JP3452729B2 - 発券機用レシート発行装置 - Google Patents
発券機用レシート発行装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗車券や定期券等
の券を発行する自動券売機、あるいは定期券発行機に組
込まれる券発行機用レシート発行装置に関する。
の券を発行する自動券売機、あるいは定期券発行機に組
込まれる券発行機用レシート発行装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、定期券発行機や高額の乗車券を発
券できる自動券売機には、購入した券の金額を証明する
ためのレシートを発行するレシート発行装置の組込まれ
ているものが出現している。
券できる自動券売機には、購入した券の金額を証明する
ためのレシートを発行するレシート発行装置の組込まれ
ているものが出現している。
【０００３】上述のレシート発行装置付の券売機で券を
購入し、かつレシートを入手するには、まず、券売機本
体に購入を希望する券の金額を満たす金銭（プリペイド
カード等のカード類も含む）を投入し、口座釦等の入力
器から希望の券に対応する信号を入力すると、その券が
発券されるとともに、レシート選択釦が押下されること
を条件に、発券された券の購入金額，発券年月日等の所
定の内容の印字されたレシートが発行されるように構成
されている。
購入し、かつレシートを入手するには、まず、券売機本
体に購入を希望する券の金額を満たす金銭（プリペイド
カード等のカード類も含む）を投入し、口座釦等の入力
器から希望の券に対応する信号を入力すると、その券が
発券されるとともに、レシート選択釦が押下されること
を条件に、発券された券の購入金額，発券年月日等の所
定の内容の印字されたレシートが発行されるように構成
されている。
【０００４】したがって、利用者は、そのレシートを用
いて、後に会社に対して交通費を請求したり、あるいは
税務署等に対する交通費の証明等に利用することが可能
となる。
いて、後に会社に対して交通費を請求したり、あるいは
税務署等に対する交通費の証明等に利用することが可能
となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の券発行機用レシ
ート発行装置は、レシートの二重発行を防止するため
に、発券機における一人の利用者に対する一連の発券処
理工程内においてのみレシートが発行できるように構成
されている。このため、後に、利用者がレシートを希望
したときは、発券機を用いてのレシート入手ができず、
このような場合は、係員が手書きでレシートを発行する
ようにしている。
ート発行装置は、レシートの二重発行を防止するため
に、発券機における一人の利用者に対する一連の発券処
理工程内においてのみレシートが発行できるように構成
されている。このため、後に、利用者がレシートを希望
したときは、発券機を用いてのレシート入手ができず、
このような場合は、係員が手書きでレシートを発行する
ようにしている。
【０００６】しかしながら、係員の手書きによるレシー
ト発行に当っては、発券した事実を調査しなければなら
ず、さらに、その券が特定できたとしても、未だレシー
トが発行されていないことを確認しなければならないの
で、係員にとって大変な負担となっていた。
ト発行に当っては、発券した事実を調査しなければなら
ず、さらに、その券が特定できたとしても、未だレシー
トが発行されていないことを確認しなければならないの
で、係員にとって大変な負担となっていた。
【０００７】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、発券処理後、
容易にレシート発行のできる発券機用レシート発行装置
を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、発券処理後、
容易にレシート発行のできる発券機用レシート発行装置
を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発券機用レ
シート発行装置は、上記目的を達成するために、乗車券
や定期券等の券を発券する発券機構及びその発券された
券の発売金額や発売日時等の所定の内容の印字されたレ
シートを発行するレシート発行機構を有する発券機用レ
シート発行装置において、前記券発行機構から発券され
た券番号等の券を特定するデータ及びその発券された券
の発売金額等の前記レシート発行機構から発行されるレ
シートに印字すべき内容のデータを記憶する記憶手段
と、前記発券機構から既に発行された券番号等の券を特
定するデータを入力する入力手段と、前記記憶手段に記
憶されているデータ中から前記入力手段から入力された
データに係る券のデータを抽出する抽出手段と、その抽
出手段で抽出された券のデータに基づいて、過去にレシ
ートが発行されていないことを条件にその券に係るレシ
ートを発行するように前記レシート機構を制御する制御
手段と、を有することを特徴としている。前記制御手段
は、過去にレシートが発行されているときに、再発行で
ある旨を印字してレシートを発行することを特徴として
いる。
シート発行装置は、上記目的を達成するために、乗車券
