JP3448836B2 - 圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置 - Google Patents

圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置

Info

Publication number
JP3448836B2
JP3448836B2 JP33517594A JP33517594A JP3448836B2 JP 3448836 B2 JP3448836 B2 JP 3448836B2 JP 33517594 A JP33517594 A JP 33517594A JP 33517594 A JP33517594 A JP 33517594A JP 3448836 B2 JP3448836 B2 JP 3448836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
piston
chamber
control
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33517594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07205796A (ja
Inventor
カールステン・ヴアルテル
ヨーアヒム・アムツフエルト
ヴオルフガング・リヒテンベルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WABCO Vermoegensverwaltungs−GmbH
Original Assignee
WABCO Vermoegensverwaltungs−GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WABCO Vermoegensverwaltungs−GmbH filed Critical WABCO Vermoegensverwaltungs−GmbH
Publication of JPH07205796A publication Critical patent/JPH07205796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448836B2 publication Critical patent/JP3448836B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/68Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves
    • B60T13/683Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves in pneumatic systems or parts thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T15/00Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
    • B60T15/02Application and release valves
    • B60T15/18Triple or other relay valves which allow step-wise application or release and which are actuated by brake-pipe pressure variation to connect brake cylinders or equivalent to compressed air or vacuum source or atmosphere

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前提部分に記
載された圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような2ラインブレーキ装置は、ド
イツ連邦共和国特許第2437027号明細書により公
知である。
【0003】この明細書に図示説明された2ラインブレ
ーキ装置は、トラクタとトレーラとの間に設けられたト
レーラブレーキラインに、やはりトラクタとトレーラと
の間に設けられたトレーラ非常ラインから圧縮空気を供
給するためのトレーラ制御弁として役立つ制御弁装置を
有する。
【0004】この制御弁装置は絞られない動作位置から
縮小流路断面に向かつて変化可能な制御ピストンによつ
て操作可能な絞りを有する。絞りの制御ピストンは、一
方で制御弁装置の制御圧力によつて、他方で実質的に絞
りの後方に現れる非常用圧力によつて負荷され、制御弁
装置にも供給するトレーラ非常ラインは、トレーラ非常
ラインの破断時に絞られる。前記トレーラ非常ラインを
流れる圧縮空気流量がこうして絞られることで、絞りの
後段に設けられたトレーラ非常ライン部分が、故障した
トレーラブレーキラインを介して流出する排気が解消さ
れてしまうのが防止される。従つてトレーラ非常ライン
の排気に反応するトレーラのトレーラブレーキ弁によつ
てトラクタブレーキラインの破断時にトレーラの迅速な
自動制動が開始される。
【0005】電気空気式2ライン2系統ブレーキ装置で
は、ブレーキ装置内に設けられたトレーラ制御弁の制御
室に電気制御可能な弁を介してトレーラ非常ラインから
圧縮空気が負荷され、又トレーラ非常ライン内に設けら
れた絞り装置の制御ピストンが、トレーラ制御弁の制御
室の制御圧力媒体によつて絞り装置の流路断面を狭める
意味で負荷される。このブレーキ装置では、トレーラブ
レーキラインの破損時にトレーラ制御弁の制御室からの
制御圧力が絞り装置を切換えるのに充分でなくなること
が起こることがある。これはトレーラブレーキラインが
破損すると制動過程時にトレーラ非常ライン内の圧力が
著しく低下する事情に起因している。というのも、トレ
ーラ非常ラインからトレーラ制御弁を介してトレーラブ
レーキライン内に供給される比較的大量の圧縮空気がト
レーラブレーキライン中の破損個所を介して大気へと流
れ去り、そのことに起因してトレーラ非常ラインから電
気制御弁を介して制御空気を供給されるトレーラ制御弁
の制御室内の圧力も低下するからである。この場合、絞
り装置の制御ピストンを負荷する圧力も、トレーラ制御
弁の制御室内の圧力と同一であり、不可避的に低下す
る。この場合、絞り装置の制御ピストンがトレーラ制御
弁の制御室の圧力によつて絞り装置の流路断面を狭める
位置に移動することはもはや確保されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
欠点が防止される、最初に述べられた種類の絞り装置を
有する圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
明示された発明によつて解決される。本発明の展開及び
有利な構成は従属請求項に明示されている。
【0008】本発明は、特に絞り装置が広く利用可能で
ある他、絞り装置を操作するのに必要となるのが、トレ
ーラとトラクタとの間の故障時に絞られるべきトレーラ
非常ライン内の圧縮空気だけであるという利点をもたら
す。それ故に、外部制御圧力媒体源で作動する別の絞り
装置において現れることがあるような絞り装置の機能障
害は排除されている。この絞り装置は、純空気式ブレー
キ装置においても又電気空気式ブレーキ装置においても
利用することができる。
【0009】
【実施例】図面に基づいて以下本発明の実施例を詳しく
説明する。
【0010】図2〜図4では、絞り装置が図1に示され
た制御弁装置を基準に、左右を逆にして図示されてい
る。
【0011】トレーラ制御弁として構成された図1に示
された制御弁装置82は蓋1によつて閉鎖される弁箱2
を有しており、弁箱内にリレーピストン4がシールリン
グ5によつて密封されて弁箱2の長手軸線方向に移動可
能に設けられている。リレーピストン4が制御室3を圧
力媒体出口室8から分離する。制御室3は、制御接続口
75と圧力媒体ライン74と比例弁73として構成され
た電磁弁と圧力媒体ライン46とを介してトラクタとし
て役立つ動力車両の第3ブレーキ回路の圧力媒体ライン
42と接続されている。圧力媒体出口9として役立つ圧
力媒体接続口を介して、圧力媒体出口室8はトレーラの
トレーラブレーキ弁に至るトレーラブレーキライン7と
接続されている。リレーピストン4はばね6によつて制
御室3に向かう方向に付勢される。
【0012】リレーピストン4の下方に第1制御ピスト
ン部分14,19と第2制御ピストン部分21とからな
る制御ピストンユニツト14,19,21が設けられて
おり、両方の制御ピストン部分14,19,21は互い
に強固に結合されている。両方の制御ピストン部分1
4,19と21とを結合するのに役立つのは第1制御ピ
ストン部分14,19の管状延長部19であり、該延長
部はケーシング壁に設けられた孔を通して、大気へと通
じた弁箱2の圧力媒体排出口22に向かう方向へと延び
ている。第1制御ピストン部分14,19は、リレーピ
ストン4に対向した側面でもつて圧力媒体出口室8を制
限し、又リレーピストン4に背向した側面でもつて圧力
媒体入口室16,23を制限する。ケーシング壁の第1
制御ピストン部分14,19に背向した側面は、第2制
御ピストン部分21のケーシング壁に対向した側面と一
緒に圧力媒体室20を制限する。該室は図示されない圧
力媒体接続口を介してトラクタのハンドブレーキ弁と接
続されている。
【0013】両方の制御ピストン部分14,19と21
が周面に各1つのシールリングを備えており、このシー
ルリングがケーシング2の内壁に当接して密封し、圧力
媒体入口室16,23と圧力媒体出口室8との間で圧力
媒体の意図せざる交換は起きず、又圧力媒体室20から
圧力媒体が圧力媒体排出口22に達し得ることはない。
【0014】ケーシング壁に設けられた貫通孔を制限す
る壁と第1制御ピストン部分14,19の管状延長部1
9の周面との間にも当然にシールリングが設けられてお
り、該リングは圧力媒体室20の圧力と圧力媒体入口室
16,23の圧力との間の圧力媒体交換を防止する。
【0015】第1制御ピストン部分14,19の中心に
凹部が設けられており、そのなかに弁座11として構成
された環状体が設けられている。弁要素12,18とし
て構成された管状部分は、第1制御ピストン部分14,
19の管状延長部19内で密封されて移動可能に案内さ
れており、かつばね13によつてばね皿体を介設して弁
座11に向かう方向に付勢される。リレーピストン4は
第1制御ピストン部分14に対向した側に管状延長部を
有し、該延長部の遊端は弁座10として構成されてい
る。弁座11と弁要素12,18が入口弁11,12,
18を形成し、弁座10は弁要素12,18と一緒に、
入口・出口併用弁11,12,18,10の出口弁1
0,12,18を形成する。入口弁11,12,18を
介して圧力媒体出口室8が圧力媒体入口室16,23と
接続可能であり、又出口弁10,12,18を介して圧
力媒体出口室8は第1制御ピストン部分14,9の管状
延長部19に設けられて圧力媒体排出口20として役立
つ流路を介して大気と接続可能である。
【0016】圧力媒体入口室16,23は圧力媒体接続
口17を介してトレーラ非常ライン15,42のライン
部分15と接続されている。図示されない圧力媒体接続
口を介して圧力媒体室20がハンドブレーキ弁と接続さ
れている。
【0017】比例弁73は電磁石72によつて操作可能
である。電磁石72は電気制御線56を介して動力車両
ブレーキ弁55の電気信号伝送器78と接続されてい
る。動力車両ブレーキ弁55のペダルが操作されると、
信号伝送器78から電気制御線56を介して、例えばペ
ダルの位置に対応した電気信号が比例弁73の電磁石7
2に送られる。この電気信号は動力車両ブレーキ弁55
によつて出力制御されるトラクタ(動力車両)のブレー
キ装置のための圧力を表す。比例弁73がこの電気信号
に比例した圧力を出力制御し、次にこの圧力はトレーラ
制御弁のための制御圧力として役立つ。
【0018】動力車両ブレーキ弁55は、圧力媒体ライ
ン76を介してトラクタの貯蔵部と接続され、かつ別の
圧力媒体ライン77を介してブレーキシリンダと、又は
ブレーキシリンダの前段に設けられたトラクタブレーキ
装置の弁と、接続されている。
【0019】トレーラ制御弁のケーシング2と一体に構
成された別のケーシング61内に鉢形部分37,26が
設けられている。底26の近傍で鉢形部分37,26が
周面に1つのシールリングを有しており、該リングはケ
ーシング61の内壁に当接して密封する。鉢形部分3
7,26はケーシング61の長手軸線方向に延びたケー
シング穴32に、その開口側がケーシング穴32に対向
しかつその底26がケーシング穴32の一端を閉鎖する
ように嵌め込まれている。開口端面でもつて鉢形部分3
7,26は、ケーシング穴32を制限する壁の環状突起
に当接する。鉢形部分37,26の底26を有する側で
ケーシング穴32を制限する壁に設けられた溝に止め輪
25が嵌入されており、該止め輪は鉢形部分37,26
をケーシング穴32内で保持し、かつ環状突起と一緒に
ケーシング穴32の長手軸線方向での鉢形部分37,2
6の運動を防止する。
【0020】鉢形部分37,26の底26に対向して、
ケーシング穴32にケーシング穴32の長手軸線を横切
つて壁49が設けられており、この壁はケーシング穴3
2を鉢形部分37,26を有する第1ケーシング穴部分
と壁49の反対側にある第2ケーシング穴部分とに仕切
る。
【0021】第2ケーシング穴部分内に絞り用第1操作
要素として役立つ鉢形に構成された段差付き絞り制御ピ
ストン60がケーシング穴32の長手軸線方向に移動可
能に設けられている。絞り制御ピストン60が周面に2
つのシールリング59,54を備えており、該リングは
第2ケーシング穴部分を制限する壁に当接して密封す
る。
【0022】絞り制御ピストン60内に補助制御ピスト
ン70が絞り制御ピストン60の長手軸線方向に移動可
能に設けられている。補助制御ピストン70が周面に1
つのシールリング58を備えており、該リングは絞り制
御ピストン60の内壁に当接して密封する。絞り制御ピ
ストン60の底52に対向した補助制御ピストン70の
側面と、絞り制御ピストン60の底52は、絞り制御ピ
ストン60を操作するための制御圧力媒体用の絞り制御
室65,64の第1部分室65を両者間で取り囲む。絞
り制御室65,64の第2部分室64は、絞り制御ピス
トン60の底52に背向した補助制御ピストン70の側
面と、補助制御ピストン70のこの側面に対向して設け
られた蓋63とによつて制限される。この蓋が第2ケー
シング穴部分の端面を閉鎖する。蓋63の周面に設けら
れたシールリング62は第2ケーシング穴部を制限する
第2ケーシング61の壁に当接して密封する。
【0023】絞り制御ピストン60の長手軸線を実質的
に横切つて延ばして絞り制御ピストン60の壁に設けら
れた流路57を介して、絞り制御室65,64の第1部
分室65が環状室69と接続されており、該環状室は更
に第1ケーシング2及び第2ケーシング61の壁にケー
シング通路71として構成された圧力媒体ラインを介し
て、トレーラ制御弁の制御室3と接続されている。環状
室69は絞り制御ピストン60の外被面のうち絞り制御
ピストン60の両シールリング59,54間にある範囲
と、ケーシング穴32の第2ケーシング穴部分の内壁と
によつて制限される。
【0024】絞り制御ピストン60は、絞り制御室6
5,64に背向した側面に段差付きで構成されて中心に
設けられた突き棒状延長部51,30を有しており、該
延長部は壁49に設けられた貫通孔48に通されて、鉢
形部分37,26の底26に向かう方向に延びている。
延長部51,30の大径部分51が周面に1つのシール
リング50を備えており、該リングは貫通孔48を制限
する壁に当接して密封する。
【0025】延長部51,30の小径部分30に、好ま
しくは合成樹脂又はゴムから製造されて第2操作要素と
して役立つ絞りピストン80が、延長部51,30の長
手軸線方向に移動可能に設けられている。絞りピストン
80は延長部51,30の遊端範囲に被着された環状体
31で支えられたばね33の力によつて、延長部51,
30の肩部84で保持される。この肩部は大径部分51
によつて形成されて、絞りピストン80用止めとして役
立つ。環状体31が更に止め輪で支えられ、該止め輪は
延長部51,30の遊端に設けられた溝に嵌入されてい
る。
【0026】鉢形部分37,26は絞りピストン80に
対向した側面に円筒範囲36を有し、該範囲に鉢形部分
37,26の底26に向かう方向で円錐状に先細となつ
た範囲34が続いている。
【0027】絞りピストン80は延長部51,30の長
手軸線方向に延びた円筒形の中央範囲38と、これに続
いて鉢形部分37,26の底26に向かう方向で円錐状
に先細となつた範囲79と、やはり円筒形中央範囲38
に続いて延長部51,30の肩部84に向かう方向で円
錐状に先細となつた範囲39とを備えて回転対称体とし
て構成されている。
【0028】絞りピストン80の円筒形範囲38は、実
質的に鉢形部分37,26の円筒形範囲36と平行に延
びている。同様に絞りピストン80の底26に向かつて
円錐状に先細となつた範囲79は、実質的に鉢形部分3
7,26の円錐状先細範囲34と平行に延びている。
【0029】鉢形部分37,26の円錐状先細範囲34
は、事実上弁体の補助機能を有する絞りピストン80の
ための弁座として役立つ。
【0030】鉢形部分37,26が収縮部を有する。こ
の収縮範囲で鉢形部分37,26の壁に圧力媒体のため
に少なくとも2つの流路29,27が設けられている。
【0031】収縮範囲の外被面と、これに対向して第1
部分ケーシング穴を制限する壁が環状室35を制限す
る。環状室35はケーシング2,61にケーシング通路
24として構成された圧力媒体ラインを介してトレーラ
制御弁の圧力媒体入口室23,16と接続されている。
【0032】ケーシング穴32の第1ケーシング穴部分
が入口室40と出口室35,83とに仕切られており、
出口室35,83は鉢形部分37,26の底26に対向
した絞りピストン80の側面に設けられており、かつ鉢
形部分37,26内に設けられた部分室83と環状室3
5とで構成されている。両方の室は鉢形部分37,26
の壁に設けられた流路29,27を介して部分室83と
接続されている。入口室40は鉢形部分37,26の底
26に背向した絞りピストン80の側面に設けられてい
る。鉢形部分27,36の円筒形範囲36と円錐状範囲
34が流路87を制限し、該流路を介して入口室40が
出口室35と接続されている。流路87と絞りピストン
80が絞り80,87を形成する。
【0033】第2ケーシング61に設けられた圧力媒体
ライン41と、トレーラ非常ライン42,15の圧力媒
体ライン部分42と,多回路保護弁43と、圧力媒体ラ
イン44とを介して、入口室40はブレーキ装置用圧力
媒体源として役立つ圧縮空気貯蔵容器45と接続されて
いる。出口室35,83は、既に述べられたように、ケ
ーシング通路24を介してトレーラ制御弁の圧力媒体入
口室23,16と接続されている。ケーシング通路24
は絞り装置81の出口室35,83を基準に圧力媒体出
口と見なすことができ、又トレーラ制御弁82の圧力媒
体入口室23,16を基準に圧力媒体入口と見なすこと
ができる。
【0034】絞り制御ピストン60の延長部51,30
は長手軸線方向に延びた袋穴28を有しており、この袋
穴は延長部51,30の遊端から出発して延長部内に延
びている。延長部51,30内にある袋穴28の端範囲
に、延長部51,30の長手軸線を横切つて延びた穴4
7が続いており、後者は延長部51,30の外被面の方
向に延びている。袋穴28と穴47が絞り通路28,4
7を形成し、該通路を介して出口室35,83が入口室
40と常時接続されている。
【0035】絞りピストン80と流路87とからなる絞
り80,87を介して出口室35,83が入口室40と
接続されている。絞り80,87の流路の流路断面Xの
大きさは、絞りピストン80の円錐状範囲79とこれに
対向した鉢形部分37,26の円錐状範囲34との間の
距離によつて、及び絞りピストン80の円筒状範囲38
とこれに対向した鉢形部分37,26の円筒形範囲36
との間の距離によつて決定される。しかし絞り80,8
7のこの実施態様において流路にはなお絞り通路28,
47が加えられねばならない。
【0036】絞りピストン80の円錐状範囲79に、又
は鉢形部分37,26の円錐状範囲34に、それぞれ他
方の部材に向かつて延びた突起が設けられ、該突起が両
方の部材(絞りピストンと鉢形部分)間の最小間隔を保
証する場合、付加的絞り通路は省くことができる。とい
うのも、絞り80,87のこうした実施態様では弁体の
機能も有する絞りピストン80と、弁座(鉢形部分の円
錐状範囲)を備えた鉢形部分37,26との間に常に間
隙が残るからである。
【0037】絞り制御ピストン60は、絞りピストン8
0に背向した側面に、中心に設けられたピン67を有す
る。このピンは補助制御ピストン70の長手軸線方向
に、第2部分室64に向かう方向に延びている。ピン6
7は補助制御ピストン70と補助制御ピストン70の延
長部68との中央に設けられた穴66に挿通されてい
る。ピン67は補助制御ピストン70の全行程にわたつ
て、少なくとも穴66の延長部68内にある範囲の内部
に留まるように、その軸線方向伸長が設計されている。
ピン67の横断面と穴66の横断面は、ピン67の外被
面と穴66を制限する壁との間に環状間隙85が残り、
該間隙を介して第1部分室65が絞り制御室64,6の
第2部分室64と常時接続されているように設計されて
いる。こうしてピン67は補助制御ピストン69と延長
部68とに設けられた穴66でもつて、第1部分室65
から第2部分室64への、及びその逆への、圧力媒体の
流れを絞るための固定絞り67,66,85を形成す
る。
【0038】トレーラ制御弁は、リレーピストン4と同
軸に設けられた第2リレーピストンと、これによつて制
限された別の制御室とを有しており、該制御室は圧力媒
体ラインを介して動力車両ブレーキ弁55の圧力媒体出
口と接続されている。前記別のリレーピストンは、リレ
ーピストン4と作用結合されており、かつ動力車両ブレ
ーキ弁55の操作時に、例えば比例弁73の破損に起因
して制御圧力媒体が制御室3内に達しないとき、入口・
出口併用弁10,11,12を操作するのに役立つ。正
常な比例弁73において動力車両ブレーキ弁55が操作
されると制御室3内にも又別の制御室内にも2つの異な
るブレーキ回路ら制御圧力が供給制御される。前記別の
リレーピストンは両方の制御室内の圧力によつて均衡保
持される。この場合、入口・出口併用弁10,11,1
2はリレーピストン4によつて操作される。
【0039】絞り制御ピストン60はばね53によつて
第2部分室64に向かう方向に付勢され、ばね53は壁
49で支えられる。
【0040】図2と図3には正常なトレーラブレーキラ
インにおける制動過程時に第1動作位置と第2動作位置
にある絞り装置が示されている。
【0041】図4は故障したトレーラブレーキラインに
おける制動過程時の絞り装置を示す。
【0042】見易くするために、図2〜図4の部材のう
ち図1に示された部材と同じものには図1と同じ符号が
付けられている。
【0043】図2,図3,図4に示された絞り装置は、
図1の絞り装置の構造と同一の構造を有する。この理由
から、図2〜図4に示された絞り装置の異なる切換位置
にのみ言及される。
【0044】絞り装置を備えて2ラインブレーキ装置内
に設けられた前記トレーラ制御弁の機能を、以下詳しく
説明する。
【0045】静止状態のとき、非常用圧縮空気はトラク
タのトレーラ非常ライン42,15(第3ブレーキ回路
又はトレーラブレーキ回路)のライン部分42から圧力
媒体入口41を介して入口室40内、及び絞り装置81
の絞り80,87の出口室83,35内に、又ケーシン
グ通路24を介してトレーラ制御弁82の圧力媒体入口
室23,16内に、最後にトレーラ制御弁82の圧力媒
体接続口17を介してトレーラ非常ライン42,15の
ライン部分15内に現れる。トレーラ制御弁82のリレ
ーピストン4及び制御ピストン14,19,21、そし
て絞り装置81の絞り制御ピストン60,補助制御ピス
トン70及び絞りピストン80は図1に示された位置に
ある。
【0046】動力車両ブレーキ弁55が操作されると、
動力車両ブレーキ弁55の信号伝送器78から電気制御
ライン56を介して、ペダルの位置に依存した電気信号
が、又は動力車両ブレーキ弁55によつて出力制御され
る圧力に比例した電気信号が、比例弁73の電磁石72
に達する。比例弁73はいまやトラクタのブレーキ装置
内の圧力に一致した圧力を出力制御する。比例弁73に
よつて出力制御された圧力は制御入口75を介してトレ
ーラ制御弁82の制御室3内に達する。制御室3内に増
成される圧力がリレーピストン4を制御ピストン14,
19,21に向かう方向に移動させる。弁座10が弁要
素12に載る。いまや出口弁10,12が閉じており、
入口弁11,12はリレーピストン4が更に下降すると
開位置に達する。絞り装置81の出口室83,35とト
レーラ制御弁82の圧力媒体入口室23,16とに現れ
る圧縮空気は、入口・出口併用弁10,11,12の開
いた入口弁11,12を通して圧力媒体出口室8内に達
し、更に圧力媒体出口9として役立つ圧力媒体接続口と
トレーラブレーキライン7とを通して、トレーラのここ
には図示されないトレーラブレーキ弁へと達する。
【0047】トラクタのトレーラ非常ライン42,15
のうち絞り装置81より前にあるライン部分42から圧
縮空気は、絞り装置81の入口室40,流路87及び出
口室83,29,35とケーシング通路24とを介して
トレーラ制御弁82の圧力媒体入口室23,16内に伴
流する。圧縮空気のこの伴流は、制動過程の開始時に絞
られることなく起きる。絞り装置81の絞り80,87
の流路断面Xはいまや最大となる。即ち絞り80,87
は絞られない第1動作位置にある。
【0048】ケーシング通路71によつて形成される圧
力媒体ラインと環状室69と絞り制御ピストン60の壁
に設けられた流路57とを介して、圧縮空気はトレーラ
制御弁82の制御室3から絞り装置81の第1部分室6
5内に達する。絞り装置81のために第1部分室65内
に増成される制御圧力は、絞り装置81の第2部分室6
4に向かう方向に補助制御ピストン70の運動を引き起
こし、それもしかも図2に示されたように、蓋63によ
つて形成されてケーシングに固定された止め86に該ピ
ストンが当接するに至るまで引き起こす。圧縮空気が第
1部分室65からピン67と補助制御ピストン70内に
設けられた穴66との間の環状間隙85を介して、単に
絞られて、補助制御室として役立つ第2部分室64内に
達し、この理由から第2部分室64内での圧力増成が第
1部分室65内での圧力増成よりも緩慢に起きることに
よつて、補助制御ピストン70の前記運動は引き起こさ
れる。
【0049】第1部分室65内の圧縮空気によつて負荷
される絞り制御ピストン60の作用面52は、第1部分
室65内の圧力の力が、絞り制御ピストン60を付勢す
るばね53の前記力とは逆向きの力を克服するのに充分
でないように設計されている。その間、絞り制御ピスト
ン60は出発位置として役立つ第1動作位置に留まる。
この位置のとき絞り80,87は第2部分室64内の圧
力が第1部分室65内の圧力値に達するまで絞られない
第1動作位置にある。
【0050】絞りピストン80はその位置を変えない。
というのも、入口室40に対向したその流入面は出口室
83,35に対向したその流出面と正確に同じ大きさで
あり、ばね33が絞りピストン80を入口室40に向か
う方向に付勢するからであり、又絞り80,87の流路
断面Xは、絞り制御ピストン60の第1動作位置のと
き、入口室40から出口室83,35へと流れる圧縮空
気が絞りピストン80を、絞り80,87の流路断面X
を狭める位置に移動させることができないように設計さ
れているからである。
【0051】第2部分室64内の圧力は、付加的にばね
53の力に抗して絞り制御ピストン60の第2部分室6
4を制限する環状面88に作用する。絞り制御ピストン
60の作用面52を補足して絞り制御ピストン60の環
状面88が、第2部分室64に流入する圧縮空気で負荷
されることによつて、第1部分室65及び第2部分室6
4内の制御圧力が絞り制御ピストン60に加える力は、
第2部分室64内で圧力上昇が増すのに伴つて増加す
る。第2部分室64内の圧力が第1部分室65内の圧力
値に達して、互いに逆向きに補助制御ピストン70に作
用する力間で力の均衡が達成されると、絞り制御室6
5,64内で絞り制御ピストン60に作用する制御圧力
の力は、逆向きに絞り制御ピストン60に作用するばね
53の力よりも大きくなる。いまや圧力で負荷される絞
り制御ピストン60の面は、絞り制御ピストン60の環
状面88だけ増大している。絞り制御ピストン60は、
制御圧力媒体によつて絞り制御ピストン60用止めとし
て役立つ壁49に向かう方向に移動されて、この壁に当
接する。絞り制御ピストン60の延長部51,30に設
けられた絞りピストン80は、絞り制御ピストン60の
止め84に当接し、こうして絞り制御ピストン60によ
つて連行されて、鉢形部分37,26の円筒形範囲36
に進入する。絞り制御ピストン60と絞りピストン80
はいまや第2動作位置にある。この場合絞り80,87
は図3に示されたように、限定され、絞られた第2動作
位置にある。
【0052】絞りピストン80が鉢形部分37,26の
円筒形範囲36に進入することによつて、絞り80,8
7の流路87の流路断面Xは、絞りピストン80の円筒
形範囲38の外被面と鉢形部分37,26の円筒形範囲
36の壁とによつて制限される環状間隙の大きさへと縮
小する。絞り装置81の入口室40から出口室83,2
9,35へと流れる圧縮空気が、制動過程開始後に鎮静
して、絞りピストン80をばね33の力に抗して鉢形部
分37,26の弁座として役立つ円錐状範囲34の方に
押圧することができず、又こうして絞り80,87の流
路断面を近似的0値に縮小することができないように、
前記間隙は設計されている。
【0053】絞り装置81内での前記過程と同時に、ト
レーラ制御弁82の圧力媒体出口室8内で圧力が更に増
成される。トレーラ制御弁82の圧力媒体出口室8内の
圧力は、トレーラ制御弁82の制御室3に背向したリレ
ーピストン4の側面を負荷して、制御室3内の圧力がリ
レーピストン4に加える逆向きの力に抗してリレーピス
トンを制御室3に向かう方向に移動させる。入口・出口
併用弁11,12,10の入口弁11,12が閉位置に
達する。トレーラ制御弁82の閉鎖位置が達成される。
【0054】制動過程を終了する場合、トレーラ制御弁
82の制御室3は動力車両ブレーキ弁55の信号伝送器
78によつて発生される信号に基づいて比例弁73を介
して排気される。リレーピストン4が制御室3に向かう
方向に移動し、弁座10が入口・出口併用弁10,1
2,11の弁要素12から持ち上がる。入口・出口併用
弁10,12,11の出口弁10,12が開位置に達す
る。トレーラ制御弁82の圧力媒体出口室8は、従つて
トレーラブレーキライン7も、圧力媒体排出口22を介
して大気へと排気される。この過程と同時に、絞り装置
81の第1部分室65及び第2部分室64内の圧力は、
通路71とトレーラ制御弁82の制御室3と比例弁73
とを介して大気へと減成される。ばね53は、絞り制御
ピストン60を、これが止め86に当接するまで上方に
第2部分室64に向かう方向に移動させる。ばね33の
力によつて、絞りピストン80は絞り装置81の入口室
40に向かう方向に移動されて、絞り制御ピストン60
の止め84に当接する。この場合絞り制御ピストン60
は、絞りピストン80も再び出発位置にある。絞りピス
トン80が第1動作位置を占めており、この位置のとき
絞り80,87は、図1と図2に示されたように、絞ら
れない動作位置にある。
【0055】トレーラブレーキライン7が故障し、最悪
の場合破断した後に、常用制動を行うと、又は常用制動
中にトレーラブレーキライン7に故障が現れると、トレ
ーラ制御弁82の圧力媒体出口室8及び圧力媒体入口室
23,16内で、従つて絞り装置81の出口室83,2
9,35内でも、圧力が低下する。トレーラ制御弁82
の圧力媒体入口室23,16内の圧力が入口・出口併用
弁11,12,10の入口弁11,12と圧力媒体出口
室8とトレーラブレーキライン7の故障個所とを介して
急速に減成することによつて、前記室内で圧力低下が引
き起こされる。
【0056】トレーラ制御弁の圧力媒体入口室23,1
6内の圧力降下は、既に述べられたように、絞り装置8
1の出口室29,83,35内でも圧力降下を引き起こ
す。
【0057】絞り80,87の流路断面Xは、絞り制御
ピストン60の第2動作位置のとき、従つて絞りピスト
ン80の第2動作位置のときにも、次のように設計され
ている。即ちトラクタブレーキライン7が破損していな
いとき、制動過程の開始後、圧縮空気は絞り装置81の
入口室40から絞り装置81の出口室83,29,35
へと、出口室83,29,35から流出する圧縮空気と
同じ速さで伴流し、こうして入口室40内の圧力が絞り
ピストン80に加える力と、この力とは逆向きに出口室
83,29,35内の圧力とばね33とが絞りピストン
80に加える力との間に均衡が生じて、絞りピストン8
0がその位置を変えない。
【0058】トレーラブレーキライン7の故障時に絞り
80,87の出口24で圧力降下に基づいて絞り80,
87の入口41の圧力と出口24の圧力との間に圧力勾
配が生じることによつて、絞りピストン80の流入面と
して役立つ円錐状先細範囲39に作用する入口室40内
の圧力の力は、出口室83,29,35内の圧力が逆方
向で絞りピストン80の流出面として役立つ範囲に加え
る力に比べて、及びばね33が出口室83,29,35
内の圧力の力の方向で絞りピストン80に加える力に比
べて優勢である。
【0059】これにより絞りピストン80は、鉢形部分
37,26の弁座として役立つ円錐状先細範囲34に向
かう方向に移動して、出口室83,29,35に向かう
方向で円錐状に先細となつたその範囲79が前記範囲に
当接する。絞りピストン80と鉢形部分37,26の円
筒形範囲36及び円錐状範囲34とによつて制限される
流路Xはいまや閉じている。この場合圧縮空気は、入口
室40からなお僅かに絞り制御ピストン60の延長部5
1,30内に設けられた絞り穴47,28を介して絞り
装置81の出口室83,29,35へと達するだけであ
る。
【0060】出口室83,29,35の更なる排気は、
従つてケーシング通路24を介してこれと接続されたト
レーラ制御弁82の圧力媒体入口室23,16の更なる
排気も、いまやなお僅かに絞られて絞り装置81の絞り
穴47,28によつて形成された縮小流路断面を介して
のみ行われる。いまやトレーラ非常ライン42,15の
うち絞り80,87の後方に設けられてトレーラに至る
ライン部分内の圧力は、入口・出口併用弁11,12,
10の入口弁11,12と故障したトレーラブレーキラ
イン7とを介して急速に減成することができる。
【0061】絞り80,87は、トレーラブレーキライ
ン7の破断後トレーラ非常ライン42,15内の圧力が
動力車両ブレーキ弁の操作後2秒以内に所定の値に、例
えば欧州ICE規則に定められた1.5barに、低下
するように寸法設計されている。トレーラに設けられた
トレーラブレーキ弁は、トレーラ非常ライン42,15
内の前記種類の圧力降下によつて、トレーラの制動を引
き起こす動作状態に自動的に切換わるように構成されて
いるので、上で仮定されたトレーラブレーキライン7の
破断は、動力車両の常用制動時トレーラの強制制動を生
じる。
【0062】トレーラブレーキライン7の故障が取り除
かれた後、絞り装置81は再び最初に述べられたように
作動する。
【0063】補助制御ピストン70の穴66とピン67
とによつて形成される第2絞り66,67の代わりに、
トレーラ制御弁82の制御室3から絞り装置81の第2
部分室65へと通じた圧力媒体ライン71内に絞りを設
けることもできる。こうした場合、補助制御ピストン7
0を設けることは、又それに起因した第2部分室64は
省くことができる。
【0064】本実施例では、絞りピストン80は弁座と
協動する弁体として構成されている。絞りピストン80
とは分離して設けられて絞りピストン80によつて操作
可能な弁を設けることももちろん可能であり、この弁
は、例えば一種の滑り子として構成された弁要素で構成
することができ、該要素は出口室83,29,35の圧
力媒体出口の脇を通過可能であり、一種の絞りとして働
く。
【0065】絞りピストン80を操作するために、絞り
制御ピストンに代えて、別様に構成された操作要素も利
用することができる。別様に構成されたこの操作要素
は、電磁石に電圧が印加されると絞りピストン80を第
1動作位置から第2動作位置へと移動させる電磁石の接
片とすることができる。電磁石は動力車両ブレーキ弁5
5の信号伝送器78から電気切換信号を受け取ることが
できる。制動過程の開始時に絞りピストン80をその切
換位置に遅れて移動させるためには、動力車両ブレーキ
弁55の電気信号伝送器78から電磁石へと通じた電気
制御ライン中に遅延素子を設けねばならないであろう。
【0066】絞り装置81のケーシングは、図面に示さ
れたように、トレーラ制御弁82のケーシングと一体に
構成しておくことができる。しかし絞り装置81のケー
シングはトレーラ制御弁82のケーシングとは独立した
ケーシングとして構成することも可能であり、こうして
絞り装置81は、トレーラ制御弁82から分離されて、
トレーラ制御弁82の圧力媒体入口に通じた圧力媒体ラ
イン内に設けることができ、又はトレーラ制御弁のケー
シングにフランジ接合することができる。
【0067】トレーラ制御弁として構成された制御弁装
置82の圧力媒体入口室23,16がトレーラ非常ライ
ン42,15の分岐個所を形成し、該個所からトレーラ
のブレーキ装置に非常用圧縮空気が供給される。可変絞
り80,87がトラクタの圧縮空気源45,43とこの
分岐個所との間に設けられている。絞り装置81の出口
24をトレーラブレーキライン42,15のライン部分
15と直接結合し、又制御弁装置82の圧力媒体入口室
23,16と絞り装置81の出口24との間に付加的圧
力媒体ラインを設けることも考えられる。この場合絞り
装置81の出口24が分岐個所となろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気空気式2ラインブレーキ装置内に設けられ
たトレーラ制御弁と絞り装置とを示す。
【図2】正常なトレーラブレーキラインにおける制動過
程時の図1による絞り装置の2つの切換位置を示す。
【図3】正常なトレーラブレーキラインにおける制動過
程時の図1による絞り装置の2つの切換位置を示す。
【図4】故障したトレーラブレーキラインにおける制動
過程時の図1による絞り装置を示す。
【符号の説明】
7 トレーラブレーキライン 24 出口 41 入口 42,15 トレーラ非常ライン 43,45 圧縮空気源 60 第1操作要素 80,87 絞り 82 制御弁装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーアヒム・アムツフエルト ドイツ連邦共和国ハノーヴアー・ヒルデ スハイメル・シユトラーセ111 (72)発明者 ヴオルフガング・リヒテンベルク ドイツ連邦共和国ハノーヴアー・オシー ツキリング32 (56)参考文献 特開 昭49−13823(JP,A) 特開 昭51−37420(JP,A) 特開 昭53−13728(JP,A) 特開 昭59−202969(JP,A) 特公 昭41−20171(JP,B1) 仏国特許出願公開2297157(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 15/18 B60T 15/36

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置で
    あつて、 a)トラクタの圧縮空気源(45,43)とトレーラと
    の間に圧縮空気用トレーラ非常ライン(42,15)が
    設けられており b)トラクタとトレーラとの間に設けられたトレーラブ
    レーキライン(7)にトレーラ非常ライン(42,1
    5)のトラクタ側部分(42)から圧縮空気を供給する
    ための制御弁装置(82)が設けられており c)トラクタの圧縮空気源(45,43)と、トレーラ
    非常ライン(42,15)から圧縮空気を分流してトレ
    ーラのブレーキ装置に供給するためトレーラ非常ライン
    (42,15)にある分岐個所(23,16又は24)
    との間に、可変絞り(80,87)が設けられており、 d)絞り(80,87)を操作するために第1操作要素
    (60)が設けられており、トレーラブレーキライン
    (7)に圧縮空気の負荷される間、操作要素が操作可能
    である、 ものにおいて、 e)絞り(80,87)が第1操作要素(60)によ
    つて、絞られない第1動作位置から絞られた第2動作へ
    と移動可能に構成されており f)第2操作要素(8)が設けられており、該要素によ
    つて絞り(80,87)が入口(41)と出口(24)
    との圧力差に依存して、第2動作位置から流路断面を縮
    小する位置へと移動可能であることを特徴とする圧縮空
    気操作式2ラインブレーキ装置。
  2. 【請求項2】a)絞り(80,87)の流路(87)が
    絞り(80,87)の入口室(40)を絞り(80,8
    7)の出口室(83,29,35)と接続し、第2操作
    要素(80)が流路(87)に向かって移動するとき流
    路の流路断面(x)を狭めるように、該流路に対して相
    対的に移動可能に設けられており b)入口室(40)が絞り(80,87)の入口(4
    1)を介して、絞り(80,87)の前方に設けられた
    トレーラ非常ライン(42,15)のライン部分(4
    2)と接続されており、出口室(83,29,35)が
    絞り(80,87)の出口(27)を介して、絞り(8
    0,87)の後方に設けられたトレーラ非常ライン(4
    2,15)のライン部分(15)と接続されており c)第2操作要素(80)を入口室(40)に向かう方
    向に付勢するばね(33)が設けられており、 d)入口室(40)内の圧力に比べて出口室(83,3
    5)内に圧力降下が現れるときに、第2操作要素(8
    0)が入口室(40)内の圧力媒体によつてばね(3
    3)の力に抗して絞り(80,87)の第2動作位置か
    ら第3動作位置へと移動して、流路(87)の流路断面
    がきわめて小さくなるか又は遮断されるように、ばね
    (33)が設計され、かつ絞り(80,87)の第2動
    作位置における流路(87)の流路断面が設計されてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載の圧縮空気操作式
    2ラインブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 第2操作要素が絞りピストン(80)と
    して構成されていることを特徴とする、請求項1及び2
    の1つに記載の圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 絞り(80,87)が絞りピストン(8
    0)と流路(87)とによつて形成されることを特徴と
    する、請求項1ないし3の1つに記載の圧縮空気操作式
    2ラインブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 絞りが、絞りピストン(80)によつて
    操作可能な絞り要素と流路とによつて形成されることを
    特徴とする、請求項1ないし4の1つに記載の圧縮空気
    操作式2ラインブレーキ装置。
  6. 【請求項6】a)第1操作要素が絞り制御ピストン(6
    0)によつて形成され、該ピストンが絞り制御室(6
    5,64)内の制御圧力によつてばね(53)の力に抗
    して流路(87)に向かう方向に移動可能であり、 b)流路(87)に向かう方向での絞り制御ピストン
    (60)の行程を制限する止め(49)が設けられてお
    り、 c)絞り制御ピストン(60)が制御圧力媒体で負荷さ
    れると絞りピストン(80)を第1動作位置から第2動
    作位置へと移動するように構成されており、 d)絞り制御室(65,64)が圧力媒体ライン(7
    1)を介して制御弁装置(82)の制御室(3)と接続
    されていることを特徴とする、請求項1ないし5の1つ
    に記載の圧力空気操作式2ラインブレーキ装置。
  7. 【請求項7】a)第1操作要素(60)が流路(87)
    又は出口室(83,29,35)に向かう方向又はそれ
    から離れる方向に移動可能に設けられており、 b)流路(87)又は出口室(83,29,35)に向
    かう方向での第1操作要素(60)の行程を制限する手
    段が設けられており c)絞りピストン(80)が第1操作要素(60)の長
    手軸線の方向で移動可能に、第1操作要素(60)上に
    設けられており、 d)第1操作要素(60)に絞りピストン(80)用止
    め(84)が設けられており、該止めが絞り(80,8
    7)の入口室(40)に向かう方向で絞りピストン(8
    0)の行程を制限し e)絞りピストン(80)が第1操作要素(60)の止
    め(84)に当接し、かつ第1操作要素が絞り(80,
    87)の流路(87)又は出口室(83,29,35)
    に向かう方向での行程を実施したときに、絞りピストン
    が第2動作位置にあるように止め(84)が設けられ、
    かつ第1操作要素(60)の行程を制限するための手段
    が設計されていることを特徴とする、請求項ないし6
    1つに記載の圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置。
  8. 【請求項8】a)絞り制御ピストン(60)が、絞り
    (80,87)の出口室(83,35)内にまで延びた
    段差付き延長部(51,30)を有し、延長部(51,
    30)の小径部(30)に絞りピストン(80)が延長
    部(51,30)の長手軸線の方向で移動可能に設けら
    れており、 b)延長部(51,30)の部分(31)で支えられた
    ばね(33)が設けられており、該ばねが絞りピストン
    (80)を延長部(51,30)の止め(84)として
    働く段差で保持し、 c)絞り制御ピストン(60)が付属の止め(49)に
    当接すると絞りピストン(80)が第2動作位置にあ
    り、この位置のとき流路(87)の流路断面(X)が狭
    められているように、絞りピストン(80)用止め(8
    4)と、絞り制御ピストン(60)用止め(48)が設
    けられており、かつ絞りピストン(80)が設計されて
    いることを特徴とする、請求項6又は7に記載の圧縮空
    気操作式2ラインブレーキ装置。
  9. 【請求項9】 延長部(51,30)が絞り穴(47,
    28)を有し、この穴を介して入口室(40)が出口室
    (83,35)と常時接続されていることを特徴とす
    る、請求項8に記載の圧縮空気操作式2ラインブレーキ
    装置。
  10. 【請求項10】 第1操作要素を操作するのに電気操作
    式又は電磁操作式装置が用いられることを特徴とする、
    請求項1ないしの1つに記載の圧縮空気操作式2ライ
    ンブレーキ装置。
  11. 【請求項11】 電気操作式又は電磁操作式装置がトラ
    クタのブレーキ装置内の圧力に対応した電気信号又は動
    力車両ブレーキ弁(55)のペダル位置に対応した電気
    信号を発生する信号伝送器(78)と電気的に接続され
    ていることを特徴とする、請求項10に記載の圧縮空気
    操作式2ラインブレーキ装置。
  12. 【請求項12】 遅延装置が設けられており、制御弁装
    置(82)の制御室(3)に圧力の供給を開始してから
    所定時間後にはじめて第1操作要素が絞りピストン(8
    0)を第2動作位置に移動させるように、信号伝送器
    (78)によつて発生される電気操作式又は電磁操作式
    装置用に指定された電気信号を、該遅延装置が遅らせる
    ことを特徴とする、請求項11に記載の圧縮空気操作式
    2ラインブレーキ装置。
  13. 【請求項13】a)絞り制御ピストン(60)が中空ピ
    ストンとして構成されており b)絞り制御ピストン(60)内に補助制御ピストン
    (70)が絞り制御ピストン(60)の長手軸線の方向
    に移動可能に設けられており、 c)補助制御ピストン(70)が第1部分室(65)を
    絞り制御室(65,64)を形成する第2部分室(6
    4)から分離し d)絞り制御ピストン(60)にピン(67)が設けら
    れており、該ピンが補助制御ピストン(70)の貫通孔
    (66)を通して第2部分室(64)内にまで延びてお
    り、 e)ピン(67)の外被面と貫通孔(66)を制限する
    補助制御ピストン(70)の壁とによつて絞り間隙(8
    5)が制限されるようにピン(67)の直径と貫通孔
    (66)の直径が設計されており、 f)絞り制御ピストン(60)の第1作用面(52)
    が、この面に対向した補助制御ピストン(70)の側面
    と一緒に第1部分室(65)を制限し、又絞り制御ピス
    トン(60)の環状面として構成された第2作用面(8
    8)が第1部分室(65)に背向した補助制御ピストン
    (70)の側面と一緒に第2部分室(64)を制限し g)絞り間隙(85)を介して第1部分室(65)が第
    2部分室(64)と常時接続されており h)絞り制御ピストン(60)に止め(54)が設けら
    れており、この止めが絞り制御ピストン(60)の第1
    作用面(52)に向かう方向で補助制御ピストン(7
    0)の行程を制限し i)ケーシングに固定された別の止め(86)が設けら
    れており、この止めが絞り制御ピストン(60)の第1
    作用面(52)から離れる方向での補助制御ピストン
    (70)の行程を制限し、 k)第1部分室(64)が絞り制御ピストン(60)の
    壁を貫通した通路(57)を介してトレーラ制御弁の制
    御室(3)に通じた圧力媒体ライン(71)と接続され
    ていることを特徴とする、請求項ないしの1つに記
    載の圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置。
  14. 【請求項14】 絞り制御室(65,64)を制御弁装
    置の制御室(3)と接続する圧力媒体ライン(71)内
    に絞りが設けられていることを特徴とする、請求項13
    に記載のの圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置。
  15. 【請求項15】a)制御弁装置(82)が圧力媒体入口
    室(23,16)と圧力媒体出口室(8)と制御室
    (3)とを有し b)圧力媒体出口室(8)が入口・出口併用弁(11,
    12,10)を介して、選択的に圧力媒体入口室(2
    3,16)又は大気と接続可能又は両方に対して遮断可
    能であり c)入口・出口併用弁(11,12,10)を操作する
    ために、制御室(3)内の制御圧力によつて負荷可能な
    少なくとも1つのリレーピストン(4)が設けられてお
    d)圧力媒体入口室(23,16)が、圧力媒体入口
    (24)を介して絞り(80,87)の出口(27)
    と、かつ圧力媒体出口(17)を介して絞り(80,8
    7)の後段に設けられたトレーラ非常ライン(42,1
    5)のライン部分(15)と接続されており e)圧力媒体出口室(8)が圧力媒体出口(9)を介し
    てトレーラブレーキライン(7)と接続されており f)制御室(3)が弁(55,73)を介して圧力媒体
    源と接続可能であることを特徴とする、請求項1に記載
    の圧力空気式2ラインブレーキ装置。
  16. 【請求項16】 制御室(3)内に圧縮空気を供給する
    ための弁として動力車両ブレーキ弁(55)が用いられ
    ることを特徴とする、請求項15に記載の圧縮空気操作
    式2ラインブレーキ装置。
  17. 【請求項17】 弁が圧力媒体入口と圧力媒体出口と圧
    力媒体溜めに通じた圧力媒体排出口と電気制御端子(7
    2)とを備えた電磁操作式比例弁(73)として構成さ
    れており、圧力媒体入口が非常ライン(42,15)
    と、圧力媒体出口が制御室(3)と、又電気制御端子
    (72)が電気信号伝送器(78)と接続されているこ
    とを特徴とする、請求項15に記載の圧縮空気操作式2
    ラインブレーキ装置。
JP33517594A 1993-12-24 1994-12-09 圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置 Expired - Lifetime JP3448836B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4344371A DE4344371A1 (de) 1993-12-24 1993-12-24 Druckluftbetätigte Zweileitungs-Bremsanlage
DE4344371.0 1993-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07205796A JPH07205796A (ja) 1995-08-08
