JP3448771B2 - 燃料電池用セパレータ及びその製造方法 - Google Patents
燃料電池用セパレータ及びその製造方法Info
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Description
ータ及びその製造方法に関するものである。
に示すように、固体高分子膜31を挟んでアノード電極
32とカソード電極33とを配置し、さらにその両側に
セパレータ34・34を設けて単セル35を形成し、こ
の単セル35を数百個のオーダーで積み重ねて構成され
ている。アノード電極32側のセパレータ34に形成さ
れた燃料ガス供給溝35を通して水素等の燃料ガスを供
給し、カソード電極33側のセパレータ34に形成され
た酸化ガス供給溝36を通して酸素等の酸化ガスを供給
して電気化学反応を生じさせ、燃料が有する化学エネル
ギーを電気エネルギーに変換し出力するようになってい
る。なお、隣接する単セル35・35において相互に接
するセパレータ34・34の接触面には、運転中の温度
を80〜100℃程度に保持するために冷却液が循環さ
れる冷却液流路溝37が形成されている。
タ34の材質特性としては、各単セル35で発生した電
流がこれらセパレータ34を通して流れることから、セ
パレータ34自身の固有抵抗(体積抵抗)が極力小さい
ことが要求される。また、燃料ガスと酸化ガスとを完全
に分離した状態で各々の電極に供給するために、高度の
ガス不透過性が必要とされる。さらに、前記したよう
に、多数の単セル35を積層して組立てることから、セ
パレータ34の肉厚をできるだけ薄くし、かつ、このよ
うに薄肉化した場合でも充分な機械的強度を備えている
ことが要求される。
して、例えば純銅やステンレスなどの金属板を用いたも
のが知られているが、これら金属系の材料では、燃料ガ
スとしての水素ガスが接触するために水素脆性による材
質劣化等が生じ易く、長期安定性に欠けるという問題が
ある。
ダー)としてフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を配合
し、加圧成形した黒鉛粉成形体をセパレータ34として
採用した燃料電池の開発が進められている。黒鉛材は電
気抵抗が小さく、しかも耐食性に優れることから、上記
した金属板を用いた場合の不具合が改善される。また、
圧粉成形体内部に生じる気孔空隙が上記のようなバイン
ダーで埋められることで、燃料電池の構成部品として必
要とされるガス不透過性も具備させることが可能であ
る。
な黒鉛粉成形体は、樹脂の硬化温度に加熱しながら加圧
成形することによって製造される。このとき、黒鉛粉成
形体は脆弱であるために、成形体の厚さが薄いものを成
形圧を大きくして製造しようとすると、成形体にクラッ
ク等が生じ易い。この結果、従来の黒鉛粉成形体から成
るセパレータ34はその厚さをそれ程薄くすることがで
きず、このため、燃料電池の小型化を充分には図れない
という問題を生じている。
の冷却液が循環することに起因して、長期安定性に欠け
るという問題も生じている。つまり、このような冷却液
は、図示しない冷却液供給装置や、これに接続される配
管部品等における金属製部品の腐食を防止するために、
通常、弱アルカリ性を呈するように調質剤が添加されて
いる。このような冷却液が前記した冷却液流路溝37を
通して各セパレータ34に循環すると、黒鉛粉自体は充
分な耐食性を備えているものの、黒鉛粉を結合する樹脂
が、アルカリ性を呈する冷却液に曝されることによって
次第に劣化し、このために表面からの黒鉛粉の脱落等が
生じて、長期にわたる安定性が損なわれ易い。
されたものであって、その目的は、燃料電池を小型化す
ることが可能であると共に長期安定性に優れ、さらに電
気的特性にも優れた燃料電池用セパレータおよびその製
造方法を提供することにある。
レータは、樹脂を配合した黒鉛粉を所定のセパレータ形
状に加圧成形して形成された黒鉛粉成形体の一方の面
