JP3450800B2 - 中空の組積構造ブロック及び膜シート仮枠工法 - Google Patents

中空の組積構造ブロック及び膜シート仮枠工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬組み立て容易
な一定の組積構造ブロック(以下「コアブロック」と称
する)に関するものであり、希望する形状を瞬時に組み
立て可能とすると共に、コンクリート構造物等の形成に
あっても、型枠よって構成された空間部にコンクリート
を流しこみ、コンクリート形成後、該型枠を撤去すると
いう非常に手間のかかっていた従来の工程を、簡易軽量
化及び省力化する膜シート仮枠工法に関するものであ
る。一定のコアブロックを組積することで、どのような
形状にも自由に積み上げることが可能となり、コンクリ
ート打設する場合も自由にコンクリート打設形状が構成
可能となるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物例えば塀や壁等を建築する
際、一定の構造体を多数並列多段に適宜組積して、例え
ばレンガ造・石造・ブロック造等により希望形状を構成
させるということが行われている。該当箇所の形状にあ
わせて、構造を一から作りあげることがおこなわれてい
るため、非常に手間と時間のかかる困難な作業となって
いる。さらに最近の資源難からこれらの必要資材も入手
も難しく、木材石材土砂までも種々の制約を受けるのが
現在の状況となっている。
【0003】またコンクリートを一定形状に打設しよう
とする場合も同様で、一般には、形状の外壁にあたる型
枠をあらかじめ形成し、型枠内にコンクリートを流し、
固まったのち、型枠を撤去して処分するという面倒な手
間のかかる方法が採用されている。またコンクリート構
造物は、一定高さごとにコンクリート打設を行うことを
繰り返して、コンクリートの高さを高くしていく工法が
採用されている。その仮枠資材、仮設材は大量消費型
で、非常な労力と時間を必要としていた。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、このような従
来の方法では、任意の形状を構成させる構造体の建設に
多大の費用と手間を必要とするため、本発明者は、一定
の組積可能なある程度、サイズ・部分形状の共通化を行
った中空体を複数発明し、これらを組積することで、構
造体の形成を可能とし、さらに、コンクリート用の型枠
代わりとして、この組積された構造体の外装にシート膜
仮枠を施工し、その中空部にコンクリートを打設するこ
とで、簡易に迅速に強固な構造体を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の組積構造ブロックは、組積結合すること
で、建築物や構築物の立体構造躯体を形成するようにし
た運搬組み立て容易な組積構造ブロックであり、板体、
メッシュ体、丸鋼、線体、フレーム鋼またはその混合体
で構成され、垂直方向に台形の角波型のキーストン断面
に連続した側辺を有し、水平方向に中空部を有するよう
に成形加工したことを要旨とし、また、1本の丸鋼を一
短辺中央で端部が対向するように方形に曲げ形成された
組積構造ブロックを端部を有する辺を正面あるいは裏面
側とし、側面同士を接合リングで横方向に連続的に接合
し、該接合リング内に側面長さよりやや長い支軸を設け
たことを要旨とする。また、円形カーブを有する建築構
造体の形成方法は、組積構造ブロックの対向させた端面
の隙間及び丸鋼の折り曲げ角度を変化させることによ
り、所望の円形カーブを形成することを要旨とする。
【0006】また、本発明の膜シート仮枠工法は、組積
構造ブロック及び膜シートを用いるコンクリート打設工
法であって、該膜シートには十文字状に補強ベルトを形
成し、該組積構造ブロックの表裏面の必要な箇所に、ス
ペーサーを介して膜シートを設け、膜シート内にコンク
リートを打設し、コンクリート構造体とすることを要旨
とする。コンクリート構造物には仮枠工事が必須であ
る。従来工法は、コンクリートの打設空間に向い合った
中空部を構成すべく、合板、メタルフォーム、メッシュ
等を使用することが常用であった。本発明は上記空間部
に予め躯体構造物をコアブロックによって構成し、躯体
に支持させた状態で、外装仮枠として膜シート使用コン
クリートの打設を可能とする事を特徴とする。
【0007】コアブロックの組積結合による躯体の形状
は任意であるが在来工法ではコストをかけても不可能な
形状も予感され、しかも緊急な要望には対応できない。
躯体形状の構成によって膜シートの支持母体となるの
で、母体と膜シートとの中空部にコンクリート打設を容
易とすべく、また一定の被り厚コンクリートを確保する
必要から母体に支持結合して、セパレート部材を配設す
