可能であり、PCカードスロット24には、PCカードを装填することが可能である。
【0026】
また、オーディオサブシステム25は、音響を出力するためのチップ(サウンドチップ)であり、FM音源、PCM音源のいずれかの方式で音を作り出している。尚、FM音源とは、正弦波信号に対し「モジュレータ」という変調信号を組み合わせることにより、音色を合成する方式であり、PCM方式とは、デジタルデータとして保存された音の有無や強弱等を波形データに変換することにより音色を作り出す方式である。ドッキングステーションインターフェース26は、コンピュータシステム10の機能拡張装置であるドッキングステーション(図示せず)を接続するためのハードウェアである。ドッキングステーションにノートPCがセットされると、ドッキングステーションの内部バスに接続された各種のハードウェア要素が、ドッキングステーションインターフェース26を介してPCIバス20に接続される。また、miniPCIコネクタ27には、ミニPCI(miniPCI)カードが接続される。
【0027】
LPCバス40は、ISAバスを持たないシステムにレガシーデバイスを接続するためのインターフェース規格であり、33MHzの動作クロックで、コマンド、アドレス、データを同じ4本の信号線(LAD信号)を使ってやりとりしている(例えばデータなら8bitを4bit×2クロックで転送)。このLPCバス40には、エンベデッドコントローラ41、フラッシュROM44、SuperI/Oコントローラ45が接続されている。更に、キーボード/マウスコントローラのような比較的低速で動作する周辺機器類を接続するためにも用いられる。
【0028】
エンベデッドコントローラ41は、図示しないキーボードのコントロール等を行うものであるが、本実施の形態においては、I/Oブリッジ21のIDEインターフェース機能を実現するコントローラや、PCカードコントローラ22の切替制御も行う。尚、エンベデッドコントローラ41によるこれらのコントローラの制御は、GPIB(General Purpose Interface Bus)を用いて行うことができる。
【0029】
SuperI/Oコントローラ45にはI/Oポート46が接続されており、FDDの駆動やパラレルポートを介したパラレルデータの入出力(PIO)、シリアルポートを介したシリアルデータの入出力(SIO)を制御している。また、フラッシュROM44は、一括またはブロック単位でのデータの消去、新たな書き込みを電気的に行えるROMであり、上述したようにBIOSを格納している。
【0030】
図2は、図1に示したハードウェア構成のうち、本実施の形態に関係する部分のみを抜き出して示したブロック図である。図2において、CFカードスロット23は、PCカードコントローラ22およびIDEコントローラ211と接続されている。尚、IDEコントローラ211は、図1に示したハードウェア構成図中のI/Oブリッジ21の一機能であるIDEインターフェース機能を実現するためのコントローラである。
【0031】
また、CFカードスロット23とPCカードコントローラ22との間にはバススイッチ231が設けられると共に、CFカードスロット23とIDEコントローラ211との間にはバススイッチ232が設けられている。そして、これらバススイッチ231とバススイッチ232とは、エンベデッドコントローラ(EC)41による切替制御が可能なように構成されている。
【0032】
図3は、本実施の形態におけるカード媒体制御方法の処理を示したフローチャートである。
まず、EC41は、CFカードスロット23のPin9をGPOを使ってLOWにしておく(ステップ101)。また、CD#(Card Detect)シグナルは直接PCカードコントローラ22に接続しないようにし、EC41が他のGPIピンで検出するようにしておく。
この状態で、CFカードが挿入される(ステップ102)。EC41は、CFカードの挿入を検出すると、Pin9をLOWにしたままCFカードに給電し、RESETをかけてTrueIDEモードとして設定する。次に、EC41は、IDEバスをEnableし(ステップ103)、IDEコントローラ211に対し、CFカードをIDEデバイスとして認識可能かどうかテストするよう指示する。この指示に応じて、IDEコントローラ211は、CFカードに対し、TrueIDEモードで動作可能かどうかテストするためのテストコマンドを発行する(ステップ104)。
【0033】