に、冷却液が流れる冷却液流路溝が形成された補強板が
積層されていることを特徴としている。
は、補強板が積層されていることによって機械的強度が
向上し、したがって、全体的な厚さをより薄くすること
が可能となって燃料電池をより小型化することができ
る。しかも、冷却液は補強板に形成された冷却液流路溝
を通して循環し、黒鉛粉成形体に触れることはない。こ
の結果、黒鉛粉成形体がアルカリ性の冷却液に曝される
ことに起因する樹脂の劣化が生じることはなく、全体に
わたって良好な耐食性が安定して維持される。
強板に、冷却液流路溝以外の領域に厚さ方向に貫通する
貫通穴が設けられ、黒鉛粉成形体が上記貫通穴を埋めて
露出する形状に形成されていることを特徴としている。
抵抗が小さなセパレータとすることができ、これよっ
て、内部抵抗が小さく、したがって発電効率に優れた燃
料電池を形成することができる。つまり、相互に積層さ
れた単セル間では、隣接するセパレータを通して電流が
流れる。このときの電流経路の全体にわたって各セパレ
ータの一方の面に積層された補強板が介在した構成であ
ると、黒鉛粉成形体と補強板との相互に異質な材料が接
する境界面に生じる接触抵抗によって、両端面間の導電
性が損なわれ易い。
液流路溝以外の領域に貫通穴を設け、黒鉛粉成形体がこ
の貫通穴を埋めて露出した構造とすることによって、こ
の領域を通して、異種材の境界面に付随する接触抵抗が
介在しない電流経路が確保される。この結果、セパレー
タの表裏両面間にわたる導電性を向上させて、全体的な
電気特性がより良好なセパレータとすることができる。
項1のセパレータにおいて、上記黒鉛粉成形体が、樹脂
量5〜24wt%で、ガス透過率10×10-8cc・cm/cm2・
sec・atm 以下、体積抵抗10×10-3Ω・cm以下の材質
特性を有することを特徴としている。
質特性、特にガス不透過性を有するものであれば、この
黒鉛粉成形体に積層された補強板からの例えば金属イオ
ンの溶出も抑えられ、これによって安定した電池特性が
維持される。また、上記のような体積抵抗を備えること
で、全体的な電気特性もさらに良好となる。
を備える燃料電池用セパレータは、表面が樹脂で被覆さ
れた黒鉛粉末を用いて、冷却液が流れる冷却液流路溝が
形成された補強板に熱圧着されると共に所定のセパレー
タ形状を有する黒鉛粉成形体を成形することによって製
造することが可能である。
に被覆された黒鉛粉末を用い、これを加圧成形する場
合、成形型内での個々の黒鉛粉の流動性が向上して空隙
率の小さな成形体となる。したがって、樹脂量をより少
なくしても粒子相互間の接合強度が向上する。さらにこ
れに伴い、隣接する黒鉛粉間の樹脂が加圧成形時に黒鉛
粉間の空隙に向けて排除されて相互に密着し、これによ
って、黒鉛粉間の導電性も良好なものとなり、前記請求
項2に記載のような材質特性を有する黒鉛粉成形体を得
ることができる。このような黒鉛粉成形体に前記のよう
な補強板が熱圧着されて積層されていることで、機械的
強度やガス不透過性、電気的特性に優れたセパレータを
形成することが可能となる。
μmであり、上記成形を成形圧100〜1000kg/c
m2、成形温度120〜240℃で行うことが望ましい。
このような条件を満たすことで、上記した優れた特性を
有するセパレータをより確実に製造することができる。
を用いて形成される固体高分子型燃料電池の構成および
動作について説明する。この燃料電池は、図3に示すよ
うに、例えばフッ素系樹脂により形成されたイオン交換
膜である固体高分子膜1と、この固体高分子膜1を両側
から挟むアノード電極2およびカソード電極3と、これ
らをさらに両側から挟むセパレータ4・4とから成る単
セル5を数百個のオーダで積層し、その両端に図示省略
した集電板を配置したスタック構造に形成されている。
アノード電極2およびカソード電極3は、炭素繊維糸で
織成したカーボンクロスやカーボンペーパー或いはカー