る。セパレート部材は例えばパイプ等でその筒体に結束
線、ロープ等を内設し、母体にその一端を固定し、他端
は膜シートに設けられた通孔から膜シートを押えて変形
しない手段とし、内設した結束線やロープを引き出し膜
シート外面の押え桟等に結束する。
【0008】膜シートは長尺にロール状に形成して移送
し、作業時には展開して、装着するが装着時その間口方
向の端部から他端へ、また下部から上部へ、更に上部か
ら下端部へと現場の状況によって対応を選択できる。取
付端部には押さえ桟、止め桟等解体時に膜シートを傷め
つけない様施工し、再使用度を高めるよう工夫する。膜
シートは例えば綿重布の内面にアクリル樹脂等はく離
剤、油性はく離剤等を塗布あるいは同等機能の合成紙等
を接着、外面には前述のセパレート用通孔を多設する必
要から予想部分にはベルト状補強布等をタテヨコ適宜に
接着縫合、さらに補助桟、押え桟等の取付に便利なヒモ
状、または袋状突起などを取設する事とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のコアブロックは、建築
物、構造物を構築する素材ブロックである。搬送や持ち
運びまた石材としての採取加工コンクリートブロックと
して製造管理及びその移送、組積が過酷な重作業で非能
率であったことに着目したもので、コアブロックを埋没
型コンクリート構造体とする場合は、中空の立方体に構
成されたコアブロックの中空部にはコンクリートが充填
される。更に膜シート仮枠を使用すれば打設されるコン
クリートの硬化で形成されるコンクリートの構造物は簡
易、迅速に提供できる事となる。
【0011】コアブロックとしては一般には一個のサイ
ズを各辺50cm程度のものが取扱いが容易で、水平方向
に角波型のキーストン断面に連続して、成形加工すれば
組積結合の精度、作業能率も向上する。コアブロックの
断面形状では△形、台形、波形等自由で、サイズも混合
組積に適合する様形成する。コアブロックの素材につい
ても金属鋼材、樹脂、建材等が予定されるが、組積結合
し、膜シート仮枠を施工してコンクリートを打設、その
硬化する時間帯の必要強度を有するものであれば良い。
【0012】コアブロックの板体による構成でその中空
部を利用する形態としては戸棚、整理棚、ロッカー、簡
仮設ハウス、陳列商品棚、仮設トイレ、シャワールー
ム、監視小屋等幅広い用途が考えられ、中空部へのコン
クリートの打設を行うことにより形成する建築構造体と
して考えられるのは、宅地造成時の土留擁壁、路側帯の
土留め、側壁、護岸、砂防壁工事、公園設備等があり、
特に災害等の緊急時には有利な手段であって、社会資本
の形成にも貢献できるものである。
【0013】図1、図2において、(1)は丸鋼で形成
されたコアブロック、(2)は丸鋼、(3)は圧着ベル
ト、(4)は補強帯、(5)は係止ピン、(6)は中空
部である。図1で示すように、本実施例は、丸鋼(2)
を使用して、垂直方向に六角形を形成するような、折り
曲げ連続形のコアブロックに形成している。六角を上下
分断して、上下の方向を逆転させた台形状に連続させた
形状である。このコアブロックを組積すると、正面から
見て図2(i)に示すような形状構造物の形成が可能で
ある。この丸鋼同志の結合方法としては、図2(g)に
示すように、丸鋼を単に差し込むことで接合可能とす
る、接合パイプ方式が考えられる。さらに、その連続側
辺(2a)には、図2(b)に示すように、帯状の鉄板
を圧着して側辺をカバーしている。この時、図2(b)
に示すように、内部方向(→)にいくほど鉄板の厚さを
薄くして、コアブロックを組積した場合に、すべり止め
の役割をも持たせることができる。また連続側辺(2
b)部分は、図2(h)に拡大図を示すように、丸鋼の
集まるコーナー部分を三角形状にカバーしても良い。さ
らに、補強帯(4)は上下のコアブロックの圧着ベルト
間に配設され、図2(f)に示すように係止ピン(5)
等で係止される。一つのコアブロックの単位をどこまで
とするかは任意に決定でき、その結合部は図2(a)で
示すような鉄板の一部を上方または下方に折り曲げて片
となし、水平差込方式や、上下引っかけ方式とすること
が可能であろう。なお組積の方法は建築しようとする構
造物の形状や用途に合わせ、どのようにも組積可能であ
る。上下のコアブロックの結束には図2(c)(e)に
示すように番線によっても良い。さらに、図2(d)に
示すように断面卍状に薄プレートを形成し、容易に手で
丸鋼を保持可能に変形して、各コアブロックを結合する
ようにしても良い。本実施例では、図3に示すように、
がけの土留め構造に使用した場合を説明する。がけ表面
部分では、従来のブロック等では、組積が困難であった
が、本実施例のコアブロックを使用すると1段目と2段
