JP3450576B2 - ファインダー内表示装置 - Google Patents

ファインダー内表示装置

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JP3450576B2
JP3450576B2 JP06706296A JP6706296A JP3450576B2 JP 3450576 B2 JP3450576 B2 JP 3450576B2 JP 06706296 A JP06706296 A JP 06706296A JP 6706296 A JP6706296 A JP 6706296A JP 3450576 B2 JP3450576 B2 JP 3450576B2
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファインダー内表示
装置に関し、特にファインダー視野内の一部に表示装置
で表示された測距マークや測光範囲等の表示情報をファ
インダー像に重ねて表示する所謂スーパーインポーズ表
示するようにした一眼レフカメラやスチールビデオカメ
ラ等に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一眼レフカメラやスチールビ
デオカメラ等ではファインダー視野内のファインダー像
(被写体像)の一部に複数の測距マークや複数の測光マ
ーク等の複数の表示情報から選択した1つの表示情報を
重ねて表示し、双方を同一視野内で観察するようにした
スーパーインポーズ表示方法が種々と提案されている。
【0003】ファインダー像と表示情報を重ねて観察す
ることにより、表示の「位置」と表示の「状態」の情報
を、例えば「オートフォーカスの測距視野」と「合焦か
否か」といった情報を撮影者に対して同時に極めて容易
に伝達している。
【0004】そしてこのときのスーパーインポーズ表示
における表示方法として表示情報を発光型表示とするこ
とによって点灯によって観察者の注意を引いて表示情報
の見落としを防止しつつ、被写体輝度が低いときにも視
認性の良い観察ができるようにしている。
【0005】スーパーインポーズ表示を一眼レフカメラ
のファインダー内表示装置に適用したものが、例えば実
開昭62−43346号公報で提案されている。同公報
ではファインダー系のペンタプリズムの最終反射面を光
分割面としている。そして表示装置からの表示情報に基
づく光束を該光分割面よりペンタプリズム内に導入し
て、その後はファインダー像の光路と同じ光路を経て接
眼レンズに入射させている。これによって表示情報をフ
ァインダー像の一部にスーパーインポーズして双方を同
一視野内で観察している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ファインダー像の一部
に表示装置で表示した表示情報をスーパーインポーズ表
示するとき半透過より成る光分割面を用いて双方をスー
パーインポーズする方法は、光の利用効率が半減してこ
の結果、ファインダー像の観察が暗くなってくるという
問題点があった。
【0007】また表示情報からの光束を接眼レンズまで
に導光する為の光学要素はファインダー光学系の周辺部
の比較的、狭い空間内に配置しなければならない為に、
各光学要素を適切に設定しないと装置全体が大型化し、
また表示情報の画質が低下して観察しずらくなってくる
という問題点が生じてくる。
【0008】本発明は、ファインダー像の一部に表示情
報をスーパーインポーズ表示する際に、表示装置の各要
素を適切に設定することにより明るいファインダー像の
観察を容易にし、かつ表示情報を良好なる状態で観察す
ることができる一眼レフカメラやスチールカメラ等に好
適なファインダー内表示装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、撮影
レンズによって焦点板に形成したファインダー像に基づ
く光束をペンタプリズムを介して接眼レンズで観察する
ようにしたファインダー光学系の光路外に表示装置を設
け、該表示装置に表示した表示情報を該ファインダー光
学系の光路中に設けた光分割面を介してファインダー光
路中に導入し、該ファインダー像とともに観察するファ
インダー内表示装置であって、 該表示情報に基づく光束
の主成分は可視領域長波長部にあり、 該光分割面には可
視領域中央部に比べて可視領域長波長部で高い透過率を
有し、該焦点板を通過した可視領域中央部の光を反射さ
せて該接眼レンズへ導光し、可視領域長波長部の光を通
する誘電体膜が施されていることを特徴としている。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記表示情報は、それを所定面上に投影する投影手
