JP3450755B2 - シート搬送装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP3450755B2 JP22169699A JP22169699A JP3450755B2 JP 3450755 B2 JP3450755 B2 JP 3450755B2 JP 22169699 A JP22169699 A JP 22169699A JP 22169699 A JP22169699 A JP 22169699A JP 3450755 B2 JP3450755 B2 JP 3450755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを搬送する
シート搬送装置、特に、詰まったシートを除去し易くし
たシート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた、複
写機、プリンター、ファクシミリ、及びこれらの複合機
器等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート搬送装置は、例えば、画像
形成装置に備えられて、シートを1枚ずつ画像形成手段
に供給するようになっている。
【0003】シート搬送装置は、通常、画像形成装置本
体内に内蔵されたカセットに積載されたシートを搬送す
る第1シート搬送路と、本体外部に突出して設けられた
手差しトレイ上に積載されたOHPシートや厚紙などの
特殊なシートを搬送する第2シート搬送路とを備えてい
る。
【0004】カセットは、必要に応じて複数段設けられ
ているが、通常は本体の下部に設けられている。シート
は、そのカセットから、本体側面の内側に沿って設けら
れた第1シート搬送路を上方に向かって搬送されて、シ
ートの斜行を矯正するレジストローラ対に到達する。
【0005】手差しトレイは、特殊なシートを搬送し易
くするため、レジストローラ対の近くで、且つ第2シー
ト搬送路のシート搬送路に対してほぼ直線になるような
位置に配設されている。このため、手差しトレイは、レ
ジストローラ対の横の本体側面部に設けられていること
が多い。
【0006】第1、第2シート搬送路によって、レジス
トローラ対に搬送されたシートは、回転停止しているレ
ジストローラ対のニップ部に供給される。そして、シー
トは、先端がニップ部に押し付けられて、レジストロー
ラ対とその上流の搬送ローラ対との間でループ状に形成
され、斜行の矯正が行われる。その後、所定のタイミン
グでレジストローラ対が回転し、シートは画像形成手段
に搬送され、所定の画像形成が行われてから排出され
る。
【0007】また、シートの両面に画像を形成する形式
の画像形成装置でシートの両面に画像を形成する場合、
一方の面に画像が形成されたシートを、シート排出部よ
り本体外部に排出する直前に、反転搬送路に搬送し、カ
セットの情報において第1シート搬送路に送り込み、再
度、画像を形成するようになっている。
【0008】第1シート搬送路において、シートの搬送
不良等が発生し、レジストローラ対より上流に残ったシ
ートは、搬送路の外側を形成する扉部分を開放して除去
する。
【0009】また、第2シート搬送路において、手差し
トレイとレジストローラ対との間に残ったシートは、手
差しトレイ上に残っているシートの後端部を引き出して
除去するか、レジストローラ対を回転させて、本体内に
吐き出して除去する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシー
ト搬送装置は、搬送路外側の扉部の上部で、第2シート
搬送路の手差しシート供給部の近傍を開くことが出来な
い構成になっていた。
【0011】このため、この部分に滞留したシートを除
去するのが困難であった。
【0012】また、手差しシート供給部に残留したシー
トを外部に引き出すとき、シートがシート搬送ローラ対
のニップに挟まれていると、シート搬送ローラ対を従動
回転させながらシートを引抜かなけれず、シートの除去
に時間と手間を要していたとともに、シートを破損する
虞があった。
【0013】本発明は、シート搬送路内に残ったシート
を簡単に除去することができるようにしたシート搬送装
置と、このシート搬送装置を備えた画像形成装置とを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のシート搬送装置
は、一方の案内壁が他方の案内壁に対して開閉可能な1
対の案内壁を有する第1シート搬送路と、シートを挟持
して下流側に搬送するシート搬送回転体対の内、一方の
シート搬送回転体を有して、下流側で前記第1シート搬
送路に合流する第2シート搬送路と、前記シート搬送回
転体対の内、他方のシート搬送回転体を有して、前記一
方の案内壁を閉じたとき前記他方のシート搬送回転体を
前記一方のシート搬送回転体に接触させ、開いたとき離
間させる変位可能な変位部材と、を備えている。
【0015】本発明のシート搬送装置は、前記変位部材
が、下流側に延びて前記第1シート搬送路のシートを案
内する弾性を備えたシート案内片を有している。
【0016】本発明のシート搬送装置は、前記変位部材
が、前記第1シート搬送路の前記一方の案内壁を閉じた
とき、前記一方の案内壁が接触して前記変位部材を前記
他方のシート搬送回転体を前記一方のシート搬送回転体
に接触する方向に変位付勢する弾性を備えた付勢手段を
有している。
【0017】本発明のシート搬送装置は、前記変位部材
が、前記第1シート搬送路の前記一方の案内壁が閉じら
れたとき、前記第1シート搬送路の案内壁の一部分を形
成している。
【0018】本発明のシート搬送装置は、前記第1シー
ト搬送路の1対の案内壁が、前記シートを挟持して回転
搬送するシート供給回転体対のシート供給回転体を有し
ている。
【0019】本発明のシート搬送装置は、前記第2シー
ト搬送路が、シートを搬送するシート搬送回転体対を備
え、前記シート搬送回転体対の内、一方の回転体が前記
変位部材に設けられている。
【0020】本発明のシート搬送装置は、前記第2シー
ト搬送路が、重なったシートを分離搬送するシート分離
搬送回転体対を備え、前記シート分離搬送回転体対の
内、一方の回転体が前記変位部材に設けられている。
【0021】本発明の画像形成装置は、上記いずれか1
つに記載のシート搬送装置と、前記シート搬送装置の第
1シート搬送路と第2シート搬送路との各上流端に別々
に位置してシートが積載される複数のシート積載手段
と、前記第1シート搬送路と前記第2シート搬送路との
合流点より下流側に配設されて前記シート搬送装置によ
って搬送されてきた前記シートに画像を形成する画像形
成手段と、を備えている。
【0022】本発明の画像形成装置は、前記シート搬送
装置と前記画像形成手段との間に、前記シート搬送装置
によって搬送されてきたシートの斜行を矯正するレジス
トローラ対を備えている。
【0023】本発明の画像形成装置は、前記シート搬送
装置の開閉可能な一方の案内壁が、本体の側壁である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態のシート搬送
装置を備えた画像形成装置であるプリンタの概略正面断
面図である。
【0026】図2は、本発明の実施形態のシート搬送装
置の概略正面断面図である。
【0027】図3は、図2のシート搬送装置において、
シート除去時の概略正面断面図である。
【0028】先ず、プリンタ100全体の構成及び作用
を説明する。
【0029】図1に示すプリンタ100は、カラープリ
ンタであり、シートにカラー画像を形成する画像形成手
段9を備えている。
【0030】画像形成手段9は、例えば、マゼンタ、シ
アン、イエロー、ブラックの各色のトナー像を形成す
る、平行に配置されて不図示の超音波モータにより駆動
される感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bと、これら
の感光体ドラム1Y〜1Bの下部に、これを縦断する態
様で配置された転写ベルト21と、感光体ドラム1Y,
1M,1C,1Bの周囲に配設された一次帯電器2Y,
2M,2C,2Bと、現像器3Y,3M,3C,3B
と、感光体ドラム1Y〜1Bの上方に配設されたLED
等で構成される露光装置6Y,6M,6C,6Bと等を
有している。
【0031】画像形成手段9は、感光体ドラム1Y,1
M,1C,1Bを、それぞれ一次帯電器2Y,2M,2
C,2Bにより帯電し、色分解したイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色の光像を露光装置6Y,6
M,6C,6Bにより露光して、感光体ドラム1Y,1
M,1C,1Bにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの潜像を形成し、さらに、それぞれの潜像を現像器3
Y,3M,3C,3Bにより現像して、感光体ドラム1
Y,1M,1C,1B上にイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのトナー像を順次、形成するようになって
いる。
【0032】被記録媒体であるシートは、カセット7
a,7bに収納されている。手差しトレイ36上にも、
シートを積載することができるようになっている。
【0033】カセット7a,7bは、例えば、シートの
補給時や、カセット内で発生したジャムシートのジャム
処理時において、手前側に引き出して、シートの補給や
ジャム処理を行えるようになっている。
【0034】手差しトレイ36上にも、シートを積載す
ることができるようになっている。
【0035】シートSは、いずれか一方のカセット7
a,7bからピックアップローラ8により1枚ずつ送り
出され、第1シート搬送路31に案内され、回転してく
る感光体ドラム上のトナー像にレジストローラ対10に
よってタイミングを合わされた後、転写ベルト21上に
載置、静電吸着されて矢印A方向に搬送される。
【0036】また、手差しトレイ36上に積載されたシ
ートは、手差しシート供給ローラ39により第2シート
搬送路32に案内され、レジストローラ対10に搬送さ
れて、転写ベルト21上に載置される。
【0037】転写ベルト21に吸着されたシートSは、
転写ベルト21の回動により各感光体ドラム1Y,1
M,1C,1Bと対向した転写部に順次搬送される。感
光体ドラム1Y,1M,1C,1B上の各色のトナー像
は、シートS上に、各転写部に配置されトナーと逆極性
の電圧を印加された転写ブレード4Y,4M,4C,4
Bの作用により重ね合わせて転写される。これによっ
て、シートS上に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの4色のトナー像を重ね合わせたカラー画像が形成
される。
【0038】4色のトナー像は、シートがシート搬送方
向下流端において転写ベルト21から分離されて定着器
11に搬送されると、定着器11において熱および圧力
を受けてシートに定着され、これにより各色のトナーが
溶融混色してシートに固定されたフルカラーのプリント
画像となる。
【0039】4色のトナー像が定着されたシートは、定
着器11の下流に設けられた排出シート搬送手段63に
よって画像形成装置100の機外に排出される。
【0040】転写ベルト21の下流に配置された定着器
11および定着器下流の排出シート搬送手段63は、不
図示の駆動モータによって独立して駆動されている。
【0041】ベルト搬送部20は、シートを搬送する搬
送手段である転写ベルト21をパルスモータ27で駆動
される転写ベルト駆動ローラ22、及び、複数の支持ロ
ーラ23,24,25に懸回して構成されている。
【0042】転写ベルトクリーナ28は、転写ベルト2
1上に付着したトナーを除去するもので、必要に応じて
不図示の接離機構により、転写ベルト21に対して接離
し、クリーナ用のブラシが回転して転写ベルト21上の
トナーを掻き取るようになっている。
【0043】次に、レジストローラ対10までのシート
の搬送を図2、図3に基づいて説明する。
【0044】カセットシート供給機構50のカセット7
a,7bから供給されるシートは、第1シート搬送路3
1を形成する搬送扉33及び揺動ガイド34と、それに
対向する搬送内ガイド35とによってレジストローラ対
10に向かって搬送されるようになっている。搬送扉3
3は、プリンタ本体101の側壁の一部分である。
【0045】手差しシート供給機構51の手差しトレイ
36上のシートは、第2シート搬送路32を形成するレ
ジスト前上ガイド37とレジスト前中ガイド38とに案
内されてレジストローラ対10まで搬送されるようにな
っている。
【0046】レジストローラ対10の近傍上流には、第
1シート搬送路31からのシートと、第2シート搬送路
32からのシートとを共にレジストローラ対10のニッ
プ部に案内するため、搬送内ガイド35の下流端部とレ
ジスト前上ガイド37の下流端部とがレジストローラ対
10のニップ部に近接して配置され、且つ、レジスト前
中ガイド38と揺動ガイド34が搬送路の壁の一部分を
形成している。
【0047】手差しトレイ36からのシートは、加圧板
46がシートの先端を支持して手差しシート供給ローラ
39に接近する方向に回動することによって、手差しシ
ート供給ローラ39に圧接させられて、プリンタ100
内に引き込まれ始める。
【0048】その後、シートは、手差しシート供給ロー
ラ39と、保持部材49に保持され手差しシート供給ロ
ーラ39に加圧されトルクリミツタを介して搬送方向と
は逆の駆動力を与えられている分離ローラ40とによっ
て分離搬送されて、手差し搬送駆動ローラ41と手差し
搬送加圧ローラ42とに挟持され、レジストローラ対1
0まで搬送される。
【0049】手差し搬送加圧ローラ42は、揺動ガイド
34に保持されて、対向するプリンタ本体101に設け
られた手差し搬送駆動ローラ41に向けて不図示の加圧
手段により加圧され、シート挟持圧を得ている。
【0050】搬送扉33は、不図示のロック手段を解除
することで、最下部の回転軸33aを中心として図3に
示すようにで右方向に開放可能にプリンタ本体101に
取り付けられている。
【0051】搬送扉33は、下流端側のシート供給ロー
ラ対43,44の内、外側のシート供給ローラ44と、
下段カセット用のシート供給ローラ対47,48の内、
外側のシート供給ローラ48とを有しており、ジャム処
理時に開くことで、シート供給ローラ44,48を、シ
ート供給ローラ43,47から離して、第1シート搬送
路31に滞留しているシートを除去し易くしている。
【0052】搬送扉33はロック時において、揺動ガイ
ド34に設けられている弾性部材34bを付勢部33b
で付勢することにより、揺動ガイド34を第1シート搬
送路31を形成する位置に保持して、適切な第1シート
搬送路31を形成することができる。
【0053】また、揺動ガイド34の第1シート搬送路
31側に、フィルム状の弾性を備えたシート案内片52
