JP6277532B2 - 柱及び梁のつなぎ合わせのための独立基本構造物 - Google Patents

柱及び梁のつなぎ合わせのための独立基本構造物 Download PDF

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Description

本発明は、建設工事現場のラーメン構造物や壁式構造物、基礎工事の建設工事生産性を高めるためのプレキャストコンクリート構造物などを形成する方法に係り、さらに詳しくは、構造用鉄板または構造用形鋼を、高張力ボルトで組み立てることができるように工場で加工し、接合部材または構造部材に対して構造設計図面に基づく鉄筋配筋の添加作業を行った後、型枠を設置してコンクリートまたはモルタルを打設し、製品の要求強度が実現されるように養生して現場設置を容易にすることにより、各種接合部材及びプレキャストコンクリート構造物を形成する、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物に関する。
一般に、建築物は、伝統的観点からみて、施工場所の床を平坦化して基礎構造物を設置した後、その上に鉄筋を一本ずつ配筋した後、型枠を作製し、型枠の内部にコンクリートを投入して養生することにより、建築物を施工する。
このような伝統的な建築物施工では、下層の施工時にコンクリート養生が完了して十分に固結すれば、上層に対して鉄筋配筋、型枠組立及びコンクリート打設などが行われる。
特に、数多くの鉄筋を配筋するために相当の期間がかかるうえ、建築構造物に合わせて型枠をいちいち形成する過程にも相当の期間がかかる。
それだけでなく、コンクリートモルタルを打設した後も、固結させる期間がかかるなど、一つの建築物施工において、伝統的な方式によれば、段階ごとに多くの時間がかかるので、建築物の全体施工に長い工期がかかるという欠点がある。
一方、柱や梁などに対しては毎回現場で製造及び完成の過程を経るので、柱や梁などに対する製品構造物の安全性について事前に確認することが困難であるため、たまに建築物施工の完了後に一般使用者が使用する途中で構造的問題点が現れることが発生する。つまり、柱や梁などの建築物に対する安全性を事前に確認し難いという問題点がある。
これを補完するために、別個の柱や梁などを製造するプレキャスト工法が適用されたりする。しかし、予め柱や梁などを製造するとしても、全体構造物をなす作業工程中に、柱や梁などを単純にコンクリート構造物のみで構成するようにし、柱や梁の両端からは内部の配筋された鉄筋が飛び出すようにするため、たとえ予め柱や梁を製造するとしても、安全性を確認するには不十分であるという欠点がある。
特に、このように柱や梁の両端から飛び出した鉄筋を互いに溶接や針金などのみで結ぶので、たとえプレキャスト技法で柱や梁を事前製造するとしても、相互連結部分が安定な結合状態を成し難いため、全体建築物の安全性を担保することは困難であるという問題点が発生する。
韓国登録実用新案第20−0393006号公報 韓国登録特許第10−0583687号公報
本発明は、上述した問題点を解消するためのもので、その目的は、建設構造物を施工する現場で、既存のプレキャストコンクリート施工法の連結接合方法を改善し、在来施工方法である型枠工事、鉄筋工事、コンクリート打設工事、現場整理などに対する相対的に過多な施工コストを節減して施工する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、建設工事構造物の柱、基礎、梁、壁、スラブ、階段を規格化(モジュール化)して建設生産性を向上させるとともに、建設労働者の作業安全性を確保することにある。
本発明の別の目的は、鉄骨、鉄板形鋼を用いて建設工事の基礎、構造柱、構造梁、連結接合部材などの構造部材をプレキャストコンクリートとして製作し、現場で高張力ボルトによって組み立てる、或いは現場溶接で簡単施工できるようにすることにある。
上記の目的を達成するための本発明は、各種構造用鉄板、構造用形鋼を用いて連結接合部材や基礎、柱、壁体、スラブ、階段などをプレキャストコンクリート(PC)として製作し、建設構造物の接合連結部を既製の高張力ボルトを用いて組み立てる、或いは一部の現場溶接接合を行って構造物を形成するという特徴がある。
本発明の好適な実施例において、建築物の柱と結合される独立連結構造物を備えるが、前記独立連結構造物は、函体状の連結構造物ボディ21と、前記連結構造物ボディ21の一側または両側に位置する平板状の連結ベース板22と、前記連結構造物ボディ21に連結されるもので、前記連結ベース板22の法線方向に連結され、複数の締結用柱連結締結多孔231が設けられる柱連結パネル部23とを含み、前記柱連結パネル部23が柱40の柱パネル部41と交差締結されて両側の柱連結締結多孔231及び柱締結多孔411に挿入されて締結される柱締結具230によって両側の柱連結パネル部23と柱パネル部41が結合されることを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、 前記柱連結パネル部23は、前記柱連結締結多孔231に挿入される柱締結具230を組み立てるための作業工具を挿入するために設けられた孔である柱連結作業用大孔232を有することを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記連結構造物ボディ21は、前記連結ベース板22に対して柱連結パネル部23の他側面に連結され、独立連結構造物に打設されるコンクリートモルタル(mortar)の鉄心をなす複数の鉄筋212と、前記連結ベース板22に連結され、複数の鉄筋212を内部に含んで筒状をなす連結ボディパネル部211とを含み、前記連結ボディパネル部211は、コンクリートモルタルの注入時にコンクリートモルタルが通過するモルタル連結ボディ流路213を形成することを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記独立連結構造物は、前記連結構造物ボディ21の側方向に突出して所定の長さ及び幅をなす梁連結部24を備え、連結構造物ボディ21の側方向に備えられた梁連結部24と梁50の梁パネル部51とが連結されて独立連結構造物の側方向に梁50が結合されることを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記梁連結部24は、梁50の梁パネル部51に設けられた梁パネル多孔511と共に梁締結具240が挿入されるための締結用の複数の孔である梁連結多孔241と、前記梁連結多孔241に挿入される梁締結具240を組み立てるための作業工具を挿入するために設けられた孔である梁連結作業用大孔とを有することを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記梁連結部24は、上端の開放された函体状をして連結構造物ボディ21の側面に結合され、梁50が結合される部分には梁50の一側が挿入されるように上下方向に長い通孔をなす挿入長孔243を有し、該挿入長孔243の下に段部を形成する挿入長孔梁結合構成;及び梁50の結合方向及び上端が開放される函体をなし、両側面に複数の締結用梁連結多孔241を有する側方多孔梁結合構成;のうちいずれか一つの結合構成からなることを