ボンフェルトにより作製されている。
その周辺部に、水素を含有する燃料ガスが流通する燃料
ガス孔6・7と、酸素を含有する酸化ガスが流通する酸
化ガス孔8・9とが形成されている。単セル5を積層し
たとき、これら各孔6〜9が燃料電池の内部をそれぞれ
積層方向に貫通して、燃料ガス供給マニホールド、燃料
ガス排出マニホールド、酸化ガス供給マニホールド、酸
化ガス排出マニホールドが構成される。
ンの溝部12からなる流路が形成されている。この溝部
12のパターンは、図示した形状の他、例えば多数の突
起間に格子状に設けられたものであっもよい。この溝部
12により、図3に示すように、アノード電極2側のセ
パレータ4ではアノード電極2表面との間に燃料ガス流
路13が、また、カソード電極3側のセパレータ4では
カソード電極3表面との間に酸化ガス流路14がそれぞ
れ形成される。さらに、隣接する単セル5・5において
相互に接触するセパレータ4・4の接触面に、冷却液流
路溝15が形成されている。
けられた燃料ガス供給装置から供給された水素を含有す
る燃料ガスが、前記した燃料ガス供給マニホールドを経
由して各単セル5の燃料ガス流路13に供給され、各単
セル5のアノード電極2側においてH2→2H++2e-
の電気化学反応が生じる。反応後の燃料ガスは各単セル
5の燃料ガス流路13から燃料ガス排出マニホールドを
経由して外部に排出される。
置から供給された酸素を含有する酸化ガス(空気)が、
前記酸化ガス供給マニホールドを経由して各単セル5の
酸化ガス流路14に供給され、各単セル5のカソード電
極3側でO2+4H++4e-→2H2Oの電気化学反応が
生じる。反応後の酸化ガスは各単セル5の酸化ガス流路
14から酸化ガス排出マニホールドを経由して外部に排
出される。
ては2H2+O2→2H2Oの化学反応が進行し、これに
よって、燃料が有する化学エネルギーが電気エネルギー
に変換され所定の電池性能が発揮される。なお、この燃
料電池は約80〜100℃の温度範囲で運転されるが、
運転中は外部に設けられた冷却液供給装置から冷却液が
供給され、これが前記冷却液流路溝15を通して循環さ
れることによって、上記の温度範囲に保持されるように
なっている。
3mm程度の薄板状に形成され、深さ0.3〜1.5mm程度の
溝部12が設けられて、燃料ガス流路13や酸化ガス流
路14・冷却液流路溝15が形成されている。
れる本実施形態に係るセパレータ4は、黒鉛粉末にフェ
ノール樹脂などの熱硬化性樹脂を配合して加圧成形した
成形体(以下、黒鉛粉成形体という)16と、この黒鉛
粉成形体16において前記冷却液流路溝15が設けられ
る側の面(以下、冷却液流路形成面という)に積層され
た薄板状の補強板17とを設けて形成されている。この
補強板17は、厚さが例えば0.05〜2mm程度で、鉄、
ステンレス、ニッケル、銅、アルミニウム、チタン等の
靱性を備えかつ導電率の大きな金属薄板を用いて形成さ
れている。
レータ4の製造に当たっては、まず、図1(a)に示す
形状の補強板17、すなわち、前記冷却液流路溝15に
対応する凸部17a…を備え、また、各凸部17a間の
平面部17b…の領域に、厚さ方向に貫通する貫通穴1
7c…が穿設された補強板17と、黒鉛粉末に樹脂を配
合して加圧成形した板状の一次成形体16aとが作製さ
れる。そして、これら16a・17を重ねて成形金型内
にセットし、所定の温度に加熱しながら上下から加圧す
ることにより、同図(b)に示すように、黒鉛粉成形体
16の片面に補強板17が積層されたセパレータ4が製
造される。
7の凸部17a…に下側から嵌合してこの補強板17の
変形を防止する凸部が形成され、また、上型には、前記
燃料ガス流路13や酸化ガス流路14を形成する溝部1
2に対応する凸部が形成されている。これによって、こ
の加圧成形時に、一次成形体16aの上面に溝部12、
すなわち燃料ガス流路13や酸化ガス流路14が形成さ
れる。同時に、補強板17の各凸部17a…間の凹部領