や定期券等の券を発券する発券機構及びその発券された
券の発売金額や発売日時等の所定の内容の印字されたレ
シートを発行するレシート発行機構を有する発券機用レ
シート発行装置において、前記券発行機構から発券され
た券番号等の券を特定するデータ及びその発券された券
の発売金額等の前記レシート発行機構から発行されるレ
シートに印字すべき内容のデータを記憶する記憶手段
と、前記発券機構から既に発行された券番号等の券を特
定するデータを入力する入力手段と、前記記憶手段に記
憶されているデータ中から前記入力手段から入力された
データに係る券のデータを抽出する抽出手段と、その抽
出手段で抽出された券のデータに基づいて、過去にレシ
ートが発行されていないことを条件にその券に係るレシ
ートを発行するように前記レシート機構を制御する制御
手段と、を有することを特徴としている。前記制御手段
は、過去にレシートが発行されているときに、再発行で
ある旨を印字してレシートを発行することを特徴として
いる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、発券機を利用者操作型の
定期券発行機としたときの一実施の形態に係る発券機用
レシート発行装置（以下、レシート発行装置という）の
ブロック図である。
に基づいて説明する。図１は、発券機を利用者操作型の
定期券発行機としたときの一実施の形態に係る発券機用
レシート発行装置（以下、レシート発行装置という）の
ブロック図である。
【００１０】ＣＰＵ１は、ＲＯＭ１に格納されているシ
ステムプログラム及びＲＡＭ３に格納されているワーキ
ングデータを用いて演算処理するように構成され、レシ
ート発行装置全体を統括的に制御できるように構成され
ている。
ステムプログラム及びＲＡＭ３に格納されているワーキ
ングデータを用いて演算処理するように構成され、レシ
ート発行装置全体を統括的に制御できるように構成され
ている。
【００１１】上記ＲＡＭ３には、定期券を発行する毎に
その定期券の券番号や乗車区間等の券データ、発売代金
等のレシート発行に必要なデータが記憶されるように構
成されているとともに、レシートが発行されたときはそ
の旨のデータも記憶されるように構成されている。な
お、これらデータは、ＲＡＭ３とは別のメモリを設けて
そのメモリに記憶しておくようにしてもよい。
その定期券の券番号や乗車区間等の券データ、発売代金
等のレシート発行に必要なデータが記憶されるように構
成されているとともに、レシートが発行されたときはそ
の旨のデータも記憶されるように構成されている。な
お、これらデータは、ＲＡＭ３とは別のメモリを設けて
そのメモリに記憶しておくようにしてもよい。
【００１２】ＣＰＵ１は、Ｉ／Ｏユニット４を介して利
用者操作ユニット５、金銭処理ユニット６、発券処理ユ
ニット７、係員操作ユニット８及びレシート発行ユニッ
ト９を接続している。
用者操作ユニット５、金銭処理ユニット６、発券処理ユ
ニット７、係員操作ユニット８及びレシート発行ユニッ
ト９を接続している。
【００１３】利用者操作ユニット５は、従来の定期券発
行機と同様に、定期券の期間等のデータを入力するテン
キー又はタッチパネルの入力器を備えているとともに、
レシートを希望するときに押下される入力器を備えてい
る。
行機と同様に、定期券の期間等のデータを入力するテン
キー又はタッチパネルの入力器を備えているとともに、
レシートを希望するときに押下される入力器を備えてい
る。
【００１４】金銭処理ユニット６は、定期券の購入代金
を処理するものであって、硬貨処理機及び紙幣処理機を
備えているとともに、釣銭排出機構も備えられている。
また、定期券購入をプリペイドカード等のカードで行う
カード対応型のときは、カード処理機も備えられてい
る。
を処理するものであって、硬貨処理機及び紙幣処理機を
備えているとともに、釣銭排出機構も備えられている。
また、定期券購入をプリペイドカード等のカードで行う
カード対応型のときは、カード処理機も備えられてい
る。
【００１５】発券処理ユニット７は、スタッカに貯えら
れている生カードに定期券としての所定のデータを印字
して発券する機能を備えていて、本発明の発券機構を担
っている。
れている生カードに定期券としての所定のデータを印字
して発券する機能を備えていて、本発明の発券機構を担
っている。
【００１６】係員操作ユニット８は、レシート発行装置
を保守点検する際に係員によって操作される部分であっ
て、テンキーやタッチパネル式の入力器と表示画面を備
えて構成されている。
を保守点検する際に係員によって操作される部分であっ
て、テンキーやタッチパネル式の入力器と表示画面を備
えて構成されている。
【００１７】レシート発行ユニット９は、本発明のレシ
ート発行機構に当り、利用者操作ユニット５及び係員操
作ユニット８からレシート発行要求の信号が入力された
とき、発券された定期券の購入代金，発行日時等の所定
の内容を印字したレシートを発行できるように構成され
ている。
ート発行機構に当り、利用者操作ユニット５及び係員操
作ユニット８からレシート発行要求の信号が入力された
とき、発券された定期券の購入代金，発行日時等の所定
の内容を印字したレシートを発行できるように構成され
ている。
【００１８】次に、図２のフローチャート及び図３，図
