JP3448212B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3448212B2
JP3448212B2 JP14361298A JP14361298A JP3448212B2 JP 3448212 B2 JP3448212 B2 JP 3448212B2 JP 14361298 A JP14361298 A JP 14361298A JP 14361298 A JP14361298 A JP 14361298A JP 3448212 B2 JP3448212 B2 JP 3448212B2
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    • H04M1/26Devices for calling a subscriber
    • H04M1/27Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously
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    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動再ダイヤル機
能を備えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話機やファクシミリ装置等
の通信装置においては、ダイヤル発信を行った場合に、
通信中や席を外している等の理由によって相手先が応答
しないとき、所定の間隔をあけてから再度ダイヤル発信
を行うといった動作を、そのダイヤル発信によって相手
先が応答するまで、又はダイヤル発信の実行回数が所定
回数に達するまで繰り返し行う自動再ダイヤル機能を備
えたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、ダイヤル発信に対する相手先からの応答がない
ことに伴い起動した自動再ダイヤル機能を途中で停止さ
せるには使用者において所定の操作を行わなくてはなら
ず、そのため、自動再ダイヤル機能の起動中において、
ダイヤル発信を行っていないタイミングに、自動再ダイ
ヤル機能によってダイヤル発信を行っている相手先から
着信があって通信が行われ、その通信によってダイヤル
発信による通信によって行う予定であった用件が済んで
しまった場合には、使用者において自動再ダイヤル機能
を停止しなくてはならないことを認識し、通信終了後に
所定の操作によって自動再ダイヤル機能を停止させなく
てはならず、繁雑な操作を要するといった問題点があ
り、又自動再ダイヤル機能を停止させずにおくと用件が
済んだ相手にダイヤル発信を行ってしまい、相手先に不
快感を与えてしまうといった問題点があった。
【0004】本発明は、使用者における繁雑な操作を要
することなく、不必要となった自動再ダイヤル機能を途
中で停止させることができる通信装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、自動再ダイヤル設定された
相手先の電話番号を用いたダイヤル発信を相手先が応答
するまで繰り返し行う自動再ダイヤル機能を備え、通信
経路を用いて相手先通信装置と画像データの送受信を行
うファクシミリ部を有し、通信方法としてファクシミリ
通信と音声データの送受信を行う音声通信とが可能であ
り、着信時に通信回線から到来する発信者電話番号を受
信する受信手段と、自動再ダイヤル機能の起動中に、自
動再ダイヤル設定された相手先の電話番号と上記受信手
段によって受信された発信者電話番号とが一致したと
き、所定の報知を行う報知手段と、該報知手段による報
知中に、上記自動再ダイヤル機能の停止指示があったと
き、当該自動再ダイヤル機能を停止させる制御手段とを
設けた通信装置において、上記制御手段は、上記自動再
ダイヤル機能の起動中に、自動再ダイヤル設定された相
手先の電話番号と、上記受信手段によって受信された発
信者電話番号とが一致し上記報知が行われている状態に
おいてデータ送受信の開始指示がなされたとき、補足し
た通信回線から到来する信号に基づき、その着信に伴う
通信方法が音声通信であるかファクシミリ通信であるか
を認識し、自動再ダイヤル機能において要求する通信方
法と一致しない場合には当該自動再ダイヤル機能を継続
させることを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、自動再ダイヤル設
定された相手先の電話番号に基づくダイヤル発信を相手
先が応答するまで繰り返し行う自動再ダイヤル機能を備
、通信経路を用いて相手先通信装置と画像データの送
受信を行うファクシミリ部をを有し、通信方法としてフ
ァクシミリ通信と音声データの送受信を行う音声通信と
が可能であり、着信時に通信回線から到来する発信者電
話番号を受信する受信手段と、自動再ダイヤル機能の起
動中に、自動再ダイヤル設定された相手先の電話番号と
上記受信手段によって受信された発信者電話番号とが一
致したとき、上記自動再ダイヤル機能を停止させる制御
手段とを設けた通信装置において、上記制御手段は、上
記自動再ダイヤル機能の起動中に、自動再ダイヤル設定
された相手先の電話番号と、上記受信手段によって受信
された発信者電話番号とが一致したとき、補足した通信
回線から到来する信号に基づき、その着信に伴う通信方
法が音声通信であるかファクシミリ通信であるかを認識
し、自動再ダイヤル機能において要求する通信方法と一
致しない場合には当該自動再ダイヤル機能を継続させる
ものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の構成に加え、上記制御手段は、自動再ダイヤ
ル機能の起動中に、自動再ダイヤル設定された相手先の
電話番号と上記受信手段によって受信された発信者電話
番号とが一致し、且つその着信に伴う通信方法と自動再
ダイヤル機能において要求する通信方法とが一致しない
ときにおいて、その着信に伴う通信中に、自動再ダイヤ
