JP3452301B2 - エキゾーストマニホールド - Google Patents
エキゾーストマニホールドInfo
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- JP3452301B2 JP3452301B2 JP34196297A JP34196297A JP3452301B2 JP 3452301 B2 JP3452301 B2 JP 3452301B2 JP 34196297 A JP34196297 A JP 34196297A JP 34196297 A JP34196297 A JP 34196297A JP 3452301 B2 JP3452301 B2 JP 3452301B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manifold
- divided
- manifolds
- bellows
- exhaust manifold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割型のエキゾー
ストマニホールドに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】一体型のエキゾーストマニホールドは熱
変形によりガス洩れや亀裂が生じるために分割型とし、
この分割部を円筒体とベローズで接続してエキゾースト
マニホールドの熱膨脹収縮を吸収した構造が特開平５−
２０２７４５号で提供されている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の接続構造で
は、円筒体の両端をマニホールド内側端部内に挿入され
た構造であるため、円筒体の両端は直接高温のガスに触
れることになり、その結果マニホールド内側端部内に挿
入されている円筒体の両端が焼き付きによりマニホール
ドに固着した状態になり、マニホールドの熱膨脹収縮を
吸収する作用を阻害する。また、円筒体の両端が焼き付
きによりマニホールドに固着した状態になることによ
り、分割したマニホールドの間に熱膨脹収縮で捩じれが
生じた場合には、分割部の接続剛性が低下する問題があ
る。 【０００４】本発明の目的は、マニホールドの熱膨脹収
縮の吸収を確保し、かつ分割部のガスシールおよび接続
剛性を向上した分割型のエキゾーストマニホールドを提
供することである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、複数に分割したマニホールドの分
割部をベローズで接続したエキゾーストマニホールドに
おいて、前記分割部のマニホールド端面の厚みに凹溝を
設け、この凹溝に円筒状のカラーを嵌挿し、マニホール
ド外側端部に前記ベローズを嵌着したことを特徴とする
ものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、１ａ，１ｂは分割し
たエキゾーストマニホールド（以下マニホールドとい
う）であり、２分割あるいは３分割の複数に分割された
ものである。【０００８】 前記マニホールド１ａ，１ｂの分割部の端
面の厚みに凹溝７を設け、この凹溝７に円筒状のカラー
３を、その一端または両端に隙間を持たせ、熱膨脹を許
容するよう嵌挿する。【０００９】 さらに、マニホールド１ａ，１ｂの外側端
部にベローズ４を嵌着した構造である。このベローズ４
の嵌着構造は、ベローズ４の両端に補強リング５を嵌合
してマニホールド１ａ，１ｂの外側端部に溶接６したも
のである。【００１０】 上記の構造では、 分割したマニホールド１
ａ，１ｂの分割部はベローズ４によって熱膨脹収縮を吸
収し、かつ分割部をシールしてガス洩れを防止する。【００１１】 また、カラー３は分割したマニホールド１
ａ，１ｂの分割部のガスシールと接続剛性を保持してい
るが、このカラー３はその両端をマニホールド１ａ，１
ｂの分割部の端面の厚みに設けた凹溝７に嵌挿されてい
るため、カラー３の両端は凹溝７内に挾まれた形態とな
り、マニホールド１ａ，１ｂ内を通る高熱のガスに直接
触れることがなく、カラー３の両端が焼き付きによりマ
ニホールド１ａ，１ｂに固着する不具合が防止され、マ
ニホールド１ａ，１ｂの熱膨脹収縮を確実に許容する。【００１２】 さらに、カラー３の両端がマニホールド１
ａ，１ｂの分割部の端面の厚みに設けた凹溝７内に挾ま
れた形態で嵌挿されているため、マニホールド１ａ，１
ｂ間の捩じれ変形を防止し、その結果マニホールド１
ａ，１ｂの分割部のガスシールを確保する。【００１３】 【発明の効果】以上述べたように本発明によると、マニ
ホールドの分割部のガスシールと接続剛性を保持したう
えに、カラーの両端が焼き付きによりマニホールドに固
着する不具合が防止され、マニホールドの熱膨脹収縮を
確実に許容する利点に加えてマニホールド間の捩じれ変
形を防止する利点を有している。
ストマニホールドに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】一体型のエキゾーストマニホールドは熱
変形によりガス洩れや亀裂が生じるために分割型とし、
この分割部を円筒体とベローズで接続してエキゾースト
マニホールドの熱膨脹収縮を吸収した構造が特開平５−
２０２７４５号で提供されている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の接続構造で
は、円筒体の両端をマニホールド内側端部内に挿入され
た構造であるため、円筒体の両端は直接高温のガスに触
れることになり、その結果マニホールド内側端部内に挿
入されている円筒体の両端が焼き付きによりマニホール
ドに固着した状態になり、マニホールドの熱膨脹収縮を
