JP3451806B2 - サンプルホールド回路及びその駆動方法及び液晶表示装置 - Google Patents
サンプルホールド回路及びその駆動方法及び液晶表示装置Info
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- JP3451806B2 JP3451806B2 JP23015695A JP23015695A JP3451806B2 JP 3451806 B2 JP3451806 B2 JP 3451806B2 JP 23015695 A JP23015695 A JP 23015695A JP 23015695 A JP23015695 A JP 23015695A JP 3451806 B2 JP3451806 B2 JP 3451806B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号を一旦保持し
て出力するサンプルホールド回路及びその駆動方法、更
にこのサンプルホールド回路を用いた液晶表示装置に関
し、特に、多結晶シリコンを用いたスイッチドキャパシ
タ増幅回路を有し、液晶表示装置の駆動に適したサンプ
ルホールド回路に関する。
て出力するサンプルホールド回路及びその駆動方法、更
にこのサンプルホールド回路を用いた液晶表示装置に関
し、特に、多結晶シリコンを用いたスイッチドキャパシ
タ増幅回路を有し、液晶表示装置の駆動に適したサンプ
ルホールド回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置として、各画素部に
薄膜トランジスタ(TFT)から成る画像信号書き込み
用のスイッチング素子を接続し、この画素部を2次元状
に配置したアクティブマトリクス型液晶表示装置が存在
する。このアクティブマトリクス型液晶表示装置は、図
5に示すように、画素電極1と対向電極2とにより液晶
層を挟んで画素を形成し、これを2次元状に配置して表
示部を構成している。各画素電極1には、薄膜トランジ
スタ3が接続され、この薄膜トランジスタ3の他方側
は、画像信号を与えるためのデータ線4に接続されてい
る。対向電極2は、例えば0Vの基準電位に固定されて
いる。
薄膜トランジスタ(TFT)から成る画像信号書き込み
用のスイッチング素子を接続し、この画素部を2次元状
に配置したアクティブマトリクス型液晶表示装置が存在
する。このアクティブマトリクス型液晶表示装置は、図
5に示すように、画素電極1と対向電極2とにより液晶
層を挟んで画素を形成し、これを2次元状に配置して表
示部を構成している。各画素電極1には、薄膜トランジ
スタ3が接続され、この薄膜トランジスタ3の他方側
は、画像信号を与えるためのデータ線4に接続されてい
る。対向電極2は、例えば0Vの基準電位に固定されて
いる。
【0003】データ線4は各列ごとに形成され、同じ列
の薄膜トランジスタ3はすべて共通のデータ線4に接続
されている。また薄膜トランジスタ3のゲート電極は、
行ごとに共通のゲート線5に接続される。薄膜トランジ
スタ3のゲート電極はゲート線駆動回路6に接続され、
このゲート線駆動回路6により画素部の各薄膜トランジ
スタ3のオン・オフ制御が行われる。また、各信号線4
へは、信号線駆動回路7から画像信号が時系列的に与え
られるように構成されている。すなわち、ゲート線駆動
回路6によりゲート線5を順次走査することにより、画
素部の薄膜トランジスタが行毎にオン状態となり、信号
線駆動回路7から各データ線4に出力される画像信号を
画素部の画像信号保持容量8(液晶層)に書き込むもの
である(点順次走査方式)。
の薄膜トランジスタ3はすべて共通のデータ線4に接続
されている。また薄膜トランジスタ3のゲート電極は、
行ごとに共通のゲート線5に接続される。薄膜トランジ
スタ3のゲート電極はゲート線駆動回路6に接続され、
このゲート線駆動回路6により画素部の各薄膜トランジ
スタ3のオン・オフ制御が行われる。また、各信号線4
へは、信号線駆動回路7から画像信号が時系列的に与え
られるように構成されている。すなわち、ゲート線駆動
回路6によりゲート線5を順次走査することにより、画
素部の薄膜トランジスタが行毎にオン状態となり、信号
線駆動回路7から各データ線4に出力される画像信号を
画素部の画像信号保持容量8(液晶層)に書き込むもの
である(点順次走査方式)。
【0004】上記液晶表示装置によれば、表示装置の解
像度が高まるにつれ、1画素への画像信号の書き込み時
間が十分に確保できなくなるため、各ゲート線5に対応
するすべての画素部に同時に画像信号を書き込む方式
(線順次走査方式)の液晶表示装置が提案されている。
この液晶表示装置は、図3に示すように、各データ線4
にサンプルホールド回路10を接続し、画像信号供給線
(データ供給線)11に出力される時系列的な画像信号
12をシフトレジスタ13により選択されたサンプルホ
ールド回路10に順次格納し、ゲート駆動回路6からの
ゲート選択信号によりあるゲート線5が走査され、この
ゲート線5に接続されて薄膜トランジスタ3がオン状態
になったすべての画素部の画像信号保持容量8にサンプ
ルホールド回路10から同時(行毎)に画像信号を転送
するものである。
像度が高まるにつれ、1画素への画像信号の書き込み時
間が十分に確保できなくなるため、各ゲート線5に対応
するすべての画素部に同時に画像信号を書き込む方式
(線順次走査方式)の液晶表示装置が提案されている。
この液晶表示装置は、図3に示すように、各データ線4
にサンプルホールド回路10を接続し、画像信号供給線
(データ供給線)11に出力される時系列的な画像信号
12をシフトレジスタ13により選択されたサンプルホ
ールド回路10に順次格納し、ゲート駆動回路6からの
ゲート選択信号によりあるゲート線5が走査され、この
ゲート線5に接続されて薄膜トランジスタ3がオン状態
になったすべての画素部の画像信号保持容量8にサンプ
ルホールド回路10から同時(行毎)に画像信号を転送
するものである。
【0005】しかしながら、従来の液晶表示装置では、
画素部の薄膜トランジスタ3の動作層として電荷転送能
力の低い非晶質シリコン(a−Si)が用いられている
ため、薄膜トランジスタ3の形成と同時に形成されるT
FTによってサンプルホールド回路10を構成すること
ができなかった。そのため、サンプルホールド回路10
は外部に形成され、外部のサンプルホールド回路10と
データ線4を接続しなければならなかった。この接続数
は、データ線4と同数だけ必要になるため、解像度の高
い液晶表示装置においては実装コストが膨大となる問題
を有していた。
画素部の薄膜トランジスタ3の動作層として電荷転送能
力の低い非晶質シリコン(a−Si)が用いられている
ため、薄膜トランジスタ3の形成と同時に形成されるT
FTによってサンプルホールド回路10を構成すること
ができなかった。そのため、サンプルホールド回路10
は外部に形成され、外部のサンプルホールド回路10と
データ線4を接続しなければならなかった。この接続数
は、データ線4と同数だけ必要になるため、解像度の高
い液晶表示装置においては実装コストが膨大となる問題
を有していた。
【0006】その一方、電荷転送能力の高い多結晶シリ
コン(poly−Si)を動作層として用いた薄膜トランジ
スタを、液晶表示装置に適したガラス基板上に形成でき
る低温の製造プロセスが開発され、画素部の薄膜トラン
ジスタ3の形成と同時にサンプルホールド回路10を構
成することが可能となってきた。
コン(poly−Si)を動作層として用いた薄膜トランジ
スタを、液晶表示装置に適したガラス基板上に形成でき
る低温の製造プロセスが開発され、画素部の薄膜トラン
ジスタ3の形成と同時にサンプルホールド回路10を構
成することが可能となってきた。
【0007】近年、多結晶シリコン(poly−Si)を動
作層とした薄膜トランジスタ(TFT)を用いたスイッ
チドキャパシタ増幅回路100により構成されるサンプ
ルホールド回路が提案されている。このスイッチドキャ
パシタ増幅回路100の構成について、図4を参照しな
がら説明する。スイッチドキャパシタ増幅回路100
は、シフトレジスタ13の正転出力Q1をゲートに入力
するn型TFTで構成されたスイッチ101と、シフト
レジスタ3の反転出力nQ1をゲートに入力するn型T
FTで構成されたスイッチ102と、スイッチ101と
スイッチ102との接続点に接続された入力容量103
と、複数のTFTにより構成されたオペアンプ107
と、オペアンプ107と並列に接続されたフィードバッ
ク容量104と、シフトレジスタ4の反転出力nQ1を
ゲートに入力するp型TFTで構成されたスイッチ10
5と、シフトレジスタ4の正転出力Q1をゲートに入力
するn型TFTで構成されたスイッチ106と、から構
成されている。
作層とした薄膜トランジスタ(TFT)を用いたスイッ
チドキャパシタ増幅回路100により構成されるサンプ
ルホールド回路が提案されている。このスイッチドキャ
パシタ増幅回路100の構成について、図4を参照しな
がら説明する。スイッチドキャパシタ増幅回路100
は、シフトレジスタ13の正転出力Q1をゲートに入力
するn型TFTで構成されたスイッチ101と、シフト
レジスタ3の反転出力nQ1をゲートに入力するn型T
FTで構成されたスイッチ102と、スイッチ101と
スイッチ102との接続点に接続された入力容量103
と、複数のTFTにより構成されたオペアンプ107
と、オペアンプ107と並列に接続されたフィードバッ
ク容量104と、シフトレジスタ4の反転出力nQ1を
ゲートに入力するp型TFTで構成されたスイッチ10
5と、シフトレジスタ4の正転出力Q1をゲートに入力
するn型TFTで構成されたスイッチ106と、から構
成されている。
【0008】上記構成のスイッチドキャパシタ増幅回路
100の動作について説明する。先ず、シフトレジスタ
13からの選択信号により、Q1が「H」、nQ1が
「L」となり、入力容量103に画像信号Vsigが書き
込まれる。この時、オペアンプ107のマイナス側入力
部と出力部の電位は、オペアンプ107のオフセット電
位(Vos)となっている。シフトレジスタ13からの選
択信号により、Q1が「L」、nQ1が「H」となると、
入力容量103に蓄積された画像信号電荷はスイッチ1
02を経由して接地へ引き抜かれるとともに、フィード
スルーによってオペアンプ107のマイナス側入力部の
電位が−Vsigとなる。そして、オペアンプ107の動
作により、入力容量103に蓄積された画像信号(Vsi
g)はすべてフィードバック容量104に移動し、オペ
アンプ107の出力部に画像信号(Vsig)に対応する
電位にオフセット電位(Vos)を加えた電位が現れる。
100の動作について説明する。先ず、シフトレジスタ
13からの選択信号により、Q1が「H」、nQ1が
「L」となり、入力容量103に画像信号Vsigが書き
込まれる。この時、オペアンプ107のマイナス側入力
部と出力部の電位は、オペアンプ107のオフセット電
位(Vos)となっている。シフトレジスタ13からの選
択信号により、Q1が「L」、nQ1が「H」となると、
入力容量103に蓄積された画像信号電荷はスイッチ1
02を経由して接地へ引き抜かれるとともに、フィード
スルーによってオペアンプ107のマイナス側入力部の
電位が−Vsigとなる。そして、オペアンプ107の動
作により、入力容量103に蓄積された画像信号(Vsi
g)はすべてフィードバック容量104に移動し、オペ
アンプ107の出力部に画像信号(Vsig)に対応する
電位にオフセット電位(Vos)を加えた電位が現れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多結晶
シリコン(poly−Si)TFTは、動作層に多数の結晶
粒界を有しており、また結晶粒のサイズや結晶方位が一
様でないため、素子間での特性ばらつきが大きい。その
ため、多結晶シリコン(poly−Si)TFTを用いて形
成したオペアンプ107は大きなオフセット電圧を有
し、そのオフセット電圧自体のばらつきも大きい。すな
わち、前記スイッチドキャパシタ増幅回路100の出力
信号は、入力された画像信号にオフセット電圧が加えら
れたものとなるため多階調表示に適さず、サンプルホー
ルド回路10を多結晶シリコン(poly−Si)TFTで
形成した場合、高解像度と多階調表示とを同時に達成す
る液晶表示装置を得ることが困難であった。
シリコン(poly−Si)TFTは、動作層に多数の結晶
粒界を有しており、また結晶粒のサイズや結晶方位が一
様でないため、素子間での特性ばらつきが大きい。その
ため、多結晶シリコン(poly−Si)TFTを用いて形
成したオペアンプ107は大きなオフセット電圧を有
し、そのオフセット電圧自体のばらつきも大きい。すな
わち、前記スイッチドキャパシタ増幅回路100の出力
信号は、入力された画像信号にオフセット電圧が加えら
れたものとなるため多階調表示に適さず、サンプルホー
ルド回路10を多結晶シリコン(poly−Si)TFTで
形成した場合、高解像度と多階調表示とを同時に達成す
る液晶表示装置を得ることが困難であった。
【0010】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、多結晶シリコン(poly−Si)TFTの特性のばら
つきに起因するオペアンプのオフセット電圧をキャンセ
ル可能なサンプルホールド回路及びその駆動方法、更
に、このサンプルホールド回路を使用することにより、
安価な製造コストで高解像度と多階調表示とを同時に達
成できる液晶表示装置を提供することを目的とする。
で、多結晶シリコン(poly−Si)TFTの特性のばら
つきに起因するオペアンプのオフセット電圧をキャンセ
ル可能なサンプルホールド回路及びその駆動方法、更
に、このサンプルホールド回路を使用することにより、
安価な製造コストで高解像度と多階調表示とを同時に達