ル機能において要求する通信方法による通信が割り込ま
れたとき、当該自動再ダイヤル機能を停止させるもので
ある。
【0008】
【0009】
【0010】従って、発明によれば、自動再ダイヤル
機能の起動中に着信を受け、その着信時に受信手段によ
って受信された発信者電話番号と、自動再ダイヤル設定
された相手先の電話番号とが一致したとき、報知手段が
所定の報知を行うと共に、その報知が行われている状態
において自動再ダイヤル機能の停止指示があったとき、
制御手段が当該自動再ダイヤル機能を停止させることに
より、自動再ダイヤル機能によってダイヤル発信を行っ
ている相手先から着信があって通信が行われた場合にお
いて、自動再ダイヤル機能を停止させなくてはならない
可能性があることを使用者に報知することができる。
【0011】また、自動再ダイヤル機能の起動中に着信
を受け、その着信時に受信手段によって受信された発信
者電話番号と、自動再ダイヤル設定された相手先の電話
番号とが一致したとき、制御手段が当該自動再ダイヤル
機能を停止させることにより、自動再ダイヤル機能によ
ってダイヤル発信を行っている相手先から着信があって
通信が行われ、その通信によってダイヤル発信による通
信によって行う予定であった用件が済んでしまった場合
において、自動再ダイヤル機能を自動的に停止すること
ができる。
【0012】さらに、自動再ダイヤル機能の起動中に着
信を受け、その着信時に受信手段によって受信された発
信者電話番号と、自動再ダイヤル設定された相手先の電
話番号とが一致した場合であっても、その着信に伴う通
信方法と自動再ダイヤル機能において要求する通信方法
とが一致しないとき、制御手段が当該自動再ダイヤル機
能を継続させることにより、自動再ダイヤル機能によっ
てダイヤル発信を行っている相手先から着信があって通
信が行われ、その通信によってダイヤル発信による通信
によって行う予定であった用件が済まない場合におい
て、自動再ダイヤル機能を継続することができる。
【0013】またさらに、自動再ダイヤル機能の起動中
に着信を受け、その着信時に受信手段によって受信され
た発信者電話番号と、自動再ダイヤル設定された相手先
の電話番号とが一致し、且つその着信に伴う通信方法と
自動再ダイヤル機能において要求する通信方法とが一致
しないときにおいて、その着信に伴う通信中に、自動再
ダイヤル機能において要求する通信方法による通信が割
り込まれたとき、制御手段が当該自動再ダイヤル機能を
停止させることにより、自動再ダイヤル機能によってダ
イヤル発信を行っている相手先から着信があって通信が
行われ、その通信によってダイヤル発信による通信によ
って行う予定であった用件が済んでしまった場合におい
て、自動再ダイヤル機能を自動的に停止することができ
る。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態である通信装
置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同通
信装置における自動再ダイヤル起動時の動作制御の基本
部分を示すフローチャート、図3は同通信装置における
自動再ダイヤル起動時の動作制御の応用部分の一例を示
すフローチャート、図4は同通信装置における自動再ダ
イヤル起動時の動作制御の応用部分の他の例を示すフロ
ーチャートである。図5は本発明の他の実施の形態であ
る通信装置の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図
6は同通信装置における自動再ダイヤル起動時の動作制
御の基本部分を示すフローチャート、図7は同通信装置
における自動再ダイヤル動作時の動作制御の応用部分の
一例を示すフローチャート、図8は同通信装置における
自動再ダイヤル動作時の動作制御の応用部分の他の例を
示すフローチャートである。
【0017】[一実施の形態]以下、本発明の一実施の
形態である通信装置について図1乃至図4を参照して説
明する。
【0018】図1において、1は図示しない交換機を介
して相手先通信装置と接続される通信回線、2は通信回
線1の捕捉/開放を行うと共に捕捉した通信回線1を通
じて相手先通信装置との通信経路を形成する回線制御
部、3は回線制御部2によって形成された通信経路を用
いて相手先通信装置との音声データの送受信を行う電話
部である。
【0019】4は通信回線1から到来する着信信号を検
出する着信検出部、5は通信回線1から到来する話中音
を検出する話中検出部、6は通信回線1から到来する発
信者情報を受信して発信者電話番号を復調する発信者情
報復調部、7は発信者情報復調部6によって復調された
発信者電話番号を記憶する発信者番号記憶部、8は相手
先の電話番号等を入力する数字キーや各種機能キーから
なる操作部、9は操作部8によって入力された相手先電
話番号を記憶する相手先番号記憶部、10は発信者番号
記憶部7や相手先番号記憶部9に記憶された電話番号及
び操作部8によって入力された電話番号に基づいてダイ
ヤル発信を行うダイヤル発信部、11は音声や光や振動
やメッセージ表示によって使用者への報知を行う報知部
である。
【0020】12は電話部3からの制御信号や、着信検
出部4からの検出信号や、話中検出部5からの検出信号
や、発信者情報復調部6からの復調信号や、発信者番号
記憶部7に記憶された発信者電話番号や、操作部8から
の各種指示信号、及び相手先番号記憶部9に記憶された
相手先電話番号等に基づいて回線制御部2における回線
捕捉/開放制御や、電話部3における音声通信制御や、
発信者番号記憶部7におけるデータ読出/書込制御や、
相手先番号記憶部9におけるデータ読出/書込制御や、
ダイヤル発信部10におけるダイヤル発信制御、及び報
知部11における報知制御等を行う主制御部である。
【0021】上記のように構成された通信装置につい
て、まず、自動再ダイヤル起動時の動作の一例を、図2
及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0022】操作部8による電話番号の入力によって回
線制御部2による通信回線1の捕捉、及びダイヤル発信
部10によるダイヤル発信が行われたとき、その操作部
8によって入力された電話番号が相手先番号記憶部9に
記憶され、その後、話中検出部5によって相手側通信装
置の話中が検出されるか、若しくは所定時間以上応答が
ないとき、回線制御部2によって通信回線1を開放して
ダイヤル発信部10によるダイヤル発信を停止し、自動
再ダイヤル機能が起動する。
【0023】そして、自動再ダイヤル機能が起動する
と、主制御部12は着信検出部4からの検出信号に基づ
き着信を受けたか否か、及び図示しないタイマに基づき
所定時間が経過したか否かをそれぞれ監視する(ステッ
プF101,F102)。
【0024】そして、その監視状態において所定時間が
経過したと判断された場合(ステップF102)には、
回線制御部2を制御して通信回線1を捕捉する(ステッ
プF103)と共に、相手先番号記憶部9に記憶された
相手先電話番号に基づいてダイヤル発信部10を駆動し
てダイヤル発信を行わせる(ステップF104)。
【0025】そして、ダイヤル発信が行われた後、話中
検出部5によって話中音が検出されることなく、且つ所
定時間が経過する前にダイヤル発信に対する相手先通信
装置からの応答があった場合(ステップF107)に
は、主制御部12は電話部3を制御して相手先通信装置
との音声データの送受信を開始させ(ステップF10
8)、その後、操作部8によって音声データ送受信の終
了指示が成されたとき(ステップF109)、電話部3
を制御して相手先通信装置との音声データの送受信を終
了させる(ステップF110)と共に、回線制御部2を
制御して通信回線1を開放し(ステップF111)、自
動再ダイヤル機能を停止する。
【0026】一方、ダイヤル発信が行われた後、話中検
出部5によって通信回線1から到来する話中音が検出さ
れた場合(ステップF105)、又はダイヤル発信に対
する相手先通信装置からの応答が所定時間以上ないと判
断された場合(ステップF106)には、主制御部12
は回線制御部2を制御して通信回線1を開放する(ステ
ップF112)と共に、自動再ダイヤル機能の起動して
から何回目の自動再ダイヤルなのかを確認し(ステップ
F113)、その結果、自動再ダイヤルを行った回数が
所定回数以上であると判断された場合には、自動再ダイ
ヤル機能を停止し、又自動再ダイヤルを行った回数が所
定回数未満であると判断された場合には、着信検出部4
からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及び図示
しないタイマに基づき所定時間が経過したか否かをそれ
ぞれ監視するといった上述の動作制御(ステップF10
1〜F113)を再度実行する。
【0027】そして、上述の基本部分の動作中、着信検
出部4からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及
び図示しないタイマに基づき所定時間が経過したか否か
をそれぞれ監視している状態において、着信検出部4に
よって通信回線1から到来する着信信号が検出された場
合(ステップF101)には、主制御部12はその着信
検出時において発信者番号復調部6によって復調される
発信者電話番号と相手先番号記憶部9に記憶されている
相手先電話番号とを比較し(ステップF121)、一致
していると判断した場合には、報知部11を制御して使
用者に自動再ダイヤル機能によってダイヤル発信を行っ
ている相手先通信装置から着信があったことを報知する
(ステップF122)。
【0028】尚、この報知方法としては、特定のLED
を発光させたり、自動再ダイヤル機能によってダイヤル
発信を行っている相手先通信装置から着信があったこと
を表すメッセージを表示若しくは外部放音したり、若し
くは、携帯電話機等のように携帯性に優れているものに
あっては特定の周期によって振動させる方法等がある。
【0029】そして、このような報知が行われている状
態において、操作部8によって音声データ送受信の開始
指示が成されたとき(ステップF123)、主制御部1
2は回線制御部2を制御して通信回線1を捕捉する(ス
テップF124)と共に、電話部3を制御して発信者通
信装置との音声データの送受信を開始させ(ステップF
125)、この間に操作部8によって自動再ダイヤル機
能の停止指示が成された場合(ステップF126)に
は、停止フラグを“1”とし(ステップF127)、又
操作部8によって音声データ送受信の終了指示が成され
た場合(ステップF128)には、電話部3を制御して
発信者通信装置との音声データの送受信を終了させる
(ステップF129)と共に、回線制御部2を制御して
通信回線1を開放し(ステップF130)、その後、停
止フラグが“1”となっているか、即ち自動再ダイヤル
機能の停止指示が成されていたか否か判断し(ステップ
F131)、停止フラグが“1”となっていると判断さ
れた場合には、自動再ダイヤル機能を停止し、又停止フ
ラグが“1”となっていないと判断された場合には、上
述の基本部分の動作制御(ステップF101〜F11
3)を再度実行する。尚、基本部分の動作制御を再度実
行する前に、報知部11を制御して使用者に自動再ダイ
ヤル機能を停止させなくても良いのか確認するようにし
ても良い。
【0030】一方、上述の基本部分の動作中、着信検出
部4からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及び
図示しないタイマに基づき所定時間が経過したか否かを
それぞれ監視している状態において、着信検出部4によ
って通信回線1から到来する着信信号が検出され(ステ
ップF101)、且つ主制御部12において、その着信
検出時において発信者番号復調部6によって復調される
発信者電話番号と相手先番号記憶部9に記憶されている
相手先電話番号とが一致しないと判断した場合(ステッ
プF121)には、操作部8によって音声データ送受信
の開始指示が成されたとき(ステップF132)、回線
制御部2を制御して通信回線1を捕捉する(ステップF
133)と共に、電話部3を制御して発信者通信装置と
の音声データの送受信を開始させ(ステップF13
4)、その後、操作部8によって音声データ送受信の終
了指示が成されたとき(ステップF135)、電話部3
を制御して発信者通信装置との音声データの送受信を終
了させる(ステップF136)と共に、回線制御部2を
制御して通信回線1を開放し(ステップF137)、そ
の後、上述の基本部分の動作制御(ステップF101〜
F113)を再度実行する。
【0031】従って、上記動作制御によれば、自動再ダ
イヤル機能によってダイヤル発信を行っている相手先か
ら着信があって通信が行われたとき、使用者に自動再ダ
イヤル機能によって通信を要求していた相手であること
を確実に認識させることができると共に、自動再ダイヤ
ル機能を停止させなくてはならない可能性があることを
報知することができる。
【0032】次に、上記のように構成された通信装置に
おける自動再ダイヤル起動時の動作の他の例を、図4に
示すフローチャートに基づいて説明する。尚、基本部分
に関しては上述した自動再ダイヤル起動時の動作の一例
と同様であるため、その説明については省略する。
【0033】基本部分の動作中、着信検出部4からの検
出信号に基づき着信を受けたか否か、及び図示しないタ
イマに基づき所定時間が経過したか否かをそれぞれ監視
している状態において、着信検出部4によって通信回線
1から到来する着信信号が検出された場合には、主制御
部12はその着信検出時において発信者番号復調部6に
よって復調される発信者電話番号と相手先番号記憶部9
に記憶されている相手先電話番号とを比較し(ステップ
F141)、一致していると判断した場合には、報知部
11を制御して使用者に自動再ダイヤル機能によってダ
イヤル発信を行っている相手先通信装置から着信があっ
たことを報知する(ステップF142)。
【0034】そして、このような報知が行われている状
態において、操作部8によって音声データ送受信の開始
指示が成されたとき(ステップF143)、主制御部1
2は回線制御部2を制御して通信回線1を捕捉する(ス
テップF144)と共に、電話部3を制御して発信先通
信装置との音声データの送受信を開始させ(ステップF
145)、その後、操作部8によって音声データ送受信
の終了指示が成されたとき(ステップF146)に、電
話部3を制御して発信先通信装置との音声データの送受
信を終了させる(ステップF147)と共に、回線制御
部2を制御して通信回線1を開放し(ステップF14
8)、自動再ダイヤル機能を停止する。
【0035】一方、上述の基本部分の動作中、着信検出
部4からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及び
図示しないタイマに基づき所定時間が経過したか否かを
それぞれ監視している状態において、着信検出部4によ
って通信回線1から到来する着信信号が検出され、且つ
主制御部12において、その着信検出時において発信者
番号復調部6によって復調される発信者電話番号と相手
先番号記憶部9に記憶されている相手先電話番号とが一
致しないと判断した場合(ステップF141)には、操
作部8によって音声データ送受信の開始指示が成された
とき(ステップF149)、回線制御部2を制御して通
信回線1を捕捉する(ステップF150)と共に、電話
部3を制御して発信者通信装置との音声データの送受信
を開始させ(ステップF151)、その後、操作部8に
よって音声データ送受信の終了指示が成されたとき(ス
テップF152)、電話部3を制御して発信者通信装置
との音声データの送受信を終了させる(ステップF15
3)と共に、回線制御部2を制御して通信回線1を開放
し(ステップF154)、その後、上述の基本部分の動
作制御を再度実行する。
【0036】従って、上記動作制御によれば、自動再ダ
イヤル機能によってダイヤル発信を行っている相手先か
ら着信があって通信が行われたとき、使用者に自動再ダ
イヤル機能によって通信を要求していた相手であること
を確実に認識させ、その通信によって用件を済まさせ、
自動再ダイヤル機能を自動的に停止することができる。
【0037】[他の実施の形態]以下、本発明の他の実
施の形態である通信装置について図5乃至図8を参照し
て説明する。尚、図5において図1と共通する部分には
共通の符号を付し、その説明については省略する。
【0038】図5において、21は回線制御部2によっ
て形成された通信経路を用いて相手先通信装置との画像
データの送受信を行うファクシミリ部、22は電話部3
からの制御信号や、着信検出部4からの検出信号や、話
中検出部5からの検出信号や、発信者情報復調部6から
の復調信号や、発信者番号記憶部7に記憶された発信者
電話番号や、操作部8からの各種指示信号や、相手先番
号記憶部9に記憶された相手先電話番号、及びファクシ
ミリ部21からの制御信号等に基づいて回線制御部2に
おける回線捕捉/開放制御や、電話部3における音声通
信制御や、発信者番号記憶部7におけるデータ読出/書
込制御や、相手先番号記憶部9におけるデータ読出/書
込制御や、ダイヤル発信部10におけるダイヤル発信制
御、報知部11における報知制御、及びファクシミリ部
21における画像通信制御等を行う主制御部である。
【0039】上記のように構成された通信装置につい
て、まず、自動再ダイヤル起動時の動作の一例を、図6
及び図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0040】操作部8による電話番号の入力によって回
線制御部2による通信回線1の捕捉、及びダイヤル発信
部10によるダイヤル発信が行われたとき、その操作部
8によって入力された電話番号が相手先番号記憶部9に
記憶され、その後、話中検出部5によって相手側通信装
置の話中が検出されるか、若しくは所定時間以上応答が
ないとき、回線制御部2によって通信回線1を開放して
ダイヤル発信部10によるダイヤル発信を停止し、自動
再ダイヤル機能が起動する。
【0041】そして、自動再ダイヤル機能が起動する
と、主制御部22は着信検出部4からの検出信号に基づ
き着信を受けたか否か、及び図示しないタイマに基づき
所定時間が経過したか否かをそれぞれ監視する(ステッ
プF201,F202)。
【0042】そして、その監視状態において所定時間が
経過したと判断された場合(ステップF202)には、
回線制御部2を制御して通信回線1を捕捉する(ステッ
プF203)と共に、相手先番号記憶部9に記憶された
相手先電話番号に基づいてダイヤル発信部10を駆動し
てダイヤル発信を行わせる(ステップF204)。
【0043】そして、ダイヤル発信が行われた後、話中
検出部5によって話中音が検出されることなく、且つ所
定時間が経過する前にダイヤル発信に対する相手先通信
装置からの応答があった場合(ステップF207)に
は、主制御部22は使用者が予め設定した通信方法を認
識し(ステップF208)、その結果、音声通信が設定
されていると判断された場合には、電話部3を制御して
相手先通信装置との音声データの送受信を開始させ(ス
テップF209)、その後、その音声データの送受信時
において、操作部8によって音声データ送受信の終了指
示が成されたとき(ステップF210)、電話部3を制
御して相手先通信装置との音声データの送受信を終了さ
せる(ステップF211)と共に、回線制御部2を制御
して通信回線1を開放して(ステップF212)自動再
ダイヤル機能を停止し、又画像通信が設定されていると
判断された場合には、ファクシミリ部21を制御して相
手先通信装置との画像データの送受信を開始させ(ステ
ップF215)、その後、その画像データの送受信時に
おいて、画像データの送受信が完了したとき(ステップ
F216)、ファクシミリ部21を制御して相手先通信
装置との画像データ送受信を終了させる(ステップF2
17)と共に、回線制御部2を制御して通信回線1を開
放して(ステップF212)自動再ダイヤル機能を停止
する。
【0044】尚、自動再ダイヤル機能に伴うダイヤル発
信において要求している通信方法を認識する方法として
は、例えば、ファクシミリ部21に送信原稿がセット若
しくは記憶されているか否かに基づいて判断したり、フ
ァクシミリ部21においてポーリング設定が成されてい
るか否かに基づいて判断することができる。
【0045】一方、ダイヤル発信が行われた後、話中検
出部5によって通信回線1から到来する話中音が検出さ
れた場合(ステップF205)、又はダイヤル発信に対
する相手先通信装置からの応答が所定時間以上ないと判
断された場合(ステップF206)には、主制御部22
は回線制御部2を制御して通信回線1を開放する(ステ
ップF213)と共に、自動再ダイヤル機能の起動して
から何回目の自動再ダイヤルなのかを確認し(ステップ
F214)、その結果、自動再ダイヤルを行った回数が
所定回数以上であると判断された場合には、自動再ダイ
ヤル機能を停止し、又自動再ダイヤルを行った回数が所
定回数未満であると判断された場合には、着信検出部4
からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及び図示
しないタイマに基づき所定時間が経過したか否かをそれ
ぞれ監視するといった上述の動作制御(ステップF20
1〜F217)を再度実行する。
【0046】そして、上述の基本部分の動作中、着信検
出部4からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及
び図示しないタイマに基づき所定時間が経過したか否か
をそれぞれ監視している状態において、着信検出部4に
よって通信回線1から到来する着信信号が検出された場
合(ステップF201)には、主制御部22はその着信
検出時において発信者番号復調部6によって復調される
発信者電話番号と相手先番号記憶部9に記憶されている
相手先電話番号とを比較し(ステップF221)、一致
していると判断した場合には、報知部11を制御して使
用者に自動再ダイヤル機能によってダイヤル発信を行っ
ている相手先通信装置から着信があったことを報知する
(ステップF222)。
【0047】尚、この報知方法としては、特定のLED
を発光させたり、自動再ダイヤル機能によってダイヤル
発信を行っている相手先通信装置から着信があったこと
を表すメッセージを表示若しくは外部放音したり、若し
くは、携帯電話機等のように携帯性に優れているものに
あっては特定の周期によって振動させる方法等がある。
【0048】そして、このような報知が行われている状
態において、操作部8によって各種データ送受信の開始
指示が成されたとき(ステップF223)、主制御部2
2は回線制御部2を制御して通信回線1を捕捉し(ステ
ップF224)、その捕捉した通信回線1から到来する
信号に基づいて発信者通信装置が要求する通信方法を認
識すると共に、その認識された通信方法と使用者が予め
設定した通信方法とを比較し(ステップF225)、そ
の結果、発信者通信装置が要求する通信方法と使用者が
要求する通信方法とが一致する場合にのみ、停止フラグ
を“1”とする(ステップF226)。
【0049】又、主制御部22は、回線制御部2におい
て捕捉した通信回線1から到来する信号に基づいて認識
された発信者通信装置が要求する通信方法が音声通信で
あると判断された場合(ステップF227)には、電話
部3を制御して発信者通信装置との音声データの送受信
を開始させ(ステップF228)、その後、その音声デ
ータの送受信時において、操作部8によって音声データ
送受信の終了指示が成されたとき(ステップF22
9)、電話部3を制御して相手先通信装置との音声デー
タの送受信を終了させる(ステップF230)と共に、
回線制御部2を制御して通信回線1を開放し(ステップ
F231)、又発信者通信装置が要求する通信方法が画
像通信を要求していると判断された場合(ステップF2