域に一次成形体16aが押し込まれて、この一次成形体
16aと補強板17とが全面にわたって強固に熱圧着さ
れた積層体が製造される。
17の各貫通穴17c…内にも押し込まれてこれら貫通
穴17cを埋めた形状に成形される。したがって、この
積層体における冷却液流路形成面(図において下側の
面)には、補強板17の各凸部17aによって囲われた
冷却液流路溝15が形成され、また、各冷却液流路溝1
5の間の領域で貫通穴17c…を埋める黒鉛粉成形体1
6の端面が、補強板17の平面部17bの下面とほぼ面
一状になって露出した構造のセパレータ4が製造され
る。
な黒鉛粉末として、表面に樹脂が被覆された黒鉛粉末が
用いられている。これを、後述する条件に従って加圧成
形することにより、樹脂の配合量を従来より少なくして
も、この樹脂配合黒鉛粉の成形層自体が、優れたガス不
透過性や機械的強度・電気的特性を備えるものとなって
いる。
人造黒鉛、カーボンブラック、キッシュ黒鉛、膨脹黒鉛
等、いかなる種類のものを用いても良く、コストなどの
条件を考慮して任意に選択することができる。天然黒鉛
や人工黒鉛が電気特性の点で好ましい。用いる黒鉛粉末
の平均粒径は、15〜135μmの範囲であることが好
ましい。15μmより小さいと電気抵抗を充分に小さな
ものとすることができず、135μmを超えると強度が
弱くなる。
に優れたフェノール樹脂が最も好ましい。レゾール系樹
脂やノボラック系樹脂の何れでも良い。
造方法に特に制限はなく、例えば、メタノール等の粘度
の小さい有機溶剤で希釈化した樹脂溶液、例えばフェノ
ール樹脂溶液に黒鉛粉末を配合し、スラリー状になるま
で攪拌混練した後、スプレードライヤーで造粒乾燥させ
るような方法によって製造することができる。この場合
に、成形体を形成後の樹脂量が5〜24wt%、好ましく
は14〜18wt%となるように、上記した攪拌混練時の
配合量を調整する。樹脂量が5wt%よりも少ないと、良
好なガス不透過性が得難くなり、24wt%を超えると体
積抵抗が大きくなる。
で樹脂の重合反応が生じるような方法によって樹脂被覆
黒鉛粉を製造することも可能である。例えばフェノール
樹脂を被覆する場合に、フェノール類とホルムアルデヒ
ド類および反応触媒や一般的な反応溶媒を仕込んだ反応
容器内に黒鉛粉をさらに投入し、混合攪拌しつつ所定の
温度に加熱することによって、フェノール樹脂が黒鉛粉
表面、さらに層状の黒鉛粉内に入り込んで強固に付着し
た樹脂被覆黒鉛粉を製造することができる。
およびフェノールの誘導体を意味するもので、例えばフ
ェノールの他にm-クレゾール、レゾルシノール、3,5-キ
シレノールなどの3官能性のもの、ビスフェノールA、
ジヒドロキシジフェニルメタンなどの4官能性のもの、
o-クレゾール、p-クレゾール、p-terブチルフェノー
ル、p-フェニルフェノール、p-クミルフェノール、p-ノ
ニルフェノール、2,4又は2,6-キシレノールなどの2官
能性のo-又はp-置換のフェノール類などを挙げることが
できる。さらに塩素または臭素で置換されたハロゲン化
フェノールなども使用することが可能であり、また、こ
れらから一種類選択して用いる他、複数種のものを混合
して用いることもできる。
最適であるが、パラホルムアルデヒドのような形態のも
のを用いることもでき、その他ホルムアルデヒドの一部
あるいは大部分をフルフラールやフルフリルアルコール
に置き換えて用いることも可能である。
的な構造式としては、フェノール類のベンゼン核とベン
ゼン核との間に−NCH2または−OCH2結合または−
SCH2結合を生成するような物質が良い。例えばヘキ
サメチレンテトラミン、アンモニア及びメチルアミン、
ジメチルアミン、エチレンジアミン、モノエタノールア
ミン等の第1級や第2級のアミン類などの塩基性物質を
用いることができる。さらにこれらと併用して、アルカ
リ金属やアルカリ土類金属の水酸化物や第3級アミンな
ど、フェノール樹脂の合成時に一般によく使用される塩