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記独立連結構造物は、函体状の連結構造物ボディ21の内部にコンクリートモルタルを注入するためのモルタル注入管261と、前記モルタル注入管261へのコンクリートモルタルの注入時に連結構造物ボディ21内の空気を排出するための排気管262とを含むことを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、上記の独立連結構造物20と、前記独立連結構造物20の上方側及び下方側の少なくとも一方に結合される柱40と、前記独立連結構造物20の側方向に結合される梁50とを含む建築物フレーム構造物であって、前記独立連結構造物20のボディである連結構造物ボディ21の上方側及び下方側の少なくとも一つに函体状の柱連結パネル部23が備えられ、柱40の端部に函体状の柱パネル部41が備えられ、柱連結パネル部23の柱連結締結多孔231及び柱パネル部41の柱締結多孔411に挿入される柱締結具230によって結合されることを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を含む建築物フレーム構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記梁50は、幅よりも長さ方向に長い長さをなす長方形の梁ボディ52と、前記梁ボディ52の内部で鉄心をなす梁鉄心521と、前記梁鉄心521の端部に固定され、板体をなす梁ベース板531と、前記梁ベース板531の縁部に連結され、梁鉄心521の周囲を取り囲み、コンクリートモルタル(mortar)が内部に注入されるように梁モルタル注入孔532が設けられた梁連結函部533と、前記梁ベース板531の外向き面に連結され、独立連結構造物20の梁連結部24に結合される函体状の梁パネル部51とを含むことを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を含む建築物フレーム構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記独立連結構造物は、前記連結構造物ボディ21の側方向に突出して所定の長さと幅をなす締結式梁連結部25を備えるが、連結構造物ボディ21に締結及び分離可能に設けられ且つ連結構造物ボディ21の側方向に備えられた締結式梁連結部25に梁50の梁パネル部51が連結されて独立連結構造物の側方向に梁50が結合されることを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
本発明の好適な実施例において、前記連結構造物ボディ21には、締結式梁連結部25の本体締結延長部252が嵌合される複数の梁連結締結孔215が設けられ、前記締結式梁連結部25は、前記梁連結締結孔215に挿入される複数の本体締結延長部252と、複数の本体締結延長部252が連結された板状の締結連結ボディ251と、前記締結連結ボディ251の内側に「コ」字状をなす空間であって梁50が位置する締結梁定着孔253とを含むことを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を提供する。
上述のように構成される本発明は、「鉄骨形鋼を用いたプレキャスト連結部材の製作及び鉄骨接合プレキャスト組立方法」に関するもので、建設現場の建設構造物のうち、基礎、柱、梁、スラブ、階段の各部材を、構造用形鋼或いは構造用鉄板を用いて高張力ボルトによる組立、現場溶接及びカスタム施工が容易となるように規格化(モジュール化)することにより、作業効率性の向上、労働者の作業に対する安全管理、仮設材費用の節減、工期短縮の効果を期待することができる。建設原価を、型骨組立て、鉄筋組立て、コンクリート打設の複雑な工程で形成する従来の建設構造物に比べて、著しく工事原価を節減する効果が得られる。また、製品の規格化(モジュール化)によって大量生産し易い効果があることを意味する。
つまり、本発明の他の効果は、建設工事構造物の柱、基礎、梁、壁、スラブ、階段を規格化(モジュール化)して建設生産性を向上させるとともに、建設労働者の作業安全性を確保することである。
また、本発明は、鉄骨、鉄板形鋼を用いて建設工事の基礎、構造柱、構造梁、連結接合部材を構成し、これらの建築構造部材をプレキャストコンクリートとして製作して現場で高張力ボルトによって組み立てる、或いは現場溶接で簡単に施工することができるという効果がある。
本発明に係る建築物フレーム構造物において、複数の柱及び梁などを独立連結構造物で結合して2層をなす構造物の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において、複数の柱及び梁などを独立連結構造物で結合して単一層をなす構造物の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において、複数の柱及び梁などを独立連結構造物で結合して5層をなす構造物の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物の重要構成である独立連結構造物を示す斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物に対する柱及び独立連結構造物が分離された状態の分離斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物の梁を連結するための梁連結部が上方と外向きに開放され且つ函体状をなす側方多孔梁結合構成の梁連結部が備えられた独立連結構造物を示す斜視図であって、図6の(a)は「コ」字状の梁連結部が一方向にのみ設けられた実施例、(b)は直角方向をなす2つの方向に梁連結部が設けられた実施例、(c)は3つの方向に梁連結部が設けられた実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物の梁を連結するための梁連結部が上方に開放され且つ外向きに梁の一側が結合される構造の函体状をなす挿入長孔梁結合構成の梁連結部が備えられた独立連結構造物を示す斜視図であって、図7の(a)は独立連結構造物の上下方向の柱連結パネル部の柱連結作業用大孔が円形をなす実施例、(b)は独立連結構造物の上下方向の柱連結パネル部の柱連結作業用大孔が四角形をなす実施例、(c)は独立連結構造物の上下方向に柱と結合するための棒状の連結部材が設けられた実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物の梁を連結するための梁連結部が上方、外向き及び下方に開放され且つ下部に内向きに突出した梁係止段を形成した構造の函体状をなす側板結合構成の梁連結部が備えられた独立連結構造物を示す斜視図であって、図8の(a)は独立連結構造物の上下方向の柱連結パネル部の柱連結作業用大孔が円形をなす実施例、(b)は独立連結構造物の上下方向の柱連結パネル部の柱連結作業用大孔が四角形をなす実施例、(c)は独立連結構造物の上下方向に柱と結合するための棒状の連結部材が設けられた実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において、上下側柱と連結される独立連結構造物の柱連結パネル部を示す斜視図であって、図9の(a)は柱連結パネル部に設けられた柱連結作業用大孔が四角形をなす実施例、(b)は柱連結パネル部に設けられた柱連結作業用大孔が円形をなす実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物の地盤に設置される基礎独立連結構造物を示す斜視図であって、 