を上流側で固定し、下流側で変形可能に設けて、レジス
トローラ対10に対してシートの先端を押し付ける効果
をより大きし、高精度のシートの斜行矯正を行うことが
出来るようにしてある。
【0054】揺動ガイド34は、回転中心34aに回動
可能に設けられており、搬送扉33の開放時に、図2に
おいて下側(上流側)が開放し、且つ、手差し搬送ロー
ラ42が手差し搬送駆動ローラ41から離れる方向に回
動するようになっている。
【0055】このとき、揺動ガイド34は、対向する搬
送内ガイド35の一部に不図示の被突き当て部を設け、
その被突き当て部に突き当てることにより搬送内ガイド
35とで形成する第1シート搬送路31の空間を確保す
るようになっている。
【0056】以上、説明した本発明のシート搬送装置
は、揺動ガイド34が搬送扉33の開閉に連動して搬送
扉33とで第1シート搬送路31を形成し、ジャム発生
時に、搬送扉33を開くと、揺動ガイド34の上流側が
開放されて、第1シート搬送路31に滞留しているシー
トの除去を容易に行えるようになっている。
【0057】また、本発明のシート搬送装置は、揺動ガ
イド34に手差しシート供給部の手差し搬送ローラ42
を設けることにより、搬送扉33を開放したとき、手差
し搬送ローラ対41,42による挟持力が解除されて、
搬送路開放用の特別な手段を備えることなく、また、使
用者に特別な動作を行わせることなく第2シート搬送路
32に滞留しているシートの除去を容易に行えるように
なっている。
【0058】なお、以上の実施の形態では、手差し搬送
ローラ対41,42の内、手差し搬送加圧ローラ42を
揺動ガイド34設けたが、このローラ42のみならず、
回転中心34aの位置をずらして、分離ローラ40も設
け、分離ローラ40も手差しシート供給ローラ39から
離れるようにしてもよいし、或は、分離ローラ40を揺
動ガイド34に設けなく分離ローラ40と手差し供給ロ
ーラ39とを互いに圧接させる加圧機構の解除のみを行
い両ローラ40,39のシート挟持力を減少させるよう
にしてもよい。このことによって、第2シート搬送路3
2に詰まったジャムシートをより一層処理し易くなる。
【0059】また、プリンタが、両面に画像を形成する
ことのできる形式の場合、一方の面に画像を形成したシ
ートを、プリンタの外部に排出することなく、反転し
て、プリンタ内の再シート供給搬送路で搬送し、第1シ
ート搬送路31に合流させ、再びレジストローラ対10
から、画像形成手段9へ再度搬送すればよい。
【0060】また、オプションのカセットデッキ等の増
設用のシート積載手段をプリンタ本体101の下部や右
側に取り付けた場合には、第1シート搬送路31の下部
や搬送扉33にシート搬送路を設け、増設用のシート積
載手段から搬送されたシートを第1シート搬送路31に
合流させて上記と同様の動作をさせてもよい。
【0061】また、搬送扉33は、揺動ガイド34に、
直接、設けられた弾性部材34bを付勢していたが、必
要に応じてカムやリンク等の部品を介して行ってもよ
い。
【0062】
【発明の効果】本発明のシート搬送装置は、一方の案内
壁が他方の案内壁に対して開閉可能な1対の案内壁を有
する第1シート搬送路に下流側で合流する第2シート搬
送路に、シートを挟持して下流側に搬送するシート搬送
回転体対の内、一方のシート搬送回転体を備え、一方の
案内壁を閉じたとき他方のシート搬送回転体を一方のシ
ート搬送回転体に接触させ、開いたとき離間させる変位
可能な変位部材にシート搬送回転体対の内、他方のシー
ト搬送回転体を備えているので、一方の案内壁を開いて
第1シート搬送路を開くと、変位部材が変位して、シー
ト搬送回転体の他方のシート搬送回転体を一方のシート
搬送回転体から離間して第2シート搬送路も開くことが
できるようになっているので、第1、第2シート搬送路
とも、搬送路開放用の特別な手段を備えることなく、ま
た、使用者に特別な動作を行わせることなく容易にジャ
ムシートの除去を行うことができる。
【0063】本発明の画像形成装置は、ジャムシートの
除去を容易に行うことのできる上記シート搬送装置を備
えているので、ジャムシートが発生したとき、長時間停
止させておく必要がなく、画像処理能率を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシート搬送装置を備えた
画像形成装置であるプリンタの概略正面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のシート搬送装置の正面概
略図である。
【図3】本発明の実施の形態のシート搬送装置において
ジャムシートを除去するときの状態図である。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1B 感光体ドラム 7a,7b カセット(シート積載手段) 9 画像形成手段 10 レジストローラ対 20 ベルト搬送部 21 転写ベルト 31 第1シート搬送路 32 第2シート搬送路 33 搬送扉(一方の案内壁) 34 揺動ガイド(変位部材) 34b 弾性部材(付勢手段) 35 搬送内ガイド(他方の案内壁) 36 手差しトレイ(シート積載手段) 37 レジスト前上ガイド 38 レジスト前中ガイド 39 手差しシート供給ローラ(シート搬送