段と前記光分割面とを介して前記ファインダー像が形成
されている位置と光学的に略同位置に形成されているこ
とを特徴としている。請求項3の発明は、請求項1又は
2の発明において、前記光分割面は前記ペンタプリズム
の前側反射面に設けられていることを特徴としている。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明のファインダー内表
示装置を一眼レフカメラに適用したときの実施形態1の
要部断面図、図2は図1の表示部の説明図、図3は図1
のファインダー視野内の説明図、図4は本実施形態の表
示動作の制御を示すブロック図である。
【0020】図中、6は撮影レンズであり、物体像(フ
ァインダー像)を可動ミラー10を介して焦点板(フォ
ーカシングスクリーン)11の光射出側のマット面11
bに形成している。可動ミラー10は回動軸10aを中
心に矢印10bの如く回動可能となっている。焦点板1
1の光入射面側はフレネルレンズ面11aになってお
り、入射光束を集光している。
【0021】Fは感光面であり、例えば写真フィルムや
撮影素子等から成り、その面上には可動ミラー10の回
動操作に応じて撮影レンズ6による物体像が形成してい
る。15はコンデンサーレンズであり、レンズ部15b
とレンズ部15cを接合し、その接合面の一部はファイ
ンダー光軸7とは非共軸であって、所定の分光透過率を
有し、光束を分割する為の光分割面(分割面)15aを
形成している。ファインダー系の光軸(ファインダー光
軸)7上の光束の分割面15aへの入射点15dにおけ
る法線15eとファインダー光軸7とは角度θ傾いて設
定されている。
【0022】分割面15aは後述する表示装置からの光
束を反射集光する光学作用を有している。12はペンタ
プリズムであり、焦点板11に形成されたファインダー
像をダハ面12b,12c、前側反射面12dを介して
正立像として接眼レンズ13に導光している。接眼レン
ズ13は2つのレンズ14a,14bを有している。1
6は光束分割プリズムであり、不図示の測光装置、視線
検出装置等に光束を分割している。
【0023】同図において撮影レンズ6による物体像は
可動ミラー10で反射して、焦点板11のマット面11
bに形成している。マット面11b上の物体像に基づく
光束はコンデンサーレンズ15を介し、ペンタプリズム
12の入射面12aより入射し、ダハ面12b(12
c)、前側反射面12dで反射し、射出面12eより射
出し、接眼レンズ13に入射している。そして接眼レン
ズ13を介してアイポイント14cより焦点板11上の
物体像(ファインダー像)を観察している。
【0024】本実施形態では焦点板11上のファインダ
ー像とともに後述する表示装置で表示した表示情報とを
同一のファインダー視野内でスーパーインポーズして観
察している。尚、不図示であるが、焦点検出装置は可動
ミラー10を通った光を下方へ導いたカメラ底部に配置
されている。
【0025】次に本実施形態の表示装置の各要素につい
て説明する。18はLEDパッケージ(以下「LED」
ともいう。)であり、内部に光源としての発光ダイオー
ド(LED)を収納している。20は赤外線カットフィ
ルターである。21は集光レンズであり、赤外線カット
フィルター20からの光束を屈折力のある入射面21a
より入射させ、内部反射面21bで反射させて屈折力の
ある射出面21cより射出させている。
【0026】22は表示部であり、TN液晶表示器より
成り、その表裏両面には偏光板23,24が設けられて
いる。以下、表示部22をTN液晶表示器ともいう。1
9は投影レンズであり、表示部22からの光束を屈折力
のある入射面19aより入射させ、内部反射面19bで
反射させて屈折力のある射出面19cより射出させてい
る。25は投影レンズであり、投影レンズ19からの光
束を屈折力のある入射面25aより入射させ、射出面2
5bより射出させてペンタプリズム12の透過面12f
に導光している。
【0027】ここでペンタプリズム12の透過面12f
は焦点板11に形成したファインダー像を正立像として
反射させる為の作用をしていない面(非使用面)であ
る。投影レンズ25の射出面25bとペンタプリズム1
2の透過面12fは略平行となっている。投影レンズ1
9と投影レンズ25は投影手段PLを構成している。
【0028】LEDパッケージ18からの光束を赤外線
カットフィルター20を介して、可視光のみを通過させ
て集光レンズ21で集光して表示部22を照明してい
る。表示部22に表示された表示情報は投影手段PLに
よってペンタプリズム12の透過面12fより入射し、
入射面12aの近傍に結像している。入射面12aの近
傍に結像した表示部22の表示情報はコンデンサーレン
ズ15の分割面15aで反射してペンタプリズム12を
介して接眼レンズ13に入射する。
【0029】このとき入射面12aの近傍に結像した表
示部22の表示情報は焦点板11のマット面11bと光
学的に略同じ位置に虚像を形成している。これにより接
眼レンズ13を介して焦点板11上のファインダー像と
表示部22の表示情報とをスーパーインポーズして同一
のファインダー視度で観察している。
【0030】尚本実施形態では各要素18〜25は表示
装置の一要素を構成している。また表示部22から投影
手段PLはペンタプリズム12,コンデンサーレンズ1
5の分割面15a,ペンタプリズム12,そして接眼レ
ンズ13に至る各要素は表示系の一要素を構成してい
る。
【0031】次に本実施形態における表示部22での表
示動作について説明する。図4は本実施形態の表示装置
の制御を示すブロック図である。同図において1は撮影
画面をマトリックス状に細分化して輝度測定するための
測光回路、28は撮影視野内において多数のフォーカス
ポイント(測距領域)を有する焦点検出回路、2は特定
フォーカスポイントを指定するためのパネルスイッチ回
路、5は前記TN液晶表示器22を含み指定されたフォ
ーカスポイントをファインダー内に表示する表示回路、
3は焦点検出回路28と測光回路1、および表示回路5
等を制御するシステムコントローラーである。
【0032】システムコントローラー3はパネルスイッ
チ回路2で選択されたフォーカスポイントに対応した位
置でのデフォーカスに基づいて撮影レンズ6の焦点調節
を行うとともに、対応した測光領域の測光演算を行い、
さらに、測光演算値に基づいた輝度で指定されたフォー
カスポイントの位置をスーパーインポーズ表示させる。
すなわち、表示可能なフォーカスポイントの内その時点
で必要なもののみを点灯させる。4は測光演算を行う際
に、各測光素子の感度バラツキを補正する補正値を格納
しているROMである。
【0033】次に図1〜図3を用いて本実施形態の表示
装置の動作について説明する。これに先立って、前述の
光学要素の役割をあらかじめ次に示す。
【0034】・コンデンサーレンズ15の分割面15a
‥‥接眼レンズ13あるいはアイポイントを投影手段の
内部に投影する。
【0035】・集光レンズ21とLEDパッケージ18
のドーム部18a‥‥LEDを投影手段の内部におおよ
そ投影する。
【0036】・投影レンズ19,25(投影手段)‥‥
コンデンサーレンズ15の手前にTN液晶表示器22の
表示セグメントの像を形成する。
【0037】次に、LEDパッケージ18から順を追っ
て説明していく。先ず、光源となるLEDを発した光束
はLEDパッケージ18の先端部分に設けられたドーム
部18aから射出して、赤外線カットフィルター20を
透過した可視成分が集光レンズ21に導かれる。赤外線
カットフィルター20を通すことによって、撮影者の網
膜に達した際に有害となるLED光の赤外成分をこの部
分で除去している。
【0038】集光レンズ21は光学的に有効な2つの凸
面21a,21cと1つの平面21bを有し、凸面(入
射面)21aから入射収束した光束は平面21bで全反
射して液晶表示器22の方向に偏向し、凸面21c(射
出面)から射出してTN液晶表示器22に入射する。集
光レンズ21の作用により、TN液晶表示器22を照明
するLED光が効率よく後述の表示体像形成に使われる
ようにしている。
【0039】TN液晶表示器22には液晶分子を90゜
捻る為の配向膜が形成されており、これによって電圧を
印加しないときには90゜の旋光性が付与されている。
さらに、これに貼った偏光板23と24の偏光軸を互い
に平行に設定すれば、TN液晶表示器22自身が持つ9
0゜の旋光性との作用によって、電圧を印加した表示セ
グメントだけが光を透過するいわゆるネガ表示の動作モ
ードを実現している。
【0040】図2はTN液晶表示器22を投影レンズ1
9の方向から見た平面図である。図中22a,22b,
22cはそれぞれ独立に電界を印加できるように構成し
た測距領域や測光位置等を示す表示体としての表示セグ
メントであって、同図では全ての表示セグメントに電圧
を印加したときの様子を示している。表示体からの光は
ファインダー光軸と共軸でないコンデンサーレンズ15
の分割面15aを介して接眼レンズ13に導かれる。こ
のために表示情報にディストーションが生じるが、これ
を補正するように逆に表示セグメントの配列を歪めて、
これによりファインダー系を通してみたときには表示情
報の像が正確に縦横に配列されるようにしている。
【0041】本実施形態において、表示体の意味すると
ころはフォーカスポイントの位置であり、22aは全部
で43点のフォーカスポイントの一つ一つを、22bは
さらに視線検出装置の出力で制御可能であるといった属
性を、22cはフォーカスポイント群全体の範囲をそれ
ぞれ示している。
【0042】TN液晶表示器22を透過した光束は、投
影レンズ19の凸面19aに入射し、アルミニウム蒸着
による反射膜が形成された平面19bで反射した後、凸
面19cから射出する。次に光束が入射する投影レンズ
25は、先の投影レンズ19およびTN液晶表示器22
とともに投影手段PLを構成し、TN液晶表示器22の
表示セグメント22a,22b,22cは投影レンズ1
9の凸面19a,19c,および投影レンズ25の凸面
25aによる収斂作用によって、ペンタプリズム12の
面12a付近に拡大投影される。すなわち、表示体像が
形成される。
【0043】ペンタプリズム12を通過した光束は次に
コンデンサーレンズ15に入射する。コンデンサーレン
ズ15は分割面15aを境に分割して形状加工したガラ
スに、光分割のための誘電体薄膜を局所的に蒸着したの
ち貼り合わせて構成している。
【0044】分割面15aは球面で構成され、球の中心
はファインダー光軸7上にはなく、ファインダー系とは
非共軸となっている。つまり、分割面15aの傾きを、
ペンタプリズム12のファインダー光路としては機能し
ていない平面12fから内部に向けて斜めに照射された
LED光をファインダー光軸7に沿った方向に反射する
為に用いている。また、接眼レンズ13あるいはアイポ
イントを投影手段PLの内部に投影し、フィールドミラ
ーとしての機能もしている。このとき投影光をペンタプ
リズム12の平面12fから内部に導入することによっ
て、投影光とコンデンサーレンズ15とがほぼ正対する
ため、蒸着領域を拡大してもコンデンサーレンズ15は
ほとんど大きくならないようにしている。
【0045】前述のように表示セグメントの像はペンタ
プリズム12の面12aの付近にあり、ここで収束した
光束はコンデンサーレンズ15の分割面15aで反射し
たあとそれぞれ次第に発散して行くが、これを逆に辿っ
てこんどは分割面15aを透過させて見かけの結像位置
を考えるならば、図1に示したフォーカシングスクリー
ン11上の点P1,P2,P3となる。したがって、こ
れをファインダー光学系を通して観察すれば、あたかも
TN液晶表示器22上の表示セグメントが拡大されてフ
ォーカシングスクリーン11に乗っているように見える
ことになる。したがって、表示部22の表示体像と焦点
板11上の被写体像はオーバーラップし、スーパーイン
ポーズ表示となる。
【0046】図3は本実施形態のファインダー視野を通
して見た表示セグメント像の様子の説明図である。図は
フォーカスポイントを示す表示パターンとして表示セグ
メント像27を全て表示した例で、8はファインダー視
野、26はコンデンサーレンズ15の分割面15aに形
成した光分割部の境界線である。この内側が誘電体膜を
蒸着した光分割面、外側は素通しの部分となっている。
27はTN液晶表示器22の表示セグメント22aの像
である。
【0047】このようにフォーカシングスクリーン11
上での表示領域を広く採ることが可能なのは、コンデン
サーレンズ15の分割面15aに反射光を収斂する作用
があるために、投影手段の位置では光束が絞られて、投
影手段を小さく構成することが可能であることによる。
このとき接眼レンズ13あるいはアイポイントを投影手
段PLの内部に投影するように分割面15aのパワーを
設定しており、これにより装置全体の小型化を図ってい
る。
【0048】以上はコンデンサーレンズ15の分割面1
5aを球面とした例を示したが、これと同方向の曲率を
持つ非球面であっても良い。
【0049】次にコンデンサーレンズ15の分割面15
aの分光特性について説明する。図5はコンデンサーレ
ンズ15の分割面15aの分光透過率特性である。分割
面15aへの光線の入射角の設定は図1に示した角度θ
であって、図の紙面におけるS偏光を実線で、P偏光を
破線で示している。
【0050】S偏光は波長650nmで約50%の透過率
となり、これよりも短波長側では95%程度の極めて高
い透過率を示し、一方これよりも長波長側ではほとんど
0%の透過率となる。P偏光はS偏光の特性を5nm程度
長波長側にシフトした特性となっている。一般的な誘電
体多層膜の特性として光の吸収は無く、分光反射率特性
は縦軸の目盛りの0と100を反転したものである。し
たがって、フォーカシングスクリーン11を透過した被
写体光のうち、概ね波長650nm以下の可視領域の成分
が後方のペンタプリズムまで達し、それ以上の長波長成
分はカットされる。
【0051】このようなコンデンサーレンズ15を通し
て、被写体がどのように見えるかは人間の目の感度特性
に依存する。図7は人間の目の比視感度特性である。図
では明所視の比視感度を実線で、暗所視の比視感度を一
点鎖線で示している。一般的にカメラが用いられる状況
から考えれば明所視の特性に注目すれば良く、図より波
長650nm以上の赤色の波長は可視域の端部にあたっ
て、感度はかなり低いことが判る。実際、この波長域を
カットして被写体を観察してもファインダー像の色付き
は感じられず、実物とファインダー像との色の差異はほ
とんど無いと言える。また、大部分の光量を透過してい
るために、ファインダー像の明るさがこのコンデンサー
レンズ15を原因として低下することもない。
【0052】ただし、人間の目が波長650nm以上の光
に対して感度がないわけではなく、この波長域であって
も強い光が目に入射すれば、勿論赤く視認できる。表示
系ではこの特性を利用して、図6に示すような発光強度
を有するLED18を用いている。図6のように波長6
95nmに強度のピークを有し、その前後に40nm程度の
広がりを持つLEDを用いている。この波長に対するコ
ンデンサーレンズ15の分割面15aの透過率がほぼ0
%つまり反射率がほぼ100%である。
【0053】本実施形態ではこのように分割面15aに
可視領域中央部に比べて可視領域長波長部で高い反射率
を有する誘電体膜を用いている。これによりLED18
からの赤色光をコンデンサーレンズ15の分割面15a
で効率良く反射してファインダー光路へと偏向してい
る。
【0054】この際、図1に示したTN液晶表示器22
を透過した光線をS偏光とするように偏光板23,24
の光学軸を設定して、これによりS偏光の透過率がP偏
光に比してより短波長まで低い、すなわち反射率がより
短波長まで高いことから、さらに効率的にLED18か
らの赤色光を分割面15aで反射させている。
【0055】次に図8,図9を用いて投影手段による表
示パターンの結像について説明する。前述のように、表
示体22からの光はファインダー光軸7と共軸でないコ
ンデンサーレンズ15の分割面15aを介して接眼レン
ズ13に導かれるために、表示情報の像には軸対称性の
無いディストーションが生じる。また、図1に示した投
影レンズ19、25はその形状が複雑であることから、
アクリル等の射出成形によって製造するのが適切であ
る。このため、倍率の色収差や軸上色収差が生じてく
る。この2つの問題を投影手段PLの改良で解決するの
は極めて困難である。そこで本実施形態の表示装置では
前者の課題をTN液晶表示器22上のパターンの形状を
適切に設定し、後者の課題を表示光の波長を適切に設定
して解決している。
【0056】図8はTN液晶表示器22上の表示体の形
状について示している。図2を用いて先に説明したもの
とは異なる構成例である。図8において122はTN液
晶表示器、122aはそれぞれ独立に電界を印加できる
ように構成した場所によって形状の異なる表示セグメン
トであって、同図は全ての表示セグメントに電圧を印加
したときの様子を示している。124は偏光板である。
これらの表示セグメント122aをファインダー光学系
を通して見たときに、同一形状の多数の表示パターンと
なるようにTN液晶表示器22上の表示体は表示系にお
けるディストーションに合わせて形状を異ならしめて、
これによってディストーションを補正している。
【0057】図9はファインダー視野を表す説明図であ
る。同図において125はファインダー視野、128
a,128bはフォーカシングスクリーン11上に形成
された目盛り線、129は同じくフォーカシングスクリ
ーン11上に形成された測光範囲マーク、126はコン
デンサーレンズ15の分割面15aの境界線である。境
界線126の内側が誘電体膜を蒸着した光分割面15a
となっており、その外側は素通しの部分である。また、
127はTN液晶表示器122の表示セグメント122
aの表示像である。TN液晶表示器122上の表示セグ
メント122aのパターンを図8に示すように中心から
離れるにしたがってより外側に伸ばし、さらに、図の上
下方向に若干の非対象性を持たせることで、ファインダ
ー視野125上では同一形状の表示パターン127とな
るように整列させている。なお、上記2番目の課題の色
収差に関連し、この色収差補正の対象とするLED18
の光の主波長を690nm程度としている。
【0058】次に、表示光の波長について説明する。図
6に示した発光強度特性のLED18と図5に示した分
光透過率特性のコンデンサーレンズ15の分割面15a
の組み合わせでは、LED18の発光波長のうち短波長
側の裾の一部だけがコンデンサーレンズ15の分割面1
5aで反射されず観察者の目には届かないが、ほとんど
の成分は目まで到達する。図7に示したように人間の目
の感度は700nm付近でかなり低下するものの、強い光
であればまだ視認可能な範囲である。より詳しくは表1
の数値データを示すように波長690nmでの明順応比視
感度が0.0082で、この付近では波長が10nm伸び
る毎に感度は約1/2になって行く。したがって、発光
強度のピークよりもやや短波長よりの波長690nm程度
が視認される表示光のピークとなる。
【0059】このようにコンデンサーレンズ15の分割
面15aの分光透過率特性で短波長側を、視感度の限界
で長波長側をそれぞれ制限することにより、表示光の波
長域をかなり狭い範囲に限定している。これによって、
前述した投影光学系の色収差の問題を実質的に無視でき
るレベルに抑えている。
【0060】図14はコンデンサーレンズ15を構成す
るレンズ部15bとレンズ部15cとの接合部の断面状
態を表す拡大図である。同図において130はコンデン
サーレンズ15の分割面15aの分光透過率特性を決定
する誘電体多層膜、131はレンズ部15bとレンズ部
15cとを接合する接着剤層である。レンズ部15b上
に誘電体膜130を部分蒸着した後に接着剤131によ
りレンズ部15cに貼付けることによってコンデンサー
レンズ15を構成している。誘電体膜130の膜厚を漸
次変化させた蒸着境界域130bの長さは部分蒸着に用
いるマスクの端面を適切な厚みに設定することによっ
て、任意に制御している。この蒸着境界域130bが図
3および図9に示した境界線26,126となって観察
される。また、均一な誘電体膜130の厚みとなってい
る蒸着領域130aが図3,図9の境界線26,126
の内側である。また、誘電体膜130のない非蒸着領域
130cが図3,図9の境界線26,126の外側にあ
たる。
【0061】蒸着境界域130bにおける分光透過率特
性は図5に示した蒸着領域の特性とは異なり、膜厚の減
少に従って全体を短波長側にシフトした形となる。した
がって、この部分での可視光の透過率はかなり低いもの
とする事が可能である。この結果、ファインダー系を通
して蒸着境界域130bを観察すると、可視光を透過し
ない明確な黒い線として視認されることになる。このよ
うに蒸着境界域130bを設けることによって、コント
ラストが高く視認性の高い表示を極めて簡単な構成で実
現している。
【0062】次に図15から図18を用いて表示部22
における表示セグメントの特徴について説明する。ファ
インダー視野のセンターラインとなっている目盛り線1
28aと目盛り線128bの交点にフォーカスポイント
を配置したときには、あるいは測光範囲マーク129と
中心を同一位置としてフォーカスポイントを配置したと
きには、このフォーカスポイントを閉じた形状の表示パ
ターンとせずに上下方向または左右方向に2つの要素に
分割した形状とすることで、両者のズレを目立たなくし
ている。
【0063】図17と図18は表示パターンの形状を閉
じた形状としたときの例である。図17において目盛り
線の部分は図9と同一であり、中央のフォーカスポイン
ト140は正方形、周辺のフォーカスポイント141は
長方形で表現されている。図18は図17に示したファ
インダー視野の中央部分の拡大図であって、さらに、フ
ォーカシングスクリーン上の目盛り線128a,128
bとフォーカスポイント140との位置関係が上下左右
方向に僅かにずれた状態を表したものである。
【0064】これに対し、図15および図16は表示パ
ターンの形状を2つの部分に分割したときの例である。
図18と同様に、ファインダー視野の中央部分のみを拡
大して示してあり、図15は表示パターンの2つの要素
の分割方向を上下方向に、図16は左右方向に設定して
いる。何れの場合も中央のフォーカスポイント135、
136の位置ズレは図18に示した例よりも目立たな
い。これは表示パターンの切れ目が、目盛り線によって
4分割された表示パターンのそれぞれを視覚的に比較し
難くしているためである。
【0065】ただし、目盛り線128a,128bとフ
ォーカスポイントとの関係に注目すると、横の目盛り線
128bに対するフォーカスポイント137、138の
縦方向のズレは何れも目立たないにもかかわらず、人間
の左右方向と上下方向の感覚の差異から、縦の目盛り線
128aに対するフォーカスポイント142、143の
ズレは左右方向に分割したフォーカスポイント143の
方が大きく感じられる。
【0066】さらに、縦の目盛り線128aを挟んで隣
接して配置された表示パターン144、145および1
46、147に関しては、図15の上下方向に分割した
表示パターンの方がズレが目立たない。
【0067】従って表示パターンとしては閉じた形状の
パターンよりも図15,図16に示すように2つの要素
に分割した表示パターンを用いるのが良いが、更に好ま
しくは図15に示すように上下方向に分割した表示パタ
ーンを用いるのが好ましい。
【0068】次に本発明の実施形態2について説明す
る。表示部22を照明するLED18の発光強度特性や
コンデンサーレンズ15の分割面15aの分光透過率特
性は前述した実施形態1の組み合わせに限定されるもの
ではなく、例えば、LEDとしては図10に示す発光強
度特性のものであっても良く、またコンデンサーレンズ
15の分割面の分光透過率特性としては図11に示すも
のであっても良い。コンデンサーレンズ15の分割面1
5aの分光反射率特性は、可視波長域端部である波長6
50nmから720nmの反射率が可視波長域中央部の反射
率に比して高く設定されていれば良く、これによればフ
ァインダーが色着くことが無く、赤色のスーパーインポ
ーズ表示が可能である。
【0069】図12は本発明の実施形態3の要部断面図
である。本実施形態は図1の実施形態1に比べて表示装
置の構成、及び表示装置からの表示光をペンタプリズム
に導入する面等が異なっている。
【0070】図中101は物体像を写真フィルム等の感
光面F上に形成するための撮影レンズ、102は感光面
Fのフィルム露光時に撮影光路中から退避する可動ミラ
ーである。
【0071】以下は全体としてファインダー系を構成す
る要素であって、103は光入射面にフレネルレンズ1
03a、光射出面にマット面103bを有したフォーカ
シングスクリーン(焦点板)、105はペンタプリズ
ム、106は接眼レンズである。ペンタプリズム105
の前側反射面(面)105dには本実施形態の特徴とな
る半透過性の誘電体膜が設けられている。
【0072】可動ミラー102が図に示した下降位置に
あるとき撮影レンズ101からの光束は、可動ミラー1
02で反射されてフォーカシングスクリーン103のマ
ット面103b上に物体像が形成される。フォーカシン
グスクリーン103を透過した光束はペンタプリズム1
05の入射面105aから内部に入射し、ペンタプリズ
ム105内では105gを稜線として紙面手前と奥に設
けられたダハ面105b,105cでそれぞれ1回ずつ
反射した後、面105dに達し、ここでもう一度反射し
て射出面105eから射出する。ペンタプリズム105
を射出した光束は、接眼レンズ106を透過して観察者
の眼に入射する。
【0073】次に本実施形態におけるスーパーインポー
ズ表示を行う各要素について説明する。114は光源で
あるところの電球、113は集光レンズ、112はTN
液晶表示器(表示部)、111は投影レンズである。こ
れらは一体的にペンタプリズム105の前部に配置され
ている。光源114からの光束で照明された表示部11
2からの光束は投影レンズ111によって集光されてペ
ンタプリズム12の面105dから内部に入射する。そ
してペンタプリズム105を通り抜けた光束は接眼レン
ズ10を介して観察者の眼に到達する。これによって焦
点板103上のファインダー像と表示部112の表示情
報とをスーパーインポーズして観察している。
【0074】次に本実施形態におけるペンタプリズム1
05の面105dの分光特性について説明する。図13
はペンタプリズム105の面105dの分光透過率特性
である。面105dへの光線の入射角の設定は図12に
示した角度φおよびφ’である。この表示系の場合は表
示光が偏光を利用していないため、透過率特性はS偏光
とP偏光との平均値で示している。波長650nmで約5
0%の透過率となり、これよりも長い波長では90%程
度の極めて高い透過率を示し、一方これよりも短い波長
ではほとんど0%の透過率となる。すなわち面105d
には可視領域中央部に比べて可視領域長波長部で高い透
過率を有する誘電体膜を施している。一般的な誘電体多
層膜の特性として光の吸収は無く、分光反射率特性は縦
軸の目盛りの0と100を反転したものである。したが
って、フォーカシングスクリーン103を透過した被写
体光のうち、概ね波長650nm以下の成分が後方の接眼
レンズ106まで達し、それ以上の成分はカットされ
る。
【0075】実施形態1で説明したように、この波長域
をカットして被写体を観察してもファインダー像の色付
きは感じられず、実物とファインダー像との色の差異は