27)には、ファクシミリ部21を制御して発信者通信
装置との画像データの送受信を開始させ(ステップF2
33)、その後、画像データの送受信が完了したとき
(ステップF234)、ファクシミリ部21を制御して
相手先通信装置との画像データ送受信を終了させる(ス
テップF235)と共に、回線制御部2を制御して通信
回線1を開放する(ステップF231)。
【0050】そして、音声データ又は画像データの送受
信が終了し、通信回線1が開放された後、主制御部22
は停止フラグが“1”となっているか、即ち自動再ダイ
ヤル機能において要求した通信方法と発信者通信装置の
要求する通信方法とが一致していたか否か判断し(ステ
ップF232)、停止フラグが“1”となっていると判
断された場合には、自動再ダイヤル機能を停止し、又停
止フラグが“1”となっていないと判断された場合に
は、上述の基本部分の動作制御(ステップF201〜F
217)を再度実行する。
【0051】一方、上述の基本部分の動作中、着信検出
部4からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及び
図示しないタイマに基づき所定時間が経過したか否かを
それぞれ監視している状態において、着信検出部4によ
って通信回線1から到来する着信信号が検出され(ステ
ップF201)、且つ主制御部22において、その着信
検出時において発信者番号復調部6によって復調される
発信者電話番号と相手先番号記憶部9に記憶されている
相手先電話番号とが一致しないと判断した場合(ステッ
プF221)には、操作部8によって各種データ送受信
の開始指示が成されたとき(ステップF236)、回線
制御部2を制御して通信回線1を捕捉し(ステップF2
37)、その捕捉した通信回線1から到来する信号に基
づいて発信者通信装置が要求する通信方法を認識し、そ
の結果、発信者通信装置が要求する通信方法が音声通信
であると判断された場合(ステップF238)には、電
話部3を制御して発信者通信装置との音声データの送受
信を開始させ(ステップF239)、その後、その音声
データの送受信時において、操作部8によって音声デー
タ送受信の終了指示が成されたとき(ステップF24
0)、電話部3を制御して相手先通信装置との音声デー
タの送受信を終了させる(ステップF241)と共に、
回線制御部2を制御して通信回線1を開放し(ステップ
F245)、又発信者通信装置が要求する通信方法が画
像通信を要求していると判断された場合(ステップF2
38)には、ファクシミリ部21を制御して発信者通信
装置との画像データの送受信を開始させ(ステップF2
42)、その後、画像データの送受信が完了したとき
(ステップF243)、ファクシミリ部21を制御して
相手先通信装置との画像データ送受信を終了させる(ス
テップF244)と共に、回線制御部2を制御して通信
回線1を開放する(ステップF245)。
【0052】そして、音声データ又は画像データの送受
信が終了し、通信回線1が開放された後、主制御部22
は上述の基本部分の動作制御(ステップF201〜F2
17)を再度実行する。
【0053】従って、上記動作制御によれば、自動再ダ
イヤル機能によってダイヤル発信を行っている相手先か
ら着信があって通信が行われ、その通信によってダイヤ
ル発信による通信によって行う予定であった用件が済む
と考えられる場合において自動的に自動再ダイヤル機能
を停止することができると共に、その通信によってダイ
ヤル発信による通信によって行う予定であった用件が済
まないと考えられる場合において、自動再ダイヤル機能
を自動的に継続することができる。
【0054】次に、上記のように構成された通信装置に
おける自動再ダイヤル起動時の動作の他の例を、図8に
示すフローチャートに基づいて説明する。尚、基本部分
に関しては上述した自動再ダイヤル起動時の動作の一例
と同様であるため、その説明については省略する。
【0055】基本部分の動作中、着信検出部4からの検
出信号に基づき着信を受けたか否か、及び図示しないタ
イマに基づき所定時間が経過したか否かをそれぞれ監視
している状態において、着信検出部4によって通信回線
1から到来する着信信号が検出された場合には、主制御
部22はその着信検出時において発信者番号復調部6に
よって復調される発信者電話番号と相手先番号記憶部9
に記憶されている相手先電話番号とを比較し(ステップ
F251)、一致していると判断した場合には、報知部
11を制御して使用者に自動再ダイヤル機能によってダ
イヤル発信を行っている相手先通信装置から着信があっ
たことを報知する(ステップF252)。
【0056】そして、このような報知が行われている状
態において、操作部8によって各種データ送受信の開始
指示が成されたとき(ステップF253)、主制御部2
2は回線制御部2を制御して通信回線1を捕捉し(ステ
ップF254)、その捕捉した通信回線1から到来する
信号に基づいて発信者通信装置が要求する通信方法を認
識すると共に、その認識された通信方法と使用者が予め
設定した通信方法とを比較し(ステップF255)、発
信者通信装置が要求する通信方法と使用者が要求する通
信方法が一致したときにのみ、停止フラグを“1”とす
る(ステップF256)。
【0057】又、主制御部22は、回線制御部2におい
て捕捉した通信回線1から到来する信号に基づいて認識
された発信者通信装置が要求する通信方法が音声通信で
あると判断された場合(ステップF257)には、電話
部3を制御して発信者通信装置との音声データの送受信
を開始させ(ステップF258)、その後、その音声デ
ータの送受信時において、操作部8によって画像データ
送受信の開始指示が成された場合(ステップF259)
には、停止フラグを“1”とした(ステップF264)
後、ファクシミリ部21を制御して発信者通信装置との
画像データの送受信を開始させ(ステップF265)、
又音声データの送受信時において、操作部8によって音
声データ送受信の終了指示が成された場合(ステップF