４の係員操作ユニットの表示画面の表示例を用いて説明
する。なお、利用者が定期券購入と同時にレシートを入
手する際の制御動作は従来と同様なので省略する。
４の係員操作ユニットの表示画面の表示例を用いて説明
する。なお、利用者が定期券購入と同時にレシートを入
手する際の制御動作は従来と同様なので省略する。
【００１９】今、利用者が定期券購入後、しばらく時間
が経ってから係員にレシート発行の申込みを行ったもの
とする。係員は、その申込みにより係員操作ユニット８
を操作して、レシート発行装置をレシート再出力モード
に設定する（ステップ１００、ステップ１０２）。この
設定により、係員操作ユニット８の表示画面は、定期券
の券番号入力待ちとなる（図３（ａ）参照）。
が経ってから係員にレシート発行の申込みを行ったもの
とする。係員は、その申込みにより係員操作ユニット８
を操作して、レシート発行装置をレシート再出力モード
に設定する（ステップ１００、ステップ１０２）。この
設定により、係員操作ユニット８の表示画面は、定期券
の券番号入力待ちとなる（図３（ａ）参照）。
【００２０】券番号が入力されると、ＲＡＭ３内のデー
タの中からその入力された券番号の定期券に係るデータ
が検索され抽出される（ステップ１０４、図３（ｂ）参
照）。もし、その券番号の入力ミスをしたときは、クリ
アキー「Ｃ」を押下して再入力される（ステップ１０
５、図３（ｃ）参照）。
タの中からその入力された券番号の定期券に係るデータ
が検索され抽出される（ステップ１０４、図３（ｂ）参
照）。もし、その券番号の入力ミスをしたときは、クリ
アキー「Ｃ」を押下して再入力される（ステップ１０
５、図３（ｃ）参照）。
【００２１】入力された券番号のデータが抽出されたと
きは、表示画面の実行キーが押下される（ステップ１０
６、図４（ａ）参照）。この実行キーの押下により、レ
シート発行ユニット９からその入力された券番号に係る
レシートが印字されて発行される（ステップ１０８。図
４（ｂ）参照）。
きは、表示画面の実行キーが押下される（ステップ１０
６、図４（ａ）参照）。この実行キーの押下により、レ
シート発行ユニット９からその入力された券番号に係る
レシートが印字されて発行される（ステップ１０８。図
４（ｂ）参照）。
【００２２】このレシート発行に際して、ＲＡＭ３内の
データ中に既にレシートを発行した旨のデータが含まれ
ているときは、レシートの発行は行われない。したがっ
て、レシートの二重発行は効果的に防止される。
データ中に既にレシートを発行した旨のデータが含まれ
ているときは、レシートの発行は行われない。したがっ
て、レシートの二重発行は効果的に防止される。
【００２３】なお、利用者のレシートの再発行の申出が
あったときは、係員によって再発行の釦が押下される。
この場合は、発行されるレシートに再発行レシートであ
る旨の表示が印字される。したがって、このレシートを
用いての不正は効果的に防止される。
あったときは、係員によって再発行の釦が押下される。
この場合は、発行されるレシートに再発行レシートであ
る旨の表示が印字される。したがって、このレシートを
用いての不正は効果的に防止される。
【００２４】なお、上述の例は、発券機を定期券発行機
とした例であるが、発券機が乗車券を発券する自動券売
機であってもよく、さらには、各種施設の入場券等の券
売機であってもよい。
とした例であるが、発券機が乗車券を発券する自動券売
機であってもよく、さらには、各種施設の入場券等の券
売機であってもよい。
【００２５】
【発明の効果】本発明に係るレシート発行装置は、券発
行機構から発券された券番号等の券を特定するデータ及
びその発券された券の発売金額等の前記レシート発行機
構から発行されるレシートに印字すべき内容のデータを
記憶する記憶手段と、前記発券機構から既に発行された
券番号等の券を特定するデータを入力する入力手段と、
前記記憶手段に記憶されているデータ中から前記入力手
段から入力されたデータに係る券のデータを抽出する抽
出手段と、その抽出手段で抽出された券のデータに基づ
いて、過去にレシートが発行されていないことを条件に
その券に係るレシートを発行するように前記レシート機
構を制御する制御手段とからなるので、後に、容易にレ
シートを発行することができる。また、制御手段を過去
にレシートが発行されているときに、再発行である旨を
印字してレシートを発行するようにしたときは、再発行
されたレシートの不正使用を防止することができる。
行機構から発券された券番号等の券を特定するデータ及
びその発券された券の発売金額等の前記レシート発行機
構から発行されるレシートに印字すべき内容のデータを
記憶する記憶手段と、前記発券機構から既に発行された
券番号等の券を特定するデータを入力する入力手段と、
前記記憶手段に記憶されているデータ中から前記入力手
段から入力されたデータに係る券のデータを抽出する抽
出手段と、その抽出手段で抽出された券のデータに基づ
いて、過去にレシートが発行されていないことを条件に
その券に係るレシートを発行するように前記レシート機
構を制御する制御手段とからなるので、後に、容易にレ
シートを発行することができる。また、制御手段を過去
にレシートが発行されているときに、再発行である旨を
印字してレシートを発行するようにしたときは、再発行