次に、EC41は、そのテストの結果に問題なければ(ステップ105でYES)、そのままの状態でOSに対して新しいデバイスが挿入されたことを知らせる(ステップ106)。その動きは基本的にウルトラベイに新しいIDEデバイスがHot Insertionされた場合と同じである。尚、テストの結果は、IDEコントローラ211からEC41へLPCバス40を介して伝達される。
【0034】
一方、EC41は、そのテストの結果に問題があれば(ステップ105でNO)、すなわち、CFカードを正常に認識できなかった旨の応答があった場合には、Pin9をHIGHにしてPCカード互換モードとして設定する(ステップ107)と共に、IDEバスをDisableしてIDEコントローラ211との接続を切り離し、一旦CFカードへの給電を止める。
次に、CFカードスロット23とPCカードコントローラ22とを従来通り接続し、後はPCカードコントローラ22にCFカードのハンドリングを委ねる(ステップ108)。これにより、OSはCFカードを従来通りPCカードとして扱う(ステップ109)。
【0035】
次に、具体的なCFカードを例にとって以上の流れを説明する。
まず、TrueIDEモードをサポートするCFカードがCFカードスロット23に挿入された場合について説明する。
まず、EC41は、CFカードスロット23のPin9をLOWにしておく(ステップ101)。そして、CFカードが挿入される(ステップ102)と、Pin9をLOWにしたままCFカードに給電し、RESETをかけてTrueIDEモードとして設定する。次に、EC41は、IDEバスをEnableし(ステップ103)、IDEコントローラ211がCFカードをIDEデバイスとして認識可能かどうか検査する(ステップ104)。
【0036】
この例では、CFカードはIDEデバイスとして認識可能であるので(ステップ105でYES)、EC41は、そのテストの結果に問題ないと判断し、そのままの状態でOSに対して新しいデバイスが挿入されたことを知らせる(ステップ106)。図4にこの時のCFカードの制御の状態を示している。この図では、IDEコントローラ211がCFカードを制御していることを太線で表している。
【0037】
次に、PHS通信カード等のTrueIDEモードをサポートしないCFカードがCFカードスロットに挿入された場合について説明する。
まず、EC41は、CFカードスロット23のPin9をLOWにしておく(ステップ101)。そして、CFカードが挿入される(ステップ102)と、Pin9をLOWにしたままCFカードに給電し、RESETをかけてTrueIDEモードとして設定する。次に、EC41は、IDEバスをEnableし(ステップ103)、IDEコントローラ211がCFカードをIDEデバイスとして認識可能かどうか検査する(ステップ104)。ここまでは、TrueIDEモードをサポートするCFカードが挿入された場合と同じである。
【0038】
しかし、この例では、CFカードはIDEデバイスとして認識不可能であるので(ステップ105でNO)、EC41は、そのテストの結果に問題ありと判断し、Pin9をHIGHに設定してPCカード互換モードとして設定する(ステップ107)と共に、IDEバスをDisableしてIDEコントローラ211との接続を切り離し、一旦CFカードへの給電を止め、CFカードスロット23とPCカードコントローラ22とを従来通り接続する。そして、後はPCカードコントローラ22にCFカードのハンドリングを委ねる(ステップ108)。これにより、OSはCFカードを従来通りPCカードとして扱う(ステップ109)。図5にこの時のCFカードの制御の状態を示している。この図では、PCカードコントローラ22がCFカードを制御していることを太線で表している。
【0039】
このように、本実施の形態では、CFカードスロット23はデフォルトでTrueIDEモード専用に設定しておき、まずは、装着されたCFカードがTrueIDEモードで動作可能かテストし、動作不可能であれば、接続先をPCカードコントローラ22に変更するようにした。この構成により、TrueIDEモードをサポートするCFカードはTrueIDEモードで動作することとなるので、CFカードスロット23に装着されたCFカードからコンピュータ装置へのデータ転送速度を向上することができる。また、TrueIDEモードをサポートしないCFカードについては、従来通り、PCカードコントローラ22が制御することを保証するので、CFカードスロット23に装着可能なCFカードの種類を減少させるという不利益を生じることもない。
【0040】