成できる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、一端がデータ供給線に接続された第
1の薄膜トランジスタと、一端が基準電位である第2の
薄膜トランジスタとを直列に接続し、各薄膜トランジス
タのゲート電極に駆動回路からの正転出力と反転出力が
それぞれ印加するスイッチ回路と、多結晶シリコン(po
ly−Si)薄膜トランジスタで形成され2つの入力部を
有するオペアンプと、一端が前記第1の薄膜トランジス
タと第2の薄膜トランジスタの接続点に接続され、他端
が前記オペアンプの入力部に接続された入力容量と、前
記オペアンプの一方の入力部と出力部間に並列に接続さ
れたフィードバック容量及び前記駆動回路の正転出力及
び反転出力によりオン・オフ制御するスイッチング素子
と、からなるスイッチドキャパシタ増幅回路を有するサ
ンプルホールド回路であり、次の構成を含む。前記オペ
アンプの一方の入力部と基準電位間に設けた第1のスイ
ッチ手段と、このスイッチ手段のオン・オフ制御を行う
制御手段とによりオフセットキャンセル回路を形成す
る。前記オペアンプの他方の入力部と出力部間に並列に
前記制御手段によりオン・オフ制御が行われる第2のス
イッチ手段を接続する。前記オペアンプの他方の入力部
と基準電位間にオフセットキャンセル容量を設ける。前
記第1及び第2のスイッチ手段は、前記制御手段により
前記スイッチドキャパシタ増幅回路の非動作時にオン状
態とし、動作時にオフ状態とする。
請求項1の発明は、一端がデータ供給線に接続された第
1の薄膜トランジスタと、一端が基準電位である第2の
薄膜トランジスタとを直列に接続し、各薄膜トランジス
タのゲート電極に駆動回路からの正転出力と反転出力が
それぞれ印加するスイッチ回路と、多結晶シリコン(po
ly−Si)薄膜トランジスタで形成され2つの入力部を
有するオペアンプと、一端が前記第1の薄膜トランジス
タと第2の薄膜トランジスタの接続点に接続され、他端
が前記オペアンプの入力部に接続された入力容量と、前
記オペアンプの一方の入力部と出力部間に並列に接続さ
れたフィードバック容量及び前記駆動回路の正転出力及
び反転出力によりオン・オフ制御するスイッチング素子
と、からなるスイッチドキャパシタ増幅回路を有するサ
ンプルホールド回路であり、次の構成を含む。前記オペ
アンプの一方の入力部と基準電位間に設けた第1のスイ
ッチ手段と、このスイッチ手段のオン・オフ制御を行う
制御手段とによりオフセットキャンセル回路を形成す
る。前記オペアンプの他方の入力部と出力部間に並列に
前記制御手段によりオン・オフ制御が行われる第2のス
イッチ手段を接続する。前記オペアンプの他方の入力部
と基準電位間にオフセットキャンセル容量を設ける。前
記第1及び第2のスイッチ手段は、前記制御手段により
前記スイッチドキャパシタ増幅回路の非動作時にオン状
態とし、動作時にオフ状態とする。
【0012】請求項2は、一端がデータ供給線に接続さ
れた第1の薄膜トランジスタと、一端が基準電位である
第2の薄膜トランジスタとを直列に接続し、各薄膜トラ
ンジスタのゲート電極に駆動回路からの正転出力と反転
出力がそれぞれ印加するスイッチ回路と、多結晶シリコ
ン(poly−Si)薄膜トランジスタで形成され2つの入
力部を有するオペアンプと、一端が前記第1の薄膜トラ
ンジスタと第2の薄膜トランジスタの接続点に接続さ
れ、他端が前記オペアンプの入力部に接続された入力容
量と、前記オペアンプの一方の入力部と出力部間に並列
に接続されたフィードバック容量及び前記駆動回路の正
転出力及び反転出力によりオン・オフ制御するスイッチ
ング素子と、からなるスイッチドキャパシタ増幅回路を
有するサンプルホールド回路の駆動方法において、前記
スイッチドキャパシタ増幅回路の動作以前に、前記オペ
アンプの一方の入力部を基準電位に設定し、前記オペア
ンプの他方の入力部を、オペアンプのオフセット電圧と
絶対値が等しく逆極性の電圧を保持したオフセットキャ
ンセル容量によりオフセット電圧と絶対値が等しく逆極
性の電位に設定することを特徴としている。
れた第1の薄膜トランジスタと、一端が基準電位である
第2の薄膜トランジスタとを直列に接続し、各薄膜トラ
ンジスタのゲート電極に駆動回路からの正転出力と反転
出力がそれぞれ印加するスイッチ回路と、多結晶シリコ
ン(poly−Si)薄膜トランジスタで形成され2つの入
力部を有するオペアンプと、一端が前記第1の薄膜トラ
ンジスタと第2の薄膜トランジスタの接続点に接続さ
れ、他端が前記オペアンプの入力部に接続された入力容
量と、前記オペアンプの一方の入力部と出力部間に並列
に接続されたフィードバック容量及び前記駆動回路の正
転出力及び反転出力によりオン・オフ制御するスイッチ
ング素子と、からなるスイッチドキャパシタ増幅回路を
有するサンプルホールド回路の駆動方法において、前記
スイッチドキャパシタ増幅回路の動作以前に、前記オペ
アンプの一方の入力部を基準電位に設定し、前記オペア
ンプの他方の入力部を、オペアンプのオフセット電圧と
絶対値が等しく逆極性の電圧を保持したオフセットキャ
ンセル容量によりオフセット電圧と絶対値が等しく逆極
性の電位に設定することを特徴としている。
【0013】請求項3は、画素部に薄膜トランジスタか
ら成る画像信号書き込み用のスイッチング素子を有し、
前記画素部を2次元状に配置し、列毎の各薄膜トランジ
スタを画像信号を与えるための信号線に接続した液晶表
示装置であって、請求項1の回路構成を有するアナログ
ラッチと、請求項1の回路構成を有するアナログバッフ
ァとでサンプルホールド回路を構成し、このサンプルホ
ールド回路を前記信号線の本数に対応する個数設け、前
記各アナログラッチの第1の薄膜トランジスタを画像信
号が時系列に出力される画像信号線に接続し、各アナロ
グラッチのオペアンプの出力部と各アナログバッファの
第1の薄膜トランジスタを接続し、各アナログバッファ
のオペアンプの出力部と前記各信号線とを接続し、前記
画像信号の各時系列データを書き込むため、前記各アナ
ログラッチを順次動作させるシフトレジスタと、前記デ
ータを一括して前記画素部に転送するため、前記各アナ
ログバッファを一括動作させる駆動回路と、を具備して
いる。
ら成る画像信号書き込み用のスイッチング素子を有し、
前記画素部を2次元状に配置し、列毎の各薄膜トランジ
スタを画像信号を与えるための信号線に接続した液晶表
示装置であって、請求項1の回路構成を有するアナログ
ラッチと、請求項1の回路構成を有するアナログバッフ
ァとでサンプルホールド回路を構成し、このサンプルホ
ールド回路を前記信号線の本数に対応する個数設け、前
記各アナログラッチの第1の薄膜トランジスタを画像信
号が時系列に出力される画像信号線に接続し、各アナロ
グラッチのオペアンプの出力部と各アナログバッファの
第1の薄膜トランジスタを接続し、各アナログバッファ
のオペアンプの出力部と前記各信号線とを接続し、前記
画像信号の各時系列データを書き込むため、前記各アナ
ログラッチを順次動作させるシフトレジスタと、前記デ
ータを一括して前記画素部に転送するため、前記各アナ
ログバッファを一括動作させる駆動回路と、を具備して
いる。
【0014】
【作用】請求項1及び請求項2によれば、オフセットキ
ャンセル回路(第1のスイッチ手段及び制御手段)及び
オフセットキャンセル容量及び第2のスイッチ手段を設
けたことにより、スイッチドキャパシタ増幅回路の動作
以前に、オペアンプの一方の入力部を基準電位に設定
し、オペアンプの他方の入力部を、オペアンプのオフセ
ット電圧と絶対値が等しく逆極性の電位に設定してオフ
セットキャンセル容量で保持することにより、スイッチ
ドキャパシタ増幅回路の動作時にはオペアンプのオフセ
ット電圧をキャンセルして入力信号と全く等しい信号を
出力することができる。
ャンセル回路(第1のスイッチ手段及び制御手段)及び
オフセットキャンセル容量及び第2のスイッチ手段を設
けたことにより、スイッチドキャパシタ増幅回路の動作
以前に、オペアンプの一方の入力部を基準電位に設定
し、オペアンプの他方の入力部を、オペアンプのオフセ
ット電圧と絶対値が等しく逆極性の電位に設定してオフ
セットキャンセル容量で保持することにより、スイッチ
ドキャパシタ増幅回路の動作時にはオペアンプのオフセ
ット電圧をキャンセルして入力信号と全く等しい信号を
出力することができる。
【0015】請求項3によれば、多結晶シリコン(poly
−Si)の特性のばらつきに起因するオペアンプのオフ
セット電圧に影響を受けることなく、入力された画像信
号とまったく同じ信号を画素部へ供給可能なサンプルホ
ールド回路とすることができ、安価な製造コストで高解
像度と多階調表示とを同時に達成する液晶表示装置を得
ることができる。
−Si)の特性のばらつきに起因するオペアンプのオフ
セット電圧に影響を受けることなく、入力された画像信
号とまったく同じ信号を画素部へ供給可能なサンプルホ
ールド回路とすることができ、安価な製造コストで高解
像度と多階調表示とを同時に達成する液晶表示装置を得
ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の液晶表示装置の一実施例について、
図面を参照しながら説明する。本発明の液晶表示装置に
おける主要部の構成は、図3に示したものと同様であ
り、サンプルホールド回路10の回路構成が異なるもの
である。図1はサンプルホールド回路の構成を示すブロ
ック図であり、スイッチドキャパシタ増幅回路によりな
るアナログラッチ回路100及びアナログバッファ回路
200を接続して構成されている。
図面を参照しながら説明する。本発明の液晶表示装置に
おける主要部の構成は、図3に示したものと同様であ
り、サンプルホールド回路10の回路構成が異なるもの
である。図1はサンプルホールド回路の構成を示すブロ
ック図であり、スイッチドキャパシタ増幅回路によりな
るアナログラッチ回路100及びアナログバッファ回路
200を接続して構成されている。
【0017】アナログラッチ回路100は、シフトレジ
スタ13の正転出力Q1をゲートに入力するn型TFT
で構成されたスイッチ101と、シフトレジスタ13の
反転出力nQ1をゲートに入力するn型TFTで構成さ
れたスイッチ102と、スイッチ101とスイッチ10
2との接続点に接続された入力容量103と、複数のT
FTにより構成され2つの入力部を有するオペアンプ1
07と、オペアンプ107と並列に接続されたフィード
バック容量104と、シフトレジスタ13の反転出力n
Q1をゲートに入力するp型TFTで構成されたスイッ
チ105と、シフトレジスタ13の正転出力Q1をゲー
トに入力するn型TFTで構成されたスイッチ106
と、から構成されている。
スタ13の正転出力Q1をゲートに入力するn型TFT
で構成されたスイッチ101と、シフトレジスタ13の
反転出力nQ1をゲートに入力するn型TFTで構成さ
れたスイッチ102と、スイッチ101とスイッチ10
2との接続点に接続された入力容量103と、複数のT
FTにより構成され2つの入力部を有するオペアンプ1
07と、オペアンプ107と並列に接続されたフィード
バック容量104と、シフトレジスタ13の反転出力n
Q1をゲートに入力するp型TFTで構成されたスイッ
チ105と、シフトレジスタ13の正転出力Q1をゲー
トに入力するn型TFTで構成されたスイッチ106
と、から構成されている。
【0018】また、アナログバッファ回路200は、ラ
ッチされた信号をすべてのアナログバッファ回路200
へ同時に転送するための正転転送信号ψをゲートに入力
するn型TFTで構成されたスイッチ201と、反転転
送信号nψをゲートに入力するn型TFTで構成された
スイッチ202と、スイッチ201とスイッチ202と
の接続点に接続された入力容量203と、複数のTFT
により構成され2つの入力部を有するオペアンプ207
と、オペアンプ207に並列に接続されたフィードバッ
ク容量204と、反転転送信号nψをゲートに入力する
p型TFTで構成されたスイッチ205と、正転転送信
号ψをゲートに入力するn型TFTで構成されたスイッ
チ206と、から構成されている。
ッチされた信号をすべてのアナログバッファ回路200
へ同時に転送するための正転転送信号ψをゲートに入力
するn型TFTで構成されたスイッチ201と、反転転
送信号nψをゲートに入力するn型TFTで構成された
スイッチ202と、スイッチ201とスイッチ202と
の接続点に接続された入力容量203と、複数のTFT
により構成され2つの入力部を有するオペアンプ207
と、オペアンプ207に並列に接続されたフィードバッ
ク容量204と、反転転送信号nψをゲートに入力する
p型TFTで構成されたスイッチ205と、正転転送信
号ψをゲートに入力するn型TFTで構成されたスイッ
チ206と、から構成されている。
【0019】そして、図1の各スイッチドキャパシタ増
幅回路では、図4に示した従来例の構成に加え、オペア
ンプ107(207)のプラス入力部と接地電位ライン
との間に接続されたオフセットキャンセル容量108,
208と、オペアンプ107(207)のプラス入力部
と出力部間に並列に接続されたスイッチ109,110
(第2のスイッチ手段)及びスイッチ209,210
(第2のスイッチ手段)と、オペアンプ107(20
7)のマイナス側入力部と接地電位ラインとの間に設け
られ、スイッチ111,112(第1のスイッチ手段)
及びスイッチ211,212(第1のスイッチ手段)か
らそれぞれ構成されるオフセットキャンセル回路を有し
ている。前記スイッチ109,209,111,211
はp型TFTで構成され、スイッチ110,210,1
12,212はn型TFTで構成されている。また、ス
イッチ109,110,111,112は第1の制御手
段でオン・オフ制御が行われ、スイッチ209,21
0,211,212は第2の制御手段でオン・オフ制御
が行われる。スイッチ109,110,111,112
及びスイッチ209,210,211,212は前記第