基性触媒を用いることも可能である。
2に示す反応式が挙げられる。
ルキル基を示す)
化1、化2に示したようなフェノール樹脂の他に、ベン
ゼン核間に−SCH2結合を有するフェノール樹脂が挙
げられる。
及び反応触媒を反応釜など反応容器に入れ、さらに黒鉛
粉末を配合して、この黒鉛粉末の存在下でフェノール類
とホルムアルデヒド類との反応を行わせる。これによ
り、フェノール樹脂が黒鉛粉表面に強固に付着した樹脂
被覆黒鉛粉を得ることができる。
覆黒鉛粉を用いて、まず、50〜200kg/cm2の成形
圧、10〜100℃の成形温度で前記した一次成形体1
6aが成形される。そして、この一次成形体16aに補
強板17を重ねて行う本成形時には、成形圧力100〜
1000kg/cm2、成形温度120〜240℃の成形条件
で加圧成形される。成形圧力が100kg/cm2未満である
と、得られる成形体密度が小さく、体積抵抗が大きくな
って導電性に優れたセパレータを得難くなる。一方、1
000kg/cm2を超える過度の面圧を加えると、樹脂が黒
鉛粉間から押し出されて成形体周辺領域に偏在する現象
が顕著になり始め、このために、例えば補強板17と黒
鉛粉成形体16との境界面での接触抵抗が大きくなる。
性に応じて適宜設定されるものであるが、樹脂量が少な
い場合の成形型内での黒鉛粉末の流動性等、良好な成形
性が得られるように、通常は上記のように120℃以上
の温度に設定することが好ましい。240℃を超えると
成形体の膨れ現象が発生し、さらに高温になると樹脂の
炭化が発生する。
は、図2に模式的に示すように、表面が樹脂20で被覆
された黒鉛粉21を用い、これを上記した成形条件で成
形して製造される。この加圧成形過程では、当初に加熱
に伴って軟化する樹脂により、個々の黒鉛粉が成形型内
で樹脂に相当する流動性を示し、これによって樹脂が硬
化した後も金型内面や補強板17に良くなじんだ成形体
が得られ、これによって、外観の形状精度も良好な成形
体となる。
樹脂20は、相互に接触した原料黒鉛粉21間の領域A
では、さらに成形圧が加えられる過程で、各原料黒鉛粉
21の表面に沿って各原料黒鉛粉21間の空隙Bに向か
って流動する。この結果、隣接する原料黒鉛粉21の表
面同士が相互に接触し、これら原料黒鉛粉21間に良好
な導通状態が形成される。また、上記のように相互に接
触する領域から押し出される樹脂は、各原料黒鉛粉21
によって囲われる隙間に集まってこの隙間に充填される
ことになる。このように個々の原料黒鉛粉21回りの樹
脂20の流動が成形型内の全体にわたってむらなく生じ
ることによって、隙間を囲う原料黒鉛粉21同士も、こ
の隙間を埋める樹脂を介して強固に接合された成形体と
なる。
ように表面が個々に樹脂で覆われた原料黒鉛粉を用いる
ことで、樹脂量を少なくしても、各原料黒鉛粉間に生じ
る隙間に樹脂がほぼもれなく充填された成形体が得ら
れ、これによって、この黒鉛粉成形体自体が、例えば曲
げ強度40MPa以上、ガス透過率10×10-8cc・cm/c
m2・sec ・atm 以下の機械的強度、ガス不透過性に優れ
た材質特性を備えるものとなっている。
て、隣接する原料黒鉛粉間の領域では、この間から原料
黒鉛粉間の隙間へと樹脂が排出され、これら原料黒鉛粉
同士を相互に接触させて良好な導通状態が得られるよう
にすることができるので、黒鉛粉成形体16は、全体的
な樹脂量が少ないことと相まって、体積抵抗が10×1
0-3Ω・cm以下の優れた電気的特性を備えている。
は、上記のような材質特性を有する黒鉛粉成形体16の
冷却液流路形成面側に補強板17が積層されており、こ
れによって、機械的強度がさらに向上すると共に、黒鉛
粉成形体16の上記した材質特性が長期にわたり安定し
て保持される。
5に供給される水には、通常、これが弱アルカリ性を呈
するように調質剤が添加され、これによって、前記した
冷却液供給装置や、これに接続される配管部品等におけ