尚、上記実施の形態では、EC41がIDEコントローラ211とPCカードコントローラ22との間の切替を行うようにしたが、このような切替を行う手段としては、EC41に限らず、両コントローラを制御可能な手段であれば如何なる手段により実現してもよい。また、そのような手段に行わせる処理をコンピュータプログラムとして記述し、メインメモリ16、HDD31等の記憶手段に記憶しておき、CPU11がそのコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより上述した各機能を実現するようにしてもよい。
【0041】
また、上記では、PCにCFカードスロット23を備え、そこに装着されたCFカードを、IDEコントローラ211またはPCカードコントローラ22が制御するようにしたが、CFカードはCFカードスロット23に装着されるものに限らず、何らかのインターフェースを介して遠隔的に接続されるものであってもよい。
【0042】
また、カード媒体としてはCFカードを中心に述べたが、複数のカード媒体制御手段により制御され得るカード媒体であれば、如何なるカード媒体に対しても本実施の形態は適用可能である。
このように適用範囲を拡大すれば、本実施の形態により、装着等されたカード媒体を適切なカード媒体制御手段で制御することができるようになる。
また、各動作モードにおけるデータ転送速度に違いがあれば、装着等されたカード媒体からデータを高速に転送可能なカード媒体制御手段で制御することができるようになる。
【0043】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、装着等されたカード媒体を適切なカード媒体制御手段で制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用されるコンピュータシステムのハードウェア構成を示した図である。
【図2】 本実施の形態におけるCFカード制御部分の構成を示した図である。
【図3】 本実施の形態におけるカード媒体制御方法の処理を示したフローチャートである。
【図4】 本実施の形態におけるCFカード制御の状態を示した図である。
【図5】 本実施の形態におけるCFカード制御の状態を示した図である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、11…CPU、21…I/Oブリッジ、22…PCカードコントローラ、23…CFカードスロット、24…PCカードスロット、41…エンベデッドコントローラ、211…IDEコントローラ、231,232…バススイッチ
Claims (12)
- 第1の動作モードで動作するようカード媒体を制御する第1のカード媒体制御手段と、
前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作するようカード媒体を制御する第2のカード媒体制御手段と、
前記第1の動作モードでも前記第2の動作モードでも動作するカード媒体、前記第1の動作モードで動作せずに前記第2の動作モードで動作するカード媒体のいずれも保持可能なカード媒体保持手段と、
前記カード媒体保持手段へのカード媒体の装着を、前記第2のカード媒体制御手段には検出させずに自身で検出し、前記第1のカード媒体制御手段に対し、当該カード媒体を当該第1のカード媒体制御手段が制御可能かどうかを検査するよう指示し、制御不可能である旨の応答があった場合に、当該カード媒体を前記第2のカード媒体制御手段が制御するよう設定するコンピュータ制御手段と
を備えたことを特徴とするコンピュータ装置。 - 前記第1のカード媒体制御手段は、前記カード媒体にテストコマンドを発行することにより、前記検査を行うことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。
- 前記カード媒体と前記第1のカード媒体制御手段とを接続する第1の接続手段と、
前記カード媒体と前記第2のカード媒体制御手段とを接続する第2の接続手段とを更に備え、
前記コンピュータ制御手段は、前記カード媒体を前記第1のカード媒体制御手段が制御不可能と判断された場合に、前記第1の接続手段を非接続状態にすると共に、前記第2の接続手段を接続状態にすることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。 - 前記カード媒体が動作開始時に前記第1のカード媒体制御手段により制御されるよう、前記カード媒体保持手段に対し設定を行う初期設定手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。 - TrueIDEモードをサポートするCFカードを制御するためのIDEコントローラと、