目を例えば帯鉄の圧着部分ずらすことが可能であり、こ
のようにずらせて組積することで傾斜面の構造物形成が
容易に行える。そして、がけ面形成にあっては、内部の
バットレス部との間を連結するインサートや、水抜きパ
イプ(14)等が必要となるが、本実施例のコアブロッ
クには、中空部(6)設けられているため、これらのイ
ンサートや水抜きパイプも容易に通すことができ非常に
便利となる。さらに、この中空部にコンクリートを打設
することも可能で、しっかりと丸鋼により支持されたコ
ンクリート構造体が形成可能となる。なおコンクリート
打設にあったって、本実施例のコアブロックを使用した
場合、両側面に膜シート(6a)を固定する。固定方法
は、どのようなものでも良いが、コアブロックと膜シー
トとの間にスペーサーパイプ(7)を挿入して、コアブ
ロック端部と膜シートにより形成されるコンクリート完
成面との間にコンクリート形成壁を形成するようにす
る。このスペーサーは、さらに図4(b)(c)のよう
にスペーサー装着金具として構成しても良い。即ち図4
(c)はスペーサー装着金具の平面図であり、先端に
は、くさび穴(7a)を設けた引掛けプレート(7d)
及びつば(7b)を有し、結合爪(7c)が設けられて
いる。このようなスペーサー装着金具の使用状態を示し
たのが図(b)である。結合爪を躯体にひっかけ、被
り厚をスペーサー(7)で確保した後、引っかけプレー
トを膜シート(6a)に通した後、つば(7b)で安定
させ、くさび(7e)をくさび穴に挿入して膜シートへ
の固定が可能となる。このようなスペーサーを使用する
理由は、コンクリートの強度面で被り厚での鉄筋等の酸
化を防止するためと、コンクリート内に埋没された建築
構造物の安定を保つためである。なお、対応する膜シー
ト(6a)は、そもそもロール状にして運搬が可能なも
ので、図4(a)に示すように十文字状に補強ベルトを
形成、あるいは縫い込みし、係止部分(10)は、はと
目等の引っ張りに耐えられる構造とすることが好まし
い。膜シートとコアブロックの結合方法は、例えば図4
に示すように、例えば接合リング内の支軸の一端に結束
線を接合し、係止螺子(9)を使用することが考えられ
る。係止螺子(9)を係止部分に止めることにより、膜
シートがしっかりと固定され、コンクリートの圧にも耐
えられることとなる。このように、組積みしたコアブロ
ックの表裏面に膜シートをセットし、コンクリートを打
設すると、所望のコンクリートが形成され、コンクリー
トが固まってから、係止螺子を外して膜シートを外すの
みで、作業は終了する。丸鋼からなるコアブロックは、
コンクリート内に埋没してコンクリートの補強に役立つ
こととなる。なお、図4の(13)に示すように、何ら
かの模様付けのための装飾突起を膜に形成しておけば、
コンクリートが形成される時に、該突起の形状分コンク
リートが押しのけられ、コンクリート形成後に一定の模
様が形成されることとなる。このようなコンクリートに
対する装飾形成も、本実施例のような膜シートを用いる
ことで、容易に行え、運搬や設置の手間を必要とするこ
となく可能となる。なお、以上本実施例では、丸鋼を用
いたが、同一形状のコアブロックを形成するにあたり板
体、メッシュ体を用いても良いことはいうまでもない。 [実施例2] 本発明のコアブロックの他の実施例を図5・図6に基づ
いて説明する。図5(a)は実施例1と同様に丸鋼でコ
アブロックを形成する場合の説明図(b)は積み重ね状
態を側面より見た図である。図6は組積立面である。
【0014】図5、図6において、(11)は丸鋼から
なるコアブロックの本体、(12)は接合リング、
(8)は、接合リング内に設けられた支軸である。本実
施例におけるコアブロックは、金属で、一短辺中央で端
部が対向するように方形に曲げ形成された丸鋼が、接合
リング(12)により左右に連続して形成されている。
また接合リング(12)内には左右の丸鋼以外に、各丸
鋼同志の必要な角度保持の止具として、また膜シート等
の係止具として使用可能な、支軸(8)が設けられてい
る。今、丸鋼で形成された左右のコアブロックの角度を
固定しなければ、図5(b)のように折畳みも可能で、
現場までの持ち運びに非常に便利である。また図6は本
実施例のコアブロックを組積して側面から見たものであ
るが、このほか、いかなる形状に組積しても良いことは
いうまでもない。コアブロック同志の接合は、上記接合
リング(12)内の支軸(8)の端部を折り曲げること
により行う。このようにして、上下の連続体により、所
望のコンクリート形成形状になるように連続してコアブ
ロックを組積し、コンクリートを打設するために、両側
面に膜シートを固定する。以下は上記と同様である。
【0015】[実施例3]本発明のコンクリート形成方