吸収する作用を阻害する。また、円筒体の両端が焼き付
きによりマニホールドに固着した状態になることによ
り、分割したマニホールドの間に熱膨脹収縮で捩じれが
生じた場合には、分割部の接続剛性が低下する問題があ
る。 【０００４】本発明の目的は、マニホールドの熱膨脹収
縮の吸収を確保し、かつ分割部のガスシールおよび接続
剛性を向上した分割型のエキゾーストマニホールドを提
供することである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、複数に分割したマニホールドの分
割部をベローズで接続したエキゾーストマニホールドに
おいて、前記分割部のマニホールド端面の厚みに凹溝を
設け、この凹溝に円筒状のカラーを嵌挿し、マニホール
ド外側端部に前記ベローズを嵌着したことを特徴とする
ものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、１ａ，１ｂは分割し
たエキゾーストマニホールド（以下マニホールドとい
う）であり、２分割あるいは３分割の複数に分割された
ものである。【０００８】 前記マニホールド１ａ，１ｂの分割部の端
面の厚みに凹溝７を設け、この凹溝７に円筒状のカラー
３を、その一端または両端に隙間を持たせ、熱膨脹を許
容するよう嵌挿する。【０００９】 さらに、マニホールド１ａ，１ｂの外側端
部にベローズ４を嵌着した構造である。このベローズ４
の嵌着構造は、ベローズ４の両端に補強リング５を嵌合
してマニホールド１ａ，１ｂの外側端部に溶接６したも
のである。【００１０】 上記の構造では、 分割したマニホールド１
ａ，１ｂの分割部はベローズ４によって熱膨脹収縮を吸
収し、かつ分割部をシールしてガス洩れを防止する。【００１１】 また、カラー３は分割したマニホールド１
ａ，１ｂの分割部のガスシールと接続剛性を保持してい
るが、このカラー３はその両端をマニホールド１ａ，１
ｂの分割部の端面の厚みに設けた凹溝７に嵌挿されてい
るため、カラー３の両端は凹溝７内に挾まれた形態とな
り、マニホールド１ａ，１ｂ内を通る高熱のガスに直接
触れることがなく、カラー３の両端が焼き付きによりマ
ニホールド１ａ，１ｂに固着する不具合が防止され、マ
ニホールド１ａ，１ｂの熱膨脹収縮を確実に許容する。【００１２】 さらに、カラー３の両端がマニホールド１
ａ，１ｂの分割部の端面の厚みに設けた凹溝７内に挾ま
れた形態で嵌挿されているため、マニホールド１ａ，１
ｂ間の捩じれ変形を防止し、その結果マニホールド１
ａ，１ｂの分割部のガスシールを確保する。【００１３】 【発明の効果】以上述べたように本発明によると、マニ
ホールドの分割部のガスシールと接続剛性を保持したう
えに、カラーの両端が焼き付きによりマニホールドに固
着する不具合が防止され、マニホールドの熱膨脹収縮を
確実に許容する利点に加えてマニホールド間の捩じれ変
形を防止する利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を示す断面図
【符号の説明】
１ａ エキゾーストマニホールド
１ｂ エキゾーストマニホールド
２ 凹部
３ カラー
４ ベローズ
５ 補強リング
６ 溶接
７ 凹溝
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】複数に分割したマニホールドの分割部をベ
ローズで接続したエキゾーストマニホールドにおいて、 前記分割部のマニホールド端面の厚みに凹溝を設け、こ
の凹溝に円筒状のカラーを嵌挿し、マニホールド外側端
部に前記ベローズを嵌着したことを特徴とするエキゾー
ストマニホールド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34196297A JP3452301B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | エキゾーストマニホールド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34196297A JP3452301B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | エキゾーストマニホールド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11159325A JPH11159325A (ja) | 1999-06-15 |
| JP3452301B2 true JP3452301B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=18350120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34196297A Expired - Fee Related JP3452301B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | エキゾーストマニホールド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3452301B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP34196297A patent/JP3452301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11159325A (ja) | 1999-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |