JP3449153B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP3449153B2
JP3449153B2 JP03425697A JP3425697A JP3449153B2 JP 3449153 B2 JP3449153 B2 JP 3449153B2 JP 03425697 A JP03425697 A JP 03425697A JP 3425697 A JP3425697 A JP 3425697A JP 3449153 B2 JP3449153 B2 JP 3449153B2
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宜時 吉川
明 阿部
雅明 青柳
裕之 金子
芳郎 桑原
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータ、電
話、事務処理機器等の情報入力機器におけるキーボード
等の入力装置に関し、特に視覚障害者等に好適な入力装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の視覚障害者等のために開発された
入力装置の一例として、例えば特開平8−16292号
公報に開示されているようなものがある。この先行技術
は、キーボード上の各キーのキートップに、操作者の指
先が接触したことを検知する第1の検知手段と、該キー
が押し下げられたことを検知する第2の検知手段とを備
え、前記第1の検知手段により操作者の指先がキーに接
触したことを検知されると当該キーの機能を示す音声情
報を発生し、前記第2の検知手段により該キーが押し下
げられたことを検知されると、当該キーの押下げを示す
音声情報を出力することにより、視覚障害者等が自分が
入力操作したキーが何のキーであるかを認識できるよう
にしたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術では、操作者が複数のキーに接触した場合に
は、先に接触したキーに対する音声通知がされるものと
考えられるが、操作者にとっては、音声通知されている
キーがどのキーであるかを特定できないという問題があ
った。また、操作者が複数のキーに同時に接触したとい
う意識がない場合には、操作者は意図したものとは異な
るキーを誤って入力してしまうという問題があった。 【0004】この発明の目的は、前記した従来技術の問
題点を除去し、操作者が視覚障害を持っているものであ
っても正確にキー入力できる入力装置を提供することに
ある。また、他の目的は、操作者が複数のキーに接触し
た場合であっても、自分が意図したキーを正確に入力で
きる入力装置を提供することにある。 【0005】 【発明を解決するための手段】この発明は、前記した目
的を達成するために、情報入力機器に使用される複数の
キーを有し、該キーが押し下げられた時にキーオン信号
を出力する入力装置において、キートップに操作者の指
が触れたことを検知する検知手段と、前記複数のキーの
機能を示す音声情報を発出する音声情報発出手段と、前
記複数のキーのキートップを振動させる振動手段とを有
し、前記検知手段から出力される検知信号に応答して前
記音声情報発出手段および振動手段とを動作させ、前記
検知信号を検知中に他のキートップに指が触れられたこ
とを検知した時は、前記検知信号に基づく前記音声情報
発出手段および前記振動手段の動作を停止し、最後
れられキーに対して音声情報発出手段および振動手段
の動作を開始するようにした点に特徴がある。 【0006】この発明によれば、操作者が触れたキーが
振動し、かつその機能が音声で説明されるので、操作者
がたとえ視覚障害を持っていても、自分が入力しようと
しているキーを正確に認識することができるようにな
る。この結果、誤入力を防止または大幅に削減すること
ができるようになる。また、操作者が複数のキーに同時
に触れても、誤入力を防止または低減することができる
ようになる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の入力
装置であるキーKの断面図である。図示されているよう
に、機器本体カバー1から突出するようにキートップ2
が設けられ、該キートップ2上には、操作者が指で触る
と導通する第1の検知導電部3a、3bが設けられてい
る。該第1の検知導電部3a、3bは、若干の丸みある
いは凹みを有するキートップ2上に、例えば、図2(a)
に示されているような互いに入り組んだ導電体の薄膜で
形成された2本の導電線で構成されている。シリコンゴ
ム等で形成された弾性部材4は、キートップ2を機器本
体カバー1上に押上げる働きをしている。該第1の検知
導電部3a、3bは、操作者が指で触ると導通するの
で、以後第1のスイッチS1 と呼ぶことにする。該第1
の検知導電部3a、3bは、それぞれ、リード線3a1
、3b1 に接続されている。 【0008】スイッチ本体基板5の上面には、例えば薄
膜導電線6a、6bが図2(b) のように形成され、一方
該スイッチ本体基板5の下面には、磁性体等からなる棒
材が固着され、該棒材にソレノイド7が巻回されてい
る。前記キートップ2の下側中央部には、キートップシ
ャフト部8が取り付けられており、該キートップシャフ
ト部8に、上から順に、小面積の基板9と磁石10が固
着されている。該基板9の下面には、例えば図2(b) に
示されているような、分割された半円形の導電体薄膜1
1a、11bが形成されている。また、前記磁石10
は、前記ソレノイド7と対向するように配置されてい
る。 【0009】前記薄膜導電線6a、6bの各対向する端
部6a1 、6a2 および6b1 、6b2 は、前記半円形
の導電体薄膜11a、11bとそれぞれ対向して形成さ
れているので、前記キートップ2が押されると、該薄膜
導電線6a、6bは該導電体薄膜11を介してそれぞれ
導通する。該薄膜導電線6a、6bと、半円形の導電体
薄膜11a、11bはスイッチを構成しているので、該
薄膜導電線6aと半円形の導電体薄膜11aで構成され
るスイッチを以降第2のスイッチS2 と呼び、該薄膜導
電線6bと半円形の導電体薄膜11bで構成されるスイ
ッチを以降第3のスイッチS3 と呼ぶことにする。該第
2のスイッチS2 と第3のスイッチS3とは同時にオン
になり、第2のスイッチS2 からは該キーKがオンされ
たことを示すキーオン信号が出力されることになり、ま
た、第3のスイッチS3 からは第2の検知信号が出力さ
れることになる。 【0010】図3は、図1のキーKの周辺回路の一例を
示すブロック図である。図において、21は制御部、2
2は音声再生回路、23はスピーカ、24は電源回路を
示し、他の符号は、図1と同一または同等物を示す。操
作者がキートップ2を指で触ると第1のスイッチS1 が
オンになり、第1の検知信号3bが制御部21に入る。
また、操作者によって、キートップ2が押圧されてキー
トップシャフト部8が下降し、第3のスイッチS3 がオ
ンになると、第2の検知信号6bが制御部21に入る。
前記制御部21は該第1、2の検知信号の入力に応じ
て、電源回路24と音声再生回路22に、制御信号a、
bを送出する。 【0011】前記音声再生回路22は該キーの機能を表
す音声信号をスピーカ23に出力する働き、あるいはこ
れを停止する働きをする。一方、電源回路24はソレノ
イド7に交流電流を供給する働きをする。ソレノイド7
に交流電流が供給されると、キートップシャフト部8は
上下に振動し、その結果、操作者は該振動を感知する。 【0012】なお、図3では、説明を分かりやすくする
ために、制御部21に入力する信号として、1個のキー
からの信号しか記載されていないが、多数のキーからの
信号が入力するのは明らかである。 【0013】次に、前記キーKおよび制御部21の機能
を、図4のフローチャートを参照して説明する。ステッ
プS1では、前記キートップ2に指が触れられたか否
か、すなわち前記第1のスイッチS1 がオンになったか
否かの判断がなされる。この判断が肯定になると、ステ
ップS2に進んで、制御部21は電源回路24に制御信
号aを送出し、また音声再生回路22に制御信号bを送
出する。電源回路24に制御信号aが供給されると、該
電源回路24はソレノイド7に交流電流を供給する。こ
の結果、該ソレノイド7と磁石10は、キートップ2を
振動させる。一方、音声再生回路22に制御信号bが供
給されると、該音声再生回路22は該キートップ2の機
能を表す音声を発音する。 【0014】ステップS3では、キートップ2がさらに
押し下げられたか否かが判断される。この判断が肯定に
なると、ステップS4に進み、前記第2のスイッチS2
からキーオン信号が出力される。続いて、ステップS5
に進み、制御部21は、前記ソレノイド7に流す交流電
流を停止し、前記スピーカ23からの発音を停止する制
御信号a、bを出力する。前記の動作により、押圧され
たキートップ2の入力動作は終了し、ステップS1に戻
って、次のキートップに指が触れられるのを待機する動
作に入る。 【0015】次に、前記ステップS3の判断が否定とな
り、ステップS6に進んだ時には、キートップから指が
離れたか否かを判断する。この動作が肯定の時にはステ
ップS1に戻って、次のキートップに指が触れられるの
を待機する動作に入る。一方、該ステップS6の判断が
否定になると、ステップS7に進んで、同時に他のキー
トップに指が触れられたか否かの判断が行われる。この
判断が否定の時にはステップS3に戻る。一方、肯定の
時には、ステップS8に進んで、制御部21は、前記ソ