回転体、シート分離搬送回転体) 40 分離ローラ(シート搬送回転体、シー
ト分離搬送回転体) 41 手差し搬送駆動ローラ(シート搬送回
転体対、一方のシート搬送回転体) 42 手差し搬送加圧ローラ(シート搬送回
転体対、他方のシート搬送回転体) 43 シート供給ローラ対(シート供給回転
体対) 44 シート供給ローラ対(シート供給回転
体対) 47,48 下段カセット用のシート供給ローラ対 50 カセットシート供給機構 51 手差しシート供給機構 52 シート案内片 100 プリンタ(シート搬送装置) 101 プリンタ本体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/06 B65H 3/44 B65H 11/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の案内壁が他方の案内壁に対して開
    閉可能な1対の案内壁を有する第1シート搬送路と、 シートを挟持して下流側に搬送するシート搬送回転体対
    の内、一方のシート搬送回転体を有して、下流側で前記
    第1シート搬送路に合流する第2シート搬送路と、 前記シート搬送回転体対の内、他方のシート搬送回転体
    を有して、前記一方の案内壁を閉じたとき前記他方のシ
    ート搬送回転体を前記一方のシート搬送回転体に接触さ
    せ、開いたとき離間させる変位可能な変位部材と、 を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記変位部材が、下流側に延びて前記第
    1シート搬送路のシートを案内する弾性を備えたシート
    案内片を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    シート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記変位部材が、前記第1シート搬送路
    の前記一方の案内壁を閉じたとき、前記一方の案内壁が
    接触して前記変位部材を前記他方のシート搬送回転体を
    前記一方のシート搬送回転体に接触する方向に変位付勢
    する弾性を備えた付勢手段を有していることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記変位部材が、前記第1シート搬送路
    の前記一方の案内壁が閉じられたとき、前記第1シート
    搬送路の案内壁の一部分を形成していることを特徴とす
    る請求項1,2又は3に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記第1シート搬送路の1対の案内壁
    が、前記シートを挟持して回転搬送するシート供給回転
    体対のシート供給回転体を有していることを特徴とする
    請求項1,2,3又は4に記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第2シート搬送路が、シートを搬送
    するシート搬送回転体対を備え、前記シート搬送回転体
    対の内、一方の回転体が前記変位部材に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2シート搬送路が、重なったシー
    トを分離搬送するシート分離搬送回転体対を備え、前記
    シート分離搬送回転体対の内、一方の回転体が前記変位
    部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のシート搬送装置の内、
    いずれか1項に記載のシート搬送装置と、 前記シート搬送装置の第1シート搬送路と第2シート搬
    送路との各上流端に別々に位置してシートが積載される
    複数のシート積載手段と、 前記第1シート搬送路と前記第2シート搬送路との合流
    点より下流側に配設されて前記シート搬送装置によって
    搬送されてきた前記シートに画像を形成する画像形成手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記シート搬送装置と前記画像形成手段
    との間に、前記シート搬送装置によって搬送されてきた
    シートの斜行を矯正するレジストローラ対を備えたこと
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記シート搬送装置の開閉可能な一方
    の案内壁が、本体の側壁であることを特徴とする請求項
    8又は9に記載の画像形成装置。
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