1及び第2の制御手段によりスイッチドキャパシタ増幅
回路100(200)の非動作時にオン状態とし、動作
時にオフ状態とするように制御される。
幅回路では、図4に示した従来例の構成に加え、オペア
ンプ107(207)のプラス入力部と接地電位ライン
との間に接続されたオフセットキャンセル容量108,
208と、オペアンプ107(207)のプラス入力部
と出力部間に並列に接続されたスイッチ109,110
(第2のスイッチ手段)及びスイッチ209,210
(第2のスイッチ手段)と、オペアンプ107(20
7)のマイナス側入力部と接地電位ラインとの間に設け
られ、スイッチ111,112(第1のスイッチ手段)
及びスイッチ211,212(第1のスイッチ手段)か
らそれぞれ構成されるオフセットキャンセル回路を有し
ている。前記スイッチ109,209,111,211
はp型TFTで構成され、スイッチ110,210,1
12,212はn型TFTで構成されている。また、ス
イッチ109,110,111,112は第1の制御手
段でオン・オフ制御が行われ、スイッチ209,21
0,211,212は第2の制御手段でオン・オフ制御
が行われる。スイッチ109,110,111,112
及びスイッチ209,210,211,212は前記第
1及び第2の制御手段によりスイッチドキャパシタ増幅
回路100(200)の非動作時にオン状態とし、動作
時にオフ状態とするように制御される。
【0020】そして、各アナログラッチ回路100のス
イッチ101(第1の薄膜トランジスタ)は、画像信号
が時系列に出力される画像信号供給線(データ供給線)
11に接続され、各アナログバッファ回路200のオペ
アンプ207の出力部は各データ線4に接続されてい
る。アナログラッチ回路100のスイッチ101(第1
の薄膜トランジスタ)のゲート電極は、画像信号供給線
11からの画像信号の各時系列データを書き込むため、
各データ線4に対応する各アナログラッチ回路100を
順次動作させるシフトレジスタ13の端子に接続されて
いる。スイッチ102(第2の薄膜トランジスタ)のゲ
ート電極には、シフトレジスタ13からの信号の反転信
号が入力されるようになっている。アナログバッファ回
路200のスイッチ201のゲート電極は、前記データ
を一括してデータ線4側に転送するため、各アナログバ
ッファ回路200を一括動作させる駆動回路(図示せ
ず)に接続され、スイッチ202のゲート電極には、駆
動回路からの信号の反転信号が入力されるようになって
いる、
イッチ101(第1の薄膜トランジスタ)は、画像信号
が時系列に出力される画像信号供給線(データ供給線)
11に接続され、各アナログバッファ回路200のオペ
アンプ207の出力部は各データ線4に接続されてい
る。アナログラッチ回路100のスイッチ101(第1
の薄膜トランジスタ)のゲート電極は、画像信号供給線
11からの画像信号の各時系列データを書き込むため、
各データ線4に対応する各アナログラッチ回路100を
順次動作させるシフトレジスタ13の端子に接続されて
いる。スイッチ102(第2の薄膜トランジスタ)のゲ
ート電極には、シフトレジスタ13からの信号の反転信
号が入力されるようになっている。アナログバッファ回
路200のスイッチ201のゲート電極は、前記データ
を一括してデータ線4側に転送するため、各アナログバ
ッファ回路200を一括動作させる駆動回路(図示せ
ず)に接続され、スイッチ202のゲート電極には、駆
動回路からの信号の反転信号が入力されるようになって
いる、
【0021】次に、サンプルホールド回路の駆動方法に
ついて、図1及び図3のブロック図、図2のタイミング
チャートを参照しながら説明する。ゲート線駆動回路6
により(m−1)番目のゲート線5の選択が行われてい
る間に、先ず第1の制御手段によりφosを「H」,nφ
osを「L」とし、オペアンプ107のマイナス側入力部
を接地電位に、オペアンプ107の出力部をオペアンプ
107のプラス側入力部にそれぞれ接続する。この間、
Q1、Q2…QNは「L」、nQ1,nQ2…nQNは「H」と
なっているため、オペアンプ107のマイナス側入力部
とオペアンプ107の出力部とは接続されていない。こ
の状態で、オペアンプ107の出力部およびオペアンプ
107のプラス側入力部の電位は(−Vos1)となる。
ここで(Vos1)はオペアンプ107のオフセット電圧
である。オフセットキャンセル容量108には、接地電
位との間に(−Vos1)の電位差が生じるように電荷が
蓄積される。
ついて、図1及び図3のブロック図、図2のタイミング
チャートを参照しながら説明する。ゲート線駆動回路6
により(m−1)番目のゲート線5の選択が行われてい
る間に、先ず第1の制御手段によりφosを「H」,nφ
osを「L」とし、オペアンプ107のマイナス側入力部
を接地電位に、オペアンプ107の出力部をオペアンプ
107のプラス側入力部にそれぞれ接続する。この間、
Q1、Q2…QNは「L」、nQ1,nQ2…nQNは「H」と
なっているため、オペアンプ107のマイナス側入力部
とオペアンプ107の出力部とは接続されていない。こ
の状態で、オペアンプ107の出力部およびオペアンプ
107のプラス側入力部の電位は(−Vos1)となる。
ここで(Vos1)はオペアンプ107のオフセット電圧
である。オフセットキャンセル容量108には、接地電
位との間に(−Vos1)の電位差が生じるように電荷が
蓄積される。
【0022】次に、第1の制御手段によりφosが
「L」,nφosが「H」とすると、この間、前記蓄積電
荷はオフセットキャンセル容量108に保持されるた
め、オペアンプ107のプラス側入力部の電位は(−V
os1)に固定される。また、φosが「L」となると同時
にシフトレジスタ13からの選択信号によりQ1が
「H」,nQ1が「L」となり、オペアンプ107のマイ
ナス側入力部とオペアンプ107の出力部とが接続され
る。そのため、オペアンプ107のマイナス側入力部と
オペアンプ107の出力部は接地電位となる。従来例の
ようにオフセットキャンセル機構を有さない場合、この
電位は接地電位とならずVos1となる。また、それと同
時にスイッチ(n型TFT)101がオン状態となるの
で、スイッチ(n型TFT)101を経由してm番目の
ゲート線5と1番目のデータ線4の交差部の画素に対応
する画像信号(Vsig)が入力容量103に書き込まれ
る。
「L」,nφosが「H」とすると、この間、前記蓄積電
荷はオフセットキャンセル容量108に保持されるた
め、オペアンプ107のプラス側入力部の電位は(−V
os1)に固定される。また、φosが「L」となると同時
にシフトレジスタ13からの選択信号によりQ1が
「H」,nQ1が「L」となり、オペアンプ107のマイ
ナス側入力部とオペアンプ107の出力部とが接続され
る。そのため、オペアンプ107のマイナス側入力部と
オペアンプ107の出力部は接地電位となる。従来例の
ようにオフセットキャンセル機構を有さない場合、この