図10の(a)は上側の柱40に連結される柱連結パネル部23が上方の開放された四角函体状をなし、地盤に挿入される連結構造物ボディ21は四角の通孔を有する実施例、(b)は上側の柱に連結される複数の棒構造物を成し、地盤に挿入される連結構造物ボディ21は四角函体を形成した実施例、(c)は地上の柱連結パネル部23及び連結構造物ボディ21などが四角函体を成し、四角の通孔を有する実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物の独立連結構造物の内部にコンクリートモルタルを注入するための注入管が備えられたもので、図11の(a)は注入管が上方を向いて備えられた例を示し、(b)は注入管が側方向を向いて備えられた例を示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において、独立連結構造物によって上下に連結される柱を示す斜視図であって、図12の(a)は上下側に連結のための柱パネル部が函体をなすが、円形の柱締結作業大孔を形成した実施例、(b)は上下側に連結のための柱パネル部が棒で延長されて函体をなし、四角形状の通孔である柱締結作業大孔を形成した実施例、(c)は上下側に連結のための柱パネル部が函体をなすが、四角形状の通孔である柱締締結作業大孔を形成した実施例、(d)は複数の柱が単一の函体の柱連結パネル部に結合された実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において、独立連結構造物に結合される梁を示す斜視図であって、図13の(a)は薄い厚さを有する複数の梁の両側に板状の連結部材が設けられた実施例、(b)は厚い厚さを有する単一梁の両側に、下方と外向きに開放された函体状の連結部材が設けられた実施例、(c)は厚い厚さを有する単一梁の両側に板状の連結部材が設けられた実施例、(d)は厚い厚さを有する単一梁の両側に、下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜とが設けられた実施例、(e)は厚い厚さを有する単一梁の両側に、外向きに開放された函体状の連結部材が設けられた実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において独立連結構造物に結合される梁の結合部分を示す斜視図であって、図14の(a)は独立連結構造物に結合される梁パネル部が、外向きに開放された函体状をなす実施例、(b)は独立連結構造物に結合される梁パネル部が、下方と外向きに開放された函体状をなす実施例、(c)は独立連結構造物に結合される梁パネル部が、外向き及び上下方に開放された函体状をなす実施例をそれぞれ示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において独立連結構造物に梁が結合された状態を示すもので、梁の連結部分が下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜とを備えて結合された状態を示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において独立連結構造物に梁が結合された状態を示すもので、梁の連結部分が下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜を備えて結合された状態で、独立連結構造物と梁との連結部分が切欠きされた状態の例を示す。 本発明に係る建築物フレーム構造物において両側の梁同士の間に複数の補強締結梁が連結された状態を示す結合例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体の骨組を示す斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体を示すもので、複数の壁体を連結するために壁体骨組が連結された一実施例を示す例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体を地盤に立てるための構造物に対する一実施例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体を地盤に固定設置するための壁体地盤固定体を埋め立てる例を示す例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体が複数に連結される例を示す例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体の一側に「L」字状に連結するためのコーナー連結部材との結合に対する例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において柱と梁との間に設置される壁体の一側に「T」字状に連結するための連結部材との結合に対する例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造において柱と梁との間に設置される壁体の内部にコンクリートモルタルを注入するための注入管が備えられた壁体に対する例示図である。 本発明に係る建築物フレーム構造において柱と梁との間に結合される独立連結構造物の側方向に梁を結合するための締結式梁連結部が連結構造物ボディに結合された状態の斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造において柱と梁との間に結合される独立連結構造物の連結構造物ボディの側方向に梁を結合するための締結式梁連結部が分離された状態の分解斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において独立連結構造物の連結構造物ボディに対して結合及び分離が可能な締結式梁連結部に梁が結合された状態の斜視図である。 本発明に係る建築物フレーム構造物において独立連結構造物の連結構造物ボディに対して結合及び分離が可能な締結式梁連結部から梁が分離された状態の分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。
本発明に係る柱40及び梁50のつなぎ合わせのための独立連結構造物20、並びに柱40、梁50及び独立連結構造物20を含んで施設される建築物フレーム構造物10は、図1〜図29などに示すように、建築物の柱40、梁50など、及び建築物の複数の部材に結合される独立連結構造物20を含む建築構造物に関するものである。
つまり、建築物は、複数の柱40で連結されて単層または多層をなすものであり、複数の柱40同士の間を水平に梁50が連結されることで、建築物の内部に空間を形成することになる。このように、建築物において柱40及び梁50などの骨組み構造物によって全体的に重量を支承し且つ揺れを防止するなど、全体的な建築物の構造を安定化させるのである。
また、壁体60が間の各空間を塞ぐことにより建築物の室内空間を区分して、使用者の便利な使用を可能にする。
特に、本発明は、構造用鉄板或いは構造用形鋼を用いて柱40、梁50、壁体60、及びこれらを連結するための独立連結構造物20などを、プレキャストコンクリート構造物及び接合部位連結部材として予め製作して提供するため、全体の工期を短縮し、建築物の構造もより安定的に提供するものである。
よって、各部材間の結合を高力ボルト締めした後、セメント、コンクリート、モルタルなどをグラウトして施工することで、鉄骨、形鋼を用いたプレキャストコンクリート構造柱、構造梁、独立連結構造物、規格化プレキャストコンクリート壁体を製作するのである。
これらの部材に対して鉄板の加工または構造用形鋼などを1次加工して鉄骨埋め立てプレキャストコンクリート部材を事前製作して養生した後、建設現場で各接合部をボルト組み立て或いは現場溶接接合した後、必要部位に応じてセメント、コンクリート、モルタルなどでグラウトして鉄骨接合型プレキャストコンクリート構造物として建築物を提供する。
このため、本発明は、鉄板或いは構造用形鋼を連結部材と高張力ボルトを用いて組み立てて施工することができるように製作し、部材を組み立てて、必要な規格に合わせて柱、連結接合部材(独立連結構造物)、壁体、構造用梁、独立基礎(基礎独立連結構造物)を事前製造する。施工の際には、基礎部分を地盤に埋め立てた後、コンクリート(またはモルタル)を注ぎ込んでコンクリート(またはモルタル)を必要強度まで養生する。このような基礎施工の後、建設現場に必要な柱、連結接合部材、壁体、構造用梁、独立基礎を製造工場などで生産し、建設現場に運搬し、現場で組立接合施工し、各部材の接合部のみコンクリート或いは各種モルタル(無収縮、速硬、特殊モルタル)をグラウトして建設構造物を完成するのである。
このような本発明に係る構成により建築物を構築するために基礎骨組みとなる建築物フレーム構造物10に対して、図1〜図3に示すように、複数の柱40と梁50などが連結された状態を提供し、これらの柱40と梁50などが互いに独立連結構造物20に連結されることを示す。
すなわち、本発明に係る建築物フレーム構造物10における柱40と梁50などを結合する独立連結構造物20を備えるのである。このような独立連結構造物20に対する詳細な構成をまず考察する。
このため、前記独立連結構造物20は、基本的なボディとして、函体状の連結構造物ボディ21を備える。
そして、図4、図6乃至図11などに示すように、函体状の連結構造物ボディ21の内部と外部はコンクリートモルタルによって予めコンクリート構造物をなして準備したものであって、プレキャストコンクリートとして設けられる独立連結構造物20のボディを成す。
このような連結構造物ボディ21の上下面、及び1つ以上の側面に様々な付随的構成がさらに設けられてもよい。
つまり、前記連結構造物ボディ21の一側または両側に平板状の連結ベース板22が設けられる。このような連結ベース板22は、連結構造物ボディ21の両側に結合されて全体的に連結構造物ボディが函体状をなすようにし、注入されるコンクリートモルタルが成形される間に形態を維持するようにする。
前記独立連結構造物20は、前記連結ベース板22の法線方向に連結され且つ複数の締結用柱連結締結多孔231が設けられる柱連結パネル部23を含む。
このような前記柱連結パネル部23は柱40の柱パネル部41と交差締結される。そして、柱連結パネル部23及び柱パネル部41の両側の柱連結締結多孔231及び柱締結多孔411に挿入されて締結される柱締結具230によって、両側の柱連結パネル部23と柱パネル部41とが結合される。
つまり、図4〜図10などに示すように、独立連結構造物20の上下に備えられた柱連結パネル部23は薄い板体状のパネルが複数備えられて函体状をなすものであり、このような柱連結パネル部23には複数の孔である柱連結締結多孔231が設けられる。
このため、図4は本発明に係る建築物フレーム構造物10の重要構成である独立連結構造物20を示す斜視図であり、図5は本発明に係る建築物フレーム構造物10に対する柱40及び独立連結構造物20などが分離された状態を示す分離斜視図である。
図9は本発明に係る建築物フレーム構造物10において上下側柱40に連結される独立連結構造物20の柱連結パネル部23を示す斜視図であって、図9の(a)は柱連結パネル部23に設けられた柱連結作業用大孔232が四角形状をなす実施例、(b)は柱連結パネル部23に設けられた柱連結作業用大孔232が円形形状をなす実施例をそれぞれ示す。
これに加えて、図12は本発明に係る建築物フレーム構造物10において独立連結構造物20によって上下に連結される柱40を示す斜視図であって、図12の(a)は上下側に連結のための柱パネル部41が函体をなすが、円形の柱締結作業大孔412を形成した実施例、図12の(b)は上下側に連結のための柱パネル部41が棒によって延長されて函体を成し、四角形状の通孔である柱締結作業大孔412を形成した実施例、図12の(c)は上下側に連結のための柱パネル部41が函体を成し、四角形状の通孔である柱締結作業大孔412を形成した実施例、図12の(d)は複数の柱が単一の函体の柱連結パネル部41に結合された実施例をそれぞれ示す。
また、函体形状の柱連結パネル部23に結合される各柱40の端部に設けられた函体形状の柱パネル部41も、薄い板体状のパネルが複数備えられて函体形状をなすものであり、柱パネル部41にも複数の孔である柱締結多孔411が設けられる。
そのため、柱連結パネル部23と柱パネル部41は、その大きさを互いに異ならせて、いずれか一方の内側にもう一方が挿入されることにより、両側の柱連結締結多孔231、柱締結多孔411などが互いに合致した状態で、柱締結具230を挿入して締結する。このような柱連結締結多孔231、柱締結多孔411などが複数設けられ、複数の柱締結具230で結合された状態を持つため、各柱40と独立連結構造物20とは互いに結合された状態を堅固に維持することにより、建築物全体の安全性が著しくなるのである。
これに対し、このような各柱40及び独立連結構造物20は、プレキャストコンクリート製造技法で予め別個の製造工場で事前製造した状態で事前準備したものである。建築物施設の敷地に、予めプレキャストコンクリート製造技法で製造された柱40及び独立連結構造物20を供給して、互いに組み立てることにより簡単に建築物フレーム構造物10をなすため、全体建築物施設の工期を短縮することができるだけでなく、施設された建築物も安定性を向上させるという利点を有する。
また、このような柱40と独立連結構造物20とを結合する過程を容易にするために、前記柱連結パネル部23は、前記柱連結締結多孔231に挿入される柱締結具230を組み立てるための作業工具を挿入するために設けられた孔である柱連結作業用大孔232を有する。
また、このような柱連結作業用大孔232と同様に、柱40においても柱締結作業大孔412を設けることにより、柱連結パネル部23と柱パネル部41とが挿入によって結合された状態で柱連結作業用大孔232及び柱締結作業大孔412も互いに合致した位置にあり、これにより作業者は作業工具(図示せず)を入れて容易に柱締結具230を締結することができるのである。
図4、図6などでは円形の柱連結作業用大孔232が設けられており、図7の(b)、図8の(b)などでは四角形の柱連結作業用大孔232が設けられている。このように、柱連結作業用大孔232及び柱締結作業大孔412などの大きさや形状などは、建築物の実施状況に応じて定められて実施できる。
前記連結構造物ボディ21は、添付図面の例のように、前記連結ベース板22に対して柱連結パネル部23の他側面が連結される。
また、前記連結構造物ボディ21は、独立連結構造物に打設されるコンクリートモルタル(mortar)の鉄心をなす複数の鉄筋212を含むことにより、コンクリート構造物としての堅固な構造を成すようにする。
さらに、 前記連結構造物ボディ21は、前記連結ベース板22に連結され且つ複数の鉄筋212を内部に含んで筒状をなす連結ボディパネル部211を含む。
このような前記連結ボディパネル部211は、図4の例の如く、コンクリートモルタルの注入時にコンクリートモルタルが通過するモルタル連結ボディ流路213を形成するものであり、このようなモルタル連結ボディ流路213は、円形、四角形などの様々な形状の通孔からなってもよい。
これにより、建築物は、複数の柱40、梁50、及びこれらを連結する複数の独立連結構造物20などが結合されて全体的な建築物フレーム構造物10を成すのである。各部材の締結組立によって建築物フレーム構造物10を成した状態で、独立連結構造物20、柱40及び梁50などのそれぞれの連結パネル部と締結具などが外部に露出せず、コンクリート内に含まれるようにコンクリートモルタルの打設過程を行う。このため、独立連結構造物20の連結構造ボディ21、柱連結パネル部23などの函体状の内部空間にもコンクリートモルタルを注入して打設する。
このために、図11の例の如く、前記独立連結構造物20は、函体状の連結構造物ボディ21の内部にコンクリートモルタルを注入するためのモルタル注入管261を備える。これにより、見えない内部空間にもコンクリートモルタルの注入が可能であって、堅固な建築構造物を形成することになる。
また、前記モルタル注入管261へのコンクリートモルタルの注入時に連結構造物ボディ21内の空気を排出するための排気管262を含む。すなわち、モルタル注入管261へのコンクリートモルタルの注入中に、独立連結構造物20の内部空間にあった空気が完全に抜けなければ、その分だけ建築物の耐久性に問題が発生するおそれがある。よって、コンクリートモルタルの注入時に内部の空気が抜けるようにして、丈夫で安定性が向上した建築物を提供する。
図11は本発明に係る建築物フレーム構造物10の独立連結構造物20の内部にコンクリートモルタルを注入するためのモルタル注入管261と排気管262が備えられたことを示すもので、図11の(a)はモルタル注入管261と排気管262などが上方を向いて備えられた例を示し、図11の(b)はモルタル注入管261と排気管262などが側方向を向いて備えられた例を示す。
このような独立連結構造物20の一種類として、ボディである連結構造物ボディ21が地盤内に施設されて地盤に固定され且つ上部に柱40が結合される基礎独立連結構造物30が設けられる。すなわち、図10の例の如く、連結構造物ボディ21は、地盤に施設され、地盤の基礎に埋設される複数の鉄筋が通ってコンクリートと共に成形されるものであり、このような鉄筋が通って結合される配筋締結通孔31を有する。
連結構造物ボディ21の上部には、他の柱40との締結のための柱連結パネル部23が設けられる。このため、このような基礎独立連結構造物30の上部に柱40が結合されることにより、建築物の基礎柱を形成する。
図10は本発明に係る建築物フレーム構造物10の地盤に設置される基礎独立連結構造物30の斜視図であり、図10の(a)は上側の柱40に連結される柱連結パネル部23が上方の開放された四角函体状をなし、地盤に挿入される連結構造物ボディ21は四角の通孔を有する実施例、図10の(b)は上側の柱に連結される複数の棒構造物を成し、地盤に挿入される連結構造物ボディ21は四角函体を形成した実施例、図10の(c)は地上の柱連結パネル部23及び連結構造物ボディ21などが四角函体を成し、四角の通孔を有する実施例をそれぞれ示す。
前記独立連結構造物20は、前記連結構造物ボディ21の側方向に突出して所定の長さと幅をなす梁連結部24を備える。
連結構造物ボディ21の側方向に備えられた梁連結部24と梁50の梁パネル部51とが連結され、独立連結構造物の側方向に梁50が結合されるのである。
このような前記梁連結部24は、図6〜図8などの例のように、梁50の梁パネル部51に設けられた梁パネル多孔511と共に梁締結具240が挿入されるための締結用の複数の孔である梁連結多孔241を備える。
前記前記梁連結多孔241に挿入される梁締結具240を組み立てるための作業工具を挿入するために、梁連結作業用大孔が設けられてもよい。よって、作業者は、梁連結作業用大孔を介して梁締結具240を挿入して、独立連結構造物20と梁50などを安定的かつ容易に締結することができる。
このような独立連結構造物20の梁連結部24と結合される梁50は、梁連結部24に締結される梁パネル部51を備えたもので、梁パネル部51は、図13、図14などに示すように、多孔の梁パネル多孔511が設けられた薄い板体からなる。梁パネル部51は、函体を成すか、或いは両側の薄いパネルからなる。
必要に応じて、図14の(a)、(b)などのように、梁パネル部51の上部に、作業のための通孔である梁パネル作業大孔512が設けられる。
次に、このように設けられる独立連結構造物20と梁50との締結構成について説明する。
つまり、独立連結構造物20において、前記梁連結部24は、上方の開放された函体状をなして連結構造物ボディ21の側面に結合される。すなわち、図4〜図10などの例のように、独立連結構造物20の上下方向には柱40との結合のための柱連結パネル部23が設けられ、側方向には梁50との結合のための梁連結部24が設けられる。
梁連結部24に対する例として、図7の例のように、梁50が結合される部分には、梁50の一側が挿入されるようにするために、上下方向に長い孔をなす挿入長孔243が設けられ、挿入長孔243の下に段部を形成する挿入長孔梁結合構成が設けられる。
すなわち、図7の例を見ると、本発明に係る建築物フレーム構造物10の梁50を連結するための梁連結部24の一実施例として、上部が開放され且つ外向きに梁の一側が結合される構造の函体状をなす挿入長孔梁結合構成の梁連結部24が備えられた独立連結構造物20に対する斜視図が示されている。
図7の(a)は独立連結構造物20の上下方向の柱連結パネル部23の柱連結作業用大孔231が円形をなす実施例、図7の(b)は独立連結構造物20の上下方向の柱連結パネル部23の柱連結作業用大孔231が四角をなす実施例、図7の(c)は独立連結構造物20の上下方向に柱40と結合するための棒状の連結部材が設けられた実施例をそれぞれ示す。
このような挿入長孔梁結合構成により梁50に連結された状態を示す図15、図16の例のように、梁50の連結部分が下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜とを備えた梁パネル部51を有する梁50が独立連結構造物20に結合されるのである。このような図15、図16などでは、独立連結構造物20の梁連結部24における挿入長孔243と梁50の梁パネル部51などにおける複数の板などが凹凸の形で雌雄を形成するようにして、互いに嵌合することによりプレキャストコンクリート構造物を形成したのである。このような凹凸形状の結合をした部分に対しては、連結接合した接合部を炭素繊維やアラミド繊維などで補強し、エポキシを含浸させて緊結する方法が適用できる。
すなわち、挿入長孔梁結合構成の実施例では、梁の複数の板が梁連結部24の挿入長孔243に挿入され、挿入長孔243の上部に突出した部分は、梁50の上部から延長された支持膜の下に当接するようになり、梁連結部24が梁50の荷重を支持する構造を成すのである。
図15は本発明に係る建築物フレーム構造物10において独立連結構造物20に梁50が結合された状態を示すもので、梁50の連結部分が下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜とを備えて結合された状態を示す。
図16は本発明に係る建築物フレーム構造物10において独立連結構造物20に梁50が結合された状態を示すもので、梁50の連結部分が下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜とを備えて結合された状態で、独立連結構造物20及び梁50の連結部分が切欠きされた状態の例を示すものである。
次に、図6の例のように、独立連結構造物20の梁連結部24に対して、梁50の結合方向及び上方に開放される函体をなし、両側面に複数の締結用梁連結多孔241が設けられる側方多孔梁結合構成の実施例をなす。
すなわち、図6に示すように、本発明に係る建築物フレーム構造物10の梁50を連結するための梁連結部24が上方及び外向きに開放された函体状をなす側方多孔梁結合構成の梁連結部24が備えられた独立連結構造物20に対する斜視図が示されている。
図6の(a)は「コ」字状の梁連結部24が独立連結構造物20の一方向にのみ備えられた実施例、図6の(b)は梁連結部24が独立連結構造物20において直角方向をなす二つの方向に梁連結部が設けられた実施例、図6の(c)は独立連結構造物20において三方向に梁連結部24が設けられた実施例をそれぞれ示すものである。
このような側方多孔梁結合構成の梁連結部24と梁50とが結合されることについて、図6の(a)に示すように、複数の梁締結具240によって結合された状態を有するものであり、柱40と同様に、全体的に梁50、柱40及び独立連結構造物20が結合され、各連結部分に対してコンクリートモルタルが打設されることにより、全体の建築物フレーム構造物10を成す。
次に、他の実施例に係る梁50との結合のための梁連結部24に対するもので、図8は本発明に係る建築物フレーム構造物10の梁50を連結するための梁連結部24を示すものであり、このような梁連結部24が、上方、外向き及び下方に開放され且つ下部に内向きに突出した梁係止段244を形成した構造の函体状をなす側板結合構成の梁連結部24が設けられ、このような側板結合構造の梁連結部24が備えられた独立連結構造物20に対する斜視図を示している。
図8の(a)は独立連結構造物20の上下方向の柱連結パネル部23の柱連結作業用大孔232が円形をなす実施例を示すものであり、図8の(b)は独立連結構造物20の上下方向の柱連結パネル部23の柱連結作業用大孔232が四角をなす実施例を示すものであり、図8の(c)は独立連結構造物20の上下方向に柱と結合するための棒状の連結部材が設けられた実施例を示すものである。
このように、図8に示すように設けられた側板結合構成の梁連結部24は、下の内向きに突出した梁係止段244に梁50の梁パネル部51の下部が係止され、梁締結具240によって堅固に組み立てられた状態をなす。その後、梁50と独立連結構造物20とが連結された部分に対して、コンクリートモルタルの打設によって堅固な構造物を成すのである。
しかも、本発明に係る独立連結構造物20は、図26乃至図29などの例のように、連結構造物ボディ21に梁50を連結するための締結及び分離が可能な連結部材をさらに備えることができる。
すなわち、このような前記独立連結構造物20には、前記連結構造物ボディ21の側方向に突出して所定の長さと幅をなす締結式梁連結部25を備えるが、連結構造物ボディ21に対して締結及び分離可能に備える。
これにより、連結構造物ボディ21の側方向に備えられた締結式梁連結部25に梁50の梁パネル部51が連結されて独立連結構造物の側方向に梁50が結合される。
これに関連して、前記連結構造物ボディ21には、締結式梁連結部25の本体締結延長部252が嵌合される複数の梁連結締結孔215が設けられる。
また、前記締結式梁連結部25には、前記梁連結締結孔215に挿入される複数の本体締結延長部252が設けられる。これにより、図27のように、連結構造物ボディ21の梁連結締結孔215に本体締結延長部252を嵌合することができる。
さらに、前記締結式梁連結部25には、このような複数の本体締結延長部252が連結された板状の締結連結ボディ251が設けられる。
また、 前記締結式梁連結部25は、前記締結連結ボディ251の内側に「コ」字状をなす空間である締結梁定着孔253を含む。このような「コ」字状をなす空間である締結梁定着孔253に梁50が位置するのである。
上述したような本発明に係る独立連結構造物20は、複数の柱40や梁50などを結合する。
つまり、前記独立連結構造物20の上方側及び下方側の少なくとも一方に結合される柱40を含んで建築物フレーム構造物10をなすのである。
前記独立連結構造物20の側方向に結合される梁50を含んで建築物の建築物フレーム構造物10をなすのである。
このために、前記独立連結構造物20のボディである連結構造物ボディ21に対して上方及び下方の少なくとも一つに函体状の柱連結パネル部23が備えられ、柱40の端部に函体状の柱パネル部41が備えられる。これにより、柱連結パネル部23の柱連結締結多孔231及び柱パネル部41の柱締結多孔411に挿入される柱締結具230によって結合される。
このような前記梁50においても、柱40または独立連結構造物20と同様に、別個の製造場所で鉄骨接合及びボディに対するコンクリートモルタルの打設を介してプレキャストコンクリート部材として事前製造するのである。
このように製造された柱40、梁50と独立連結構造物20などは、建築物施設場所で最終的に組み立てられ、連結部分へのコンクリートモルタルの打設によって全体の建物物フレーム構造物10を成す。
梁50、柱40及び独立連結構造物20などは、ボディ部分に複数の鉄筋が配筋され、複数の金属板が溶接やボルトなどで堅固な内部構造を成した状態で備えられ、このような金属板などに複数配筋された鉄筋が溶接などで固定された状態で、ボディに対するコンクリート打設で堅固なボディを形成する。このような状態で、予め事前製作されたプレキャストコンクリート柱、梁及び独立連結構造物として予め製造された状態を有する。
特に梁50や柱40などの長尺な部材の場合、建築物の形態や形状、全体サイズなどによって長さが異なるので、梁50、柱40などが独立連結構造物20と結合される縁部のみ予め製造した状態で、残りのボディに対する鉄筋の配筋やコンクリート打設などは、出荷に合わせて後作業で行うことができる。
このため、梁50や柱40などに対して、独立連結構造物20と結合される両側端の連結部分のみをまず製造することができる。
この中でも、梁50に対する連結構造を図14に基づいて考察する。
すなわち、図14の例のように、梁50の両側端部には、独立連結構造物20との結合のために梁パネル部51を設ける。
