JP5870455B2 - プレキャストコンクリート壁及び柱と梁との接合構造 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係るプレキャストコンクリート壁は、梁を支持する上枠部を有するプレキャストコンクリート壁であって、前記上枠部は、前記プレキャストコンクリート壁の厚さ方向の厚みが前記梁の該厚さ方向の厚みよりも大きく、且つ該上枠部の上に前記梁を設置した状態で該上枠部の外表面が該梁の外表面よりも前記厚さ方向外側に位置するように構成されていることを特徴とする。
さらに、プレキャストコンクリート壁と柱及びプレキャストコンクリート壁と床との間にはそれぞれ第一間隙及び第二間隙が設けられているため、例えば地震時にはプレキャストコンクリート壁は柱及び床と分離されて、水平変形及び鉛直変形に追従することができる。
図1は、鉄筋コンクリート造の建築物2における柱10及び梁50周辺の部材を分解した状態を、該建築物2の外部から見た図であり、図2は建築物2の内部から見た図である。
ここで、建築物2の外部側を単に「外部側」と、建築物2の室内側と単に「室内側」と称し、梁50の延在方向を単に「延在方向」と称する。
また、梁複数の梁主筋51の延在方向の両端部には、接合部材55が予め挿通されている。この接合部材55は管状部材であって、梁主筋51に対して延在方向に移動可能に挿通されており、後に梁主筋51と大梁20の第二筋22とを連結する際に用いるものである。
まず、床F上に一対の柱10,10を立設し、柱10に形成された凹部19に、壁30の上枠部33に形成された凸部39を係合させて、一対の柱10,10間に壁30を配設する。この際、壁30の下枠部34と床との間に形成された第二間隙42に、該壁30の荷重を支持するための仮設部材43(図5参照)を設ける。
上記に示した実施形態の変形例として、図6及び図7に示すように、壁130の上枠部133が縦枠部35よりも延在方向外側に突出することにより凸部139が形成されるとしてもよい。
10…柱
19…凹部(支持部)
30…壁(プレキャストコンクリート壁)
33…上枠部
34…下枠部
36…連結部
37…開口部
39…凸部(被支持部)
41…第一間隙
42…第二間隙
50…梁
F…床
Claims (6)
- 梁を支持する上枠部を有するプレキャストコンクリート壁であって、
前記上枠部は、前記プレキャストコンクリート壁の厚さ方向の厚みが前記梁の該厚さ方向の厚みよりも大きく、且つ該上枠部の上に前記梁を設置した状態で該上枠部の外表面が該梁の外表面よりも前記厚さ方向外側に位置するように構成されていることを特徴とするプレキャストコンクリート壁。 - 請求項1に記載のプレキャストコンクリート壁において、
前記プレキャストコンクリート壁は、前記上枠部と対向する下枠部と、該下枠部と前記上枠部とを連結する連結部とを有し、
該連結部は、前記上枠部を介して前記梁の直下に設けられていることを特徴とするプレキャストコンクリート壁。 - 請求項1または請求項2に記載のプレキャストコンクリート壁において、
前記プレキャストコンクリート壁には、前記厚さ方向に貫通する開口部が設けられていることを特徴とするプレキャストコンクリート壁。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプレキャストコンクリート壁と、
床から立設された一対の柱と、
前記一対の柱間にわたって配され一部がプレキャストコンクリートで構成された前記梁とを備えた柱と梁との接合構造であって、
前記一対の柱は、前記プレキャストコンクリート壁の幅方向端部を支持する支持部を有し、
前記プレキャストコンクリート壁は、該支持部に支持される被支持部を有することを特徴とする柱と梁との接合構造。 - 請求項4に記載の柱と梁との接合構造において、
前記支持部は、前記プレキャストコンクリート壁と対向する面に形成された凹部であり、
前記被支持部は、前記柱と対向する面に形成された凸部であることを特徴とする柱と梁との接合構造。 - 請求項4または請求項5に記載の柱と梁との接合構造において、
前記プレキャストコンクリート壁と前記柱との間には第一間隙が形成され、前記プレキャストコンクリート壁と前記床との間に第二間隙が形成されていることを特徴とする柱と梁との接合構造。
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