されたレシートの不正使用を防止することができる。
【図１】本発明の発券機を定期券発行機としたときのそ
の定期券発行機に組込まれる一実施例に係るレシート発
行装置の概略構成を示すブロック図である。
の定期券発行機に組込まれる一実施例に係るレシート発
行装置の概略構成を示すブロック図である。
【図２】制御動作を示すフローチャートである。
【図３】表示画面の表示例である。
【図４】表示画面の表示例である。
１ ＣＰＵ
２ ＲＯＭ
３ ＲＡＭ
４ Ｉ／Ｏユニット
５ 利用者操作ユニット
６ 金銭処理ユニット
７ 発券処理ユニット
８ 係員操作ユニット
９ レシート発行ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平８−87615（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−96252（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−215213（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−259991（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−256187（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−168976（ＪＰ，Ａ)
実開 昭57−29974（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G07B 1/00
G07B 5/00
Claims (2)
- 【請求項１】 乗車券や定期券等の券を発券する発券機
構及びその発券された券の発売金額や発売日時等の所定
の内容の印字されたレシートを発行するレシート発行機
構を有する発券機用レシート発行装置において、 前記券発行機構から発券された券番号等の券を特定する
データ及びその発券された券の発売金額等の前記レシー
ト発行機構から発行されるレシートに印字すべき内容の
データを記憶する記憶手段と、前記発券機構から既に発行された 券番号等の券を特定す
るデータを入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータ中から前記入力手
段から入力されたデータに係る券のデータを抽出する抽
出手段と、 前記抽出手段で抽出された券のデータに基づいて、過去
にレシートが発行されていないことを条件にその券に係
るレシートを発行するように前記レシート機構を制御す
る制御手段と、 を有することを特徴とする発券機用レシート発行装置。 - 【請求項２】 前記制御手段は、過去にレシートが発行
されているときに、再発行である旨を印字してレシート
を発行することを特徴とする請求項１記載の発券機用レ
シート発行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17708096A JP3452729B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 発券機用レシート発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17708096A JP3452729B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 発券機用レシート発行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103553A JPH103553A (ja) | 1998-01-06 |
| JP3452729B2 true JP3452729B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=16024785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17708096A Expired - Fee Related JP3452729B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 発券機用レシート発行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3452729B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6360810B2 (ja) * | 2015-04-15 | 2018-07-18 | 東芝テック株式会社 | レシート印刷システム、レシート管理装置およびその制御プログラム |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP17708096A patent/JP3452729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH103553A (ja) | 1998-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |