JP3773981B2 - ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両を減速、停止させるためのブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両を減速、停止させるためのブレーキ装置として、液通路の一側に設けられ、ブレーキ操作部材であるブレーキペダルの入力によりブレーキ液圧を液通路に伝達可能なマスタシリンダと、液通路の他側に設けられ、該液通路を介して伝達されるブレーキ液圧によりブレーキ力を発生させるホイールシリンダと、液通路に設けられ、マスタシリンダおよびホイールシリンダの相互の連通・遮断を切り換える切換弁と、該切換弁でマスタシリンダとホイールシリンダとの連通を遮断した状態で、ホイールシリンダにブレーキ液圧を伝達させることによりブレーキ力を発生させるアクチュエータと、を有するものが考えられている。該ブレーキ装置は、通常、切換弁でマスタシリンダとホイールシリンダとの連通を遮断した状態で、ブレーキペダルの入力に応じてアクチュエータを作動させて、ホイールシリンダに向けブレーキ液圧を伝達してブレーキ力を発生させるようになっており、アクチュエータに異常が発生した場合等には、切換弁でマスタシリンダとホイールシリンダとを連通させてブレーキペダルの入力によりマスタシリンダで発生されるブレーキ液圧を直接ホイールシリンダに伝達させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車輪がロック傾向に陥るとホイールシリンダのブレーキ液圧を減圧させ、車輪がロック傾向から回避するとホイールシリンダのブレーキ液圧を再増圧させる、いわゆるABS(アンチロックブレーキシステム)装置を上記ブレーキ装置に付加する場合には、該ABS装置は、切換弁とホイールシリンダとの間に設けられることになる。
しかしながら、上記ブレーキ装置が通常は切換弁でマスタシリンダとホイールシリンダとの連通を遮断した状態にあるため、上記位置に配置されたABS装置では、作動中においてもマスタシリンダ側すなわちブレーキペダル側には何等影響を及ぼすことがなく、よって、作動中であること、すなわち車輪がロック状態に近いことを運転者に認識させることができないという問題があった。
したがって、本発明の目的は、マスタシリンダからブレーキペダルを介して車輪がロック状態に近いことを運転者に報知を行うことができるブレーキ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、液通路の一側に設けられ、連結されたブレーキ操作部材の入力によりブレーキ液圧を前記液通路に伝達可能なマスタシリンダと、前記液通路の他側に設けられ、該液通路を介して伝達されるブレーキ液圧によりブレーキ力を発生させるホイールシリンダと、前記液通路に設けられ、マスタシリンダおよびホイールシリンダの相互の連通・遮断を切り換える切換弁と、該切換弁でマスタシリンダとホイールシリンダとの連通を遮断した状態で、ホイールシリンダにブレーキ液圧を増圧あるいは減圧によって調整しながら伝達させることにより、ブレーキ力を発生させるアクチュエータと、を有するブレーキ装置において、前記切換弁とマスタシリンダとの間の液通路に連通された連通室を有するとともに該連通室の容積を変更可能な報知装置を、前記アクチュエータとは別に独立して具備し、前記報知装置は、ケーシングと、該ケーシング内に摺動自在に設けられるとともに、一側が該ケーシングとともに前記連通室を形成し、他側がケーシングとともに圧力室を形成するピストンと、該ピストンを前記連通室が大となる方向に付勢するスプリングと、前記圧力室に圧力を導入することにより前記スプリングの付勢力と前記ピストンに負荷されているマスタシリンダからの圧とに抗して前記ピストンを前記連通室が小となる方向に移動させる圧力源と、該圧力源と前記圧力室との間の導入通路の連通・遮断を切り換え可能な開閉弁と、前記ピストンとケーシングとの隙間を介して前記圧力室に連通されて圧力室の圧力を開放させる開放部と有することを特徴としている。
そして、開閉弁により圧力源と圧力室とを連通させると、ピストンがスプリングの付勢力とピストンに負荷されているマスタシリンダからの圧力とに抗して連通室が小となる方向に移動し、この状態から、開閉弁により圧力源と圧力室との連通を遮断させると、ピストンとケーシングとの隙間を介して圧力室の圧力が開放部に開放されつつ、ピストンがスプリングの付勢力とピストンに負荷されているマスタシリンダからの圧力で連通室を大とする方向に移動し、このような開閉弁の切り換えで報知装置の連通室の容積の変更を行うことにより、該連通室内のブレーキ液が切換弁とマスタシリンダとの間の液通路で出入りを行い、よって、マスタシリンダに連結されたブレーキ操作部材に変動が生じる。