電位は接地電位とならずVos1となる。また、それと同
時にスイッチ(n型TFT)101がオン状態となるの
で、スイッチ(n型TFT)101を経由してm番目の
ゲート線5と1番目のデータ線4の交差部の画素に対応
する画像信号(Vsig)が入力容量103に書き込まれ
る。
【0023】次に、シフトレジスタ13からの選択信号
によりQ1が「L」,nQ1が「H」となるとともに、Q
2が「H」,nQ2が「L」となる。1番目のデータ線4
に対応するアナログラッチ回路100では、オペアンプ
107のマイナス側入力部とオペアンプ107の出力部
との接続が切れると同時に、スイッチ(n型TFT)1
01がオフ状態、スイッチ(n型TFT)102がオン
状態となる。入力容量103に蓄積された画像信号はス
イッチ(n型TFT)102を経由して接地へ引き抜か
れるとともに、フィールドスルーによってオペアンプ1
07のマイナス側入力部の電位は(−Vsig)となる。
オペアンプ107の動作により、入力容量103に蓄積
された電荷はすべてフィードバック容量104に移動
し、オペアンプ107のマイナス側入力部の電位はゼ
ロ、オペアンプ107の出力部の電位は(Vsig×CIN1
/CFB1)となる。ここで、CIN1は入力容量103の容
量値、CFB1はフィードバック容量104の容量値であ
り、それらの大きさを等しく設定することにより、出力
部の電位が入力電位と等しくなるようにしてある。従来
例のようにオフセットキャンセル機構を有さない場合、
出力部の電位は(Vsig×CIN1/CFB1+VOS1)とな
り、オフセット電圧の影響が出力電位に及んでしまう。
によりQ1が「L」,nQ1が「H」となるとともに、Q
2が「H」,nQ2が「L」となる。1番目のデータ線4
に対応するアナログラッチ回路100では、オペアンプ
107のマイナス側入力部とオペアンプ107の出力部
との接続が切れると同時に、スイッチ(n型TFT)1
01がオフ状態、スイッチ(n型TFT)102がオン
状態となる。入力容量103に蓄積された画像信号はス
イッチ(n型TFT)102を経由して接地へ引き抜か
れるとともに、フィールドスルーによってオペアンプ1
07のマイナス側入力部の電位は(−Vsig)となる。
オペアンプ107の動作により、入力容量103に蓄積
された電荷はすべてフィードバック容量104に移動
し、オペアンプ107のマイナス側入力部の電位はゼ
ロ、オペアンプ107の出力部の電位は(Vsig×CIN1
/CFB1)となる。ここで、CIN1は入力容量103の容
量値、CFB1はフィードバック容量104の容量値であ
り、それらの大きさを等しく設定することにより、出力
部の電位が入力電位と等しくなるようにしてある。従来
例のようにオフセットキャンセル機構を有さない場合、
出力部の電位は(Vsig×CIN1/CFB1+VOS1)とな
り、オフセット電圧の影響が出力電位に及んでしまう。
【0024】本実施例でこのようにオフセット電圧がキ
ャンセルされるのは、オペアンプ107のプラス側入力
部が接地電位でなく、(−VOS1)に固定されているた
めである。2番目のデータ線4に対応するアナログラッ
チ回路100では、オペアンプ107のマイナス側入力
部とオペアンプ107の出力部とが接続され接地電位と
なると同時に、スイッチ(n型TFT)101がオン状
態となってm番目のゲート線5と2番目のデータ線4の
交差部の画素に対応する画像信号(Vsig)が入力容量
103に蓄積される。
ャンセルされるのは、オペアンプ107のプラス側入力
部が接地電位でなく、(−VOS1)に固定されているた
めである。2番目のデータ線4に対応するアナログラッ
チ回路100では、オペアンプ107のマイナス側入力
部とオペアンプ107の出力部とが接続され接地電位と
なると同時に、スイッチ(n型TFT)101がオン状
態となってm番目のゲート線5と2番目のデータ線4の
交差部の画素に対応する画像信号(Vsig)が入力容量
103に蓄積される。
【0025】このような動作をデータラインの数(N)
と同じだけ繰り返すことにより、すべてのアナログラッ
チ回路100の出力部が、m番目のゲート線5とそのア
ナログラッチ回路100の対応するデータ線4の交差部
の画素に対応する画像信号に等しい電位になる。ゲート
線駆動回路6による(m−1)番目のゲート線5の選択
が終わると同時にm番目のゲート線5の選択が行われ
る。それと同時に、第2の制御手段によりψosを
「H」,nψosを「L」とし、すべてのデータ線4に対
応するアナログバッファ200のオペアンプ207のマ
イナス側入力部を接地電位に、オペアンプ207の出力
部をオペアンプ207のプラス側入力部にそれぞれ接続
する。この間、ψは「L」,nψは「H」となっている
ため、オペアンプ207のマイナス側入力部とオペアン
プ207の出力部とは接続されていない。この状態で、
オペアンプ207の出力部およびオペアンプ207のプ
ラス側入力部の電位は(−Vos2)となる。ここで(Vo
s2)はオペアンプ207のオフセット電圧である。オフ
セットキャンセル容量208には、接地電位との間に
(−Vos2)の電位差が生じるように電荷が蓄積され
る。
と同じだけ繰り返すことにより、すべてのアナログラッ
チ回路100の出力部が、m番目のゲート線5とそのア
ナログラッチ回路100の対応するデータ線4の交差部
の画素に対応する画像信号に等しい電位になる。ゲート
線駆動回路6による(m−1)番目のゲート線5の選択
が終わると同時にm番目のゲート線5の選択が行われ
る。それと同時に、第2の制御手段によりψosを
「H」,nψosを「L」とし、すべてのデータ線4に対
応するアナログバッファ200のオペアンプ207のマ
イナス側入力部を接地電位に、オペアンプ207の出力
部をオペアンプ207のプラス側入力部にそれぞれ接続
する。この間、ψは「L」,nψは「H」となっている
ため、オペアンプ207のマイナス側入力部とオペアン
プ207の出力部とは接続されていない。この状態で、
オペアンプ207の出力部およびオペアンプ207のプ
ラス側入力部の電位は(−Vos2)となる。ここで(Vo
s2)はオペアンプ207のオフセット電圧である。オフ
セットキャンセル容量208には、接地電位との間に
(−Vos2)の電位差が生じるように電荷が蓄積され
る。
【0026】次に、第2の制御手段によりψosが
「L」,nψosが「H」とすると、ψosが「L」,nψ
osが「H」となっている間、前記蓄積電荷はオフセット
キャンセル容量208に保持されるため、オペアンプ2
07のプラス側入力部の電位は(−VOS2)に固定され
る。また、ψosが「L」となると同時にψが「H」,n
ψが「L」となり、オペアンプ207のマイナス側入力
部とオペアンプ207の出力部とが接続される。そのた
め、オペアンプ207のマイナス側入力部とオペアンプ
207の出力部は接地電位となる。従来例のようにオフ
セットキャンセル機構を有さない場合、この電位は接地