ほとんど無い。また、大部分の光量を透過しているため
に、ファインダー像の明るさがこのペンタプリズム10
5を原因として低下することもない。
【0076】表示系の光源である電球114は赤色域に
高い強度を持つ可視域全体の発光特性を有しているが、
図12に示したペンタプリズム105の面105dの分
光透過率特性から波長650nmよりも長波長側の成分だ
けがペンタプリズム105の内部に入射する。したがっ
て、投影レンズ111によって投影された液晶表示器1
12上の表示パターンは赤く視認されることになる。
【0077】
【表1】
【0078】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、ファイン
ダー像の一部に表示情報をスーパーインポーズ表示する
際に、表示装置の各要素を適切に設定することにより明
るいファインダー像の観察を容易にし、かつ表示情報を
良好なる状態で観察することができる一眼レフカメラや
スチールカメラ等に好適なファインダー内表示装置を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の表示部の説明図
【図3】図1のファインダー視野の説明図
【図4】本発明の実施形態1の表示動作のブロック図
【図5】図1のコンデンサーレンズの分割面の分光透過
率の説明図
【図6】図1のLEDの発光強度の説明図
【図7】比視感度曲線の説明図
【図8】本発明に係る表示装置における表示パターンの
説明図
【図9】本発明の実施形態1におけるファインダー視野
の説明図
【図10】本発明の実施形態2におけるLEDの発光強
度の説明図
【図11】本発明の実施形態2におけるコンデンサーレ
ンズの分割面の分光透過率の説明図
【図12】本発明の実施形態3の要部概略図
【図13】図12の分割面の分光透過率の説明図
【図14】本発明に係る分割面の要部断面図
【図15】本発明に係る表示パターンの説明図
【図16】本発明に係る表示パターンの説明図
【図17】従来の表示パターンの説明図
【図18】従来の表示パターンの説明図
【符号の説明】
6,106 撮影レンズ 7 ファインダー光軸 10,102 可動ミラー 11,103 焦点板 12,105 ペンタプリズム 13,106 接眼レンズ 15 コンデンサーレンズ 15a,105d 光分割面 18 LEDパッケージ 19 投影レンズ 20 赤外カットフィルター 21 集光レンズ 22 表示部(TN液晶表示器) 23,24 偏光板 25 投影レンズ 22a,22b,22c 表示セグメント(表示
体) 26,126 境界線 27,127 表示パターン(表示セグメント像) 111 投影レンズ 112 表示部 113 集光レンズ 114 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/18 - 17/20 G03B 13/00 - 13/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズによって焦点板に形成したフ
    ァインダー像に基づく光束をペンタプリズムを介して接
    眼レンズで観察するようにしたファインダー光学系の光
    路外に表示装置を設け、該表示装置に表示した表示情報
    を該ファインダー光学系の光路中に設けた光分割面を介
    してファインダー光路中に導入し、該ファインダー像と
    ともに観察するファインダー内表示装置であって、該表示情報に基づく光束の主成分は可視領域長波長部に
    あり、 該光分割面には可視領域中央部に比べて可視領域長波長
    部で高い透過率を有し、該焦点板を通過した可視領域中
    央部の光を反射させて該接眼レンズへ導光し、可視領域
    長波長部の光を通過する誘電体膜が施されていることを
    特徴とするファインダー内表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示情報は、それを所定面上に投影
    する投影手段と前記光分割面とを介して前記ファインダ
    ー像が形成されている位置と光学的に略同位置に形成さ
    れていることを特徴とする請求項のファインダー内表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記光分割面は前記ペンタプリズムの前
    側反射面に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2のファインダー内表示装置。
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