【0005】
請求項2記載の発明は、上記に関して、前記報知装置が、前記アクチュエータによってアンチロックブレーキ制御を行わせるときに、前記開閉弁の開閉を所定の間隔で行うコントローラを具備することを特徴としている。
そして、コントローラが開閉弁の開閉を所定の間隔で行って、報知装置の連通室の容積を変動させることにより、該連通室内のブレーキ液が切換弁とマスタシリンダとの間の液通路で出入りを繰り返し、これによってブレーキ操作部材に所定のタイミングで位置の変動を生じさせる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一の実施の形態を図1に基づいて詳細に説明する。図1において10はブレーキ操作部材としてのブレーキペダルである。ブレーキペダル10は該ブレーキペダル10の踏込み力を検出する踏込力検出装置11を介してマスタシリンダ12に連結されており、マスタシリンダ12の加圧室にブレーキペダル10の入力である踏込力に対応する液圧が発生させられる。マスタシリンダ12の加圧室は、液通路13の一側に連通されており、発生された液圧を該液通路13に伝達可能となっている。液通路13の他側には、該液通路13を介して伝達されるブレーキ液圧により図示せぬブレーキに車輪へのブレーキ力を発生させるホイールシリンダ14が連通されている。
【0007】
上記連通路13には、主としてマスタシリンダ12およびホイールシリンダ14の相互の連通・遮断を切り換えるための切換弁としての2位置3ポートの電磁切換弁16が設けられており、該電磁切換弁16には、さらに他の液通路17の一側が接続されている。
この電磁切換弁16は、ソレノイドが消磁された状態においては、液通路13を介してマスタシリンダ12とホイールシリンダ14とを連通させるとともに、液通路17の一側を閉塞状態とし、他方、ソレノイドが励磁された状態においては、液通路13のホイールシリンダ14側と液通路17とを連通させるとともに、液通路13のマスタシリンダ12側を閉塞状態とする。
【0008】
液通路17の他側には、アクチュエータ本体19と、圧力源としてのポンプ20と、ブレーキ液を貯留可能なリザーバ21とからなるアクチュエータ22が設けられており、アクチュエータ本体19は、コントローラ24により制御されて、ポンプ20でリザーバ21から吸入され吐出されるブレーキ液を流量を制御しつつ液通路17側に排出させ、あるいは液通路17からブレーキ液を流量を制御しつつリザーバ21に排出させる。これにより、電磁切換弁16でアクチュエータ22とホイールシリンダ14とが連通された状態で、ポンプ20から液通路17側へのブレーキ液の排出でホイールシリンダ14を増圧させてブレーキ力を増大させ、液通路17側からのブレーキ液のリザーバ21への排出でホイールシリンダ14を減圧させてブレーキ力を減少させる。
なお、図1はブレーキ装置を模式的に示すものであり、実際には、このアクチュエータ22は、電磁切換弁16等とともに複数の車輪の各ホイールシリンダに対してそれぞれ設けられることになる。
【0009】
そして、電磁切換弁16とマスタシリンダ12との間の液通路13には、液通路23の一側が連通されており、該液通路23の他側には、報知装置26が設けられている。
報知装置26は、略有底円筒状のケーシング27と、該ケーシング27内に摺動自在に設けられたピストン28と、ピストン28を所定方向に付勢するスプリング29とを有する装置本体30と、圧力源としてのポンプ31と、該ポンプ31の吐出側と装置本体30とを連通させる導入通路32aの連通・遮断を切り換える開閉弁としての電磁開閉弁33と、装置本体30から排出通路32bを介して排出される作動液を貯留するとともにポンプ31に供給する開放部としてのリザーバ34とを有している。
電磁開閉弁33は、ソレノイドが消磁された状態においては、導入通路32aを閉状態とし、他方、ソレノイドが励磁された状態においては、導入通路32bを開状態とする。
【0010】
ケーシング27は、その内径側が、底部35側から開口部36側にかけて、大内径部37と、該大内径部37より小径の中内径部38と、該中内径部38より小径の小内径部39とが順次形成された段付き形状をなしている。