レノイド7に流す交流電流を停止し、前記スピーカ23
からの発音を停止する制御信号a、bを出力する。続い
て、ステップS9に進み、2番目のキーすなわち最後に
触れられたキーに対して、これを振動させると共に、そ
の機能を発音させる制御信号を出力する。なお、前記ス
テップS7の判断は、制御部21に、複数のキーからの
第1の検知信号3bが同時あるいは予め定められた時間
以内に入力した時に、肯定と判断される。 【0016】以上の説明から明らかなように、本実施形
態によれば、入力されようとしているキーが振動と音声
で告知されるので、視覚障害をもつ操作者であっても、
入力しようとしているキーを間違いなく認識することが
できる。また、複数のキーに同時に触れたときには、キ
ーの振動と該キーの機能を知らせる音声は停止され、最
後まで触れているキーが振動し、かつその機能を知らせ
る音声が発音されるので、操作者が間違ってキー入力す
るのを防止することができる。 【0017】なお、前記した実施形態では、図1に示さ
れているように、スイッチ本体基板5上に、前記第2お
よび第3のスイッチS2 、S3 を構成する2つの薄膜導
電線6a、6bを設けたが、本発明はこれに限定され
ず、1つのスイッチすなわち1つの薄膜導電線を共用さ
せるようにしてもよい。この場合には、前記第2のスイ
ッチS2 から得られるキーオン信号は、制御部21から
出力されるようにすれば良い。 【0018】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、操作者によって触れられたキーが振動すると
共に、音声でその機能を説明されるので、操作者がたと
え視覚障害を持っていても、自分が触れているキーが何
のキーであるかを正確に認識できるようになり、誤入力
を防止または低減することができる。また、操作者が複
数のキーを同時に触れた場合にも、入力を意図している
キーを正確に認識でき、正確にキー入力できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態の入力装置の断面図であ
る。 【図2】 該入力装置に装着されたスイッチの説明図で
ある。 【図3】 本実施形態の入力装置に接続される周辺回路
の構成を示すブロック図である。 【図4】 図3のブロック図の動作を説明するフローチ
ャートである。 【符号の説明】 1…カバー、2…キートップ、3a,3b…第1の検知
導電部、4…弾性部材、5…スイッチ本体基板、6a、
6b…薄膜導電線、7…ソレノイド、8…キートップシ
ャフト部、9…基板、10…磁石、11a、11b…導
電体薄膜、21…制御部、22…音声再生回路、24…
電源回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 明 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 青柳 雅明 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 金子 裕之 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 桑原 芳郎 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−213331(JP,A) 特開 昭62−206719(JP,A) 特開 平2−101517(JP,A) 特開 昭55−67830(JP,A) 実開 昭55−22850(JP,U) 実開 平4−111619(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 - 3/023 H01H 13/00 - 13/76

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】情報入力機器に使用される複数のキーを有
    し、該キーが押し下げられた時にキーオン信号を出力す
    る入力装置において、 キートップに操作者の指が触れたことを検知する検知手
    段と、 前記複数のキーの機能を示す音声情報を発出する音声情
    報発出手段と、 前記複数のキーのキートップを振動させる振動手段とを
    有し、 前記検知手段から出力される検知信号に応答して前記音
    声情報発出手段および振動手段とを動作させ、前記検知
    信号を検知中に他のキートップに指が触れられたことを
    検知した時は、前記検知信号に基づく前記音声情報発出
    手段および前記振動手段の動作を停止し、最後触れら
    キーに対して音声情報発出手段および振動手段の動
    作を開始することを特徴とする入力装置。
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