る金属製の部品の腐食が抑えられる。一方、冷却液が流
通して冷却されるセパレータ4においては、これを構成
する黒鉛粉は、冷却液がアルカリ性であっても充分な耐
食性を備えているものの、黒鉛粉を結合する樹脂は、ア
ルカリ性の冷却液に曝されるとこれと反応して次第に劣
化が生じてくる。この結果、表面からの黒鉛粉の脱落等
が生じて、長期にわたる安定性が損なわれる。
は、黒鉛粉成形体16の冷却液流路形成面を補強板17
で覆い、この補強板17に冷却液流路溝15を設けた構
成になっている。したがって、この冷却液流路溝15を
流れる冷却液に黒鉛粉成形体16が曝されることはな
く、この結果、上記したような樹脂の劣化が生じること
はないので、黒鉛粉成形体16の前記した材質特性が長
期にわたり安定して保持される。また、黒鉛粉成形体1
6に含まれる金属イオン等の不純物が冷却液中に溶出す
ることも防止される。
15以外の領域に貫通穴17cが形成され、この貫通穴
17cを黒鉛粉成形体16が埋めて、この黒鉛粉成形体
16が露出した構成になっている。この領域の黒鉛粉成
形体16が、図3に示すように、隣接するセパレータ4
・4間で相互に密着した状態となるように組立てられ
る。したがって、各セパレータ4の両端面間に、黒鉛粉
成形体16と補強板17との異種材の境界面に付随する
接触抵抗が介在しない電流経路が確保される。この結
果、セパレータ4の両面間にわたる導電性が向上し、こ
れによって内部抵抗が小さく、発電効率の良好な燃料電
池を形成することができる。
セパレータ4は、黒鉛粉成形体16の冷却液流路形成面
を覆うように補強板17が積層され、黒鉛粉成形体16
が冷却液に曝されることがないので、優れた機械的強度
や電気的特性が長期にわたって安定して維持される。特
に、個々に樹脂が被覆された黒鉛粉を用いて加圧成形す
る際には、金型内でこれら黒鉛粉の良好な流動性が得ら
れることにより、補強板17における前記した凹部17
b…内へもスムーズに流入してこれら凹部17b…を埋
めて均一に押し固められた黒鉛粉成形体16が形成され
る。したがって、これによっても優れた機械的強度や電
気的特性が安定して維持される。
向上するので、燃料ガスの圧力や冷却液の流量を増加さ
せることができ、これによって発電効率の良い燃料電池
を構成することができる。また、上記のように強度が向
上することによって、セパレータの厚さをより薄くする
ことが可能ともなり、この結果、より小型でかつ軽量の
燃料電池を形成することができる。
は、黒鉛粉成形体16自体が、前記のようにガス透過率
10×10-8cc・cm/cm2・sec ・atm 以下の優れた材質
特性を有することから、補強板17からの金属イオンの
溶出も抑えられ、これによって安定した電池特性が維持
される。また、黒鉛粉成形体16の体積抵抗は10×1
0-3Ω・cm以下であり、しかも、補強板17の貫通穴1
7cを通して露出する黒鉛粉成形体16が、隣接するセ
パレータ4・4間で相互に密着するように組立てられる
構成であるので、内部抵抗が小さく発電効率の優れた燃
料電池を形成することが可能となっている。
たが、本発明は上記形態および後述する実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。例えば上記実施形態では、黒鉛粉成形体16に
補強板17が積層されたセパレータ4を製造するに当た
り、冷却液流路溝15に対応する凸部17a…を有する
補強板17と、平板状の一次成形体16aとを予め作製
し、これらを本成形金型内で熱圧着成形する例を挙げた
が、補強体17の厚さが薄い場合等には、上記のような
凸部17aを予め設けることなく、本成形金型内で、一
次成形体16aの加圧成形と同時に補強板17に冷却液
流路溝15が形成されるようにすることも可能である。
も、予め一次成形体16aを作製することなく、凸部1
7a…を予め形成した補強板17、或いは凸部17a…
を形成していない補強板17を金型内にセットし、その