PCカード互換モードをサポートするCFカードを制御するためのPCカードコントローラと、
TrueIDEモードをサポートするCFカード、PCカード互換モードのみをサポートするCFカードのいずれも装着可能なCFカードスロットと、
前記CFカードスロットへのCFカードの装着を、前記PCカードコントローラには検出させずに自身で検出し、前記IDEコントローラに対し、当該CFカードがTrueIDEモードで動作するかどうかを検査するよう指示し、動作しない旨の応答があった場合に、当該CFカードがPCカード互換モードで動作するよう設定するコンピュータ制御手段と
を備えたことを特徴とするコンピュータ装置。 - 前記IDEコントローラは、前記CFカードにテストコマンドを発行することにより、前記検査を行うことを特徴とする請求項5記載のコンピュータ装置。
- 前記CFカードスロットと前記IDEコントローラとの間の接続を接続状態または非接続状態にするための第1のバススイッチと、
前記CFカードスロットと前記PCカードコントローラとの間の接続を接続状態または非接続状態にするための第2のバススイッチとを更に備え、
前記コンピュータ制御手段は、前記CFカードがTrueIDEモードで動作しないと判断された場合に、前記第1のバススイッチを非接続状態にすると共に、前記第2のバススイッチを接続状態にすることを特徴とする請求項5記載のコンピュータ装置。 - 前記CFカードスロットに前記CFカードが装着された際にTrueIDEモードで動作するよう、前記CFカードスロットに対し設定を行う初期設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項5記載のコンピュータ装置。
- 第1の動作モードで動作するようカード媒体を制御する第1のカード媒体制御手段と、当該第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作するようカード媒体を制御する第2のカード媒体制御手段とを備えたコンピュータ装置において、当該第1のカード媒体制御手段及び当該第2のカード媒体制御手段とは異なる所定の制御手段により実行されるカード媒体制御方法であって、
前記第1の動作モードでも前記第2の動作モードでも動作するカード媒体、前記第1の動作モードで動作せずに前記第2の動作モードで動作するカード媒体のいずれも保持可能なカード媒体保持手段に対してカード媒体の装着があると、当該装着を前記第2のカード媒体制御手段には検出させずに自身で検出するステップと、
前記第1のカード媒体制御手段に対し、当該カード媒体を当該第1のカード媒体制御手段が制御可能かどうかを検査するよう指示するステップと、
制御不可能である旨の応答があった場合に、前記カード媒体を前記第2のカード媒体制御手段が制御するよう設定するステップと
を含むことを特徴とするカード媒体制御方法。 - 前記第1の動作モードで動作した場合の方が、前記第2の動作モードで動作した場合よりも前記カード媒体から高速にデータを転送することが可能であることを特徴とする請求項9記載のカード媒体制御方法。
- 前記指示するステップでは、前記カード媒体にテストコマンドを発行するよう指示することを特徴とする請求項9記載のカード媒体制御方法。
- 第1の動作モードで動作するようカード媒体を制御する第1のカード媒体制御手段と、当該第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作するようカード媒体を制御する第2のカード媒体制御手段とを備えたコンピュータ装置において、当該第1のカード媒体制御手段及び当該第2のカード媒体制御手段とは異なる所定の制御手段に対し、
前記第1の動作モードでも前記第2の動作モードでも動作するカード媒体、前記第1の動作モードで動作せずに前記第2の動作モードで動作するカード媒体のいずれも保持可能なカード媒体保持手段に対してカード媒体の装着があると、当該装着を前記第2のカード媒体制御手段には検出させずに自身で検出する機能と、
前記第1のカード媒体制御手段に対し、当該カード媒体を当該第1のカード媒体制御手段が制御可能かどうかを検査するよう指示する機能と、
制御不可能である旨の応答があった場合に、前記カード媒体を前記第2のカード媒体制御手段が制御するよう設定する機能と
を実現させるためのプログラム。
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