JP3448836B2 true JP3448836B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=6506136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33517594A Expired - Lifetime JP3448836B2 (ja) 1993-12-24 1994-12-09 圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0659622B1 (ja)
JP (1) JP3448836B2 (ja)
DE (2) DE4344371A1 (ja)
RU (1) RU2093389C1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19545640B4 (de) * 1995-12-07 2006-01-19 Wabco Gmbh & Co.Ohg Steuerventileinrichtung
CN100439172C (zh) * 2005-06-11 2008-12-03 淄博龙达汽车配件制造有限公司 双管路电控挂车制动阀
DE102009032313A1 (de) 2009-07-09 2011-01-13 Wabco Gmbh Anhängersteuerventil für eine Druckluftbremsanlage
CN105539415A (zh) * 2016-01-04 2016-05-04 瑞立集团瑞安汽车零部件有限公司 一种ebs挂车阀

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2544767A1 (de) * 1974-04-24 1977-04-21 Bosch Gmbh Robert Drosselventil
DE2431738A1 (de) * 1974-07-02 1976-01-22 Bosch Gmbh Robert Drosselventil fuer eine mehrkreis-2leitungsbremsanlage von lastkraftwagen
DE2437027A1 (de) * 1974-08-01 1976-02-19 Wabco Westinghouse Gmbh Zweileitungs-zweikreisbremsanlage, drosselschaltung
DE2501070C3 (de) * 1975-01-13 1980-07-03 Graubremse Gmbh, 6900 Heidelberg Zweileitungs-Druckluftbremsanlage für Kraftfahrzeuge mit Anhänger, mit einem Anhängersteuerventil und einem Sperrventil
DE2633161C3 (de) * 1976-07-23 1980-08-21 Graubremse Gmbh, 6900 Heidelberg Zweileitungs-Bremsanlage für Kraftfahrzeuge mit Anhänger
DE3044228C2 (de) * 1980-11-25 1983-01-27 Graubremse Gmbh, 6900 Heidelberg Zweileitungs-Druckluftbremsanlage für Kraftfahrzeuge mit Anhänger
DE3521446A1 (de) * 1985-06-14 1986-12-18 Knorr-Bremse AG, 8000 München Schaltungsanordnung zur erkennung eines leitungsbruches bei einer elektro-pneumatischen fahrzeugbremsanlage mit vom zugfahrzeug gesteuerter anhaengerbremse
DE3920096A1 (de) * 1988-10-08 1990-04-12 Bosch Gmbh Robert Druckluftbremseinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
DE59402662D1 (de) 1997-06-12
RU94044437A (ru) 1996-10-10
RU2093389C1 (ru) 1997-10-20
DE4344371A1 (de) 1995-06-29
EP0659622B1 (de) 1997-05-07
EP0659622A1 (de) 1995-06-28
JPH07205796A (ja) 1995-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10291472A (ja) 車両の電気空気圧式ブレーキ装置用の圧力調整装置
US4874207A (en) Hydraulic braking system for an automotive vehicle
US6386649B1 (en) Two solenoid pressure modulated relay valve with integral quick release function for ABS
US3663067A (en) Vehicular hydraulic brake system
US6588856B2 (en) Modulator relay valve assembly and method
JP2848851B2 (ja) 車両におけるブレーキ装置用のバキユームブースター
JPS62168752A (ja) スリツプ制御液圧サ−ボブレ−キシステム
JP3448836B2 (ja) 圧縮空気操作式2ラインブレーキ装置
US4145091A (en) Dual relay control valve having integral solenoid valve
US5297860A (en) Brake control device
US4653811A (en) Relay valve device
US6868866B2 (en) Compressed air distributing apparatus for compressed air systems of motor vehicles
US6325468B1 (en) EBS modulator with direct exhaust capability
JPH0542863A (ja) ブレーキ制御装置
JPS62122857A (ja) 車両アンチロツクブレ−キ装置
US5810456A (en) Brake system for vehicle
US5024492A (en) Hydraulic braking system for an automotive vehicle
CZ279067B6 (en) Motor vehicle brake system
JPS60256B2 (ja) ブレーキ液圧制御装置
US3545820A (en) Brake control valve
JPS6337744B2 (ja)
JP3773981B2 (ja) ブレーキ装置
KR20240089677A (ko) 브레이크 장치용 트레일러 제어 모듈 및 주차 브레이크 장치
GB2147378A (en) Braking pressure control unit
JPH0210053Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term