上に樹脂被覆黒鉛粉を充填した後に加圧成形することに
よって、冷却液流路形成面が補強板17によって覆われ
た黒鉛粉成形体16を製造することも可能である。
5において相互に接するセパレータ4・4の両者に跨が
る形状で冷却液流路溝15が形成される構成を示した
が、図6に示されているように、相互に接するセパレー
タのうちの一方にのみ冷却液流路溝を形成し、他方のセ
パレータの面は平坦な形状とすることも可能である。こ
の場合、他方のセパレータには冷却液流路溝のない平坦
形状の補強板を熱圧着して積層した構成とすれば良い。
電率の大きな金属薄板を用いて形成した例を挙げたが、
前述したように黒鉛粉成形体16自身の固有抵抗が十分
に小さく、これによって補強板17の貫通穴17cの領
域のみを介する電流経路を確保するだけで、セパレータ
4の両端面間の導通抵抗を所望の値以下とし得る場合に
は、補強板17を例えば樹脂材やゴムなどの絶縁材料を
用いて形成することも可能である。
に、補強板17に貫通穴を設けることなく、黒鉛粉成形
体16の一方の面の全体が補強板17によって覆われた
構成とすることも可能である。この場合、この補強板1
7を経由する電流経路しか形成されないことになるの
で、この補強板17は、前述したような靭性および導電
率の大きな金属薄板で作製されることになる。
ノールと、ホルムアルデヒドと、反応触媒(ヘキサメチ
レンテトラミン又はアンモニアと苛性ソーダ液)と、反
応溶媒とを仕込み、これを混合攪拌しつつ80℃で1時
間加熱した。反応容器の内容物を室温に冷却し攪拌を停
止した後、反応容器内で溶媒から分離して沈降している
黒色の粒状物を取り出して水洗した。これを濾過して溶
媒から分離し乾燥することにより樹脂被覆黒鉛粉を得
た。この樹脂被覆黒鉛粉の樹脂量は14%であった。
し、成形圧100kg/cm2、成形温度80℃で加圧成形
し、厚さ1mmの一次成形体を作製した。この一次成形体
と、前記した冷却液流路溝に対応する凸部と貫通穴とを
予め形成した厚さ0.5mmのステンレス製の補強板とを重
ねて本成形金型内にセットし、成形圧200kg/cm2、成
形温度160℃で加圧成形して後述する各種特性測定用
の試験片を作製した。
mのものを用いた以外は実施例1と同様にして、樹脂被
覆黒鉛粉を製造した。この樹脂被覆黒鉛粉の樹脂量は1
8%であった。次いで、この樹脂被覆黒鉛粉を用いて、
実施例1と同様に試験片を作製した。
mのものを用いた以外は実施例1と同様にして、樹脂被
覆黒鉛粉を製造した。この樹脂被覆黒鉛粉の樹脂量は2
1%であった。次いで、この樹脂被覆黒鉛粉を用いて、
実施例1と同様の成形条件で成形して、上記同様に試験
片を作製した。
μmのものを、また補強板として貫通穴のない板を用い
た以外は実施例1と同様にして、樹脂被覆黒鉛粉を製造
した。この樹脂被覆黒鉛粉の樹脂量は8%であった。次
いで、この樹脂被覆黒鉛粉を用いて、実施例1と同様の
成形条件で成形して、上記同様に試験片を作製した。
填し、実施例1と同様に成形して、補強板を設けていな
い試験片を作製した。
各試験片を用いて、アルカリ液に対する耐食性、曲げ強
度およびガス透過率と、黒鉛粉成形体の固有抵抗とを以
下の測定法に従って測定した。結果を表1に示してい
る。 測定方法 (1)アルカリ液に対する耐食試験 JIS K 7203に準じ、試験液に市販の自動車用冷却水を用
いて、この試験液に試験片を5000時間浸漬した後の
質量変化率を測定した。 (2)曲げ強度 JIS K 7203に準じて測定した(試験片:幅10mm×高さ4
mm×長さ80mm)。 (3)黒鉛粉成形体のガス透過率 試験片を挟んで1atm の差圧を生じさせた状態で窒素ガ
スのガス透過量を測定し、ガス透過率を求めた。 (4)黒鉛粉成形体の固有抵抗 体積抵抗率をJIS K 7194に準じて測定した(板厚2m
m)。
抵抗については、粒径15〜135μm、樹脂量5〜2
4wt%の樹脂被覆黒鉛粉を用い、前記成形条件で成形す