梁50は、ボディとして、幅よりも長さ方向に長い長さを有する長方形の梁ボディ52を備える。
そして、前記梁ボディ52の内部で鉄心をなす梁鉄心521を備える。
このような梁ボディ52の両側端部は、梁鉄心521に連結される梁パネル部51を備える。
そして、前記梁鉄心521の先端部に固定され且つ板体をなす梁ベース板531が設けられる。
これに加えて、前記梁ベース板531の縁部に連結され、梁鉄心521の周囲を囲みながらコンクリートモルタル(mortar)が内部に注入されるように梁モルタル注入孔532を有する梁連結函部533が備えられる。
さらに、前記梁ベース板531の外向き面に連結され、独立連結構造物20の梁連結部24と結合される函体状の梁パネル部51を含む。
このような梁50に対する例を示す図14には、本発明に係る建築物フレーム構造物10において独立連結構造物20に結合される梁50の結合部分を示す斜視図であって、図14の(a)は独立連結構造物20と結合される梁パネル部41が外向きに開放された函体状をなす実施例、図14の(b)は独立連結構造物20と結合される梁パネル部41が下方と外向きに開放された函体状をなす実施例、図14の(c)は独立連結構造物20と結合される梁パネル部41が外向き及び上下方に開放された函体状をなす実施例をそれぞれ示す。
次に、このように設けられた本発明における梁50に対する様々な実施例を図13に基づいて考察する。
すなわち、図13は本発明に係る建築物フレーム構造物10において独立連結構造物20に結合される梁を示す斜視図であって、 図13の(a)は薄い厚さを有する複数の梁の両側に板状の連結部材が設けられた実施例、(b)は厚い厚さを有する単一梁の両側に、下方と外向きに開放された函体状の連結部材が設けられた実施例、(c)は厚い厚さを有する単一梁の両側に板状の連結部材が設けられた実施例、(d)は厚い厚さを有する単一梁の両側に、下方に長い長さの複数の板と、梁の上部から延長された支持膜とが設けられた実施例、(e)は厚い厚さを有する単一梁の両側に、外向きに開放された函体状の連結部材が設けられた実施例をそれぞれ示す。
また、図17は本発明に係る建築物フレーム構造物10において両側の梁50同士の間に複数の補強締結梁55が連結された状態を示す結合例示図である。すなわち、梁50によって連結される空間があまりにも大きく形成されるか、或いは、建築物構造上、補強締結梁55が位置した部分の荷重分散が必要な場合、複数の補強締結梁55がメインの梁50に結合されるように実施でき、これにより全体的な建築物の構造安全性を向上させるのである。
上述したような本発明に係る柱40及び梁50のつなぎ合わせのための独立連結構造物20、及びこのような独立連結構造物20と共に柱40、梁50などが結合されて一つの全体的な建築物フレーム構造物10をなす例を説明した。
このような建築物フレーム構造物10に対する実施例を考察すると、図1は、本発明に係る建築物フレーム構造物10において、複数の柱40及び梁50などを独立連結構造物20で結合して2つの層をなす構造物の実施例を示す斜視図である。
図2は本発明に係る建築物フレーム構造物10において、複数の柱40及び梁50などを独立連結構造物20で結合して単一層をなす構造物の実施例を示す斜視図である。
また、図3は本発明に係る建築物フレーム構造物10において、複数の柱40及び梁50などを独立連結構造物20で結合して5つの層をなす構造物の実施例を示す斜視図である。
このような柱40、梁50及び独立連結構造物20などは、予めプレキャストコンクリート部材として事前製作して設け、建築物施設場所で各連結部材を用いて組み立てて1つの全体的な建築物フレーム構造物10をなす。
これにより、予め設計されたところにより、フレームである柱と梁などを殆ど事前製作し、建設現場では単純な組立工程のみを行い、全体的な建築物の建設を容易にしながら、その分だけ工期も短縮するという利点を有する。
次に、上述のようにプレキャストコンクリート構造物としての、柱40、梁50、及びこれらを連結するための独立連結構造物20などが互いに組み立てられて建築物フレーム構造物10をなし、さらにプレキャストコンクリート構造物として壁体60を予め製造した後、建設現場で組み立てられて施工されるように備えることができる。
次に、このような壁体60について、図18〜図25などを参照して説明する。
このような壁体60も、前述した柱40、梁50及び独立連結構造物20などの例のように、内部に複数の鉄筋が配筋され、梁50、柱40、独立連結構造物20及び地盤に固定されるようにする壁体の連結部材を設け、このような壁体の連結部材と複数配筋される鉄筋などが溶接などで固定された後、プレキャストとしてコンクリート構造物を形成して予め事前準備する。
図18は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60の骨組を示す斜視図であり、図19は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60に対するもので、複数の壁体60を連結するために壁体骨組61が連結された一実施例を示す例示図である。
すなわち、壁体60は地盤に固定するための壁体地盤固定体71に結合される締結部材が壁体骨組61に固定された状態をなし、型枠などの内部へのコンクリート打設により全体壁体60を形成する。
図20は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60を地盤に立てるための構造物に対する一実施例示図であり、図21は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60を地盤に固定設置するための壁体地盤固定体71を埋め立てる例を示す例示図である。このような壁体地盤固定体71は、別個の固定体間隔調節部材72を利用すれば、簡単に地盤に所定の位置に合わせて施設することができる。
複数の壁体を互いに連結するための連結部材が壁体60の両側方向や上下方向などに設けられて壁体骨組61に連結される構造をなす。
図22は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60が複数連結される例示図である。図22では壁体60同士が「+」字型の壁体連結部材によって連結されることを示している。
また、図23は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60の一側に「L」字状に連結するためのコーナー連結部材(「L」字状のコーナー壁体連結部材)との結合に対する例示図であり、図24は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60の一側に「T」字状に連結するための連結部材(「T」字状の壁体連結部材)との結合に対する例示図である。
また、図25は本発明に係る建築物フレーム構造物10において柱40と梁50との間に設置される壁体60の内部にコンクリートモルタルを注入するための壁体注入管62が備えられた壁体60に対する例示図である。