260)には、電話部3を制御して発信者通信装置との
音声データの送受信を終了させる(ステップF261)
と共に、回線制御部2を制御して通信回線1を開放する
(ステップF262)。
【0058】尚、音声通信から画像通信に移行した場合
において、画像データ送受信時のエラーによって所望の
画像データを送信又は受信できなかった場合には、停止
フラグを“0”として、上述の基本部分の動作制御(ス
テップF201〜F217)を再度実行させるようにす
ると良い。
【0059】一方、主制御部22において、回線制御部
2において捕捉した通信回線1から到来する信号に基づ
いて認識された発信者通信装置が要求する通信方法が画
像通信であると判断された場合(ステップF257)に
は、ファクシミリ部21を制御して発信者通信装置との
画像データの送受信を開始させ(ステップF265)、
その後、画像データの送受信が完了したとき(ステップ
F266)、停止フラグが“1”となっているか判断し
(ステップF266)、このとき、停止フラグが“1”
となっていないと判断された場合には、停止フラグを
“1”とした(ステップF269)後、画像データ送受
信の通信プロトコル中において通話要求を行う(ステッ
プF270)と共に、電話部3を制御して発信者通信装
置との音声データの送受信を開始させ(ステップF25
8)、又停止フラグが“1”となっていると判断された
場合には、ファクシミリ部21を制御して発信者通信装
置との画像データの送受信を終了させる(ステップF2
68)と共に、回線制御部2を制御して通信回線1を開
放する(ステップF262)。
【0060】そして、音声データ又は画像データの送受
信が終了し、通信回線1が開放された後、主制御部22
は停止フラグが“1”となっているか否か判断し(ステ
ップF263)、停止フラグが“1”となっていると判
断された場合には、自動再ダイヤル機能を停止し、又停
止フラグが“1”となっていないと判断された場合に
は、上述の基本部分の動作制御(ステップF201〜F
217)を再度実行する。
【0061】一方、上述の基本部分の動作中、着信検出
部4からの検出信号に基づき着信を受けたか否か、及び
図示しないタイマに基づき所定時間が経過したか否かを
それぞれ監視している状態において、着信検出部4によ
って通信回線1から到来する着信信号が検出され(ステ
ップF201)、且つ主制御部22において、その着信
検出時において発信者番号復調部6によって復調される
発信者電話番号と相手先番号記憶部9に記憶されている
相手先電話番号とが一致しないと判断した場合(ステッ
プF221)には、操作部8によって各種データ送受信
の開始指示が成されたとき(ステップF271)、回線
制御部2を制御して通信回線1を捕捉し(ステップF2
72)、その捕捉した通信回線1から到来する信号に基
づいて発信者通信装置が要求する通信方法を認識し、そ
の結果、発信者通信装置が要求する通信方法が音声通信
であると判断された場合(ステップF273)には、電
話部3を制御して発信者通信装置との音声データの送受
信を開始させ(ステップF274)、その後、その音声
データの送受信時において、操作部8によって音声デー
タ送受信の終了指示が成されたとき(ステップF27
5)、電話部3を制御して相手先通信装置との音声デー
タの送受信を終了させる(ステップF276)と共に、
回線制御部2を制御して通信回線1を開放し(ステップ
F280)、又発信者通信装置が要求する通信方法が画
像通信を要求していると判断された場合(ステップF2
73)には、ファクシミリ部21を制御して発信者通信
装置との画像データの送受信を開始させ(ステップF2
77)、その後、画像データの送受信が完了したとき
(ステップF278)、ファクシミリ部21を制御して
相手先通信装置との画像データ送受信を終了させる(ス
テップF279)と共に、回線制御部2を制御して通信
回線1を開放する(ステップF280)。
【0062】そして、音声データ又は画像データの送受
信が終了し、通信回線1が開放された後、主制御部22
は上述の基本部分の動作制御(ステップF201〜F2
17)を再度実行する。
【0063】従って、上記動作制御によれば、自動再ダ
イヤル機能によってダイヤル発信を行っている相手先か
ら着信があって通信が行われたときに、その通信によっ
てダイヤル発信による通信によって行う予定であった用
件を済ませ、自動再ダイヤル機能を自動的に停止するこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、発明によれば、自動再
ダイヤル機能によってダイヤル発信を行っている相手先
から着信があって通信が行われた場合において、自動再
ダイヤル機能を停止させなくてはならない可能性がある
ことを使用者に報知することができるため、使用者は自
動再ダイヤル機能を停止し忘れるといったことがなく、
それに伴って、用件が済んだ相手にダイヤル発信を行っ
てしまい、相手先に不快感を与えてしまうといったこと
を防止することができる。
【0065】また、自動再ダイヤル機能によってダイヤ
ル発信を行っている相手先から着信があって通信が行わ
れ、その通信によってダイヤル発信による通信によって
行う予定であった用件が済んでしまった場合において、
自動再ダイヤル機能を自動的に停止することができるた
め、使用者における繁雑な操作を要することなく、用件
が済んだ相手への不要なダイヤル発信によって相手先に
不快感を与えてしまうといったことを防止することがで
きる。
【0066】さらに、自動再ダイヤル機能によってダイ
ヤル発信を行っている相手先から着信があって通信が行
われた場合において、通信方法が異なる等の理由によ
り、その通信によってダイヤル発信による通信によって
行う予定であった用件が済まないとき、自動再ダイヤル
機能を継続することができるため、使用者における繁雑
な操作を要することなく、用件が済んだ相手への不要な
ダイヤル発信によって相手先に不快感を与えてしまうと
いったことを防止することができると同時に、所望する