ピストン28は、大内径部37に摺動自在に嵌合されるもので、先細テーパ状で最大径が大内径部37より小径のテーパ軸部41と、該テーパ軸部41の大径側に同軸に設けられた大内径部37より若干小径の第一大径軸部42と、該第一大径軸部42のテーパ軸部41に対し反対側に同軸に設けられた、該第一大径軸部42より小径の小径軸部43と、該小径軸部43の第一大径軸部42に対し反対側に同軸に設けられた、該第一大径軸部42と同径の第二大径軸部44とを有しており、テーパ軸部41を底部35側に配置した状態でケーシング27内に、第一大径軸部42および第二大径軸部44において摺動するよう嵌合されている。第二大径軸部42には軸線方向の中間位置に環状の溝部45が形成されており、該溝部45にはシールリング46が嵌合されている。
【0011】
このシールリング46と第二大径軸部44とにより、ケーシング27内は、連通路23に連通する開口部36側の連通室48と、底部35側の非連通室49とに液密に区画されている。また第一大径軸部42により、非連通室49内は、テーパ軸部41側の圧力室50と、小径軸部43側の中間室51とに区画されている。ここで、圧力室50と中間室51とは、ケーシング27と第一大径軸部42との間の隙間により若干連通されている。
ここで、導入通路32aは、ピストン28の位置に係わらず常に圧力室50に開口するようケーシング27を貫通しており、排出通路32bは、ピストン28の位置に係わらず常に中間室51に開口するようケーシング27を貫通している。 なお、ケーシング27と第一大径軸部42との間の隙間の流路断面積は、開状態の電磁開閉弁33を含む導入通路32aの流路断面積より大幅に小さくされている。
【0012】
スプリング29は、ケーシング27の小内径部39と中内径部38との間の段部57と、ピストン28の第二大径軸部44との間に設けられており、その付勢力でピストン28をテーパ軸部41がケーシング27の底部35に当接するよう、言い換えれば連通室48が大となる方向に付勢している。
ポンプ31は、圧力室50に圧力を導入することによりスプリング29の付勢力とピストン28に負荷されているマスタシリンダ12からの圧力とに抗してピストン28を連通室48が小となる方向に、第二大径軸部44がケーシング27の大内径部37と中内径部38との間の段部58に当接する方向に移動させる。他方、上記状態から電磁開閉弁33で導入通路32aを閉じると、圧力室50に作動液が導入されなくなるため、スプリング29の付勢力とピストン28に負荷されているマスタシリンダ12からの圧力とによりピストン28が連通室48を大きくする方向に移動させられ、このとき、圧力室50内の作動液は、ケーシング27と第一大径軸部42との間の隙間を介して中間室51に流れ、リザーバ34に排出される。
このようにして連通室48の容積が変更されることになる。
なお、ポンプ31による圧力導入時に圧力室50から中間室51にケーシング27と第一大径軸部42との間の隙間を介して作動液が流れるが、この部分の流路断面積が導入通路32aの流路断面積より大幅に小さくされているため、その影響は無視できる。
【0013】
次に、上記構成のブレーキ装置の作動について説明する。
コントローラ24は、例えばイグニッションスイッチのONと同時に、電磁切換弁16を励磁させるとともにポンプ20,31をともに作動させる。これにより、アクチュエータ22とホイールシリンダ14とが連通状態とされ、マスタシリンダ12はこれらから切り離された状態となる。そして、ブレーキペダル10が踏込まれると、その踏込み力を踏込力検出装置11で検出し、該踏込み力で発生されるべきホイールシリンダ14のブレーキ液圧を、予め記憶されたマップから読み出して、該ブレーキ液圧をホイールシリンダ14に発生させるようアクチュエータ22について、ポンプ20からホイールシリンダ14側にブレーキ液を吐出させあるいはホイールシリンダ14側からブレーキ液をリザーバ21に排出させる等の制御を適宜行う。これにより、車輪にブレーキ力が発生され、このようにしてブレーキペダル10の踏込み力に応じたブレーキ力が常時得られるように作動する。
【0014】
ここで、車輪には図示せぬ車輪速センサが設けられており、コントローラ24は該車輪速センサからの情報等にしたがって、車輪がロック傾向にあるか否かを監視している。そして、車輪がロック傾向にあると、アクチュエータ22を制御して、ホイールシリンダ14のブレーキ液圧を減圧させ、またこれによりロック傾向が回避されると、アクチュエータ22を制御してホイールシリンダ14のブレーキ液圧を再増圧させる。このようにしてアンチロックブレーキ制御を行うのである。
このアンチロックブレーキ制御が開始されると、コントローラ24は、それまで閉状態にあった報知装置26の電磁開閉弁33を励磁して開状態とし、ポンプ31と圧力室50とを連通させる。すると、ポンプ31の吐出圧によりピストン28がスプリング29の付勢力とピストン28に負荷されているマスタシリンダ12からの圧力とに抗して連通室48が小となる方向に移動し、この状態から、電磁開閉弁33によりポンプ31と圧力室50との連通を遮断させると、ピストン28とケーシング27との隙間を介して圧力室50の圧力が中間室51からリザーバ34に開放されつつ、ピストン28がスプリング29の付勢力とピストン28に負荷されているマスタシリンダ12からの圧力とで連通室48を大とする方向に移動する。このような電磁開閉弁33の開閉の切り換えを所定の間隔で行って、報知装置26の連通室48の容積を変動させることにより、該連通室48内のブレーキ液が電磁切換弁16とマスタシリンダ12との間の液通路13で出入りを繰り返し、よって、マスタシリンダ12に連結されたブレーキペダル10に位置の変動が生じる。したがって、この変動により運転者に、アンチロックブレーキ制御中であること、すなわち車輪がロック状態に近いことを報知して、これを認識させることができる。
【0015】
なお、上記電磁開閉弁33の開閉の間隔は、例えば、アンチロックブレーキ制御のホイールシリンダ14の減圧にタイミングを合わせて閉状態とし、再増圧にタイミングを合わせて開状態とすること等種々の設定ができる。
また、アンチロックブレーキ作動の報知に限定されることなく、例えば、ブレーキ装置に失陥が生じた時等に、電磁切換弁16の消磁状態への切り換えの前に、電磁開閉弁33の開閉を行ってブレーキペダル10を変動させて、異常を報知してもよい。
ここで、上記各実施の形態においては、ブレーキペダル10の操作量として、ブレーキペダル10の踏込み力を検出する場合を例にとり説明したが、ブレーキペダル10の踏込み量を検出してもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、報知装置の圧力源とケーシングの圧力室とを連通させる導入通路の開閉弁の開閉によって連通室の容積の変更を行うことにより、該連通室内のブレーキ液が切換弁とマスタシリンダとの間の液通路で出入りを行い、よって、マスタシリンダに連結されたブレーキ操作部材に変動が生じる。
したがって、この変動により車輪がロック状態に近いことを運転者に報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキ装置の一の実施の形態を示す一部を断面とした構成図である。
【符号の説明】
13 液通路
10 ブレーキペダル(ブレーキ操作部材)
12 マスタシリンダ
14 ホイールシリンダ
16 電磁切換弁(切換弁)
22 アクチュエータ
32a 導入通路
48 連通室
26 報知装置
27 ケーシング
50 圧力室
28 ピストン
29 スプリング
31 ポンプ(圧力源)
33 電磁開閉弁(開閉弁)
34 リザーバ(開放部)

Claims (2)

  1. 液通路の一側に設けられ、連結されたブレーキ操作部材の入力によりブレーキ液圧を前記液通路に伝達可能なマスタシリンダと、
    前記液通路の他側に設けられ、該液通路を介して伝達されるブレーキ液圧によりブレーキ力を発生させるホイールシリンダと、
    前記液通路に設けられ、マスタシリンダおよびホイールシリンダの相互の連通・遮断を切り換える切換弁と、
    該切換弁でマスタシリンダとホイールシリンダとの連通を遮断した状態で、ホイールシリンダにブレーキ液圧を増圧あるいは減圧によって調整しながら伝達させることにより、ブレーキ力を発生させるアクチュエータと、
    を有するブレーキ装置において、
    前記切換弁とマスタシリンダとの間の液通路に連通された連通室を有するとともに該連通室の容積を変更可能な報知装置を、前記アクチュエータとは別に独立して具備し
    前記報知装置は、ケーシングと、該ケーシング内に摺動自在に設けられるとともに、一側が該ケーシングとともに前記連通室を形成し、他側がケーシングとともに圧力室を形成するピストンと、該ピストンを前記連通室が大となる方向に付勢するスプリングと、前記圧力室に圧力を導入することにより前記スプリングの付勢力と前記ピストンに負荷されているマスタシリンダからの圧とに抗して前記ピストンを前記連通室が小となる方向に移動させる圧力源と、該圧力源と前記圧力室との間の導入通路の連通・遮断を切り換え可能な開閉弁と、前記ピストンとケーシングとの隙間を介して前記圧力室に連通されて圧力室の圧力を開放させる開放部と有することを特徴とするブレーキ装置。
  2. 前記報知装置は、前記アクチュエータによってアンチロックブレーキ制御を行わせるときに、前記開閉弁の開閉を所定の間隔で行うコントローラを具備することを特徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
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