法の他の実施例を図7に基づいて説明する。図7は本発
明のコンクリート形成方法に用いるコアブロックにより
円形コーナーを形成する場合の説明図である。
【0016】本実施例も実施例2と同様に、丸鋼の短辺
中央に隙間がもうけられているコアブロック(17)を
使用しているため、コアブロック(17)の方形形状を
変形させる必要がある場合には、この隙間を利用して、
必要なだけ方形の角度に変化を与えるなどの方法で、図
7に示す(A)のように円形カーブに沿わせるような形
状の連続体を形成することが可能となる。また、このこ
とは、平面だけの自由形形成が可能なのではなく、立体
的にも(B)に示すように、同様に角度を持たせること
が可能なため、あらゆる形状のコンクリート埋没型建築
構造体を形成することが可能となる。
【0017】[実施例4]さらに、本発明のコアブロック
は他に、図8に示すような各種形状が可能であり、コン
クリート埋没型建築構造体として使用するものにあって
は、中空部を有することが必要条件となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート埋没型建築構造体は、一定のコアブロックを組積す
ることで、希望するコンクリート構造体の躯体形状の構
成が可能となり、しかもコンクリートを打設後、コンク
リート内部にコアブロックが埋め込まれて補強材とな
り、非常に強度の高い、コンクリート構造物の形成が可
能となる。さらに工具や電源、重機を必要とせず、簡単
に応急的にも建築構造体を形成することが可能であるた
め、日常の汎用品としてだけでなく、備蓄資材として、
緊急事態に対応でき効果的運用が可能である。膜シート
仮枠の採用によって大量の仮設仮枠資材の搬入・搬出が
不用となり更に工期の短縮簡易化による効果も大であ
る。利用の展開・応用方法も多様で、自然災害や地震国
の資材として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の実施例1の全体使用状態斜視説明図
【図2】はコアブロックの接合方法及び組積の状態説明
【図3】はコアブロックの使用状態図
【図4】は膜シートとコアブロックの結束状況を示す図
【図5】は他の実施例によるコアブロックの説明図
【図6】はコアブロックの組積立面
【図7】は自由形のコアブロックを示す説明図
【図8】は他のコアブロックを示す説明斜視図である
【符号の説明】
1 コアブロックの本体 2 丸鋼 3 圧着ベルト 4 補強帯 5 係止ピン 6 中空部 6a 膜シート 7 スペーサーパイプ 8 支軸 9 係止螺子 10 係止部分 11 コアブロック 12 接合リング 13 装飾用突起 14 水抜きパイプ 17 コアブロック A 平面変形例 B 立体変形例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/02 309 E04B 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組積結合することで、建築物や構築物の
    立体構造躯体を形成するようにした運搬組み立て容易な
    組積構造ブロックであり、板体、メッシュ体、丸鋼、線
    体、フレーム鋼またはその混合体で構成され、垂直方向
    に台形の角波型のキーストン断面に連続した側辺を有
    し、水平方向に中空部を有するように成形加工したこと
    を特徴とする組積構造ブロック。
  2. 【請求項2】 1本の丸鋼を一短辺中央で端部が対向す
    るように方形に曲げ形成された組積構造ブロックを端部
    を有する辺を正面あるいは裏面側とし、側面同士を接合
    リングで横方向に連続的に接合し、該接合リング内に側
    面長さよりやや長い支軸を設けたことを特徴とする立体
    に接合構成可能な組積構造ブロック。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の組積構造ブロックの対向
    させた端面の隙間及び丸鋼の折り曲げ角度を変化させる
    ことにより、所望の円形カーブを形成することを特徴と
    する円形カーブを有する建築構造体の形成方法
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の組積構造ブロック及
    び膜シートを用いるコンクリート打設工法であって、該
    膜シートには十文字状に補強ベルトを形成し、該組積構
    造ブロックの表裏面の必要な箇所に、スペーサーを介し
    て膜シートを設け、膜シート内にコンクリートを打設
    し、コンクリート構造体とする膜シート仮枠工法
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