ることによって、実施例と比較例とのいずれにおいて
も、10×10-3Ω・cm以下の小さな値となっている。ま
た、このような黒鉛粉成形体を用いることによって、ガ
ス透過率が10×10-8cc・cm/cm2・sec ・atm 以下の優
れたガス不透過性を備えている。
流路溝を有する補強板を積層して形成された実施例1〜
4の試験片では、このような補強板を設けていない比較
例に比べて曲げ強度が向上し、そして、比較例ではアル
カリ液に対する耐食性の試験結果で2.5%の減量が生じ
たのに対し、実施例1〜4の各試験片ではいずれもこの
ような変化はなく、したがって、機械的強度と共に長期
安定性に優れたものとなっている。
さ1.5mm×縦250mm×横250mm)を作製し、格子状
に25点の厚さを測定して、その平均値と、平均値から
の各計測値の差とを求めて成形精度を評価したところ、
実施例1〜4のいずれも厚さ精度が±15μm以下で、
成形精度も良好であった。
を配合した黒鉛粉を所定のセパレータ形状に加圧成形し
て形成された黒鉛粉成形体の一方の面に、冷却液が流れ
る冷却液流路溝が形成された補強板を積層させてセパレ
ータが形成される。この構成によれば、補強板によって
機械的強度が向上し、かつ、冷却液流路溝を流れる冷却
液が黒鉛粉成形体に触れることがないので、黒鉛粉成形
体がアルカリ性の冷却液に曝されることに起因する樹脂
の劣化が生じず、これにより、全体にわたって良好な耐
食性が安定して維持される。
ータを示すもので、同図(a)は黒鉛粉の一次成形体と補
強板とを重ねて加圧成形する状態を示す断面模式図、同
図(b)は加圧成形後の状態を示す断面模式図である。
黒鉛粉の成形過程を説明するための断面模式図である。
示す断面模式図である。
面模式図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 フェノール樹脂を配合した黒鉛粉を所定
のセパレータ形状に加圧成形して形成された黒鉛粉成形
体の一方の面に、冷却液が流れる冷却液流路溝が形成さ
れた補強板が積層されている燃料電池用セパレータであ
って、上記補強板には、冷却液流路溝以外の領域に厚さ
方向に貫通する貫通穴が設けられ、黒鉛粉成形体が上記
貫通穴を埋めて露出する形状に形成されていることを特
徴とする燃料電池用セパレータ。 - 【請求項2】 上記黒鉛粉成形体が、樹脂量5〜24wt
%で、ガス透過率10×10-8cc・cm/cm2・sec ・atm
以下、体積抵抗10×10-3Ω・cm以下の材質特性を有
することを特徴とする請求項1の燃料電池用セパレー
タ。
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---|---|---|---|
JP2000391421A JP3448771B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 燃料電池用セパレータ及びその製造方法 |
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JP2000391421A JP3448771B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 燃料電池用セパレータ及びその製造方法 |
Publications (2)
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JP2002198065A JP2002198065A (ja) | 2002-07-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000391421A patent/JP3448771B2/ja not_active Expired - Lifetime
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