電位とならず(Vos2)となる。また、それと同時にス
イッチ(n型TFT)201がオン状態となるので、ス
イッチ(n型TFT)201を経由して画像信号(Vsi
g)が入力容量203に蓄積される。
「L」,nψosが「H」とすると、ψosが「L」,nψ
osが「H」となっている間、前記蓄積電荷はオフセット
キャンセル容量208に保持されるため、オペアンプ2
07のプラス側入力部の電位は(−VOS2)に固定され
る。また、ψosが「L」となると同時にψが「H」,n
ψが「L」となり、オペアンプ207のマイナス側入力
部とオペアンプ207の出力部とが接続される。そのた
め、オペアンプ207のマイナス側入力部とオペアンプ
207の出力部は接地電位となる。従来例のようにオフ
セットキャンセル機構を有さない場合、この電位は接地
電位とならず(Vos2)となる。また、それと同時にス
イッチ(n型TFT)201がオン状態となるので、ス
イッチ(n型TFT)201を経由して画像信号(Vsi
g)が入力容量203に蓄積される。
【0027】次に、第2の制御手段によりψが「L」,
nψが「H」となり、オペアンプ207のマイナス側入
力部とオペアンプ207の出力部との接続が切れると同
時に、スイッチ(n型TFT)201がオフ状態、スイ
ッチ(n型TFT)202がオン状態となる。入力容量
203に蓄積された画像信号はスイッチ(n型TFT)
202を経由して接地へ引き抜かれるとともに、フィー
ドスルーによってオペアンプ207のマイナス側入力部
の電位は(−Vsig)となる。オペアンプ207の動作
により、入力容量203に蓄積された電荷はすべてフィ
ードバック容量204に移動し、オペアンプ207のマ
イナス側入力部の電位はゼロ、オペアンプ207の出力
部の電位は(Vsig×CIN2/CFB2)となる。ここで、
CIN2は入力容量203の容量値、CFB2はフィードバッ
ク容量204の容量値であり、それらの大きさを等しく
設定することにより、出力部の電位が入力電位と等しく
なるようにしてある。同時に、データ線4および対応す
るm番目のゲート線5に接続された画素部の薄膜トラン
ジスタ3を経由して、画素部信号保持容量8に画像信号
(Vsig)が正確に書き込まれることとなる。従来例の
ようにオフセットキャンセル機構を有さない場合、出力
部および画素部信号保持容量8の電位は(Vsig+Vos
2)となり、オフセット電圧の影響が出力画像にまで及
んでしまう。本実施例でこのようにオフセット電圧がキ
ャンセルされるのは、オペアンプ207のプラス側入力
部が接地電位でなく、(−Vos2)に固定されているた
めである。
nψが「H」となり、オペアンプ207のマイナス側入
力部とオペアンプ207の出力部との接続が切れると同
時に、スイッチ(n型TFT)201がオフ状態、スイ
ッチ(n型TFT)202がオン状態となる。入力容量
203に蓄積された画像信号はスイッチ(n型TFT)
202を経由して接地へ引き抜かれるとともに、フィー
ドスルーによってオペアンプ207のマイナス側入力部
の電位は(−Vsig)となる。オペアンプ207の動作
により、入力容量203に蓄積された電荷はすべてフィ
ードバック容量204に移動し、オペアンプ207のマ
イナス側入力部の電位はゼロ、オペアンプ207の出力
部の電位は(Vsig×CIN2/CFB2)となる。ここで、
CIN2は入力容量203の容量値、CFB2はフィードバッ
ク容量204の容量値であり、それらの大きさを等しく
設定することにより、出力部の電位が入力電位と等しく
なるようにしてある。同時に、データ線4および対応す
るm番目のゲート線5に接続された画素部の薄膜トラン
ジスタ3を経由して、画素部信号保持容量8に画像信号
(Vsig)が正確に書き込まれることとなる。従来例の
ようにオフセットキャンセル機構を有さない場合、出力
部および画素部信号保持容量8の電位は(Vsig+Vos
2)となり、オフセット電圧の影響が出力画像にまで及
んでしまう。本実施例でこのようにオフセット電圧がキ
ャンセルされるのは、オペアンプ207のプラス側入力
部が接地電位でなく、(−Vos2)に固定されているた
めである。
【0028】上記実施例によれば、サンプルホールド回
路10をpoly−SiTFTで形成したことにより、高い
解像度を有する液晶表示装置を基板上に一体的に形成で
き、外部回路への接続のための高い実装コストなしに安
価に製造することが可能となる。また、サンプルホール
ド回路10を構成するアナログラッチ回路100および
アナログバッファ回路200におけるオフセット電圧の
影響をなくすようなキャンセル回路を設けたため、入力
された画像信号が正確に画素に転送されるようになり、
多階調表示に適した液晶表示装置とすることができる。
路10をpoly−SiTFTで形成したことにより、高い
解像度を有する液晶表示装置を基板上に一体的に形成で
き、外部回路への接続のための高い実装コストなしに安
価に製造することが可能となる。また、サンプルホール
ド回路10を構成するアナログラッチ回路100および
アナログバッファ回路200におけるオフセット電圧の
影響をなくすようなキャンセル回路を設けたため、入力
された画像信号が正確に画素に転送されるようになり、
多階調表示に適した液晶表示装置とすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、オフセット電圧の影響
をなくすようなキャンセル回路を設けたpoly−SiTF
Tから成るサンプルホールド回路とすることにより、液
晶表示装置に適したサンプルホールド回路を得ることが
できる。また、このサンプルホールド回路を液晶表示装
置に用いることにより、安価な製造コストで高解像度と
多階調表示とを同時に達成できる液晶表示装置とするこ
とができる。
をなくすようなキャンセル回路を設けたpoly−SiTF
Tから成るサンプルホールド回路とすることにより、液
晶表示装置に適したサンプルホールド回路を得ることが
できる。また、このサンプルホールド回路を液晶表示装
置に用いることにより、安価な製造コストで高解像度と
多階調表示とを同時に達成できる液晶表示装置とするこ
とができる。
【図1】本発明のサンプルホールド回路を示すブロック
図である。
図である。
【図2】本発明のサンプルホールド回路の駆動方法を示
すタイミングチャート図である。
すタイミングチャート図である。
【図3】液晶表示装置(線順次走査方式)の回路構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】従来例のスイッチドキャパシタ増幅回路を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】液晶表示装置(点順次走査方式)の回路構成を
示す等価回路図である。
示す等価回路図である。
1…画素電極、 2…対向電極、 3…薄膜トランジス
タ、 4…データ線、5…ゲート線、 6…ゲート線駆
動回路、 8…画像信号保持容量、 10…サンプルホ