図25に示すように、壁体60は複数に積層される構造で施設でき、複数に積層された壁体60は互いに結合される部分に設けられた壁体締結部によって堅固に組み立てられた状態を持つ。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これは本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を容易に実施することができるように一実施例を記載したものである。よって、前記実施例の記載によって本発明の技術的思想を制限的に解釈してはならない。
10 建築物フレーム構造物
20 独立連結構造物
21 連結構造物ボディ
23 柱連結パネル部
24 梁連結部
30 基礎独立連結構造物
40 柱
50 梁
60 壁体

Claims (10)

  1. 建築物の柱と結合される独立連結構造物において、
    前記独立連結構造物は、
    函体状の連結構造物ボディ(21)と、
    前記連結構造物ボディ(21)に連結され、複数の締結用柱連結締結多孔(231)が設けられる柱連結パネル部(23)とを含み、
    前記柱連結パネル部(23)が柱(40)の柱パネル部(41)と交差締結されて両側の柱連結締結多孔(231)及び柱締結多孔(411)に挿入されて締結される柱締結具(230)によって、両側の柱連結パネル部(23)と柱パネル部(41)とが結合され、
    前記連結構造物ボディ(21)は、
    独立連結構造物に打設されるコンクリートモルタルの鉄心をなす複数の鉄筋(212)と、
    前記複数の鉄筋(212)を内部に含んで筒状をなす連結ボディパネル部(211)とを含み、
    前記連結ボディパネル部(211)は、コンクリートモルタルの注入時にコンクリートモルタルが通過するモルタル連結ボディ流路(213)を形成することを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  2. 前記柱連結パネル部(23)は、
    前記柱連結締結多孔(231)に挿入される柱締結具(230)を組み立てるための作業工具を挿入するための柱連結作業用大孔(232)を有することを特徴とする、請求項1に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  3. 前記独立連結構造物は、
    前記連結構造物ボディ(21)の側方向に突出して所定の長さ及び幅を有する梁連結部(24)を備え、
    連結構造物ボディ(21)の側方向に備えられた梁連結部(24)と梁(50)の梁パネル部(51)とが連結されて独立連結構造物の側方向に梁(50)が結合されることを特徴とする、請求項1に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  4. 前記梁連結部(24)は、
    梁(50)の梁パネル部(51)に設けられた梁パネル多孔(511)と共に梁締結具(240)が挿入されるための締結用の複数の孔である梁連結多孔(241)と、
    前記梁連結多孔(241)に挿入される梁締結具(240)を組み立てるための作業工具を挿入するために設けられた孔である梁連結作業用大孔とを有することを特徴とする、請求項3に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  5. 前記梁連結部(24)は、
    上端の開放された函体状をして連結構造物ボディ(21)の側面に結合され、
    梁(50)が結合される部分には梁(50)の一側が挿入されるように上下方向に長い通孔をなす挿入長孔(243)を有し、該挿入長孔(243)の下に段部を形成する挿入長孔梁結合構成;及び
    梁(50)の結合方向及び上端が開放される函体をなし、両側面に複数の締結用梁連結多孔(241)を有する側方多孔梁結合構成;のうちいずれか一つの結合構成からなることを特徴とする、請求項3に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  6. 前記独立連結構造物は、
    前記連結構造物ボディ(21)の側方向に突出して所定の長さと幅をなす締結式梁連結部(25)を備え、
    連結構造物ボディ(21)に締結及び分離可能に設けられ且つ連結構造物ボディ(21)の側方向に備えられた締結式梁連結部(25)に梁(50)の梁パネル部(51)が連結されて独立連結構造物の側方向に梁(50)が結合されることを特徴とする、請求項1に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  7. 前記連結構造物ボディ(21)には、締結式梁連結部(25)の本体締結延長部(252)が嵌合される複数の梁連結締結孔(215)が設けられ、
    前記締結式梁連結部(25)は、
    前記梁連結締結孔(215)に挿入される複数の本体締結延長部(252)と、
    複数の本体締結延長部(252)が連結された板状の締結連結ボディ(251)と、
    前記締結連結ボディ(251)の内側に「コ」字状をなす空間であって梁(50)が位置する締結梁定着孔(253)とを含むことを特徴とする、請求項6に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  8. 前記独立連結構造物は、
    函体状の連結構造物ボディ(21)の内部にコンクリートモルタルを注入するためのモルタル注入管(261)と、
    前記モルタル注入管(261)へのコンクリートモルタルの注入時に連結構造物ボディ(21)内の空気を排出するための排気管(262)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の独立連結構造物(20)と、
    前記独立連結構造物(20)の上方側及び下方側の少なくとも一方に結合される柱(40)と、
    前記独立連結構造物(20)の側方向に結合される梁(50)とを含む建築物フレーム構造物であって、
    前記独立連結構造物(20)のボディである連結構造物ボディ(21)の上方側及び下方側の少なくとも一つに函体状の柱連結パネル部(23)が備えられ、柱(40)の端部に函体状の柱パネル部(41)が備えられ、柱連結パネル部(23)の柱連結締結多孔(231)及び柱パネル部(41)の柱締結多孔(411)に挿入される柱締結具(230)によって結合されることを特徴とする、柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を含む建築物フレーム構造物。
  10. 前記梁(50)は、
    幅よりも長さ方向に長い長さをなす長方形の梁ボディ(52)と、
    前記梁ボディ(52)の内部で鉄心をなす梁鉄心(521)と、
    前記梁鉄心(521)の端部に固定され、板体をなす梁ベース板(531)と、
    前記梁ベース板(531)の縁部に連結され、梁鉄心(521)の周囲を取り囲み、コンクリートモルタルが内部に注入されるように梁モルタル注入孔(532)が設けられた梁連結函部(533)と、
    前記梁ベース板(531)の外向き面に連結され、独立連結構造物(20)の梁連結部(24)に結合される函体状の梁パネル部(51)とを含むことを特徴とする、請求項9に記載の柱及び梁のつなぎ合わせのための独立連結構造物を含む建築物フレーム構造物。
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