用件を確実に済ませることができる。
【0067】またさらに、自動再ダイヤル機能によって
ダイヤル発信を行っている相手先から着信があって通信
が行われた場合において、通信方法が異なる等の理由に
より、その通信によってダイヤル発信による通信によっ
て行う予定であった用件が済まないとき、自動再ダイヤ
ル機能を継続することができると共に、その通信中に通
信方法が変更されてダイヤル発信による通信によって行
う予定であった用件が済んでしまった場合において、自
動再ダイヤル機能を自動的に停止することができるた
め、使用者における繁雑な操作を要することなく、用件
が済んだ相手への不要なダイヤル発信によって相手先に
不快感を与えてしまうといったことを防止することがで
きる。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である通信装置の電気的
構成を示す概略機能ブロック図である。
【図2】同通信装置における自動再ダイヤル起動時の動
作制御の基本部分を示すフローチャートである。
【図3】同通信装置における自動再ダイヤル起動時の動
作制御の応用部分の一例を示すフローチャートである。
【図4】同通信装置における自動再ダイヤル起動時の動
作制御の応用部分の他の例を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の他の実施の形態である通信装置の電気
的構成を示す概略機能ブロック図である。
【図6】同通信装置における自動再ダイヤル起動時の動
作制御の基本部分を示すフローチャートである。
【図7】同通信装置における自動再ダイヤル起動時の動
作制御の応用部分の一例を示すフローチャートである。
【図8】同通信装置における自動再ダイヤル動作時の動
作制御の応用部分の他の例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通信回線 2 回線制御部 3 電話部 4 着信検出部 5 話中検出部 6 発信者番号復調部 7 発信者番号記憶部 8 操作部 9 相手先番号記憶部 10 ダイヤル発信部 11 報知部 12 主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/27 H04M 1/00 H04M 1/57

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動再ダイヤル設定された相手先の電話
    番号を用いたダイヤル発信を相手先が応答するまで繰り
    返し行う自動再ダイヤル機能を備え、通信経路を用いて
    相手先通信装置と画像データの送受信を行うファクシミ
    リ部を有し、通信方法としてファクシミリ通信と音声デ
    ータの送受信を行う音声通信とが可能であり、 着信時に通信回線から到来する発信者電話番号を受信す
    る受信手段と、自動再ダイヤル機能の起動中に、自動再
    ダイヤル設定された相手先の電話番号と上記受信手段に
    よって受信された発信者電話番号とが一致したとき、所
    定の報知を行う報知手段と、当該報知手段による報知中
    に、上記自動再ダイヤル機能の停止指示があったとき、
    当該自動再ダイヤル機能を停止させる制御手段とを設け
    た通信装置において、 上記制御手段は、上記自動再ダイヤル機能の起動中に、
    自動再ダイヤル設定された相手先の電話番号と、上記受
    信手段によって受信された発信者電話番号とが一致し上
    記報知が行われている状態においてデータ送受信の開始
    指示がなされたとき、 補足した通信回線から到来する信号に基づき、その着信
    に伴う通信方法が音声通信であるかファクシミリ通信で
    あるかを認識し、自動再ダイヤル機能において要求する
    通信方法と一致しない場合には当該自動再ダイヤル機能
    を継続させる ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 自動再ダイヤル設定された相手先の電話
    番号に基づくダイヤル発信を相手先が応答するまで繰
    返し行う自動再ダイヤル機能を備え、通信経路を用いて
    相手先通信装置と画像データの送受信を行うファクシミ
    リ部をを有し、通信方法としてファクシミリ通信と音声
    データの送受信を行う音声通信とが可能であり、 着信時に通信回線から到来する発信者電話番号を受信す
    る受信手段と、自動再ダイヤル機能の起動中に、自動再
    ダイヤル設定された相手先の電話番号と上記受信手段に
    よって受信された発信者電話番号とが一致したとき、
    自動再ダイヤル機能を停止させる制御手段とを設け
    信装置において、 上記制御手段は、上記自動再ダイヤル機能の起動中に、
    自動再ダイヤル設定された相手先の電話番号と、上記受
    信手段によって受信された発信者電話番号とが一致した
    とき、補足した通信回線から到来する信号に基づき、そ
    の着信に伴う通信方法が音声通信であるかファクシミリ
    通信であるかを認識し、自動再ダイヤル機能において要
    求する通信方法と一致しない場合には当該自動再ダイヤ
    ル機能を継続させる ことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、自動再ダイヤル機能の
    起動中に、自動再ダイヤル設定された相手先の電話番号
    と上記受信手段によって受信された発信者電話番号とが
    一致し、且つその着信に伴う通信方法と自動再ダイヤル
    機能において要求する通信方法とが一致しないときにお
    いて、その着信に伴う通信中に、自動再ダイヤル機能に
    おいて要求する通信方法による通信が割り込まれたと
    き、当該自動再ダイヤル機能を停止させることを特徴と
    する請求項1又は2記載の通信装置
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