ールド回路、 11…画像信号供給線、 12…画像信
号、 13…シフトレジスタ、 100…アナログラッ
チ回路(スイッチドキャパシタ増幅回路)、 200…
アナロバッファ回路(スイッチドキャパシタ増幅回
路)、 101,201…スイッチ(n型TFT)、
102,202…スイッチ(n型TFT)、 103,
203…入力容量、 104,204…フィードバック
容量、 105,205…スイッチ(p型TFT)、
106,206…スイッチ(n型TFT)、 107,
207…オペアンプ、 108,208…オフセットキ
ャンセル容量、 109,209…スイッチ(p型TF
T)、 110,210…スイッチ(n型TFT)、
111,211…スイッチ(p型TFT)、112,2
12…スイッチ(n型TFT)
タ、 4…データ線、5…ゲート線、 6…ゲート線駆
動回路、 8…画像信号保持容量、 10…サンプルホ
ールド回路、 11…画像信号供給線、 12…画像信
号、 13…シフトレジスタ、 100…アナログラッ
チ回路(スイッチドキャパシタ増幅回路)、 200…
アナロバッファ回路(スイッチドキャパシタ増幅回
路)、 101,201…スイッチ(n型TFT)、
102,202…スイッチ(n型TFT)、 103,
203…入力容量、 104,204…フィードバック
容量、 105,205…スイッチ(p型TFT)、
106,206…スイッチ(n型TFT)、 107,
207…オペアンプ、 108,208…オフセットキ
ャンセル容量、 109,209…スイッチ(p型TF
T)、 110,210…スイッチ(n型TFT)、
111,211…スイッチ(p型TFT)、112,2
12…スイッチ(n型TFT)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−154808(JP,A)
特開 平2−216190(JP,A)
特開 平2−1893(JP,A)
特開 平6−45875(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G09G 3/36
G02F 1/133
H04N 5/66 - 5/74
Claims (3)
- 【請求項1】一端がデータ供給線に接続された第1の薄
膜トランジスタと、一端が基準電位である第2の薄膜ト
ランジスタとを直列に接続し、各薄膜トランジスタのゲ
ート電極に駆動回路からの正転出力と反転出力がそれぞ
れ印加するスイッチ回路と、 多結晶シリコン(poly−Si)薄膜トランジスタで形成
され2つの入力部を有するオペアンプと、 一端が前記第1の薄膜トランジスタと第2の薄膜トラン
ジスタの接続点に接続され、他端が前記オペアンプの入
力部に接続された入力容量と、 前記オペアンプの一方の入力部と出力部間に並列に接続
されたフィードバック容量及び前記駆動回路の正転出力
及び反転出力によりオン・オフ制御するスイッチング素
子と、からなるスイッチドキャパシタ増幅回路を有し、
前記オペアンプの一方の入力部と基準電位間に設けた第
1のスイッチ手段と、このスイッチ手段のオン・オフ制
御を行う制御手段とによりオフセットキャンセル回路を
形成し、 前記オペアンプの他方の入力部と出力部間に並列に前記
制御手段によりオン・オフ制御が行われる第2のスイッ
チ手段を接続し、 前記オペアンプの他方の入力部と基準電位間にオフセッ
トキャンセル容量を設け、 前記第1及び第2のスイッチ手段は、前記制御手段によ
り前記スイッチドキャパシタ増幅回路の非動作時にオン
状態とし、動作時にオフ状態とすることを特徴とするサ
ンプルホールド回路。 - 【請求項2】一端がデータ供給線に接続された第1の薄
膜トランジスタと、一端が基準電位である第2の薄膜ト
ランジスタとを直列に接続し、各薄膜トランジスタのゲ
ート電極に駆動回路からの正転出力と反転出力がそれぞ
れ印加するスイッチ回路と、 多結晶シリコン(poly−Si)薄膜トランジスタで形成
され2つの入力部を有するオペアンプと、 一端が前記第1の薄膜トランジスタと第2の薄膜トラン
ジスタの接続点に接続され、他端が前記オペアンプの入
力部に接続された入力容量と、 前記オペアンプの一方の入力部と出力部間に並列に接続
されたフィードバック容量及び前記駆動回路の正転出力
及び反転出力によりオン・オフ制御するスイッチング素
子と、からなるスイッチドキャパシタ増幅回路を有する
サンプルホールド回路の駆動方法において、 前記スイッチドキャパシタ増幅回路の動作以前に、 前記オペアンプの一方の入力部を基準電位に設定し、 前記オペアンプの他方の入力部を、オペアンプのオフセ
ット電圧と絶対値が等しく逆極性の電圧を保持したオフ
セットキャンセル容量によりオフセット電圧と絶対値が
等しく逆極性の電位に設定することを特徴とするサンプ
ルホールド回路の駆動方法。 - 【請求項3】画素部に薄膜トランジスタから成る画像信
号書き込み用のスイッチング素子を有し、前記画素部を
2次元状に配置し、列毎の各薄膜トランジスタを画像信
号を与えるための信号線に接続した液晶表示装置であっ
て、 請求項1の回路構成を有するアナログラッチと、請求項
1の回路構成を有するアナログバッファとでサンプルホ
ールド回路を構成し、このサンプルホールド回路を前記
信号線の本数に対応する個数設け、 前記各アナログラッチの第1の薄膜トランジスタを画像
信号が時系列に出力される画像信号線に接続し、 各アナログラッチのオペアンプの出力部と各アナログバ
ッファの第1の薄膜トランジスタを接続し、 各アナログバッファのオペアンプの出力部と前記各信号
線とを接続し、 前記画像信号の各時系列データを書き込むため、前記各
アナログラッチを順次動作させるシフトレジスタと、 前記データを一括して前記画素部に転送するため、前記
各アナログバッファを一括動作させる駆動回路と、を具
備することを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23015695A JP3451806B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | サンプルホールド回路及びその駆動方法及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23015695A JP3451806B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | サンプルホールド回路及びその駆動方法及び液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0981078A JPH0981078A (ja) | 1997-03-28 |
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JPH0981078A (ja) | 1997-03-28 |
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